「私は……ここにいます。あなたには見えない誰かと一緒に」
プロフィール
キャッチコピー | 見えない影を追い走るミステリアス少女 |
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誕生日 | 3月5日 |
身長 | 155cm |
体重 | 増減なし |
スリーサイズ | B72・W54・H78 |
靴のサイズ | 左右ともに22.0cm |
学年 | 高等部 |
所属寮 | 美浦寮 |
得意なこと | コーヒーを淹れること |
苦手なこと | 快晴の日 |
耳のこと | 彼女にだけ聞こえる声があるらしい |
尻尾のこと | なにもしなくても、しっとりサラサラ毛質 |
家族のこと | 家族でコーヒー愛好家のため、豆は直輸入 |
マイルール | 黄昏時はなるべくひとりで過ごす |
スマホ壁紙 | 山頂で撮影した満月の浮かぶ夜空 |
出走前は… | 目を閉じて闇夜をイメージする |
得意科目 | - |
密かな自慢 | - |
よく買う物 | - |
ヒミツ | ①登山好き / ②深海魚に結構詳しい |
自己紹介 | …マンハッタンカフェ、です。私には…追いつきたい友だちがいます…。いつも私の前を走る子…ほら、そこに… |
CV | 小倉唯 |
影の薄い不思議な少女。
人に見えないものが見え、指先で奇妙な紋様を描き、いつも壁際に1人でいる。しかし彼女曰く1人ではなく……常に"お友だち"といるらしい。
コーヒーが好きだが、いっぺんに飲むとお腹が痛くなるため、ゆっくりと飲む。
(公式ポータルサイトより)
(リニューアル前)
漆黒の長髪が美しいウマ娘。
一見何を考えているのかわからないが、実はトレーナーに対して強い執着心を秘めている。
気が弱い性格をしており、初対面の人にはボソボソとか細い声で喋る。
実は女優業でも活躍中。
ソロ曲
「ねえ 早く連れて行って」
『楽園』
作詞・作曲:shilo 編曲:高橋 諒
概要
メディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するウマ娘の一人。実在する競走馬・種牡馬『マンハッタンカフェ』号をモチーフとする。
低く落ち着いた声を持つ物静かなウマ娘。名前の通りのコーヒー党で、コーヒー関連の知識は豊富(一応緑茶もそこそこ好きらしい)。時には自分でオリジナルブレンドのコーヒーを作ってしまう程の愛好家でもある。苦手な紅茶を差し出されると嫌そうな顔を隠さず、うっかり口にしてしまうと落ち込んでしまう。
口数が少ない上に、後述する彼女の能力からか周囲からは「変わり者」「不気味」、「嘘つき」と認識されることが多く、周囲からの理解を得られないこともしばしば。他人に見えない何かが見えてしまう故に異端扱いは日常茶飯事、気味悪がられ、遠ざけられ、輪の中に入れず立ち尽くすこともあった。これらの扱いから、次第に自分から他者と距離を置く現在の性格が形成された様だ。
自分に対しても他者に対しても超がつくほどポジティブシンキングなオペラオーですら、「レース場で彼女に関わってはならない」と断言するほどである。タキオンには「元からイカれている」、「私と同じ変わり者」とも評されている。
しかしその点を除けば非常に常識的かつ年相応な少女であり、シチーガールを目指す同室のユキノビジンに合う都会流のコーヒーを紹介したり、霊を引き込みやすい体質にあるトレーナーを守ろうと夜通しで傍に付き添ったり、脚質の違う後輩へのアドバイスのために彼女らに合わせたトレーニングについて勉強するなど献身的で面倒見がよい。タキオン曰く、「彼女(カフェ)は案外、押しに弱い」とか。
レストランではおしゃれなスイーツに興味を示したり、自分でお菓子を作って弟妹に振舞ったり、トレーナーとクリスマスに出かけてファンに目撃された際には「いい雰囲気」「デート」などの声を耳にして頬を赤らめたりするなど、年頃の女の子らしい一面も見せる。
自身の名前にもなっているマンハッタンの街に興味があるらしく、いつかは行ってみたいとのこと。
所属する美浦寮には、彼女に似た「何か」が出るという幽霊話がある。そして、彼女自身その「何か」がたまに見えるそうで…?
