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名字の編集履歴

2024/06/21 08:22:52 版

編集者:戦場の新人

編集内容:記事追記。

概要

他国のファミリーネームに相当し、主に日本人の家の名として使われる。苗字とも書く。日本の名字はアジア圏で最も種類が多く、十数万~三十万種あると言われている。

中国韓国や前近代の日本のとは本来は別のもの(人名の項目を参照)だが、しばしば混同されている。

日本では、明治時代より前、庶民は名字を持たないと誤解されることもあるが、あくまで公的に名乗ることが出来なかった(公文書に記載されなかった)だけで、大半の者は普段の生活で名字を使っていた。寺の記録や個人の手紙など、私的な文書では、農民や町人であっても、きっちりと名字が残っている場合が多い。

ただし、江戸時代の農民同士の金の貸借証文で相手の名前の後に「御名(苗)字失念」と書かれているものの見付かっており、実の所は「江戸時代は農民・町人でも現代の名字に相当するものを持っている場合も有ったが、それが親しい知人も含めた他者に知られていたかなどはケース・バイ・ケース」が実状に近いと言える。

更には、現代の名字に相当するものは、武家と公家では発祥・起源が違い、当然ながら武家と公家では「現代の名字に相当するものを何と呼んでいたか?」も違っていた、というややこしい事態となっている。

実は1801年(享和元年)の「苗字帯刀の禁令」まで、庶民が名字を名乗ることを禁止した明文化した法は無く、それまでは、あくまで慣習として庶民は名字を名乗らなかっただけである。しかも、この69年後の1870年(明治3年)には「平民苗字許可令」が施行され、「平民も公的に名字を名乗る」ことが許可された。つまり、日本で法的に庶民が公の場で苗字を名乗れなかったのは、69年間だけだったりする。

この「平民苗字許可令」はあまり徹底されなかったため、改めて明治8年に「平民苗字必称令」が施行された。この法令では、基本的に「先祖伝来の苗字を名乗る」ように指定している。新たに苗字を作る事は「先祖伝来の苗字がわからない場合」と、あくまで例外扱いとなっており、庶民でも普通は先祖から名字を受け継いでいた事を物語っている。

pixiv百科事典に記事がある名字(日本

以下のリストに実在する名字を50音順で記載。

下の一覧にない名字がありましたら追加して下さい。

※読み方が複数ある名字(例:東(あずま、ひがし等)、金城(かねしろ、きんじょう等))は、いずれかの読み一つにだけ記載してください。

※名前以外の意味を持つものについては「人名・キャラ名に関連した誘導・分岐記事」への追加もお願いします。

あ行

ああ相生相川愛川哀川逢坂相沢相田愛知愛野相葉
相原青木青島青田青野青葉青峰青森青柳
青山
あか赤井赤神赤木赤城赤座赤坂赤崎赤沢明石赤司
安形赤西赤根赤羽赤羽根赤星赤松秋田秋月秋野
秋丸秋本秋元秋山秋吉芥川阿久津阿久根明智
あさ浅井浅尾浅川朝霧朝倉浅倉麻倉浅田朝田浅野
旭川朝比奈朝日奈浅見麻宮芦田芦原芦屋安心院飛鳥
安住麻生
あた愛宕足立安達安土吾妻我妻渥美跡部
あな阿南姉崎
あは我孫子安部安倍阿部阿倍
あま天池尼崎天ヶ瀬天川天草天野天羽天見天海天宮
天谷網島安室雨宮
あや綾瀬綾野綾小路綾部鮎川
あら荒井新井新垣荒川荒木阿良々木有賀有沢有澤
有栖川有田有野有馬有村有吉
あわ阿波安西安斎安城安藤安堂安野庵野
いあ井伊飯島飯田飯塚飯豊飯野伊織
いか伊賀猪狩五十嵐生島池内池上池田池袋
生駒
いさ石和石川石切石田石橋石原石山伊集院五十鈴
和泉出雲出雲崎石動伊勢磯貝磯野磯辺
いた板垣板倉市川一条一宮一ノ瀬一之瀬市原一文字一色
伊藤伊東
いな因幡犬飼犬養井上井ノ上
いは茨木伊吹
いま今井今宮今村井守
いら伊良部入江
いわ岩井岩鬼磐城岩崎岩沢岩田岩手石見岩本
うあ上川上杉上田上野上原上村上本魚住
うか鵜飼宇喜多
うさ宇崎宇佐美宇佐見氏家牛尾牛丸
うた内田内村内山卯月宇都宮内海
うな宇野
うま梅田
うら卜部浦和瓜生漆原
うわ上部海野
えか江頭栄口
えさ江坂
えた越後越後屋越前江藤衛藤江戸川
えな榎本
えは江原恵比寿海老原
えわ遠藤円堂
おあ皇子黄前近江大井大泉大内大木大久保大阪
大崎大島大田太田大田原大竹大谷大津大槻大鳥
大西大沼大野大場大橋大原大室大森
大山大和田
おか岡崎小笠原岡田緒方岡野岡林岡部尾上岡村岡本
岡山小川小木沖田小木曽荻野奥村奥山小倉
小此木
おさ尾崎小沢忍足忍成忍野
おた織田落合乙骨音無乙宗
おな鬼塚小野小野塚小野寺小野田
おは小畑小渕
おら折本
おわ小和田

