※他用法は「ブースター」の記事を参照のこと。
基礎データ
全国図鑑 | No.0136 |
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カントー図鑑 | No.136 |
ジョウト図鑑 | No.183 |
シンオウ図鑑 | No.166 |
イッシュ図鑑 | No.094 |
コーストカロス図鑑 | No.080 |
アローラ図鑑 | No.156 |
ガラル図鑑 | No.199 |
ヒスイ図鑑 | No.028 |
パルデア図鑑 | No.182 |
ローマ字表記 | Booster |
分類 | ほのおポケモン |
タイプ | ほのお |
高さ | 0.9m |
重さ | 25.0kg |
性別 | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性 | もらいび |
隠れ特性 | こんじょう |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ブースター | booster(ブースター) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Flareon | flare(フレア)+eon(永遠)※1 |
ドイツ語 | Flamara | flame(炎)+a※1 |
フランス語 | Pyroli | pyro(「炎」を意味する接頭語)+li※1 |
韓国語 | 부스터 | 日本語名の音写 |
中国語 | 火伊布※2 | 火+伊布(イーブイ) |
ギリシャ語 | Φλάρεον | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | फ़्लेरीवी | flare+イーブイの音写 |
ロシア語 | Флареон | 英語名の音写 |
タイ語 | บูสเตอร์ | 日本語名の音写 |
進化
概要
初代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場しているイーブイの進化系。
全体的に大きくなり、毛量も増した。色合いは濃いオレンジ色と黄色の組み合わせとなり、進化前の雰囲気を保ちながら、タイプ通り炎を纏っているかのような見た目にもなっている。
色違いは全体的に黄色みが強くなる。
体温が非常に高く、戦い等で興奮し体に炎が溜まった際は、900℃以上もの高温となる。
ちなみに、これは『青』『リーフグリーン』の図鑑に基づくもので、以降は「900℃まで上がった」という表現が用いられるようになっているという微妙な表記揺れがある。
いずれにしても、攻撃のために意図的に上げている側面もあるため、トレーナーが普段接することは可能。
体内には「炎袋」という器官を持ち、深く息を吸込めば、1700℃の炎を吐くことが可能。
体毛には上がり過ぎた体温を空気中に放熱する役割がある。
『サン』図鑑説明によれば雑食性で、炎を用いてウェルダンに調理して食事をするという。
ゲーム上の特徴
『ピカチュウ』では、オーキド研究所と22番道路でのライバル(グリーン)とのバトルでどちらか敗北すると、以降ライバルのイーブイがブースターへ進化する。
ジムリーダー・カツラは専門が炎であるにもかかわらず使っていなかったが、外伝の『ポケモンスタジアム』に出演した際に手持ちに入れている。本編でも後に『BW2』の「ポケモンワールドトーナメント」や『LPLE』の強化パーティで使用例が出ている。
『GSC』『HGSS』では、まいこはんのサツキが手持ちに入れている。
『プラチナ』『BDSP』では、四天王のオーバが手持ちへ入れている。ただし『BDSP』は2戦目のみ。旧『DP』では使用例なし。
同じく『BDSP』では、主人公がヒカリ且つ最初にヒコザルを選んだ状態で、殿堂入り回数が10回以上となると、コウキの手持ちにもブースターが加わる。
『XY』では、主人公がフォッコを選んだ場合セレナ/カルムの手持ちに加わる。
『SM』『USUM』でも、主人公がモクローを選んだ場合、ハウのイーブイがブースターへ進化する。
『LEGENDSアルセウス』では、クリア後にカイの手持ちへエーフィと共に加わる。
『SV』では、「ブイズパ」を組むボタンの手持ちへ入っている。
余談であるが、本作では一族で唯一泳げず、水上ではフローターへ乗った状態で戦ったり、連れ歩きをすることとなる。
