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ショッカーライダーの編集履歴

2023-03-18 09:50:48 バージョン

ショッカーライダー

しょっかーらいだー

初代仮面ライダー後半に登場する6人の悪役仮面ライダー。

池水通洋(No.1)、市川治(No.2)、倉口佳三(No.4 No.5)、富士乃幸夫or辻村真人(No.6)

スーツアクター 大杉雄太郎、新堀和男中屋敷哲也、河原崎洋夫、他2名


声を演じた中でNo.1(池水氏)とNo.2(市川氏)はクレジットで確定しているが、No.3は大野剣友会の誰か、No4〜No.6は資料によってバラバラである。

また、1号になり済ましたときに声は藤岡弘、氏が演じている


概要

お届け物で~す

仮面ライダーによって勢力を削がれた悪の秘密組織ショッカーを首領が再編成した新組織・ゲルショッカーによって投入された(ショッカー製との説もある)計6体のエリート怪人。

本郷猛一文字隼人に施した改造と同等の改造を施されたものと思われ、仮面ライダー1号・2号と全く同じ格闘能力に加え、怪人特有の武器や特殊能力を付与されている。ショッカーが欲した本来の改造人間・バッタ男の完成型にして更なる発展形態と言える。

素体となった人物の描写が無いため詳細は不明だが、本郷や一文字が改造人間となった経緯を踏まえれば、相応に運動能力が優れた人間がベースにされたと推測される。志願した協力者か、拉致されて脳改造を施されたのかも不明となっている。


書籍などでは1号~6号と呼称されていることもあるが、劇中ではNo.1~No.6と名乗っている。


ゲルショッカーの切り札とも呼べる存在であり、容姿だけでなく基本スペックも仮面ライダー1号、2号と同等であり、なおかつ6体という数的優位と連携によって、ダブルライダーを幾度となく追い詰めた。もっとも改造素体の差か実戦経験の差ゆえか、明らかに個々の格闘能力では劣り、ダブルライダーは2対6という圧倒的に不利な戦いにもかかわらず、ほぼ互角に応戦できていた。

最後は1号・2号が繰り出した新必殺技ライダー車輪イソギンチャック戦で使用したのとは別物)によって、平衡感覚を狂わされたままダブルライダーを追撃すべく、ジャンプしたことが災いして、自分たちだけが激突・爆散してしまった。


マフラー、手足の色、Cアイ周囲の黒い縁取りなど細かい装飾以外は仮面ライダー1号と同じ容姿であり、後のシャドームーンに連なる”悪の仮面ライダー”の先駆けである。

立花藤兵衛滝和也は騙し通せたが、マフラーの色が異なることから一文字隼人に見抜かれた。

「悪の仮面ライダー」とはいえ、こちらは『ヒーローの偽者』という要素が強く、ヒーローと対となる『ライバル』としての悪のライダーの登場はシャドームーンを待たねばならない。


ショッカーライダーの特殊能力

ライダーキック 本郷ライダーと同等(あるいはそれ以上)の性能を持っているため使用することができる

短剣 ブーツの爪先に収納されている。劇中では1号のみが使用

ロケット弾 指先から連続発射することができる

以下の能力は設定のみで、いずれも本編未使用。

火焔 黄色いマフラーをもつショッカーライダー1号の能力

毒霧 白いマフラーをもつショッカーライダー2号の能力

爆雷 緑のマフラーをもつショッカーライダー3号の能力

地震 青いマフラーをもつショッカーライダー4号の能力

放電 紫色のマフラーをもつショッカーライダー5号の能力

溶解液 桃色のマフラーをもつショッカーライダー6号の能力


ショッカーライダーのマシン

ショッカーサイクロン:偽サイクロンとも呼ばれる専用のバイク。新サイクロン号と同じ性能を持つ。


余談

  • 初登場時の没シナリオでは、登場話の冒頭で、本物の仮面ライダーと信じて駆け寄る子供をショッカーライダーが轢き殺すという極めてショッキングな場面が存在していた。没になった理由はもはや言うまでもない。
  • 一文字以外にはなぜわからないか、ということがよくネタにされるが、ショッカーライダーは本郷と同じ声が出せるのである。
    • また、一文字にはOシグナルが仕組まれているため、立花と滝に気付かせるため、わざとマフラーを指摘した可能性がある。
  • ちなみに、仮面ライダー(新)の雑誌展開(テレビランド)で仮面ライダー1号を装った『偽ライダー』が登場している。姿はショッカーライダーNo.2のものである。