か行

かあ甲斐海堂海原
かか加賀火神香川柿崎角田影野影山加古加護
かさ笠原風間風祭風見風水柏木春日春日野上総
かた片岡片桐片瀬香月葛城加藤香取
かな金色神奈川鹿目金森金木金田金丸金本鹿野
狩野
かま鎌田蒲田竈門神尾神里上条上條神野神谷
亀井亀田
から唐沢烏丸狩谷軽井沢
かわ川井河合川口川島川田河田川内河内河野
川原河原川村河本神崎神田神原神戸甘露寺
きあ紀伊
きか樹木菊地菊池菊丸
きさ木崎如月木更津岸田岸谷岸辺岸部岸本来生
黄瀬木曾木曽
きた喜多木田北海北大路北岡北川喜多川北崎北沢
北島北野北原北見喜多見北村喜多村北山橘田木戸
城戸鬼頭
きな木梨衣笠鬼怒川木野木下
きは木場木原木林吉備津
きま君島木村
きや京極京橋京本木吉清原
きら吉良桐崎霧崎桐島霧島桐野霧野桐山桐生霧生
鬼龍院記録
きわ金城
くか久我釘崎釘宮久々知
くさ草加日下日下部草津草薙草野九条久住九頭龍
九頭竜具足
くた工藤
くな国崎
くは久保久保田
くま熊田熊本雲居
くら倉田栗原栗林栗山来栖紅林黒井黒江
黒川黒木黒子黒崎黒沢黒澤黒田黒谷黒柳
くわ桑田桑原
剣崎源田剣持
こあ小池小泉小岩井甲賀工口幸田郡山
こか古賀小金井国生国分木暮
こさ小指越中越野小島輿水五条小杉御前
こた五代伍代児玉東風谷後藤小峠
こな近衛
こは小早川小林小日向小比類巻
こま小松古見小宮小森
こや小山
こら五郎丸
こわ近藤今野紺野

さ行

さあ西園寺財前斎藤斉藤齋藤齊藤佐伯冴島早乙女
さか酒井坂上賢木榊原坂本阪本相良
佐久間佐倉桜井櫻井桜内櫻内桜木桜川桜田
桜庭
ささ佐々木笹原笹本笹山
さた皐月佐々佐渡佐藤里崎里中
さな真田讃岐佐野
さま左門
さわ沢北沢城沢田澤田沢渡沢村澤村三条三瓶
しあ椎名塩田汐見
しか滋賀敷島
しさ宍戸四条
した七条
しな品川信濃信濃川篠岡篠崎篠田東雲篠原篠山
しは司馬柴田渋谷
しま志摩島崎島田島津島根島原島袋島村
清水志村下田下野
しや十文字城ヶ崎小路東海林城之内昭和
しら白井白石白河白鳥不知火城山
しわ師走神宮新庄新城進藤陣内
すあ周防
すか菅谷菅原杉下杉田杉本杉森杉山
すさ図書鈴鹿鈴木
すた須藤
すな須永
すわ諏訪
せあ瀬尾
せか瀬川関口関根関谷
せた瀬戸瀬戸内瀬堀
せら世良芹沢
せわ千住仙台仙道
相馬蘇我曽根園田染岡空知反町

た行

たあ大正大門大文字田岡
たか高石高尾高垣高木高城高崎高階鷹匠高杉高田
高槻小鳥遊高野高橋鷹橋高原高松高宮高森高山
高良宝島宝多滝沢田口武市竹内武内
竹島竹田武田竹山
たさ田島田代
たた多田只野多田野立川太刀川立花辰巳伊達
田所
たな田中田辺谷口種田
たま田巻玉木玉村田村
たわ丹下丹波
千々石千歳千鳥千葉蝶野千代田
つか津軽津川月島月野月宮月山九十九
つさ対馬津島
つた津田土田土屋堤下
つは椿
つや栗花落
つら鶴岡鶴田鶴橋鶴見
てか出川出口手越
てさ勅使河原
てた手塚
てら寺川寺島寺田
てわ天神天道天馬天満
とあ土井土居東京東郷東寺堂島東条東條東城藤堂
当麻冬馬百目鬼堂本遠野遠山
とか富樫冨樫戸川時崎時﨑時田常田時任常盤常磐
徳井徳川徳永徳光戸倉
とさ土佐登坂
とた戸田戸田山戸塚鳥取十時
とな利根川
とは鳥羽飛田戸部
とま富岡富田冨田富竹富永富山友兼友保
とや外山兎山豊川豊口豊崎豊島豊田豊富
とら鳥井鳥居鳥海鳥山

