ピクシブ百科事典

東方ポケモン対戦記

とうほうぽけもんたいせんき

ゆっくり実況者のリア氏が投稿するポケットモンスターシリーズ対戦及び実況動画のタイトル。
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この動画の説明!

東方キャラと話すポケモンが登場します。

幻想郷を舞台に東方キャラがポケモンバトルで対戦します。

オリキャラや俺設定満載の東方ポケモン茶番動画。

この動画には実況がありますが、これも茶番のひとつです。

その他諸々ございますが、ゆっくりしていってね!!

概要

東方ポケモン対戦記とは、ゆっくり実況者リア氏が投稿する動画シリーズのひとつ「幻想ポケ遊戯第3部」にあたるポケモン対戦・実況動画シリーズ。

実況プレイ動画であるはずの前作でおまけパートが想像以上の人気を博したことを踏まえ、今回からおまけパートをメインに据えたガーネットver.実況プレイ+おまけパートのスタイルを続行するラピスラズリver.の2本立て構成に変更、タイトルも「東方ポケモン対戦記」と銘打ちストーリーをより重点的に展開する方針をとった。

また、バトルのルールや群像劇形式が明確化され、ベガ本編に登場する改造ポケモンの使用、などの多面的な展開や予想の難しいバトルも特徴で、改造ポケモンに至っては今シリーズの世界観を支える重要な存在にもなっている。

ちなみに時系列はガーネット→ラピスラズリ→ガーネット…の順で、全体的に誤字脱字や編集ミスがそこそこ多いので注意。


ガーネットver.

ストーリーパート中心の章で、霊夢・魔理沙・妖夢・ミスティアを主人公格として進行する。
このシリーズオリジナル設定にして最大の特徴である、500年前の幻想郷を舞台とした物語が中心。さらに、前作まで悪の組織と思われていた役割論理の真意や、ピカちゃんやルシフェルなど改造ポケモンたちの正体・原理が明らかになる。

主人公格の主観によって登場人物の背景と印象が大きく異なるため、主要人物やポケモンは編ごとに紹介するものとする(オリジナルキャラ・ベガオリジナルポケモンのリスト名は太字で表記)。

2019年現在、チャンネルの収益化剥奪問題への対策として1~6話目・7~11話目が削除されているが、ニコニコ動画のチャンネル内ではその一部が視聴可能となっている。 

500年前の幻想郷 博麗霊夢

八雲紫の目論見を阻止しようと立ち向かった博麗霊夢。しかし、彼女の強大なポケモン「ピカちゃん」の前に惨敗を喫し、相棒のピカさんと共に初代ポケモンゲームの世界へ飛ばされ行方不明となってしまう。
そんな中、やっとの思いで幻想郷に帰ってきた霊夢とピカさんは拾った新聞を見て愕然とする。なんと500年ほど前の幻想郷にタイムスリップしてしまったのだ。

しかも当時の幻想郷は現代以上に物騒で、トレーナーはゲス野郎か危険人物だらけ、ポケモンたちは皆奴隷扱い、絆?何それ?おいしいの?と殺伐そのものだった。

それでも霊夢は一刻も早く現代へ帰るために、出会った唯一の協力者にして霧雨魔理沙の先祖である霧雨魔理玖と共に未来への影響に注意しつつ奮闘するのだった。

主要人物

  • 博麗霊夢
    • 空を飛ぶ程度の能力を持つご存知博麗の腋巫女にして、このシリーズ全体の主人公。

前作にて八雲紫に挑むも返り討ちに遭い、スキマに飛ばされてピカさんと共に500年前の幻想郷にタイムスリップしてしまった。当時では「ポケモンはバトルして強奪するもの」というとんでもない習慣があり、現代以上に喋るポケモンは貴重なため、開始早々バトルに負けピカさんを奪われてしまう。その直後に魔理玖に助けられピカさんを取り戻すが、互いに人違いしたことであっさり正体がばれてしまい、成り行きで彼と共に現代へ帰る手段を模索することになる。長生きな種族が多い幻想郷では名乗ることすら歴史に影響を与えかねないので、魔理玖の発明品で変装し偽名を使っているが、魔理玖のネーミングセンスが皆無であることや変装中の姿がアレなせいで結局怪しまれることが多い。

自分がボケ属性でピカさんは天然ボケ(戦闘時以外)なので、魔理玖不在時のツッコミ役に困っていたが、ティナが復帰したことで解消された。

  • ピカさん(ピカチュウ) <でんき>
    • 霊夢の主力を務める歴戦の闘士のようなピカチュウ。オス。
紫のピカちゃんに敗れてもなおバトルへの闘志を燃やしており、霊夢とは別方面で精神的なタフさが目立つ。王者のような風格と凄まじい強さや強運は健在で、ピカちゃん対策のめざめるパワーで難点だった技範囲も克服し立ちはだかる強敵を幾度となく打ち破る。
かなりの強運の持ち主であり、これまでの戦いで何度も撮り直したかのような強運を度々発揮しているが、なんとピカさんが関わったバトルは一度も撮り直したことがなく一発OKだったという衝撃の事実が判明した。
目立たないようにこの世界では満足に喋ることができないが、それでも霊夢の意思を汲み取っていることから彼女とは確かな絆を築いているようだ。

  • ティナ(オルマリア) <ゴースト>
    • かつてポケモンに改造された元人間の少女だったオルマリア。性別不明扱いだが一応メス。
前作で霊夢とピカさんが行方不明になる一因を作ってしまい罪悪感に苛まれていたが、意外な人物の情報から霊夢が生きていることを知り、自らピカちゃんの力で過去の世界にやってきた。そして到着早々偶然にもピカさんや霊夢と再会を果たし、本当の意味で霊夢の仲間として復帰した。
オルディナの頃は耐久型戦法だったが、進化後は攻撃面の能力が伸びたことで特殊アタッカーに転身。霊夢自身の強運も合わさりげんしのちからバトンタッチという非現実的そのものの戦法で相手を驚かせることもある。また、再加入の一件以来ピカさんに好意を抱くようになり、それに伴い前作までの情緒不安定な面は鳴りを潜め恋するツンデレギャルのような性格に落ち着いた。しかし、相手は「戦うこと」・「強くなること」・「ケチャップを口にすること」以外に興味がない超鈍感男なので恋路はかなり難航している。

人間の頃自分と同じくポケモンに改造された実姉がいることが判明。描写を見る限り現在も交流があり、ポケモンになる前から姉妹揃って同じ口癖だった様子。過去に来れたのもその姉がピカちゃんのお世話係だったおかげであり、ピカちゃんが寝ぼけている時に能力を使わせたとのこと。

  • 霧雨魔理玖
    • 霧雨魔理沙の先祖にあたる、魔法使い兼錬金術師の青年。種族は人間で血液型はA型らしい。
かなりのお人好しで過去の世界の住人で唯一ポケモンに愛情を持つトレーナーであり、伊吹萃香を倒して人間とポケモンが共存できる世界を目指し、たったひとりで活動している。
魔理沙とは異性にもかかわらず瓜二つで、魔術や錬金術は魔理沙のそれを大きく凌ぐが弾幕戦は苦手で弱いらしい。運次第の霊夢よりもバトルの実力は上で作中屈指の勝率を誇り、勝てそうもない相手には巧みな話術で戦わずして勝利する策士でもある。
さらに彼の錬金術はチート呼ばわりされるほどに便利で、優秀な発明品や様々な効力を持つ宝石を使い窮地を脱したり、命の危機にあるポケモンを改造ポケモン化する代わりに蘇らせる手術を施せるが、この技術は現代では失われてしまっている。
中性的な容姿と度量の大きさから妖怪はもちろんガチホモにすらモテているが、本人は独身どころか実は童貞らしく霊夢にネタにされている。

重要人物でありながら、霊夢の悪ふざけで初登場と自己紹介がダイジェストで済まされたり、交戦を警戒した相手に奇襲をかけられ敗北するなど強さ故に不遇な面も多い。

  • 初代オマルライダー
    • サングラスを着用しおまるに乗った魔理k……正義の味方。
どう見ても変質者にしか見えないが、かつて歴史から抹消された大戦争を終結させた伝説の英雄。現代の歴史によると文献こそ少ないが、ルシフェルの封印に一役買ったともいわれる知る人ぞ知る人物らしい。愛用のおまるは実は魔法道具の一種であり、魔法道具製作を極めた祖先から改良を重ねられた上で代々受け継がれている由緒正しき逸品。初代ライダーのおまるは錬金釜としても使用可能でありいくつか予備(二号機)もあるが、たまに乗り遅れたり振り落とされるなど実は若干操作が下手。もちろん正体は不明(笑)。

  • ガッシュ(ピカチュウ) <でんき>
    • 魔理玖の切り札であるピカチュウ。オス。
かつて生死の境をさまようほどの重体だったところを魔理玖に助けられ、彼の錬金術でなんとか蘇った改造ポケモンであり、喋ることはできないが魔理玖から全幅の信頼を置かれている実力者。
その正体は「王族」と呼ばれる特別なポケモンの一族で、普通のピカチュウよりもこうげきとすばやさの能力値が非常に高いという特徴があり、魔理玖がガッシュを助けたのはこの能力の存在も大きい。
ポケモン同士の会話によると意外と気さくでようきな性格らしく、ピカさんよりも強いはずなのだが彼のことを師匠のように慕っており、寡黙な彼とは対照的におっちょこちょいでコミカルな言動が目立つ。やっぱりケチャラー

  • サンダー <でんき・ひこう>
    • 魔理玖が使用するポケモンの一匹。性別不明扱いだが一応オス。
ガッシュと同じく死にかけていたところを錬金術により蘇生し、副作用として不老の肉体と全てのひこう技が使える程度の能力を得た改造ポケモン。後にポケモンを愛する心を教えるためミスティアに託され、彼女の相棒ポケモンとなった。

  • アーベ・マーガトロイド
    • アリス・マーガトロイドの祖父にあたるいい男。種族はおそらく魔法使い。
お察しの通り阿部さんがアリスのコスプレをしたような男で今作屈指のネタキャラ
ガチホモで魔理玖をいつかどうにかしてやろう(意味深)といつもつきまとっている。興奮して暴走したときのスピードは天狗にも匹敵するらしく、魔理玖と違い弾幕戦も強いと思われる。
ゲスこーりんが雇った対魔理玖の用心棒として初登場したが、魔理玖は以前からアーベに狙われていたらしく、バトルはおろか会うことすら苦手としているほど。しかし、それさえ除けば義理堅く人情味溢れる「いい漢」であり、後に霊夢の正体を知り協力者となった。
様々な戦法のゴリチュウを使用しており、その中の一匹をゴリさんと名付け主力にしている。本人曰く「魔理玖のために育てた」らしい。ちなみに、ガチホモなのに子孫をもうけているのは「女でも構わずに食っちまうようないい男だから」らしく、なんと現代も存命であることが判明した。

