ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:もや
編集内容:特防の増減の値が間違っていたのを修正

基礎データ

全国図鑑No.0982
パルデア図鑑No.189
ぶんるいつちへびポケモン
タイプノーマル
たかさ3.6m / 4.5m
おもさ39.2kg / 47.4kg
とくせいてんのめぐみ/にげあし/びびり隠れ特性

各言語版での名称

ドイツ語Dummimisel
英語Dudunsparce
スペイン語Dudunsparce
フランス語Deusolourdo
イタリア語Dudunsparce
韓国語노고고치
中国語簡体字土龙节节
中国語繁体字土龍節節

進化

ノコッチノココッチ(「ハイパードリル」を覚えてレベルアップ)

概要

ポケモンSV』にて初登場したポケモン。23年の時を超えて登場したノコッチの進化形

一見今までのノコッチと変わらない様に見えるが、羽付きの丸い胴体が増え、串団子のようでいて蛇らしくもある細長い体型に変化した。一番先の腹部にはヘビがとぐろを巻いたような模様が刻まれている。

その他、顎のトゲは2本から3本になり、体色も若干明るくなった。

名前もノコッチの「コ」を重ねただけのネーミングで、この特徴は海外での名称でも見られる。

その他、ドリルの先端に青い小さなドリルが付いたり、糸目も二重線の細目になっていたり、鳴き声も進化前のものが重なった音階であるなど、ノコッチを"重ねた"という趣が随所に現れている。

自慢の掘削能力も向上しており、尻尾で岩盤を掘り起こし巣を作るのだが、その深さは約10kmにも及ぶ。

そして万が一巣に敵が侵入した場合、細長いにいっぱいの空気を吸い込み、強力なばくおんぱを放って追い出しにかかる(ゲーム中でも、攻撃時に体節を風船のように膨らませる様子が確認可能)。

一方、悪気無く巣に迷い込んでしまった相手にはむしろ親切であり、背中に乗せてわざわざ入り口まで運んであげるという、基本はノコッチ時代と変わらぬ温厚な性質の持ち主。

実は「ふたふしフォルム」と「みつふしフォルム」の2種類が存在しており、進化する際にランダムでどちらかになる。その名の通り、羽付きの丸い胴体が2つある(ノコッチから1個増えてる)のがふたふしフォルム、3つあるのがみつふしフォルム。よく見ると、背中の縞模様の本数もふしの数と対応している。

どちらの姿でも性能上の差異は一切ないが、みつふしに進化する確率は、金銀当時におけるノコッチの出現率並みに低いパルデアではよく見かけるポケモンとなったノコッチだが、こんな形で激レア要素を復活させてくるとは…。

どうやら増える節の数は、その個体が持つ遺伝子で決まるという事が、最近の研究で判明した模様。

ゲームでの特徴

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ノココッチ12510080857555520
ノコッチ1007070656545415
しんかのきせきノコッチ100701316512345534
増減+25+30+10+20+10+10+105

ノコッチ時代の特徴をほぼ残しつつ全ての種族値が上昇。特に攻撃は防御を上回った。

結果ノコッチの欠点だった数値の低さが改善されたので安定感が増し、自慢のまひるみ戦法もよりやり易くなっている。ノーマルタイプ特有の広い技範囲を活かせるようになったのもポイント。ただし、中途半端に素早さが上がったことで「トリックルーム」適正だけは落ちている点に注意。

変化技は伝家の宝刀「へびにらみ」だけでなく「あくび」「とぐろをまく」「ステルスロック」「はねやすめ」といった有用な技を数多く取り揃え、ノコッチがひっそりと蓄えていた起点作り役としてのポテンシャルの高さを発揮しつつある。ただ起点作り型として考えると、サーフゴーキョジオーンに何もできないのがマイナス点。「テラバースト」などそれらに対する有効打を用意しておくのが1つの手。

進化にも必要な新専用技「ハイパードリル」は、威力・命中共に優良なノーマル技で、「まもる」や「みきり」を貫通できる効果もある。攻撃が地味に高く、サブウェポン物理レパートリーも豊富なので堅実にダメージを稼ぐことができる。

特攻は攻撃と比べれば控えめだが、設定通り「ばくおんぱ」を習得しており、特攻特化ばくおんぱが攻撃特化すてみタックルの火力指数を上回るため特殊型でも充分な火力を誇る。

