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「よう、アンタ…良いネタ持ってないかい?」




概要・略歴編集


名前:ルクス

性別:男

出身地:M78星雲宇宙

年齢:5500歳(地球人換算で15歳ほど)

身長:38m (人間体は160cm)

体重:3万t

飛行速度:マッハ8

走行速度:マッハ3.5

ジャンプ力:1000メートル

腕力:3万t

握力:5万t

一人称:俺(たまにふざけて俺様)

二人称:アンタ (ゼロや心を開いたものに対してだけはお前呼びする)




ウルティメイトフォースゼロのメンバーたちのやる大騒ぎや悪質な宇宙人たちの事件などをネタに惑星エスメラルダで記事を書いていたウルトラ族のフリーライター。


M78星雲宇宙出身のれっきとしたシルバー族のウルトラマンだが、警備隊に属するわけでもウルトラ戦士でもなく、自らをウルトラマンと名乗ることもしない捻くれた変わり者。



初登場はシルフィア氏の小説『ウルトラマンゼロ〜Another world story〜』第1話。

密かにウルトラマンゼロを追いかける怪しい人影として現れ、名も名乗らぬまま透明化能力を使って姿を消す。


本格的に姿を現わして登場したのは第4話からであり、バット星人グラシエの罠にかかり捕らわれたウルトラマンゼロを透明怪獣ネロンガの能力を使って救出し、ゼロを危機から救った。


その後は乗りかかった船と言うことで渋々ながらもゼロと行動を共にし、事件の解決に協力。

グラシエがダークライブしたゼットンに難なく勝利するも、ダークルギエルの怨念(台詞からして無印のギンガに敗北した後だと思われる)が乗り移り進化したハイパーゼットンに大苦戦。

戦術的撤退(要するに逃げるが勝ち)を実行しようとするが、ゼロの熱い思いに応えるように決戦に挑み、ガルベロスの幻影やガッツ星人の拘束能力を用いて隙を作ることでゼロの攻撃を補助し、見事に勝利を掴んだ。



その後は『ウルトラマンゼロ〜symphony of gods〜』シリーズにて、ゼロやウルティメイトフォースゼロの仲間たちを裏からサポートする形で出演。

敵の陰湿な妨害で記憶を失ったりと酷い目に遭いながらも物語の裏側で謎を解明。ゼロたちの勝利に大きく貢献していく。



戦闘能力の低さから長らくゼロや他のウルトラマンたちのサポート要員としか扱われず、あくまでも脇役の立場で作品に登場していたが、現在(2023年6月)執筆中の『Lux Story』シリーズにて晴れて主役の座を射止めた。


七つの大罪を擬えた呪詛と呼ばれる異能の存在からユノを…ついでに世界を守るため、彼は日々宇宙を奔走している。




性格編集


基本的に飄々とした軽い性格であるが、その本質は冷淡で残忍。

ネタになることや自分の得になることにしか興味を示すことが無く、助けを求められても見返りが無いと判断すれば躊躇いなく身捨てるなどの冷淡さ、残忍さも垣間見られる。


端から見たらとんでもない人間性だが、しかしその一方で「家族」や「友人」と言った自分の大切なもの、かつて自身が世話になった人や心配してくれた人を気遣うなどの義理堅い面も見せており、それらを守るためならば手段を選ばず、時に自分の命を捨てることすらしてのける。



家族の中でも特に義妹であるユノを溺愛しており、彼女に関わることだけは人が変わったように積極的になる。

その接し方は兄と妹と言うよりも、恋人同士のそれであり、周囲からはシスコン、バカップル、リア充などと軽口を叩かれることもしばしば。


ユノはルクスの行動理念そのものであり、全ての物事の優先順位においてユノは最優先事項

今までの行動の数々も元を辿ればユノを守ると言う信念に基づいている。



しかし理由は何であれ、なんやかんや言いながらも結果として様々な人を救っている功績は周囲からも認められており、守るべきものを守るための自己犠牲精神はウルトラマンを否定する彼のウルトラマンらしさであると言えるだろう。

だから彼を知る仲間や家族たちは彼を慕っているし、ゼロはそんなルクスを真っ直ぐに信頼している。

しかしその思慕を鬱陶しく思うのもルクス流であり、感謝やお礼を受け取ることは絶対にない。



その他、身長がコンプレックスであり、指摘されると問答無用でキレるなど、コミカルな一面もある他、周りがボケばかりであるギャグ短編シリーズ等ではもっぱら真面目なツッコミ役として登場している。





経歴編集


裏切りから始まる最悪の過去編集


捻くれた性格をしているルクスであるが、かつてはM78星雲の宇宙で両親と共に質素ながらも幸せに暮らしていた純粋なウルトラ族の子供であった。


当時の性格は明るく素直で前向きな何処にでも居そうな普通の子であり、元宇宙警備隊である父親ラディウスと、元銀十字軍の母親アキリと共にM78星雲宇宙にある自然豊かな惑星で隠れ住むように暮らしていた。


父と母に優しく育てられ、幸せで充実した日々を送っていたルクスであるが、そんな平和な惑星にある日突然、来訪者が訪れる。


それは父親の友人だと名乗るレブルと言う者。

ウルトラ族の姿をした彼に家の場所を聞かれたルクスは最初こそ「誰にも家の場所を教えてはいけない」と言う両親からの言いつけを守って黙秘していたが、彼の言った「友達に隠し事はしない」と言う言葉を真に受け、隠れ家の場所を教えてしまう。



そして……









「…無知ってのは罪だぜルクス」



その日…

悲劇の事件は起こった。


レブルの正体はルクスの両親を逆恨みしたババルウ星人であったのだ。

隠れ家を仲間のマグマ星人たちと襲撃したレブルは家に戻ったルクスの前で両親を殺害。彼の精神を絶望の闇に叩き落とす。


心を壊し、生きる気力を失ったルクスをレブルは更に追い詰めるように、何千年もの間地下の実験施設で監禁。

ルクスの母親アキリが研究していた怪獣の能力や星人の能力をウルトラ族にも使えるようにする研究の被験体とし、地獄の苦しみとも呼べる苦痛を永遠と与え続けた。

因みに…この時のルクスは2000歳前後であり、地球人年齢で換算すれば6歳程度。まだ小学生ほどの時期の出来事であった。



何千年もの過酷な監禁生活によって憎しみを募らせ、心が崩壊し、性格も歪み、やがて人を信じる優しさすら忘れてしまうルクスであったが、その3千年後……転機は訪れる。

復活したウルトラマンベリアルによって光の国のプラズマスパークが奪われ、電力供給が遮断。

ルクスを闇の底に拘束していた機械が動きを止めたのだ。






「……殺す…ぶっ殺す!!!」



何千年も鎖で縛られ続けていた憎しみの猛獣は、その瞬間に飼い主に牙を剥いた。



実験の副産物として体内の遺伝子を自由に操作出来る能力を得たルクスはその力で目に写る全てを破壊。悲鳴すらあげる暇もなくレブルの部下であるマグマ星人たちを跡形もなく消滅させた。


一人生かされたレブルは恐怖心からルクスに命乞いをするが、しかしルクスの目が空虚を写し、絶望に沈んでいるのを見た彼は自身の復讐が果たされたことを知る。


親を殺し、その子供を闇に堕とすことに成功したレブルは狂ったように笑い、怒りと憎しみに荒ぶるルクスの前で自害。

ルクスが自身の手で復讐を果たさせないことで彼を永遠に苦しめるために自ら命を絶つ。



憎しみの矛先すら目の前で奪われ、本当の意味で生きる道標を無くしたルクスは拳を床へ叩きつけ、闇に吠えた。

怒りを、悲しみを、吐き出すかのように……



だが…渦巻く悲しみと怒りをぶつけるには、

その相手はあまりにも哀しく、そして虚しいものであった……









虚無の中に残された希望編集



全てを破壊し、自らを繋ぎ止める鎖も消え去った。しかし残されたのは空虚な心と孤独だけ。


絶望の闇の中でルクスはこのまま生き続けるぐらいならば…とレブルが自ら命を絶つために使った短剣へ手を伸ばす。

それを自らのカラータイマーへ突き刺そうとした…



………その時。




「…その道は…選んではいけない…」




突き刺そうとした短剣はルクスへ突き刺さる直前で止められることとなった。

ルクスの持つ刃を駆けつけたウルトラマンヒカリが掴み、自らが怪我をする事も厭わずにそれを止めたのだ。



ヒカリは、生きることに絶望し、行き場のない怒りで八つ当たりをするように喚くルクスを諭すように宥めると、ある物を彼に手渡す。


それは、ルクスの両親がもしもの日のために用意していたルクスへのメッセージ。



「どうか生きてほしい」

愛する我が子への思いの丈が詰め込まれたそのメッセージにルクスは静かに涙する。



両親の想いを知り、数千年の感情を吐き出すように泣き崩れたルクス。


涙と共に憎しみの全てを吐き出し終えた彼は、ヒカリと共に両親の墓を作り、旅立つことを決意する。

この世界で自分が生きる意味を探すために…。








ユノとの出会いとエスメラルダ移住編集



過去の詳しい経緯は書かれていないため不明であるが、おそらくこの時期に様々な多次元宇宙を渡り歩き、様々な別宇宙のウルトラマンたちと出会ったものと思われる。


少なくとも…ネオフロンティアスペース、コスモスペース、ウルトラマンガイアの居る宇宙やウルトラマンギンガの居る宇宙へも渡航した様子。



そして、それらの旅の過程で(どのタイミングかは定かではないものの)サイコキノ星人ユノと出会い、仲間に虐げられたショックで記憶を失った彼女を連れ出す形で旅に同行させ、愛を育み、最終的にアナザースペースへ辿り着いて住居を構えた。

