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概要・曖昧さ回避

メディアミックス作品『ウマ娘 プリティーダービー』を構成するアニメーション作品の1つ。

Season1

2018年4月から6月まで、TOKYO MXBS11関西テレビサガテレビAT-Xにて放送。初回は1時間枠で放送された。制作はP.A.WORKS

その後、ビワハヤヒデナリタタイシンウイニングチケットにスポットを当てたOVABNWの誓いも制作された。

史実における98年~99年の中央競馬を下敷きとして、北海道から転入してきたスペシャルウィーク主人公に、そして彼女が憧れるサイレンススズカをもう一人の主人公とし、彼女たちが所属するチームスピカスペの同世代の面々がトゥインクル・シリーズを駆け抜ける様子を描く。

アニメ版キャスト

赤坂美聡 (CV:明坂聡美

解説 (CV:細江純子) / 第5話解説(CV:武豊

※細江はJRA初の女性騎手の一人(1996年~2003年)で、現在は競馬解説者。武はJRAの現役騎手。

駿川たづな (CV:藤井ゆきよ

トレーナー (CV:沖野晃司

東条ハナ (CV:豊口めぐみ

この他、第2Rにて三冠ウマ娘の一人として、ミスターシービーが立ち絵のみ登場している。

サブタイトル

Rサブタイトルモチーフとなったレース
1夢のゲートっ!'98バレンタインステークス
2いきなりのデビュー戦!'97年11月29日新馬戦
3初めての大一番'98弥生賞 / '98皐月賞
4特訓ですっ!'98NHKマイルカップ
5ライバルとのダービー'98東京優駿
6天高く、ウマ娘燃ゆる秋'98宝塚記念 / '88有馬記念 / '98毎日王冠
7約束'98菊花賞 / '98天皇賞(秋)
8あなたの為に'98ジャパンカップ / '99宝塚記念
9スピカの夢'99凱旋門賞
10何度負けても'99京都大賞典 / '99天皇賞(秋)
11おかえりなさい!'99キャピタルステークス
12夢の舞台'99ジャパンカップ
EX響け、ファンファーレ!'99有馬記念

サイドストーリー

毎週金曜日に配信される公式ラジオ番組『ぱかラジ!』で配信された、各話に付随する約10分間のボイスドラマ。アニメ出演組の描写を補完する内容が多い。

Rサブタイトル      あらすじ
1走りたいようにサイレンススズカがスピカへ移籍するまでの経緯が語られる
2目指せ!デビューウオッカとダイワスカーレットがトレーナーにアピールする
3ふたつの星トウカイテイオーがスピカへ加入するまでの経緯が語られる
4わたしのレース!ハルウララの高知でのデビュー戦が描かれる
5ダービーに出るということ日本ダービーに臨む面々をキングヘイローが偵察しようとする
6これからもなし崩しに加入したスピカでの今後に迷うメジロマックイーン。マチカネフクキタルが占う彼女の未来は…
7メッセージ入院したスズカを見舞うウマ娘たちの話
8未来有馬記念('98年)に臨むグラスワンダーにマルゼンスキーがアドバイスをする
9サプライズスペとグラスのため、ヒシアマゾンとフジキセキの寮長コンビが奮闘する
10ライバルたち闘志を持て余すエルコンドルパサーとテイエムオペラオーの、青春の一頁
11もう一度、一緒にスズカ復帰に逸るメジロライアン、ウイニングチケットに釘を刺すナイスネイチャの胸中とは…
12遠い場所で来日したブロワイエの、束の間の骨休め。仏語が飛び交う異色の回
EXTRAまだ見ぬ夢WDTへの出走が決まったオグリキャップ。難しい顔のタマモクロスをイナリワンが問い詰めると…