天の恵みを生かしやすい特殊サブウェポンも数多く習得するため、高いHPで場持ちがいい=追加効果も発生させ易い特殊型でも相手には大きなプレッシャーをかけることができる。

そもそも「てんのめぐみ」持ちの「ばくおんぱ」アタッカーという時点でオンリーワンの性能を持つと言え、「しねんのずつき」「エアスラッシュ」の両方を習得するため、まひるみ戦法は物理、特殊どちらでも可能と隙がない。

また、「とぐろをまく」と「めいそう」の両方を覚えることから物理特殊どちらの積みアタッカーにもなれる。「はねやすめ」を覚えるので回復もお手の物。そしてこれらが思わぬところで重宝されることになった。

なお、相変わらず対戦では役に立たない「にげあし」だが、SVのシナリオ中では場合によっては自軍より遥かにレベルの高い野生ポケモンと出会すことも多いため、探索中の先頭ポケモンとして最適だったりする。

フォルム違いについて

同じ個体ではリセマラしても無意味な上、タマゴ孵化でも遺伝しないため、実際に進化させなければ判別は不可能。ただし両親が「ハイパードリル」を覚えたノコッチ同士でタマゴを作れば、Lv2ですぐ進化可能なノコッチは出来る。

上述のとおり性能に違いはなく、体重こそ異なるが「くさむすび」「けたぐり」の被ダメージ等も変わらない程度なので、希少性と見た目の好み以外にこだわる理由は無い。

使用トレーナー

※アオキ・シンペイの個体は「ふたふしフォルム」、ネモの個体は「みつふしフォルム」。

余談

ノコッチはこれまでも様々な進化先が予想されており、ドラゴンやじめんタイプの追加・変化など様々な進化先が考えられていたが、結果的にはノーマル単タイプになった。

実用性はさておき、みつふしフォルムでドラゴンテラスタルを使えば、中々の貫禄を醸し出す。

上述通りみつふしフォルムへの進化確率は非常に低いが、有志の間では1/25の4%と、1/100の1%で意見が割れており、検証自体が難しい事も拍車をかけている。

なんと色違いの方がマシだったという報告もしばしば。

これまでポケモンの「○○フォルム」は基本的にフォルムチェンジに関わる形態を指す用語だったが、ノココッチは初めてフォルムチェンジに関係ない(任意で姿を変えることが不可能な)「○○フォルム」を持つポケモンとなった。

「コが増えただけの名前」「個体次第で体長が変わる」という設定から、Pixivでは「コ」が増えすぎたノココッチのイラストもネタで投稿されている。ある意味ギギギアルの再来

また、みつふしを別名「ノコココッチ」と呼ぶ人もいるとかいないとか。

関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモンSV

ポケモン一覧 ノーマルタイプ  ノコッチ

0981.リキキリン0982.ノココッチ→0983.ドドゲザン

第9世代追加進化

No.ポケモンNo.ポケモン
0057オコリザル0979コノヨザル
0194パルデアウパー0980ドオー
0203キリンリキ0981リキキリン
0206ノコッチ0982ノココッチ
0625キリキザン0983ドドゲザン

同ノーマル単体

コラッタ/ラッタ ニャース(キョダイマックスニャース)/ペルシアン ベロリンガ/ベロベルト ピンプク/ラッキー/ハピナス ガルーラ/メガガルーラ ケンタロス メタモン イーブイ/キョダイマックスイーブイ ポリゴン/ポリゴン2/ポリゴンZ ゴンベ/カビゴン(キョダイマックスカビゴン)
オタチ/オオタチ エイパム/エテボース ヒメグマ/リングマ オドシシ ドーブル ミルタンク
ジグザグマ/マッスグマ ナマケロ/ヤルキモノ/ケッキング ゴニョニョ/ドゴーム/バクオング エネコ/エネコロロ パッチール ザングース ポワルン カクレオン
ビッパ ミミロル/ミミロップ ニャルマー/ブニャット レジギガス アルセウス
ミネズミ/ミルホッグ ヨーテリー/ハーデリア/ムーランド タブンネ チラーミィ/チラチーノ バッフロン
ホルビー トリミアン
ヤングース/デカグース タイプ:ヌル/シルヴァディ ネッコアラ
ホシガリス/ヨクバリス ウールー/バイウールー
グルトン/パフュートン ワッカネズミ/イッカネズミ

その他

関連記事

親記事

編集者:もや
編集内容:特防の増減の値が間違っていたのを修正