うぷ主曰く「ゆっくり界隈でのアリスのキャラ付けを男でやってみた」結果こうなったとのこと。

  • 魂魄妖牙
    • 魂魄妖夢の父にあたる、西行寺幽々子の警護を務める少年。種族は半人半霊。
語尾に「ぴょん」を付けるというみょんな口癖があり、娘と同じく剣士で容姿も瓜二つだが、その本性は真面目な妖夢の父とは思えないほどのクズ野郎
初登場早々から初対面の霊夢を「でいぶ」呼ばわりして見下し、手持ちポケモンに対しても必要以上に横柄な態度をとる、馬鹿なくせに学習せず往生際が悪い、と第一印象は最悪。立派なトレーナーになるため幽々子の試練を受けていたが、実際はイカサマや反則を多用して強引に突破しており、同じく挑戦者である霊夢たちも蹴落とそうとしていた。かつてはポケモンを愛する純粋な少年だったが、ある酷い体験により歪んでしまったという地味に重い過去を抱えている。

トレーナーとしては今まで無敗で絶対の自信を持っているが、実際は知識も実戦経験も圧倒的に不足しており非常に弱く、主力であるアイラの超性能に頼っているだけである。ただし、父である魂魄妖忌のことは尊敬しているのか剣術の腕前は本物で、愛用の楼観剣と白楼剣を使い分け実体を持たない敵をも切り伏せる。妖牙曰く「我が楼観剣に斬れぬものはあまり無い!」とのこと。

  • アイラ(ストライク) <むし・ひこう>
    • 妖牙が幽々子から貰ったストライク。メス。
妖牙とは正反対に正々堂々としたまじめな性格で、喋れないとはいえピカさんを通して主の非礼を詫びる高潔な武人。本来の主である幽々子とは、庭の手入れを引き換えに他のむしポケモンたちと共に白玉楼に住まわせてもらっている関係である。
ガッシュと同じく「王族」のポケモンであり、一度かげぶんしんすることで回避率を最大まで上げられる程度の能力を持つ特別なポケモン。
霊夢一行には妖牙の側にいることを不思議がられているが、それは単なる忠義心だけではなく彼の悲しい過去とその裏にある陰謀を知り、真実を伝えられる日が来るまで戦い続けるためである。

  • 博麗霊寺
    • 霊夢の先祖と思われる、赤い帽子をかぶった青年。種族は人間でおそらく博麗神社出身。
例によって霊夢とは帽子以外瓜二つなので、霊夢の正体を知った者達は一度は彼と人違い(逆も然り)しており、魔理玖が彼女と知り合ったのも元はと言えば霊寺が原因。
名前自体は序盤から時々登場していたが、霊夢がこの世界にやってきた頃とほぼ同時期に行方不明になっており、終盤にて意外な場所でようやく初登場を果たした。
魔理玖によると彼とは親友で、現代の霊夢&魔理沙のように悪いトレーナーに勝負を吹っかけては懲らしめていたらしい。無口で一切喋らない代わりに表情は割と豊かで、付き合いの長い魔理玖だけは表情から霊寺の気持ちや感情を読み取ることができる。本当に黙っていることもあるらしい。
トレーナーとしての実力は魔理玖と同等かそれ以上で、彼とは逆にポケモンの知識に疎い分凄まじい程の直感と強運で戦う生粋の直感型トレーナー。

モデルは言わずもがなレッドであり、当初は魔理玖もグリーンのようなキャラになる予定だったらしく、作中でも時々ネタにされている。

  • アイオリア(ライチュウ) <でんき>
    • マントを羽織った帝王のような風格のライチュウ。オス。
魔理玖のガッシュと同じく相手の特殊能力を打ち消す程度の能力を持つ「王族」のポケモンであり、口ぶりからして彼の遠い子孫と思われる。つまり、現代からやってきたらしいポケモンでピカさんとも共通点が多く何らかの関係がある可能性が高い。

500年前の人々

  • 500年前の森近霖之助
    • 魔理玖に弟子入りしている商人。通称「ゲスこーりん」。

現代以上に強欲でポケモンを道具としか思っていないため、師の魔理玖からはポケモン売買を禁止されていたが、町で偶然喋るピカチュウ(ピカさん)を目撃し、奪って売りさばこうと霊夢にバトルをしかけた。しかも、負けてもなお卑怯な手段でピカさんを奪おうとして魔理玖の逆鱗に触れ……
一応、商人としての審美眼は本物なので能力を応用することで優秀なポケモンの鑑定も可能(裏を返せばポケモンを道具と判断している証拠でもあるが)。

ちなみに、当時はトレードマークのメガネをかけておらず裸眼だったことが判明した。

普段はやはりヤツメウナギ屋の屋台を経営しており魔理玖はその常連客である。だが今作オリジナルの設定で「雀のお宿」という居酒屋兼旅館の女将も務めており、その宿舎は酔った勢いで魔理玖が旅館・屋台をモンスターボールと錬金して作った発明品。しかも宿舎→屋台→ポケットサイズまで縮小・巨大化が可能という地味に便利な代物。
魔理玖の影響からかこの世界では数少ない良心的な人物で、ポケモンへの愛情こそ持たないがゲスでもない。伊吹萃香の襲撃を受けた紅魔館を訪れ萃香に敗れた霊夢を救出したが、その際偶然霊夢の正体とレミリアや美鈴たちを捕獲するシュテンを目撃してしまい、魔理玖同様彼女の協力者となった。
ちなみに、当時は現代とは違い鳥ポケモン統一のパーティーを使用していた。

霊夢との関係を怪しんでいる様子からして、どうやら魔理玖に好意を抱いているらしい。

現代に戻る手掛かりとして、とりあえず時に関する能力の人物がいそうな紅魔館を目指す霊夢一行の前に登場。さらに当時14歳(現在の彼女が500歳)であったことから、この世界が厳密には「486年前」の世界であることが判明した。
この頃に先代当主だった父が亡くなり急遽就任したためまだまだ未熟だが、驚異的身体能力は健在で相当な実力がないと見破れない魔理玖の魔術を無自覚に見破っている(ゲスパチュリーが出しゃばったおかげでばれずに済んだが)。少しでも父に近付くために威厳やカリスマを求めているが、中はあどけない少女なので一挙一動が非常に可愛らしく、魔理玖はおろか現在のレミリアを知っている霊夢すら魅了した。
とはいえ、野生ポケモンの状況を考慮し当時主力事業だったハンター業から潔く撤退したり、バトルでは十分威厳溢れる振舞いが出来ているなど、誇り高き吸血鬼としての面も健在。意外なことにこの世界では比較的まともな人物で、ポケモンに愛情こそないがぞんざいに扱う事も無い。
エースはディアルガのディオで、喋りはしないが特徴的な鳴き声が特徴。

  • 500年前の紅美鈴
    • 相変わらず紅魔館の門番を務める妖怪。
紅魔館に入ろうとする霊夢一行を尋問するが、魔理玖が入館許可証(偽造)を持っていたため渋々通した。ミスティア同様500年前の人々としては珍しい比較的まともな人物だが、居眠りどころか魔理玖にカマをかけてボロを出させようとしたり、当時はいなかった咲夜の代わりにレミリアの世話係をするなど真面目に仕事しており、現代の彼女を知る霊夢には「むしろしっかり仕事している方がおかしい」とも揶揄されている。

聡明な現代の彼女と違い、当時は傲慢かつ自信過剰でむきゅむきゅうるさいゲスだったことが判明。萃香と裏で繋がっており、紅魔館のハンター業で捕まえたポケモンを彼女に横流しして私腹を肥やしたり、経験不足なレミリアを利用し紅魔館を支配しようとするなど悪行三昧だったが、当のレミリアには全て見抜かれており計画もあっさり頓挫した。
その後レミリアを暗殺しようと萃香をけしかけたが裏切られ、霊夢・レミリアのしょうもない勝負に巻き込まれて人知れず制裁を受けた。他の紅魔館の住人と共にシュテンに拉致され行方不明になったが、ゲスパチュリーのみ意外な場所で再登場、そして彼女の存在がある人物にとって窮地を脱する手がかりとなった。

レミリアとの談笑中霊夢がフランのことをうっかり口走り、霊夢の正体を隠すため単身でフランに会うことになった魔理玖の前に現れた。レミリアとは5歳差なので当時9歳と思われる。
気が触れているため他人にはおろか、肉親以外誰の目にも触れないよう存在すら秘密にされていた。現代でこそ意思疎通が可能な程度には接することができるが、この頃の彼女は狂気100%の超危険人物であり、重罪を犯して紅魔館の地下に投獄された人間たちをおもちゃ兼食料として弄び気に入った者は手足をもぎ取って飼い殺しにすることを趣味としている。さらには、約束を守ったり相手の都合を考えるといった常識も欠如しているため、フランの部屋に近付いた場合彼女の機嫌を損ねれば殺され彼女に気に入られても死ぬより酷い目に遭うため脱出は極めて困難。
しかし、姉レミリアはそんなフランのことを妹として深く愛しており、心の底ではいつの日かフランに友達が出来たり地下から出てくる日をとても楽しみにしている。

彼女の所業についてはかなり生々しく描写されており、某アレンジテーマソングをこれでもかと言わんばかりに再現(意味深)しているためホラー描写が苦手な場合は注意。
ちなみに、特徴的な羽の秘密に魔理玖が関わっていたり、約500年後どういう因果か魔理玖の子孫が同じように想定外の対峙をすることになるなど、オリジナル設定とはいえ興味深い演出がなされている。

妖牙を立派なトレーナーにするため白玉塔なる場所で試練を開催しており、神に関する手掛かりを探す霊夢一行にも成り行きで挑戦させた。
幽霊の癖に食いしん坊で呑気な性格は相変わらずだが、セキュリティとして一見ふざけているようにしか見えないような強固な結界を張ったり、分身を使って人知れず挑戦者を監視する、など強かな面もまた健在である。
かつて神と呼ばれるポケモンを使役し、凶悪なポケモンゲヘナを封印したことがあるが、魔理玖の文献によるとその神は戦闘向きではなかったらしく、とどめを刺すには至らなかったらしい。

妖牙のことをかなり甘やかしており、傍から見ればそういう気があるようにしか見えないが……

  • ゲヘナ(ヨノワール) <ゴースト>
    • 現代から約1000年前幻想郷に異変を起こした凶悪なゴーストポケモン。オス。
極めて支配欲が強く、幻想郷を征服しようとゴーストポケモンを率いて大反乱を引き起こしたが、西行寺幽々子とその付き人(おそらく妖忌)の持つ特別なポケモンによって封印されていた。
彼もまた「王族」のポケモンで攻撃を当てたポケモンに憑りつきコントロールを奪う程度の能力という凶悪極まりない力を持つ。

異変を引き起こした元凶であり動機も私利私欲によるものだったにも関わらず、封印程度に留まっていた点を不審に思われていたが……

  • 500年前の伊吹萃香
    • 当時幻想郷を支配していた鬼。
ルシフェルを入手して以来思うがままに暴れ回った結果、バトルに負けた相手のポケモンを奪う風習「アンティルール」を蔓延させ、当時の幻想郷一帯を殺伐とした戦場に変えた張本人。
紅魔館を襲撃し、ルシフェルの真の力で霊夢を完膚なきまでに叩きのめしピカさんを奪うも、怒り心頭の魔理玖と壮絶な死闘を繰り広げた末痛み分けとなり、彼の執念に免じて二人を見逃した。
邪魔者は徹底的に排除する冷酷な面が目立ち、ポケモンのことは退屈しのぎのおもちゃと呼んで憚らない。その一方でバトル自体は正々堂々としたもので強者には一定の敬意を表しており、相当な愛情が必要であるルシフェルを使いこなしているほか、彼と二人きりの時は何やら意味深な心情を零していることから、彼女なりに正しいと信じる大きな目的がある様子。