対戦での評価
残念ながら、余り強いポケモンとは見做されていない。
知名度とのギャップも相まって、何が弱いかを考察することが1つのコンテンツと化した程。
詳細は「唯一王」の記事で一括して解説する。
使用トレーナー
ゲーム版
- グリーン:初代ライバル※1
- カツラ:ジムリーダー(カントー)
- サツキ:まいこはん
- イツキ:四天王(ジョウト)※2
- オーバ:四天王(シンオウ)
- カルム:XYライバル※1
- セレナ:XYライバル※1
- ハウSM・USUMライバル※1
- クラウド:ブースターつかい
- ヤマト:ブースターマスター
- コウキ:ポケモントレーナー※1※3
- カイ:シンジュ団リーダー
- ボタン:ポケモントレーナー
- キャンデラ:チームヴァーラーリーダー
- リッカ:ポケモントレーナー
※1:上記の条件を満たした場合。
※2:『ポケモンスタジアム金銀』
※3:『ポケモンマスターズ』でのイーブイの日記念におけるバディでもある。
アニメ版
漫画版
番外作品
ポケパーク
- 『ポケパークWii』
マグマゾーンに登場するが、「友達が60匹以上」いないと挑戦できない。そのうえでバトルに勝つと友達になってくれる。基本的にブイズはおいかけっこなので珍しい。
- 『ポケパーク2』
ロックエリアのウィッシュパークにグレイシアと共に囚われており、救済後にレースをクリアすると友達になってくれる。
ポケモンGO
イーブイが手軽に手に入り進化に必要なアメもたったの25個であることから、入手難易度は比較的低い。進化先がランダムなのがネックであるが、名前を「Pyro」若しくは「アツシ」とすることで1度だけ確実に進化可能。
一時期は炎最強の座をウインディと分け合う状態となっていた程の高性能を誇る。攻撃力はこちらの方が高く、ノーマルアタック(通常技)で「ほのおのうず」、スペシャルアタック(ゲージ技)で「オーバーヒート」という炎屈指の強技を覚えられるなど、技性能も非常に優秀。
本編ではネックとなっていた「素早さ」も、そもそも本作ではその概念自体がないので移動性能(回避能力)は事実上全く同じ。
ただし、HPが極端に低く、耐久面では大きく負けてしまっている(耐久低さに関しては、分割技である「かえんほうしゃ」を覚えさせることである程度は補える)。このため、火力特化ブースターかバランス重視ウインディかで、局面に応じて使い分けられていた。
現在は伝説ポケモンファイヤー・エンテイ・ホウオウ・レシラム等が実装された上に、炎御三家に強力な限定技である「ブラストバーン」が与えられたことで、炎最強の座からは陥落してしまったが、それでも進化や育成にほとんど手間が掛からないことから、初心者向けポケモンとしての需要はまだまだある。
また、攻撃と防御の種族値だけを見ればブースターはファイヤーやエンテイを上回っている。HPが低過ぎるため総合性能では1歩譲る形となるが、現在でも育て上げればきちんと最前線で活躍出来るだけのスペックは保持している。
伝説ポケモンやブラストバーン持ちの炎御三家が揃っていない際の代理としては十分な性能を誇り、特にレイドバトルなど火力が欲しい場面ではウインディより出番が多かったこともある。少なくとも、本編よりかなり待遇が良いとは断言できる。
ちなみにそのレイドバトルにおいては、2017年6月23日 - 11月4日までレイドボスとしてシャワーズ、サンダース共々全国のジムに出現することがあった。レベルはライバルのウインディ同様★★★。
Newポケモンスナップ
ドロー火山・調査レベル3で出現。周囲に他ポケモンが多くいるため、写真を撮るにはできるだけ多めにふわりんごを投げるのがお勧め。
ポケモンマスターズ
実装数は多めではあるが、全て限定ガチャ(サロン対象のキャラも含む)でしか排出されないため入手ハードルは高めである。
コウキ&ブースター
2022年11月21日のイーブイの日イベントにて実装。やけど+パッシブと2種のデバフによるデバッファーと、B技後の晴れ起動とその補正を受けた全体P技による火力枠の2面性を持つ炎テクニカル。
イーブイの頃にゴウカザルへ憧れを見せており、それが進化先をブースターとする要因となったという。上述の通り本編『BDSP』でも使用しているものの、ポケマス世界線でのヒカリのバディはナエトルで、コウキがゴウカザルと完全に一致している訳ではない。
技
ひのこ | 10%の確率で相手をやけど状態とする |