余談

  • ほとんどのウマ娘の名前は実際のJRAの競走馬からとられたが、地方競馬からハルウララ(高知競馬所属)が、地方からJRAに移籍した馬ではオグリキャップ岐阜県・笠松競馬出身)とイナリワン(東京・大井競馬出身)がいる。
  • 放送を請け負っているテレビ局のうち、BS11は土曜と日曜のお昼はJRAの中継を放送している(ただし午後3時台は土曜はBSテレ東、日曜はBSフジが放映権を得ているためその絡みで放送なし)。また、製作局のカンテレは日曜午後3時台にJRAの競馬中継である「KEIBA BEAT」を製作・放送しており、東海テレビテレビ西日本テレビ新広島鹿児島テレビ石川テレビなどで放送している(ただし中京競馬場での開催日は東海テレビが、小倉競馬場での開催日はテレビ西日本が、それぞれ制作を担当)。さらにTOKYO MXでは地方競馬の大井競馬の実況中継を行うことがある。
  • 富山県では、P.A.WORKS所在地でありながらどの放送局も放送しなかった。これはP.A.WORKS制作テレビアニメの第1作目に当たる『truetears』以来。
  • アニメ放送中に元ネタのスペシャルウィーク号(4月27日没)とテイエムオペラオー号(5月17日没)が天に召されている。又中の人は2人ともコメントしている。(当該記事参照。)
  • P.A.WORKSはこの当時、一昨年からの所属している従業員による机代に起因する炎上騒動により、営業体制を改善したり、事件を揉み消す為に脚本会議を綿密にやった町おこしアニメを作って気をそらそうとしたが制作現場の士気低迷で内容もアレで鳴かず飛ばずの状態になり、有力者(ベテランの監督や脚本家)からスルーされるまでになった。結局、2018年初頭のアニメ映画のように、本作も監督こそ経験値は高かったものの脚本家は原作レイプをやって炎上した人というあり合わせの残り物で本作を作る形になったが、前年度と比べて明らかなメガヒットをしてしまった。専ら、それまで背景画こそ良くても内容はアレな作品が多かったP.A.WORKSの既存のタイトルと比べたらスポ根が打ち出された本作はマシな状態だったのが要因である。ちなみに最終話の展開は、古くはエリア88(劇場版)から続いているパターンである。
  • しかし、関わった脚本家の悪いイメージはSeason1からつきまとうことになる。2021年のSeason2はシリーズ構成から個別エピソードでの制作協力程度の加担に変更。制作会社も新興のスタジオKAIが取り仕切る形になった。
  • 第1Rの冒頭で「実際の競走馬の物語をモチーフとし、事実に基づいた表現を心掛けたフィクション」というテロップが流れた。その通り、アニメでは主に、スペシャルウィーク・サイレンススズカ・エルコンドルパサー・グラスワンダー・セイウンスカイといった面々が活躍した、1998年から1999年頃の中央競馬を中心に描かれている。但し、当時外国産馬に出場資格がなかった一部のGIレースに、「外国からの帰国子女」であるエルコンドルパサーが出場していたりと、「if」展開も織り交ぜている。
  • 第5R「ライバルとのダービー」では、第65回日本ダービー(1998年6月7日)が取り上げられ、当時スペシャルウィーク号に騎乗し、自身初めて日本ダービーを制覇した武豊が、解説者として出演している。
  • 第7R「約束」では主な題材として、日本競馬史において「沈黙の日曜日」と称される第118回天皇賞(秋)(1998年11月1日)が取り上げられたが、その際、国内最大級の競馬情報サイト「netkeiba.com」に掲載されているサイレンススズカ号のページへのアクセス数が急増。サイト内競走馬アクセスランキング1位を記録した。奇しくも故障事故から20年という節目の年であったことも相まって、その関心の強さが窺える。
  • 最終話である第13R「響け、ファンファーレ!」では、JRAブランド広告の一環として2015年に制作された、「夢の第11レース」から着想を得ている(出走メンバーに一部変更あり)。
  • ウマ娘のアニメ化と同調するかのように、2018年の中央競馬では、ウマ娘化された競走馬に縁のある騎手2人が悲願を達成している。第5Rで取り上げられた第65回日本ダービーにてキングヘイロー号に騎乗した福永祐一(このレースがダービー初騎乗)は、アニメ放送後の2018年5月27日に行われた第85回日本ダービーにてワグネリアン号に騎乗し優勝、初騎乗から20年、初ダービーがアニメ化された年に、19回目の挑戦にして自身初のダービー制覇。またテイエムオペラオー号の手綱を握り続けた和田竜二も、6月24日の第59回宝塚記念ミッキーロケット号に騎乗し優勝、2001年天皇賞(春)以来、実に17年ぶりに中央競馬G1を制覇している。
  • ブルーレイ(ボックス)では、レースシーンの実況を「本編」の明坂から本職のアナウンサーに差し替えたものを映像特典という格好で収録している。メンバーは以下のとおり。
    • 第1コーナー:吉原功兼(関西テレビ
    • 第2コーナー:馬場鉄志(元・関西テレビ)
    • 第3コーナー:吉田伸男(元・フジテレビ
    • 第4コーナー:中野雷太(ラジオNIKKEIスポーツ情報部長(当時。現報道・スポーツ局長))