4コマ漫画『うまよん』でもその話題が取り上げられており、本人の口からも怪談話かと思いきや「オチのない話」として語られている。果たしてその正体が明かされるときは来るのだろうか。
曰く付きの物品にも入れ込んでしまうようで、生徒会公認で空き教室を借りており、寮の自室に収まらない品々を保管している。勝手にいじると怪現象が起こるらしい。『新時代の扉』のパンフレットではより詳しい資料が記載されており、ベルベットカーテンや何かの標本、怪しい瓶詰めや水晶、積まれた本や紅茶缶が置かれていることが確認できる。なお、壁には猫のウォールステッカーを張っている。
後述にもあるように霊感に極めて優れた体質故に周囲どころか本人も独特な影響を受けがちであり、日によっては足跡が重いものを引きずったかの様になったり、体重が急に紙のように軽くなったりと激変する体質らしく、本人も体調管理に苦労している模様。
実は登山が好き。空に近い山頂では、『お友だち』とよく会話できるからとのこと。コーヒーの入ったポットを持参するのも忘れない。アプリ版の1コマ漫画ではユキノと連れ立って山へ行く様子も描かれており、これに由来してかカフェのサポートカードからはスキル「登山家」のヒントが貰える。
実はあまり触れられないが弟や妹がいることも言及されており、よくお菓子を作ってあげていた模様。
霊感
先述したカフェが持つ能力……もしくはそれに近い感覚。彼女が言う『お友だち』が最たる例だが、他の幽霊も視認したり会話したりできる模様。他者からはカフェが虚空へ向かって話したり、いないはずの存在をいると言い張っているようにしか見えず、彼女が敬遠されている大きな要因となっている。
カフェ自身もこれが特異な能力であるという自覚はあるようで、周囲の反応も特に気にしてはいない模様。こうした性質もあってか、彼女との育成ストーリーは非常にホラーチックかつオカルティックな雰囲気が漂うものとなっている。
小説版『新時代の扉』によれば、これらの不思議な存在達は危険なモノも勿論存在はするが単にイタズラ好きで悪意のないモノも大半らしく、時には一緒に遊んでくれる者すらいたことが明かされている。カフェからすれば、目に見えない物が見えるというだけで拒絶してくる人々より余程親しみを感じていた様だ。
これらの摩訶不思議な現象はカフェの周囲に及んでおり、子供の頃から自分の写真を撮ると何を撮ったか分からない奇妙な紋様が写るという特異な現象が起こってしまうらしい(このため、自撮りで自身の写真や傷などを見せるのにも苦労していた様だ)。
また、ウマ娘の“可能性”を追い求める同世代のアグネスタキオンからは、非科学的でありながら未知のアプローチで限界へと挑み得る存在として事あるごとに絡まれている。
一応タキオンの論理によれば、視覚情報を処理する後頭葉や何かをイメージする時に働く大脳辺縁系といった部位が他のウマ娘や人間より発達しているのかもしれないと分析されている。要は「科学では証明の難しい現象を知覚できる稀有な脳の持ち主」とのこと。
幼い頃から生者と霊の間に立って過ごしてきたためか、口にする言葉も詩的でどこか浮世離れしており、話す内容はしばしば抽象的でスピリチュアル。
強い霊感の影響か、同室になったウマ娘は怖がって頻繁に入れ替わっていたようだが、あからさまな怪現象にも鷹揚なユキノがやって来てからはかなり和やかな部屋になっている。
元来の懐の深さ故か、どんな霊が起こす事件にも基本的に穏便に対処しようとする傾向にある。霊の間でも相談役として頼りにされており、学園内のグラウンドにいた幽霊からの相談を受け、自分が疲れてしまうまで親身に聞いてやるという一幕も。
そうした境遇が育んだ独自の視座ゆえか、他者の魂の裏側や本質を捉えることに長けているようで、トゥインクル・シリーズを駆け抜けた先に待つグッドエンディングでは、得意な戦術の異なる後輩にもレースで勝つためのアドバイスを送るなど、精神的なサポートにも役立っている。
『お友だち』
幼い頃からマンハッタンカフェだけに見えている、幽霊とも妖異ともつかない存在。カフェによると彼女に非常に良く似た容姿をしているらしい。凄まじいスピードを誇っているようで、特にコーナーリングと体の柔らかさについては、相当の才能を持つカフェ自身も驚愕する程。
