概要
電撃G'smagazine2014年7月号より連載の開始された、爆天童氏によるコミカライズ版。
複数の四コマ漫画によりストーリーが展開されるオムニバス形式で、擬人化された怪獣少女たちのゆるい日常を描く。一方で、戦闘描写などはほとんど登場せず(一応、11話と22話でそれっぽい描写はあるが)、コアなネタなども一切ないため、ウルトラシリーズに詳しくない読者でもそれなりに楽しめるようになっている。「だったらわざわざウルトラ怪獣使う必要ないんじゃね?」というツッコミは厳禁である。
当初は、『ウルトラ怪獣擬人化計画THE4コマ(仮)』という名称だったが、2015年7月24日に単行本第1巻が発売されるにあたり、このタイトルに改題された。ちなみに、タイトルの「ー☆」は『ウルトラマン』の科学特捜隊や『ウルトラマンギンガS』のUPGのシンボルとしても使われた流星マークになっている。
なお、登場する怪獣少女の衣装は素肌という設定であり、他の衣装を着る場合はデフォルトの衣装(?)の上から着込む形になる。
登場人物
怪獣図鑑制作部
怪獣図鑑の製作・編集を行っている部活動。第2話より登場。
ゴモラとベムスターもこの部活に成り行きで入部することになってしまった。
なお、バードンとペガッサ星人以外のメンバーは第1話のラストで少しだけ登場している。
主人公
一部登場しないエピソードがある。
ゴモラは第6話、10話、19話で未登場。また、13話、17話、24話ではゴモラもベムスターも一切登場しない。
本作の主人公の1人。一人称は「ボク」。
マイペースで少し天然ボケな性格。一方で、自分の間違いを認めたがらない頑固な一面もある。
勉強が苦手で、それ故か漢字にも弱く、「円谷学園」を「えんや学園」と読み間違えていた。早起きも苦手にしている模様で、ベムスターはしばしばゴモラを頭に乗せて登校しており、ゼットンからは首が丈夫だと関心されている。
また食い意地が張っているという程ではないが食べることは好きなようで、バードンの食べている肉の匂いに誘導されたり(これがきっかけで怪獣図鑑制作部に入部させられてしまった)、立腹するような事態に直面してもチョコひとつであっさり懐柔されたりしたこともある。
「ごもぉ」という特徴的な鼾をかく。また、最近は語尾に「~ゴモ」と付けて喋るようになった。ベムスターからも「ゴモ」と呼ばれている。
本作のもう一人の主人公。作中名称は「ベムスター」だが、デザインは改造ベムスターのものが使われている。
ゴモラの親友……なのだが、お泊まり会に誘われて過剰なまでに興奮したり、顔を赤らめながらこっそりゴモラの寝顔をスマホで撮影したりと、若干そっちの気があるような素振りも見せており、ゴモラに激甘な態度をとる。それ故かガッツ星人とは意気投合しているようで、「この子、素質があるわ!」と言われたほど。
全身に纏っている羽毛はさわった人をダメにしてしまうほどさわり心地が良く、一時部活のメンバーたちからもふもふされていた。
原典同様、腹部についている口(吸引アトラクタースパウト)でも物を食べたり吸収することができる(ただし、味覚は備わっていないらしく、本人曰く「食べた気になれない」とのこと)。また、下の口も口内炎になることがあるらしい。ガスを摂取することもできる…というか寧ろ大好物らしく、23話では硫黄を吸収して(味覚がないはずなのに)「たまらない味わい」と評している。
ゴモラからは「ベム」と呼ばれている。
その他のメンバー
怪獣図鑑制作部の新部長。
変人揃いの部活内における数少ない常識人で、ツッコミを担当することが多い。
初期は気弱な性格だったが、最近は如何わしい行動を取ろうとするガッツ星人に鉄拳制裁を加えるなど、徐々に部長らしい行動が見られはじめている。実は「先輩」と呼ばれることに憧れている。
カップ焼きそばを食べたことがないため、強い興味を持っている。
原典同様、ダークゾーンを作り出してそこに身を潜めることができ、幼少期は何か恥ずかしいことがあるとよく隠れていたらしい。しかし、ガッツ星人にいたずらされそうになって身の危険を感じたことを契機に殆ど使用しなくなってしまった。
