清少納言(Fate)
せいしょうなごん
ちゃんマス!おまたせ!あたしちゃんと最高のバレンタインにしようね!
真名 | 清少納言(清原諾子) |
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クラス | アーチャー |
性別 | 女性 |
身長 | 157cm |
体重 | 46kg |
出典 | 史実 |
地域 | 日本 |
属性 | 混沌・善・人 |
好きなもの | メッチャ長くなるけど、良い……!? |
嫌いなもの | そりゃ沢山あるよ? |
設定担当 | OKSG |
ILLUST | MikaPikazo |
CV | ファイルーズあい |
SAY!SHOW NOW GO ON!
『Fate/Grand Order』に登場するアーチャークラスのサーヴァント。レアリティは☆5。
2020年バレンタインイベント『いみじかりしバレンタイン〜紫式部と5人のパリピギャル軍団〜』において実装された、期間限定サーヴァント。前年度に引き続いて、平安出身女子の実装となった。
事前に『カルデアパークキャラバン』石川会場における生放送で、イベント告知と共に立ち絵ビジュアルが先行公開され、その際には「キラキラのアーチャー」名義で真名が伏せられていた。
メインストーリーでは第2部5.5章『地獄界曼荼羅 平安京』に登場する。
中古・女房三十六歌仙に列せられた平安時代の歌人にして女房、『清少納言』。
村上天皇の命で結成された文化人グループであり『万葉集』の訓読などに関わった「梨壺の五人」が一人、清原元輔の娘。男性中心の平安時代において、その型破りな行動力によって己の才覚を世に示した女傑。一条天皇の皇后・中宮定子に生涯を通して仕えており、最後の時までその傍を離れることはなかった。主に捧げられた散文の数々は、後に『枕草子』として集成されることになる。
江戸時代の書簡には「清原諾子(きよはらのなぎこ)」と注釈されており、当人も自身を「なぎこ」と称していることがあるために、型月時空においては、これを本名だと設定している模様である。
――気軽に「なぎこさん」と呼ぶがいいよ。
一人称は「あたしちゃん」、「あたし」、「ウチら」。
常にハイテンションで「をかし(エモい)」をこよなく愛する、生まれる時代が早すぎたキラキラ女子。才気煥発にして天衣無縫なフリーダム気質。意外性が炸裂する鋭い観察眼とフットワークで風の向くまま気の向くまま、ゴーイングマイウェ〜イに推して参る天下御免のウザカワ系。かと思えば、ふとしたきっかけで不貞腐れたり、テンションがダダ下がりしたりと感情の振れ幅が大きい。
本人曰く、歌人を辞めて二度と詠まないと決意しているため、平安貴族らしさや歌人らしさを何処に置いてきたのかと思うほどハジケているのだが「現代の若者文化との親和性が高すぎた結果」と言うのが公式見解。何処ぞのJKセイバー以上にJK語やネットスラングを使いこなしている辺り、その親和性は推して知るべしである。才女らしい柔軟な機転を発揮する一方で、リソースをどうするかは考えていないなど「バカと天才は紙一重」を地で行く人物だが、ちょうど良い所に解決手段が現れるなど幸運Aは伊達ではない。ともすると彼女の多動力と発想力こそが幸運の秘訣なのかも?