その後は種族を隠し、フリーライターとして惑星エスメラルダで活動。日々の路銀を稼ぐ内にグラシエの事件を通じてウルトラマンゼロと出会う。


面倒ごとには極力首を突っ込もうとしない性格ではあるが、ゼロを助けようとしたのは拘束されていた彼が自分の過去の姿と重なったからか、単なる気まぐれかは謎のまま。

しかし、渋々助けたという感じが読み取れることから後者である可能性が高い。



事件解決後もなんだかんだで付き合いは続き、ルクスが望む望まないに関係なく、ゼロとの関係が深まっていく。


やがて、とある事件をきっかけに過去をゼロに知られ、そんな自身の暗黒面を知って尚、幻滅することなく歩み寄り、前に踏み出す勇気をくれたゼロに本当の意味で心を開く。

そして、それをきっかけに人を信じる気持ちを思い出し、壊れたままだった心を少しずつ取り戻していった。



ルクスが心を取り戻せたのはゼロとヒカリ、そして彼を家族として支えてくれたユノの三人のおかげであり、それらのことからこの三人にルクスは深い恩を感じている。





外見編集

シルバー族。

銀に赤のラインの入った体色をしており、目元はウルトラマンメビウスに似ているが、額にはウルトラマンティガウルトラマンダイナのようなクリスタルがあり、その額のクリスタルから頭部にかけて伸びる赤いツノのような装飾があるのが特徴的。

カラータイマーは縦長のひし形。


近年になって似たような容姿のウルトラマンが現れたが………




人間体の姿は茶髪で緑の瞳をした青年。

明確な理由は明らかにされていないが(おそらく、怪獣や別の異星人と混じった自身の遺伝子が他者に影響を及ぼす可能性を気にかけて)別の誰かと一体化することを非常に嫌っており、ウルトラセブンモロボシ・ダンのように擬態タイプである様子。


常にメガネをかけているが、度の入っていない伊達眼鏡。

手帳とペンを持ち歩いており、面白いネタがあれば直ぐに駆けつけれるよう、身軽な服装をしている。

また、左腕に着けている黒いブレスレットはウルトラブレスレットと同類の物にルクス自身が改良を加えたもの。

別宇宙でのエネルギー補給を行う為に一役買っており、このブレスレットの力でルクスは別宇宙でも活動可能となっている。





戦闘能力編集


ルクスは宇宙警備隊などの組織に属さない非戦闘員であり、素の戦闘能力は非常に低い。

唯一、速さだけはウルトラマンゼロにも匹敵するが、それ以外のスペックは光の国の鍛えていない一般市民並み。


しかし、それらの戦闘能力の低さを補う特殊能力として、怪獣や星人の能力をコピーし、自分で自由に扱うことが可能

基本、どんな怪獣や星人の能力でも使え、その組み合わせや技の豊富さは無限大である。



けれども、あくまでもコピーの再現であって本家の技をそのまま使えるわけではないために威力は数段落ちる他、ロボットである機械怪獣の武器などは無機物である為、再現することはできない。

(一部の超獣の技、ベロクロンのミサイル攻撃等も同様)


また、エンペラ星人レイブラッド星人ダークザギなど、ウルトラ戦士への強い恨みを持つ者の力は身体に負担がかかる上、力の制御が不安定になる為、滅多なことでは使えない。

特にレイブラッドの力に関しては一度ルクスの意思を乗っ取って操ったこともあって、ルクス自身が毛嫌いする傾向にある。



その他、滅多な事では使わないが左腕のブレスレットをナイフやランスの形状に変化させて武器として扱うことも可能。




以下、過去に使用した技の一覧である



攻撃系統編集



ゴルザ 超音波光線


ルクスが使う一番メジャーな技。

額のクリスタルから放つ紫色の破壊光線。威力もそこそこあり、主に牽制や繋ぎの技として使う。

偶にツッコミとしてゼロに放つ技も大抵これであり、迷ったらとりあえずコレ。



メルバ スラッシュクロー


ゴルザに次いでメジャーな技。

右手にエネルギーを纏い、手刀で相手を切り裂く斬撃技。

相手の身体に直接叩き込むタイプと光刃を飛ばすタイプの二種類がある。

接近戦、牽制、威嚇射撃などなど…用途は様々だが、本気で撃てばダークロプスの片腕を抉り取るぐらいの威力はある。



アリゲラ 追尾弾


胸の前でクロスさせた両腕にエネルギーを溜め、それを大きく広げることで周囲に掌サイズの光弾を複数ばら撒く技。

光弾はホーミングし、相手を執拗に追いかける。

イメージとして近いのはビクトリーのビクトリウムエスペシャリー。



ブルトン 空間制御


制御と言いつつ実は制御出来てない。名称詐欺No.1。

実際は空間に干渉して穴を開ける程度の力であり、隔離空間に閉じ込められた際の脱出や異空間を探し出す際に使う。


真価を発揮するのはユニゾンデア状態の時。

その場合は空間を歪ませて敵の技の無効化や反射など様々な用途に使うことが可能。



キングオブモンス クレメイトビーム


威力だけなら最大級の一撃。

右手からありったけのエネルギーを込めて放つ無慈悲な破壊光線。

主にトドメや決め技として使われるが、本気で撃つと肩の関節が外れるほどの反動が来る為、両腕で支えて撃つようにしている。



ゴモラ 超振動波


クレメイトビーム同様右手から放つ超振動波。

威力だけならゴルザの超音波光線と同じぐらいなので相手によって使い分けたりする。

その他、応用の仕方によっては本家のゴモラと同じく建物や地面を掘り進むこともできる。



エレキング 電撃波


全身から放つ放電。

相手に拘束された場合や逆に相手にしがみついて放つ技として使う。



ゼットン 1兆度の火球

ハイパーゼットン 暗黒火球


実際には1兆度もないが、超高熱の火球を掌から作り出して放つ技。

ゼットンを使うか、ハイパーゼットンを使うかによって威力と炎の色が変わる。


絶対強者の技であるだけあって威力は申し分ないが、場合によっては防がれる。



パズズ 雷撃


両手から広範囲に放つ雷撃、ダークロプスの群れを一撃で破壊できるほどの威力を持つ。



ミズノエノリュウ 八頭激衝光


無数の青白い光弾を放つ技。

使う際には自身の背後にミズノエノリュウの幻影が浮かび上がる。

その他にも念力で相手の動きを封じることも可能。



スノーゴン スノーフリーザー


至近距離から冷気を浴びせかけ相手を氷の彫刻と化す技。

当たれば一撃必殺だが、大抵避けられるので動きを止める必要がある。



ネオジオモス 破壊電磁波


両手から発生させた電撃を相手へ向かって放出する遠距離技。

発動させてからの技の出が早く、背後を取った不意打ちなどに使われる。



レッドキング 岩石投げ


両腕にエネルギーを纏い、一時的に腕力を強化することで大岩を持ち上げて投げつける技。

派生系にEXレッドキングのフレイムロードが存在する。



シーゴラス&シーモンス ダイダルウェーブ


シーゴラスの能力で惑星の海に干渉し、巨大な津波を発生させる技。

海沿いの陸地一面を飲み込んで水の底に沈めることが可能だが、現地住民に被害が出ないように考慮する必要がある。



グランドキング  グランレーザー

スーパーグランドキング グランレーザー(S)

