ダンバル
だんばる
ダンバルとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
基礎データ
全国図鑑 | No.0374 | |
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ホウエン図鑑(RSE) | No.190 | |
イッシュ図鑑(BW2) | No.262 | |
ホウエン図鑑(ORAS) | No.199 | |
アローラ図鑑(SM) | No.214 | |
ウラウラ図鑑(SM) | No.086 | |
アローラ図鑑(USUM) | No.278 | |
ウラウラ図鑑(USUM) | No.099 | |
カンムリ雪原図鑑 | No.129 | |
ブルーベリー図鑑 | No.137 | |
ローマ字表記 | Dumbber | |
ぶんるい | てっきゅうポケモン | |
タイプ | はがね / エスパー | |
たかさ | 0.6m | |
おもさ | 95.2kg | |
せいべつ | 不明 | |
特性 | クリアボディ:相手に能力を下げられない | |
隠れ特性 | ライトメタル:体重が半分になる。 | |
タマゴグループ | こうぶつ |
他言語版の名称
英語 | Beldum |
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スペイン語 | 〃 |
イタリア語 | 〃 |
ドイツ語 | Tanhel |
フランス語 | Terhal |
韓国語 | 메탕 |
中国語 | 鐵啞鈴 |
概要
第3世代『ルビー・サファイア』から登場している、宙に浮かぶ青い鉄アレイのようなポケモン。
赤い一つ眼がある球体の頭部と、底部に三本の爪が生えた脚のような胴体という、機械の1パーツを思わせる姿をした生命体。山岳地帯や洞窟に生息する。
細胞すべてが磁石になっており、体内でも血液の代わりに強力な磁力が巡っている。宙に浮かんでいるのも、体から出ている磁力と地球の地磁気を反発させているからである。
彼らにとっての脳波でもある磁力の波長で仲間と意思疎通を行い、群れになったダンバルは、まるで一匹のポケモンのように一糸乱れぬ動きが可能。
この生態は進化にも反映されており、2匹(メタング)→4匹(メタグロス)→8匹(メガメタグロス)と、倍々の個体が結合・融合を行なっていくという独特の成長を遂げる。
お尻にある爪は磁力で引き寄せた相手を引き裂く際に用いており、眠る時にもその爪を崖に食い込ませてから休む習性を持っている。
主な主食も磁鉄鉱の類らしく、調子が悪いときに磁石をあげると喜ぶようだ。
戦いでは一気に急加速して、鋼鉄のボディをぶつけるとっしん攻撃をお見舞いする。怒らせるとそうして暴れるだけでなく、より強い磁力を放って周りの電子機器を壊してしまう為、小さいからと侮らない方がいいだろう。
名前の由来はダンベルだと思われる。
ゲームでの特徴
- 一般ポケモンなのに捕獲率がむっちゃくちゃ低い事でも有名。その捕獲率は驚きの3。早い話が伝説ポケモンと同等の最も低い捕獲率である。(参考までにミニリュウは45である)そのうえ技が「とっしん」であるため自ら体力を削り自滅してしまうことが多々ある。技の都合上ゴーストタイプになす術がないため、さいみんじゅつで眠らせれば捕獲を狙いやすくなる。
ファイアレッド・リーフグリーン
- 出現しない。
ハートゴールド・ソウルシルバー
…と、条件を満たすとダイゴからダンバルを交換してもらえる。ちなみにこのときこちらが交換に出すのはフォレトスなのだが、このときフォレトスのなつき度が最大だとはがねタイプについて熱く語る姿が見られる。毎日ぎゅーっとダンバルを抱きしめるらしい。
SM・USUM
- ウラウラ島のホクラニ岳に生息。
- あの捕獲率であるため、ダンバルはヘビーボールに入らない。ヘビーボールは対象が軽いと捕獲率にマイナス20の補正がかかるのだが、サン・ムーンでは0以下の値があろうことか0として扱うことになっている(らしい)。元が3しかないダンバルの捕獲率に20を引くとマイナスになってしまうので、計算式が途中で0になって捕獲不可能になってしまう。
- 『USUM』では「つかまえポン」を使うことでヘビーボールに収まるようになったようだが、それでも超低確率であることに変わりはない。
ソード・シールド
- 同作のマックスレイドバトルは自力で受注した通常レイドであればどんなポケモン、どんなボールでも100%捕獲成功する仕様のため、現在ではヘビーボール入りのダンバル系統はそう珍しくない存在になっている。ただし、これはあくまでマックスレイドバトルを利用できればの話であり、通常の野生個体をヘビーボールで捕獲しようとなると依然としてとんでもない難易度であることに変わりはない。もっとも進化後が普通に野生で出現するので、そちらにヘビーボールを投げた方が手っ取り早い。
- 参考までにダンバルの体重(95.2kg)をヘビーボールでの補正値を参照した捕獲率は+1、メタングの体重(202.5kg)を補正値を参照した捕獲率は+3、メタグロスの体重(550.0kg)を補正値にした捕獲率は+43であり、メタグロスのほうがダンバルより43倍も捕獲しやすい計算になる。
LEGENDSアルセウス
- 未登場。
スカーレット・バイオレット
- 捕獲事情についてはおよそ剣盾と同じ。テラレイドバトルは受注が自分でなくても捕獲できるので、ヘビーボール入りのダンバル系統の敷居はさらに下がった。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
40 | 55 | 80 | 35 | 60 | 30 | 300 |
- 所謂600族の内の一体に進化するポケモンであり、ミニリュウやヨーギラスなどと同様な大器晩成型で、最終進化形態が非常に強い半面、そこに至る迄の道のりは非常に険しい。しかも、前者2種と異なり「とっしん」しか自力では覚えないため育成には非常に苦労することになる。
番外作品
『ポケモンGO』
- それだけならまだしも、駅前や工場などの都市部に出現する傾向にあり、住宅地や河原付近などには殆ど姿を見せない。そのため田舎ではまず見かけない。天候を利用してもよいが出現率が上がる天候が強風と雪のため中々発生しない。
- 10kmタマゴから頑張って孵すのが一番早いだろうか。また、現在では不定期でダンバル系統がレイドボスに選ばれているため、それを利用するのも手。また、GOロケット団の実装後は、リーダーであるシエラやアルロの先鋒を務めたこともあり、勝利すればゲットチャレンジで捕獲することが可能。シャドウポケモンはレイドボスとは異なり手に入る個体の強さはピンキリであるため、必ずしも強い個体と巡り合えるとは限らないものの、リーダーを撃破できる自信があるのならばぜひ狙っておきたいところ。尚、ダンバル自体は「とっしん」と「わるあがき」しか習得できないため、戦力にするなら早急に進化させることをおすすめする。この性質上、GBLのリトルカップ(進化するポケモンのうち、第一形態にあたるポケモンのみが参加可能なルール)ではコイキング等と並んで最弱候補である。
- ちなみに、2018年8月末~9月初頭に行われた『Pokémon GO Safari Zone in YOKOSUKA』(通称『横須賀GO』)において、所定の公園内にダンバルが大量発生し、一定数ゲットすることでリワードとしてメタグロスが手に入る特別なフィールドリサーチも登場した。それだけでなく全国的にもダンバルの出現率が上がったのだが、イベント対象区域内に比べると雲泥の差で、恩恵を受けられた人は少なかった(それでも普段よりはだいぶ出現していたようだが)。