  • 500年前のルシフェル(エルレイド) <エスパー・かくとう>
    • 500年前の幻想郷を恐怖に陥れた恐るべきポケモン。オス。
諏訪子に封印される前(言うなれば全盛期)の状態であり、ピカちゃん以上に凶悪な能力を複数持っている。本来の歴史では彼の封印に霊寺や魔理玖が関わっているらしいことから、霊夢からは現代に帰るためのカギを握る存在とされている。
当時のルシフェルは萃香の影響で極めて残忍な性格をしており、直接的な描写こそないものの相手が死ぬまで戦ったこともあるらしい。


正義の味方オマルライダー 霧雨魔理沙編

打倒役割論理に向け修行の旅を続ける霧雨魔理沙とアリス・マーガトロイド。ある日白玉楼を目指す二人は、組織の追手から逃げる最中東風谷早苗と異様なポケモン「ルシフェル」に出会う。
軽い気持ちで早苗たちを仲間に加えた魔理沙だったが、果たしてルシフェルは何者なのか、そして魔理沙の行く先々に現れるオマルライダーの正体(笑)とは……

  • 霧雨魔理沙
    • 魔法を使う程度の能力を持つご存知普通の魔法使い。
前作から引き続き白玉楼への旅を続けているが、今作ではあまり魔理沙編を取り上げられず、かなり理不尽な理由で休載されることがあるなど、相方の霊夢に比べやや不遇。しかし、その分バトルの実力は申し分なく、妖夢同様複数の編に登場しサブキャラクターとしても活躍できる利点がある。

  • ラル(キルギシア) <エスパー>
    • 引き続き魔理沙の主力を務めるキルギシア。オス
相変わらず魔理沙やタツマキに振り回されているが、以前のような弱気な言動はなく魔理沙の相棒として活躍する。また、魔理沙は前作にて進化するために必要なつきのいしを入手していたが、結局進化はしなかった様子。

ラル自身は耐久戦法を説く意図するが、本来攻めを得意とする魔理沙のためになんとかアタッカーになろうとがんばっているらしい。

  • アリス・マーガトロイド
    • 人形を操る程度の能力を持つ魔法使い。
こちらも引き続き魔理沙の同行者兼ツッコミ役として登場。今までの印象と大きく違う役割論理の活動に困惑しながらも、なんだかんだで魔理沙の修業に協力している。

  • 東風谷早苗
    • 奇跡を起こす程度の能力を持つ守矢神社の巫女にして現人神。
組織の追手から逃げる魔理沙一行に偶然遭遇し、紆余曲折の末仲間に加わった。
ルシフェルを正しく扱うために急遽トレーナーとなり、ひたすらルシフェルを強化して全抜きする戦法を採用している。

  • ルシフェル(キルリアエルレイド) <エスパー>→<エスパー・かくとう>
    • 凶悪な能力を持った改造ポケモン。オス。
魔理沙とは初対面ながら意気投合し半ば強引に同行したが、彼女がかつて自らを封印に関わった人物の子孫と知っているのかは不明。

進化前にしては強いラルのことを一目置いている様子だが……

第3の神と最弱のトレーナー 魂魄妖夢

幻想郷の人々がポケモンに沸く最中、一人旅立ちを許されなかった者がいた。その名は白玉楼の主西行寺幽々子の警護役兼庭師の魂魄妖夢ポケモントレーナーを目指そうとする彼女だったが、妖夢はトレーナーとしての才能が全く無いという致命的な弱点を抱えていたのだ。

幽々子の手によりこの事実を痛感した妖夢は、トレーナーをきっぱり諦め自身の業務に徹することを決めるが、偶然発見した青い卵との出会いが妖夢を含め様々な人物の運命を左右することになる。

トレーナーデビューを夢見ていたが、残念なことに妖夢はポケモンに関する知識・読みの技術・咄嗟の機転など、壊滅的にトレーナーの才能が無い幻想郷最弱トレーナーだった。幽々子曰く、原因は「長年主に尽くしてきた影響で命令ができなくなっているから」らしい。
ある日、トレーナーを諦めニワトリの卵を収穫していたところ偶然「青い卵」を発見。しかし、腐った卵だと思った妖夢はこの卵を食べてしまい、本来生まれるはずだったポケモンを意図せずに始末してしまう。そして激しい下痢を催した後、自らの体質の影響でそのポケモンの魂を身に宿し、通称「もうひとりの妖夢」を誕生させてしまった。
こうして、身の丈に合わない絶大な力を手に入れた妖夢は「最弱のド素人」と「最強の勝負師」の二面を持つ異色のトレーナーとなってしまい、幽々子・紫の相談の結果トレーナーとして最低限強くなるまで(=力を使いこなせるようになるまで)帰らないことを条件に旅立つことを許可された。

その後は武者修行として他の編に時々登場。出番は極端に少ないが、最弱の異名を逆手に取り予想外の行動で相手を油断させ超高度な心理戦に持ち込む「意表論理」なる戦法を確立するなど、着実に成長している様子を見せている。

  • ストライク <むし・ひこう>・ブレイオー <はがね・かくとう>
    • 妖夢が使用するポケモンたち。両方ともオス。
うまく育てられれば強力なポケモンになる可能性を秘めているが、肝心の妖夢は種族値はおろかタイプ相性すら理解していないため持ち味を全く活かせていない。
萃香とのバトルでストライクを奪われてしまい、後にハッサムを手持ちに加えているが性別が違うためおそらく別個体と思われる。

  • ヌケニン <むし・ゴースト>
    • ストライクたち同様妖夢が使用していたポケモン「だった」。性別不明。
元々は普通のヌケニンだったが抜け殻の身であるためか、妖夢と共に青い卵のポケモンの影響を受けそのポケモンの魂を宿してしまった。
その後は謎のポケモンの代弁者として、あらかじめ相手の戦法を読んで有利な持ち物を持っておくなど、妖夢の実質的な相棒となった。

  • 西行寺幽々子
    • 死を操る程度の能力を持つ白玉楼の主である亡霊。
妖夢に才能が無いことを見抜き、今まで通り職務を全うさせるつもりだったが、妖夢の異変と緊急事態を受け苦渋の決断を下す。
バトルの描写が無いため使用ポケモンや戦術は不明だが、約1000年前は戦闘にこそ向かないが神と呼ばれる強力なポケモンを操っていたらしい。

あんパンをよく食べているが、妖夢曰く「あんマンを求めているときは本気モード」らしい。

三女リリカがバトルで妖夢のお金を巻き上げたり、次女メルランと長女ルナサが当たり屋のように因縁をつけ大金を要求するなど、チンピラのような役回りで登場したが、もうひとりの妖夢にコテンパンにされたことで妖夢に服従し弟子入りすることを決めた。
妖夢が旅立った後は幽々子に言い包められ、修業と称した幽々子の世話係をやらされているが、三人は特に疑っている様子もなく楽しくやっているようだ。
使用ポケモンはリリカのキーボン(キーボードがモチーフのポケモン)のみ判明しているが、おそらくルナサ・メルランもそれぞれ対応したえんそうポケモンを使うものと思われる。

ちなみに、双方知る由もないことだが妖夢の父(妖牙)とこの三人は500年前から因縁がある。

  • 八坂神奈子
    • 乾を創造する程度の能力を持つ守矢神社に祀られる神霊。
たまたま白玉楼を訪れ幽々子のちょっとした危機を救い、紫のピカちゃんの正体についても成り行きで知るところとなった。幽々子同様バトルをしないため戦術や使用ポケモンは不明。
白玉楼に来た理由は不明だが、諏訪子の代わりに萃香を見張っていたものと思われる。

役割論理と新世代オマルライダー ミスティア・ローレライ

役割論理戦闘部隊所属の夜雀ミスティア・ローレライ。下級妖怪で知名度も実力もそこそこなモブキャラ同然の彼女だったが、任務に失敗したある日幹部の古明地さとりに呼び出され“役割論理の妖怪たちVS 聖白蓮率いる星蓮船と反役割論理派連合軍による全面戦争が近々起こる”という衝撃的な事実を知らされる。

分不相応な機密を教えるさとりを訝しむミスティアだったが、さらに驚くべきことに今度は極秘任務を命じられる。それは“役割論理の新戦力新世代オマルライダーとしてたった一人で星蓮船を墜とし、星蓮船に出入りする仮面の人物の正体を探る”という内容だった。開発された新世代おまるの正体や役割論理の真意を知ったミスティアは、戸惑いながらも敬愛する初代オマルライダーの遺志を継ぐため、ゆかいな仲間たちと共に一大ミッションに挑む!

これは大いなる物語を進ませるために奮闘する、平凡で退屈で普通な夜雀の物語。

主要人物

  • ミスティア・ローレライ
    • 歌で人を狂わせたり鳥目にしたりする程度の能力を持つ夜雀。通称「みすちー」。

決して弱くはないが強いわけでもない下級妖怪でありながらまさかの主人公格に抜擢。
実力は良くも悪くもそこそこだが改造ポケモンに理解があり、初代オマルライダーをよく知っているという理由で、たった一人で星蓮船を撃墜するという大役を任され、役割論理の技術と予算の結晶「新世代オマルライダー」となった。

今作で1・2を争うほどのボケキャラもといハジケリストで、どんなにシリアスな場面でも隙あらばボケを挟もうとしそこにツッコミ役がいることでよりカオスにしてしまうため、彼女の道中はとにかくギャグが多く予想がつかないのが特徴。また、長年接客業をやっていたおかげか無意識にポケモンと仲良くなれる才能があり、場合によっては人間を恨みかねない改造ポケモンでさえ心を通わせる優しさの持ち主。

彼女の手持ちは全員改造ポケモンであり、それぞれ異なる事情を抱えている。

  • インパルス(サンダー) <でんき・ひこう>
    • 500年前に魔理玖からもらったサンダー。性別不明扱いだが一応オス。
魔理玖の魔術により不老の肉体と全てのひこう技が使える程度の能力を手に入れた改造ポケモン。10まんボルトと本来覚えられないオウムがえしが得意技。
500年間ミスティアの主力として共に過ごしてきた相棒で、みすちーとの会話は漫才コンビの掛け合いのように息ぴったりだが、両方ともボケキャラなのでツッコミ役がいないと終わらない。特徴のひとつでもある不老の肉体はバトルでは特に影響はなく、むしろ道中のギャグパートで死んでも復活するギャグ補正によく使われている。
普段は基本ボケ倒しでぞんざいな扱いを受けることも多いが、500年の含蓄は伊達ではなくここぞという時は年長者として本質を捉えた発言をしたり、なんだかんだバトルの戦績も優秀なのでみすちーからは絶大な信頼を寄せられている。
また、自身を年寄りと称しているが、妖怪であるみすちーの方がはるかに年上である

改造を受けざるを得なかったポケモンである。

  • ルナ(メタグロス) <はがね・エスパー>
    • さとりから支給されたメタグロス。性別不明扱いだが一応メス。
にとりの手による改造を受け3種類の姿とポケモンの戦闘スタイルを通常範囲内で変更できる程度の能力を得た改造ポケモンで、メタグロス・擬人化メタグロス・新世代おまるの3つの姿を持つ。
ロボットのように感情を殺したようなれいせいな性格で、自ら志願して改造された経緯を持つ。加入初期は癖の強すぎるみすちーやインパルスを敬遠し、役に立つためなら命すら投げ出そうとするなど強く心を閉ざしていたが、ネクロの加入やみすちーと腹を割った話し合いの結果「自分を守る・主人を守る・仲間を守る」の3つの約束を取り決めたことで少し改善され、以降はチームの軍師兼シュール系ボケ役として定着した。しかし、改造を受ける前の経歴については未だ不明。

