概要
CAPCOM制作のゲームモンスターハンターシリーズは、2024年3月11日に20周年を迎える。
次年の2025年には新作モンスターハンターワイルズも発売され、モンハンコンテンツ自体が盛り上がりを見せている。
近年の作品では全世界で展開されているため、20周年関連規格は海外向けにも同様に展開されている。
シリーズの道のり
モンスターハンターシリーズ一覧も参照。
"狩るか、狩られるか。"
"狩れ、本能のままに。"
全ての始まりであり、これ抜きにモンスターハンターは語れない。
メインモンスターはリオレウス。
ココット村のハンターが森丘やジャングルを舞台に強大なモンスターに挑む。
武器種はまだ、大剣、片手剣、ランス、ハンマー、ライトボウガン、ヘビィボウガンの6種類しかなかった。
"前作『モンスターハンター』が進化して登場。"
"G級モンスター、解禁。"
ただのマイナーチェンジでMHGは終わらない。
メインモンスターはリオレウス亜種。
武器種に双剣が追加され、亜種モンスターや希少種と戦えるようになった。
後にWii版が発売された。
"携帯ゲーム機向けの『モンスターハンター』。"
"さらに広がるモンスターハンターの世界"
初代をベースに、携帯版のポータブルシリーズ第一作。
ポータブルシリーズと呼ばれる携帯機版シリーズの第1作。
メインモンスターは初代と同じくリオレウス。
しかし、今作を代表するモンスはイャンガルルガ(MHP初登場)であるとも言える。
ココット農場やアイルーキッチンなどの要素が追加され、狩りが便利になった。
特にアイルーキッチンによりアイルーの人気が高まり、オトモアイルーシステムが登場するのは目と鼻の先であった。
"『モンスターハンター』の続編。"
"集え!新たな狩猟の地に。"
メインモンスターはクシャルダオラ。
季節の概念が登場し、季節によって凶暴化するモンスターなど生態系描写に広がりが見られた。
また、明確に種族が分けられた。
この分類は今も続いている。
"『モンスターハンターポータブル』シリーズの第2作目。"
"燃やせ!狩魂!!"
メインモンスターはティガレックス。
モンスターハンター2を携帯機用に調整した、ポータブルシリーズの第2作。
モンハンブームの火付け役とも言える作品。
"『フロンティア』狩猟解禁!"
最前線-フロンティア-に挑むハンター達を描いたモンスターハンターシリーズの外伝。
モンスターハンター2をベースにしたモンスターハンターシリーズ初のオンラインゲーム。
エスピナスを初めとしたメインシリーズとは異なるオリジナルモンスターや、ゲームバランスによりプレイヤーは「F民」と区別される。
"前作『モンスターハンターポータブル 2nd』が進化。"
"この凄さ、G級。"
"狩友とG級へ!"
売上415万本を誇るモンスタハンターポータブル2ndのG級版。
メインモンスターはナルガクルガ。
過去作フィールドが続々復活し、これまでのモンスターハンターシリーズの集大成ともいうべき作品。
またオトモアイルーシステムが追加され、モンハンシリーズは不動の人気を築いていく。
"Wiiで始まる狩猟生活。"
ポータブルシリーズの仕様を取り入れたモンスターハンターG。
"「モンスターハンター」シリーズが原点回帰。"
"モンスターの王国へ、ようこそ。"
"ここが狩猟本能の世界、大モンスター王国!"
全ての生命ある者へ。
メインモンスターはラギアクルス。
生態系描写が徹底され、リオレウスなどのデザインもリファインされ、より生物らしく仕上がっている。
また、水中戦が追加され、狩りの幅が広がった。
種族は海竜種・獣竜種が追加され、武器はスラッシュアックスが追加された。
しかし、
- リオ夫婦、猫族、ディアブロス以外の過去作モンスターは全員リストラ。
- 武器種(双剣、狩猟笛、ガンランス)がリストラされ、ライトボウガン、ヘビィボウガンの仕様変更。
- オトモの変更
- 水中戦の機動性、視界、武器種バランスの崩壊
などの問題点も挙げられ賛否両論ではある。
"起きて遊んで耕して。たまに狩ったり。エンジョイアイルーライフ。"
"『モンスターハンターポータブル2nd G』の遊びやすさを活かし、『モンスターハンター3(トライ)』の要素を受け継いで、狩りがさらに進化。"
"狩祭り、解禁!!"
MHP2GとMH3を折衷したポータブルシリーズの3作目。
メインモンスターはジンオウガ。
ジンオウガの追加に伴い種族に牙竜種が追加された。
機種の性能的に水中戦はオミットされたが、MH3で出られなかったモンスターが多数復活し、MH3にて初登場したモンスターの亜種も今作で追加された。
シリーズ初の和をテーマにした作品で、渓流やユクモ村など和風の世界観が感じられる。
450万本の売上を達成し、後にHD化された。
"大画面でも狩祭り解禁!"
モンスターハンターポータブル3rdのHD版。
"『モンスターハンター 3(トライ)』を継承し、その全てが携帯ゲーム機向けにリファイン。"
"さらに深まる、狩猟生活!!"