ガッツ星人にいじられてばかりいるが、自分以上にかまう相手がいるとヤキモチを妬く事もある。
部員の1人で、ペガッサの友人。ペガッサのことを「ペガちゃん」と呼んでいる。
かなりの巨乳の持ち主。
飄々とした性格だが、掴みどころのない一面もあり、何を考えているのかわからない腹黒い側面も持つ少女。
可愛い子が好きらしく、それが高じて盗撮をしたりストーカーじみた行動に出てしまうことも。彼女の写真は足やへそ、赤面した顔など偏りが凄まじく、当然ペガッサからは全て没にされた上、写真もすべて回収・破棄された。
ちなみに、泣くほどに寒いのが苦手らしい。
部員の1人で、ペガッサ星人の先輩。
クールビューティーっぽい外見や物言いとは裏腹に、朝寝坊してドタバタするなど私生活はぐうたらな模様。また、体育会系の部活でもないのに「優勝を目指す」(単行本では「侵略のため」と修正されている)等と言い出したり、妹に煙たがられているのに気付かなかったり(照れていると思い込んでいた)と、やっぱりどこかズレている。
基本的にボケに回ることが多いが、バードン相手にはツッコミに回る。
「ゼットーン」という鼾をかく。
(ゼットンの項も参照)
余談だが、『ウルトラマンオーブ』でも女子高生に変装したゼットン星人が登場したことがあり、一部ではこの『ギャラクシー☆デイズ』に登場したゼットン星人が元ネタになっているのではないか等とも言われている。
部員の1人。怪獣図鑑制作部の大ボケ担当。
食いしん坊で常に肉を頬張っている。さらに食べながらしゃべろうとするのでよく注意されている。頭の中も食欲が占めている模様で、言動も食に関するものが多かったり(後輩を「非常用」と称したほど)、入浴中にも肉を食べようとしていたほど。
一方で、お腹の鳴る音を聞かれるのを恥ずかしがるなど、最低限のデリカシーは持ち合わせている様子。
容姿に関しては、後輩たちから「肉を食べなければ美人」と称されており、かなりの別嬪。あまり表情を変えないため、何を考えているのかわからないところがあるが、ペガッサをからかうなど意外にお茶目な一面もある。
また、“火山怪鳥”故か、相当な寒がりらしく、寒い日にはゴモラとベムスターも一見ではわからないほどに大量の防寒着で着ぶくれしていた。
C87で配布された怪獣図鑑では、ゴモラちゃんとともに表紙を飾っているが、普段の言動とはかけ離れたセクシーな表情・ポーズだったため、番外編では部員たちから「詐欺だ」と言われてしまった。
特別な肉(後述)を食べるのを楽しみにしている。
余談だが、怪獣図鑑制作部の初期メンバーの中で、唯一元となったキャラが宇宙人ではないキャラクターでもある。
円谷学園関係者
クラスメート
ゴモラ、ベムスターのクラスメートたち。
今年から私立円谷学園に入学した、ゼットン星人の妹。ジト目が特徴。
ずぼらな姉の代わりに家事全般を取り仕切っているしっかり者。姉から溺愛されているが、態度はかなり冷たく、怪獣図鑑制作部に勧誘された際には辛辣な言葉を浴びせている(当の姉は照れているだけだと思い込んでいる)。
ぶっ飛んだ性格のキャラクターの多い本作の中では比較的常識的な人物だが、自分の好きなことが絡むとやや盲目的かつ熱が入ると他人を巻き込むところがあり、ガマちゃん関連のグッズを集めたり、温泉旅行の際に姉を無理やり卓球に突き合わせて辟易させるなどしている。
原典同様、バリアを張ったりテレポートしたりできるが、普段は全く使用しないため本人も使い方を忘れてしまっていた(いずれもふとしたことがきっかけで思い出していたが)。一方で、一兆度の火球は問題なく使用できるらしく、22話では「試し撃ち」で前方一帯を焦土と化すほどの恐るべき威力を見せ付けた。
16話でツインテール風にイメチェンしてみたたが、気に入らなかったらしくすぐにやめてしまった(その様子を姉のゼットン星人に見られてしまうが、即座に殴って忘れさせている)。