シニカルな喋り方だが実は喋り方を変えるプログラムもあり、その気になればフランクにも話せる。が、その場合こってこての関西弁を喋るようになるため使われることはなかった。

望んで改造を受けたポケモンである。

  • 新世代おまる
    • おまる形態に変身したルナ。あれ?おまるって何に使うんだっけ?
具体的な機能としては

1.普段はコミュニケーションをとったり日常生活を送るための姿である擬人化形態をとる
2.戦闘時には普通のメタグロス形態になりバトルに参加可能で、ポケモンになりモンスターボールに入ることで収納・持ち運びというおまるの難点を克服
3.移動時・戦闘前にはおまる形態となることで、AIのように使用者の戦略を完璧にサポート

という特徴が挙げられる。
特に最大の特徴であるおまる形態は、役割論理メンバーの戦闘データが全て取り込まれており、組織が一度戦った相手であれば使用ポケモン・癖・戦術の全てを分析可能、さらに相手の戦術に応じてインパルスの技や努力値など戦闘スタイルを即座にカスタマイズできるという、スーパーコンピュータ並の頭脳を持つメタグロスの能力を最大限に活かしている。

本来カスタマイズ機能には行使するとそのポケモンの寿命を縮めてしまうというデメリットがあるが、インパルスの場合不老なので実質デメリットなしとなり、そこにみすちーの直感を組み合わせることで彼女の戦闘能力を一気に引き上げられる。メタグロス形態時にひんしになっても戦闘不能になるだけで、擬人化形態になることで助言は可能。

にとり曰く「体がほとんど機械のようなポケモンなので改造自体は簡単だった」らしい。

  • ネクロ(ネクロシア) <ゴースト・あく>
    • 組織に援軍を要請した結果紫に貸してもらった色違いのネクロシア。メス。
元々は人間の少女で、妹と共にポケモンに改造されたというなかなか重い過去を持つ改造ポケモンだが、ネクロ曰く「ポケモンになれて嬉しい」らしいのであまり気にしていない様子。
飄々として間延びした口調と「わかるよ~/わかんないよ~」という口癖など、独特な喋り方が特徴で一見ネタキャラだが、実はメンバー唯一の常識人(?)でありみすちーにとっては待望のツッコミ役を務め(させられ)る。改造ポケモンとして固有の能力は持っていないが、紫の能力とネクロシアとしての能力を組み合わせることでスキマを発生させられる。言うなればどんな場所からでもスキマを作り出す程度の能力

ちなみに、紫とピカちゃんが修業のために山籠もりしている間暇だからという理由で駆り出されたが、その経緯がダイジェストで済まされるという憂き目に遭った。

無理矢理改造されたポケモンである。

  • 河城にとり
    • 水を操る程度の能力を持つエンジニア河童。
新世代おまるの開発者で初代オマルライダーを知る者の一人。任務には直接関わらないが、みすちーからはその頭脳を頼りにされており半ば彼女の知恵袋と化している。
ルナに所々余計な機能を搭載したり、自分を変な名前で呼ばせていることが判明するなど、なかなか独特な感性の持ち主であるようだ。

みすちーと橙の活躍により聖式改造ポケモンを回収、さとりと共に見事謎を解いたがその真相はあまりにも衝撃的なものだった。

  • 聖白蓮
    • 魔法を扱う程度の能力を持つ元人間の魔法使い。
星蓮船メンバーと共に反役割論理派と連合軍を結成、役割論理に略奪と宣戦布告を仕掛けてくる、という衝撃的な登場を果たす。しかも、回を追うごとに支配や権力に異常なまでの執着を見せる部下を容赦なく切り捨て囮にする・何より他人やポケモンを見下し命を軽んじるという信じられないような言動が目立つようにもなる。彼女の手下たちには凶悪な能力を備える代わりに使用者の命を削るという特徴を持つ通称「聖式改造ポケモン」を使用させている。このポケモンたちには、命の消耗を誤魔化すために使えば使うほど強い中毒症状を発症するようになるという最悪のデメリットがあり、一度に何匹も使おうものなら吐血することすらある。

白蓮が慈愛に満ちた博愛主義者であることを知るみすちーはこの事実に疑問を抱くようになり、後に彼女と対峙した際にはそもそも彼女は本当に白蓮なのか?という領域にまで達している。


ラピスラズリver.

従来通り実況パート+ストーリーパート中心の章で、チルノ・文・フラン・うどんげを主人公格として進行し、時系列はガーネットよりも後となっている。
前作の実況パートに登場したキャラのストーリーを中心に掘り下げ、ガーネットではわからなかった秘密や裏ストーリーが明らかになる。

2019年現在、ガーネット同様の経緯で1~7話目・9~11話目が削除されているが、ニコニコ動画のチャンネル内ではその一部が視聴可能となっている。

波乱のベガ実況 射命丸文チルノ

役割論理(というより八雲藍)の妨害に遭いながらも、引き続き実況を続けることを選んだ射命丸文&チルノ。しかし、当初の予定通りベガのクリアとポケモン図鑑完成を目指す一行を幾度も妨害する幻想郷の騒動は、一向に収まる気配を見せない。

とはいえ、経験は二人を着実に成長させ、目に見えて絆が深まっていく仲間たちと共に旅を楽しむ二人だったが、ここである疑問を抱く。

“そもそもこの実況を企画したのは何者か?”

本来実況する予定だったのは霊夢と魔理沙で、自分たちはあくまで代役を任されただけ。ならばこの旅の真の目的は何だったのか?
その答えは二人の想像を遥かに超えた残酷な真実だった……

主要人物

  • チルノ
    • 氷・冷気を操る程度の能力を持つ⑨妖精。

本題である実況プレイを続け、一旦旅をリタイアすることになったフランのためにもポケモンマスターになることを改めて決意した。
当初は深く考えることが苦手で、ポケモンの知識の浅さもありそこまで強くなかったが、文の影響で論理的に戦うことを無意識に学び、いつの間にか手に入れた謎の宝石の力もあってか強力なトレーナーへと成長した。
不可解なアクシデントに見舞われながらもなんとかベガをクリアするが、暗躍する謎の組織の陰謀により手持ちと引き離され文共々捕らわれてしまう。

手持ちでは主にフウ・ヤゲキ・リバイアを使用する傾向にある。

  • 射命丸文
    • 風を操る程度の能力を持つ清く正しい鴉天狗。
最初は打算で始めたチルノとの旅を続けるうちに情が移り、前作での大天狗からの辞令を溜まった有給休暇を消化する形で回避、その条件として有休の期間までに何としてでもチルノをポケモンマスターにする羽目になった。
チルノとは逆に実力は高めで、想定外の戦法や論理に頼らない相手を苦手としていたが、チルノの影響から直感的な戦法を会得し、多少格上の相手でも互角に立ち回れるようになった。

手持ちでは主にヤマト・マホーネ・ルイを使用する傾向にある。


紅魔館の異変 フランドール・スカーレット

何者かの陰謀に巻き込まれ暴走した姉レミリア・スカーレットを救うため、一旦実況パートを抜けることになったフランドール・スカーレット十六夜咲夜。今や戦友とも呼べる関係となったチルノたちと再戦を約束し紅魔館に帰る二人だったが、事態はさらに深刻化していた。レミリアは500年前の忌まわしき風習「アンティルール」を復活させ、当時の殺伐とした世界に戻そうとしていたのだ。

姉を救うべく咲夜や新しい仲間と共に挑むフランドール、妹の心配をよそに凶行を続けるレミリア、そして暗躍する謎の仮面の人物、役者は揃った。

今ここに史上最狂の姉妹喧嘩が勃発する……!

主要人物

  • フランドール・スカーレット
    • ありとあらゆる物を破壊する程度の能力を持つ箱入り吸血鬼。

チルノとのバトルで姉レミリアに挑み生還する決意を固め、ひいては紅魔館に蔓延る陰謀とその黒幕を突き止めるため咲夜と共に実況パートを離脱した。
咲夜やレミリアと比べて経験と知識で劣るが、彼女のトレードマークである狂気と本能でこれを補っており、さらに度重なる激闘で経験を積んだことにより弱点すら克服しつつある。
直感型の戦法・理論型の相方がいる・素人から少しずつ実力者に成長・ややボケ属性、と実はチルノとよく似ているが、二人が揃うとフランの方が遥かにまともな人物になるという不思議な現象が起こる。

  • ジョジョ(ホウオウ) <ほのお・ひこう>
    • 新たにフランの仲間になり主力となったホウオウ。性別不明扱いだが一応オス。
前作でのある出来事から密かにフランを正しき心のトレーナーと認め、前作終盤にてフラン一行最大の窮地を救いつつ加入した。
ポケモンらしからぬ「凄み」を持った、その名の通り某無敵のスタンド使いのような寡黙でれいせいな性格。それでいて引き際は弁えており、経験不足なフランに助言して反省を促すこともあれば、戦況によっては敢えて彼女の本能や狂気に委ねさせることもある。やはりともいうべきか口癖は「やれやれだぜ」。

凄まじい実力の持ち主で、強力なせいなるほのおで敵を撃破するアタッカーでありながら耐久力とじこさいせいで長期戦も可能なオールラウンダー。彼を使いこなせるよう修業を重ねたフランは格段に腕を上げた。後に普通のポケモンではないことが判明し、ジョジョとは別の本来の名前と相当な実力者だけが使いこなせる真の力を持つらしい。

  • ラティちん(ラティアス) <エスパー・ドラゴン>
    • フランが旅立つ前に仲良くなったラティアス。メス。
前作にてレミリアに捕まり暴力で服従させられていたが、レミリアが正気に戻った後は治療を受けたのか、元のむじゃきな性格に戻りようやくフランの手持ちに復帰した。
戦績こそ芳しくないがラティアスとしての変身能力や、フランのぶっ飛んだボケに対応可能の貴重なツッコミ役として重宝される。

  • マルク(メタモン) <ノーマル>
    • チルノ救出の際新たに仲間に加えた奇妙なメタモン。性別不明扱いだがおそらくオス。
ピエロのような帽子と「○○なのさ」という口癖が特徴で、飄々とした掴みどころのない性格。
通常のメタモンと違い事前に相手の戦法を察知し最も有効なポケモンに変身できる程度の能力を持つ改造メタモンで、出自も意図も不明な謎のポケモン。

  • ライデン(デンリュウ) <でんき>
    • ひょっこり元の姿に戻った霊夢の手持ちであるデンリュウ。オス。
行方不明になった霊夢を探す一環として紅魔館を訪れ、フランの手持ちに身を寄せようと立候補したが結果は……

  • 十六夜咲夜
    • 時間を操る程度の能力を持つ紅魔館のメイド長。
主であるレミリアを敵に回しながらも彼女を元に戻すためフランを徹底的にサポートする。
前作終盤のとある事情で手持ちが一新されており若干トレーナーとしてブランクはあるが、冷静な判断力と強靭な精神力は健在でありフランとは別方向から異変の元凶を探す。そして最終的に首謀者と思われる人物に辿り着くが……