また、こうした発想の背景には因縁のある紫式部やクセの強い髭黒に対してもオープンな態度で接する事からもわかるように「皆超ハッピーな方がいい」と考える彼女の善性が良く表れている。
マイルームボイスにおいてはこの点が掘り下げられており、自分の力が及ばずともマスターのピンチには秒で駆けつけると言ってくれる、非常に仲間思いで姉御肌な一面を垣間見る事が出来る。
なお召喚時はボイスにて(中の人の演技の幅の広さが垣間見える)元女房らしく恭しい挨拶をやってくれるので、スイッチのON/OFFはキッチリ切り替え可能である。言ってしまえばあの天下御免の傾奇者同様、自己の理念に則してパリピキャラをエンジョイしているといった方が良いのかもしれない。サーヴァントが英霊の一側面を召喚するという特性から、アーチャークラスで現界した事によって、彼女の明るい人物としての側面が強調されて前に出ているという可能性もありそうだが。
オタク趣味にも興味を示しているらしく、ユウガオと配役として充てられた刑部姫の(作家としての)実力を認めており、彼女の所へと足を運んでいるものの、恥ずかしい為か門前払いされた。
アサシンクラスで召喚された晩年の姿の書文先生が第一再臨時につけているような丸くて黒いレンズの眼鏡をつけることがある。この眼鏡はレンズ部分を開閉できる構造になっている(参考)。
第2部5.5章では生前の状態であった為、いわゆるギャル語の類を話す事はないが彼女らしく(?)口調は軽めでざっくらばんと接する。グラフィックも若々しい第三再臨(十二単姿)のそれであるものの、彼女の活躍していた時期を考えるに当時の実年齢は4じゅ(日記はここで途切れている)。
カルデアに来てから様々な英霊達と交流を深めるにあたり、先ずはあだ名を付けることにしている模様。超陽キャパワーでどんな相手であろうとあだ名を付ける無敵ぶりを見せる(マスター→ちゃんマス、紫式部→かおるっち、子ギル→コーギー君、カイニス→カイみょん、巴御前→モエモエ、蘆屋道満→マンボちゃん、カーマ→カマちょ、謎のヒロインX〔オルタ〕 →えつこ、etc……)。
文豪系サーヴァントということもあって魔術系の攻撃……なのかと思いきや、紫式部と正反対で後述するように基本メッチャ物理かつアグレッシブ。机に向かって筆を執るモーションもあり、かなりの速筆……というか書き殴った挙げ句に原稿をぶち撒ける。いろいろな意味で対極的である。
特に飛び道具に関する逸話がないのに、アーチャークラスで召喚された理由は明言されていない。ただし、イベントおよびマイルームボイスでは、アーチャーになった理由……というより(他の作家系サーヴァントのように)キャスタークラスにならなかった理由らしきものが語られている。
文官・作家サーヴァントであるが故に肉体面はからっきし。ただ行動力の高さを反映してか、敏捷性はアーチャーらしくBランクと上々。前述通り幸運値がAランクと高く、女性蔑視と学識差別の強い宮中で、生前のキャリアウーマン街道を突っ走り続けた生き様が反映されていると思われる。
モーション中では、蹴鞠をヘディングやオーバーヘッドで叩き込む、連続で小物を投げつける、傘を旋回させて斬り裂く、涅槃仏の構えから高速で肘鉄をかます、果ては四方八方からボコボコにした後、巨大な「NA・SHI・TU・BO」のロゴと共に謎の大爆発を巻き上げるなどやりたい放題である。
第3再臨では、小物の投げつけ方がストレートになった他、両手の扇子を舞って叩きつける、巨大化させた扇子に乗って突進する、扇子を旋回させて紙吹雪を巻き起こす、正座したまま膝蹴りをブチかます、背後に展開した文から閃光を放つなどの、以前よりかは平安出身らしい攻撃に変化する。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | E | D | B | C | A | D++ |
保有スキル
対魔力(C) | 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 |
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単独行動(自己中)(A) | マスター不在でもふらっと遊びに出掛けたりする。そうだ、京都とか行こう。ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。 |
高炉峰の雪(A) | 瞬時に物事の本質を見極める清少納言の行動は時に決定的な一打を生み出す。雪の降る日に中宮定子が「高炉峰の雪はどのようなものか」と問い、庭の雪を御簾を上げて見せたことからその発想力を褒められた。 |
