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目次 [非表示]
  • 1 概要
  • 2 詳細設定
  • 2.1 デッキ内容
  • 2.2 材質や物理的特性
  • 2.3 能力値
  • 2.4 バリエーション
  • 3 所有者以外が使ったとき
  • 4 一覧
  • 4.1 契約モンスターの紋章のカード
  • 4.1.1 契約済みの全ライダーが共通で所有するカード
  • 4.1.2 装備召喚カード
  • 4.1.3 ミラーモンスター能力発動カード
  • 4.1.4 効果カード
  • 4.2 フリー紋章のカード
  • 4.2.1 主に未契約者が使用するカード
  • 4.2.2 契約後のライダーが使用する効果カード
  • 4.2.3 強化カード
  • 4.3 番組の演出で用いられたカード
  • 4.4 『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』独自のカード
  • 4.4.1 新規カード
  • 4.4.2 既存カードの名称変更
  • 4.5 『天装戦隊ゴセイジャー』とのコラボレーションカード
  • 5 エンドカード演出
  • 6 未使用カード
  • 6.1 対応装備は登場したが、ベントインが描写されずカードも未登場だったもの(後発作品では描写込みで使用)
  • 6.2 カードそのものは登場したが、後発作品で初めてベントインされたもの
  • 6.3 カードも装備も劇中未登場だったが、後年の映像作品で使用されたもの
  • 7 商品化
  • 7.1 カードの区分
  • 7.2 劇中のカードを玩具化したベントカードと同様のデザインのカード
  • 7.3 「テレビマガジン」オリジナルカード
  • 7.4 設定上存在しない紋章のカード
  • 7.5 「アドベントカード TV エディション」
  • 8 余談
  • 9 関連項目
  • 10 外部リンク
  • 概要編集

    仮面ライダー龍騎』に登場するキーアイテム。


    『龍騎』は、仮面ライダーシリーズ史上初めてカードバトルの概念を導入した作品である。

    登場する仮面ライダー達は、召喚機(バイザー)と総称される機械に特殊なカード「アドベントカード」を挿入(ベントイン)し、読み込ませる事で武器を出現させたり(アドベント)、特殊な能力を使ったりする。

    ただし未契約者が使用するカードの一部は召喚機へ読み込ませず、かざすことで効果を発揮する。また契約後についても、護送中の浅倉威がアドベントのカードを咥えてメタルゲラスを召喚したことがある。


    一度の変身で同じカードを何回も使用する事は出来ない。但し、同種のカードを複数持っている場合や、カードを再使用出来る効果のカードを使った場合等の例外はある(また、ファイナルベント使用時に必要な武器を持ってない場合は自動召喚される)。


    大半のカードに「○○ベント(VENT)」と名称が付けられている。


    ミラーモンスターと契約したライダーのカードデッキに共通して入っているのは、契約の証である「アドベント」(ブランク体が所持する「コントラクト-契約-」が契約に伴い変化したもの)と必殺技用の「ファイナルベント」の2種類のみで、残りはライダー毎に異なる構成となっている。


    詳細設定編集

    デッキ内容編集

    デッキに含まれるアドベントカードの構成と性能は契約モンスターに左右される。弱体なモンスターと契約すると得られるカードも貧弱になってしまう。


    材質や物理的特性編集

    なんの物質か未だに不明だが、耐久度は紙と大して変わらないらしく、燃やすという手段も有効なもよう。

    • 第2話:城戸真司が「シール-封印-」のカードを普通に破り捨てている
    • 第16話:芝浦淳が他のライダーのカードを奪い取ってライターで燃やそうとする。
    • 第24話予告:秋山蓮が上と同様に奪ってライターで焼くシーンがある。

    能力値編集

    攻撃に使用するカードには「AP」、ガードベントには「GP」というポイントが存在し、20ポイントが1tの攻撃/耐久力とされている。

    APはアタックポイント、GPはガードポイントの略で、APは攻撃する際に一撃で与えられる最大威力、GPは防具が耐え得る一撃の最大威力と推察される。

    が、GP2000のシェルディフェンスがAP2000のストライクベントどころかAP6000のファイナルベントそのものには耐えていたのでこの限りではない様だ。


    バリエーション編集

    端子部(というよりバーコード?)は通常形態のものは黄金、サバイブが使用するものは赤色となっている。

    「サバイブ-無限-」のカードについては、エンドカード演出で黄色のバーコードのものが映っており本来ならばミスプリントだったのだろうが解説サイトやグッズ展開でこの黄色版が選ばれている事もある。