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おにび | 相手をやけど状態とする |
ねっぷう | 10%の確率で相手をやけど状態とする |
教えてあげるよ! | 自分の急所率を1段階上げる。味方全員の特攻を2段階上げる |
バディーズ技
調査への熱意が燃えるファイアーレイ |
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相手がやけど状態時は威力が上がる |
パッシブスキル
B技後晴れ化 | バディーズ技を使った後天気を日差しが強い状態とする |
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晴れ時異常妨害無効G | 天気がひざしがつよい状態時は味方全員が状態異常・怯み・混乱・バインド状態とならない |
相手にP技B技後攻撃↓9 | 相手を対象としたポケモン技を使用した際に相手の攻撃を1段階下げる。相手を対象としたバディーズ技を使った後相手の攻撃を1段階下げる |
カイ&ブースター
トレーナーズサロンでカイの新密度をLv.100とにすると解禁されるバディ。アタッカー寄りテクニカルで、王道な物理ブースター。ネーミングセンスを除いて…(こっちの方がもっと壊滅的であるが)。
技
ほのおのキバ | 10%の確率で相手を怯み・やけど状態とする |
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プラスパワー | 自分の攻撃を2段階上げる |
フレアドライブ | 自分の氷状態を解除する。相手に与えたダメージの1/4を自分も受ける。10%の確率で相手をやけど状態とする |
世界は広いよ! | 自分の特防を1段階+急所率を2段階上げる+回復付帯状態とする |
バディーズ技
暑いのは苦手なファイアーインパクト |
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相手がやけど状態時は威力が上がる。本当にこんな名前で良いのか? |
パッシブスキル
反動ダメージ無効9 | 効果タグに反動を有する技を使用した際の自分の反動ダメージを受けなくする |
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妨害確率上昇2 | 技追加効果で怯み・混乱・バインド状態とする際の成功率を上げる |
異常確率上昇2 | 技追加効果で状態異常とする際の成功率を上げる |
リッカ&ブースター
メインストーリー「悪の組織・キリヤ編」から登場するポケマスオリジナルキャラで、キリヤの幼馴染みであるリッカのバディでも登場。
2023年9月4日でようやくプレイアブル解禁となった。味方の攻撃・防御・素早さ等を上げるサポートで、「あまえる」で相手の攻撃を下げて味方をさらに支援する。
技
ニトロチャージ | 自分の素早さを1段階あげる |
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クリティカットG+ | 味方全員の急所率を2段階上げる |
甘える | 相手の攻撃を2段階下げる |
ウチらも行くぞ! | 味方全員の攻撃と防御と特防と素早さを1段階上げる |
バディーズ技
温かな想いが燃えるファイアーインパクト |
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★6EXアップ後:初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階上がる |
パッシブスキル
初P変化技使用時場に技ゲージ加速 | 初めてポケモンが変化技を使用した時のみ味方全体の場を技ゲージ加速状態とする |
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初P変化技使用時特防↑G2 | 初めてポケモンが変化技を使用した時のみ味方全員の特防を2段階上げる |
無傷登場時こらえる | HPが満タンで登場した際に自分を堪える状態とする |
ようこそ!ポケモンカフェ〜まぜまぜパズル〜
編集時点では不定期にイベントや課金コンテンツ題材となるゲスト枠と扱われている。