グランドキングメガロス メガロスブラスター


グランドキング系統の光線技。

一直線に敵を撃ち抜く貫通レーザーを放つ。

クレメイトビームに次ぐ決め技の一つであるが、威力調整に時間がかかることと制御の難しさから戦闘面で使うことは少ない。



チャンドラー 暴風


自分を中心に風を巻き起こして相手を吹き飛ばす技。

最大風速は60メートルだが、そこまでの強風で使うことはなく、精々部屋の中の空気を入れ替えたり、物を遠くへ吹き飛ばす程度。


戦闘よりも日常で風を起こしたい時によく使われている。



マガバッサー マガ嵐


チャンドラーが突風だとすれば、マガバッサーは竜巻。

強風を手の中で巻き起こし、縮小させた空気を相手にぶつけることで人間だろうが宇宙人だろうが難なく吹き飛ばせる。

室内で使えば周りのものを根こそぎ吹き飛ばして荒れ狂う。



マガグランドキング 地盤沈下


地脈の流れに干渉し、任意の場所を沈下させる災害級の能力。

一度使えば高層ビルを一瞬にして地面の下へ埋めることすら可能。

欠点は地球でしか使えないこと。



マガジャッパ マガ水流


指先に圧縮した水を一点に向けて解き放つ。ウルトラ水流の応用技。

同じ系統で透明化やマガ吸引なども使えるが、怪獣遺伝子の構造上、どうしても体臭が消せなくなった為に使用禁止になった。


…しかし、後にこの能力を使ってとんでもないオリジナル技が生み出されることになる。

(詳細はオリジナル技ヒュペリオンの項目を参照)



マガパンドン マガ火球


高熱量の火球を掌から作り出して連続で放つ技。

火山の噴火の如く辺りを火の海にすることも可能だが、エネルギー消費が激しい為に火球のみの使用となった。

頑張ればマガパンドンと同じく超高温の炎を身体に纏って防御壁とすることも可能。ただし自分も熱い。



マガオロチ   マガ迅雷

マガタノオロチ マガタノ迅雷


主にトドメ用に用いられる紅き雷の一撃。

手から浴びせかけるタイプと、レーザービームのように光線として放つタイプの二種類がある。



ラゴラスエヴォ 超温差光線


左手からラゴラスの冷凍光線を、右手からグランゴンの灼熱の火球をそれぞれ放って交わらせることで本家と似たような威力の光線を再現する。



ガーゴルゴン 石化光線


ガーゴルゴンが放つ石化の光を再現した光線。

ウルトラマンだろうが怪獣だろうが無機物だろうが当たれば石になる。

嫉妬の呪詛との対決で初使用。



マーゴドン 熱吸収


発動させた瞬間、周囲のありとあらゆる熱を吸収して自身のエネルギーに変える。

その副産物として辺りを氷土に変え、空気中の水分を全て凍らせてしまう。


その力を応用してハイパーゼットンの暗黒火球を防ぐことが出来る他、大気中の水分を集めることで氷の武器の錬成などが出来る。

(詳細はオリジナル技、氷結幻想の項目を参照)




防御、補助系編集


・ハイパーゼットン(イマーゴ) ハイパーゼットンアブソーブ



目の前に作り出した光の渦に敵の光線を吸い込ませ、威力を増大して跳ね返す。

能力的には非常に優秀な技だが、吸い込める容量はルクスの力量に比例する為、本家のような高威力を出すことは不可能。


主にバリア代わりに活躍することが多い。



スフィア 亜空間バリア


前方に張り巡らせる薄水色のバリア。

本家と同じくらい高い防御性能を誇る。



ガンQ 光線吸収&反射


相手のビームや光線を異空間に一度放り込み、そのまま方向転換して跳ね返す技。

ハイパーゼットンアブソーブと違うのは受け流すだけである為、威力は変わらないことと、受け止める必要がない為、相手の威力関係なく反射出来ると言う二つの点であり、相手によって使い分ける。