    また、放送前に発売された「テレビマガジン」2002年2月号ではコントラクト-契約-のカードデザインが異なっていたり、龍騎のFVの威力が5000APとなっていたり、契約破棄用のカードが存在していたりと放送開始後の設定とは噛み合わない部分がある。


    なお、疑似ライダーが使用するアドベントカードはデザインが大きく異なっており、裏面には「ALCHEMY SYSTEM」の言葉が記されている。


    所有者以外が使ったとき編集

    カードの左上にはそれぞれのライダーの契約の紋章(ライダーズクレスト)が刻まれており、その紋章のライダーしかそのカードの恩恵を受ける事は出来ない。仮に武器カードを他のライダーがベントインしても、本来の所有者にその武器が装備される。

    実際に第26話では、仮面ライダー龍騎仮面ライダーゾルダからカードを渡され、貸してくれたと思って嬉々としてベントインするも、すべてゾルダの方に効果が適用されてしまうというシーンがある。

    ギガキャノン


    ただし、クレストが◯(丸く凹んだ中央を覆う様に小さな○が幾つか描かれたもの)マークになっているカード(サバイブ等)はベントインしたライダーに効果を発揮する。

    後述のカードダスTCG版ではフリー紋章としてどの紋章(ライダー)からでも繋ぐ事が出来る様になっていた。


    これに対し、パラレルワールドにあたる『仮面ライダーディケイド』の龍騎の世界では、辰巳シンジ/仮面ライダー龍騎が仮面ライダーオーディンの紋章が付いたタイムベントのカードを問題無く使用出来ている。これについては『ディケイド』のみならず、そもそも厳重に使用描写が管理された作品はそうそうないため、深く考えてはいけないのかもしれない。


    この他、仮面ライダー王蛇が別種モンスターと追加契約したことにより得られたカードには紋章の設定にブレがある。王蛇と契約し直して以降のエビルダイバーとメタルゲラスのカードの紋章は王蛇の紋章に変わっており、DVDの映像特典でも王蛇の紋章に変更されたバージョンが確認出来る。しかし、回によっては元のライダーの紋章のままになっているパターンもあるので意図的なものか、ミスなのか判別し辛い。

    因みにファイナルベントについては、ガイとライアの紋章のままである。カードそのもののイラスト(紋章)と併せてこの場合は「ライダーの紋章」というよりは「モンスターの紋章」なのかもしれないが、いずれにせよ憶測に過ぎない。


    一覧編集

    契約モンスターの紋章のカード編集

    前述の通り疑似ライダーのアドベントカードは正規ライダーのものとはデザインが大きく異なるが、すべて疑似ライダー特有の紋章が付されているためこちらに掲載する。


    契約済みの全ライダーが共通で所有するカード編集

    『龍騎』の仮面ライダーはモンスターとの契約が前提であるため、その証となるカードと合体技の発動カードは全ライダーが共通して所有するものである。

    名称効果・詳細
    アドベント契約モンスターを召喚する。契約の証でもあり、破れたりすると契約が解除される。
    ファイナルベント必殺技を放つ。威力はモンスターの実力に比例。

    装備召喚カード編集

    契約モンスターの体の一部を模した装備、あるいは全身を変化させた装備を召喚するカード。ただし、サバイブに強化した場合は装備召喚以外の形で能力を発動させる。

    また契約前の仮面ライダー龍騎 ブランク体もフリー紋章のカードで所持しており、モンスターと無関係な装備(性能は貧弱)を召喚できる。

    名称効果・詳細
    ソードベント等、手持ちの斬撃武器を召喚する。サバイブでは召喚機を剣に変化させる(実際の映像では発動せずに変化させている)。
    ストライクベント腕にはめるタイプの武器(籠手)を召喚する。
    シュートベント射撃武器を召喚する。サバイブでは召喚機を射撃武器に変化させる。
    スイングベント鞭を召喚する。実質的に仮面ライダーライア専用カード。
    スピンベント螺旋状の武器を召喚する。実質的に仮面ライダーインペラー専用カード。
    ホールドベント相手を拘束する武器を召喚する。実質的に仮面ライダーベルデ専用カード。
    ガードベント盾等の防具を召喚する。仮面ライダー龍騎サバイブは契約モンスターに攻撃を防がせる。