は行

はあ灰崎
はか芳賀萩原
はさ狭間羽柴橋本蓮見長谷川羽瀬川
はた畠中八条葉月初芝服部初音鳩山
はな花形花木花沢花澤花園花輪羽生
はは馬場羽原
はま浜口濱口浜田
はや早川早坂葉山速水早見
はら原木原田原西榛名春野
はわ半沢半田
ひあ稗田
ひか比嘉東山氷上氷川肥後
ひさ久川土方肥前
ひた緋田
ひな日野火野
ひま火村氷室姫川姫野
ひや火山日向兵庫兵藤
ひら平井平沢平田平野平山広島廣島広瀬
ふか深山福井福島福田福留福本福山
ふさ不二藤井藤岡藤川藤木藤沢藤田藤波藤林藤真
藤巻伏見藤本藤原毒島
ふた双葉二見
ふは古川古谷
ふま文月
ふわ不破
別所別府辺見
ほあ北条
ほさ保坂星川星野
ほた堀田
ほら堀江
ほわ本田本多本名本間

ま行

まあ前川前園前田前橋前原
まか真壁牧瀬牧田牧野槙原牧村
まさ真島真城舛添増田益田
また又吉松井松尾松木松崎松下松島松田松平松野
松葉松原松前松本松山的場
まな真中真鍋
まま間宮
まや真矢
まら丸井丸山
みあ三浦水卜三重
みか三木美樹三国三國
みさ御坂美咲水上水木水樹水沢水谷水野水原
三角
みた三田三谷御手洗三井観月水戸御堂緑川緑間
みな水瀬水無瀬美波南方南野峰岸
御法川
みは三橋三船
みや宮城三宅京都宮崎宮沢宮田宮野宮藤宮本宮森
三好
むか向井麦野六車向島向田
むさ武蔵武者小路
むた陸奥睦月武藤
むな宗像
むら村井村上村越村雨村瀬村田村松村山室井室戸
明治目黒米良
もあ毛利
もか最上茂木
もた本居本部
もな物部
もま桃井百瀬桃瀬
もら森口森下森田森近森野杜野森本森山諸星

百科事典に記事がないが、イラストがある名字(日本

ら行

ら行

わ行

わ行
若井渡邊

pixivにイラストが投稿されていない名字

や行

や行
月見里山藤
柚ノ木

ら行

ら行
六ヶ所

わ行

わ行
若原若村渡邉

pixivのタグとしてある姓(中国韓国

漢姓も参照のこと

余談・トリビアなど

  • 名字が「あ」から始まる人は、学校生活を送る際に出席番号が1番だからという理由で先生からクラス委員をやらされたり、授業中の問題にとりあえず指名されたりという率が高いと言われる。
  • 地域によって名字の偏りがあるため、名字によって出身地が分かることもある。例えば「比嘉」や「金城」は沖縄県でよく見られる名字である。
  • 創作においては珍名字がよく使用される。その作品のキャラが有名になると実際の珍名字の人はちょっと気まずい。
  • 実在の疑わしい名字を幽霊名字(幽霊苗字)と呼ぶ。例えば『涼宮ハルヒシリーズ』に登場する涼宮ハルヒなど創作で見られる「涼宮」は一見実在していそうだが現実では確認されていない名字である。
  • 日本で最も多い名字は「佐藤」である。ちなみに日本人のおよそ1割は藤が下につく名字だと言われている。(「斉藤」「伊藤」「加藤」「後藤」など)
  • 最も画数が多い名字は「躑躅森(つつじもり)」。画数はなんと54字あり、手書きで名前を書く場合は苦労するだろう。二位は53字の「雲類鷲(うるわし)」。
  • 最も文字数が多い名字は「勘解由小路(かでのこうじ)」と「左衛門三郎(さえもんさぶろう)」。現在実在する名字の中では唯一の五文字の名字である。
  • 名字は家庭裁判所で手続きをすれば改姓することができる。ただし、改姓しないと社会生活に著しく支障を来すなどの「やむを得ない事由」がない限り許可されない。やむを得ない事由とは、身近に同姓同名の人がいて紛らわしかったり、奇妙な名字や正確に読むのが難しい名字などが当てはまる。

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2024/06/21 08:22:52 版

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編集者:戦場の新人

編集内容:記事追記。