概要
『ドラえもんのび太の転生ロックマンX』とは赤バンブル氏による『ロックマンX』と『ドラえもん』のクロスオーバー二次創作小説である。
『ドラえもん』のキャラクターである野比のび太が事故で夭折し、その転生先として『ロックマンX』の世界で主人公エックスとしてイレギュラーハンターとして活躍する作品である。
本作は『ハーメルン』にて連載中の小説であるが、2018年6月12日よりpixivの小説でも読める様になった。
作風
初期は、岩本版キャラや設定の一部を取り入れながらも原作ゲームのストーリーに沿って物語を展開していたがX3編からドラえもんが登場をしたのを境にX4編から展開したブリキの迷宮編からメガミックスの要素が加わり、ナンバリングタイトル内でも原作ゲームとは異なる独自の展開が起こるようになっている。
また、本作に登場するドラえもんは現在知られている水田わさび版ではなく、その前の大山のぶ代版である(その証拠としてドラえもんズの登場、最新章で旧劇場版の話が登場している)。
あらすじ
正月休みでドラえもんと共に外出中、交通事故でトラックに撥ねられた野比のび太は帰らぬ人となってしまう。
気が付くと、彼を気の毒に思った「ドラ神様」なる神様により、
くじ引きで『ロックマンX』の世界で主人公エックスとして転生する事になったのである。
登場人物
エックス(野比のび太)
転生前
転生後
詳細は彼の記事を参照。
ゼロ
エックスの親友及び数少ない理解者。
VAVAとの戦いによって、エックスを助ける為に自爆し死亡するが、『X2』にて味方側(カウンターハンターから全てのパーツを入手している)として復活、ブラックゼロを倒した。
以降はイレギュラーハンターに第0特殊部隊隊長として復帰。
エックスとマーティのデート中、ミニドラによってケイン博士共々悲惨な目に遭わされる。
デスクワークが大の苦手で、溜め込んでしまう事もしばしばである。
部下のエクスプローズ・ホーネックには頭が上がらず、エックスとマーティの結婚式では、スーツ(礼服)を着るのを忘れてしまい、彼に顔を刺されて赤く腫れ上がってしまう。
使用武器はゼロバスターとビームサーベル(ゼットセイバー)とアースクラッシュであり、後にゼロバスターが戦闘による破損で使用不能になりアースクラッシュも数回しか使用出来なくなってしまうが『X6』編で修復され、また使えるようになった。
『X5』編でシグマとの戦いによりアイリス共々下半身を失う程大破するが、ドラえもんの世界の22世紀に流れ着き、修復され、ドラえもんと再会を果たす。
ドラえもん
『ドラえもん』の主人公。
詳細はドラえもん(のびエク)を参照。
ケイン博士
エックスを発見し、レプリロイドを作り上げた科学者。
原作より陽気で気さくな所がある。
エックスがスペアポケットを手に入れた際は興味津々で貸して欲しいとおねだりしていた。
『ブリキの迷宮』編から『鉄人兵団編』までチャモチャ星の復興に参加していたため、しばらく登場しなかった(原作では知らぬ間にフェードアウトしたからマシとも言える)。
マーティ
ランチャー・オクトパルドの回にて初登場する人魚型レプリロイドで岩本佳浩氏の漫画版『ロックマンX』に登場するオリジナルキャラクター。
詳細はマーティ(のびエク)を参照。
ミニドラ
スペアポケットの中で眠っていたミニドラたち。
マーティがたまたま開放したことで無数のミニドラが登場しており、そのほとんどがケイン博士の自宅に住んでいる。
人懐っこく、ケインたちによく悪戯をする。
また、一番最初に開放された赤い個体のみはハンターベースに住み着いており、マーティたちからは弟分のように可愛がられている。
ジャイアン(剛田武)
のび太の悪友。
のび太が死亡した際、彼の納棺の時に自分のリサイタル衣装(汗)を贈った。
『X3』の中盤で、エレキテル・ナマズロスと一緒に発電所内でライブを行いその場に居たスネ夫達やハンター一行を卒倒させた。
この時に歌った「恋はマルチメディア」は原作にもある彼の歌の一つである。
トラックの運転免許を取得しており、ライドアーマー・キメラを操縦し、エクスプローズ・ホーネックの無力化に貢献した。
骨川スネ夫
のび太の悪友。
のび太が死亡した際、彼の納棺の時に自分のゲームソフト『ロックマン2』を贈った。