一乗の法(B) | 主に対する一途な想いが、清少納言へのあらゆる誘惑を撥ね除ける。『一乗の法』とは法華経において唯一無二を意味する喩えのことで、清少納言は恋愛において二番三番ではなく一番でありたいという考えからこの『一乗の法』に喩えられた。しかし定子の前では「寵愛をいただけるなら一番下でも……」と弱気になったため当の本人からは「一度言ったことは貫きなさいよ」と叱られてしまうのである。いとをかし。 |
歌仙の詩歌(B) | 中古三十六歌仙、女房三十六歌仙に名を連ね、小倉百人一首に歌を採られながらも、清少納言は和歌を不得手と自嘲する。苦手意識もあるだろうが、古色蒼然としたルールが彼女の新しい感性と相性が悪かったともいえるだろう。それでも彼女の詠む歌は時に人々の心を打ち、時に不埒な男達を堂々と退けたのである。香子さんよりも、ランクは低い。 |
逢坂の関(A→A++) | 函谷関は鶏の声で開けども、恋の関所はそう簡単に開かない。難攻不落のこの逢坂の関、最初に通り抜けるのは、はたして——。 |
星はすばる(B) | 夜の闇が深いほどに、星の光は輝きを増す。すばる星、彦星、太白星、流れ星——。そしてまた、彼女が放つ光も星のように。 |
枕草子・春曙抄(エモーショナルエンジン・フルドライブ)
- ランク:D
- 種別:詩歌宝具
- レンジ:1〜20
- 最大捕捉:50人
「カッコいいとこ見せちゃう!」
「春は曙、夏は夜。並べてこの世は、いとをかし!塗り潰せ、枕草子!『枕草子・春曙抄(エモーショナルエンジン・フルドライブ)』!!」
武芸や陰陽術ではなく、歌人としてただ書き綴る事だけで辿り着いた1つの境地を表す宝具。感情の泉の湧き出すに任せて、自著『枕草子』の内に構築した心象風景を現実世界へ具現化させたもの。
ただ具現化するだけでなく、パリピ的なエネルギーで全体攻撃するという筆舌に尽くし難い固有結界であり、初めて宝具を観て「何故こうなった?」と困惑を隠せないユーザーも多々いる。本作での彼女は歌人としての名を棄てているため、スマホを触媒にし、メモ機能に枕草子を早打ちする事で宝具を発動している。第3再臨なら、触媒無しでも心象風景を思い描いて舞う事により発動する。
詳細は該当記事を参照。
ランク | ☆5(SSR) |
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HP | 1901~12965 |
ATK | 1888~12218 |
COST | 16 |
カード配分 | Quick:2(4hit)/Arts:2(3hit)/Buster:1(1hit) |
クラススキル | 対魔力(C):弱体耐性を小アップ |
クラススキル | 単独行動(自己中)(A):自身のQuickカードへのスター集中率を小アップ |
クラススキル | 高炉峰の雪(A):自身のQuickカードのクリティカル威力を小アップ |
クラススキル | 一乗の法(B):自身の魅了耐性を大アップ |
スキル1 | 歌仙の詩歌(B):味方全体に攻撃力アップ&毎ターンNP10%獲得状態&毎ターンHP回復状態を付与(3T) |
スキル2 | 逢坂の関(A):自身に回避状態(3回/3T)&クリティカル威力アップ(3回/3T)を付与 |
スキル2(強化後) | 逢坂の関(A++):回避状態付与は据置。クリティカル威力アップ(3T)&NP獲得(20~30%) |
スキル3 | 星はすばる(B):自身のQuick性能アップ(3T)&NP獲得(10~20%)&スター獲得(10個:固定) |
宝具 | 枕草子・春曙抄:自身に〔人の力を持つ敵〕特攻状態を付与(1T)<OCで効果アップ>&〔中立のサーヴァント〕特攻状態を付与(1T)&〔シャドウサーヴァント〕特攻状態を付与(1T)+敵全体に強力な攻撃 |
特性 | サーヴァント、善属性、混沌属性、女性、人型 |
ATKに重きを置いた攻撃型で、3つのスキル全てが自己強化に特化している。使用感としては〔サーヴァント特攻〕を持つ英雄王に挙動が近いため、「バフと手広い特攻で敵陣を制圧するエースアタッカー」としての適性が高い。さり気なく☆5アーチャー初の全体Quick攻撃宝具の使い手で、NP効率が高く宝具回転率は高め。VDイベント中は与ダメージに1.5倍のボーナスが入るため、大抵のクラスへゴリ押しが可能になっている。加えて「一乗の法」の魅了耐性が非常に高いために、自身の「対魔力」も乗っかって、弱体耐性ダウンでも受けない限りはおよその魅了効果を撥ね退けてしまう。
味方全体に有用なバフをばら撒くことが出来、総合的なスター生産力も高いため、アタッカーとサポーターの二刀流で卒の無い立ち回りが可能な器用さがセールスポイントといえる。☆5としては低い耐久性も「逢坂の関」のお陰である程度は対応できるため、相対的に良好な部類となる。何より対サーヴァント戦において高い火力を発揮可能となり、アーチャーへ耐性を持つ槍・裁クラスを除いて〔人〕〔中立〕属性のサーヴァントをまとめて蹴散らせるうえに「幕間の物語」や強化クエストの最終盤によく見られる「シャドウサーヴァントの大量発生」を一網打尽にできる。宝具で仕留め損ねても、Braveチェインが狙えるなら特攻の乗った怒涛のラッシュによって畳みかけにいける。