オリジナル名のウマ娘

海外の競走馬である等、諸事情で名前の使用許諾を取れなかったとみられる馬について、それらをモデルにしたと思われるオリジナルのウマ娘が登場している。【】はモデル競走馬と考えられる馬。

キンイロリョテイステイゴールド】(CV:?)

クイーンベレーランドエース】(CV:赤崎千夏

サンバイザーサンフレア】(CV:釘宮理恵

ブロワイエモンジュー】(CV:池澤春菜

ニコニコ版はこちらから

Season2

2020年9月に制作が発表された。

2021年1月から3月まで放送。ネット局はSeason1と共通。

制作会社はスタジオKAI。Season1のP.A.WORKSも制作協力としてクレジットされている。

史実における91年~93年の中央競馬を下敷きとして、トウカイテイオーメジロマックイーンの2人を主人公に据え、彼女たちが栄光を手にしつつも、時に怪我風評挫折といった負の側面と向き合いつつ、トゥインクル・シリーズを駆け抜けていく様を描く。

また、Season1ではウマ娘化していない競走馬のポジションに馬主や騎手繋がりで元ネタが違うウマ娘を使ったり史実と違うメンバーの出走・結果が発生していたのに対して、本作品以降は別の既存ウマ娘の起用などの史実改変は使われなくなり、レース展開や結果も史実に沿った形を強く意識するようになっている。

season1から引き続き登場するチームスピカの面々に加え、新たなウマ娘やライバルチーム「チームカノープス」が登場している。

タイトルロゴのウマ娘が前シーズンの主人公であるスペシャルウィークから本シーズンの主人公であるトウカイテイオーに変更されている。

なお、本作よりナリタブライアンの声優が、前シーズンで同キャラを務めた相坂優歌から後任の衣川里佳へと変更となった。

前期やOVAと同様に作画や演出など評価は高かったのだが、よりによって脚本家にはあの人が再度使われていた為、彼の経歴を知ってる人には嬉しくなかったし、正直言って特定の人しか楽しめない状態に陥った。

加えて、2021年は日本史上ワースト10に入るぐらい最悪な年で、コロナ渦の2年目に、自粛・制限ムード、無理矢理開催されて誰も得しなかったオリンピックが失敗、日本史上最悪の誰も喜ばないお偉方の結婚、これらに加えて自粛と周辺の不信感によりストレスが蔓延し国民の間柄がズタズタになる等、厄年としてこれ以上完全なものはない。

なお、この年に放送されたアニメは世の中への憤りや自粛疲れ、KADOKAWAへの嫌みを噛み締めながらとりあえず作ったような作品が多く、本作のようなSeason2が完成度ではマシだったらしい。

サブタイトル

Rサブタイトル  モチーフとなったレースアイキャッチウマ娘
1トウカイテイオー'84東京優駿 / '91東京優駿トウカイテイオー
2譲れないから!'91菊花賞メジロマックイーン
3出会い'91有馬記念 / '92阪神大賞典シンボリルドルフ
4TM対決!'92産経大阪杯 / '92皐月賞ナイスネイチャ
5無敗と連覇'92天皇賞(春)イクノディクタス
6なんのために'92宝塚記念 / '92菊花賞 / '92有馬記念メジロパーマー&ダイタクヘリオス
7祝福の名前'93産経大阪杯 / '92天皇賞(秋) / '92東京優駿ライスシャワー
8ささやかな祈り'93天皇賞(春)ミホノブルボン
9ストップウォッチ'93東京優駿 /'93宝塚記念キタサンブラック&サトノダイヤモンド
10必ず、きっと'93七夕賞 / '93オールカマーツインターボ
11この気持ちってなしマチカネタンホイザ
12ふたり'93菊花賞ビワハヤヒデ
13夢をかける'93有馬記念トウカイテイオー&メジロマックイーン