写真が苦手らしく、ガッツから盗撮されそうになった際には、テレポートで逃げることでやり過ごしていた。ただ、本人はいつか笑顔で写真に写れるようにとそれなりに努力を重ねている様子。
半分以上のエピソードに登場しており、準レギュラーとしてのポジションを確立している。
第3話、5話、9話、10話、11話、12話、14話、20話、26話に登場。
クラスメートの中ではゼットンに次いで出番が多く、色々な生徒と親しくしているあたり、交友関係はかなり広いようだ。
ゼットン星人にあこがれている模様。
第5話、26話に登場。ゼットンの友人で、ガマクジラのマスコットをプレゼントした。
何故かのじゃロリ口調で喋る。
第5話、10話、15話、17話、21話、24話、26話に登場。作中における数少ない常識人。
眼鏡をかけた生真面目そうな女子生徒で、その堅物そうな雰囲気から(カプセル怪獣仲間とライブキングを除いた生徒たちから)「(メガネ)委員長」というあだ名で呼ばれている(本人は嫌がっている上に委員長でもない)。26話では「メガネ委員長」を略した「メガンチョ → メチョ」という渾名をつけられそうになったが、呼びにくいので結局元の“ウィンダム”に戻った。
ミクラスからは「ウインちゃん」と呼ばれており、アギラと共に勝手に「カプセル怪獣3バカトリオ」を結成されている。
お堅い性格故か笑うのが苦手らしく、ライブキングにせがまれて無理矢理笑顔を作った際には、それを見たライブキングが何故か震えだしていた。
ぶっきらぼうな性格だが、ゼットンにガマクジラのマスコットをプレゼントしたり、ベムスターの体調を心配するなど根は優しい。
第18話では、ガッツ星人によって盗撮された彼女のへその写真が登場した。
第5話、9話、10話、15話、17話、26話に登場。
目を回しているかのような特徴的な目つきをしており、常に笑顔を浮かべている(だが、本人は笑っているという自覚がない)。アホの子と言うよりは、どこかネジが外れたような壊れた性格。また、バードン並みに食い意地が張っている。
生真面目なウインダムとは正反対ともいえる性格だが、不思議と馬が合うのか一緒にいることが多い。
第5話で初登場し、ゼットンにガマクジラのマスコットをプレゼントしていた。
第9話では、ゴモラやベムスターと一緒に、ゼットンにバリアーを見せるようせがんでいたが、その理由は「おいしそうだから」というぶっとんだものであった。
第15話ではカップ焼きそばを食べようとするが、食べ方がよくわかっていないようであった。
第17話ではハロウィンを祝おうとするも、ハロウィンのカボチャを生のまま貪り食い(様子を見ていたウインダムからは「お腹壊すなよ」と言われていた)、「ハロウィンって美味しい!」という珍言を残した。
26話で、ウインダムが「委員長」と呼ばれる原因を作っていたことが判明したが、本人はそのことをすっかり忘れており、現在は「ウインダム」と呼んでいる。
26話で登場。
クラスの本当の委員長で、委員長としての威厳を取り戻すべく、メトロン商店で“メチョ感のある眼鏡”を購入・着用するが、結局誰にも相手にされずに煮え湯を飲まされることに。
長い間地底で眠りについていたらしい。
26話で登場。
ゴモラやウインダムのクラスメートの1人。
26話で登場。
ゴモラやウインダムのクラスメートの1人。
その他の生徒
第2話で怪獣図鑑に掲載されており、第18話ではガッツに隠し撮りされたへその写真が登場しているが、本人はまだ登場していない。
第9話で怪獣図鑑のデータとして登場。この時はバリアを展開できること以外は素性不明であった。
その後、第11話のラストで登場。ピグモンやガタノゾーアとサーベル暴君のことを噂していた。
ガタノゾーアとタメ口で話していたことから、恐らくゴモラやベムスターと同学年だと思われる。
第18話でもガッツが隠し撮りした写真が一部映っている。
第10話、11話、24話で登場。