余談だが、実際に劇中で使ったのはレイブラッドに乗っ取られた時のみ。



ゾイガー 高速移動


エネルギーをオーラのように纏い、目にも留まらぬ速さで飛行する技。

瞬間的に速度が上がるため、加速したまま拳を相手に叩きつけることで攻撃技として使うことも出来る。


飛距離が伸びるにつれて速度が上がる傾向にあり、ジェロニモンの無重力光線を自身にかけて身体の重さを無くした時は更に倍になる。

最高速度で加速した際は逃げるフーマに追いつくことさえ出来たとのこと。



ジェロニモン 無重力光線


放った一定空間内の重力の影響を無効化する技。


相手を浮かせてバランスを崩させたり、自分自身に浴びせることで一定時間重力の影響を無視した動きが可能になる。

軽く跳ねるだけで、バネ仕掛けのように上空へ跳べる他、風の乗って相手の攻撃を避けることも可能。


技のオンオフの切り替えが自在に出来る為、使い方によっては非常にトリッキーな戦い方が出来る。



モエタランガ モエタランガウイルス


文字通りモエタランガのウイルスを相手に植え付ける技。

本家と同じように植え付けられた相手は能力値が跳ね上がるが、やがて燃え尽きて動けなくなる。


自分自身や味方に使ってドーピングすることも可能だが、ご利用は計画的に。



サドラ 電磁セクリションフォッグ


辺り一面にジャミング効果のある霧を発生させる。

主に時間稼ぎ目的であり、目眩しの煙幕に使われることが多い。



ザラガス ザラガスフラッシュ


眩い閃光を真正面へ向けて放つ。

主に目眩しとして手加減して放たれているが、本気の威力はウルトラ族ですら一時的に目を見せなくさせてしまうほど。

光源も熱量も半端ない為、宇宙空間などの人気のない場所以外では本気の威力は使用禁止。



ムルロア アトミック・フォッグ


全身から放つ黒煙。

光を完全に遮断するほどの闇を発生させ、相手の視界を覆い尽くす。

本家ほど強力ではないが、それでも十分な目眩し効果を発揮する。


同じ遺伝子で溶解液を使うことも可能。

ウルトラ水流のように霧状の溶解液を浴びせかける。



ネロンガ 透明化・電撃吸収


ルクスが最も良く使うステルス系能力。

全身の遺伝子構造を変化させることで周りの色と同化し、透明になる。

その状態のまま同じくネロンガの能力である周りの電力を吸収する技も使えるが、それを使うと体内の電気を発散するまでの間、透明化の能力が使えなくなる。



ゾグ(第一形態) 回復光線


初登場時、ゼロへエネルギーを分け与える際に使用したゾグの能力。

エネルギーを渡すだけで傷を癒したりすることは出来ないが、解毒効果ぐらいはある。地味に有用な光線技。



サラマンドラ 再生能力


最もルクスがよく使う自己再生能力。

サラマンドラの再生細胞を使うことで全身がバラバラになろうが片腕を失おうが数十秒で再生させることが出来る。

戦闘が苦手なルクスが無謀とも言える戦いに身を投じることが出来るのも、この再生能力があるからと言っても過言ではない。


ただし、万能な能力ではなく…ダメージが深すぎたりエネルギーが足りなかったりすると再生させることが出来ない。



ガッツ星人 バインド


指先から発射する細長い稲妻状の光線。

敵に当たると初代マンのキャッチリングのように相手の身体に巻きつき、一定時間動きを封じる。

主に敵を拘束し、大技に繋げるために使うことが多い。



メフィラス星人 テレポート


移動用手段の一つ。

緊急脱出にも使われるが、あまり大きな距離の移動には精神集中が必要。

ぶっちゃけテレポートだけならメフィラス星人である必要はなく、場合によってはサイコキノ星人やゼットンなどのテレポートを用いることもある。



アラドス 時間停止


アラドスの力を使った時間停止。

自分以外の全ての時を一時的に止めることが出来る。

しかし、強力な反面…途轍もなく身体に負荷がかかる力であり、薬を使ったドーピングを用いることでようやく実用可能になるが、それでも10秒が限界。


理屈上はシャイニングゼロのような時間操作を行うことも可能だが、試す勇気は今のところないようだ。




情報解析型編集


メザード 記憶解析


かつて波動生命体が使っていた人の頭の中を覗く能力。テレキネシスに近い。

相手の意識があると上手く使えないので大抵は気絶させてからじっくり情報を読み取る。



スヒューム ハッキング


ルクスが最も重宝している能力。

手に触れた機械をハッキングして情報を奪い取ったり、それと繋がっているカメラや衛星などを乗っとることが可能。

機械怪獣を相手にサイバー戦争を行うことも出来るが、大抵は情報を抜き取って逃げることの方が多い。


ユニゾンデア形態(後述)であればたとえギルバリスだろうと数秒でハッキング可能なチート性能となる。




禁忌級編集


エンペラ星人 レゾリューム光線


暗黒皇帝の必殺光線。

純粋なウルトラ族を跡形もなく分解する能力に加え、かなりの破壊力を備える。

暴走させずに使用すること自体が既に困難なほど強い力だが、ドーピング剤やユニゾンデアの力を用いれば一時的に活用することも可能。



ガタノゾーア シャドウミスト


触れた物質を消滅させる闇を周りへ放つ力。

レイブラッドに身体を乗っ取られた際、ゼロへ向けて放った。

制御出来ない上に使えば間違いなく周囲に壊滅的な被害を出す為、実質宇宙空間や異空間以外では使いどころがない。



ギガキマイラ デサスタルバースト


5体の怪獣の能力を集結させて放つ海をも分解する超必殺光線。

レイブラッドがルクスの身体を乗っとった際にゼロへのトドメとして使用しようとしたが、未遂に終わる。


五つの遺伝子と怨念を同時に身体に取り込む必要があるため身体への負荷が尋常じゃなく、通常のルクスだと使う前に身体が崩壊する。

デスペルタルやユニゾンデアなら可能かもしれないが、リスクに合うメリットがないので現時点では使用不可。



ダークザギ ライトニングザギ


暗黒破壊神様の最強光線。

両腕を漆黒に染めながら十字に組んで放つ。


噂ではコスモス相手に怒り任せにぶっ放したことがあるとかないとか…。


使うとしばらくの間、両眼が赤く染まり辺り構わず破壊の限りを尽くす暴走状態に陥る。




特殊能力・オリジナル技編集



・氷結幻想(フリージング・ミラージュ)


辺りの熱を根こそぎ奪い取るマーゴドンの能力を活かし、大気中の水分を集めて壊れること前提の氷の武器を錬成しながら戦う。

武器の種類は片手剣、両手剣、槍、大槌など様々。


熱を吸収して自身のエネルギーへ変換している為、能力発動中は周りに熱源がある限りエネルギーが尽きることはない。

しかし、長時間の使用は気温低下にルクス自身の体が耐えきれなくなる為、短期間での決戦が必要不可欠。



・磁力錬成(キャプチャー・クリエイト)


アントラーのキャプチャー光線を応用し、砂鉄を集めて固めることで漆黒の武器を作り出すオリジナル技。

錬成した武器は磁力のコントロールによって慣性を無視した動きが出来る。


氷結幻想と同じく作り出せる武器は多種多様で、コストも少なく、磁力に引き寄せられる砂鉄さえあれば何処でも発動出来るため応用の幅も広い。

反面、砂鉄のない惑星や宇宙空間では使うことが出来ない。



・ストルム星人 位相エネルギー反転


ストルム星人伏井出ケイの遺伝子をこっそり再現し、使用した力。

ストルム器官を体内に生成する為、使用した瞬間背中からエメラルドグリーンのストルムの光が放たれるのが特徴。


『Lux story』内の事件にて、敵に意識を乗っ取られかけた時、苦肉の策でこの能力を使用。位相エネルギーを反転させることで逆に相手の能力を乗っとることに成功する。

本家と同じように物理法則を反転させることで防御壁を作り出すことも可能だが、あまり使うと身体への負荷で行動不能になる。




・太陽光収束貫通レーザー ヒュペリオン


通常、空からちゅドンッ♪

『異世界コラボ』にて科特隊清掃員氏のオリトラマンであるウルトラマングレイと共闘した際、地球上で一度だけ放ったチート技。


水の魔王獣であるマガジャッパが無限に水を生み出す能力を活用し、太陽光が降り注ぐ空中に水の塊を多数配置。水が光を屈折させて収束させることで集まる熱エネルギーを数億個の水を使って一点集中させて解き放つ。


着弾地点から半径数10キロは跡形もなく焼滅する威力であり、ウルトラマンの光線技でも傷一つ付かないラグストーン・メカレーターの体表を熱量だけで溶解し、都市に巨大なクレーターを作り出すほどの威力を見せつけた。


光の速さで空からスッ飛んで来る目視回避不能のレーザー光線は初見殺しである。



ただし、宇宙空間などの太陽光が届かない場所では使えず、大気中の水分量、湿度、気温なども細かく使用条件に入る為、使い所が限られる。

その上、光の屈折を一点集中させるための演算量に凄まじい脳のスペックを要求される為、一回使うだけで脳の血管が数本焼き切れて半日ぐらい仮死状態になると言う威力に相応しいデメリットがある。


威力抜群、コストは大食い…これぞまさしくロマン砲






その他編集


・思考加速


ウルトラマンノアの力の一部たる知識の女神…ミネルヴァとの契約以降、使用可能となった能力。

ミネルヴァからの補助を得て思考を約千倍に加速させ、世界を止まって見えるようにする。

周りが止まって見えるために冷静に対応できるだけで、肉体のスピードに変化はない。

乱用すると中毒になるらしい。



・ヒーリング光線


ルクスが怪獣の力を借りることなく使える唯一の回復光線。

相手の身体の傷を癒し、エネルギーを分け与えることが出来るが……滅多なことでは使わない。



・嫌がらせ専用アレルギー毒素(技名なし)


毒を使う怪獣から抽出した毒の威力を調整し、アレルギー反応引き起こすけど、アナフィラキシー起こせるほど強くない小さな毒素を濃縮した光弾を指先からぶつける。

結果、5時間はただひたすらに痒いという嫌がらせ専用オリジナル技。


過去にババルウ星人の馬場先輩にぶつけようとしてガイに阻止され、自らその威力を実証した。

戦闘の横槍にでも使われたら洒落にならないぐらいの嫌がらせである。




呪詛について編集




---------この項目は重要なネタバレを含みます---------









呪詛とは、シリーズ『Lux story』にてルクスが出会うこととなった宇宙最大にして最悪の厄災。


その正体は過去に肉体を滅ぼされ封印されたとされるレイブラッド星人の魂の欠片であり、レイブラッドの遺伝子に適性を持つ者(潜在的なレイオニクス)がそれを体内に取り込むことで物理法則を無視した異常な力を酷使することが可能になる。

分たれた魂は全部で7つあり、それぞれが大罪に由来する名を冠している。



その中の“傲慢”と呼ばれる呪詛はルクスの精神の中に潜んでおり、その能力を制御出来る適正を見出されたことでルクスは世界を揺るがすほどの大事件に巻き込まれて行く。


その後…色欲、憤怒、嫉妬の呪詛を持つ者たちとそれぞれ対峙し、それらを撃破することでルクスの体内に呪詛の残り香のようなものが溜まっているようであるが、それが正義となるか悪となるかは未知数である。




傲慢の呪詛編集


『Lux Story』シリーズ3章、『ゼロ&ジード&ルクス〜Those who revive〜』にて初めて解説されることとなった呪詛であり、ルクスに呪いを齎すと同時に運命に抗う力を与えたもの。


その本質は、刈り取る者。

操られし魂を収穫し、支配し、解放する者。



『ウルトラマンゼロ~symphony of gods~』にて記憶を失って自我を保てなくなったルクスを乗っとる形で現れたレイブラッド…それが傲慢の呪詛と呼ばれるレイブラッド星人の魂のカケラであった。


それはゼロの叫びとユノの呼び声でルクスが自分を取り戻したことで身体から追い出されて消滅した……かに思われていたが、その実、ルクスの魂の片隅に居座っていた。

それが後のコラボシリーズ『Ultra Collabo Story's!最強の遺伝子』にて命を落としたルクスに語りかける形で現れ、その潜在的能力を開花させるに至ったのである。


そして…その力を宿し、制御したことでルクスは世界の裏側に蔓延る様々な呪詛と戦う運命を担うこととなる。




・完全覚醒(ルクスデスペルタル)


ルクスの身体に元々備わっていた潜在的なレイブラッドの魂を解放することで、闇の力を酷使することが出来る形態へ変化する。


特徴として、相手の魂に直接作用する攻撃が可能。

無限に再生する敵だろうと不死身の化け物だろうと問答無用で冥界送りにする死神である。


ただし、使うたびに魂が汚染され、闇に染まると言う特徴がある。


(詳しくはルクスデスペルタルの項目を参照)





