基礎データ
全国図鑑 | No.0693 |
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コーストカロス図鑑 | No.033 |
アローラ図鑑(USUM) | No.350 (ポニ図鑑:No.097) |
ヨロイ島図鑑 | No.197 |
パルデア図鑑 | No.340 |
分類 | ランチャーポケモン |
タイプ | みず |
高さ | 1.3m |
重さ | 35.3kg |
特性 | メガランチャー |
他言語版の名称
英語 | Clawitzer |
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イタリア語 | Clawitzer |
スペイン語 | Clawitzer |
フランス語 | Gamblast |
ドイツ語 | Wummer |
進化
ウデッポウ → ブロスター(Lv37)
概要
ウデッポウの進化系。進化したことで水鉄砲を発射できる右腕のハサミが本体よりはるかに巨大になり、おまけにハサミの方に触角が生えているため、最早ハサミが本体じゃないのかと思えるいでたちになっている。名前の由来は「ロブスター」と「ブラスト」を掛けたものと思われる。
図鑑の説明によると、ハサミから発射される水鉄砲の威力はタンカーの船体に穴を開けてしまうほどにパワーアップしており、ハサミの後ろから水を噴き出す推進力で60ノットの速さで海中を進むという。
後部に噴射口を持つハサミ状の火器、という特徴は某ガンダムの主武装(これとかあれ)に似ていなくもない。
触角は何のためにあるか不明だったが、相手の気配を感じて照準を合わせる為のものである事が第8世代で判明している。
色違いはウデッポウと同様真っ赤な体色で、どう見ても伊勢エビ。
なんとなくおめでたい感じがある。やはりというか、ハサミは食べられる設定である。
ゲームでの性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
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71 | 73 | 88 | 120 | 89 | 59 |
能力は典型的な特殊型の重火力アタッカー。
伝説とメガシンカを除く水タイプでは、往年のトップだったオムスターを抜いてトップクラスの特攻を持っている。
特性メガランチャーによりはどう系のわざの威力が1.5倍になるため、メインウェポンの「みずのはどう」は威力90となり、数値上「なみのり」と同等の威力で放てる。ただし前者は混乱つき単体攻撃で後者は複数通常攻撃である為、相違点は多い。シングルバトルであれば迷わず前者を選択しよう。
他にも「あくのはどう」「りゅうのはどう」「はどうだん」といったはどう系のわざを思い出すことができ、メガランチャーの特性を遺憾なく発揮できる。…正直某波導の勇者以上にはどうを使いこなしている気が…。
一応タマゴ技で習得できる「なかまづくり」を使ってあげれば彼の特性をメガランチャーに変えてあげることができる。
このように高い特攻を活かした戦法が中心となるが、残念なことに「ハイドロポンプ」を覚えられないため、一致技の威力だとオムスター等の他の水ポケモンに劣ってしまうのが悔やまれる。
第7世代ではアシレーヌに特攻トップを譲った(あちらはハイドロポンプを覚える)。
第8世代ではわざレコードの配布によって多くのポケモンが習得しながらも、やっぱり覚えさせる事ができなかったが、第9世代では晴れて習得できるようになった。
同じタイプ・特性のメガカメックスと比べると純粋な能力自体は劣るが、道具に制約がないので「とつげきチョッキ」で耐久を上げたり、「こだわりメガネ」などで威力の底上げを狙うといいだろう。
差別点として「ヘドロばくだん」や「ヘドロウェーブ」を覚えさせればマリルリでも止まらないという利点がある。
マリルリはだいちのはどう以外の波動系の技を全て半減以下で受けられる為、それらの技のみで技構成を固めていると勝ち目がない強敵。
フィールド技が貼ってある時のだいちのはどうは威力100でフィールドの内容によってタイプが変化するのだが、タイプが変化することでフィールドの影響を受けるようになり、実質威力は130
