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マチカネフクキタル(ウマ娘)の編集履歴

2024-12-03 11:30:32 バージョン

マチカネフクキタル(ウマ娘)

うまむすめのまちかねふくきたる

メディアミックスプロジェクト『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘の一人。モチーフ馬は、1990年代中頃から2000年代初頭まで活躍し、地味な血統ながら驚異的な末脚を武器にトライアルレース重賞2連勝の上で1997年度菊花賞を制したことで名声を轟かせた競走馬『マチカネフクキタル』号。

トレーナーさんの今日の運勢は…晴れ時々くもり!!ところによりゲリラ豪運!ですっ!


プロフィール

キャッチコピー福よ来い!占い大好きなハッピー祈願娘
誕生日5月22日
身長158cm
体重本日も大吉なので増減なし / 本日は「凶」なので微減(※)
スリーサイズB84・W59・H83
靴のサイズ左右ともに23.5cm
学年高等部
所属寮栗東寮
得意なこと占い
苦手なこと縁起の悪いもの
耳のことたまに方位占いに使う
尻尾のこと占いの最中はぴたりと止まる
家族のこと優秀な姉は、妹の明るさに憧れている
マイルール黒猫を見かけると横切られないよう併走する
スマホ壁紙日本各地のパワースポット写真を日替わりで
出走前は…シラオキ様に全力で勝利祈願!!
得意科目-
密かな自慢-
よく買う物-
ヒミツ①書道の段位を持っている / ②招き猫の『にゃーさん』と髪留めの『だるまん』は、祖母からのプレゼント
自己紹介どうも!マチカネフクキタルって言います!シラオキ様のお告げを信じて、福を掴む日を待ちかねつつ…日夜占いに励んでいます!
CV新田ひより

(※)ゲーム版では日替わりでどちらかに変化する。公式ポータルサイトでは大吉固定。


占い&おまじない頼りのオカルト本願なウマ娘。いつでも占いをしないと気が済まず、自分はもちろん、誰かにしてあげるのも大好き。「走り続ければ道は開ける」という神様のお告げを強く信じている。

招き猫の形をしたバッグの名前は『にゃーさん』。

公式ポータルサイトより)


(旧プロフィール)

占いが大好きでちょっとドジなウマ娘。

いつも雑誌の“占いコーナー”を確認しては一喜一憂している。

レースで勝つために必要なものは何よりも“運”だと思っていて、

実際、大吉の日には驚異的な実力を発揮するらしい。


ソロ曲

マチカネフクキタルマチカネフクキタル

さぁ… 手相にタロット 四柱推命で占って進ぜましょう(ハイッ!)

Lucky Comes True!

作詞:松井洋平 作曲・編曲:森本貴大


概要

マチカネフクキタルは、クロスメディアコンテンツ『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。モチーフは、実在の競走馬種牡馬マチカネフクキタル」号。


愛称は「フク」占いが大好きで、手当たり次第縁起物や開運グッズを身につけているスピリチュアルウマ娘。霊能力神通力はないのだが、夢に現れる「シラオキ様」を崇拝しそのお告げに従い行動する。性格は底抜けに明るく喜怒哀楽は激しく口を開けばけたたましく、コンディエンヌ的立ち回りが多い。

「トレーナーさん! 出ました! 大吉です!!」フンギャロ!


作中で度々言及する「シラオキ様」とは、史実において、子孫から活躍馬を多数送り出し今日の日本競馬における一大牝系を確立し、フクキタルの母系の先祖でもある競走馬・繁殖牝馬シラオキ号を指すものと思われる。


ウマまとめ2

アニメ、漫画、ゲームと各媒体で占いを披露しているが、インチキ占いの類ではなく他者への今後の指針を示したりと健全に占い、実際に当たっている描写が多い。

時には悩みなどの相談事を持ちかけられる事もあるが、思いもよらぬ相談の場合は戸惑いつつもダメ出しをすることも。


また占う相手の望みと違いすぎる結果が出た場合には結果を隠してフォローをしたりと、名前から来るネタというだけではない、キャラクター性として占いを行っているウマ娘である。