色欲の呪詛編集


『Lux Story』シリーズ1章、『ウルトラマンルクス〜Curse of a vampire〜』にて登場した最初の呪詛。


その本質は万物を縛る力。

物質だけでなく魂や精神、刻と言った目に見えない存在すら縛り付けることが出来る。



ウルトラマンゼロに恋をしたとある異星人の少女に取り憑き、彼女を操る形で世界に発現。

色欲の名の通り…彼女の淡い恋心を狂的に加速させて狂人と化し、発現した異能で捕らえたゼロを幽閉してしまう


発現した能力は、影の中から見えない鎖を無数に作り出し、捕らえた者の意識と精神を強制的に少女と一体化させて意思なき物言わぬ人形にしてしまうと言う凶悪なもの。

要するに精神汚染であり、一度捕らえられてしまえば抗う術は無いに等しい。


ルクスもその力に一度は捕らえられたが……





・魂の刻を司る不可視の祝福(タイムロックチェーン)


色欲の呪詛のカケラを身に宿したルクスが土壇場で生み出した技。

色欲の鎖をストルム器官で反転させることで生み出された光の鎖が影の中から現れて音もなく相手を束縛する。


その性質を利用し、数秒間だけ自身の刻を止め、ゼロとヒカリに全力の光線をぶつけて貰うことで物理エネルギーを蓄積させ、解除すると同時に凄まじい速度で吹き飛び、速度の威力を乗せた槍で敵を討つと言う離れ業を見せたことも。



ただし…長時間の使用及び連続使用すると脳に多大な負荷がかかり、頭痛や吐き気に襲われる他、ストルム器官の代償によって血を吐くような苦痛を味わう。

尚、ストルム器官を使わずに使用した場合は闇の侵食が早まるもよう。





憤怒の呪詛編集


『Lux Story』シリーズ2章、『ウルトラマンルクス〜Revenge chain〜』にて登場した呪詛。


その本質は燃え盛る炎。

物理法則を無視し、全てを灰と化す怒りの具現化。激しい怒りの感情に応じて発現する。



自分の故郷を戦場に変えたとある者への復讐に燃える異星人が有しており、作中でルクスと凄まじい激戦を繰り広げる。

此処での胸熱登場シーンと戦いは一見の価値あり


発現している能力は、燃え盛る憤怒の炎を生み出す力と、小さなワープゲートを作り出して部下を呼び出す能力の二つ。

前者はルクスにも受け継がれたが、後者の能力は受け継がれてはおらず、呪詛の能力によるものかは不明。(作中の描写からは少なくとも元々の種族に備わっているような能力ではない様子)




・憤怒の炎


憤怒の呪詛のカケラを宿したことでルクスが使えるようになったとされる能力。


今のところシルフィア氏の作品内でルクスが使ったところは見せていないが、コーカサス氏が手がけたコラボ作品『ルクス&ミオス その願いは誰がために・・・』にてその凄まじさを発揮している。


ミネルヴァの解説によれば、憤怒の呪詛は宿したものの怒りを炎という形で具現化し、耐久力による防御も関係なく凡ゆる概念を焼き尽くす力を持つと言う。

それを止めるには威力ではなく、呪詛の持ち主の怒りに匹敵するほどの強い想いの力を乗せた攻撃でなければ相殺することは出来ない…とのこと。


ルクスの怒りの感情に呼応するように発現した黒い炎の威力は凄まじく、あまりの熱量でなんならルクス本人の身体すら焼き焦がしてしまうほどである。

呪詛が発現すると怒りによって理性が消えてしまうようで、強大な力の代わりに獣のように暴れ回る。


尚、気絶させることで理性を取り戻すらしく作品内では殴られることで意識を取り戻していた。


このように、当初は憤怒の炎を制御できず、自らの肉体を滅ぼしかける事態が何度もあったが、戦いの中、ユノがサイコキノ星人の力で自らの精神に語りかけ、最愛の兄であり、恋人であるルクスと共に生きたいと激励。



その言葉に奮起したルクスは憤怒の炎を制御することができるようになった。


また、ルクスの制御下にある憤怒の炎は青白い色をしており、ユノやスティアのように、ルクスの大切な人物を燃やさないという性質を持つ。



後にシルフィア氏の作品本編でも使用されている。




嫉妬の呪詛編集


『Lux Story』シリーズ3章、『ゼロ&ジード&ルクス〜Those who revive〜』にて登場した呪詛。


その本質は目を背けたい心の闇であり、影。



作品内のとある登場人物(リンク先ネタバレ注意)の心の奥に植え付けられていた呪詛であり、作中で起きた様々な事件の真っ只中でこれが発現したことでその場に居合わせたウルトラマンゼロは望まぬ戦闘を余儀なくされる。


発現した能力は、触れたもの全てを石に変える伸縮自在な影を作り出すというもの。

影は硬化させて壁にしたり、槍のように先端を尖らせたりと自由自在に作り出すことが可能で応用性が高い。





・石化の光(本編未使用)


ルクスが嫉妬の呪詛のカケラを身に宿したことで使えるようになったとされる能力。


ストルム器官で反転させることで辺り一体を高速で石化させる光を発するが、危険過ぎる為に使用されなくなったらしい。






強欲の呪詛編集


『Lux Story』シリーズ3章、『ゼロ&ジード&ルクス〜Those who revive〜』にて存在が明かされた呪詛。


憑依対象はとある異星人の少女であり、強欲の悪女の異名で呼ばれている。


表面上は大人しめで比較的常識人にも思えるが、その内面は見間違える心配もないぐらいの狂信者。

強欲の名のつく通り非常に身勝手で欲深い考えを持つ人物であり、身の回り全てを自分の思うがままに支配しようと企んでいる。


ルクス曰く、永遠に分かり合えない怪物



理由は不明であるが、レイブラッド星人への思いが他と比べものにならないほど強く、呪詛のことを『祝福』と呼び、それを身に宿す自らはレイブラッドに選ばれた特別な存在と自負しているらしい。

そして、他のレイオニクスの素養がある人物が呪詛を宿すに相応しい者かどうかを調べる為、試練と称して呪詛の芽を植え付けて回ることを存在意義とし、ゆくゆくはレイブラッド復活を悲願としている。



彼女にとっての価値観は全て呪詛とそれを生み出した者に対するもののみに絞られており、自らの盲信のために多くの命を滅ぼすことも、呵責どころかなんら気にも留めていない。


故に自らの行いで罪もない少女を殺そうとも、戦争を巻き起こそうとも、星を砂漠にしようとも、それだけのことをこの者は…平然と、笑い飛ばすでもなく、淡々と行える



強欲の呪詛は傲慢と同様に魂に作用する能力を有しているらしく、憤怒の呪詛と同様に複数の能力を有している。


今、判明している能力は…


・3メートル以内に入った者の魂を汚染する。


・死者の書による魂の蒐集と具現化。


・何らかの要因による不死性質


…の三つである。



一つ目と三つ目も恐ろしいが特に厄介なのは二つ目の能力であり、これが強欲の真骨頂とも言える。

詳細は不明であるが、死者の書と呼ばれる死者の名前が書かれた黒い本に死んだ者の魂を蒐集し、新たな身体を与えて復活させると言う能力である。


作中ではジードの宇宙(サイドスペース)で死んだ、某可哀想な人哀しき戦いの子、挙句にとんでもないラスボスたちを復活させたりした。


蒐集と具現化がノーリスクとは思いたくないので何かしらの条件があるとは思われるが、実質は死者の軍勢を無限に作り出すことが可能と思われ、その能力の底は知れない。




暴食の呪詛編集


太古から宇宙の何処かで暴れ続けているとされる呪詛の一つ。


ルクスが主人公の物語ではないが、『ウルトラマンR/B〜Family bonds last forever〜』の物語に間接的に関わっていたり、『ウルトラマンオーブ〜Beasts of the darkness〜』にてその力の鱗片を見せている。



その本質は、産み出すものと食らうもの。決して無くなることなき殺意と欲望。



かつて数万年前に猛威を奮ったとされる暴食の異能…それは無限に怪獣を作り出すと言うシンプルながら非常に強力な能力であり、強欲の能力と合わさると更に危険である。


この能力によって生み出される怪獣は暴食の使徒と呼ばれ、非常に食欲に貧欲な性質を持つ化け物である。

例を挙げると、たった数時間で並行宇宙の光の国を滅ぼした蟲の大群『穢れの獣』。

あらゆるものを溶かしてしまうクリオネ型の巨大スライム『悪食』……など、どれもこれも一筋縄ではいかない強さを発揮している。







怠惰の呪詛編集


(2021年4月現在)