漫画版におけるショッカーライダー

原作漫画版においては

12人のショッカーライダーが登場し、光線銃で周囲から滅多打ちにして仮面ライダー1号本郷猛を死に至らしめた(後に脳だけを機械に移し蘇る)が、その直後正気を取り戻した第12号=一文字隼人(後の仮面ライダー2号)により全滅させられた。

外見は特に1号と変わらない。


本編では「13人」と呼称されているが、これは本郷ライダーを13人目としているため。

「13」は死の数-きさまは13人めの仮面ライダー―すなわちそれがきさまの運命!!

なお後の『仮面ライダー龍騎』に登場するライダーの数も13人だが、ムック『特別編集』のプロデューサーインタビューによれば「キリのいい数だっただけで、漫画版と同人数なのは偶然」とのこと。


仮面ライダーSPIRITS』においては

TV版再生怪人タイプ(仮称)

地獄大使が「仮面ライダーを倒すために作られたショッカー最強の遺産」として使用。TV版の同型、再生産版と思われ姿とナンバリングもそれに準じたものになっている。1号と仮面ライダーZXに攻撃を加えた。

こちらではNo.1の火炎放射、No.3の爆雷、No.6の溶解液を使用し、さらに脚のナイフも使用した。立花藤兵衛の檄を受けた1号と、2号の通信を受け取ったZXによるライダー車輪、さらにZXの幻像投影装置によって全滅した。

分冊ではNo.2・4・5も特殊能力を駆使する姿が゛堕天なる正規兵゛の異称を添えて怪人戯画で描かれている。


旧2号タイプ(仮称)

月刊少年マガジンに移籍した新仮面ライダーSPIRITS』第1~5話の仮面ライダー2号誕生秘話を描いた番外編では、旧1号の戦闘データを基に強化改造を施した「第二期の仮面ライダー」として旧2号と同じ姿をした5体が登場。

特殊なライフルを装備したリーダー格のサングラスを筆頭に、剣道中国拳法キックボクシングレスリングの使い手が改造されている。


レスリングのライダーは戦闘経験に勝る1号によって左腕を破壊され怯んだ所を「ショッカーは選ばれた民。助けを乞う者など必要としない」というリーダーによって「korrosion弾」(どんな金属も数秒で腐敗させる弾丸)で処刑される。

その後、立花と滝を人質に取られた1号と改造が不完全でまともに動けない2号を圧倒するが、緑川ルリ子の乱入によって生じた隙を突かれて3体が倒され、リーダーはショッカーと戦う決意を固めた2号のライダーパンチによって頭部を粉砕され爆死する。

変身前の外見は大野剣友会のメンバーをモチーフとしている。

  • 一文字も本来はこの1人として改造された。この人数は、「この5人+一文字+6人(TV版)のショッカーライダー=12」となり、前述の原作漫画版の「12人のライダー」のオマージュとなっている)。


1989年~1990年にテレビマガジンで連載された仮面ライダー11戦記(成井紀郎氏)では、ジェネラルシャドウクローンを素体にし、仮面ライダー1号のデータをコピーして量産されたガイストライダーが登場。シャドウの細胞を使っていることから抜群のチームワークを誇り、ショッカーライダーに見られた弱点を克服している。

仮面ライダーV3ライダーマン仮面ライダーX仮面ライダーZXを圧倒するが、1号の作戦で、V3の逆ダブルタイフーンで天高く舞い上げられたところに、3人ライダーのロープやチェーンを撃ち込まれて動けなくなったところに、4人のライダーキックを叩きこまれる大技ライダーサザンクロスキックで全滅した。


S.I.C. HERO SAGA におけるショッカーライダー

『MASKED RIDER EDITION -Missing Link-』

月刊ホビージャパン2002年7月号から10月号掲載。

『仮面ライダー』の第13話と第14話の間の話。原作漫画版とほぼ同内容で旧2号を含めた12体のショッカー製のショッカーライダーが登場している。

単行本の解説ではショッカーライダーNo.1 - No.6も『仮面ライダー』本編のものとは別の存在とされている。彼らと違い、バックルには弱点である風車を保護するショッカーエンブレムを模したバックルを付けている。また、肩などにある銀色のラインも仮面ライダー2号と同じ1本である。さらに、小型の拳銃やショットガン(S.I.C.vol.12ハカイダー付属の物と同じ)を持ってダブルライダーに戦いを挑んだ。彼らにはサイクロン号の代わりに、ショッカータンクが専用のマシンとして与えられている。