Quick宝具と聞くと「スカスカシステム」に反応しがちになるが、カード単位のNP効率は平均的で適性は高いほうとは言えず、宝具での高速周回を実現するには相応の工夫が必要になる。その後には、2024年度2月7日に初となる強化クエストが実装されている。これをクリアする事によって「逢坂の関(A)」が「逢坂の関(A++)」にランクアップし、クリティカル威力アップが回数制から3ターン持続するようになったのに加え、新たに最大でNP獲得30%が追加された。これによって「星はすばる(B)」と使い分ける事で小回りが利くようになり、合わせて最大でNP50%獲得可能になったので装備させる概念礼装の自由度も上がっている。また、「歌仙の詩歌(B)」の毎ターンNP10%獲得とも合わせれば、前述の高速周回のための宝具連射にもある程度は対応出来るようにもなっている。
課題としては全スキルのチャージターンが8とやや長いために、2巡以上回すことを意識し始めると若干取り回しに難がある点が挙げられる。自己強化型共通の宿命として「強化解除」や「強化無効」にも注意が必要。特に自身の宝具は特攻状態を得てから攻撃に移るタイプのため、高難易度クエストなどで宝具解放時には「強化無効」に掛かっていないか確認しておきたい。そして強化素材がすべて第1.5部以降からの素材という初心者様お断り仕様も何気にハードルとなっている。なので、まだ第1部未突破のマスターはイベントに積極的に参加する事で、コツコツと素材を収集していこう。
以上から、サポーター&アタッカーとして両立可能なマルチプレイヤーなアーチャーといえる。
バランスの摂れた性能で敵味方を問わず自分のペースに引きずり込み、確実に仕事をこなしていくキャリアウーマンばりにデキる才女。よほど雑な扱いをしない限りは相応の戦果を挙げてくれるために、見掛け上のウザカワさやパリピぶりに惑わされることなく、存分に暴れさせてあげたい。
生前
平安時代出身の物書き女子同士にして、中宮に使えた女房仲間。あだ名は「かおるっち」。
後世で清少納言とは直接の面識はないのに、仲が悪いとまくしたてられた。本人は『紫式部日記』で清少納言について言及している。清少納言の宝具の特攻が2つ(中立・人)も刺さる陰キャ。
宮中において堂々と自己表現を貫いたNAGIKOパイセンに対して、周囲の白眼視に耐えきれずカマトトで誤魔化す道を選んだ香子さんとあって、彼女からは憧憬と嫉妬が複雑に入り混じっており、何やら太陽を落とした女に対しての大海賊のような、やや捻くれた態度になってしまっている。
向こうは生前に日記で綴った辛口コメントの罪悪感もあってか露骨に気にしているが、こちらからは「ツンデレ」と解釈して友好的に接している。彼女の著作である「源氏物語」も全話読破しており、夢中になって読み耽ったのは生まれてはじめてであり、自分にはあのような物語は到底書けないと高く評価しており、「座」に戻る際に作者である香子と一緒に居られて嬉しかったと告白した。
それには香子も感激して、仲が改善されると思いきや「光君だけは無理だったわ」とばっさり切り捨てたために「さっさと帰ってください!!」と激怒しつつも、また逢える日を待つ事にした。
その後共にカルデアに召喚され同僚になった際には、相変わらず彼女のテンションに振り回されている香子であるが、なんだかんだで良好な関係を築いている模様である。やっぱり仲良しか……
同世代の武士。あだ名は当初「らっきー」、後に本人希望により「リコぴん」に改名。
源氏の大将として、近寄り難い覇気を纏っていると畏敬の念で見ている。その一方で、彼女の中に詰まっている何かに対して恐れているような言葉も。胸部の事とも、神性の事ともとれるが……
因みに、イベントで会った際にはビビりまくっている。過去に源氏に殺されかけた逸話があるだけでなく、実は頼光が自身の兄である清原致信の首を刎ねた張本人であるという複雑な事情も絡んでいた事が幕間の物語で明らかになったが……?(ちなみに、彼女の放った刺客に襲われた際、自分が女である事を証明するために彼らに陰部をさらけ出している。別の意味でトラウマになりそう)
実は生前に一定の交流があった友人。あだ名は「金ちゃん」。
お互いの性格的な相性もあって、頼光と異なり非常に打ち解けている。
史実では金時の方が歳上とされているが、型月世界では逆であった模様である。
彼女の幕間の物語では、清少納言が抱えている心情を察しているようであり……?
