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仮面ライダーレンゲルの編集履歴

2024-02-13 05:20:12 バージョン

仮面ライダーレンゲル

かめんらいだーれんげる

『仮面ライダー剣』に登場する仮面ライダーの1人。

「変身!」

『Open Up』


睦月「誰でも、運命と戦うことはできるはずです…!! 違いますか!?」


CV:北条隆博

スーツアクター:岡元次郎


変身者

上城睦月


概要

仮面ライダー剣』に登場する仮面ライダーの一人。

伊坂ピーコックアンデッド)がバトルファイトで勝ち残るため、自らの能力であるマインドコントロールによって烏丸啓を初めとする元BOARD研究者を利用し製作させたライダーシステム。属性は

後述する「リモート」の効果で、封印されたアンデッドを解放し、使役して敵を襲わせる戦法を得意とする。伊坂が封印された後も、カードと化したスパイダーアンデッドが変身者の精神に働きかける事で、人間を襲わせたりアンデッドを解放させたりしていた。


変身者

メイン変身者は高校生上城睦月

睦月は仮面ライダーシリーズでは初の現役高校生が変身する仮面ライダーでもある。

なお、本作以降においては、『仮面ライダーディケイド』の尾上タクミや『仮面ライダーフォーゼ』の如月弦太朗などが登場している。



睦月の他に元BOARD職員・桐生豪が変身した事がある。

この2人は封印されたスパイダーアンデッド自身が、自分に適合できる人間として選定した人物である。


また、事故ではあったが剣崎一真も一瞬だけレンゲルに変身しかけた事がある。それもベルトを装着しない状態で、虎太郎が落としたベルトから出たスピリチアエレメントに触れる形で変身したものの、剣崎はレンゲルの力に適合できずに、即座に変身が解除されている(ファンの間では剣崎の融合係数が高すぎて逆に呑み込まれると判断したスパイダーアンデッドが変身を拒否したという説が語られている)。


外見

ボディスーツは、アーマーは金色複眼を基調とする。頭部が蜘蛛クローバーを模している。

ブレイドギャレンとは異なり、スーツは「レンゲルアーマー」ではなく「レンゲルクロス」と呼ばれる。


スペック

身長205cm
体重111kg
パンチ力300AP(3.0t)
キック力490AP(4.9t)
ジャンプ力ひと跳び30m
走力100mを5秒

ライダーシステムの中でも1番の新型というだけあって、格の違いを示すように全身がジャックフォームを思わせる金色の装甲で覆われているが、あくまでジャックフォームを覆う装甲の構成材質は180tまでの衝撃に耐える「ディアマンテゴールド」である。レンゲルの体を覆う装甲の材質は「オリハルコンエメラルド」という全く異なる金属であり、どの程度の衝撃に耐えるかまでは公式設定の記載がない。少なくとも「エメラルドシェル」と「ブレッシングシールド」(顔と胸部の装甲)には不可視のシールドで防護されている設定はある為、人智を超えた防御力を有している事は確かである。装甲自体はジャックフォームとは別物という事からジャックフォームがS.I.C.で製作されても何の矛盾もない。


視力は透視機能を持つ「ジェネラルスコープ」の働きにより1000倍ズームが可能となっていて、聴力に目を向ければ「ソナーピボット」の機能で10km先の針が落ちる音を聞き分けることが出来る。これは実にブレイドの2倍であり、聴力に至ってはキングフォームと同程度…すごい。


クローバーを模した3つの丸い部分は「カイザーストーン」と呼ばれ、変身者の闘争心を刺激する機能がある。これだけでも十分にやばい能力なのだが、単眼部分の「スパイダー・スピリチア」により、スパイダーアンデッドの邪悪な意思を装着者に注入する機能がある為、並の人間は簡単にスパイダーアンデッドに支配されてしまうだろう。加えて、腕部分のリング状パーツ「スピリチアリグレット」には怒りや憎しみなどで攻撃力を高める機能がある為、元は普通の高校生だった睦月(トラウマ持ち)が呑み込まれてしまうのも無理からぬ話である。


ツール

レンゲルバックル

「チェンジスパイダー」のカードをセットしベルトが出現・装着、「変身」と言いバックルを開き「OPEN UP」の音声で光のゲート・スピリチアエレメントが出現。ゲートが後退・装着者を通過し、レンゲルクロスが装着され変身が完了する。ベルトの変形の仕方がブレイドやギャレンと異なっており、この形は劇場版に登場するグレイブラルクランスらへと引き継がれている。