未だ詳細が掴めない謎の呪詛。


世界の記憶を持つとされるミネルヴァにも情報が把握出来ていない謎の呪詛であり、ミネルヴァの予測では『別の世界軸に干渉する力…あるいは時間を司り因果をねじ曲げる力』である可能性を挙げている。


今後の物語にて詳細が明かされていくと思われる。





強化形態編集


ルクスが仲間と共に様々な戦いを乗り越えて得た強化形態について記述する。




ウルトラマンルクス・デスペルタル編集



『Ultra Collabo Story's!最強の遺伝子』にて初登場したルクスの強化形態。

生きとし生きるもの全ての魂を操る力を要する。


元々の銀と赤の体色に青黒いラインが現れ、背からは闇のエネルギーを具現化した六枚の翼を生やしている。

この姿となると左目が黄色、右目が赤のオッドアイに変わる他、頭部に生える二本のクリスタルがレイブラッド星人のように上に突き出る形へ変化する。


ルクスが力を求めた瞬間、左手首のブレスレットがネオバトルナイザーの形状へ変化し、左腕を前へ突き出すと同時に触れて起動。

ネオバトルナイザーが展開し、中から噴き出した闇にルクスの身体が覆われ、霧を吸い込むようにルクスの身体の中に収束して変身が完了する。



強大な力を得る代わりにデメリットも大きく、この姿になる度にルクスと言う存在自身の魂が闇に汚染される。(やり方は怪獣リングに近いが、麻薬のような作用はないので使わなければ抵抗することは出来る)

完全に魂が闇に染まりきった時、ルクスとしての自我は崩壊し、レイブラッドの傀儡と化すとされる。



当初は数回の使用で限界が来ると思われていたが、ミネルヴァとの契約によって大幅に闇の力が抑え込まれたことで使用回数は増えているが、今でも上記のリスクは健在である。




能力・技編集


・ダークネスフレアナックル

闇の炎を纏った拳を相手へ叩きつけ、インパクトの瞬間に爆発と火柱を起こして相手を吹き飛ばす。

エネルギーだけを手の中に収束させ、炎の球にして投げつけることも出来る。



・グラビティーコラプス

エネルギーを放出し、星の重力磁場を狂わせてそこに局地的な超重力力場を発生させる。

限定的な超圧縮空間を作り出す技で、そのまま圧縮を続ければやがて全てのエネルギーが一点に収束し、小規模な超新星爆発を発生させることも可能。


デスペルタルの姿でなくても使えるが、威力は半減する。



・スピリットリーパー

死神の鎌に似た武器…デスペルタルサイズで対象の魂に直接攻撃することで敵に融合させられた複数の魂を刈り取る技。

ルナミラクルゼロの浄化やコスモスの技のように魂を分離させて浄化させているように見えるが、その実、支配権を強制的に略奪して怨念体の融合を解除…それを怪獣墓場へ強制送還しているだけである。



・ソウルリーパー・トランスファー

デスペルタルサイズで対象の身体を刺し貫くことで相手の魂を抜き取り、その魂を別の対象へと移転させる。

ジードの心を闇から救う為に使用し、ゼロの魂をジードの心に直接ぶつけた。



・エネルギーリダクション

指二本を十字に切る動作の後、エネルギーを分解して消滅させることが出来る黒い六角形のような板状のバリアを数枚出現させ、ぶつかったありとあらゆる光線技、物理技を四散させる。

一枚の板で拡散出来るエネルギー量に限界はあるものの大量に重ねがけが可能で、どのような大技であっても準備さえ整っていれば防ぐことが可能。

また、広がらせて広範囲を防いだりと相手の技によっては自由に応用が出来る。


また、性能は劣るものの、なんと…デスペルタルの姿でなくとも使用可能。



・デスペルタルワールド

自身を中心に球体状の漆黒の影を生み出し、その影に触れた空間内全てのものを世界から切り取って異空間に転送する。

それによって作り出された異空間はルクスの存在が消えるまで維持が可能であり、空間の開け閉めはルクスにしか出来ない為、同じ空間移動能力を持つ者でない限りその空間からの脱出は困難。


また、異空間内はウルトラマンネクサスメタフィールドと同様にある程度は自由に景色をカスタマイズすることが可能なようで、周りの景色をそのまま作り出し、相手に気づかれることなく発動させたこともある。



・レイオニクスコントロール

理性を失った怪獣たちを操り、自身の支配下に置く。

既に操られている怪獣や怨念体ですら強制的に操ることが出来るが、理性のある者を操ることは出来ない為、操る前に気絶させるか精神を殺す必要がある。

結局のところ本能のみのゾンビになる為、事実上は死体を操るのとなんら変わらず、原型さえ留まっていれば死体すら仮初めの命を与えて復活させることが可能。



・デスペルタルリザレクション

自身の身体を蘇生させるというチート技

厳密には“傲慢”の呪詛の能力であり、ルクスが死ぬたびに自動発動する。


消え逝く自身の魂を魂の世界に結びつけ一定時間漂っている間に滅びた肉体を瞬間的に再構築して復活する。

命の理を捻じ曲げる力であり、使えば使うほど闇の浸食が早まる。





ウルトラマンルクス・ユニゾンデア編集


叡智の女神ミネルヴァとの契約により、ルクスが身に付けた新たなる姿。

世界の全ての知識を司り、己が力とする形態。


ミネルヴァの依り代たる神剣を手にし、『己が身体を自由に使うことを許す』とルクスがミネルヴァへ命じることで融合状態へ移行する。



精神体たるミネルヴァと意識を共有することで完璧な演算能力と未来予測を瞬時に可能にし、どんな状況や疑問、謎でも、瞬時に“答え”を出せる。

戦闘中ならば、どのようにしたら相手に攻撃を当てられるか、どのようにしたら相手の攻撃を避けられるか…などの答えが得られ、それを即座に実行に移すことが出来る。



また、ルクスの秘められた潜在能力の全てを引き出すことが出来る形態であり、この姿であればルクスが普段使っている技の威力を数倍に高めることが可能。




ただし……

強力な力であるが、依り代となるルクスの身体が未熟であるが故に非常に不安定であり、完全融合状態を維持するのは1分が限度。

解除後には必ず全身筋肉痛になり、2、3日は痛みと疲労に襲われまともに戦えなくなるリスクを負う。


1分以上の融合はルクス自身の脳がミネルヴァとの融合の負荷に耐えきれず、記憶消失などのデメリットが加算されていく。

失われる記憶の量は融合時間と比例し、3分で全ての記憶の半分。5分間でほぼ全ての記憶を失い、6分を超えれば完全に自我を失い、廃人と化す。


記憶喪失ではなく脳の負荷による記憶破壊であるため、失われた記憶は奇跡でも起こらない限り二度と戻ることはない。




能力・技編集


ミネルヴァの意識と知識がルクスに宿っている為、彼女を現実世界に降ろす際に依り代とした惑星エスメラルダの神剣、エメラルグラディウスを扱い、敵を薙ぎ払う攻撃方法を得意としている。


ルクス自身の剣技は未熟であるが剣の構え方や打ち込み方はミネルヴァが補助しており、相手の急所や容易く斬ることが出来る部位が線という形で見えるため、ルクスは実質、一度剣を抜けば線をなぞるだけで安易に相手を斬ることが可能になる。

また、リアルタイムで敵の思考や行動を予測することが可能であるため、どう動けば敵を打ち倒せるかを瞬時に理解し、行動することが可能。



また、武器を扱う以外にも、ルクスが扱える全ての能力を数倍に引き上げた技を使える。

《例》ゴモラの超振動波→ゴモラ(レイオニックバースト)の超振動波…など。


それ以外に複数の怪獣の技を同時に扱うなども安易に行え、それまで命を削って使っていた技などもノーリスクで扱えるようになっている。その力は正しくルクスという存在が昇りつめることが出来る最上であり、彼の才能の真価である。