ちなみに、ゲーム版のホーム画面ではスマホアプリで占いをした結果が悪い運勢と分かった途端、もう一度占って無理矢理良い運勢を引き当てている。


センシティブな作品マチカネの転がる方

寮のルームメイトは、マチカネタンホイザ。「びっくりルーム」と呼ばれるほど叫び声やいびきがうるさく、廊下にいたエアシャカールから苦情を言われたことがある。

史実ではタンホイザが年長であるが、ウマ娘ではタンホイザが中等部、フクキタルが高等部在籍と逆転しており、タンホイザからは「フクちゃん先輩」と呼ばれている。モチーフ馬同士も種牡馬引退後は山梨県清里高原に所在する小須田牧場で仲良く余生を過ごしていた。


神社の娘で、父、母、祖母が健在。そして、「優秀な姉」がいたがすでに死別している。これは史実で将来を嘱望されながらデビュー前に放牧中の怪我で亡くなった3歳年上の全兄がモチーフになっていると見られている。ちなみにフクキタル本人は知らないが、姉は妹の底抜けの明るさに憧れているという。…なぜ死別しているのに現在進行形かは不明。フクキタルのSSRサポートカード[袖振り合えば福となる♪]では、「シラオキ様」の夢のお告げに導かれ、姉との思い出を探すエピソードが語られる。



容姿・デザイン

マチカネフクキタル

明るい栗毛の外ハネのショートヘアに「目がしいたけ」な自信満々の表情が印象的なウマ娘。右耳に耳カバーと黄色の四葉のクローバーの耳飾り、左耳近くに大幣の付いたダルマの髪留めをつけている。

実はスリーサイズがフジキセキに非常に近い、Bは同じでWHは誤差1cmである。

センシティブな作品


かしこみかしこみ~no title

アプリゲーム版での名称は[運気上昇☆幸福万来]。

など、ありとあらゆる占い&縁起物(開運グッズ)がてんこ盛りである。


フルアーマーフクちゃん

初登場は、2021年8月11日実装のメイショウドトウの育成ストーリー内イベント「金鯱賞に向けて」。同年8月30日、[吉兆・初あらし]の名で2着目の勝負服として実装された。

通常勝負服からさらにパワーアップし、全身新たな縁起物&開運グッズで固めた姿。黄色尽くめなのは風水で金運アップの色とされているからだろうが、このゴチャゴチャぶりは、フクキタルが師と仰ぐ風水アドバイザーのコパノリッキーが見たら即ダメ出しだろう。


FKKTR

2021年から2022年の年末年始のゲーム版ストーリーイベント「瑞花繚乱!新春かるた合戦」で披露した競技かるた用の着物姿。振袖の柄は緑地に黄菊の花という、菊花賞の優勝レイそのままの配色。


ねこ着ぐるみドラマーフクちゃん

2024年秋のゲーム版ストーリーイベント『スラップスティック・クラッシュ!』のサポートカードイラスト。3ピースバンド魔女娘』のドラム担当。魔女シーキングザパールの使い魔の猫という設定で、三毛猫着ぐるみを着ている。

SHAKEROCK』の演奏シーンでは三毛猫の被り物に体操服姿でドラムを演奏している。


トレーナーさんがお守りを買うと必ずオマケしてくるフクキタル

テレビアニメシリーズのSeason2第3話とSeason3第8話で登場。実家の神社で巫女の手伝いをしている。


  • 私服(アプリゲーム版)

2021_03_24 ウマ娘

ピンクのポロシャツに緑のストライプ柄のブルゾン、下はハーフパンツ。



マンガ版

うまよん

色物キャラっぽいが実力は本物。「併走占い」というものを行った際にはなんとあのサイレンススズカを差し切っている(占いだから手加減してもらったのではと思うかもしれないが、むしろスズカの方が占い関係なく全力で飛ばしており、フクキタルの方こそ占いとたかを括り少し出遅れている)。このエピソードは恐らく下記の神戸新聞杯が元ネタ。


うまむすめし

第15話にて初登場。マチカネタンホイザと共に、占いで出た開運の方角に向かい辿り着いた食堂で、2人でサンマ定食を食べた。なお、本作では「ニンジンチャームダウジング占い」を披露している。



アニメ版

TVアニメシリーズ

占って進ぜましょう!ウマ3#8

メイショウドトウとの占い屋コンビは、当TVアニメシリーズオリジナル設定。関連:救いはないのですか?