第2部5.5章において、生前の清少納言(定子の死後に、宮中を去った時期なのでおよそ40代である)として登場した時には、生前の金時(30歳前後くらいか)を近所の子供のように可愛がっていた。
一条天皇の皇后の1人で、生前支えた主人。彼女の教えでなぎこさんはパリピになった。
女房として仕え敬愛と忠誠の全てを捧げ尽くした、永久不滅なるエモの殿堂(いちばんぼし)たる存在。生涯を通して宮中の策謀に翻弄されて波乱の人生を歩もうと、その在り方は華やかで輝かしいものであった。情熱と感動を根こそぎ刻み込んだ『枕草子』、そして「歌人・清少納言」の名と生涯を主の鎮魂のために奉納した上で「英霊・なぎこ」として仕切り直した姿が現在の彼女である。
生前の友人の1人である中宮の歌人仲間。あだ名は「いずみっち」。
ゲラゲラ笑いながら、紫式部日記を彼女のもとに持ち込んだらしい。
彼女の時代にも京の都を脅かした悪鬼として存在しており、悪行を知っているためカルデアで子供達(ジャック達と思われる)と当たり前のように遊んだり浴場で一献している姿を見て驚愕した。
現時点では、まだガッツリ絡んだシナリオが無いために、両者ともあだ名は未定のままである。
同世代の陰陽師で、第2部5.5章ではニアミスしている。あだ名は「マンボちゃん」。
本編内では特に接点が無かったが、カルデア内では彼を「人に化けた獣」と勘違いし正体を暴こうと衣服を剥ぎ取ろうとして困らせている。このせいで、道満の最終再臨にて「なぎこさんに服を剥がれた後、何とか逃げて屋根裏に隠れてる状況」という風評被害が発生しているとか……更に、この事をネタにしたのか、後に追加された新要素「アペンドスキル」の3つ目が「対アルターエゴ攻撃適性」に設定されており、ゲーム上においても道満に対して嫌がらせを行えるようになっている。
後の水着イベントでは、水着霊基の方の彼女が道満に「当世風メイク」を無理矢理に施そうと翻弄するわ、彼女の幕間の物語で共演した際にも、色々やらかした道満の目に幾度となくみかん(またはみかんの絞り汁)を投げつけて悶絶させるわと、最早道満のストッパー兼天敵と化している。
清原致信
実の兄で、大宰少監の位を持つ官僚。怪異となりかけたため頼光に討伐された。
ヤンキー系の人物であまり仲は良くなかったが、その死に思うところはあった。
ご存知陰陽師で、誰にも臆さないなぎこさんが現状唯一苦手とする相手。
彼にはあだ名をつけておらず、彼の話をする際はテンションもやや下がる。
Fate/Grand Order
契約したマスターで、自身が英霊となる切っ掛けを作った。あだ名は基本「ちゃんマス」。
普段であれば、誰であろうと誘ったり相談に持ち込む側に回るなぎこさんだが、彼/彼女は自分が困ったときには頼るぐらい信頼が最も高く、ついつい余計な事まで口に出してしまう相手である。主人公の言葉に堕ちかけたのか、初見から好感度が高いのか不明だが、ある日で、膝枕を誘うことに自分も恥ずかしくなったり、この関係を気に入り、「もういいよ」と言わないでほしいと願う。
また2021年水着イベントの序盤では氷の水着皇女、マジジャンガールからちゃんマスを時間の効率のためこっそり連れ去ったが、自分の水着姿に感想を持ち込んで来た乙女らしい質問をしてきた。そして一番心配している人間であり、最も大切なひと言の紙切れを渡すぐらいで元気を送るぐらい。それを思ってか、水着のバーサーカー時でも頼っていいからなと何度も誘ってくる描写も。
実装イベントで共演。あだ名は当初「髭黒」だったが、後に「くろひー」に改名している。
片やパリピ、片やオタクと一見正反対の関係にあるが、どちらも奇矯な言動とは裏腹にシリアスモードを使い分ける事の出来る存在という共通点を持っている。黒髭の方もオタクムーヴではない素の口調でぞんざいに扱っているが、それだけ自然体で接している事の証左とも言えるだろう。
人間観察力の高さ故か、特異点における同位体の彼はチョコを貰えないようでいて、実は大量に貰う側なのではないかと見抜いている。一応、オリジナルである黒髭は生前モテてはいたのだが、実態は財宝目的で言い寄ってくる女性が全てであった為に、彼の理想のシチュとは縁が無かった。
創作物の執筆者仲間で、日本出身サーヴァント繋がり。あだ名は「カベ」「おっきー」。