スパイダーアンデッドが完全封印されていなかった際には事実上の彼の身体として機能しており、剣崎らの手で保管されていたのにもかかわらず、明らかに瞬間移動したとしか思えない能力で適合者の元に現れている。


ちなみに劇場版では再封印の影響からなのか、変身に使用するチェンジスパイダーのデザインは旧来のままとなっているが、特にスパイダーアンデッドに呑まれる事なく睦月は制御できている。


醒杖レンゲルラウザー

先端がクローバーを模した、伸縮自在の槍型のラウザー。カードは石突部分でラウズする。ブレイラウザーギャレンラウザーのようなカードを格納する部位(オープントレイ)は無く、カリス同様にカードはベルトに付属している専用のボックスへ収納している。


ラウズカード

アンデッドが封印されたカード。ここではレンゲルが扱うスート・クラブを扱う。カード内のアンデッドは、レンゲルに解放され使役される事もある。


カテゴリーカード名称アンデッド名称備考入手回
♣︎Aチェンジスパイダースパイダーアンデッドレンゲルへの変身に用いる。スパイダーを完全に封印した事でデザインが変化した。初期所持
♣︎2スタッブビービーアンデッド(未登場)ラウザーの突きを強化(未使用)。初期所持
♣︎3スクリューモールモールアンデッドコークスクリューの強化。第23話
♣︎4ラッシュライノセラスライノセラスアンデッド(未登場)ラウザーを掲げての突撃を強化。初期所持
♣︎5バイトコブラコブラアンデッド(未登場)跳び挟み蹴りを発動。初期所持
♣︎6ブリザードポーラーポーラーベアアンデッド(未登場)冷気を発生させ、操る。初期所持
♣︎7ゲルジェリーフィッシュジェリーフィッシュアンデッド身体を液状化させ攻撃を受け流す(未使用)。第35話
♣︎8ポイズンスコーピオンスコーピオンアンデッド(ティターンの一部として登場)毒を生成。第44話
♣︎9スモッグスキッドスキッドアンデッド煙幕を放出。初期所持
♣︎10リモートテイピアテイピアアンデッド(未登場)テイピア以外の封印されたアンデッドを解放して操る。バトルファイトの勝者が決まると使用不可になる。当然、自分には効果が適用されない。初期所持
♣︎Jフュージョンエレファントエレファントアンデッド劇中ではテイピアリモートにより召喚されライダー達の仲間として戦った。第45話
♣︎Qアブソーブタイガータイガーアンデッド劇中ではタランチュラアンデッドの力を発揮させた。第42話
♣︎Kエボリューションタランチュラタランチュラアンデッドスパイダーアンデッドを抑えるため、わざと封印されたが、アブソーブタイガー無しではまだ効果を発するには至らなかった。第28話

他のライダーから借りたカード

カテゴリーカード名称アンデッド名称備考
4フロートドラゴンフライドラゴンフライアンデッド劇場版で使用。宙に浮遊する。元はカリスのカードである。

フォームチェンジ

ジャックフォーム

アブゾーバーにカテゴリーQカテゴリーJ(ジャック)を使って変身する像のような意匠の形態。

TVシリーズでは未登場であったが、雑誌『ホビージャパン」にて連載された「S.I.C HERO SAGA」の一編「SPECIAL EDITION -FOUR CARDS-」で登場。誌上において作例と設定が公開された。


キングフォーム

アブゾーバーにカテゴリーQカテゴリーK(キング)を使って変身する。レンゲルの究極フォーム

TVシリーズでもアブゾーバーと2枚のラウズカードで変身を試みたが失敗。ただし睦月がスパイバーアンデッドの支配から解放されるキッカケとなり、人間の状態ながらタランチュラアンデッドと半融合したような力を見せ、ブレイドから受け取った重醒剣キングラウザーの力もあり、スパイダーアンデッドの完全な封印に成功した。

その後は長らく役者陣やファンの間の中で話題に上がるのみであったが、2024年2月10日に開催された『仮面ライダー剣 20th Anniversary STAGE&TALK 兵庫公演』のステージにて遂に登場。スーツも製作された。



