概要
アニメ版ポケットモンスターシリーズの主人公であるサトシと劇中でライバル関係を築いたキャラクター、主に準レギュラーとして不定期に複数回登場し、サトシとポケモンバトルをしたキャラクターが当てはまる。
その中にはゲストキャラとの線引きが曖昧なキャラクターもたまにいる。
サトシのライバル一覧
※太字のライバルは主要のライバルである。
無印
サトシの幼馴染であり、「永遠のライバル」。サトシがゲーム版で言うレッドであることを考えると、グリーンである彼が最もライバルとしてふさわしいトレーナーなのであろう。
初代「サトシをポケモンリーグで負かすために直前に出すトレーナー」。相棒はピカチュウのレオン。セキエイリーグ後も金銀編やサイドストーリーで登場するなど、優遇度は高め。尤もその後の出番がシゲルに劣るが…。
ワカバタウン出身でエレブーズのファン。
ミシロタウン出身のトレーナー。
アドバンスジェネレーション
AG編のライバル。
ホウエンリーグでサトシを撃破したライバル。
ダイヤモンド&パール
DP編のライバルであり、サトシの「最大のライバル」。サトシのポケモンバトルに対する見方を大きく変えたトレーナー。
同時にヒカリのライバルでもある。
眼鏡をかけたトレーナーで、度々誰かをストーキングしてたりする。
タワータイクーン・クロツグの実子。
ベストウイッシュ
BW編のライバル。
ドラゴンマスターを目指すトレーナー。サトシやデントと共にイッシュ地方を旅して回った。
新無印編で再登場し、サトシとハイパークラス昇格を賭けてバトルしている。現在はイッシュ地方のチャンピオン。
大柄でタフなトレーナー。度々他者に名前を間違えられる。
ポケモンチャンピオンを目指しているおっちょこちょいなトレーナー。
レスキュー隊をしている青年。
XY
同シリーズにおける旅仲間でもある。
忍者村出身のポケモントレーナー。サトシのケロマツの練習に付き合い、かげぶんしんの習得に一役買っている。
ハクダンシティ出身のポケモントレーナー。ポケモンサマーキャンプでは、チームゼニガメのリーダーを務める。
カロス地方のジムリーダーで、かくとうタイプのポケモンの使い手。
新無印編で再登場し、ポケモンワールドチャンピオンシップスに出場している。
初の「後輩ライバル」。サトシがXYパーティ内でもリーダーポジションであるサトシを、シリーズでも初めて「追いかけ、追い越そうと」成長していく。ちなみに中の人は先輩の相棒と同じ人である。
特別編「最強メガシンカ」の主人公でもある。XY&Zから本編に合流。
特別編「最強メガシンカ」のアランのライバル。劇場版にて対決。
モデルはゲーム版ポケットモンスター X・Yのエリートトレーナー。
サン&ムーン
ポケモンスクールのクラスメイトで、日頃からバトルの腕を磨きあう最も「身近なライバル」。本来はタケシに相当するポジションでありライバルも担当パターンはカキが唯一。
ライバルかつヒロイン(の一人)の兄という、今までにないパターン。ちなみに上記のカキもグラジオと同じく兄キャラである。
キミにきめた!