同人作家という事で興味が湧き、絡みに行っているが物を投げつけられて追い返された。
弾けたJKファッションとなった日本出身サーヴァント繋がり。あだ名は「鈴鹿パイセン」。
パリピ仲間として大いにリスペクトし、あだ名にもしっかり名前を付けて度々絡んでいる。
宝具でスマホを使いこなす女子繋がり。あだ名は「メイヴっち」。
文句を言いながらも、ネイルアートや恋愛相談をしてくれるらしい。
終始ハイテンション仲間であり、ファッションセンスパない悪魔。あだ名は「メッフィー」。
終始自分のペースで喋り倒すなぎこさんは彼にとって天敵であり、企業秘密と誤魔化したりお菓子を渡して追い払っている。おまけになぎこさん側は、彼のことを「良い悪魔」だと思っている。
日本出身のアーチャークラス仲間。あだ名は「赤い人」(あだ名と言って良いのか……)。
子供達を先導して食堂襲撃、おやつ強奪という暴挙をやらかしたため、彼に怒られた模様。
そして「絶対生きてた頃は学校の先生かなんか」とズレた感想を抱いていた。さもありなん。
あだ名は「ゲオゲオ」……なのだが本人に訂正されて「先生」呼びに変えた。
彼の写真撮影の腕前に感嘆しており、本気で弟子になろうかとも考えている。
明らかに相性が良くないだろう、テンションが真逆の相手。あだ名は「リカっち」。
直近のストーリーにおいて実装された、明確に「陰キャ」と紹介されているサーヴァント。
直接の交流はないものの、間違いなく清少納言は彼の天敵といえる。おまけに架空の伝承出身のサーヴァントなのに「人属性」であるために、ものの見事に彼女の宝具の餌食となってしまう。
フリークエスト超級で「秒でエゴサ」の名で登場し、素材とキラキラポイント稼ぎにNAGIKOパイセンから陽キャパワーを叩き込まれ、被ダメージボイス「耐えろぉぉぉ!!」も手伝って多くのマスターに腹筋特攻を叩き込んでしまった。さらに言えば、どちらも宝具にまつわる逸話が原因で、サーヴァントとしてのキャラが生前から激変(方向性は逆だが)してしまったという共通点も。
そして実装された清少納言の幕間の物語にて遂に共演を果たす。食堂でタコ焼きパーティを開いていたところに遭遇した彼を強引に誘い、上記のあだ名で呼ぶなど(選択肢次第ではマスターにまで呼ばれる事に)、相変わらずのテンションで案の定マンドリカルドからは苦手意識を持たれていた。
アーチャークラスへの適正持ち繋がり。あだ名は「カマちょ」。後に「ちゃんカマ」に改名。
2021年バレンタインイベントで新たに登場した愛の伝道師の話を聞きつけた清少納言が「愛の神は自身の恋愛について相談することができないが、同じ愛の神ならできるだろう」という純粋な親切心から引き合わせた。この時元とはいえ人類悪を小脇に抱えた状態で連れてくるという最強ムーブをかましており、歴戦のマスター達をして「こいつ無敵か……」と驚かせた。なお、最初の「カマちょ」というあだ名だが、SNS上にて「『かまってちゃん』=『かまってちょうだい』の略称」として使われる事がある為、「カーマの内面を見抜いた上で呼んでいるのではないか」との見方である。
イベント『踊るドラゴン・キャッスル!』にて共演。あだ名は「メロっち先生」。最初は義妹から聞いた「グレートビッグベン☆ロンドンスター」と呼ぼうとしたが、当然キレられたので変更した。
主にコメディ系イベントにおいて絡むことが多い日本出身仲間。あだ名が判明している面々は、それぞれ「ノッブ」、「ジェイジェイ」、「オル田っち」、「レンゴちゃん」、「ダーオカ」、「みこにゃん」。
そもそも清少納言自身が圧倒的パリピ&ギャグパワーを持ちながら文化人としての高い教養によって、シリアスにも即時対応できるハイブリッドキャラな事もあってか非常に馴染んでおり、マスター諸氏からは「素のままでぐだぐだ時空に対応できるキャラ」として恐れられて(?)いる。
名前が判明する前は石川五右衛門・出雲阿国・前田慶次が候補として挙がっていた。一応清少納言ではないかという予想も多数あったが、実装により判明したのは「作家業を放り出しパリピ化した清少納言」という斜め上のものだった。そして出雲阿国も後にサーヴァントとして実装された。