その速さゆえかカフェが『お友だち』に追いつけたことは無いらしく、決して振り向かないために顔すら見たことがない。カフェはお友達に追いつき、追い越すことを目標としてトゥインクルシリーズに身を投じ始める。
自分にしか見えないものを否定される深い悲しみから部屋に閉じこもっていた幼いカフェを、ただ楽し気に走る姿で外の世界へと導き、同時に走る楽しみや憧れを教えた、カフェにとって何よりも特別な存在。
その正体についてなど、詳しくは該当記事を参照。
容姿・デザイン
腰まで伸びた青鹿毛のストレートヘアをアーチ状に切り揃えており、やや無造作に左へ流された前髪の間にはハイライトの目立たない黄金色の瞳が煌々と輝く。頭頂部のやや前側には、後ろ向きに跳ねた一房の白いアホ毛。明るめの瞳に対して瞳孔は小さく、独特の目力を持つ。右耳の飾りはスティック状のイヤリング。
アプリゲーム版での呼称は[Creeping Black]。
真っ黒なブレザー・チェスターコートに金色のネクタイやベルトがアクセントを効かせるシックなデザイン。首には細めのチョーカー。黒いグローブは手首までカバーするもので、露出度はかなり低め。
元々、黄色と黒色は、馬主である西川清氏(西川きよしとは別人)が経営するパーク24社が展開する駐車場・レンタカー事業である「タイムズ」のコーポレートカラーであることに由来する(実際、ブランドのロゴにこの2色が使われており、西川氏も時折黒ずくめのスーツを身にまとい、黄色いネクタイを着けて馬を見に来ることもあった)。
上履きのようなデザインのシューズは、蹄鉄の両端に橋渡しすることで、靴のような役割で蹄を守る鉄橋鉄がモチーフ。マンハッタンカフェ号も傷つきやすい蹄の持ち主だったため、ウマ娘マンハッタンカフェには爪が割れやすい体質として反映されており、トレーナーに処置をしてもらっている。
2024年2月ストーリーイベント『おでんせ!和みの幸味庵』と共に実装された2着目の勝負服。とある和菓子屋の接客係として新たに制作された衣装で厳密には勝負服の定義には当て嵌まらない…のだがいつもの如くこの姿でも特に問題なくレースに出走可能。シックな雰囲気の従来のものと異なる抹茶色の和風衣装となっている。なお、三つ編みはユキノに丁寧に編まれた物らしく、鏡越しについつい見てしまうとか。この衣装を着ていると何故かよく猫が集まってくるのだが、本人は困っていない様子。
- 君と見る泡沫
2023年7月末に実装されたSSRの水着姿。フリル付きの黒ビキニやアップにした前髪など、私服のセンスからすると相当に開放的な気分になっている様子。
なお、同時実装のジャングルポケットSSR[トばすぜホットサマー!]でも白ビキニ・白パーカー・白のつば広帽子という出で立ちで映り込んでいる。
- 私服(アプリゲーム版)
勝負服とは打って変わってクリーム色のシャツに黒のチェック柄スカートと柔らかい印象を受けるデザインになっている。しかしこちらも勝負服同様露出度はかなり低い。
猫の足跡のワンポイントがベルトの先端部分に描かれており、バックルも猫の顔の形をしていたりと、愛用のマグカップ同様に猫のデザインがあしらわれている。更に、タイツの太腿部位に肉球マークが付いていることが熱心なトレーナーによって判明した(私服実装前から噂されていたらしく、トレーナーの執着心が伺える)。
2022年8月に実装されたSSR[It's on the house.]ではエプロン姿にポニーテールという組み合わせも見られる。
- ドレス衣装
アプリゲーム版の1.5周年、2.5周年とも記念イラストのメンバーに選出されており、それぞれ黒いドレス、黄色のドレスの華やかな装い。
- 寝間着姿
『新時代の扉』とバンダイナムコとのコラボで登場した寝間着姿。よく目元が前髪で隠れがちな彼女の珍しいデコ出し姿でファンの話題を集めた。
- 仮装姿
X(現Twitter)にて公開された天皇賞(春)の記念イラストにて初登場した衣装。ブライトの羊の仮装に対してカフェは猫の仮装となっている。
- イベント衣装(日本ダービー)