アニメ版キャスト

南坂(CV:古川慎

黒沼(CV:黒田崇矢

おばあさま(CV:榊原良子

みなみ(CV:上西哲平

ますお(CV:有隅融

オリジナル名のウマ娘

諸事情で名前の使用許諾を取れなかったとみられる馬について、それらをモデルにしたと思われるオリジナルのウマ娘が登場している。【】はモデル競走馬と思われる馬。

リオナタールレオダーバン】(CV:青山吉能

シダーブレードシャコーグレイド】(CV:なし)

カニアペラシオンカミノクレッセ】(CV:河上明日香

ダイサンゲンダイユウサク】(CV:原優子

1st Anniversary Special Animation

ゲームアプリ版のリリース1周年を記念して制作されたショートアニメ。2022年2月22日に公開。

『Season2』最終話を引き継ぎ、キタサンブラックサトノダイヤモンドの視点から、新入生歓迎に沸き立つトレセン学園(と平常運転のチームスピカ)のとある一日を描く。

特設サイト

Season3

2022年11月に第3期の制作が発表、告知動画も公開された。

2023年10月から12月まで放送。ネット局も前2シリーズと共通。制作はSeason2から引き続きスタジオKAIが担当しており、スタッフもほぼ同じだがSeason1・OVA・Season2に関わった杉浦理史を降板させており、スポ根の面目躍如と言わんばかりの作品に変革を遂げた。が、彼は某キャンプアニメ第3期の制作現場に行ってしまうのだが・・・。

主役はSEASON2にて主役キャラであったトウカイテイオーとメジロマックイーンに憧れたキタサンブラックサトノダイヤモンドとなっている。

それまでのシリーズの中では、Season1とSeason2と来て、なぜかこのSeason3だけ評判が悪く、作品データベースやAmazonのレビューでは軒並み低評価、5ちゃんねるや諸々のYouTubeのアニメレビュアーなどが一緒くたになって批判するという異常事態を起こしている。また、BD/DVDの売上高もSeason2と比べて右肩下がりという顛末である。加えてGoogleのサジェストにも心許ない単語が並ぶという始末。

・・・・・ここで、閲覧者の誤解を招かないため説明させてもらうが、この部分だけ聞くと本作のウマ娘たちがアスリートとして薬物や買収などあるまじき暴挙に出たり、試合結果を見て激昂したサポーターが暴徒化して関係者に危害を加える展開などがあるように思えるだろう。

しかし実際は、登場するウマ娘はそのような犯罪や邪道に走ることもなく取り巻く人たちや名も無き観客も、彼女ら献身的に支えてレースで応援するほど寛容BGMやレースシーンもそれまでと同様にインパクトがあり結局は、単にスタッフが変わると聞いて過去に炎上した作品を思い出して騒ぎ出した心ないアンチが誤情報を垂れ流し壮絶な逆張り運動をした結果なのである

世界史において馬に跨がり歴史を駆け抜けた多くの偉人達の名にかけて、この作品は令和のアニメでもガチのA級作品である初心者は絶対に勘違いしないでいただきたい

サブタイトル

Rサブタイトル  モチーフとなったレースアイキャッチウマ娘
1憧れた景色'15皐月賞 / '15東京優駿キタサンブラック
2スタートライン'15菊花賞ナイスネイチャ(新衣装)
3夢は終わらない'15年11月8日新馬戦 / '15有馬記念ゴールドシップ
4あたしだけの輝き'16産経大阪杯 / '16皐月賞 / '16天皇賞(春)ミホノブルボン&ライスシャワー
5自分の証明'16東京優駿 / '16宝塚記念ドゥラメンテ
6ダイヤモンド'16菊花賞サトノダイヤモンド
7あたしたちの有マ記念'16ジャパンカップ /'16有馬記念サウンズオブアース
8ずっとあったものなしトウカイテイオー&メジロマックイーン
9迫る熱に押されて'17天皇賞(春)キタサンブラック&サトノダイヤモンド
10お祭り'17宝塚記念サトノクラウン
11決意'17天皇賞(秋)シュヴァルグラン
12キタサンブラック'17ジャパンカップロイスアンドロイス
13そしてあなたの……'17有馬記念キタサンブラック(新衣装)

アニメ版キャスト

解説(CV:山本昌広

※レース解説者としてレギュラーで登場。元プロ野球選手・野球解説者の山本昌競馬ではアルアインシャフリヤール兄弟の一口馬主としても知られる。本名名義で、スピンオフアニメ『ROAD TO THE TOP』に引き続きの登場。