以下、主な使用技。



・コラプサースラッシュ

剣にハイパーゼットンの黒き炎…コラプサーオーラを纏わせ、敵を斬ると同時に焼き尽くす。

纏わせた炎を敵めがけて解き放つことも可能。



・ディストーションフィールド

アントラーの磁力光線を流用した虹色のフィールドを周囲に形成し、光線や光弾を四散させる。

敵の攻撃を予測し、攻撃が自身に当たる瞬間に展開する為、低コストで発動可能。



・オーバーレイドライブ

ディストーションフィールドで対応できない近接戦で扱う技。

念力を用いて相手の思考を一瞬だけ操作し、相手に現在位置よりも遅い位置にいる自分を認識させることで、テレポートを持ち得ない瞬間移動を可能にする。



・ディストラクションハウリング

天に掲げた剣へと直接ゴモラの超振動波を放つことで発生させる広範囲の音波攻撃。聴覚と平衡感覚にダメージを与える事で周囲の敵の無力化を狙う。




…など、これ以外にも多くの技が使用可能。






武器やアイテム編集


・ルクス流ウルトラ怪獣百科事典


常に彼の左手にある茶色い表紙の本。

ルクスの頭に入っている怪獣のデータが全て書かれており、その中から使いたい怪獣のページを開き、その中の情報を身体にインプット…瞬時に体組織を組み替えて能力を発動する。


ルクス云く、一々頭の中から思い出して能力を使うって作業が面倒だからいっそのこと本に全部書き出して使っている…とのこと。

本自体に小型の人工知能があり、使い手の意思に応じて必要なページを開いたりすることが出来る他、ルクスの手から離れた場合は情報の流出を防ぐ為、遠隔操作で自爆させることも可能。




・ルクスブレスレット


ルクスの左腕に備わる黒いブレスレット。

過去にヒカリから貰ったもので別宇宙での活動を補助する機能がついている。

(これによってルクスは別宇宙でもエネルギー切れになることなく活動可能)

貰った当時は銀と金のブレスレットであったが、ルクスが「自分には似合わない」と称して黒色に改造した。


ウルトラブレスレットと同様にナイフやランスの形状の武器を出現させることも可能であり、道具の収納にも使われている。




・エメラルグラディウス


エスメラルダ城の地下にある宝物庫に収納されていた宝剣。

淡くエメラルド色に輝く白銀の刃とウルティメイトブレスに似た鍔を持ち、金色の鞘に納められている。


ウルトラ族にしか抜けない伝説の聖剣であり、かつてウルトラマンゼロが事故的に抜いてしまったりしたが無事に元に戻されてしばらく宝物庫に保管されていた。

しかし、『Lux story』において宝物庫へ侵入したルクスが強奪。精神体であるミネルヴァの身体代わりとして使われるようになった。


持ち主の意思によって形状を変化させる特殊な材質でできており、ゼロが抜いた際は刀ほどの大きさであったが、ルクスが引き抜いてからは両手剣のサイズに変化している。




・エンハンスメント・ドラッグ


ルクスの遺伝子操作能力を劇的に向上させ、染色体の劣化を抑える劇薬。

本来なら反発して身体が崩壊する筈のエンペラ星人の能力を使ったり、未来怪獣アドラスの時間操作の力を10秒だけ使うなど、チート的な能力を使うことが可能になる。


しかし、反面デメリットも大きく、一度の使用に約100年の寿命が縮まる上、1時間しか効果が無い。

また、使った後は3時間ほど遺伝子操作が不安定になる為、怪獣の能力が全く使えない状態になる。





ルクスの人物関係編集



恩人及び家族編集


ウルトラマンゼロ


『ウルトラマンゼロ~Another world story~』にて、気紛れに助けたことで知り合い共に戦う。

その後、とある出来事からルクスの過去を知り、過去に囚われ続けるルクスを一括。その束縛を断ち切ったことで彼から恩人としての敬意と共に親友と称される仲となった。


今となってはルクスにとってユノや家族たちと同等なほど無くてはならない存在になりつつあり、ゼロの為なら命を投げ出すような戦いにも馳せ参じる。



ウルトラマンヒカリ


両親を亡くし、自害を選ぼうとしたルクスを止めてくれた恩人。

絶望に沈みかけたルクスの心に光を灯し、進むべき道へと導いてくれた。


あまり口には出さないがルクスにとっては掛け替えのない恩人であり、彼が危機に瀕していると聞いては飛び出さずにはいられない。


現在はとある出来事で行方不明になったルクスの身を案じつつも、彼が生きていることを信じている。



サイコキノ星人 ユノ


ルクスの義妹であり、ルクスが唯一心を許すパートナー。

かつて当てもなく彷徨っていたルクスと出会い、心を見る特殊能力で彼女に手を差し伸べたルクスの心を『空っぽ』と称した。

その考え方を面白いと感じ、彼女と共に過ごす内に彼女のことを気に入り“守るべきもの”を得るきっかけとなった。


ルクスが命をかけてでも守りたいと思えるのはユノだけであり、彼女さえ居れば他の何がどうなろうと構わないとさえ思っていた……が、今はユノと同じぐらい家族やゼロやヒカリのことも大切だと感じており、多くの守るべきものを見出している。



・サイコキノ星人 スティア


ユノの姉であり、ルクスの家族のまとめ役。

彼女との出会いは壮絶なものであり、当初は実の妹であるユノを虐げるなど冷酷な性格だった。…が、それは半ば演技であり、本当は妹想いのとても良い姉さん。

彼女がそうせざる得なかった一族の背景を知ってからは彼女もユノと同様に救うべき存在だと感じ、ゼロと共にスティアを一族の柵から解放した。

それからはユノと共に惑星エスメラルダへ在住。ルクスの家族の一人として迎えられることとなった。


意外と毒舌で肝が座っており、大抵の物事には動じない。その性格故に勧誘しに来たトレギアを逆に自分のペースに引き込んで暇つぶしに利用したりしたこともあるほど。



・ウィル & シェイド


エスメラルダの孤児院に住んでいた大人しい少年。

色白で可愛らしい外見で女の子の格好をしていた為、当初は少女に見間違われていたし、今も初対面では大抵の場合は性別を間違われる。

彼自身には特殊な力は無いが、とある事件からダークルシフェルであるシェイドの魂をその身に宿すことになる。


シェイドの人格は非常に残虐で冷酷。

ウィルとは似ても似つかないものであるが、ダークルシフェルを滅ぼした今も彼の体にはシェイドの名残が残っており、その姿は二者一体。


事件解決後、記憶を失った彼の事情を知ってルクスに引き取られてからはシェイドの残虐性は鳴りを潜めたが、今でも今も裏人格としてシェイドが出てくることがある。


でも、基本はウィルであり性格は温厚。

今ではボケが多過ぎるルクスファミリーの中で存在感の薄さに悩みつつも安定のツッコミ役と化している。



・シビトゾイガー サリエル


過去にウィルに拾われたシビトゾイガー。

普段は黒い着物姿の女性に擬態しており、性格はとても礼儀正しく冷静。シェイドやミネルヴァの通訳によれば性別は女性であるらしい。


ウィルに恩義を感じて彼に付き従っており、ウィルとは友達以上恋人未満のような関係。

ルクスファミリーにウィルと共に引き取られてからは家政婦兼ペットとして共生している。



・ミネルヴァ


人工ブラックホールに飲み込まれて死にかけた際にルクスを救った女性。プラチナブロンドの長髪を腰元まで降ろし、水色に金の模様が描かれたワンピースを身に纏う金眼の美人さん。

世界の裏側に位置する異空間《無制限書庫》の住人にして、曰く『世界の知識を管理する者』。


非常におっとりとした丁寧語で話すその口調と立ち振る舞いは非常に美しく魅力的だが、その生まれ故か現実世界への知識はあるものの、それに対する常識に極めて疎く、加えて子供のように強い好奇心を持つ為に時折想像もつかない方向へ行動が突き抜ける事もしばしばある。



実はゼロのブレスレットが擬人化した少女…イージスの姉であり、ノアの力の一部。

大昔に起こった戦争にてその体は既に消滅しており、実質は故人である。

しかし、精神体のみが無制限書庫に留まり続けており世界に直接的な干渉こそ出来ないものの契約を交わした生者と意識の共有をすることでその力を振るうことが出来る。


ルクスとの契約によって数万年ぶりに力を発揮し、ルクスと一体化することで彼の潜在能力を極限まで高めることが出来る。

(詳細は強化形態ユニゾンデアの項目を参照)




故人編集


・ウルトラマンラディウス

・ウルトラウーマンアキリ


『夢魔が紡ぎし陰の記憶』にて初登場したルクスの両親。


父親はラディウス、母親はアキリ。

両親共にシルバー族である。


ラディウスは警備隊員であり、アキリは銀十字軍に勤めていたが、とある事情で結婚後は産まれた子供と共に光の国を離れ、近くの星でひっそりと隠れるように暮らしていた。


かつてルクスの目の前でその命を奪われ、そのことがトラウマでルクスは人を信じることが出来なくなった。

しかし、彼らは自分たちが多くの異星人たちから恨みをかっていたことを理解しており、いつか残されるルクスのことをずっと案じており、もしもの為に残していたメッセージがルクスの壊れかけた心を元に戻すきっかけとなった。