高校の卒業旅行でエックス(のび太)のいる世界へと飛ばされた。
デザイナーとして精通しており、コンクールで準優勝した事もある。
その為、前述の服を溶かされたマーティに対して秘密道具の着せ替えカメラを使用した彼は……
源静香
のび太の元ガールフレンド。
のび太が死亡した際、彼の納棺の時に花束を贈った。
高校の卒業旅行として未来のテーマパークに行こうとするが、ドラえもん・ジャイアン・スネ夫・玉美と共に『ロックマンX』の世界に飛ばされる。
イレギュラーハンターベースに一向共々身を寄せ、そこでマーティと友人同士になる。
また、滞在期間で心得たのかオペレーターもできる。
野比玉美
本作のオリジナルキャラクター。
のび太が亡くなってから野比家に生まれた彼の妹。
ジャイアン達の卒業旅行に一緒に行く事になるが、時空の歪みによって一向共々『ロックマンX』の世界に流れ着き、そこでエックスとなった兄に初めて邂逅する。
最終決戦の際、重傷を負い危篤状態になるが、治療の結果復活・全快する。
ライト博士
ロックマンを始めとするライトナンバーズを開発し、世間から「ロボット工学の父」と称された科学者。
エックスを封印した後に死去するが事前に自分の意識をカプセルに移したことから強化アーマーを提供するなど、エックスのサポートを行っている。
ドラ神様
本作のオリジナルキャラクター。
ドラえもんに酷似しているが、彼とは違い耳は付いている。
のび太が死亡する際に登場。
彼を転生させるべく、くじ引きでのび太をエックスに転生させる。
また、夢の中でエックスとドラえもんを再会させたのも彼である。
グラビティー・ビートブード
エックスの部隊に所属するイレギュラーハンターで、ブーメル・クワンガーの弟。
『X3』編に先駆けて登場した。
VAVAに兄を殺され、彼に恨みを持つ。
その後は特A級からA級に降格されながらもエックスたちのサポートをするようになり、『X3』編ではスティング・カメリーオが彼の役割を担当する。
スパーク・マンドリラー
ビートブードと同じくエックスの部隊に所属しているハンター。
基本のんびりな性格なのでエックスとは昼寝友達として仲良しであった。
シグマの反乱時もエックスに対してマイペースで戦闘を行うなど他のメンバーと違ってねじ伏せようとしなかった。
イレギュラーとなった経緯から特A級からB級に降格された(当の本人は気にしていない)。
ストーム・イーグリード
イレギュラーハンター第7空挺隊隊長で、ゼロの友人。
初期は、8ボスの一人として登場するが『X2』編終了後に復帰。
後述のティルとは恋人関係であり、ある事件で距離を置くが後にわだかまりが解消して結婚する。
ティル
女性型レプリロイド。
岩本佳浩氏の漫画版『ロックマンX』に登場するオリジナルキャラクター。
イレギュラーハンターで、ゼロの友人。
漫画版では回想で爆死していたが、こちらでは後にストーム・イーグリードと結婚する。
VAVA
イレギュラーハンターの中でも特に問題を起こしているレプリロイド。
営倉に入れられていたが、シグマの手引きにより脱出し、ライドアーマーを駆りエックスと戦う事になる。
その後、バーニン・ナウマンダーとブーメル・クワンガーを殺害し、クワンガーの弟のグラビティー・ビートブードから恨まれる事になる(その為原作ゲームとは違い、ビートブートはエックスを恨んではいない)。
最期はエックスに何度も殴られ完全に機能停止する。
『X3』ではVAVAMk-Ⅱとして復活し、頭痛に悩まされながらもエックスに対する執着を強めていく。
廃工場にてドラえもんの偽者の人形(?)でエックスを誘き寄せ、彼を完膚なきまでに叩きのめすが、エックスの「鬼」化をさせる事になり、遂には「鬼」と化したエックスにまた敗北する事になる。
『X6』では実はある人物の手によって密かに回収されて復活し、その際に初期の姿に戻り、頭痛も収まった模様。
エックスとの決着を求めているが時として利害が一致すれば彼との共闘をすんなりと決める冷静さを持ち始め、エックスの強さを内心は認めてるだけに彼に迷いが出来た時に説教する。
シグマ
『ロックマンXシリーズ』恒例の黒幕。
第17精鋭部隊の隊長を務めていたが、突如イレギュラー化し、シティ・アーベルに無数のミサイルを発射する。
その後はシグマパレスにてエックスと戦う事になる。