2024年度日本ダービー記念イラストに登場した衣装。こちらは黄色いドレスを身に纏い、髪型もポニーテールにしている。本イラストに描かれたタキオンやポッケの衣装も考えると、ダービー関連のイベントに登壇した際の衣装と考えるのが妥当か。
- 水着衣装(新時代の扉)
『新時代の扉』における水着衣装。上記の「君と見る泡沫」とは異なり緑がメインカラーの水着であった。
マンガ版
うまむすめし
第26話に登場。とある実験で理科準備室を発光させたタキオンに呆れ果てていたが、流石に申し訳ないと思ったらタキオンにお詫びの品として彼女自身が作ったキャラメルナッツを渡された。
意外にもカフェにとってもタキオンのナッツは好評だったらしく、「ナッツに絡んだ甘さがコーヒーの味を引き立ててくれる」と高評価していた。なお、このお詫びはどうやらカチッサー効果(理由を添えるだけで依頼の承諾率が上がること)の実験も兼ねていたようで、真相を知った彼女はやっぱりタキオンに呆れていた。
うまよん
- 14話
「袖を千切った制服と包帯」では、うっかり薬品をこぼして左手を負傷したアグネスタキオンを心配していた。
「美浦寮怪談大会!」では、実際に体験した出来事として「自分で自分を見た」と語って、メンバーを戦慄させている。
- 17話
アグネスタキオンから「簡単で高収入なアルバイト」と称して、自身が開発した「タフネスバー」を試食する実験台にされかけていたアイネスフウジンを助けている。
- 18話
エアシャカールに依頼されて彼女の練習を撮影していたが、「映ってはいけないモノ」が映ってしまった事で、お祓いを勧める。
- 31話
ハロウィン回。死装束のコスプレで登場。
スイープトウショウがアグネスタキオンからキャンディーを貰った際、何かの実験だと察して「食べない方がいい」と警告していた。
- 39話
クリスマス回。ヒシアマゾン寮長からクリスマスプレゼントを贈られた寮生の1人として、1コマだけ登場。
- 50話
ケーキを入手したアグネスタキオンからお茶に誘われるが、案の定「紅茶が美味しくなる薬」の実験台にされる。「もし効果が無かったらコーヒーを飲むリスクを背負う」というタキオンの申し出を受けて渋々苦手な紅茶を飲んでみるが、やはり効果が無かった様で、無言で自身のコーヒーカップを突き付けた。
- 55話
ダイワスカーレット共に、誕生日を迎えたアグネスタキオンを祝う。
「いつも研究品を頂いたり世話になっている」というダイワスカーレットの話を聞いて、タキオンの実験に付き合う勇気に感心するが、その実態が「髪がサラサラになるトリートメント」などを貰っている事だと知り、自身との扱いの差に恨めしそうな顔でタキオンに詰め寄る。
- 59話
「美浦寮の怪談(※14話)」を解明する為にマンハッタンカフェ、エイシンフラッシュ、マチカネフクキタルの3人が廊下で話していると、不意に背後のドアが開いてもう一人のマンハッタンカフェが現れる。
彼女曰く、この部屋は寮の自室で、玄関で待ち合わせる筈の二人こそ、なぜここにいるのかと逆に問われる。
気が付くと、さっきまで話していたマンハッタンカフェの姿はどこにも無い…。
- 80話
怪奇現象が起こる事を期待したゴールドシップに絡まれるが、無言で立ち去る。
尚も食い下がるゴールドシップを、アグネスタキオンと共に目撃したマンハッタンカフェは、読者に向かってあの台詞を言う。
- 94話
岩手から帰って来たユキノビジンから貰ったお土産の煎餅とコーヒーの相性の良さに、思わず「マリアージュ」と呟く。
そんな煎餅をオシャレに食べるマンハッタンカフェを見たユキノビジンは「シチーガールだぁ...!」と感心した。
- 126話
海に来てまでアグネスタキオンの実験に付き合わされるマンハッタンカフェと、元気いっぱいのハルウララに振り回されるライスシャワー。
それぞれの相手をする為に立ち上った時、苦労している者同士心が通じたのか、無言でお互いの健闘を祈り有った。
アニメ版
TVアニメシリーズ
OVA『BNWの誓い』
全話に登場。ゲームや漫画と違い、アグネスタキオンとの絡みは無い。また、目にハイライトが有る。
- ①話
大感謝祭の模擬店「マンハッタンカフェの喫茶店」の開店準備をしており、見回りをしていたゴールドシップとメジロマックイーンにコーヒーを振舞う。
- ②話