携帯機で帰ってきたモンスターハンター3。
メインモンスターはブラキディオス。
MHP3で復活したモンスターの大部分が今作にも続投し、だいぶ過去作メンバーが賑やかになった。
水中戦も復活し、拠点はモガの村に加えタンジアの港が追加された。
オトモにも奇面族の子供カヤンバが追加された。
後にWiiUにてHD化された。
"シリーズ初、高低差のあるフィールドでハンティングアクションが進化する。"
"駆け巡れ、狩猟本能のままに!"
黒い竜の謎を追い、世界中を旅する壮大なストーリー。
メインモンスターはゴア・マガラ。
ひょんなことから我らの団に入った主人公が凶暴化したモンスターの謎を解くため、世界各地を旅する壮大なストーリーが展開される。
フィールドには数多の段差が追加され、ここからジャンプ攻撃を行うことで乗り状態へ移行できる。
モンスターはクック先生を初めとした馴染みの顔が多く登場。
その代わり、3出身モンスターは少ない。
武器種は操虫棍とチャージアックスが追加され、全14種になった。
"『モンスターハンター4』の世界をさらに遊びつくす。"
"今、G級の冒険が始まる!!"
狂竜ウイルスを巡る物語は極限へ。
メインモンスターはセルレギオス。
懐かしの旧砂漠やドンドルマが復活し、古参ハンターの喜びの声が上がった。
他にも4出身モンスターの亜種が追加され、MH4のストーリーを更に遊び尽くすことができる。
"狩りの個性を深めた新機軸のハンティングアクションが誕生。"
"己の狩りを見つけ出せ。"
メインモンスターはガムート、タマミツネ、ライゼクス、ディノバルドと異例の4種。
狩技、狩猟スタイル、二つ名持ちモンスター、ニャンター、獰猛化と今作特有の仕様があり、公式曰く実験作。
また、復活モンスター、復活フィールド、復活拠点と怒涛の復活ラッシュで、MHP2Gと同じくこれまでのモンスターハンターシリーズの集大成の作品と言えるだろう。
お祭り作品とも言う。
己の狩りは更にクロスする
モンスターハンタークロスのG級版。
狩技や狩猟スタイルなどに新たな仕様が追加され、クロス四天王の二つ名持ちモンスターも登場。
また、ボルボロスやベリオロス、ラオシャンロンなどの人気モンスターが復活し、歓声が上がった。
"狩れ!この生ける大地と共に!"
"さあ、新・狩猟生活へ。"
今までとは一線を画す高画質、生態描写、ストーリーで世界に羽ばたいたモンスターハンター。
メインモンスターはネルギガンテ。
3を彷彿とさせるリストラ祭りと新種の大量追加、壮大なスケールで展開されるストーリーで人気を博し全世界で2500万本の売上を達成した。
また、マップがエリア制ではなくシームレスマップになりエリア間のロードが無くなった。
これによりエリア外に吹き飛ばされて遅延といった事例が無くなった。
導蟲やスリンガー、環境生物など次回作に大きな影響を残した仕様が多数登場し、次世代のモンスターハンターといっても過言ではない。
今作からナンバリングタイトルが廃止されたが、今作は実質的なモンスターハンター5である。
"また、みんなが夢中になれる。"
"更に解き放て、狩猟本能!"
メインモンスターはイヴェルカーナ。
MHWの超大型拡張コンテンツ。
古龍渡り解明後、レイギエナが突如群れを成して新大陸から移動を始めたことをきっかけに、現大陸と新大陸、そして海の先の渡りの凍て地を巻き込んだ壮大な物語が幕を開ける。
新たにスリンガーの発展型クラッチクローが追加され、狩猟の幅が広がった。
また、今作を機に禁忌のモンスターの情報が解禁された。
詳細は個別記事に譲る。
"かつてない狩りが、幕を開ける。"
"解き放て、狩猟魂。"
メインモンスターはマガイマガド。
MHWがベースであり、MHP3以来の和風作品。
古くより起きるモンスターの大移動百竜夜行からカムラの里を守るべく、主人公は里の住民とともにモンスターに立ち向かって行く。
登場モンスターは全種類何かしらの妖怪、神がモチーフになっている。
翔蟲を活用した3Dアクション疾駆けや、モンスターを操る操竜、鉄蟲糸技が目玉の一つである。
また、シリーズ初REエンジンが採用された作品でもある。
"狩れ、新天地で。"
ゆけ、狩りの新天地へ。
メインモンスターはメル・ゼナ
MHW:iと同じくMHRの超大型拡張コンテンツ。
ある日、この付近には生息しないダイミョウザザミが大社跡に現れる。
その後王域三公の一角ルナガロンも姿を表し、遠く離れた"王国"からカムラの里へ協力要請が入る。
主人公が派遣された観測拠点エルガドとメル・ゼナの因縁に決着を付ける物語が幕を開ける。
疾替えや盟友クエストなどの革新的な要素も追加されるとともに、ライゼクスやゴア・マガラ、セルレギオスなどの過去作モンスターやMHFからエスピナスが登場するなど復活モンスターにも大きな盛り上がりが見られた。
"もう、狩ってる?"
"今こそ、狩りまくれ!"
なんやかんやでメインモンスター的立ち位置はディアブロス。
シリーズ初の位置情報ゲーム。
モンスターはMHW出身が中心である。
そして…
驚天動地の、狩りがくる
関連イベント
モンハン20周年記念モンスター人気投票
該当記事を参照。