    ミラーモンスター能力発動カード編集

    契約モンスターの能力を発動させるカード。効果の中で契約モンスターを召喚するため、アドベントに近い役割も担っている(先述の龍騎サバイブのガードベントも実質的にこちらに該当)。

    いずれもカードの種類と契約モンスターが一対一で対応しており、実質的に専用カードとなっている。

    名称使用者効果・詳細
    ナスティベントナイト契約モンスターが超音波を放ち相手を撹乱する。
    ブラストベントナイトサバイブ契約モンスターが突風を起こして相手を吹き飛ばす。
    ホイールベント疑似ライダー契約モンスターをバイク形態に変形させる。

    効果カード編集

    さまざまな特殊効果を発揮するカード。

    紋章があるためモンスターとの契約により得られるカードであることは確かだが、大半は契約モンスターが当該能力を持つ描写が無く、なぜそのモンスターとの契約により能力が得られるのか不明となっている。

    また、基本的にはカードの種類と契約モンスターが一対一で対応しており、実質的に専用カードとなっている(後述のストレンジベントにより変化した場合はその限りではない)。

    名称使用者効果・詳細
    トリックベントナイト/ナイトサバイブ分身を作り出す「シャドーイリュージョン」を発動。
    タイムベントオーディン時間を巻き戻す。
    フリーズベントタイガ敵を凍結させて動きを止める。
    クリアーベントベルデ透明化する。
    アクセルベント疑似ライダー自分自身を加速させる。

    フリー紋章のカード編集

    主に未契約者が使用するカード編集

    名称効果・詳細
    シール-封印-ミラーモンスターの接近や襲撃を阻む。所持しているだけでも有効(ライダーでなくとも有効)。ブランク体のライダーが所持していた場合、契約する時に消滅する。
    コントラクトミラーモンスターと契約する。使用後は「アドベント」のカードに変化。

    契約後のライダーが使用する効果カード編集

    さまざまな特殊効果を発揮するカード。

    一部は複数のライダーが所持するカードだが、使用者によって効果が異なる。

    また、仮面ライダー王蛇はこれらのカードを所持していたライダーの契約モンスターと追加契約しているが、同カードも入手できたという設定は無い。

    名称効果・詳細
    コピーベント敵の装備(ライア使用時)または姿(ベルデ使用時)をコピーする。
    コンファインベント相手が発動したカードの能力を無効化する。
    ユナイトベント契約モンスターを合体させる。
    ストレンジベント状況に応じて様々なカードに変化する。
    スチールベント敵の持つ装備を自分の手元にテレポートさせる。コピーとコンファインを合わせたような効果。
    リターンベントコンファインベントで無効化されたカードを復活させる。

    強化カード編集

    ライダーを強化形態へと変身させるカード。当初からデッキに入っているわけではなく、神崎士郎が契約後のライダーに与えている。

    名称効果・詳細
    サバイブライダーを強化形態へと変身させる。劇中では「疾風」「無限」「烈火」の3枚が登場。

    番組の演出で用いられたカード編集

    視聴者に向けたメタフィクショナルな演出にアドベントカードのデザインが使用されただけで、映像作品に登場しているものの設定上存在するカードではない。

    名称詳細
    SELECTION1 / SELECTION2仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS』の結末を投票するためのカード。絵柄はコントラクトとシールの流用で、放送当時の特殊OPで確認出来る。

    KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』独自のカード編集

    『龍騎』の北米向けリメイク作品に登場する独自設定のカード。

    新規カード編集

    名称紋章効果・詳細
    リンクベントフリー複数のライダーと協力して必殺技を放つ。絵柄はユナイトベントと酷似しているが、磁石やNSの文字が無く、中央に輪が描かれている。

    既存カードの名称変更編集

    一部カードはカードデザインはそのままで電子音声が変更されている。

    龍騎KRDK備考
    アドベントアタックベント
    シュートベントラーンチベント初使用話のギガキャノンのみ。
    アクセルベントスピードベント

    天装戦隊ゴセイジャー』とのコラボレーションカード編集

    • REFLEQUARTZ(リフレクオーツ)

    映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』に登場。光の壁を形成し、光線を反射する。

    元々はゴセイカードという別作品のカードで、龍騎はゴセイブラックから貸してもらい使用した。

    バイザーから発せられた音声は「REFLEQUARTZ VENT(リフレクオーツベント)」だった。


    なお、この時のドラグバイザーの読み込み音声は原作と同様に小山剛志が担当しているが(エンドクレジットより)、十数年の時が経っている為か当時と比べると声にやや違和感がある。