機能停止したエックスに止めを刺そうとした瞬間、エックスのドラえもんから受け継いだ四次元ポケットの秘密道具で瞬殺される。
それ以降も原作と同じ様に幾度となくエックス達の前に立ち塞がる。
X6では「ブンビー・シグマ」なる笑劇の姿にされ、X7の最期でも再度披露している。
クリスター・マイマイン
『X2』編に登場するボスキャラ。
本作ではイレギュラーとして間違われるのが日常茶判事で周りが信用できないほど病んでいたがエックスが話を信じてくれたことで自分の居場所を手に入れる。
以降はケイン博士の家に住んでおり、ミニドラの相手もしている。
後にカウンセラーとしてちょこちょこ登場する。
エクスプローズ・ホーネック
第0特殊部隊副隊長を務めるハチ型レプリロイド
『X3』編で原作と同じ様にドップラーに操られるがジャイアンのお陰で元に戻る。
普段からゼロの書類仕事などを片づけており、アイリスが来る以前は苦労していた。
アイリス
『ソウルイレイザー』編でレプリフォースから来た研修生で元オペレーター。
当初は非戦闘員のオペレーターであったが、戦闘に参加する必要性が出た為に、ゼロの設計データを基に外見はそのままに戦闘用に改修される。
また、ゼロの以前のボディからバスターを移植し、セイバーは兄のカーネルのサーベルを改修したものを装備している。
『X5』編のラストでゼロと共にドラえもんの世界の22世紀に辿り着き、再会したドラえもんと共に『ロックマン11』のボスとの戦いに身を投じる。
『X6』編終盤でゼロと結婚をする。
ベルカナ
『ソウルイレイザー』編にてイレイズ事件の黒幕として登場。
ほとんどは原作変わらないが本作ではある人物に作られていた事になる。
『X6編』で再登場した時は巨大ロボを使ってエックス達を苦戦させたが親友テレカによる協力攻撃により撃破され、その際に服が消し飛んで下着姿を披露する羽目になる。
ちなみにダイナモ曰く、テンションが上がると性格が変わっちゃうとの事。
ストーム・フクロウル
レプリフォースの士官の一人でエアフォースの最高司令官。
『X4』編では、旗艦に侵入してきたゼロをうまく追い込むものの、エックスの咄嗟の思い付きで開催されたジャイアンリサイタルによって部隊諸共全滅する(死者はなし)。
これがきっかけで『ジャイアンの歌=超兵器』とトラウマになる。
レプリフォース大戦終結後は、亡くなったジェネラルに変わってレプリフォースの最高司令官として組織の立て直しを進めている。
これによってか全盛期と比べて性格が落ち着くようになった。
スパイラル・ペガシオン
レプリエアフォースに所属する若き士官でフクロウルの部下。
レプリフォース大戦では彼の艦隊に参加していたが撤退命令で本部に戻っていたことが幸いして部隊揃って唯一ジャイアンリサイタルの犠牲にならなかった。
大戦終了後は、エアフォース最高責任者として部隊の再編を行っていたがシグマウィルスの事件で危うく壊滅しかける(本人もあるロボットに半殺しにされた)。
ゼロとアイリスが救援に来てくれたことで部下たちと共に無事救出され、現在はフクロウルの副官的ポジに収まっている。
ダイナモ
『X5編』から登場。
原作ではほとんど謎の人物であったが本作ではある人物に作られて、ベルカナとある人物の弟になっている。
ベルカナにはダイちゃんと呼ばれて溺愛されているが過保護であるため、生みの親や他のフォローなども含めて色々と苦労している。
時給戦隊アルバイター
今作でのロックマン時代で起こったロボット狩りに全然気づかれずに生存してエックス達の時代まで100年生き続けた者達。
『X5編』でハンターベースのアルバイトに来ていた所、ダグラスの男気とアルバイト場所を守る為に襲撃して来たダイナモを迎撃する。
その後はワイリーのロボと知られても優秀なアルバイトとしており、要所要所で活躍を見せている。
当初はゼロが自分達の弟だと気づいてなかったが気づいた後は大切に思っており、『X6編』ではゼロの姿を利用して悪さをしたアイゾックをフルボッコした。
ドラえもんの友達でドラえもんズの一員にしてタイムパトロール隊員。
タイムパトロール本部が黒いゼロに襲撃を受けて応戦するが惨敗する。
初めてゼロの事を見た際は、同じ存在と思って警戒していたが後に誤解だと分かって謝罪する。