チームBのリーダー、ビワハヤヒデの作戦会議に出席している。
後半では駅伝のスタート前、ビワハヤヒデの「行くぞっ!」という掛け声に他のチームメイトと共に「おーっ!」と答えている。
- ③話
自身の担当する第4区の上り坂でトップを走るテイエムオペラオーに対し、「...。(ここで差す!)」と一気に勝負を決めようとするが、直後にエイシンフラッシュの追い上げに気付く。
最後はテイエムオペラオーとほぼ同時に、次期走者にタスキを繋ぐ。
Season3
直接の登場はないが、第10話のトレセン学園地域合同イベントにて「喫茶マンハッタン 友と共に…」という催しを開いていたことが判明している。
最終話では、キタサンブラックが勝利した有馬記念を、ネオユニヴァース、マヤノトップガンと共にチームカノープスの後ろから観戦。このレースにはマンハッタンカフェの史実の産駒に当たるウマ娘が3人出走(2着のイッツコーリング(クイーンズリング)、5着のシックスパック(ルージュバック)、6着のシャバランケ(シャケトラ))していたのでその繋がりと見られる。
RTTTシリーズ
ROAD TO THE TOP
第4話に登場。
ナリタトップロードとテイエムオペラオーが自販機横のベンチで会話するシーンで、画面手前をアグネスタキオンとすれ違う形で横切っている。
新時代の扉
基本的にチョイ役が多かった彼女だが、01世代を題材にした『新時代の扉』でついにキーキャラクターへ昇格した。ゲーム版と同様、旧理科準備室をタキオンと共有しており、「お友だち」のこともタキオンには知られている設定となっている。
もっとも、本作におけるタキオンとの関係は良くも悪くもゲーム版以上に淡白かつドライなものとなっており、例えば作中では「お友だち」をイマジナリーフレンド扱いしたタキオンを無言で睨みつけたり、皐月賞後に無期限出場停止宣言をしたタキオンに対し、自分の目指す”お友だち”の高みへ近づいておきながら勝ち逃げしたとして「土足で私の世界を踏み躙った」と言ったりしている。
一応研究室は相部屋だがお互いの生活には不干渉を貫いており、劇中ではタキオンが部屋に(ポッケが若干ドン引きするレベルの)ゴミを溜め込んでいたことから、互いの生活には基本介入しないスタンスであることが分かる(小説版によれば、お互いの生活に干渉しないことが暗黙の了解の様である)。
ただ心の底では人情深いところは変わっていないようで、上述の無期限出場停止宣言があった日にはダンツやポッケと共にタキオンの元に駆けつけ、三人の言い合いを見守っていた。この一件でタキオンと他二人の関係に亀裂が入った後も、観客席や理科準備室でレースを見るタキオンを一瞥したりしている。
目標はゲーム版と変わらず「お友だち」だが、クラシック戦線で活躍するタキオンやポッケのことは軽視しておらず、作中では先行して実力を見せた彼女らに追いつくために、決して丈夫と言えない身体を支えながら必死に練習を続ける姿を見せていた。ポッケやダンツと一緒に練習する場面も多い。
担当トレーナーの有無については不明。あるシーンではタナベトレーナーに師事していたため、ゲーム版のように不気味がられて孤立している訳ではない様子。
ゲーム版ではおどろおどろしい雰囲気を醸し出しつつも、その実クールで人情深い少女として描かれていたが、PVや映画ではそんなゲーム版の姿からは想像もできない表情も見せており、視聴者からはデザイン原画のような「幽鬼」的なイメージに戻ったと言われている。
その他のアニメ
うまよん
8話と10話に登場。こちらは目にハイライトが無い。
黒の科学者Dr.マッドタキオンの改造で生まれた「怪ウマ娘ダークマンハッタンC」という怪人で、紫のオーラを纏い、両手からビームを出す。
一度はピンクウララを返り討ちにするも、最終的に「ウマソルジャーバズーカ」で倒された。
直後にタキオンが「巨大化する紅茶」を出した事で、巨大化して復活するかと思いきや、「紅茶は嫌」と拒否。直後にタキオンも(ほぼ自爆に近い形で)吹っ飛んだ。
ネクタイやコーヒーカップの模様、耳飾りがドクロになっている。
- 10話
肝試しのお化けに扮し、番町皿屋敷のように「一バ身、二バ身…」と呟きながらダスカとウオッカを追い回した。
…それ離されてない?