標準の制服以外に、派手なシルクハットと首周りのリボンが特徴の「フェスティバル」、シャワーズ・サンダースと共通デザインの「ハロウィン」が実装されている。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- アツシのブースター
- 無印40話でイーブイ4兄弟のアツシのポケモン。弟タイチのイーブイがロケット団に連れ去られた時それを奪還しようと、逃げるロケット団前方へ「ほのおのうず」を吐いて退路を絶たせたがマタドガスの反撃に遭う。
- 無印56話
- ポケモン検定試験の試験官のポケモンで登場。
- コウメのブースター
- 無印183話でエンジュのサクラの姉であるコウメのポケモン。ロケット団にあっさり捕まってしまう。
- ヤケイシのブースター
- 無印240話でマグカルゴをゲットしに来たヤケイシのポケモンで登場。マグカルゴと戦うが、ヤケイシがただがむしゃらに攻撃させたため、大ダメージを受けてやられる。
- しかし、ヤケイシがカスミの忠告とアドバイスにより、再戦では水のようにしなやかに攻撃させ、マグカルゴが殻にこもった際は殻から頭が出るのを見計らって攻撃し、止めの「かえんんほうしゃ」でマグカルゴを倒しボールでゲットする。
- ツキコのブースター
- AG77話でママさんコーディネーターであるツキコのポケモンで登場。ルイボスコンテスト第1次審査では、娘ホシカのアイディアで「スピードスター」に「ひのこ」を浴びせスピードスターを綺麗に見せる演技で見事に勝ち抜けた。
- ウララのブースター
- ポケモンコンテスト・グランドフェスティバル第1次審査で2体のイーブイが登場、それぞれブースターとシャワーズへ進化させるという奇想天外なパフォーマンスを見せ、2次審査へ進出している。
- SM65話
- ナインエボルブーストで駆け付けている。
- ビリーのライム
- 新無印98話で、ポケモンサーカス団員の1人で電気ポケモンを使うビリーのパートナーで登場。シルクハットの様な帽子がトレードマーク。
- 当初はイーブイであり、サンダースへ進化させようしていたが、誤って進化の石がホノカのカレン(イーブイ)と逆に当たってしまい、ライムがブースターへ進化してしまう。
- 同様にサンダースとなってしまったカレンとパートナー交換をしたが、ブースターとなってもビリーの傍へ寄り添い、ビリー・ホノカとカレン、そしてコハル達共にショーを成功させた。
その他
無印 | 73話・86話・122話・272話 |
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AG | 11話(映像) |
BW | 135話 |
XY | 80話(スクリーン)・90話(サナの話) |
SM | 34話・66話 |
新無印 | 49話・63話(イメージ)・120話・136話 |
劇場版 | 氷空の花束・キミにきめた!・みんなの物語 |
短編 | ピカチュウとイーブイ☆フレンズ |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- レッドのブイ
- ブイはロケット団の研究によって「相手のポケモンのタイプに応じて3種類のいずれかへ進化、若しくは元のイーブイに退化する能力」を持っており、2章までは状況に合わせてシャワーズ・サンダースと使い分けた。
- なお、この能力は第3章でエーフィへ進化した際に失われている。
〈レッドの手持ち〉 |
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ニョロ(ニョロモ→ニョロゾ→ニョロボン♂️) |
フッシー(フシギダネ→フシギソウ→フシギバナ↔️メガフシギバナ♂️) |
ピカ(ピカチュウ♂️) |
ゴン(カビゴン♂️) |
ギャラ(ギャラドス♂️) |
プテ(プテラ♂️) |
ブイ(イーブイ(↔️シャワーズorサンダースorブースター)→エーフィ♂️) |
ディグ(ディグダ♂️) |
サン(サンド♂️) |
ドリ(ニドリーノ♂️) |
オニドリル |
ウツボット |
ニドキング♂️ |
- 9章では、まいこはんのサツキのポケモンで登場。
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター ポケットモンスター(架空の生物) ポケモン
図鑑番号順
0135.サンダース→0136.ブースター→0137.ポリゴン
その他