Season1

第6話「天高く、ウマ娘燃ゆる秋」で初登場。

メイショウドトウと一緒に、「秋のトゥインクル・シリーズファン大感謝祭」にて占い屋『表はあっても占い』を出店。来店したメジロマックイーンに対し、暗にゴールドシップの屋台経営を手伝うように誘導し、彼女のチョロイン化を加速させた。

第8話で宝塚記念に出走(モチーフの1999年・第40回宝塚記念では8番人気で5着、鞍上は佐藤哲三)。


サイドストーリー

第6R「これからも」では、占い屋に来たナイスネイチャエイシンフラッシュを、ウオッカダイワスカーレットと呼び間違えるという盛大なボケをかますが、二人に突っ込まれると華麗にスルーした。

ネイチャからはさりげなくサイレンススズカ勝利した経験について触れられている。


第7R「メッセージ」では、入院したスズカの見舞いに訪れる。この時点ではもうひとりのマチカネが未登場だった為、マックイーンから「マチカネさん」と呼ばれていた。


OVA『BNWの誓い

ビワハヤヒデ率いるチームB(菊花賞優勝馬チーム)から駅伝に参加。さらに物語終盤の大阪杯にも出走した。


Season2

メイショウドトウとのコンビも板に付いており、悩めるメジロパーマーダイタクヘリオスの邂逅に一役買っている。


Season3

第8話、正月、実家の神社の授与所でメイショウドトウと一緒に巫女の仕事をしていたところ、お守りを買いに来たキタサンブラックサトノダイヤモンドに出会う。


RTTTシリーズ

ROAD TO THE TOP

台詞は一切ないが、第1話にて学園内の食堂で登場。


新時代の扉

台詞は一切ないが、冒頭に歴代ウマ娘の1人として一瞬だけ登場する。相変わらず水晶玉を持っていた。



ゲーム版

アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』

🔮

リリース初期より☆1の育成ウマ娘、R・SRのサポートカードとして登場。

第2の育成シナリオ「アオハル杯」ではシナリオリンクキャラクターの1人として登場。


ウマ娘ストーリーでは「お告げによって」トレーナー(主人公)と出会うこととなる。

信じていいかもビミョウな占い(「鉛筆転がし」、「人参占い」など)で予想するという占いに凝り固まった彼女。果たして、そんな優柔不断でどこか放っておけないフクキタルの行方やいかに……。


いろいろフクキタル

育成でも占い頼み神頼みが平常運転だが、その裏には優秀な姉に対するコンプレックスが見え隠れしている。験担ぎも大好きで、割り箸をきれいに割れただけでご機嫌になったり、度胸をつけるために生徒会室にイタズラを仕掛けたり、他人の夢に登場したことで一喜一憂したりと、とても賑やか。


メイショウドトウの育成ストーリーでは親友として、ネガティブ思考に陥りやすい彼女を勇気付けるために様々なアドバイスをしてくれる。

シニア級金鯱賞ではメイショウドトウに自らの運を授けるという目的でライバル宣言をして参戦するのだが、そこで見せた衝撃の姿は…。


イベントストーリー第9弾『瑞花繚乱!新春かるた合戦』では、99世代に交じって登場。当時実装されていなかったナリタトップロード菊花賞繋がりの代理と思われる。


らく

2024年秋のイベントストーリー第39弾『スラップスティック・クラッシュ!』でもメインキャラクターとして登場。シーキングザパールマヤノトップガンと3ピースバンド『魔女娘』を結成して聖蹄祭に参加し、法螺貝を突然吹いたりとパールに負けず劣らず変人ぶりを披露しマヤをドン引きさせている。


本作では独自にバンドシーンも製作されており、3人同時に演奏する場面も。3人の歌唱も相まってかなり気合の入った演出となっており、ファンには必見の電波ソングとなっている。


