概要
ウルトラ怪獣の内2020年6月20日〜12月26日放送の『ウルトラマンZ』に登場した怪獣や宇宙人。
と言っても新規の怪獣は、これまでの新世代作品同様に多くなく、再登場怪獣が多い傾向にある。具体的には昭和1期に登場した怪獣が野生として多く登場し、新世代作品に登場した怪獣が本作のヴィランやその他勢力によって使役または召還される傾向がある。過去作品で掘り下げられず倒された怪獣が本作で新たな設定が追加されたり、過去の回と繋がっているかのような回が存在したりと、本作のメイン監督を担当した田口監督の怪獣好きさや各監督のこだわり等がうかがえる。
新規の怪獣に関してはゲネガーグとバロッサ星人のみ過去作品の怪獣とは関係性の無い怪獣となっている。それ以外の新しい怪獣は、過去作品に登場した怪獣の派生や何らかの強化が施されたもの、合体怪獣等の過去の怪獣が関わったものとなっている。純粋な新規怪獣が少ない点は賛否あるものの、怪獣の特徴を重視したストーリーによって50年以上もの間、ウルトラ戦士と戦闘を行っていなかったり、TVシリーズに再登場していなかった怪獣たちに再び脚光が当たっており、支持を得ている要素でもある。
本作では再登場する怪獣の着ぐるみにかなりの予算を使っていたため、初登場の怪獣は大半が改造により作成された着ぐるみが使用されている。
ちなみに本作によって暗黒時代から救われた奴らもいるとか...。
放映リストと登場した怪獣・宇宙人・超獣
No. | サブタイトル | 登場怪獣・宇宙人 | |
---|---|---|---|
1 | ご唱和ください我の名を! | ゴメス、ゲネガーグ、ブルトン、セレブロ | |
2 | 戦士の心得 | ネロンガ | |
3 | 生中継!怪獣輸送作戦 | ギガス、ゴモラ | |
4 | 二号ロボ起動計画 | テレスドン、エリマキテレスドン | |
5 | ファースト・ジャグリング | ペギラ、ゼッパンドン | |
6 | 帰ってきた男! | ギルバリス | |
7 | 陛下のメダル | バリスレイダー、スカルゴモラ、サンダーキラー、ペダニウムゼットン、ペガッサ星人ペガ | |
8 | 神秘の力 | トライキング、ファイブキング、ピット星人 | |
9 | 未確認物質護送指令 | キングジョー | |
10 | 宇宙海賊登場! | バロッサ星人 | |
11 | 守るべきもの | レッドキングA、レッドキングB、ギーストロン | |
12 | 叫ぶ命 | グルジオライデン | |
13 | メダルいただきます! | カネゴン | |
14 | 四次元狂騒曲 | ブルトン | |
15 | 戦士の使命 | グリーザ | |
16 | 獅子の声 | ホロボロス、メツボロス | |
17 | ベリアロク | バロッサ星人二代目 | |
18 | 2020年の再挑戦 | ケムール人 | |
19 | 最後の勇者 | ベムスター、バラバ | |
20 | 想い、その先に | M1号 | |
21 | D4 | ケルビム、マザーケルビム | |
22 | それぞれの明日 | バロッサ星人三代目、ゼッパンドン | |
23 | 悪夢へのプレリュード | キングゲスラ、タッコング、デマーガ、パゴス、ゴメス | |
24 | 滅亡への遊戯 | レッドキングB、デストルドス | |
25 | 遥かに輝く戦士たち | デストルドス |
※太字は新規怪獣
戦え!セブンガー
※太字は新規怪獣
セブンガーファイト
名前だけ登場している怪獣
先述でも言及したように本作の世界でもM78スペースやネオフロンティアスペース原産の怪獣が多数存在している。しかもその中にはアニメ作品や海外作品の怪獣までいると言う雑多ぶり。
怪獣名 | 初登場作品 | |
---|---|---|
ゴルザ | ウルトラマンティガ | |
マジャバ | ウルトラマンG | |
デッパラス | ウルトラマンタロウ | |
ベドラン | ザ☆ウルトラマン | |
ゲスラ | ウルトラマン | |
ギール | ウルトラマンガイア | |
ギガンテス | ウルトラマンダイナ | |
ザンボラー | ウルトラマン | |
アロン | ウルトラセブン | |
ベムラー | ウルトラマン | |
リトラ | ウルトラQ | |
ゴルメデ | ウルトラマンコスモス | |
ツインテール | 帰ってきたウルトラマン | |
ガマクジラ | ウルトラマン | |
タフギラン | ザ☆ウルトラマン | |
ゾンネル | ウルトラマンガイア | |
クレッセント | ウルトラマン80 | |
バードン | ウルトラマンタロウ | |
アーストロン | 帰ってきたウルトラマン | |
ダンカン | ウルトラセブン | |
サタンビートル | ウルトラマンレオ |
関連タグ
特空機、ジャグラスジャグラー:防衛チーム側だがこの連中もこちらの枠に入ると言える。
ブレーザー怪獣:本作のメイン監督が3年後に担当した作品に登場した怪獣。本作で新規の怪獣が少なかった反動か、こちらは10体以上の新規の怪獣が登場している。