    エンドカード演出編集

    各話の終わりに割れたガラスが再結集し、その回で活躍したカードが表示されるエンドカード演出がある(いわゆる『続く』演出)。

    一方で、そもそも劇中に登場すらしていないカード(サバイブ化モンスターのアドベント等)、カードに描かれたモンスターが活躍したがカードが未登場のパターン(第25話のアドベント(ジェノサイダー)等)、登場するだけで使用されなかった(第5話のアドベント(ボルキャンサー)等)等の例外もある。


    尚、この演出は『バトライド・ウォー』シリーズやTVSP『13RIDERS』でも採用された他、類似演出はコレクションアイテム制を採用した以降のライダーシリーズでも採用された(該当作は『』、『W』〜『オーズ/OOO』、『鎧武』〜『ゴースト』、『ビルド』〜『セイバー』)。


    エピソードNo.今週のカード主なイベント
    1アドベント(ドラグレッダーナイト、龍騎ブランク体初登場
    2アドベント(ダークウイング龍騎がドラグレッダーと契約
    3トリックベント
    4ファイナルベント(シザースアタックシザース初登場(デッキのみ)
    5アドベント(ボルキャンサー
    6ファイナルベント(エンドオブワールドシザース退場、ゾルダ初登場
    7シュートベント(ギガランチャー
    8シュートベント(ギガランチャー
    9シュートベント(ギガランチャー
    10アドベント(マグナギガ
    11シール
    12ナスティベント(ソニックブレイカー)
    13シュートベント(ギガキャノンライア初登場
    14ファイナルベント(飛翔斬
    15アドベント(メタルゲラスガイ初登場
    16ソードベント(ウイングランサー
    17コピーベント浅倉初登場
    18ファイナルベント(ベノクラッシュ王蛇初変身
    19アドベント(ベノスネーカーガイ退場
    20ストライクベント(ドラグクロー
    21コントラクト王蛇がメタルゲラスと契約
    22アドベント(エビルダイバー
    23サバイブ-疾風ライア退場、ナイトサバイブ初披露
    24アドベント(ダークレイダー
    25アドベント(ジェノサイダー王蛇がエビルダイバーと契約
    26ガードベント(ギガアーマー
    27アドベント(ゴルトフェニックスオーディン初登場
    28タイムベント総集編
    29ソードベント(ウイングランサー
    30ファイナルベント(ドラゴンライダーキック
    31ユナイトベント
    32ソードベント(ベノサーベル
    33ファイナルベント(クリスタルブレイクタイガ初登場
    34サバイブ-烈火龍騎サバイブ初披露
    35アドベント(デストワイルダー
    36フリーズベント
    37ファイナルベント(ドラゴンファイヤーストームオルタナティブ初登場
    38ファイナルベント(エターナルカオスオルタナティブ退場
    39アドベント(ギガゼールオルタナティブ・ゼロ初登場
    40ファイナルベント(ドライブディバイダーインペラー初登場
    41スピンベント(ガゼルスタッブ
    42ストライクベント(デストクローオルタナティブ・ゼロ退場
    43ファイナルベント(ドゥームズデイ
    44スチールベントインペラー退場
    45サバイブ-無限
    46アドベント(ドラグランザータイガ退場
    47シュートベント(メテオバレット
    48ストレンジベント
    49龍紋章の契約失効カード城戸真司死亡
    50(最終話)なしライダーバトル終結
    TVSPアドベントカード(裏面)

    未使用カード編集

    コレクションアイテムの性として、設定上存在するアドベントカードが劇中で全て使用されるとは限らない。

    基本的にゲームでは使用可能であるものの映像作品には登場していない場合がある。また、仮面ライダーリュウガブラックドラグバイザーにカードをベントインした際の音声は他の召喚機と異なる低いトーンのものだが、当時発売された「DX龍召機甲ブラックドラグバイザー」では再現されておらず未使用カードの音声もゲーム内音声でしか聞くことができなかった。


    以下は、完全に未登場に終わったわけではない特殊な事例を挙げる。

    対応装備は登場したが、ベントインが描写されずカードも未登場だったもの(後発作品では描写込みで使用)編集

    カードライダー使用作品
    スイングベント王蛇
    ストライクベントリュウガ『KRDK』、『RIDER TIME 龍騎
    ソードベントリュウガ
    ホールドベントベルデ『KRDK』