リングマン
『ロックマン4』のボスキャラの一人。
コサックナンバーズの一人で、彼を残して他のコサックナンバーズは全滅し、紆余曲折を経てドラえもんの世界で生きる事になった。キッドは、新入り時代から世話になっていたこともあって「リング先輩」と呼ばれ、彼から強く信頼されている。
ドラえもんの世界に来た当初は記憶喪失で成り行きでタイムパトロールに所属することになったが記憶が戻った後は、自責の念で苦しむようになる(一時は人間たちに斬り捨てられたことから人間不信になりかけた)。
現在はタイムパトロールで刑事をしており、家族を儲けた。
エリカとの出会いは、重傷を負いロボット病院に搬送された為に、看護師であるエリカが彼の担当になったからである。
リング
本作のオリジナルキャラクターでリングマンの娘。
『ロックマンエグゼ』に登場するナビ・リングとそのオペレーター都輪マリィを混ぜてロリ化した感じの外見になっている。
リングマンとエリカの基礎設計データを基に造られた新世代型のロボット。
後に保護される事になったゼロやアイリスと仲良くなる。
エリカ
本作のオリジナルキャラクターでリングマンの嫁にしてリングの母親。
『インフィニット・ストラトス』のセシリア・オルコットと『ロックマンXコマンドミッション』のシナモンを合わせた外見になっている。
看護婦型ロボットで、ロボット病院に勤務しており、下半身を失ったゼロとアイリスの面倒を見ていた。
リングマンとの出会いは、重傷を負いロボット病院に搬送された彼の担当になった為である。
後に記憶を取り戻して苦悩するリングマンから一方的に距離を取られたがダークマン達から事情を聞いて彼の傍にいたいと寄り添い、再び付き合い、結婚する。
ドラミ
ドラえもんの妹でドラ・ザ・キッドの彼女。
『X6編』ではドラえもんやゼロとアイリスと共に暴走した同期のロボットたちの暴走を止める為に奔走する。
その際にドラえもんのアーマーを元に作り上げたアーマーを装着する。
『X4 新鉄人兵団』編ではエックスに頼まれてアクセルのお世話役として彼の勉強を手伝う。
ダークマン四人衆
生き残っていたワイリーロボのダークマンシリーズの面々。
なぜかドラえもん達の世界に飛ばされ、そこで『Darkメン』と言うラーメンのお店を経営して生活しており、休日と祝日のみタイムパトロール本部近くにある広場で『知名度向上』と『新作のお試し試食』も兼ねて出張屋台を開いている。
X6の最後らへんである人物達に強制的に居候される事になる。
パレット
X6編から登場したオペレーター研修生。
ルート解析を得意としており、他にアイテムの開発も行っている。
X7から正式にオペレーターとして配属され、アクセルと組むことになる。
『X4 新鉄人兵団』編では自分の説明を聞かない彼に業を煮やして喧嘩してしまう。
レイヤー
パレットの同期。イレギュラーの攻撃パターン解析や弱点の検索を解析をすることが得意としている。原作ではゼロの好意を寄せているような描写が存在するが本作ではアイリスが生存しているのもあって特にこれと言った所はない。
そのため、X7でも登場しているがパレットと比べて出番は控えめ(ただ、二人をオペレートしているなど全く無縁ではない)。
アクセル
X7編で登場した原作の3人目の主人公。
登場するまでスピンオフで作者の赤バンブル氏に弄られていた。
本作ではロックマンXでの野比のび太と言える枠に入っており、X7後のハンター試験のでテストの成績が悪くてB級ハンターになっている。
パレットと時たま口喧嘩している。
『X4 新鉄人兵団』編ではドラミと共にコサック博士の基地を捜索中に不思議なボールを見つけ……
pixiv小説版とハーメルン版での違い
ドラ神様のくじ引きの候補
※ハーメルン版での物で、pixiv小説版は直接表記されていない
エックスの独白とドラえもんとの再会時の一人称
冒頭ののび太の時とドラえもんの再会時のエックスの一人称の「俺」が「僕」に変更されている
関連タグ
ロックマンXゼロの幻想入り(同作者による『ロックマンX』と『東方Project』のゼロを主人公としたクロスオーバー小説)
外部リンク
「ドラえもん のび太の転生ロックマンX」/「赤バンブル」のシリーズ [pixiv]
関連イラスト
WARNING!