実装前はビジュアルからVtuberっぽいとネタにされていたが、それもそのはず。彼女の担当絵師は本家Vtuberを担当した経験のあるMika Pikazo氏であり「輝夜月」を始めVtuberのデザインを数多く手掛けており、『FGO』関連の書籍やグッズ、ゲーム中の概念礼装のデザインなども担当していたが、サーヴァントデザインは今回が初となる。同氏は後に、謎の蘭丸Xのイラストも担当している。
CVを務めるファイルーズあい女史は、なぎこさんの実装(2020年)時点で芸歴3年にも満たない新人声優であり、主演の代表作である『ダンベル何キロ持てる?』と合わせて話題になった。と思っていたら、その半年ほど後に、同作で共演した石川界人氏が演じるキャラクターが実装された。
『FGO』キャラで「お願いマッスル」が歌えるようになってしまった。
因みに、清少納言と関係のある紫式部役の茅野愛衣女史とは、名前が同じ「あい」であることに加えて、プロ・フィット養成所の先輩・後輩という関係にあたる。狙った訳ではないだろうが……
本作でギャル口調の理由としては橋本治氏著作の『桃尻語訳枕草子』(1987年に上巻が刊行)の影響ではないかと冗談めかして言われる事がある。本書は80年代当時の女子高校生の口調を再現して訳に取り入れたもの。一方でサーヴァント・清少納言は2010年代のギャル口調を翻案したキャラクターと言える。とはいうものの、枕草子においては「なに事を言ひても、そのことさせんとす、いはんとす、なにせんとす、といふと文字を失ひて、ただ、いはむずる、里へいでんずる、など言へば、やがていとわろし」と、若者の言葉遣いの変化を嘆いているとも取れる一文を残している。
なお、学習塾の「個別指導キャンパス」のCMでは、CG加工によってセーラー服を着せた清少納言が独自のギャル語によって会話をしており、先の書籍ネタを先んじて取り入れたものと思われる。
尚、清少納言がアーチャーで召喚された事に関しては画面の前のマスター達は混乱を隠せなかったようで、作中でも紫式部がアーチャーで召喚された事を非常に訝しんでおり、本来はキャスターが最適解だろうと推測している(主人公は水着サーヴァントと同じノリなのだろうと考えていた)。
何かを投げ付けた逸話であれば、徳島県天塚にて辱めを受けた際に自分のデリケートゾーンを抉って投げ付けてやったと言う伝承が残っている。まあ、いくら破天荒な清少納言といえど女の子であるので、そんな理由でアーチャーになったりはしないだろう(古事談によれば、出家して尼となった時期に源頼光の刺客に男と間違われて襲われそうになった際にボロンした事で難を逃れたという逸話もある)。作中を見る限りでは平安貴族の嗜みである蹴鞠を飛ばしていたり、小物を投げつけたり、最終再臨においては星や太陽が登場する著作に由来した光を放つ攻撃をしていた事からこれがアーチャー適性を得た理由だと思われる。要は、電撃を放出する某雷電博士と似た理由だろう。
ゲームマテリアルやマイルームの黒髭の台詞にある「SAY!SHOW NOW GO ON!」の元ネタは、漫画『パープル式部』に登場する清リトル納言から。因みに、紫式部実装の時や今回の清少納言実装の時にも作者がTwitterでコラボ絵を書いたりしていた。またサテー氏が書いた今回のバレンタインのイベント絵の、チェーンソーを持った清少納言と謎の構えをとるぐだ子もこの漫画が元ネタ。
宝具の墨文字を手掛けた蒼喬氏だが、ちょっとした出来心でこんなものを書いてしまう。
その結果、ちょっとしたお茶目のつもりが見事にバズってしまい、トドメとばかりにイベント銅素材特化のフリークエストのタイトルが「春はあげぽよ」となって頭を抱えてしまったのだった。
そしてこの一筆はネットニュースサイトに捕捉され、まさかのガチインタビューへと発展した。インタビュー中の蒼喬氏の志がある意味実現したとも言えるのだが……どうしてこうなった。此処まで来るとあまりのバズり具合に吹っ切れたのか、とうとう素材特化クエスト4つを全部書体化。この1年やばたにえん……翌年には『春はあげぽよ、投稿1周年(*´-`)』と題しツイートした。
実装直後からpixivでも人気に火が点き、pixivisionに単独特集記事が編纂されている。
なお『FGO』の単独キャラとしては、酒呑童子・楊貴妃に次いで3人目の快挙である。