    カードそのものは登場したが、後発作品で初めてベントインされたもの編集

    カードライダー使用作品
    ボルキャンサーシザース 『ディケイド』
    エビルダイバーライア『KRDK』

    カードも装備も劇中未登場だったが、後年の映像作品で使用されたもの編集

    カードライダー使用作品
    ガードベントリュウガRIDER TIME 龍騎

    商品化編集

    放送当時のアドベントカードの玩具はカードダスとしてリリースされた。

    カードダス筐体から排出されたほか、なりきり玩具への付属、丸大食品のソーセージやカレー、主題歌CD、児童誌付録、可動フィギュア『R&Mシリーズ』のおまけなど様々な方法で発売・配布されていた。


    様々な玩具に対応しており、中でも「DX龍召機甲ドラグバイザー」、「DX龍召機甲ブラックドラグバイザー」、「DX龍召機甲ドラグバイザーツバイ」はカード上部の穴で個別認識する形が採られた。


    元々がTCGに影響を受けている為、TCGとして遊ぶ事も可能。初級バトルとして剣/羽/岩の三属性を用いたジャンケン遊びとより複雑な劇中のライダーさながらのカードの紋章とテキストを組み合わせた上級バトルが存在。

    デザイン自体はAPやGPの表記などは劇中をベースとしつつも、カード名が日本語表記でテキストにはTCGらしい効果テキストやフレーバーテキストが記載されている。

    この効果テキストやフレーバーテキストは同一のカードでも入手形態によって異なり、中でもフレーバーテキストは「ゾルダは敵の中央へと突き進む。」という、ダリナンダアンタイッタイ!?とこちらがツッコミたくなる物も存在する。


    仕様は発売形式により異なり、筐体排出のものは通常のカードダスではなくジャンボカードダスとして1シートにつき4枚のカードを台紙から剥がす形式(組み合わせは固定)。その為、箔押しカードは存在するが、ホイル(キラ)カードはBOX等でなければ手に入らなかった。BOXセットは「カードダスEX」と称され、一弾は「スペシャルボックス」、二弾はA・Bの2箱に分かれた「コレクションボックス」、三弾と四弾を龍騎サバイブセット・ナイトサバイブセットとして分割した「サバイブボックス」として発売されている。これらを購入することでカードダスのラインナップをコンプリートできるが、コレクションボックスとサバイブボックスは2種のボックスに何枚か被りが発生する。

    それぞれにオリジナルカードが付属し、サバイブボックス付属のサバイブのカード(烈火は後述ファイナルベントと併せて龍騎サバイブセット・疾風と無限はナイトサバイブセットに収録)やファイナルベント(龍騎サバイブ)はテキスト部分が劇中に近い仕様となっている。後述の「TVエディション」との違いとして、読み込み用の穴が存在するため玩具との連動が可能となっている他、スペシャル3Dカードとしてレンチキュラーを用いているため質感が他のものとは大きく異なる。


    先述の通り、カード上部には玩具読み込み用の穴が空いている為、TCGとして遊ぶ際公正を期すなら裏面が分からなくなる色付きのカードスリーブ必須。


    カードの区分編集

    バトルと無関係にコレクションアイテムとして以下の区分が存在する。

    分類解説
    モンスターカード契約モンスターのカード。劇中のアドベントのカードを玩具化したものと実写スチールを用いたものと両方が存在する。
    ヒーローカード登場人物のカード。
    フォースカード必殺技や召喚機のカード。
    ベントカード上記のいずれにも分類されないカード。一部はアドベント以外の劇中のカードを玩具化したものである。

    劇中のカードを玩具化したベントカードと同様のデザインのカード編集

    ベントカードの一部には以下のように設定上存在しないにもかかわらず、劇中のカードを玩具化したベントカードと同様のデザインになっているものが存在する。

    カード認識機能を持つ召喚機玩具に対応音声が収録されていることやフィギュアの「R&Mシリーズ」で設定上存在するものと区別が無かったこともあり、上述の未登場アドベントカードと混同する視聴者が散見されたが、対応しているのはいずれもバンダイ独自の商品である。

    ライダーカード装備
    ゾルダガードベントギガテクター
    ナイトサバイブナスティベント-

    「テレビマガジン」オリジナルカード編集

    前述の通りカードダスのアドベントカードには雑誌付録だったものもあり、講談社刊行の「テレビマガジン」でも本来の設定に存在しないカードが付録された。

    号数ライダー名称備考
    6月号龍騎ソードベント ドラゴン爆炎突き
    11月号龍騎サバイブバーニングセイバー仮面ライダーディケイド』にて仮面ライダーディケイド コンプリートフォームによって召喚された龍騎サバイブが必殺技として使用した。