サイトウさん(CV:斉藤慎二

※最終話で本人役として登場。お笑いトリオ「ジャングルポケット」のメンバー。競馬ファンとしても知られ、ジャングルポケット産駒オマタセシマシタ所有の個人馬主でもある。

外国人(CV:澤田拓郎

たくま(CV:鳥海浩輔

あさこ(CV:M・A・O

サトノのトレーナー(CV:長谷川明子

オリジナル名のウマ娘

諸事情で名前の使用許諾を取れなかったとみられる馬について、それらをモデルにしたと思われるオリジナルのウマ娘が登場している。【】はモデル競走馬と思われる馬。

ゲンジツスチール?【リアルスティール】(CV:?)

ブラーヴォデイラブリーデイ】(CV:?)

オールハイユウゴールドアクター】(CV:?)

リバーライト?【マリアライト】(CV:?)

ディビニティーディーマジェスティ】(CV:?)

ツウカアマカヒキ】(CV:井坂瞳

イッツコーリングクイーンズリング】(CV:?)

小説ウマ話

ウマ箱に付いてくる本編の裏側を描くオリジナル小説。挿絵がないので、入浴シーンがかなり多い。

Season1

第1コーナー セイウンスカイ編

第2コーナー グラスワンダー編

第3コーナー メジロマックイーン編

第4コーナー ウオッカ・ダイワスカーレット編

この内セイウンスカイは漫画化が検討されたもののお蔵入り。

Season2

第1コーナー ナイスネイチャ編

第2コーナー メジロパーマー編

第3コーナー ツインターボ編

第4コーナー キタサンブラック・サトノダイヤモンド編

余談

本作は一応学園ものであり、キャラにはそれぞれ中高生のいずれかの所属と学年が設定されているのだが、時間が経過しても進級や成長はしない、いわゆるサザエさん時空となっている。

しかしながら、そういったルールが適用される作品のほとんどが「季節の移りゆきは描いても、明確に一年経ったかとかはぼやかされる」のに対し、本作は史実ネタを描く関係上、年数の経過は明確に描かれるため、「確実に3年経ったのに進級や成長はしない」「一方、トウカイテイオーの回想やキタサンブラックなどの小学生として描かれるキャラだけは年の経過に従って成長する」という奇妙な現象となっている(このような年の経過はするが、キャラの成長するかはご都合主義とされる作品は、本作以外にはこち亀などもあるが)。

なお、作中のカレンダーは主役キャラが実際にそのレースに挑戦した時のものと同一になっている(例. スペシャルウィークが一期10話で挑んだ秋の天皇賞は1999年と同じ、10/31の日曜となっている)。

Season2の本放送終了後、CBCTVQ九州放送(2シーズン全てでも)などでも放送された事があるが、この2局の放送局所在地もまたJRAの競馬を控えている。CBCについてはラジオ番組「GOGO競馬サンデー!」の放送を行っており、TVQ九州放送に関してはKBS京都の土曜午後3時台の競馬中継「うまDOKI」の放送を請け負っている。

Season3の放送直前、キタサンブラックの馬主である北島三郎から応援メッセージが贈られている。奇しくも、初回放送日である10月4日は北島の誕生日である。

エンディングについて

現時点では3シーズンしか描かれてない段階で触れるのは時期尚早かもしれないが、通常エンディング曲はモデル馬の半生がどういうものだったかによって調子の明暗が分かれている。

例えば、それぞれ1期、3期で主人公を務めたスペシャルウィークとキタサンブラックは怪我の多い競馬界においてモデル馬が現役時代に怪我も故障はおろか病気にもかからなかった頑強さを誇るからかスポ根モノのような明るい曲調で、逆に2期の主人公を務めたトウカイテイオーは幾度とない怪我に悩まされたこともあり、かなり暗く重たい曲調のエンディングとなっていた(3期については、キタサンがライバルの圧倒的な実力に捻り潰された1話のみが重く暗めの楽曲が使用されたが)。

関連タグ

アニメオリジナルウマ娘 トレーナー(ウマ娘プリティーダービー)

あげません! ワケワカンナイヨー! 主治医(ウマ娘)

各メインキャスト