ショッカーライダーNo.1(マフラー:黄色)

ショッカーライダーNo.2(マフラー:白)

ショッカーライダーNo.3(マフラー:緑)

ショッカーライダーNo.4(マフラー:青)

ショッカーライダーNo.5(マフラー:紫)

ショッカーライダーNo.6(マフラー:桃)

ショッカーライダーNo.7(マフラー:橙)

ショッカーライダーNo.8(マフラー:灰色)

ショッカーライダーNo.9(マフラー:黒)

ショッカーライダーNo.10(マフラー:銀)

ショッカーライダーNo.11(マフラー:金)

ショッカーライダーNo.12(マフラー:赤)


『KAMEN RIDER OOO EDITION -OOZ-』

月刊ホビージャパン2013年2月号から2014年1月号掲載。

映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』に登場したショッカーグリードが変身した個体として登場。


ゲーム版での扱い

プレイステーション用格闘ゲーム『仮面ライダー』では、No.1のみが使用可能キャラの1体として登場している(名義は単に「ショッカーライダー」)。

しかしロケット弾は撃てるが火炎は使えず、ライダーキックはガード可能と攻略本でも「最弱のキャラ」と呼ばれている。

クレジットでは、No.1の池水氏であるが一部音声は94話でのショッカーライダー出現時の音声を使っている。


最強怪人として改造された時の姿はミリタリーなスーツを纏った全身が青緑色の仮面ライダーのようなデザインになっており、本作に登場した最強怪人の中でも中々にかっこいいデザインをしている。

ライダーストーリーモードと死闘!戦闘員モードの戦闘員は、ショッカーライダーのモーションをベースとしている。

怪人を戦闘員にする隠しオプションを使用すると、白服のゲルショッカーエリート戦闘員となる。


シミュレーションRPG『スーパー特撮大戦2001』では6人全てが敵として登場し、本編未使用だった個人技を使用する。


RPG『スーパーヒーロー作戦ダイダルの野望』でも当然登場するが、ライダーに敗れたのちにハサミジャガー処刑されてしまう。


ガンバライドではNo.1とNo.5が登場、カード化されている。

No.1は第2弾にスーパーレアで登場し長い間(04でディケイドコンプリートフォームに抜かれるまでの3年以上の間)スーパーレア最強の必殺技威力を誇っていた。

必殺技は「指ミサイル」(上で言うロケット弾)。

No.5は事実上のNo.1の下位カード扱いで、高レア化されたことも演出技「指ミサイル」が収録されたことも無い。


ライダージェネレーションシリーズでは6人全てが敵(中ボス)として登場。

特殊な攻撃はしてこないが、中ボスだけあってそれなりに強い。

プレイヤーを1号2号にするととても紛らわしい。


グレイトバトルフルブラストでは6人全てが登場。

第4章ライダールート『対決!大ショッカー』に登場し、1号とバイクチェイスを行う。

第5章『ザ・グレイトバトル』では中ボスラッシュのうちの1体としてNo.1が再登場。


クライマックスヒーローズフォーゼでは1号ライダーのミッションにNo.1が戦闘員を引き連れて登場。


映画「THE NEXT」におけるショッカーライダー

「我ら、ショッカー」SHOCKER RIDER

映画『仮面ライダーTheNext』では前作『仮面ライダーTheFirst』で開発されたバッタ型の改造人間「ホッパー」(1号2号)を元に開発された量産型の上級戦闘員として登場。


他の新型怪人と同様にナノロボットによって改造されたらしいが、あくまでも量産型である為か、チェーンソーリザード程の再生機能は持っていない模様。また、連携戦に優れている反面、単独での戦闘力や経験値、肉体の耐久性等はオリジナルに比べて劣っている。

1号、2号と同様、基本的には徒手空拳で戦うが、爆弾を仕込んだ投げ矢(ダーツ)での攻撃手段も持ち合わせている。

変身者についてはショッカー首領の命令を受けるシーンで僅かに描かれたのみで詳しい素性は不明。


裏切り者であるホッパーが主力の改造人間として採用されたのは、彼等が他の改造人間達よりも遥かに高い潜在能力を発揮したからで、特に1号に至っては拒絶反応であるリジェクションが一切起きない程の性能を発揮していたためである。