    また厳密にはカードダスで商品化されたものではないが、「テレビマガジン」に関連するオリジナルカードとして、同誌で企画された読者オリジナルのカードを公募するキャンペーンの際に誌面に掲載された見本のカードが存在する。

    これらのカードは商品化されるものではなかったため、設定上存在しないにもかかわらずデザインがカードダス仕様ではなく劇中仕様となっている。

    ライダーカード
    ナイトソードベント 連撃斬
    ゾルダシュートベント メガシュート

    以上の「テレビマガジン」オリジナルカードはいずれも講談社刊行の書籍で公式の技として扱われたことがある。


    設定上存在しない紋章のカード編集

    カードダス独自のカードであっても、基本的には設定上存在するカードと同様に13ライダーの紋章かフリー紋章が付されているが、『仮面ライダー龍騎ハイパーバトルビデオ 龍騎vs仮面ライダーアギト』に付属した「ファイナルベント ダブルライダーキック」のみ、前作主人公である仮面ライダーアギトの紋章が付されている。

    龍騎とアギトがダブルライダーキックを放つ劇中シーンをイメージした絵柄も相まって粋なデザインと言えるが、カードゲームで使用する場合は同じ紋章を繋いでいくというルールの都合上使い物にならない。性能を度外視したコレクション用のカードである。


    「アドベントカード TV エディション」編集

    放送終了に伴い発売された、劇中準拠のデザインのカードを収録した商品。

    サイズはカードダス版と同じであるものの、裏面のロゴや読み込み用パンチ穴が廃止されているため、デザインに関しては完全に劇中と同様である。

    そして収録内容は設定上存在するものに限定されたため、疑似ライダーのカードが収録される一方で、上記のカードダス独自カードは収録されなかった。

    そして前述の劇中のカードを玩具化したベントカードと同様のデザインの独自カードのうち、ゾルダの「シュートベント ギガテクター」は収録されなかったがなぜかナイトサバイブの「ナスティベント」は収録されている。


    以降に発売された商品の収録内容も基本的に「TVエディション」に準じており、設定上存在しないナイトサバイブのナスティベントが収録されるチグハグな状態が続いている。

    そして近年の映像作品ではそれらの商品が当時のプロップの代替として使用されるケースがある。そのためか『RIDER TIME 龍騎』では、強化前のナイトがサバイブ仕様のナスティベントのカードを使用するという明らかに誤ったシーンがある。放送終了後の商品を撮影に使用した上で、2種類のナスティベントを取り違えるというミスが重なったものと思われる。


    余談編集

    • 二次創作では、時々クウガ等のミラーライダー以外のライダーのデッキやカードも考案されている。

    • バトルスピリッツの『仮面ライダー 開戦!ライダーウォーズ』に収録されたファイナルベント(CB10-075)のパラレル版として同弾に収録された10人の仮面ライダーのファイナルベントの絵柄がそのまま使用されている。

    • 駈斗戦士』は龍騎の設定を下敷きにしており、食玩には仮面ライダーと契約したモンスターの情報が記述されたカードが同封されている。また、サバイブカードのオマージュとして迅雷のサバイブと爆炎のサバイブというカードが登場している。

    • バラエティ番組の『SMAP×SMAP』内のミニコーナーに「仮面レンアイダー」というパロディコントがあり、アドベントカードによく似た小道具が用意されていた。
      • 人妻の要請を受けて沢井(仮面レンアイダー恋騎/演:木村拓哉)と北村(仮面レンアイダー愛斗/演:香取慎吾)が出動する際におやっさん(岡田真澄)から渡されるカードという設定。これをドラグバイザーおよびダークバイザーツバイに似せて作られた召喚機に読み込んで効果を発揮する。
      • カードデザインは本家に近いが、発動する効果は人妻の要望に沿ったシチュに関するものばかり。

    関連項目編集

    仮面ライダー龍騎 ミラーワールド カードライダーズ

    仮面ライダーディケイド RIDER_TIME_龍騎


    その他

    ドルマゲス…第1形態の行動時にベントインの効果音が鳴る。


    カードライダーの使用カード

    アドベントカードラウズカード


    外部リンク編集

    用語辞典 | 仮面ライダー図鑑 | 東映

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