・ババルウ星人 レブル


『夢魔が紡ぎし陰の記憶 』に登場したババルウ星人。


自らの復讐と野望の為なら手段を選ばない外道であり、ルクスの運命を大きく変えた出来事を引き起こした張本人。

ルクスのババルウ星人嫌いの元凶でもある。


ルクスの前で自害している為、既に故人。




その他編集



ウルトラマンコスモス


慈愛の勇者、コスモス。

かつてユノに会う前、旅をしていたルクスがコスモスペースを訪れた際に遭遇した…らしい。


その仲は正しく犬猿の仲。

未だに何かにつけて目の敵にしているようで、会話の中で名前が出るだけで激しい怒りを見せるほど毛嫌いしている。


当時のことは作品内でも詳しく語られたことがない為、何があったのかは謎のままであるが、少なくとも良い出会い方をしなかったのであろうことは予測出来る。

コスモスのことをルクスは『偽善者』、『慈愛野郎』などと呼んでいることから…コスモスやムサシの怪獣保護に対する考え方との意見の食い違いが争いの火種だった可能性が高い。



後に、質疑応答コーナーにおいてシルフィア氏から詳細が語られた。

それによれば、遊星ジュランでコスモスと一体化していたムサシとルクスが初対面した際…ムサシの怪獣保護の考え方がルクスの精神的な地雷を踏み過ぎたことと、それに嫌悪したルクスのムサシに対する暴言を、ムサシと一体化して聞いていたコスモスがスルー出来ずに喧嘩に発展したことが原因である様子。

歴戦の勇者たるコスモスのコロナモードを相手に当時のルクスは手も足も出ず、仲裁に入ったユノの必死の弁明に助けられ、プライドをズタズタにされながら逃げ帰ったことでルクスはコスモスに苦手意識とトラウマを植え付けられ、今となっては反射的に殺しにかかってしまうほど極端に嫌うようになった……とのこと。



こうなってしまった原因の一つが、ルクスの怪獣に対する言い切れぬ憎悪。

彼の持つ異質な能力は凶悪な実験によって無理矢理にも怪獣の遺伝子を植え付けられたことによる副産物であり、性格が歪むほど過酷な実験の数々によって散々痛めつけられた過去のルクスは、裏切り者のレブル同様に怪獣や異星人は倒すべき害悪としか考えておらず、力を利用する事はしても助け合うと言う概念は考えられなかった。

後にスパークドールズの怪獣から力を借りるヒカルや大地に出会うことでその考えは少しづつ和らいでいくものの、当時のルクスがムサシの掲げる怪獣保護、共存の考えを受け入れると言うのは少し無理があったのであろう。



こう言う経緯もあって今尚ルクスはコスモスに対して言い表せぬ嫌悪を抱き続けており、それは年々増加傾向にある。


とりあえず顔を見たら問答無用で技をぶっ放すのは日常茶飯事であるようで、コスモスやムサシの方からも危険人物扱いされているもよう。




ウルトラマンベリアル


言わずとしれた闇落ちウルトラマン、ゼロのライバルことベリアル陛下。


生前よりルクスとは腐れ縁であり、当人たちは否定しているものの仲の良さは周知の事実。

どのくらい良かったかと言うとベリアルのアジトに顔パスで入れるほど。


怪獣墓場に拠点を築き、ウルトラマンゼロを倒す為に様々な作戦を立ててはアナザースペースに荒波を引き起こしていたが、ウルトラマンジードの時空にてこの世を去った……と思われている。


……が、再び復活してくる可能性は大いにある。




ウルトラマントレギア


道化師、仮面の悪魔。

初対面時の印象は互いに最悪で、出会い頭に殺し合いが行われたほど。


ルクスの持つ怪獣の力を面白く思い、手を出してきたトレギアの見下した態度に腹を立てて返り討ちにした後、再び勧誘に来たのを突っぱね、互いに互いがやることには不干渉と言う制約を設ける。


他人の不幸を食い物にすると言う点だけは気が合うようで、偶に連むこともあったが、コーカサス氏が執筆中のコラボ『ルクス&ミオス その願いは誰がために・・・』にて制約を破ってユノを誘拐したことで完全に敵と認識されたもよう。




・ウルティメイトイージス


悪戯幼女の名称で親しまれる、シルフィア氏の作品内にて初期の頃に登場したオリジナルキャラの一人。

ゼロの持つウルティメイトブレスレットが意思を持ち、少女の姿となって現れた神秘の存在。

一見、幼女の姿で口調も子供らしい無邪気な発言が多い為、大人ぶった背伸び幼女としか見えないが、実はその中身は35万歳の長命者である。


性格は我儘で悪戯好きなお調子者であり、従来のトラブル気質であるため、それによってルクスも何度か迷惑をかけられている。


本人は忘れているものの、実はミネルヴァとは姉妹関係。




・アリア


実況少女の名前でお馴染み、マイティベースのアルバイト兼居候人として住み込みバイトをしている正体不明のお気楽少女。

お喋り大好き且つ常時ハイテンションの性格で、ユノやイージスと連んで悪戯を仕掛けてはルクスをよく困らせている。


喋りが好きなだけに会話も非常に饒舌。

時にはマシンガントークのようにその場を実況し、場を盛り上げるムードメーカー的存在になることも。

どれだけ喋っても言葉が絶えない肺活量と滑舌を有しており、途切れない軽快な言葉の連続に、イージスから付けられた二つ名は『雑音三昧(ノイズパーティー)』

一見酷い渾名の様にも思えるが、本人はこれを妙に気に入っているようだ。


その正体はシェイドの計画の過程で作られた生体兵器…ダークファウストであるが、現在は変身能力を失っている。




優秀過ぎる情報収集能力編集



近年はなんだかんだで戦うことを強要されている傾向にあるが、彼の元々の職業はエスメラルダの記者である。


故に彼の情報収集力はズバ抜けて高く、古い伝承から最新情報までタイムリーな情報を提供出来る。



特にエスメラルダの王族ウルティメイトフォースゼロの情報は一般的には極秘情報であるらしく、出回らないことからも彼が提供する記事はトップを飾ることが多く、同業者からの妬みもあるにはあるが、賃金もそれなりに多額であるらしい。



そして……

質疑応答の中で明かされたその情報収集の方法は…なんとハッキング


あらゆる怪獣や星人の能力をフル活用出来る彼の手にかかればネットワークサーバーから情報を抜き取ることは余裕であり、光の国の管理システムにアクセスしたり、エスメラルダの警察関連の極秘情報を気づかれずに抜き取ったりも出来るらしい。

その他、名前と住所を特定して噂の人物を直接取材しに行ったり、犯罪組織のアジトに侵入して重要資料やデータをこっそり入手したりなど、地味な情報収集を行うことで情報を得ているようだ。


その上、緊急時はミネルヴァの能力である無制限書庫を使うことで過去のデータを検索することが出来るらしく、情報戦においてはチート。

もはや知らないことの方が少ないと言える


『いやー、情報ってどこから漏れてんのかわかんないねー』





余談編集


名前の由来はラテン語で光、又は光の単位を意味する言葉…ルクス(lx)から。


質疑応答によると作者のイメージCVは森久保祥太郎さん。

ペルソナ4花村陽介の声のイメージであるらしい。


初期デザインはシルフィア氏がfenix氏へリクエストしたもの(メイン画像)

それ以降、同じデザインでシルフィア氏もイラストを投稿している。




関連タグ編集


ウルトラマン 二次創作

オリジナル オリトラマン


ウルトラマンビクトリー→同じく怪獣の力を使うウルトラマン。


ウルトラマンエックス→ビクトリーと同じで怪獣の力を使う。


ウルトラマンジード→本編の世界に飛ばされ、陰ながらルクスは彼らを手助けしたりしていた


ウルトラマンアルファ→fenix氏の有名オリトラマン。異世界コラボシリーズなどで共演。

毎年定期的に行われるfenix氏の質疑応答では彼を怒らせる質問を送っては悲惨な目に遭っている(自業自得である)


ウルトラマンリブレ→ホタル氏のオリトラマン。異世界コラボ、長編の『Ultra Collabo Story's!最強の遺伝子』にて共演。初めてルクスがゼロたち以外で心を開いたオリトラマンでもある。

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