ひっくり返って動けなくなっているところをガッツ星人とペガッサ星人に見つけられ、助けられる。2人を「先輩」と呼んでいたことから、ゴモラやベムスターと同学年だと思われる(クラスメートかどうかは今のところ不明)。11話ではピグモンやメカギラスとマグマ星人のことを噂していた。
24話では湖で「邪神らしさを磨くための練習」をしていた際に、発光する謎のUMAと遭遇したことをカプセル怪獣たちに証言する。
ガッツ星人に勝手に被写体にされて大慌てしたり、湖から浮上してくる正体不明の存在に仰天して逃げだしたりと、ラスボスだった原典とは異なり、気弱で控えめな性格。
第11話、17話、21話で登場。「サーベル暴君」の異名を持つ寡黙な女子生徒。
ガッツ星人から「暴君ってボリューム」と表現されるほどの巨乳。
巷では「L77学園を壊滅させた」だの「一匹狼で謎が多い」だの「屋上で暴れて生徒を病院送りにした」だの様々な伝説が噂され、畏怖の対象になっているが、実際には不器用でせっかちな性格故に様々な騒動を引き起こしてしまい、それが尾鰭をつけて広まったことでそうなっただけである(本人も自身が「サーベル暴君」と呼ばれていることは認知していない)。本人は友達が作りたくてしょうがない様子。
ローランに対して強い好意を抱いているが、本人の性格故に空回り気味。
17話ではローランとハロウィンを祝おうとミイラのコスプレまでして待機していたが断られてしまい、一人で悲嘆にくれていたところを、境遇を憐れんだギランボからロリポップを貰った。
第11話、17話、21話に登場。
現段階では、マグマ星人の持つ写真と回想シーン、イメージシーンでのみしか登場していない。
原典同様、マグマ星人にストーカー紛いの行為(いつの間にかメールが100件送られている)をされて困っている様子。
第11話、12話、14話、21話、25話で登場(ただし、それより以前の第4話でも、彼女と思われる人物がガッツ星人に隠し撮りされているシーンがある)。バキシムの友人。
登場するたびに何かと酷い目に遭わされることが多い、薄幸の少女。
第11話ではバキシムと共に屋上へやってくるが、しゃっくりが止まらなくなってしまう。バキシムに冗談交じりに「しゃっくりが100回出ると死ぬ」と言われるが、そのことがきっかけでとんでもない事態に巻き込まれてしまう。
第14話でも、メフィラス星人二代目の来ているTシャツのデザインを「微妙」と言ったばっかりにマンダリン草で攻撃されて身動きの取れない状態にされてしまう(25話でもマンダリン草の仕込まれた自販機に襲われている)。
第18話ではガッツによって隠し撮りされた赤面写真が登場した。
第21話では、スカイドンから睡眠をとる際に抱き枕の代わりになってほしいと頼まれるが…。
屋上によく足を運ぶせいかマグマ星人と関わり合いになることが多い。
第11話、17話、21話で登場。
見栄っ張りなギランボの友人で、いつも彼女の様子を暖かく見守っている優しい女の子。また、ガッツ星人とも知り合いのようで、サーベル暴君のことを話していたこともある。
11話での描写から、ガッツ星人と同学年(ゴモラたちより上の学年)ではないか…と思われたが、21話ではゴモラらと同学年であるウインダムと普通に会話をしていたため、真相は不明。
第11話で登場。メカギラスやガタノゾーアとサーベル暴君について話していた。
学年については言及されていないが、恐らくゴモラやベムスターと同学年だと思われる。
第13話、14話、16話、25話、26話で登場。
原作やもう1つの擬人化漫画と違ってかなりのアホの子として描写されており、ゼットン星人を、「自分のお金を呑みこんだ自販機で当たりを出した」というだけの理由で一方的に逸材だと判断し、ゼットンを通じて彼女を自身の率いるメフィラス軍団(ただし、現段階ではメンバーは彼女しかいない)に引き入れようとした。また、オリジナルデザインのアイテムを多数販売しているが、デザインセンスが壊滅的であるため、殆ど売れていない(ただし、ゴモラだけはすごく気に入っていた)。
一応、メフィラス軍団は部活動という名目で活動していたらしいが、部員が5人に満たなかったため、第25話で尽力(?)虚しく廃部に追い込まれてしまった。