育成ウマ娘

ハッピー☆カムカム

リリース当初から実装された☆1育成ウマ娘。詳細は該当項目にて。


育成中のイベントで長距離なんて無理と嘆くシーンもあるが、中長距離適性Aに加えスタミナ、次いでパワーが伸びやすく、覚醒スキルも長距離用があるのも相まってむしろ長距離の方が得意である。


目標も殆ど中・長距離なので念頭に置いて育成しよう。

スキルは占い大好きな彼女らしく、「ラッキーセブン」に関連したスキルが多い。名前そのまんまな「ラッキーセブン」「スーパーラッキーセブン」、パチンコスロットの大当たりでお馴染みの「スリーセブン」が該当する。


「ラッキーセブン」「スーパーラッキーセブン」は、枠順が7番の時に「確率」で全ステータスがアップする(枠順が7番になっても確定で発動してくれない)、文字通りの神頼みスキル。正直対人戦には全く向いていないが、発動すればプレイヤーにラッキーが舞い降りるかもしれない。多分。


「スリーセブン」は名前とは裏腹に安定して発動させられる(残り777mで発動するスタミナ回復スキル)。余裕があれば取ってもいいだろう。

ただし、「スリーセブン」は長距離だとラストスパート中の発動になり恩恵が薄くなるのでマイル~中距離運用を見越して習得するのがベタ。


固有スキルバ群をどかすという唯一無二のスキル……と思われていたが、実際はただの速度&加速度UPスキルであることが有志の検証により判明。それどころか発動条件が「前方がブロックされる」ことのため、発動しても前が塞がれて順位を上げることができない。フクキタルが一体何をしたというのだ……対人戦では別衣装のフルアーマー・フクキタルで勝負することをお勧めする。


覚醒スキルはデバフやスタミナ回復中心で加速スキルがないためサポートカードは位置取り系スキルは勿論加速系スキルを取れるものも選んでおきたい。


注意するべきは完全にランダムな選択肢を含むイベントで、外れを引いてやる気が下がりやすいので、やる気ケアはこまめに。


また、育成中に設定されている目標のうち2つが複数の候補からランダムで決まるなど、ユニークな演出が差し挟まれているのも特徴である。

2回目は全て中距離だが、1回目は適性Cのマイルが混じっているのが曲者。幸い5着以内でクリアなので無理してマイル適性を上げる必要はない。


目標レースにはなっていないが、京都新聞杯に勝利した状態で神戸新聞杯に勝つと、史実の京都新聞杯勝利時の実況(関西テレビ・杉本清アナ)が再現される。


フクちゃん!!!

2021年8月30日、育成シナリオ「アオハル杯 ~輝け、チームの絆~」の実装と共に登場した☆3育成ウマ娘。詳しくは概要項目を参照。


固有二つ名

笑門来福

常にやる気「絶好調」でGⅡまたはGⅠに15回以上出走し、菊花賞を含むGⅡ以上で3連勝以上する。

  • 菊花賞の勝利が必須となるが後はそこまで難易度は厳しくは無いが目標だけではGⅡ以上の出走数が6回しかない、残り9回を他でこなす必要がある。
  • しかし絶好調キープが一番の問題で目標ターンでランダムイベントでやる気を下げられたらもう泣くしかない。
  • なお2022年2月24日に実装された育成シナリオMake a new track!! ~クライマックス開幕~では、出場するレースを自分で自由に選ぶ事ができる(都合が悪ければドタキャンできる)上に消耗品を用いてやる気をその場で回復させる事ができるので、やる気の問題はほぼ解消できる。問題は主だった重賞レースにはライバルが登場し勝ちを獲り辛くなってる事か。

サポートカード

  • SR[運の行方]マチカネフクキタル

リリース初期よりサポートカードガチャにて入手可能なSRサポート。タイプは賢さ。

パラメータ自体は練習性能重視でそれなりだが、「小休憩」「スリーセブン」「トリック(後)」が差しウマ育成において汎用的に役立つ他、イベントでスキルPtを最大105稼げるため地味に強力。特に「スリーセブン」は因子以外ではマチカネフクキタル本人か彼女からヒントを得る以外の習得方法はない。金スキルではないが、確定でスパート中の長距離以外ではなかなか有用である。