  • ドラグーン(ディアルガ)
    • 咲夜の新たな主力となったディアルガ。性別不明扱いだが一応オス。
元々咲夜は自分と同じく時間を操るポケモンということでディアルガを狙っていたところ、前作の終盤でいつの間にか入手していたらしく、チルノと文を大いに驚かせた。レベル1だったので他のメンバーよりも若干レベルが低く育成不足らしい。

伝説のポケモンという肩書に反しようきで軽い性格をしており、こってこての関西弁を喋るのが特徴。あれ?こんな感じのポケモンなら咲夜が持っていたような……

  • ドランザー(エアームド)・ドライガー(ディザソル)
    • ドラグーン以外の咲夜の手持ち。両方ともメス
前作での実力は健在であり喋るようにもなったが、活躍の場が少ないため個性については不明。

  • パチュリー・ノーレッジ
    • 火+水+木+金+土+日+月を操る程度の能力を持つ引き籠り賢者。
友としてレミリアを止めようとしていたが、自分のポケモンを奪われたために下手に動けなくなり、従うフリをしながらどこかにいるであろう黒幕の存在を密かに調べていた。そしてフランとレミリアが対峙した際、敢えて捨て駒となることでレミリア撃破のヒントを与えた。
レミリアが正気に戻ってからは彼女の命により、チルノ救出に向かうフランの相棒役として咲夜の代理を務めるが、バトル中はともかく道中では案の定虚弱体質が足を引っ張ることになる。

一方、霊夢編にて500年前のパチュリー(ゲスパチュリー)が登場しているが、パチュリー自身の口から500年前も現在と特に変わらない性格だったと発言しており、レミリアも当時のことをあまり覚えていないという不可解な現象が生じている。

  • レミリア・スカーレット
    • 運命を操る程度の能力を持つフランド-ルの姉。
萃香と真・汎用論理を結成して以来様子がおかしくなり、かつての妹以上に残忍な性格500年前の世界を再来させようとする・何よりやたら小物臭く卑怯な言動が目立つようになった。
しかし、フランとの決戦の後は何事もなかったかのように元に戻り、パチュリーと共に自らと紅魔館を襲った真の黒幕を調べ始め真・汎用論理は事実上解散することになった。

ちなみに、フランVSレミリアの戦いは全体的に某奇妙な冒険を意識した演出がなされているが、こちらは吸血鬼同士の戦いのためチルノにも突っ込まれている。

  • DIO(闇のディアルガ) <?>
    • レミリアが500年前に使用していたディアルガ。性別不明扱いだが一応オス。
何者かの影響を受けているのか、普通のディアルガだった500年前とは姿が異なっており能力値や特性も大きく違うが、これはベガ本編に登場する改造ディアルガを再現したため。
フランとの戦いでもこの情報アドバンテージにより有利に立ち回るが、パチュリーによる捨て身の作戦と狂気に身を任せたフランにより逆転されることになる。
その後の処遇は不明だが、おそらく元の姿に戻ったものと思われる。


がんばれ忍耐論理 鈴仙・優曇華院・イナバ

ここは三大論理の一角忍耐論理の総本山永遠亭。一時期とあるアホの影響で悪評が広まり消滅の危機に瀕していたが、住人の尽力により何とか存続、以前と変わらない様子で細々と活動していた。肝心の忍耐論者が一人もいないことを除いて。

このままではいけないとわかっていても鈴仙・優曇華院・イナバは、自ら師範を務める忍耐教室を見渡し今日もため息をつく。
そんなある日、念願の入門生がついにやってきた。その名は天人比那名居天子。そして、うどんげとのバトルを通じ忍耐論理を気に入った天子は、見事うどんげの一番弟子として迎え入れられた。

ようやく現れた新たな忍耐論者に八意永琳因幡てゐも大喜びだったが、この出会いが後に幻想郷全体を巻き込む大事件の引き金になるとは知る由もなかった……

主要人物

  • 鈴仙・優曇華院・イナバ
    • 狂気を操る程度の能力を持つ永遠亭の月兎。通称「うどんげ」。

永琳やてゐの尽力もあり何とか忍耐教室を存続するが、一向に入門生が現れずもどかしい日々を送っていた。天子がやってきたことで初めて弟子をとることになり、奔放な彼女に振り回されながらも師弟として天子と二人三脚で奮闘する。
トレーナーとしては相変わらず優秀で、忍耐論理の改良・研究は怠っておらず、今作にて忍耐と攻撃を両立した新たな戦法を確立している。元軍人だけあって戦闘のセンスはかなり高く、相性が悪い相手に対しバトル前から油断するよう仕向ける策士な面もある一方、商才が皆無なため天子が来るまでは永遠亭の収益に全く貢献できておらず忍耐論理師範でありながら若干お荷物扱いされていた

  • ニボニボ(ツボツボ) <いわ・むし>
    • 忍耐論理の象徴とも言われているツボツボ。メス。通称「ニボ」。
前作から引き続きうどんげの主力を務めており、トレーナーに忠実でまじめな性格。
対物理ポケモン担当で、ベガでのみ使えるやどりぎのタネドわすれによりその気になれば特殊ポケモン相手でも戦える。非常に低いすばやさとちょうはつが弱点。
ツボツボにしては割と武闘派で、天子のゼノと事あるごとに喧嘩しているが、心底嫌っているわけではなく彼の実力そのものは一応認めている。

  • チコ(ロイツァー) <ノーマル・ドラゴン>
    • うどんげの新たな仲間となったロイツァー。性別不明扱いだが一応メス。
うどんげはこれまでの忍耐論理の敗因から研究を重ね、従来の戦法はそのままに一つだけ攻撃技を搭載する新たな戦法「忍耐論理-ニウガ流-」を考案、チコは敵の攻撃を耐えつつ隙を見計らって強力なギガインパクトを叩き込む裏の主力を務めている。
何らかの病を患い永琳の治療を受けているため、永遠亭の外に出たことが無い世間知らずでかなりの天然ボケな性格。信仰心に篤く、敬虔な修道女のように毎朝のお祈りを欠かさない。
ゼノに好意を寄せられており、チコも友人としてゼノを信頼しているが、極めて鈍感なので彼の気持ちには全く気付いていない。

余談だが、天人になる前の天子の名前(地子)と同じ名前である。

  • 比那名居天子
    • 大地を操る程度の能力を持つ天人くずれ。
興味本位で永遠亭を訪れ、奥深い忍耐論理の片鱗に触れたことで弟子入りすることになった。
いじめられたり汚い言葉で罵られて興奮する筋金入りのマゾヒストで、忍耐論理のことは「ひたすら攻撃を受け続けて快感を得るドM戦法」と実際に見るまで勘違いしていた。

当初から磨けば光る逸材としてうどんげには認められており、天子もうどんげに敬意を払って接しているが、豪快な言動でうどんげを振り回すことも多い。しかし、天人の気質故かせっかちで我慢強さが足りないという弱点があり、一度それが原因でうどんげに破門されかけるが、その後の一悶着で反省し精神面での鍛錬も並行して行っていくことで心身ともに成長していった。うどんげと違って商才があり、永遠亭の事業に対していくつもの改善案を提示し永琳やてゐを感心させている。
実力こそ中の上程度だったが天性の忍耐論者の才能があり、その性癖が思わぬ相乗効果となったのか回を追うごとに強靭な精神力を持ち合わせるようになる。また、彼女が論者として成長するにつれて語尾の「V」が段々増えていくのもうどんげ編の見所の一つ。
当初は興味とは別に「ある目的」で忍耐論理に入門したが、共に修業を重ねるうち本当にうどんげに憧れるようになり、秘密との板挟みに苦しむことになる。

ちなみに、うぷ主は元の比那名居天子というキャラをあまり知なかったことを後に明かしている。というのも、うどんげ編を始めるにあたりうどんげの弟子を誰にするかを考えていたところドMキャラという評判だけを聞いてとりあえず天子を採用したらしく、具体的なキャラ付けの際に詳しく調べるうちに彼女を気に入り非常に楽しく自由なキャラ付けが出来たとのこと。

  • ゼノ(ルカリオ) <はがね・かくとう>
    • 天子の相棒であるルカリオ。オス。
元々は普通のルカリオのように両刀アタッカー型だったが、天子が忍耐論者になったことで修業を積み、前代未聞の耐久型ルカリオとなりうどんげたちを驚かせた。
天子のポケモンらしく凄まじいドMで、隙あらばいじめてもらおうと相手の攻撃を楽しみにしている。特にニボの触手プレイ(あくまでゼノの修業に付き合っているだけ)を気に入っている様子だが、そのニボとは正反対で仲が悪い。
……というのは実は演技で、実際はかなり理知的で礼儀正しい性格。これは天子にふさわしいポケモンになるためという健気な努力によるもので、彼女に対してはむしろSっ気があるほど(回を追うごとに本当に変態性癖に目覚めつつあるが)。

ちなみに、変態モード時の彼の喋り方はどこかで見たことがあるような特徴がある。

  • 八意永琳
    • あらゆる薬を作り出す程度の能力を持つ月人の薬師。
忍耐論理の創始者だが、自分よりもうどんげの方が使いこなせていると判断し、自身は従来通り医師として活動しつつ形式上のトップを務める。前作で忍耐論理衰退の一因を作ってしまったことを深く後悔しており、彼女の活動を支援するために医術によってポケモンのDNA情報を解析しタマゴを介さずタマゴ技を覚えさせる「えーりん先生のタマゴ技教室(料金は5000円とハートのウロコおおきなキノコ一個ずつ)」を経営している。また、永琳たちの事業の普及により永遠亭の繁盛ばかりか幻想郷でのポケモン厳選行為の大幅な減少という思わぬ効果をもたらした。

今作にて、忍耐論理発足時極意書と共に作った「あるもの」の正体が判明するが……

  • 因幡てゐ
    • 人間を幸運にする程度の能力を持つ嘘つき妖怪兎。
戦闘が苦手ということもあってか、今作ではうどんげの相棒役を天子に譲り永琳の助手に徹する場面が多い。彼女もまたうどんげの活動を支援するため特殊な訓練でポケモンの個体値を指定した数値にしたりめざめるパワーのタイプを変更できる「因幡の個体値変更教室(数値が1変動するごとに料金1000円)」を経営しているが、詐欺まがいの手法で客の金を巻き上げているため永琳に睨まれている。

前作での大失態から永琳とてゐのお仕置きを受けており、真面目な性格になるよう調きょ……再教育されている。その一環として特殊なビデオ動画を使ってポケモンの性格を変更する「姫様の性格矯正(矯正を端正と間違えているが)教室(料金は一律10000円)」を経営させられており、少なくともうどんげよりは一定の収益を上げている様子。

  • ツクヨミ(スイクン)
    • 永遠亭メンバーが切り札として使用するスイクン。性別不明扱いだが一応オス。
今作にて普通のポケモンではないことが判明、倒されてもレベルを半分にすることで何度も復活できる程度の能力を持つが、この能力は正当な所有者でなければ使用できない。また、王族”では”ないらしい。