ここからロックマンX6編以降の重要なキャラの紹介になります。
まだX6編を全部読んでない人は小説を読んでから、読んでいる人は下にスライドしてください。
幾度も世界征服を企んだ悪の天才科学者。
データに意識を残したドクターライトと違い、自身の体をサイボーグに変えて生き続けていた。
そしてX2編ではカウンターハンターのリーダーサーゲスとなってゼロのパーツを取り戻そうと暗躍し、X6編ではアイゾックとしてゲイトを利用しながら活動していた。
偶然エックス世界に再び来たジャイアン達がジャンクマンを化け物と勘違いしてしまいおいて行ってしまったタイムマシンを利用して自身のタイムマシンを制作してドラえもんの世界へと飛ぶ。
その後はアチモフやエックス達との戦闘後、ドラえもんの世界では犯罪を犯してないと言うので指名手配されてないのを利用して準備期間としてダークマン達のお店に居候し、自由気ままに暮らしている。
ゼロの事を最高傑作である親不孝の息子と言いつつアイリスとの結婚を祝福している。
『X3 ブリキの迷宮』編に登場したアイリスのコピー。
詳細は彼女の記事を参照。
ワイリーがロックマンをベースにして制作したスペシャルワイリーナンバーズ。
彼の口車に乗せられて100年間カプセルに封印されていたが『X5』編で強引に破って復活する。
ワイリーと違って自分よりも上と言われたゼロに敵意を向けている。
宿敵のロックマンがいなくなってしまったこともあるが主にエックスやゼロと幾度と戦う。
どこぞの野菜王子に近い感じになりつつある。
フォルテのサポートメカとして作られた狼型ロボット。
フォルテが多くのワイリーロボに避けられている中で唯一彼に付き添っている。
かつてワイリーの世界征服を阻止して来た伝説のロボット『RockMan』と呼ばれた少年にしてエックスの兄。
ロボット狩りから逃れる為にライト博士によりスリープ状態にされ、兄弟と共にどこかに封印されている。
『X5』編で『Rシステム』によりエックスの体を借りてフォルテと対峙し、『X7』編では戦意を無くしかけたエックスを兄として励ます。
『X6』編に登場するナイトメア事件の黒幕。
エイリアの同僚で優秀な研究者であったが解析困難なレプリロイドばかりを作ることから周囲から異端児として扱われ、屈辱を味わいながら世間から目を暗ます。
ゼロのパーツを拾い、そのDNAデータを基にハイマックスやナイトメアウィルスを製作して、暗躍するが全てワイリーの手に平で踊らされていただけに過ぎなかった。
コサック博士が作ったロボットたちでリングマンの兄弟。100年前のロボット狩りで彼と研究所で機能停止していたスカルマン、逃亡中に製作されたツンドラマンを残して全滅している(ダストマンに関しては事故扱いで始末された)。
これがリングマンの大きなトラウマとなる。
ドラえもん、キッドの他、王ドラ、エル・マタドーラ、ドラニコフ、ドラメッド三世、ドラリーニョを含めた7人のネコ型ロボットで構成された不滅の友情を誓うチーム(ドラミも一応メンバー)。
ドラえもんズの宿敵である悪のマッドサイエンティスト。
どういう経緯かX達の世界に入り込み、『X2』編の終盤にて破壊されたブラックゼロを回収して彼のデータを基にベルカナとダイナモを開発する。
また、今まで破壊されたイレギュラー達も復活させて手下にしている。
『X6』編では、ドラパンを利用してドラえもんを除くドラえもんズを捕らえ、親友テレカを用いて世界征服を実行しようとするがワイリーの妨害、エックスたちの加勢によって阻止される。
現在は、ベルカナたちと共に刑務所生活をしている。
『X2』編に登場したゼロのコピー。
原作ゲームではゼロの派生形態として扱われているが本作では別人となっている。
ゼロ本人によって破壊されるがアチモフに回収され、修復される。