スキルPt45を獲得せずスキル「○右回り」のヒントを得ることも可能。


イベントの内容自体は本人のストーリーと同じく、騒がしくも微笑ましい。

その一方、彼女の自己評価が垣間見える連続イベント2回目は必見である。


  • SSR[袖振り合えば福となる♪]マチカネフクキタル

2021年12月31日、ストーリーイベント「瑞花繚乱!新春かるた合戦」の開催と同時に実装されたSSRサポート。タイプはスピード。なのだが、失敗率ダウン、体力消費ダウンとこれまでは友情タイプにしかなかったサポート効果が存在する。完凸すれば、全ステータスが30アップした状態から育成を開始できるという大きな利点がある。連続イベントは3段クルーン方式になっており、各イベントには上の選択肢を選ぶことで成否判定が存在する。成功で全ステータス7アップ、失敗で賢さ4のみに加え、連続イベント終了というギャンブル性が高いイベントとなっており、最後は大成功でスキルpt77という非常に大きなボーナスが得られるツインターボに続きカイジの「沼」再びである)。さらにマチカネフクキタル自身がアオハル杯のシナリオリンク対象キャラだったために、追加当時から編成に組み込まれることが多く、同時期に育成キャラとして追加されたテイエムオペラオー初晴・青き絢爛]で史上初のUGランクにも貢献した


ぱかチューブっ!

度々告知で登場しては内容を占って見せたりしている。


ゲーム実況ではホラーゲームの『POPPY_PLAYTIME』をゴールドシップマチカネタンホイザと共にプレイした。

当然というべきかかなりわちゃわちゃしておりツッコミが不在なので、賑やかな空気で進んでいった。


熱血ハチャメチャ大感謝祭!

バスケの模擬試合に出るフクキタル

「はっ!?で、ではでは……道を拓き給え!かしこみかしこみセンキューシラオキ〜……!」

本作ではくじ引きによって、同期や親しい仲であるサイレンススズカエアグルーヴと同じチームフリージアで参加する。なお、ストーリーモードによればフリージアの勝利は大確定している……らしいのだが、良くも悪くもその占いに全てを賭けてしまう性格は相変わらずでエアグルーヴの頭を悩ませる一因になっているようだ。

なお、バスケ競技の回では「大吉メガ盛りシュート」なる必殺技を考案するも、名前だけなので特に決まることなく外していたりする。作中では模擬試合にてキングヘイローとドリブル勝負する場面もあった。


「はーっドリブルばんばんダンベルぶんぶん!我がボールよ、いい感じでゴールに吸い込まれたまえ〜!」


なお、ハチャメジロGPでは定期的になんだかんだ仲間達のフォローもよく行っており、一度助っ人としてキタサンブラックサトノダイヤモンドを呼びつけたりスズカにお守りをあげたりと献身的な姿も見せている。第6話では事実上の主役として扱われている。



競走馬マチカネフクキタル


新しい君よ


カレンダーをめくるたび

君の歩幅は大きくなっていく

いつか気づくだろう

見える景色が変化したことに


けれど変わったのは

周囲ではなく君自身なのだ


移ろう季節の中で

手にした新しい力とともに

勝利という至福へ向けて

いま駆けのぼっていけ

《「名馬の肖像」2021年菊花賞


1994年生まれで、同期の「マチカネワラウカド」らとともに、馬主である細川益男氏の意向のもと、競馬雑誌「競馬ブック」での公募で命名されたという逸話を持つ。血統は全く別だが、その名前(ペアで「笑う門には福来る」)ゆえかこの両馬は相方のような扱いを受けることが多い。


母・アテナトウショウと父・クリスタルグリッターズからは3歳上の兄が生まれており、当歳中に怪我が原因で亡くなってしまったものの、将来を有望視されていたという。3年後に同じ両親から生まれたマチカネフクキタルは順調に育っていったが、その評価は見知らぬ兄に対してやや見劣りするといった扱いであった。


しかしそんな不安を払拭するかのようにフクキタルは徐々に活躍を見せ、南井克巳を鞍上に迎えた1997年の神戸新聞杯では逃げるサイレンススズカを最終コーナーからの末脚で差し切って勝利し、続く京都新聞杯では途中不利をうけながらも、最終直線から抜け出して1着。

