略称は「FT」。
pixivでは「フェアリーテイル」でのタグ登録数の方が多い。
概要
魔導士ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に所属するナツを中心に、様々な依頼が来る中での彼らの活躍を描く物語。
作者が以前連載していた『RAVE』でも使われていた用語がいくつも出てくるが、設定は異なっている。
元々のアイディアは乗り物に弱い少年が様々なものを届ける運び屋として成長していくというものであったが、そこから「様々な仕事を請け負う魔法使い」というアイデアに派生し、連載案を読みきりとして発表した「MP(マジックパーティー)」の一部設定を引き継いだ作品となった。
主人公ナツは初期の段階では読み切りの「FAIRY TALE」の主人公と同一デザインの予定であり、その後主人公を人間にするに当たって角が取られ、幾多の髪型と服装のデザイン変更を行い現在のナツが完成した。
また、13巻以降にはカバーをはずすと設定資料や没カットなどが描かれている。
「RAVE」に比べると比較的エッチな描写が多いのは内緒だ!
あらすじ
世界中に幾多も存在する魔導士ギルド。そこは、魔導士達に仕事の仲介等をする組合。
立派な魔導士を目指す少女・ルーシィは、ひょんな事から炎を食べ、吐き、そして纏う滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)ナツと出会う。
彼の仲介によりナツの所属するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に加入することになるのだが・・・
なんとそこは、ルーシィの想像を超えた荒くれ者達が集まるギルドだった!
問題児だらけの「妖精の尻尾」だが、様々な依頼をこなして行くなかで、彼らは次第に魔導士としても人間としても成長していく。
そして物語が佳境に入るにつれ、ナツは自らの出自を知り、運命へと立ち向かっていく…。
登場人物
メイン
ルーシィ・ハートフィリア(ヒロイン)(CV:平野綾)
グレイ・フルバスター(CV:中村悠一)
エルザ・スカーレット(CV:大原さやか)
妖精の尻尾(フェアリーテイル)
ウェンディ・マーベル(CV:佐藤聡美)
ガジル・レッドフォックス(CV:羽多野渉)
ミラジェーン・ストラウス(CV:小野涼子)
エルフマン・ストラウス(CV:安元洋貴)
リサーナ・ストラウス(CV:櫻井浩美)
レビィ・マクガーデン(CV:伊瀬茉莉也)
雷神衆
フリード・ジャスティーン(CV:諏訪部順一)
ギルダーツ・クライヴ(CV:井上和彦)
メイビス・ヴァーミリオン(CV:能登麻美子)
幽鬼の支配者(ファントムロード)
青い天馬(ブルーペガサス)
一夜=ヴァンダレイ=寿(CV:速水奨)
ジェニー・リアライト(CV:名塚佳織)
蛇姫の鱗(ラミアスケイル)
シェリー・ブレンディ(CV:井口裕香)
ユウカ・スズキ(CV:川鍋雅樹)
トビー・オルオルタ(CV:岸尾だいすけ)
シェリア・ブレンディ(CV:井口裕香)
剣咬の虎(セイバートゥース)
スティング・ユークリフ(CV:櫻井孝宏)
ユキノ・アグリア(CV:大浦冬華)
ミネルバ・オーランド(CV:井上喜久子)
人魚の踵(マーメイドヒール)
ベス・バンダーウッド(CV:村川梨衣)
アラーニャ・ウェブ(CV:櫻井浩美)
大鴉の尻尾(レイヴンテイル)
魔女の罪(クリムソルシエール)
ウルティア・ミルコビッチ(CV:沢城みゆき)
ジェラール・フェルナンデス(CV:浪川大輔)
六魔将軍(オラシオンセイス)
ゼロ(CV:稲田徹)
エンジェル(CV:大浦冬華)
悪魔の心臓(グリモアハート)
ブルーノート・スティンガー(CV:斎藤志郎)
煉獄の七眷属
ウルティア・ミルコビッチ
メルディ
冥府の門(タルタロス)
END
九鬼門
フランマルス(CV:青山穣)
評議院
フィオーレ王国
ヒスイ・E・フィオーレ(CV:三森すずこ)
トーマ・E・フィオーレ(CV:藤原啓治)
餓狼騎士団
アルバレス帝国
スプリガン12