「めふぇぺろ」という、どこかで聞いたことのあるネタを披露している。
第14話、16話、25話で登場。メフィラスの妹(ただし、作中では「二代目」としか呼ばれておらず、彼女もメフィラスのことを「初代」と呼んでいる)。第13話の時点でその存在は語られていたが、その次の回で晴れて初登場となった。
姉と共に新作アイテムの開発に勤しんでおり、「私のチェックは甘くない」と豪語する自信家。しかし、実際には姉に負けず劣らずの壊滅的なデザインセンスのため、正直何の役にも立っていない。Tシャツを「微妙」と酷評したザンドリアスをマンダリン草でこっそり攻撃して昏倒させるなど、微妙に狡猾な面も見せている。
第18話ではガッツが隠し撮りした足の写真のみ登場している。
原典同様、こっそりマンダリン草を仕込んだ自販機(通称「安田くん」)を作っており、部室に隠していた。
第17話で登場。
年に一度、ハロウィンの日に生徒たちから夢を吸い取っている魔女。生徒たちから夢を吸収しようとするが、夢の内容が理解不能なほどぶっ飛んでいたり、刺激的すぎてパニックに陥ったり、悲壮感漂う内容に涙を流したりといった具合でうまくいかず、計画は頓挫。
なお、彼女自身の夢は「綺麗なドレスで素敵な結婚式を挙げる」というかなり乙女チックなものであった。
第18話でガッツがどのように写真を撮っているかを説明する際に登場。
「ブルブルーッ」という独特の鳴き声(?)が特徴。
いずれも第18話でガッツが隠し撮りした写真のみ登場。
レッドキングはこれ以前にもモブキャラとして頭の一部らしきものが映っているシーンがある。
第19話、25話、26話で登場。
「標本おじさん」というカプセル入りフィギュアの収集に勤しむ女子生徒で、1日1回販売機を回すことで気長にフィギュアをコンプリートしようとしていた(あと2種でコンプリートできるところまで来ていた)が、徐々に欲望を抑えきれなくなり、最終的には有り金を叩いて販売機を回し続けたものの、結局コンプリートすることはできなかった(単行本第2巻のキャラ紹介では「ギャンブラー気質がある」と書かれている)。
ベムスターからは「ダダちゃん」と呼ばれており、互いに顔見知りの様子。恐らく、ベムスターやゴモラと同学年だと思われる。
また、メフィラス星人とも知り合いらしく、「メフィラス軍団」設立に協力していたことが明らかになっている。
第21話、22話、27話に登場(第18話にもガッツ星人によって盗撮された写真が登場している)。
寝ることが大好きで、質の高い眠りを実現するために、抱き心地の良い相手を探している。
以前からザンドリアスに目を付けており、彼女の抱き心地を確かめようとする。
原作同様、一度眠るとなかなか起きない。また、体型や体格は他の女子生徒とさほど変わりはないが、歩くたびに地響きが起き、床にヒビが入る描写があることから、かなりの体重の持ち主のようである(実際、眠っている彼女の下敷きになったザンドリアスは、流石に潰されなかったものの目を覚ましてもらうまで身動きが取れなかった)。
ジャミラとは仲が良く、一緒に食事をするほどだが、ジャミラが命の危機に瀕しているのに「見ていて面白い」という理由で助けようとしないなど度が過ぎた悪戯好きで微妙に薄情なところがある。
第22話、27話に登場。
不良染みた外見と言動が目立つが、根は純情な性格の持ち主。
相変わらず水が苦手だが、強がりな性格が災いしてゴモラに対して「水なんて怖くない」とうっかり大見得を切ってしまい、それがきっかけで数々の無理難題を吹っ掛けられそうになる。
逆に熱には強いようだが、さすがにゼットンの放つ1兆度の火球には耐えられない模様。
スカイドンとは仲が良く、一緒に食事をしている。
24話で登場。ウインダムの友人。
好奇心旺盛な性格で、学園の近くでUMAが現れたことを聞き、ウインダムやアギラを引き連れて三人組でUMAを捕まえようとした。一方で物覚えが悪く、UMAのことをUGMやMATと間違えていた。