トークは24:05過ぎから。
担当声優のファイルーズ女史は担当することが決まってから実装されるまでの間、聖晶石を貯めてガチャを回したが爆死したことを『カルデア・ラジオ局』にボイス出演した際に語った。翌年のバレンタインイベントにて復刻されたがまた爆死した模様。また、同トーク内にてエジプト系のキャラがいるのを知り出演できるならエジプト系かなと思っていたらしく清少納言役だと聞きびっくりしたがイラストとキャラ設定を見て納得したことも語っている(彼女は父親がエジプト人)。
なお、CVが発覚した瞬間に「今度はレオニダスに春が来た」「遂にスパルタクスに春が……」とカルデアの筋肉サーヴァント達を祝うコメントが大量発生した。またイベントの高難易度バトルの清少納言戦でレオニダスを使い、夢の筋肉キャラ最強決定戦を行ったプレイヤーもいたそうである。
菌糸類によると彼女のサーヴァント設定を担当したのはいつものメンバーではなく型月が同人サークルだった頃から関わっていた人物(OKSG)が担当した模様。プロフィールでもそれが分かる。
上記の通りにクラスはアーチャーなのだが、どういうわけかセリフがライダー然としているものが多いことが一部ファンの間で話題になった。これに関しては、清少納言をモデルとした作品としてこれより以前に「姫のためなら死ねる」という作品があったが、そのファンによる非公式botにおいて『FGO』での実装前に、牛車で暴走したエピソードを理由として、もし実装されるならライダー適性ではないかという趣旨の推測をつぶやいていたことがある(現在は該当ツイートは削除済み)。
イベント中の「ホワチャッ!ホワチャッ!みんなかかってホーイ!」は『仮面ライダーフォーゼ』第32話での朔田流星のセリフ(に字幕を追加したコラ画像)、「ここが!お前のゴールじゃい!!」は『仮面ライダーアクセル』の決めゼリフ「絶望がお前のゴールだ」がそれぞれ元ネタ。そのうち、水着でライダーになるんじゃないかと思いきや、清少納言が実装と同年の2020年夏には相方(?)の方がライダーになり、翌2021年夏、満を持して自身はバーサーカーになった……!いや、なんで?
2024年の大河ドラマ『光る君へ』(主人公は紫式部)にも登場。
同作での演者に指名されたのはファーストサマーウイカと、声優のファイルーズあいに並ぶ中々パンチの効いた芸名の方だった事から話題に。なお、出演決定の旨を当人がレギュラー出演中のトーク番組『上田と女が吠える夜』のプロデューサーへ報告したところ、何と同番組はそもそも『枕草子』の本質=「女のあるある」をバラエティに落とし込んだものであった……と打ち明けられたの事。しかもこの方サイン色紙に「春はあけぼの 夏はサマー」と書いてのけたそうで、一部のマスターは「これはリアルなぎこさんwww」と大層爆笑したそうである……これもまた一つの縁か。
またファイルーズ女史は、NHKアニメ『おじゃる丸』にてお清少納言というキャラクターを演じており、ここでも話題になった。因みに、その後輩の赤紫式部の役は三石琴乃氏。更にその妹であるうす紫式部の役を茅野愛衣女氏が演じている。果たしてこれも狙ったのか、ただの偶然なのか……
清少納言(水着):水着な清少納言
枕草子・春曙抄パロ:特徴的な宝具演出のパロディイラストシリーズ
作家 随筆 平安時代 陽キャ パリピ ギャル カラフル フリーダム
依神女苑:丸いサングラスと豪華な外見のギャル
チョコエッグ:清少納言のチョコ礼装「いとお菓子」はどう見てもチョコエッグ。ちなみに彼女はチョコエッグを知らなかったようで、いとお菓子を渡した後にマスターからチョコエッグの存在を聞きびっくりしていた。
ナンジャモ:外見が似ている為「清少納言(パルデアのすがた)」と呼ばれる事がある。『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』を題材としたwebアニメ『放課後のブレス』では清少納言と同じファイルーズあい女史が声優を務めているため、中の人つながりにもなった。なお、担当声優は非公開ではあるが、先んじてナンジャモが初紹介されたYouTube動画についてもファイルーズあい女史が演じていた可能性が高いと言われている。