オリジナルに対しては複雑な感情を抱いており、自分の存在に葛藤していたがアイゾックと接触したのを機に吹っ切れる。
オリジナル同様にバスターとセイバーで戦うが修理の際に組み込まれたのか武器トレースシステムで特殊武器を使うこともできる。
自身を基に作られたベルカナとダイナモから兄として慕われ、吹っ切れた後は命の恩人であるアチモフのことを「親父」と呼んでいる(対して、生みの親であるワイリーは「ジジイ」または「クソジジイ」)。
『X7』編では一味の臨時リーダーとなり、アチモフの救出の準備を進めている。
元ナイトメアポリスの一人。
『X3』編で「鬼」化したエックスに敗れて死亡したと思われていたがアチモフ一味に拾われ、ダブルギアシステムを組み込まれた上で強化復活する。
初期の頃は、ゲーム版同様クールな性格だったが相棒であるマンダレーラBBが「鬼」化しかけたエックスに破壊されてから徐々に狂気に駆られていく(但し、普段は落ち着いており恩人のアチモフの命令は基本聞くなど発狂しているわけではない)。
元イレギュラーハンターのイレギュラー。
ビートブードの兄で最初の戦いにおいてVAVAに殺害されたがアチモフの手によって復活、その際にダブルギアシステムの移植を行けるなど大幅な改修を受けた。復活させたアチモフに興味を持ったのかビートブードの説得を聞くことなく、彼に付き従っている(しかし、完全に敵対しているわけではなく、応戦するのも命令のため)。
自分を殺した張本人であるVAVAに対しては特に恨み言も言うことなく接している。
ビートブードと再会した際は改めてハンターであるのなら自分でも遠慮なく戦えと叱咤し、兄として弟に厳しくする。
「ロックマン4」のボスキャラでリングマンと同じコサックナンバーズ。
「復活の死神」において機能停止後、コサック研究所跡地で眠りについていたがベルカナに回収され、傍で機能停止していたビートと共に蘇生された。
表上ではアチモフ一味に協力しているが裏ではビートを通じて兄弟であるリングマンに情報を渡すなどして捕らえられていたドラえもんズ救出の手助けをしていた。
事件解決後は、リングマンの推薦もありタイムパトロール隊員になる。
『X7』編でもアクセルの手助けをしたりしている。
かつてロックマンのサポートメカとして活躍した鳥型ロボット。
スカルマンの手でリングを経由してリングマンの元へと送られ、以降はドラえもんたちのサポートを行うようになる。
アチモフがイエローデビルを元に作り上げた存在。
サイズはほぼミニドラと同サイズとの事でほぼ自我がないデビルシリーズにしては珍しく明確な自我があり、オリジナル以上に動き回る。
飽くまでもミニサイズのため、分離攻撃などはできず戦闘力は皆無(但し、光線銃を持たせて撃たせると言った行為は可能)。
ロックマンシリーズのヒロイン的存在。
タイムマシンでドラえもんの世界へ行ったワイリーに対抗するため、ある物を改修しているライト博士の要請でライトットと共に封印を解かれる。
エックスの実質的姉に当たるため、彼からは「ロール姉さん」と呼ばれている。
「自称:ライト博士の一番弟子」を名乗るロボット。ロールちゃんと共に封印を解かれ、ある物の改修を行っていた。
『X7編』ではハンターベースの倉庫の一角を借りて自身の研究所を立ち上げ、エックスの強化アーマーを複製する高い技術力を披露する。
『ロックマン4』に登場するコサック博士の娘。
父の技術を未来に残すために、冷凍カプセルで休眠していたところをエックスたちに回収される。
歳は『ロックマンギガミックス』後と考えられる発言もあることから、恐らく14歳以上と思われる。
休眠から覚めた際に最初にクリスタルマンを見てから他のアルバイター達を見てDr.ワイリーによって世界が支配されてしまったと誤解したがマイマインのカウンセリングで解ける。