劇場版ポケットモンスターシリーズでは今のところ唯一のライバルトレーナーである。
新無印
ガラル地方のジムリーダー。
ワールドチャンピオンシップスでサトシが初めて敗北を味わった相手。現時点で唯一、サトシがWCSで複数回公式戦をしている相手である。
ワールドチャンピオンシップス参加者。エルレイドを連れている。
各シリーズゲストキャラ
アニポケ無印ゲスト
ワカバタウン出身のポケモントレーナー。ライコウ雷の伝説の登場人物(元ネタはあの人)。
サンドをパートナーにしているトレーナー。
カイロスをパートナーにしている兜を被った虫取り少年。韓国でアニポケが輸入された際には、大人の事情で放送すらハブられるという憂き目に遭う。
ポケモンゼミの生徒。今となっては世界観が違いすぎる名前の持ち主。ポケモンバトルはレベル次第で相性をひっくり返せると考えている。
ものまね芸人の女の子。メタモンの能力を生かしたバトルが得意。金銀編で再登場している。
ジョウチャンタウン出身のポケモントレーナー。セキエイリーグ3回戦におけるサトシの対戦相手。
無印編第51話に登場したサイホーン使い。出番が全く無かったが、オレンジ諸島編OPでどういうわけか上記メンバーに紛れて登場する。
ジョウトリーグで登場した少女。
アニポケAGゲスト
ホウエン地方でスイカ畑を営んでいる。ダブルバトルでは負け知らずである。
タケシのランキング3位に入っている、ポケモン世界屈指の美女。実力は決勝戦1回戦まで進出するほど。
ホウエンリーグ3回戦におけるサトシの対戦相手。女性ファンが多い。元ネタは当時マダム層に人気のあったペ・ヨンジュンだと言われている。
裂空の訪問者
オードリーとキャサリンの兄。バトルタワーに参加するためラルースに訪れていた。
サウスシティ出身のポケモントレーナーの少年。上記のショータと名前が似ているが赤の他人である。
シンオウゲスト
ジョウト地方のワカバタウン出身。カズナリと共にシンオウ地方にやって来た。
モデルはポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバーの女主人公。
ジョウト地方のワカバタウン出身。父とコトネと共にシンオウ地方にやって来た。
ダークライを連れている謎のトレーナー。あんまりな手持ちととんでもない強さからネットでは悪名高い。
ディアルガVSパルキアVSダークライ
アラモスタウンの広場でサトシ達にバトルを挑む。エンペルトを連れている。中の人は秋山竜次。
アラモスタウンの広場でサトシ達にバトルを挑む。ドダイトスを連れている。中の人は山本博。
アラモスタウンの広場でサトシ達にバトルを挑む。ゴウカザルを連れている。
イッシュゲスト
ゴチムに振り回されてる少女(新無印の同姓同名の少女とは別の人。)。サトシのズルッグをめぐってバトルした。イッシュリーグ・ヒガキ大会の予備戦に参加している描写もある。
サトシのポカブの元トレーナー。ドン・ジョージの提案で、サトシとダブルバトルを行うことになる。コイツの立場はゲストというかやられ役に近い。
ドンバトルに参加したトレーナー。扱いはほぼモブに近いながらも、イッシュリーグで準優勝するなど恐らく、このシーズンで一番成長したゲスト。ここまで優遇されたモブはアニメ界で見ても異質なレベルである。
カロスゲスト
リーグ出場が叶わなかった悲劇のトレーナー。
カロスリーグにおけるサトシの初戦相手。
アローラゲスト
ポケモンスクールの生徒の一人。イシツブテがプリントされたTシャツを着ている。
新無印ゲスト
ワールドチャンピオンシップス参加者。コガネシティ出身。
ワールドチャンピオンシップス参加者。イワヤマトンネルでサトシとバトルしている。
試合後、鉄骨を折られた相棒のドテッコツにツルハシを託し「俺が新しい鉄骨作ってやる」と約束している。
以上、総勢58名(ライバル26名、ゲスト32名。)。
類似する面
個性豊かなライバル(ゲストも含めて)が沢山いるのだが、一部のライバル及びゲストの間柄及び設定に類似する面が度々見受けられる。