ブランディッシュ・μ(CV:沼倉愛美)
ディマリア・イエスタ(CV:藤原夏海)
星霊
ホロロギウム(CV:川鍋雅樹)
クルックス(CV:木村雅史)
カエルム(CV:なし)
黄道十二門
アクエリアス(CV:喜多村英梨)
バルゴ(CV:沢城みゆき)
タウロス(CV:関口英司)
スコーピオン(CV:岸尾だいすけ)
サジタリウス(CV:川鍋雅樹)
ライブラ(CV:後藤沙緒里)
カプリコーン(CV:黒田崇矢)
その他
ウル(CV:沢城みゆき)
竜
ナツの育ての親である火竜。
エクリプスの扉を通り400年前から来た竜。全身が炎で出来ている。イグニールと友の関係にあり、ナツからは「おっちゃん」と呼ばれる。
ガジルに滅竜魔法を教えた鉄竜。
ウェンディに滅竜魔法を教えた天竜。
漆黒の竜。体には不気味な紫色の模様が全身にあり、ゼレフ曰く「時代の終わりを告げる黒き竜」。国一つを滅ぼすほどの実力を誇る。
スティングに滅竜魔法を教えた白竜。スティングが滅竜魔法を習得した事を示すために自らスティングの手に掛かることを選んだ。
ローグに滅竜魔法を教えた影竜。ローグが「殺した」と発言していたが、実際には病を患っており、ローグはこれ以上苦しませないためにスキアドラムを死なせた。
ジルコニス人間を餌としか思っていない翡翠の竜。相手の服だけを消し飛ばすことができる「人の尊厳を奪う類の魔法」を使える。
エクリプスの扉を通り、400年前からやって来た竜。金剛の体を持ち、腹部から無数の卵を投下し小型の竜を生み出す能力を持つ。
岩竜
本名不明。エクリプスの扉を通り、400年前からやって来た竜。全身が岩で出来ており、嗅覚が優れている他の竜と違い鼻が無いのが特徴。「青い天馬」を圧倒し、乱入してきたコブラと戦った。
エクリプスの扉を通り、400年前からやって来た竜。体の至る所にヒレのようなものを生やしている。
エクリプスの扉を通り、400年前からやって来た竜。額と顎に角を生やしており、名前の通り鋏のような形状をしている。スティングと戦い、その最中にリヴァイアと合流する。
エドラス
妖精の尻尾
王都関係者
関連用語
アニメ
TVアニメ第1期は2009年から2013年まで放送。原作第1話から大魔闘演武中盤(ナツ&ガジルVS双竜コンビまで)が描かれた。
それから1年の休止期間を経て2014年から2016年まで第2期が放送され、大魔闘演武の続きから、妖精の尻尾復活の旅の始まりの開始前まで描かれた。
原作完結後の2018年末より、妖精の尻尾復活編から原作最終回までを描いたファイナルシーズンが放送された。
映画は2012年に第1作『鳳凰の巫女』、2017年に第2作『DRAGONCRY』が公開。
OVAも単行本特典として何度も発売されており、RAVEとのコラボ(『フェアリーテイルSD』収録のショート漫画のアニメ化)も行われた。
どの媒体においても原作でカットされた話などが大幅に掘り下げられているが、本編と関係ないアニメオリジナルエピソード(たいていギャグ)も多い。また原作の残酷な描写やエッチすぎるシーンなどもカットされている。
ゲーム
- 『FAIRY TAIL PORTABLE GUILD』(フェアリーテイル ポータブルギルド)
- 『TVアニメ FAIRY TAIL 激闘!魔道士決戦』
2010年7月22日にハドソンよりニンテンドーDS用ゲームとして発売中。
- 『FAIRY TAIL PORTABLE GUILD 2』(フェアリーテイル ポータブルギルド 2)
2011年3月10日にコナミからPSP用ゲームとして発売。
- 『Original story from FAIRY TAIL 激突!カルディア大聖堂』
2011年4月21日にハドソンよりニンテンドーDS用ゲームとして発売。
- 『FAIRY TAIL』
2020年3月19日にコーエーテクモゲームス(開発:ガスト)よりプレイステーション4及びニンテンドースイッチから発売予定の初のコンシューマー向けのタイトル。ジャンルはRPG。
関連イラスト
関連タグ
フェアリーテイル 真島ヒロ RAVE EDENSZERO 週刊少年マガジン