重傷のロボットをすぐに修理するなど、高い技術力を持っている。
スカルマンの事に関しては、幼かったと言え心にもないこと言ってしまったことを後悔しており、再会した時に謝罪する。
リングマンが結婚して子供を作ったと聞いた時はロールともども驚いた。
『ロックマン11』に登場するコサックナンバーズ末弟。
原作と違い、ロボット狩りが行われてる中で作り上げられ、コサック博士のタイムマシンで彼に隠してワイリーを殺そうと過去の時代に行こうとしたがドラえもんの世界へと流れつき、再起動の時に記憶を失い、発見したノーズワーキング社が彼のメッセージに従って自社のロボットとして迎え入れられる。
後に記憶を取り戻した彼は怒り、条件を要求した上でアチモフの計画に乗るが、ドラえもん達の説得と真実を告げられたことで動揺、戦意喪失したことでVAVAにより重傷を負うが密かにスカルマンが用意したどこでもドアで病院に急いで運ばれた事で九死に一生を得る。その後、兄であるリングマンと再会し、博士の真意を知り、涙を流す。
後にカリンカとも再会するがリングマンの結婚話で気づかれずに少し涙する。
ノーズワーキング社の現社長。
容姿は『ロックマンDASH』シリーズと同じだが飽くまで別人で原作のようにグスタフに乗ると言ったことはしない(但し、社員としてコブンたちが登場している)。
研究室に籠ると時間にルーズになってしまうとの事。
本作では他のボーン一家がいるかどうかは今の所不明。
『X7』編に登場する「レッドアラート」のリーダー。
こちらでは元レプリフォース出身でカーネルとは互いに認め合う友人だった。
原作ゲーム同様に組織を乗っ取られ、自身も終盤で重傷を負ったがドラえもん達のお陰で助かり、レプリフォースに再び戻る。
別の世界軸から来た原作ゲーム版エックス。
度重なる終わりなき戦いに心が疲弊し、バスターを展開できなくなったことをきっかけに前線から離れていたがレッドアラートの争乱時にダグラスが大事なパーツを入れ忘れた事で転送装置の誤作動で本作の世界へ飛ばされる。
過去の出来事で戦うことを避けていたがミニドラやロールたちとの交流で徐々に姿勢を改めていき、スカルマンの言葉を切っ掛けに本作世界のエックスのデータで再現されたプログラムエックスと戦い、バスターを再び展開できるようになり、再び戦う決意をする。
X7編最後の戦いを終えた後に本作世界のエックスと対面し、お互いに言葉を交わした後に元の世界に戻る。
その際の去り際に本作のエックスにお礼と共に『ロックマンX』の言葉が贈られた。
原作エックスの世界のエイリア。
バスターが使えなくなったことで戦線を離れたエックスに対して、責任を感じたのか亡くなったゲイトの研究データを参考にいち早く自分の体をX8仕様のものへと改修し、前線に出る。
原作エックスの世界のゼロ。
こちらでは原作同様にバスターは使用不可能でDグレイブなどのサブウェポンを使用している。VAVAに煽られ、覚醒になりかけるがクワンガーにワクチンを撃たれて気を失う。
『X4 新鉄人兵団』編に登場。
地球を手に入れる為の基地を作る為の先発隊として来る。
原作と違い、ネロと言う兄がおり、ジュド以外にも親しいロボットたちがいる。
また、レプリロイドが多いエックス達の世界なので普通に紛れ込んでアルバイトして情報収集したりしている。
リルルの応援としてメカトピア本星から送られてきた追加メンバー。
どちらも姿は『ロックマンエグゼ』版でそれ以外は特に繋がりはない。
なお、赤バンブル氏曰く『※当初グランドマンはドリルマンの予定でしたがあまりにもエグゼ3のまんま過ぎるので変更しました(まあ、ほぼ別人のバブルマンと比べたらややこしくなるし)』との事。
※実際、エグゼ3でドリルマンがバブルマンの兄貴分として登場している。