悪役だったが徐々に心境が変化し、内面が成長していく
該当トレーナーはシンジ、クロス。シンジとクロスは序盤でポケモン(ヒコザル、ヒトカゲ。)を理不尽に見限り(どちらの炎御三家も後にサトシに拾われた。)、他者に対して辛辣な態度で接していた。だが、サトシ一行や様々な人々と衝突していくうちに穏やかになり、見限ったポケモンの事が少しずつ気になっていく。終盤でそのポケモン達がパワーアップした時は悔しそうにしてたが後の対応方法は異なり、シンジはシンオウリーグにてパワーアップしたヒコザル及びゴウカザルとのバトルを内心楽しみにしてたのに対し、クロスはヒトカゲ及びリザードンに負けた悔しさから大惨事に繋がる程の問題行動をしでかした(ただし、後で食い止めた。)。その後、サトシ達との別れの際に(この時以前にどちらも改心し、サトシを認めている。)、サトシと再戦を誓って旅立った。シンジとクロス以外にも理不尽にポケモンを見限ったトレーナー(スワマもそのトレーナー達の一人。)はチラホラいるが、彼らはそのポケモンがパワーアップしたのを知った時には自分の犯した罪を正当化しようと返ってこいと手のひら返しもとい要求を行い報復を受け逃げたが反省しなかった。シンジとクロスはそんな彼らとは違ってそのポケモン達がパワーアップしても最後まで手のひら返し及び返ってこいという要求をしなかったりと常識的な面も見受けられたうえ、どちらも中盤又は終盤で改心し、シンジはゴウカザルが自分を倒してしまう程に成長した事を認め賞賛し、クロスは大惨事の際にリザードンに助けられた。ただし、シンジは歪んだ原因が判明してたのに対し、クロスは最後まで歪んだ原因が明かされなかった。それでも、シンジもクロスも初期は歪んではいたがサトシ一行と出会ったのを機に少しずつ互いのバトルスタイルとポケモン達を認めあっていきながら改心及び光落ちし、最後は再戦を誓い旅立った。
アニメオリジナルキャラが多い
多くのライバルがアニメオリジナルキャラに該当(シゲル、ジュンetc…といった原作発のライバルも少なくない。)。考えられる理由としては、「サトシ=全シリーズの原作男性主人公」として主役を続投し、原作女性主人公をライバルではなく、ヒロインとして扱うからなのかもしれない。ただし、サン&ムーンのライバルだけは例外で、ゲスト以外全員原作発のライバルであり、一人もアニオリキャラのライバルが最後まで登場しなかったという意外なパターンを起こした。
御三家ライバル
タイプ別で説明する。また、今のところどの御三家ライバルには2人以上原作発のライバル(又はゲスト)がいる。
炎御三家ライバル
該当トレーナーはヒロシ、モエ、ハヅキ、ヒュウガ、リュウ、シンジ、マキ、ベル、スワマ、アラン、カキ、クロスの計12名(ライバルキャラ7名、ゲストキャラ5名)。説明するとヒロシはリザード、アランとカキはリザードン、モエはマグマラシ、ヒュウガはリザードンとマグマラシ、ハヅキとリュウはバシャーモ、シンジはヒコザル(途中からサトシのポケモンになるため、こちらに属するかちょっと微妙な所である)、マキはゴウカザル、ベルはエンブオー、スワマはエンブオーとポカブ(ポカブだけは途中からサトシのポケモンになる)、クロスはガオガエンとヒトカゲ(ヒトカゲだけは途中からサトシのポケモンになる)。原作発のライバルはベルとカキである。大半のライバル及びゲストのキャラクター像は基本的に親しみやすいのが多いが、一部例外があり、ポケモンの育成又は接し方に関する意見の違いと心の歪みが原因でサトシと対立関係になるが後々改心し仲直りをしたライバル(シンジ、クロス。サトシに限らず見限った炎御三家との仲直りしているうえ、その御三家を認めた。)も出たりすれば、全く改心しないどころか自分の罪を正当化しようとするうえ罰を受けても反省せず復讐を仄めかして逃げたゲスト(スワマ)も出たりする。たまに(ボケの形は異なるが)コミカルを超越した強烈すぎるコメディリリーフのライバル(ベル、カキ。それぞれベルは筋肉フェチ、カキはシスコン。)も登場する。さらにリザードンに関係するトレーナーが多く、ヒュウガとアランは手持ち、カキはライドポケモン、クロスはヒトカゲの頃に見限ったが大惨事の際にヒトカゲ及びリザードンに助けられた(当のリザードンは渋々であったが、クロスが終盤で改心してくれた為リザードンの行為は無駄にならないで済んだ。)。また、ジョウトリーグ・シロガネ大会では、ハヅキのバシャーモとサトシのリザードンが対決。後のカロスリーグ・ミアレ大会では、アランのメガリザードンXとトロバのメガリザードンYが対決している。
