フェニックス
ふぇにっくす
曖昧さ回避(フィクション・記事あり・五十音順)
曖昧さ回避(その他)
一般
アニメ・ゲーム等
- 『ファイナルファンタジーシリーズ』の召喚獣。本項で解説。
- 同人サークル「SITER SKAIN」が製作したゲーム『RefleX』の自機の名称。
- 『X-MEN』の登場人物「ジーン・グレイ」のコードネーム。
- 『逆転裁判』の登場人物「成歩堂龍一」の北米版および宝塚版の名前。フルネームはフェニックス・ライト(Phoenix Wright)。
- 『爆丸』の機種名。アニメ『爆丸バトルブローラーズ』にも登場。詳しくは風見駿へ。
- 『マクロスゼロ』に登場するメカ「VF-0」の愛称。
- 『エースコンバットシリーズ』の2作目の主人公。
- 『物語シリーズ』の一編「つきひフェニックス」に登場する怪物→阿良々木月火
- 『でこぼこ魔女の親子事情』に登場するゆるキャラで使い魔…の様な何か
- 『メタルファイトベイブレード』の登場人物が使った偽名。もしくはその人物が使用するベイ「バーンフェニックス」のこと。→鋼流星
- 『F-ZERO GX/AX』の登場人物。→フェニックス(F-ZERO)
幻獣としてのフェニックス
ギリシアの民間伝承に登場する伝説上の鳥。
世界にたった1羽しか存在しない鳥で、エジプトの何処かに住んでいると言われる。
500年毎に香木や没薬で作った巣に閉じこもって自ら焚死し、残された灰から再び命を得て再生するという伝承から、日本ではしばしば「不死鳥」と呼ばれ「不滅の価値」、「不屈の精神」のメタファーとしてその名が用いられている。炎の中から甦ることから「火の鳥」と呼ばれることも。
中世以降には地獄の悪魔(所謂「ソロモン72柱」)の一柱にも数えられた。
上述の星座名にもあるとおり、中国の伝承「鳳凰」と同一視される事が多く、鳳凰は英名"Fenghuang"の他に"Chinese phoenix"とも呼ばれている。
エジプト神話に登場する聖鳥・ベヌウ(Bennu)が、フェニックスの元になったのではないかと言われている。
ファイナルファンタジーシリーズの召喚獣
シリーズを通して度々登場する召喚獣。
真っ赤な体に極彩色の飾り羽をもつ大鵬の姿をしている。
技名はどの作品でも「転生の炎」で通しているが、細かい効果は各作品で異なる。
『FF5』では敵全体に炎属性のダメージを与えた上、戦闘不能になった味方にアレイズ+MP全回復。
『FF6』では味方全体に対象の最大HPの1/4の回復量の蘇生効果。
『FF7』では味方全体にアレイズ。マテリア「ファイナルアタック」と組み合わせれば全滅時にPT全員復活なんて芸当も出来る。
『FF8』では敵全体に炎属性ダメージ+戦闘不能の味方を蘇生(回復量=対象のHPの1/8)。使うには「フェニックスの羽」が必要。
『FF9』では二種類有り、一つは敵全体に炎属性ダメージ+味方1体の戦闘不能を対象の最大HP×(対象の気力+30)%分のHP回復で蘇生。
もう一つは全滅時に(フェニックスの羽の所持数÷256×100)%の確率で、味方全体の戦闘不能を対象の最大HP×(対象の気力+30)%分のHP回復で蘇生(ただし炎属性ダメージ攻撃は無い)。
『FF:U』では内部から焼き尽くす攻撃系召喚獣となっており、物語後半では強化版のギガフェニックスも登場。
モチーフとしたキャラクター
フェニックスなのか、それとも朱雀や鳳凰のどれなのか曖昧なものが結構ある。