メガランチャーも含めるとその威力は195になり、その全てがマリルリに等倍以上(エレキフィールド、グラスフィールド下であれば弱点の草・電気になる)ということもありマリルリへの決定打になりうる。
が、事前にフィールドを貼っておかなければならず、ブロスターはフィールドを貼り替える手段を持たない、その場合は実質威力75のノーマル技でしかなくなってしまう(等倍ではあるのではどう系のみでマリルリと対峙する場合は一応最高打点となる)
特性の恩恵は受けられないが、毒タイプの技を持たせておけば一矢報いる事ができるだろう。
「クラブハンマー」「つるぎのまい」といった強力な物理系の技も覚えるが、レパートリーが少ない上に攻撃はさほど高くはなく、せっかくの特性もムダになってしまう。
素直に他の甲殻類系ポケモン(キングラー、シザリガー)を使ってあげよう。
タスキ潰しになる「アクアジェット」はあると便利だが、技スペース的に厳しいか。
育成面ではカメックスへ「りゅうのはどう」「はどうだん」を揃って遺伝させることができる。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- ショータ
- ロブ(新無印25話)
漫画版
- ズミ(ポケスペ)
番外作品
ポケモンGO
2021年4月11日に開催された「ライバルウィーク」で対のドラミドロと共に初実装。
通常技は一致の「みずでっぽう」とひこうタイプキラーになる「うちおとす」とどちらも採用の余地があり得る。
ゲージ技にはこいつを象徴する「みずのはどう」や「あくのはどう」を備え、加えて「れいとうビーム」と「クラブハンマー」も覚え、選択肢が広い。
だが、肝心のみずのはどうはクラブハンマーの完全下位互換となっているため、みず技で活躍させようとするならクラブハンマーを覚えさせる方が良い。はどう使いって何だっけ。
種族値がやや低いため同じくクラブハンマー使いのキングラーには追い付けないが、サブウェポンの豊富さでは勝っているため多彩なパーティーに参加しやすい。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- ショータのブロスター
- XY編におけるサトシのライバル・ショータの手持ちとして登場。3本勝負の2番手でオンバーンと対戦し、「クラブハンマー」で先手を取るも反撃を受けるが、本来他のポケモンにしか撃つ事が出来ないはずのいやしのはどうを自身に撃って回復するという芸当を見せその後効果抜群の「りゅうのはどう」で勝利する。2番手のルチャブルとも対戦し「れいとうビーム」で勝利するも、3体目のゲッコウガには負けてしまった。
- カロスリーグ準決勝では2体目として登場し、ファイアローと対戦。サトシのバトルスタイルを参考に「アクアジェット」で機動力を補うことでファイアローに食らいつき、「アクアジェット」で勝利した。続く3体目のピカチュウ戦でも「アクアジェット」で機動力をあげつつ、「れいとうビーム」や「りゅうのはどう」で応戦、「アイアンテール」をハサミで受け止めることでピカチュウの動きを封じたまま「みずのはどう」を当てようとするも、挟んでいた尻尾から繰り出された「エレキボール」が直撃したことでピカチュウの拘束を解いてしまい、追撃の「10まんボルト」で敗北する。
- 新無印25話:ポケモンワールドチャンピオンシップスの選手・ロブの手持ちで登場。カロス地方・シャラシティで開催されたポケモンバトルフェスでサトシとの試合に敗れた。
その他
XY | 142話 |
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SM | 129話 |
劇場版 | 破壊の繭とディアンシー |
関連イラスト
関連タグ
0692.ウデッポウ→0693.ブロスター→0694.エリキテル
同みず単タイプ
ポケモン関連
- カニ系仲間
- その他
その他
- グロスター(アズールレーン):一字違いのキャラクター
- フィニアスとファーブ:発明の一つに夏と冬を混ぜた「スウィンター(S'Winter)」があるが、その別名「ワマー(Wummer)」がブロスターのドイツ語と一緒。