水御三家ライバル
該当トレーナーはシゲル、マサムネ、ショウタ、ジュン、カズナリ、ダイ、コテツ、クワトロ、ティエルノ、サンペイの計10名(ライバルキャラ6名、ゲストキャラ4名)で、御三家ライバル枠では最も人数が少なく、女性キャラがいない。説明すると、シゲルとショウタとティエルノはカメックス、カズナリはアリゲイツ、マサムネはラグラージ、ジュンとダイはエンペルト、クワトロはフタチマル、コテツはダイケンキ、サンペイはゲッコウガ。原作発のライバルはシゲルとジュンとティエルノである。ほぼ全員コミカル寄りな一面を見せた事があるため、「水御三家=ネタキャラ」という印象が付きがちで良くも悪くもコミカルなキャラが多く、例としてシゲルは(無印のみだが)かなりの目立ちたがり屋でキザ、ジュンは罰金を要求するトラブルメーカー、コテツは色んな意味でおっちょこちょい…という感じである(一応、中にはサンペイといったシリアス寄りなライバルも登場する。)。さらにポケモンリーグのチャンピオンが未だにいないライバル枠は水御三家ライバルだけである(炎ライバル枠ではアラン、草ライバル枠ではテツヤ、特別ライバル枠ではタクト、該当枠無しのライバルではバージルとアイリスが該当。当のサトシはアローラリーグでチャンピオンになった。)。
草御三家ライバル
該当トレーナーはナナコ、ジュンイチ、ナッチ、テツヤ、シンジ、コトネ、カツミ、シューティー、シトロン、ショータ、ハウ、セイヤの計12名(ライバルキャラ7名、ゲストキャラ5名)。説明するとコトネはチコリータ、ナナコとジュンイチとセイヤはメガニウム、ナッチはジュプトル、テツヤとショータはジュカイン、シンジとカツミはドダイトス、シューティーはジャローダ、シトロンはハリマロン、ハウはジュナイパー。原作発のライバル(+ゲスト)はコトネとシトロンとハウである。キャラクター像を分けると、ナナコとジュンイチとナッチは賑やか、シンジとシューティーはシリアスで冷静、コトネは好奇心旺盛、シトロンとショータは誰にでも礼儀正しく接する、テツヤとハウはフレンドリーで穏やか…という感じである。見て分かるように他のライバル枠と同じく十人十色だが、個人個人のテンションの高低差がかなり大きい炎ライバル枠とかなりクセが強い水ライバル枠に比べれば、時折見せる落ち着いた面と内面における成長が多いバランスが取れたキャラクター像が特徴のライバル枠でもある(草ライバル枠の手持ちのくさポケモンのキャラクター像も穏やか、冷静、クール…と、バランスの取れたポケモンが殆ど。)。容姿etcでも似た所があり、ナナコとコトネはツインテールでジョウト地方生まれ、シューティーとシトロンは金髪で機械類を常時所持しているうえアニメ内でデントと出会っている、ショータとハウは緑髪+褐色肌で特殊な戦法をフル活用することがある。さらに、サトシの草御三家との交流も多く見られ、シンジのドダイトスは重量級ならではの戦法を伝授し、シューティーのジャローダはまだジャノビーだった時にバトル中に子供向けアニメに映したらイカン光景を見せ、ハウのジュナイパーはまだフクスローだった時にサトシのモクローのボサボサを直そうとしたが全く直せなかった。
特別なポケモンを連れているライバル
該当トレーナーはタクト、グラジオの計2名。説明するとタクトはダークライとラティオス、グラジオはシルヴァディ。原作発のライバルはグラジオ。特に共通点はないが、強いて言えばタクトもグラジオもダークな感じの見た目といった感じだろう。