しかし、主人が主人なので活躍の場に恵まれず、うどんげ編終盤では大変なことに……


複数の編に登場する人物

真・役割論理

前作から引き続き登場する、八雲紫率いる一大組織。
当初は役割論理の布教を目的とする団体で、論者として表立って活動する八雲藍がトップであると思われていたが、今作にて紫が本格的に動き出したことで真の目的と実態が判明。
主な活動として厳選行為や密猟で酷使されるポケモンの保護ポケモンを道具のように扱う心無いトレーナーの取り締まりと矯正という警察のような内容で、ひいてはこれまでわからなかったポケモンの意思の尊重を徹底し彼らの力を最大限に活用することでポケモンとトレーナーが真に共存できる世界を作るというもの。

慈善団体のような活動で以前よりも同調者は大きく増えたが、その手段が若干強引で押しつけがましい偽善者と感じる者も多く、思想の違いによる反発者やブラックリスト入りの人物も根強く多い。

総帥(ボス)

  • 八雲紫
    • 境界を操る程度の能力を持つ胡散臭いことで有名なスキマ妖怪。

肩書は役割論理の「ナンバー2」なのだが、ピカちゃんの摂政のような存在なので事実上のトップを務めている。ポケモンが喋るという謎の現象に幻想郷全体が沸く中、人知れずポケモンたちの秘密をいくつも解き明かしており、500年前の惨状を繰り返さないよう組織の設立を決意したものと思われる。
ピカちゃんが立派な神になれるよう体調管理には気を配っており、普段は厳しく・時には優しく飴と鞭を使い分けて接しているが、ピカちゃんの口ぶりからして基本スパルタ気味らしい。

ちなみに、ピカちゃんを扱えるだけあって実力は非常に高いが、実はトレーナーとしての実力そのものは霊夢やさとりに一歩劣っているらしいことが後に判明した。

  • ピカちゃん(ピカチュウ) <でんき>
    • 役割論理真のトップである色違いの改造ピカチュウ。メス。
能力自体は普通のピカチュウと変わらないが、生まれながらに様々な能力を持った特別なポケモン。
前作では古風な口調と神らしく尊大で傲慢な言動が特徴だったが、実際は(口調こそ変わらないが)いじっぱりでケチャップ好きのわがままな少女のような性格であることが判明した。
同時にコミカルな言動や意外と怖がりな面が目立ち、ポケモンからは基本的に崇められている存在ではあるが、彼女の本性を知る一部のポケモン達からは「神だと思ったことはない」だの「ただのケチャップオタク」だの散々な言われようで、紫に至っては「素のピカちゃんを崇めるなどありえない」ときっぱり断言されてしまっている。

前作同様霊夢のピカさんのことは「子ネズミ」呼ばわりで見下していながらも、彼の言葉には何やら思うところがある様子で、彼との戦いを思い出して奮起することもある。

  • ネクロ(ネクロシア)
    • ピカちゃんの教育係兼お友達の色違いネクロシア。メス。
きまぐれで飄々とした性格だが、ポケモンに改造された人間の少女だったという重い過去を持つ。口癖は「わかるよ~」または「わかんないよ~」。
ピカちゃんの正体について一応は知っている様子だが、あくまでお友達扱いなので彼女に一切遠慮せず意見出来る数少ない存在。むしろ、独特な言動でピカちゃんを振り回している節がある。
後に暇だからという理由でみすちーに貸し出され、ツッコミ役として大忙しになる羽目になったが、みすちー一行のことは友達と認識している様子。

ちなみに、初登場時は喋っておらず(黙っていただけの可能性もあるが)うぷ主のミスで色違いでもなかった。

  • ゼルギウス(パルキア)
    • ピカちゃんの護衛役を務めているパルキア。性別不明扱いだが一応オス。
改造ポケモンかどうかは不明だが、彼の一族は代々ピカちゃんを守る使命を担っているらしく、文字通り命を懸けてでも彼女を守ろうとする非常にまじめなポケモン。
実力は申し分なく、口調まで完璧にコピーしたピカちゃんの偽者(メタモン)を見破れるほどの洞察力を持つが、そのあまりの徹底した仕事ぶりに当の本人からは信頼と共に若干恐れられている。また、ピカちゃんをお仕置きするためにだいちのちからを覚えさせられており、彼女の手の内は基本的に知っていることから、実はピカちゃんよりも強い可能性が高い

まじめとはいえ朴念仁なわけではなく、ピカちゃんにギャルのような言葉を教えていたり、紫に対し下世話な心配をするなど意外と柔軟でお茶目な面もある。

役割四天王(幹部格)

  • 八雲藍
    • 式神を使う程度の能力を持つ鬱陶しさに定評のある紫の式神。

紫の側近にして、導いた論者達を束ねる役割部隊の隊長を務めている。
主に自らの役割論理の理念を説き、立派な役割論者に育てる部門とされているが、実はこの論理の布教自体はもうほとんど意味がなく真面目に論理を守っているのはもはや藍のみである。
大半の構成員からは存在を疑問視されており、みすちーに至っては「藍(笑)」だの「コネ採用」だの陰で馬鹿にされているが、この部門にはポケモンに対し偏った考えを持つ者の矯正と改心を促すという重要な役割があり、この事実は限られた人物しか知らないちょっとした機密事項となっている(ほとんど橙に任せきりだが)。

基本的にウザキャラ扱いされており、敵はおろか部下からもナメられていることが多いが、バトルの実力自体は本物。それどころか、うどんげ編では互いの信念を懸けうどんげ&天子と壮絶な激闘を繰り広げた。この戦いは劇中でも屈指の名勝負となっており、双方の運命にも後に大きな影響を及ぼすことになる重要な一戦なので必見。

作中屈指の強豪トレーナーにして戦闘部隊の隊長を務める。
主に組織に敵対する勢力との戦闘や、ポケモンの安全を脅かす危険性のある人物・団体を襲撃し制圧する役割を持ち、矯正の余地がある者に対してはこだわりメガネで無力化しつつ藍の元へ送還する。

自分にも他人にも厳しい言動が多く、敵に対しては一切の容赦はないが、その圧倒的な強さとカリスマ性で多くの部下から慕われているクールビューティー。だが、意外と視野が狭く思い込みの強い傾向があり、勘違いから敵を見誤ったり短絡的に攻撃を仕掛けようとするなど、しばしば本質を見失うのが欠点。この点は後に諏訪子や紫からも咎められている。

トッペマを始めとする非常に強力なポケモンを多く使い、計算され尽くした戦法で圧倒する究極の理論型トレーナー。基本的に無敗だが500年前に一度だけ負けたことがあるらしい。

  • トッペマ(ラクチャン) <あく・ゴースト>
    • さとりの切り札を務めるラクチャン。メス
通常の個体とタイプや姿が違うが、これはベガ本編で実際に登場する改造ラクチャンを使えるようにしたためで、能力値もその個体に準拠したものとなっている。……のだが、なんと攻撃種族値184にして特性がヨガパワー・耐久こそ低めだが弱点が無い・すばやさも非常に高くまず先手が取れないというとんでもない個体で、ここぞという時だけしか使われないとはいえ、彼女を使いこなせるという事実がさとりの強さを物語っている。これだけでも強いのに「王族」の一角であることが後に判明、さらなる恐るべき能力を持っているという今作屈指の最強ポケモンに仕上がっている。

強さとは裏腹に割とひょうきんなお調子者で、バトルをショーに見立てて戦うエンターテイナーのような性格。主人と違って社交的でみすちーのインパルスとも仲が良いが、ナンパしている彼と知り合いと思われないよう他人のフリをするなど実は腹黒い。

かなり下級の妖怪でありながら幹部に抜擢され、情報部隊の隊長を務めている。
本人は「自分は所詮実力さえあれば下級でも出世できる、というモデルケースでしかない」と自嘲しており、実際他の幹部よりバトルの実力は若干劣っているが、その戦法上相手が格上でも工夫次第では十分立ち回れる上に、情報戦での強さも健在。要するに適材適所を地で行くタイプ。

戦闘では相棒のクライを始めとした複数催眠を得意としており、できるだけ必要な戦闘以外は避けて突破することが多い。また、今作以降若干声が変わっている。

  • クライ(ダークライ)
    • ルーミアの主力にして相棒のダークライ。性別不明扱いだが一応オス。
非常におくびょうな性格で、バトル中もずっと怯えているような言動が目立つ。しかし、卑怯者なわけではないので勝手に逃げ出すようなことは一切せず、むしろ恐怖の度合いによって相手の危険性や出方を探れるという利点ですらある。仲間やルーミアのことを誰よりも愛しており、卑劣な敵に対し堂々と啖呵を切ったり、相手がどれほど怖くても最悪の事態への恐怖で上書きする形で立ち向かうことから、本質的にはゆうかんな性格とも言える。

ボールの中を好んでおり、クライ曰く「暗いと何も見えないから落ち着く」らしい。

  • 森近霖之助
    • 道具の名前と用途がわかる程度の能力を持つ人間と妖怪のハーフ。通称「こーりん」。
紫の思想に同調しているのかは不明だが、今作でも運営部隊の隊長を務めている。
商人であることを活かしてか、戦闘部隊のサポートや怪我をしたポケモンの手当てのために大量のキズぐすりやげんきのかけらを用意している。事務作業の他に経理のような業務も行っており、組織の予算管理やこだわりメガネの在庫管理も彼が担当しているが、許可なく大量にメガネを発注しようとする藍に頭を抱えている。
トレーナーとしての実力は相変わらず不明だが、一度だけバトルする場面があり、エスパー統一でミュウツーが主力らしいことと少なくともそんじょそこらのキャラよりは遥かに強いらしいことが示唆されている。

主な構成員

    • 妖術を扱う程度の能力を持つ藍の式神。

藍同様役割部隊所属で、彼女が導いたトレーナーたちを指導しポケモンに対する歪んだ考えを矯正する役割を持つ。藍と違いあまり目立たない分重要な役目を担っていることから、みすちーには「藍よりも四天王に向いている」と高評価を受けている。
バトルの実力はかなり高い様子で、白蓮の罠により特攻兵と化したナズーリンを救うために奮闘、気を失いながらも見事ナズーリンと組織の両方を守り抜いた。
ネコ系のポケモンを主に使用しており、主力は藍から貰ったエンテイのアマテラス。

  • アマテラス(エンテイ)
    • 橙の新たな主力となったエンテイ。性別不明扱いだが名前に反して一応オス。
元は藍の切り札だったが、前作終盤にて橙に託されそのまま彼女の手持ちとなった。
実力はさることながら倒されても一度だけこうげきとすばやさのランクを最大まで上げた状態でHP1で復活できる程度の能力を持つ特別なポケモン。ただし、王族”では”ないらしい。

前作同様終始藍の手下論者として登場しており、悪の組織で言うしたっぱのような存在。モブ妖精のグラフィックも兼ねており、リリーたち本人が直接登場しているかどうかは喋るまでわからない。

リリー同様藍の手下論者として登場。神でありながら式神の藍に使役され、モブ妖精の予備として頭数合わせに使われていることもあるほど扱いが悪い。

  • 霊烏路空
    • 核融合を操る程度の能力を持つ地獄鴉。通称「お空」。
飼い主のさとりが隊長という縁なのか戦闘部隊所属。戦闘では主に先陣を切って戦う切り込み隊長で、素の実力ではみすちーやお燐よりも上らしい。
ほのお統一のひでりパーティーを使用しており、主力は主人に似て暑苦しいファイヤーの「シュウゾウ」。サンダー使いのみすちー・フリーザー使いのレティと共に「戦闘部隊の三鳥」を自称している。