実は、連載直前に発売された単行本第2巻の冒頭カラーページでも、ウインダムの後ろに頭の一部が写っている。
24話で登場。ウインダムやミクラスの友人。
ミクラスの腰巾着のような印象が強いが、ミクラスが言い間違いをするとすかさずツッコミを入れる。寡黙なダウナー系に見えて、ミクラス同様、興味のある物事に対しては並ならぬ情熱を持つタイプ。
実は、連載直前に発売された単行本第2巻の冒頭カラーページでも、ウインダムの後ろに頭の一部が写っている。
24話で登場。
湖に潜伏し、「闇と共に現れる」と言われる謎のUMAを確保しようとしていた。
手にした鞭状の武器で相手を絡めとることができる。
28話で登場。
産卵に適した体を持つ女性の身体を探し求めていたところ、ガッツ星人と遭遇、彼女を執拗に追い回すことになる。
強引なストーカー体質だが、ガッツ星人が反論に徹した途端に弱気になったり、下記の弱点で露骨に動揺したりと相手からの押しには弱い。
殺虫剤が苦手なのが最大の弱点で、最後はゴモラの用意した殺虫剤をガッツに浴びせられそうになり退散した。
学校外
第7話、19話、26話に登場。
「メトロン商店」の店主。
第4話では怪獣図鑑にメトロン星人と思しき人物について書かれているページがあるが、彼女と同一人物かは不明(もしかすると卒業生なのかもしれない)。
番外編に登場(シルバーブルーメのみ26話にも登場)。
原典同様、ブラックスターから侵攻してきた円盤生物とその指揮官。
しかし、侵略はおろか日常生活すらまともに送れない(曰く、「このままだと(住んでいる)アパートから追い出される」)ほど困窮しており、単行本第2巻の製本作業のアルバイトをして何とか生活費を稼いでいる有様であった。
その後、シルバーブルーメは26話で生徒の1人として登場しており、このことから学園に通学しているらしいことが窺える。
ノーバとシルバーブルーメは、姿こそ擬人化されているが、原典と同様、円盤形態に変形することも可能な模様。
第27話に登場。
Jr.っちなる人物に命令されて、円谷学園を襲撃しようとしたが、道に迷ってしまい途方に暮れていたところ、ガマちゃんのグッズを発見し、これを非常に気に入る。
たまたま近くを通りかかったゼットンとすっかり意気投合して仲良くなり、襲撃作戦のことも忘れて買い物を楽しんでいた(当然、Jr.っちにはあとでこっぴどく叱られた模様)。
その他
第13話でメフィラスの背後にシルエットで登場。
第20話でゼットン家の臼として登場。
第20話でベムスターとゴモラがどちらが節分の鬼の役になるかを話し合う際に背景に登場した。
第20話でゴモラがコスプレをした。
自動販売機(安田くん)
メフィラス二代目が作ってこっそりメフィラス軍団の部室に隠していた自動販売機。
原典同様、内部にマンダリン草が仕込まれており、中の飲み物を買おうとする相手を突き刺して昏倒させる。
制御が難しいらしく、二代目も手を焼いており、メフィラス軍団の部室が没収された後は野生化して無差別に生徒たちを襲いまくる恐ろしい存在になってしまった。
用語
私立円谷学園(しりつつぶらやがくえん)
作中で登場キャラが通っている学校。建物の外観は『ウルトラマン』の科学特捜隊日本支部のものとまったく同じ。
明言はされていないが、作中の生徒たちの外見や描写などから中学校か高等学校である可能性が高いと考えられる。
なお、学校である以上教員も存在しているはずだが、今のところそれに相当する人物は1人も登場していない。
字の読みに関して、円谷を「えんや」と誤っている者もいる。
怪獣図鑑
私立円谷学園の刊行している書籍。作中の説明から、卒業アルバムのようなものだと思われるが、謎に包まれた怪獣たちの生態が詳細にまとめられており、資料的な観点から見ても非常に価値の高いもののようだ。なお、ガッツ星人が個人的に作成している「裏・怪獣図鑑」なるものもある様子。
ガマちゃん
第5話に登場した、汐吹き怪獣ガマクジラのマスコット。。