ただし、裏切りも懸念されていた為か、他の改造人間と比べてより高度な洗脳を受けていたようで、1人1人の行動に全く個性が見られず、台詞もない。例えを切断されても気にすることなく戦闘を続行しようとするなどその行動は人間よりも機械のそれに近い。


原典通り6人1組で行動しているが、戦闘不能になった者が現れても次に登場するシーンでは新たに補充されて再び6人になっている事から実際にはより多くの人数が存在する事が示されている。

同作では「ホッパー」によく似た姿をした最新型のトンボ型怪人「Version3」こと風見志郎も登場しており、設定でショッカーライダーは、1号、2号からVersion3に至るまでの過度期とされている。


映画『スーパーヒーロー大戦GP』および『仮面ライダー4号』のショッカーライダー

直接の登場はないものの、劇中で「ショッカーに敗れ再改造を施された仮面ライダー」の名称として登場。

再改造によって洗脳され、ショッカーの尖兵として、ショッカーに仇なす正義の仮面ライダーを排除する役目を担っていたようである。ちなみに平成ライダーを始めとする改造人間ではないライダー達に関しても「再改造」と呼称されているが、詳細は不明。HEROSAGAによればディケイドはどうやら本人で確定のようであり、ディケイドというライダーの特性から、ショッカーライダーディケイドがこの世界での役割だったようである。(なお、ZXは正史においても一度は脳改造済みであったが、反抗に失敗したのか、そのまま組織に従い続けたのかは不明。)


劇中ではかなりの数のライダーがショッカーライダーと化しており、特に昭和ライダー勢はBLACKと序盤で死亡した1号2号以外のほぼ全員が再改造を施されて登場している。また、平成ライダー達もドライブ以外の主役ライダー達はそのほとんどが再改造されて登場しているが、その他のライダー(俗に言う2号ライダー3号ライダーなど)に関しては登場しないライダーの方が多いため、詳しい人数や内訳は不明。ドライブすらも最初は完全に「ショッカーライダードライブ」として働いており、ある切っ掛けで目覚めるまではショッカーの手先にされていた。3号曰く「自分以外のライダーは全員敵」。

後日談である『仮面ライダー4号』では、いわゆるダークライダーたちがこの役割を担っている模様。


ある意味で「ショッカーはなぜ、脱出対策に仮面ライダーの脳を予め改造しておかなかったのか?」というタブーに踏み込んだ存在であるといえ、仮面ライダー3号と共にありえざる歴史の象徴といえる。


島本版スカルマン

この作品にショッカーという組織は存在しないが、ラスプーチン配下の改造人間として複数体のバッタ男が登場する。しかし、この作品の本郷猛こと飛岡剛が強すぎる為、あっという間に蹴散らされる。

のちにバッタ男(飛岡)を元に配下の女性二名を改造した「女ライダー」が登場。こちらはダブルライダーさながらに息のあったコンビネーションで怪人を蹴散らせるほどの強さを持つ。


仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ

ディアブロによって生まれた悪魔デビルライダー軍団の一員としてNo.1とNo.2がまさかの登場。クローンライダー達と交戦した。

2体しかいないのは、おそらく本家のダブルライダーのスーツを流用したため。


シン・仮面ライダー

『THE NEXT』の様にショッカーライダーとは呼ばれず、大量発生型相変異バッタオーグとして登場。



関連項目

アンチヒーロー 戦闘員 偽ライダー 量産型ライダー


にせウルトラマン 悪の戦隊


ショッカーエグゼイド:ショッカーによって作られた偽ライダー。しかしその外見は…

アナザーライダー:平成のショッカーライダー。

仮面ライダーアバドン:令和のショッカーライダー。


バッタ怪人仲間

太字は幹部

デストロンライダーマン 偽Xライダー 偽スカイライダー バッタ男 シャドームーン 偽1号ライダー 改造兵士レベル3 ドラス

ズ・バヅー・バ ゴ・バダー・バ ライオトルーパー アークオルフェノク ローカストアンデッド レプトーフィスワーム アントホッパーイマジン

ホッパー・ドーパント バッタヤミー イナゴ怪人 アナザーファイズ アナザーオーズ アナザーゼロワン アナザー1号

キリギリスメギド バッタ・デッドマン


トライアルF:『仮面ライダー剣』に登場する怪人。ショッカーライダーをモチーフにしている。

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