ちなみに、お空の羽をちぎって放り投げると知っている場所まで飛んでいけるらしい。

  • 火焔猫燐
    • 死体を持ち去る程度の能力を持つ火車。通称「お燐」。
お空共々戦闘部隊所属。行動派で暴走しがちなお空とは対照的に、冷静な頭脳派で割と話せばわかるタイプ。実は戦闘の描写がほとんどなく、さとりやお空曰く「修業をサボっている」らしい。

  • 犬走椛
    • 千里先まで見通す程度の能力を持つ白狼天狗。
名義上運営部隊に所属しているが、本人曰く「派遣社員のようなもの」らしい。とはいえ、業務内容は白狼天狗としての能力に合致しているので割と適材適所である。

前作同様運営部隊所属だが、専ら能力を使った不審者の尋問や導いた人々の鑑定が主な役割。
天狗上層部からの指令で部下の小町と共に文を拉致・拷問していたが、文が偶然紫のピカちゃんと不可侵条約を結んだことで彼女を釈放する羽目になった。そして、彼女をどう扱っても組織か天狗の怒りを買う状況になったことで、ただでさえ溜まっていたストレスがピークに達し……
容姿が似ているという理由でドレディアを主力にしている。

  • 小野塚小町
    • 距離を操る程度の能力を持つサボリ魔な死神。
上司の映姫にくっついてきたのか運営部隊所属。どう見ても職務が向いているようには思えないが、ストレスが溜まり続けている上司と違いサボり癖のお陰で精神的に余裕があり、彼女よりも割と話せばわかるタイプ。とはいえ、映姫の命令には忠実で立場は弁えている様子。当時うぷ主がシン・ゴジラを見ていたからという理由で、あまり関連のなさそうなコモラゴンのゴジラを主力にしている。

謎の組織

霊夢編以外の各物語中盤から暗躍する謎の組織。
目的は恐らく幻想郷の支配で、各地での騒乱に乗じて人知れず活動していた。これだけならロケット団のようにシンプルな悪の組織だが、こちらは少数精鋭体制と徹底的な情報操作により決して表には姿を現さない。
この情報操作が非常に悪質で、計画に勘付いた者を得体の知れないポケモンを使って圧倒した上で拉致、その隙に容姿はもちろん固有の能力すら完璧にコピーしたメタモンと入れ替わらせてしまうという、えげつない手法で口封じするのが最大の特徴。これによりまず死ぬことのない妖怪たちを簡単に無力化できるばかりか、そのメタモンたちをスパイとして操ることでより効率良く侵略を進められるという、凶悪極まりない作戦となっているのだ。そのため、この組織について探ることはおろか知ることすら危険があるとされている。

チルノ編から本格的に登場し始め、不明瞭すぎる目的と見え隠れする狂気が当初の役割論理を遥かに上回る不気味さを放っている。

  • きめぇ丸
    • 清く正しい射命丸文に全く似ていない、キモく鬱陶しい偽者。
初登場時はチルノに関するある目的のため、役割論理の名を騙り文を拉致し成り替わろうとしたり、バトル中こいしと共に精神攻撃を仕掛けるなどして仲間割れさせようと画策するが、二人のコンビネーションとリバイアの脅は……交渉により渋々撤退した。しかし、それ以外の編では着々と計画を進めており最終的にはチルノと文の監禁に成功した。
工作活動担当のようだがしたっぱではないらしく、描写からして組織の中でも幹部格と思われる。

なぜか、しれっと500年前の世界に現れることがあるが……

  • 古明地こいし
    • 無意識を操る程度の能力を持つ心閉ざしたサトリ妖怪。
前作にて姉のさとりと再会して役割論理情報部隊に配属されたはずが、きめぇ丸と共に再登場してチルノたちと視聴者を驚かせた。当初はスパイ活動で潜入していたのかと思われていたが、みすちーの任務をこっそり妨害していたり、紅魔館とレミリアの異変に関わっているらしいことが示唆されていたり、組織内ではきめぇ丸に次ぐ存在として活動していることからどうも役割論理を裏切っているらしいことが判明した。前作まで使用していたカポエラーのカポポがどうなっているのかは不明。

彼女の言動は回を追うごとに狂気染みてきており、極めつけに続編では……


シュテン


  • シュテン
    • 禍々しい黒い仮面を身に着けた謎の人物で、今作のオリジナルキャラクター。
ほぼ全ての編に登場し暗躍しては謎を残していく正体不明の人物。自称「伊吹萃香の忠実なる僕」らしいが、自己申告なので真実かどうかは不明。種族や能力はもちろん性別すら不明だが、彼と対峙した咲夜は仮面の形状や酒呑童子に似た名前から鬼と縁のある人間か妖怪であると考えている。

実は一人ではなく複数名存在することが後に判明しており、劇中では

1人目紅魔館の異変の首謀者、後にアジトにも登場フラン編・チルノ編
2人目500年前の世界で活動、時々きめぇ丸が様子を見に来る霊夢編
3人目星蓮船にて聖白蓮一味と共謀、究極の改造ポケモンを製作みすちー編

の3名が登場している。

性格もそれぞれ異なっており、1人目は隙あらばボケてくるマイペースな性格・2人目は任務はまじめにこなすがやたら無口な性格・3人目は特に癖があるわけでもなく普通な性格、と多種多様だがこのことは彼らの正体にも大きく関わっている。特に2人目のシュテンは人間や妖怪をモンスターボールで捕獲するという恐るべき技術を持っており、どういう訳か500年前の人々を捕まえて回っている。しかし、劇中では明らかに邪魔なはずの霊夢を発見しておきながら捕まえずわざわざ放置してからきめぇ丸に報告している。魔理玖とミスティアはポケモンのように弱っている時限定という条件があると考えていたが、シュテンが逃げ回っている500年前の因幡てゐを捕獲している場面もあり、その時の霊夢は萃香に敗れて身も心も無防備そのものだったことから、そもそも霊夢は捕獲できない可能性が高い

ちなみに、シュテンと直接接触したりバトルした者は、何故か行方不明になったり当初の予定を大きく変更することになるというジンクスがあり、視聴者からシュテンはうぷ主の予定を狂わせる程度の能力を持っていると揶揄されていたことがある。

目的のためには手段を選ばない冷酷な性格で、あの紫やさとりの目を掻い潜り組織を結成したという何気にすごいことをしている。さらに陰からシュテンを送り込むことでレミリアを狂わせたり、聖白蓮を凶行に走らせ結果的に幻想郷中を大混乱に陥れたり、ある目的の一環としてチルノと文(本当は霊夢と魔理沙の予定)にベガを実況・クリアするよう仕向けるなど、作中で起きたあらゆる事件の裏で糸を引いていたことが判明した。
一応一連の事件の黒幕ではあるが人望は一切無く、想定外の事態にうろたえたりすぐに部下の不出来を嘆くなど、非常に小物臭漂うみみっちい言動が目立つ残念な上司でもある。

ちなみに、彼が登場するチルノ編及びフラン編終盤にてうぷ主にとっても想定外の事態が起こり、彼の正体や展開について当初の予定を変更する羽目になった経緯がある。が、割と早い内から構想していた「ある展開」は予定通りだったとのこと。

  • メタモン軍団
    • 組織が大量に使用する特殊なメタモンたち。
全員が改造を受けており変身した相手の特徴を完璧にコピーできる程度の能力を持っている。
この変身能力は非常に強力で、各々の固有の能力すら再現可能だが一度変身すると死ぬまで決して変身が解けることはない。性格や趣味嗜好もコピーできるが、変身以前の記憶の再現は不可能なことが欠点。また、死ぬまで元に戻らないという都合上どの個体も共通して本物になり替わろうとする習性があり、勝利と存続のためには手段を選ばない狂気ともとれる執念を持つ。が、その結果本物とは似ても似つかないようなゲスやクズに成り下がる場合がほとんどであることから、所詮は二番煎じに過ぎず主に似たのか根本的な性質が「悪」であるという事実からは逃げられない様子。ただし、数少ないとはいえ例外もおりボスの野望が間違っていると確信していたり、自分が偽者であることを受け止めその短い命を儚くも輝かせた気高い心の持ち主の個体もいる。

改造ポケモンなので、上記の能力を手に入れられなかった場合容赦なく殺処分されてしまう。


作中の主な設定

ルール

今作から実況プレイから対戦と茶番がメインとなったことで、明確に設定されていったバトル中のルール。まず、3対3・見せ合いなし・レベル無制限が基本で、手持ちを3匹以上持っているキャラでも何らかの理由で3匹までになっていることが多い。
ただし、絶対というわけではなく双方合意の上であれば6対6・見せ合いありでのバトルも可能。

チルノ曰く「ポケモンバトルはじゃんけんと同じくらいの説得力がある」らしく、バトルに負けた場合目の前が真っ暗になってピチュる。そのためもはや弾幕ごっこをする必要が無く、何かを巡って戦う場合ほぼ全てのキャラはポケモンバトルで決めようとするようになった(弾幕もスペルもバトルで使わないだけでそれ以外の場面では使うことがある)。

バトルに影響を及ぼす能力の使用禁止

明らかに強いはずの幻想郷の住人たちが能力を使わない最大の理由。バトルでは相手に勝つために能力を使うのは反則とされ、破った場合どこからともなく落ちてくる雷に打たれ、能力の規模や及ぼした影響に応じた凄まじいダメージを受けるうえに場合によっては再起不能になるので完全に無意味なため、どれほど卑怯な者であっても律儀に守っている。
ただし、霊夢妹紅のように影響さえしなければ使用可能で、能力の使い方によっては多少の誤差が認められている(例えば咲夜の場合、時を止めて相手の行動に干渉した場合はアウトだが、時を止める「だけ」ならセーフ)。
さらに、下準備などバトル以外での使用は認められているため、作中トップクラスの実力者である古明地さとりはバトル中では一切心を読まない代わりに、相手の敵意を見極めたり逃げようとする相手に挑発を仕掛け戦うよう仕向ける、など効果的に使用している。

闇のゲーム

霧雨魔理玖が考案したポケモンバトルの最終手段。
自らの怒りが限界を超えるほどの悪人を相手にした時、その相手を懲らしめ更生・反省を促すために発動するルールでポケモンが受けたダメージをトレーナーも共有、さらにポケモンが倒れた場合ダメージとは別にそのポケモンの強さに応じたダメージを受けるというシンプルかつ凶悪なバトルを展開する。ダメージに耐え切れず気絶した場合勝敗に関係なく敗北扱いになる。
魔理玖は相手が本当に反省するよう、勝負の勝敗よりも緻密な作戦によりよるえげつないコンボを決めることを重視したバトルを行うようになる。その分成果は絶大で、本来なら敵わないはずの伊吹萃香との戦いを互角に持ち込み、彼から手ほどきを受けた霊夢は悪事の限りを尽くす妖牙の鼻っ柱をへし折り彼に大きな転機をもたらした。

元ネタはお察しの通り同じ名前の誰かさんが得意としている戦法から。

主人公補正

霊夢を始めとした主人公格を務めるキャラによく見られる現象。
主人公補正と言っても、極度のご都合主義や後付けによる強引な設定というわけではなく、バトル中の異様なまでの強運を指す。