必殺技

カードを複数使用する物について扱う。

カテゴリー技名称備考
♣︎3+♣︎4スクリューラッシュ高速回転するレンゲルラウザーで敵を穿つ。劇中で名前は出てこないが、ライダー図鑑ではコンボとして扱われている。
♣︎3+♣︎6ブリザードゲイル渦巻く冷気を手から放射する。ゲーム版では、冷気を纏ったコークスクリューを繰り出す
♣︎5+♣︎6ブリザードクラッシュジャンプして冷気を発し敵を凍らせ、挟み蹴りで砕く。
♣︎4+♣︎6+♣︎8ブリザードベノム冷気を纏ったラウザーで敵を突いて凍らせ、更に猛毒を流し込む。
❤︎4+❤︎5+❤︎6スピニングダンスカリスの技と同じだが、玩具的な問題か、技名はラウザーの音声ではなくレンゲルによる自己申告である。

専用バイクグリンクローバー

伊坂がレンゲル製作と同時に烏丸達に作らせた専用バイク。作中で最も高い性能を持つライダーマシン。ブレイドやギャレンのバイク同様、直接操縦せずともレンゲルの意志を受けて無人走行できる機能(この機能を劇中で描かれたライダーマシンは、グリンクローバーのみ)の他、生体ミサイルを装備(映像では描かれなかったが、児童雑誌『てれびくん』連載の漫画版にて使用)。どことなくクローバーキングのオートクローバーに似ている。


テーマ曲

Fracas

VideoHelperのライブラリー音源。流用曲であるため、『剣』関連のCDには収録されていない。

登場して間もない時期のスパイダーアンデッドに支配されていたシーンで多用された。


勇壮たるレンゲル

オリジナル曲でのレンゲルのメインテーマ。


脅威

「勇壮たるレンゲル」のメロディなし。後半、スパイダーアンデッドに支配されていたシーンではこちらが多用された。


仮面ライダーディケイド

本編

原典と同様、2人の変身者が登場した。

1人目:「ブレイドの世界」の住人で大企業BOARD社員の黒葉ムツキが変身する。原作と異なりブレイド・ギャレンと同じBOARDが作製し保有するライダーシステムとなっている。剣立カズマ菱形サクヤの後輩だが、社内の地位が2人より上がった事で、2人に尊大な態度をとるようになる。

2人目:「ライダー大戦の世界」で登場。変身前は未登場だったが一緒に登場したカズマが「レンゲル」と呼んでいるので、ムツキとは別人である事がわかる。


『ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ』

File15『どれだ! 岡元次郎 必殺ダイエット!!』にて岡元次郎がスーツを着ているライダーを当てるクイズの選択肢として登場。

正解はBLACKであり、レンゲルはダミーとして

富永研司が担当していた。


スーパーヒーロー大戦GP

歴史改変された世界でショッカーライダーの一員として登場。ショッカーの幹部として新たなアンデッドの開発に勤しんでおり、同じくショッカーライダーとなっていたカリスと共に敵として立ち塞がった。レジスタンスライダーとの対決では、カリスと共に仮面ライダーマッハと対決するが、終始翻弄され、敗北することとなった。

後に洗脳が解けたのか、ショッカーライダー達に囲まれ窮地に陥っていたゼロノスを救っている。


シティウォーズ

2021年1月のアップデートでついに参戦。シティウォーズのプレイヤーでもある北条隆博の新規アフレコも実施。A-RUSH発動時には「ウェーイ!!!」と叫ぶなど遊び心溢れるボイスになっている。

通常攻撃はレンゲルラウザーを使った攻撃で、通常形態の全ライダートップクラスのリーチと速さを併せ持つ。必殺技は「ブリザードベノム」。


余談

強化フォームがなかったため、スーツの配色に金色が使われたジャックフォームに似たカラーリングになっている。そのおかげで比較的容易にデザインが決まったが、演出面で問題が出ている

一応S.I.C.の作例でジャックフォームが立体化され、後に発売された。


関連タグ

仮面ライダー剣

上城睦月 桐生豪 黒葉ムツキ レンゲル (0H0) ハブラレンゲル

カテゴリーA スパイダーアンデッド ラウズカード レンゲルラウザー

サブライダー 学生ライダー おっさんライダー

グリーンヒーロー

クラブ 蜘蛛

仮面ライダー一覧


関連・類似キャラクター


4号ライダー

王蛇レンゲル斬鬼


○号ライダー

カリス(3号) → レンゲル(4号)


外部リンク

仮面ライダーレンゲル | 仮面ライダー図鑑 | 東映

仮面ライダーレンゲル(DCD) | 仮面ライダー図鑑 | 東映

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