トライアルを2連勝して挑んだ菊花賞では、血統が不安視され、3番人気に甘んじるが、前2走同様に直線から見事な差し切りを見せて1着。3連勝で菊の舞台に福を呼び込んでみせた。


菊花賞以降は裂蹄など蹄の病気に悩まされ、6歳時に2着は2回あれど勝利できず、2000年の宝塚記念8着の後、調教中に右前浅屈腱炎を発症し競走馬を引退。

その後は種牡馬になるものの、年間最大20頭と牝馬をほとんど集められず生涯に残した産駒は29頭にとどまったが、その中から障害オープン特別の中山新春ジャンプステークスを制し中山グランドジャンプでも2着に入ったリワードプレザンを送り出した。2010年に種牡馬を引退。以後は山梨県の小須田牧場で余生を過ごし、2020年7月31日、ゆっくりと小屋を出てきてから草の上に座り込み、そのまま眠るように息を引き取った。


自身の与り知らぬ所で相方にされてしまったマチカネワラウカドは地方競馬で98年11月にオープンクラスに昇格、12月にGⅡウインターステークスを制する。99年11月には東海菊花賞を制し、中央と地方の差はあれど「菊花賞勝ち馬」となった。



余談

声優と初期案

フクキタルの声を担当している新田氏は当初オーディションではサクラバクシンオーを受けており、現場でバクシンオーの演技をしていた所でフクキタルの資料を渡され「あなたみたいな人」ということで抜擢されたとか(「そこそこぱかライブVol.39」)。

なお、初期案ではフクキタルは新聞の勧誘を断れなくて何紙も新聞を取っているという設定があり、危なっかしさも含めて新田氏にはシンパシーを抱かれたという。


水晶玉の正体?

マチカネフクキタルは水晶玉をよく持ち歩いているが、これは実馬の父クリスタルグリッターズ(名前の意味は「光る水晶」)が由来という説がある。

ちなみに、実の父がモデルの異形となるとエルコンドルパサーマンボキングマンボ)やマンハッタンカフェ『お友だち』サンデーサイレンス)などがいる。


ゲーム版でのダート要員

ゲーム版におけるマチカネフクキタルは☆1~2のウマ娘で4人しか存在しないダート適性非Gである。

チーム戦では短距離・マイル・中距離・長距離・ダート(マイル)に分かれ最大3名まで編成できるが、☆3ウマ娘がいない場合、ダートはハルウララエルコンドルパサーは確定としてあと1枠をダートEマイルDのマヤノトップガンかダートFマイルCのマチカネフクキタルというどう見ても不適格な二人に焦点が当てられることが多い。というのもこの二人なら因子を最大限盛ればダートBマイルAから始められ、以降の継承で適性を上げられなくてもそのまま戦力になれるからである。なお、両者ともに栗毛の菊花賞馬という共通点がある。(※ダート最大C開始になるが、マイルAのダイワスカーレット等にする人もいるにはいる)


他方、競走馬の同期マチカネワラウカドはダートを中心に走っていた。

ダート要員が過疎すぎるために、マチカネフクキタルとして生きていた筈なのにいつの間にかマチカネワラウカドのようにダートを走らされているケースも少なからず存在しているのである。


実馬との関係

ウマ娘の担当声優と会ったことのある数少ない存在でもある。


史実のマチカネフクキタル号は熊癖(「ゆうへき」と読む。体を左右に揺らす癖のこと)があったが、ゲーム版でもこれを再現しているのか体を左右に揺らすことがある。



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関連タグ

ウマ娘プリティーダービー

ウマ娘 マチカネフクキタル

97世代(ウマ娘)


史実で対戦経験のあるウマ娘

※太字はマチカネフクキタルが先着したレース。






マチカネ冠繋がり


モデル馬の父系(ブラッシンググルーム系)繋がり


モデル馬の母系(シラオキ系)繋がり


主戦・南井克巳騎手繋がり


二分久男調教師繋がり


騎乗した騎手(南井克己を除く)繋がり


その他

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