まず前提として、今作では物語の都合上多少強引な展開があったり、燃えるバトルになるように場合によっては撮り直しすることをうぷ主も公言しているのだが、その中で最も無理が効かないのがバトルである。しかし、どういうわけか主人公格のキャラのパーティーは運に恵まれるようになり、ここぞという場面できあいのハチマキが発動する連続で攻撃が急所に当たるぜったいれいどのような当たりにくい大技がよく命中するといった奇跡としか思えないようなバトルが頻発するようになる。
視聴者からは撮り直しの件からして、リセットの繰り返しによる演出の一環と疑われていたが、あるバトル中に霊夢のピカさんが関わったバトルはシリウス実況の頃から一度も撮り直したことが無いという衝撃の事実が判明、後に作中でもネタにされたり、霊夢やみすちーに至っては主人公補正を戦法に組み込むという前代未聞の戦術を披露し見事勝利する(本人にとってはあくまで思い込みの一種でしかないらしいが)など、今作の演出に大きく貢献している。

ちなみに例外も存在しており、霊夢のライデンやチルノのルイのように運に恵まれていないような場面が目立つポケモンがいたり、各主人公キャラが最初に戦う場合何故か向かってプレイヤー視点側のキャラが高確率で敗北するというなれば「逆主人公補正」のようなジンクスもある。

改造ポケモン

この動画シリーズの世界観を支え、カギを握っているともいえる存在。

今作はベガ本編で登場するNPCの特殊なポケモンを使用可能にしたり、凶悪な能力を備えたポケモンを改造や編集を駆使して再現するなどして様々な改造ポケモンが登場する。しかし、それは作り手であるうぷ主側の視点であり、作中での視点ではその経緯によっていくつか種類が存在しており、持ち合わせる能力の傾向や作中での役割にもそれぞれ違いがある。

技術による能力(改造)

文字通り手術や錬金術など、技術による改造を受け能力を得たタイプ。
何らかの理由で改造され特殊な能力を付与されたポケモンであり、能力と言っても変身能力や不老の肉体などバトルには直接関係のない能力である場合が多い。ただし、それは「特別な技が使える」や「強すぎない特性の取得」などポケモンにもトレーナーにも無理のない範囲の改造だった場合の話で、使用にこれといった資質が必要ない分改造内容が強力であればあるほどポケモンにもトレーナーにも多大な負荷がかかる諸刃の剣でもある。
このタイプのポケモンたちは改造を受ける都合上複雑な事情を抱えており、中には命の危機や自ら志願などやむを得ない事情の個体もいるが、基本的にトレーナーたちのエゴによって発生した個体がほとんど。

作中ではみすちーのインパルス・ルナ、聖白蓮一味の聖式改造ポケモンがこれにあたり、人間からポケモンに改造された霊夢のティナや紫のネクロも一応該当するらしい。

血統による能力(王族)

先祖代々特別な能力を受け継いできたタイプ。
強大な特殊能力を持つ特別なポケモンが18種類のタイプごとに一匹ずつ存在し、その能力は子孫に受け継がれていくのだという。能力の傾向としては「特定の能力ランクを最大まで上げる」というシンプルなものから「一度倒れたポケモンを復活させる」という反則級のものまでとにかく様々。

これらのポケモンたちは作中では「王族」と呼ばれている。王族は伝説のポケモンよりも貴重な存在とされ、王族を扱っているという点は各キャラの強さについて一種の指標にもなる。また、特殊能力を扱えるのは主のトレーナーだけで、たとえ持ち主であってもそのポケモンが認めたトレーナーでなければ発動しない。ただし、アンティルールによる持ち主の変更は例外。
また、能力を発現する個体はその時代に常に一匹のみで、詳細は不明だが心身ともに成長するうちに後天的に能力が覚醒して初めて一人前らしい。

他の改造ポケモンと違って能力の原理そのものは不明だが、一説によるとポケモンが幻想郷の妖気に長年触れ続けていた結果妖怪化して生まれた存在ではないかとも言われている。実際霊夢のピカさんに特殊能力を使ったと思しき謎の現象が発生したり、「ラルやピカさんは王族じゃないの?」という視聴者からの質問に対しうぷ主は「”まだ”王族じゃないです」という意味深な回答をしている。

思念の具現化による能力(神)

無数のポケモン達の強い思念から特殊な能力を持って生まれてくるタイプ。

作中ではポケ神と呼ばれており、人間が神を信仰するようにポケモンにとっての神のような存在。青いタマゴから生まれるのが特徴で、その時代のポケモンたちの怒りや憎しみといった負の感情が一定の数値を超えることで、そのポケモンたちが最も欲する能力を持った強大なポケモンとして誕生するが、タマゴという仕様上トレーナーを介して初めて誕生する。神を使役するトレーナーにはそれ相応の実力はもちろん、本来負の感情から生まれた彼らを受け入れるに値する強い愛情が必要。立派に育った神は完全体となり、その人間と共にポケモンたちを導くという大きな使命を持っているが、あくまでトレーナー次第なので萃香のように歪んだ目的を持ったトレーナーであればその限りではない。
要するに、そのトレーナ-は超強力なポケモンを入手できる代わりに、責任持って立派なポケモンを育てる義務を負うことになり、ポケモンは育ててもらった恩をポケモンたちを導く事で返すという契約を結ぶというもの。ただし、負の感情から生まれるため誕生直後はバーサーカー状態らしい。

全部で3種類存在しており、約500年周期でポケモンの願いに応じた1種類が1柱だけ降臨する。そして、ポケ神が降臨した瞬間から徐々に影響を及ぼすようになり、ポケモンたちはその神の加護を受け、神が司るものに応じた能力を身に着けるようになる。

  • ピカちゃん(知):ピカチュウ
    • 現代に現れたポケモンの知識や知能を司る女神。所有者は八雲紫。
厳選を始めとした心無いトレーナーのポケモン達への仕打ちに苦しむポケモンたちが、トレーナーに自分たちの意思を伝えたいという願いによって生まれた。
彼女がもたらすポケモン達への影響は知能の活性化で、何らかの条件を満たしたポケモンが人間の言葉を話し意思疎通ができるようになること。つまり、彼女の降臨こそが喋るポケモン誕生の原因であった。それと連動して喋るようになったポケモンから少しずつ手掛かりを集めた紫は、それまで所有者しか知らなかったポケ神の秘密と役割を知るところとなった。

能力値こそ普通のピカチュウと変わらないが、ポケモンに関する知識を操る程度の能力を持っており、前作で使用した全ての技を使える全ての特性が使用可能で二つまでなら戦闘中も切り替え可能という凶悪な能力はその片鱗である。そして後に修業を重ねたことでピカちゃんの光を見た相手の全ての技を忘れさせわるあがきしか使えなくさせるというほぼ攻略不能な能力すら身に着けた。
これらの特徴から登場当初は調子に乗りまくっていたピカちゃんだったが、全く弱点が無いわけではなく、ピカさんに一太刀浴びせられたり手加減したとはいえ妖夢に敗北して以来少し大人しくなった。

  • ルシフェル(力):エルレイド→アスフィア(ことざのすがた) <ほのお・ドラゴン>
    • 500年前に現れたポケモンの力を司る神。所有者は伊吹萃香→東風谷早苗。
ポケモンを道具のように扱い、密猟などで生態系を壊す心無いトレーナーに虐げられたポケモンたちが、人間や妖怪に復讐する力が欲しいという願いによって生まれた。
彼がもたらすポケモン達への影響は力の限界突破、つまり努力値を全てのステータスに割り振れるようになること。ある程度の強さは必要だが、500年前では全てのステータスに努力値を振れることが実力者の証ともいえる。
しかし、当の萃香は彼の力で幻想郷を蹂躙し支配するという凶行に走り、ポケモンを導くどころか弱いポケモンを片っ端から皆殺しにするという恐怖の邪神に成り下がってしまった。その凶悪さから洩矢諏訪子・天狗たち・初代オマルライダー・博麗霊寺の尽力によって青いタマゴに封印されており、諏訪子の関係者でなければ解かれない厳重な封印を施されていたが、500年後萃香の策略により現代に蘇った。しかし、本人は時と共に若干丸くなっており、諏訪子を敵に回してもなお自らを受け入れた早苗を気に入り萃香とは手を切ることになった。

萃香なりに愛情を持って接していたのか彼女との関係自体は割と良好で、限られたポケ神使いしか到達できないという第二形態に到達していた。力の神だけあってポケモンに関する力を操る程度の能力を持ち、第一形態(エルレイド)の時は全ステータスが999というシンプルかつ超強力な力で相手を圧倒するが、どくどくのような定数ダメージ技には弱い。
これだけでも十分反則級の性能だが、第二形態(アスフィア)では999の能力値を失う代わりに
  1. 全種族値が255相当で特性がふしぎなうろこ
  2. 常時毒状態になるがダメージは受けず実質状態異常を無効化する
  3. 相手が登場・交代した場合相手のHPを強制的に半分にする(最後のポケモンには発動しない)
  4. 萃香が使おうとしていた第二形態時のみ使用できる何らかの能力
という超凶悪な能力を操る化け物に変貌する。

現代ではこれらの能力のうち第一形態の能力を諏訪子自身が、第二形態の能力とエネルギーを初代オマルライダーが管理していたらしく、後者は白玉楼に封印されていたが魔理沙一行が何らかの経緯で封印を解いたらしく、終盤では第二形態の姿を取り戻している。ただし、早苗が未熟なのか何らかの理由で使えないのか先述の能力をどれも使用していない。
ちなみに正真正銘ポケ神の一柱に間違いないのだが、現代での神はピカちゃんなので敵対者や役割論理からは「似非ポケ神」と呼ばれている様子。

  • もうひとりの妖夢(?):ヌケニン(便宜上)<むし・ゴースト>
    • 白玉楼に突如現れた青いタマゴから生まれる「はずだった」神。所有者は魂魄妖夢。
本来ならピカちゃんのように生まれてくるはずが、運悪く鶏小屋で発見されたことが原因でポケモンのタマゴを知らない妖夢に「傷んだ卵」と認識され、あろうことか妖夢に食べられてしまったために生まれる前に死んでしまった。しかし、偶然にも半人半霊である妖夢の体質の影響で、半分は彼女の霊魂・もう半分は彼女と似たような体質であるヌケニンと融合してしまい、妖夢の第二人格として何とかこの世に留まった。
妖夢が追い詰められた時や本人が危険を感じた時にこちらの人格が発現、妖夢の代わりにバトルを引き継ぐが制限時間があるらしく長期戦が出来ないのが難点。彼が戦う場合妖夢自身は意識を失うため具体的な強さや性格は不明だが、彼と戦った者はいずれも相手の手の内を完璧に読み切り予想の斜め上を行く大胆かつ緻密な戦法の恐るべき強者と評しており、あの伊吹萃香でさえ戦慄させあと一歩のところまで追い詰めるほどの超強力な勝負師であることが伺える。

非常に謎が多く、何の神なのかはもちろん具体的な能力も不明だが、少なくともヌケニンの口調から推測するに男神であると思われる。また、既にピカちゃんが降臨していることから新たに降臨したわけではない可能性が高く、半分死んでいるとはいえ他の神から存在を探知されない、そもそも本人も自分が何者なのかわからないという何とも曖昧な存在と化している。

妖夢の道中共々謎の多い彼だが、少なくとも妖夢との邂逅は果たせたらしいことや非常に遅いとはいえ彼女の成長に一役買っていること、きめぇ丸やシュテンに目を付けられながらも切り抜けたらしいことは断片的に判明している。


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