ゲーム版
『熱血ハチャメチャ大感謝祭!』
本作でも勿論プレイアブルキャラクターとして参戦。今回は『新時代の扉』に登場したウマ娘の構成であるチームゼラニウムのメンバーとして活躍する。
アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』
サービス開始からSR・Rのサポートカードが実装済み。
育成ウマ娘としては、2021年10月20日に☆3[Creeping Black]として実装された。
タキオンのシナリオでは固定のライバルとして立ちはだかる。NPCとして登場する際は高いスタミナや昇り竜などの金スキルを所持した状態で登場することが多くシンボリルドルフやゴールドシップのようにたびたび長距離レースで自分の育成しているウマ娘が差し切られることが起きる。
「お友だち」や周りの霊の存在を否定されることを悲しみ、他人との関係を持つことを拒絶していたマンハッタンカフェは、自らを否定しないトレーナーと出会い次第に信頼を寄せていく。
彼女の目標は「お友だち」に追いつくこと。体重の乱高下や蹄の脆弱さと戦いながら、「お友だち」を追ってレースに出走し、段々とその後ろ姿に近づいていく。
皐月賞を過ぎると同期のアグネスタキオンが突如無期限の活動休止を表明。何を思ったか急遽カフェのアドバイザーに転身し、シニア級にかけて2人体制でカフェを支えることとなる。これはタキオン自身のストーリーの「プランB」のルートを表現しているものであり、タキオンのアナザーストーリーともとれる(むしろこちらの方が史実に近くはあるが)。
この過程で、カフェ・タキオン・トレーナーの3人は「お友だち」の存在を巡って、カフェの霊力とタキオンの洞察によってウマ娘という生命体そのものの存在にまつわる未解明の謎の多くに触れていくこととなるのも、カフェのシナリオの大きな特徴である。設定レベルから緻密に計算されたストーリーも相まって、完成度や評価も高い。
イベントストーリーへの登場回数はそれなりだが、第23弾『Leap_into_a_New_World』、第28弾『夏の陽は、青く凪ぐ』、第33弾『おでんせ!和みの幸味庵』など複数のイベントに参戦している。特に『おでんせ!』では事実上の主役クラス。
ウマ娘ストーリー
夜な夜な人気のないコースで『お友だち』とレースを繰り広げていたマンハッタンカフェの元へ、ある日を境に一人のトレーナーが足繁く通ってくるようになる。スカウトを受けても要領を得ない会話ではぐらかしてきた彼女だったが、初めて『お友だち』の走りに興味を示し、“彼女”に追いつくための方法を思案するトレーナーの姿に、徐々に警戒心を緩めていく。
当てのない競走がトレーニングに変わり始めてから数日、なぜだか妙に絡んでくる同世代・アグネスタキオンにトレーナーが連れられて行く場面を目撃したマンハッタンカフェは、話し込む二人の様子から、トレーナーが『お友だち』の存在と、それを語る自身の言葉を信じてくれているらしい事を知る。
『お友だち』の背中に少しずつ近づいていく手応えを掴んだマンハッタンカフェは、選抜レースを終えた日の夜、トレーナーに『お友だち』とのこれまでを語り始める。
育成ウマ娘
- ☆3[Creeping Black]マンハッタンカフェ
マンハッタンカフェの育成実装に伴う初回実装版。
詳細は当該記事にて。
- ☆3[柳緑小夜]マンハッタンカフェ
2024年2月ストーリーイベント『おでんせ!和みの幸味庵』と共に実装された勝負服。
詳細は当該記事にて。