誰もが口をそろえて「可愛くない」というほど、奇天烈な外見をしているが、ハマる人はとことんハマってしまう独特の魅力があるらしく、ゼットンは知らず知らずのうちにグッズを集めていた。後述の通り、非常にグッズ展開の幅が広い。
姉のゼットン星人もこのマスコットがお気に入りのようだ。
筆記用具各種のほか、トートバッグやカプセルトイにプリントTシャツやゲーム等のガマちゃんグッズの存在が確認されている。
タガールのマスコット
第5話に登場した、大ダコ怪獣タガールのマスコット。
こちらもやはり全然可愛くないのだが、ゴモラはなぜかこのキャラクターに病み付きになったようで、ゼットンとどちらが可愛いかで張り合っていた。
ガマちゃんとは異なり、こちらは第6話以降、一切登場していない。
カップ焼きそばタコヤング
第7話で初登場し、その後も作中でしばしば登場するカップ焼きそば。妹に昼飯を抜きにされたゼットン星人がよく食べているほか、第15話ではウインダム、ライブキング、ベムスターも口にしていた。
ちなみに、連載時は「パヤング焼きそば」という名称であった。
メトロン商店
メトロン星人の経営する店。野菜や肉などを売っていることから、食品店だと思われるが、スイーツや眼鏡も取り扱っているなど、どちらかといえばデパートのような側面が強い。店の外観は田舎にありそうな駄菓子屋。
店の前にはカプセルトイの販売機が置かれており、ダダが入り浸ってる。
他にも多くの生徒たちが利用している描写があり、憩いの場になっているようだ。
L77学園
第11話で言及された私立円谷学園とは別の学校。マグマ星人によって壊滅させられたと専らの噂。
名前の由来は、ウルトラマンレオとアストラの故郷であるL77星。
特別な肉
第12話と23話でその存在が語られた肉。
「ケ…」で始まる動物の肉らしいが、パッと見は普通の肉と区別がつかない。23話で、とある火山の近辺でよく採れるらしいことが語られている。
ゴモラたちは何の肉なのか知りたがっているが、バードンは「世の中には知らない方がいいこともあるんですよ」「ひみつです」等と言ってはぐらかしており、真相を話すことを拒んでいる。
メフィラスグッズ
メフィラス姉妹が制作しているアイテム群。デザインセンスがイマイチなため、あまり売れていないようだ。
現段階でサングラス、メフィラスこけし、だるまメフィラス、メフィラスペナント、ちょうちん、メフィT(Tシャツ)、メフィ耳(つけ耳)の7種類が確認されているが、カタログには他にも帽子やトートバッグなども載っている。
メフィラス軍団
メフィラス星人の結成した部活動。
メンバーはメフィラス姉妹の2人のみ。部員が5名以上集まらなければ部活動として認められないため、当初はダダに1人3役を頼んで何とかうまく生徒会を丸め込んだらしいが、後に不正がばれて部室を没収されそうになる。何とか部員を集めようと奔走するものの、結局、努力(?)の甲斐なく部員集めに失敗し、部室は没収されて部活動も活動停止に追い込まれた。
標本おじさん
第19話で登場したガシャポンのフィギュアのシリーズ。リアルな造形で人気があるという。
作中で確認できたものは白衣を着用していた。元ネタは「人間標本5・6」に登場した宇宙線研究所の所員だろうか。
地球から1000万km離れた宇宙空間に存在する正体不明の惑星で、ブラック指令と円盤生物の故郷。
単行本
電撃コミックスEXレーベルより発売。
第2巻はゲーマーズ、COMIC ZIN、アニメイトの各店舗で購入特典がある(なくなり次第終了)とのこと。
※ 一部店舗・通販サイトでは6月24日から発売。
関連項目
feat.POPComiccode - 秋田書店の隔週誌「ヤングチャンピオン」で連載されている擬人化計画の漫画。こちらはよりコアな本編ネタが多く、往年のファンでも読み応えのある内容になっている。なお、「ワンダーフェスティバル2016」の生放送で、司会がこちらの漫画と混同して間違えてしまったことがある。
残念な美人 - 登場キャラの大多数がこれに当てはまる。まぁ、ギャグ漫画だし仕方ないね。