2つの衣装で共通して長距離専門のウマ娘。通常衣装は差し向き、新衣装は追込向きと違いがある。
また通常衣衣装はスタミナのみに30%も振られている。1つのステータスに成長率が集中しているウマ娘は初。このおかげで、目標の半分を占める長距離レースも難なく走ることができ、育成も簡単な部類に入る。一方新衣装はスタミナ20%パワー10%とこちらもスタミナはかなり伸ばしやすい。
しかし中距離適性はBな一方で、目標の残り半分は中距離を走ることになる。不安なら因子で適性を上げておこう。
固有イベントはシニア12月後半までの育成中に長距離レースを2勝以上すると発生する。6勝以上すると最大の効果が得られ、長距離直線に加えて長距離コーナーが獲得できる。特にコーナースキルはとても強力なので、目標外の長距離GⅡ・GⅢを逃さず出走しておきたい。
上記の長距離に向いた成長率と優秀なスキル群もあって、長距離のチャンピオンズミーティングでは常連入りを果たした。固有の安定発動のために追込に改造された上で、ゴルシ・タイシンと共に追込三強を形成している。
カフェのもう一つの特徴として、「ターン開始時に夜ふかし気味の場合、一定の確率で自動解消+やる気上昇(夜ふかし気味になるとやる気が下がる為、帳消しになる)というイベントが用意されている。『ぱかライブTV』でこの発表があった際には視聴トレーナー大多数から「全員に付けてくれ!」等の懇願のコメントが大量に送られていた(現時点ではそもそもバッドコンディション自体が滅多につかなくなったためお目にかかることは少なくなった)。
なお目標外の日本ダービーは、ストーリー上では体調が万全でないために回避する流れになるのだが、無理を押して出走すると隠しイベントが見られる(育成上特段のメリットはない)。一方、いかにも何かありそうな皐月賞にはイベントが用意されていないが、代わりに尋常ではない強さのタキオンが固定ライバルとして出走する。
固有二つ名
漆黒の幻影
作戦「差し」で菊花賞、有馬記念(クラシック級)、天皇賞(春)、有馬記念(シニア級)を勝利し、基礎能力[スタミナ]が1200以上になる
- 史実の勝ち鞍と、史実では果たせなかったシニア級有馬が勝利目標。スタミナ1200は一見厳しいように思えるが、後述の成長率のおかげでトレーニングを意識さえすれば達成は容易。
- ちなみにクラシックで菊花と有馬を勝利、翌年に春天勝利という戦績を持っているのは、他にシンボリルドルフしかいない。
サポートカード
- SR[雨の独奏、私の独創]マンハッタンカフェ
リリース初期から実装されているSRサポート。得意練習はスタミナ。
ランダムイベントで貰える「非根幹距離」、ヒントで貰える「道悪」「スタミナイーター」など、条件さえ合えば確実に活躍できるスキルが揃っている。完凸すればレースボーナス・ファン数ボーナス・スタミナボーナス・トレ効果アップと主要な効果を獲得できる。SRとしては総合的に見て高性能な部類であり、初心者に優しい一枚。
- SSR[独奏・螺旋追走曲]マンハッタンカフェ
2021年12月14日にイベント「トレーナー技能試験」の開催とともに実装されたSSRサポート。得意練習はスタミナ。
ヒントにまつわる性能はSRと変わらずだが、練習性能はSSRとしては決して高いとは言えない。しかしこのカードの強みは連続イベントでスタミナグリードを覚える点。カフェ以外にもこのスキルを積めるようになり、デバフ育成の選択肢が増えた。なお連続イベント2回目で長距離コーナーのヒントを貰える選択肢を選ぶと、ランダムで「夜ふかし気味」が付与されてしまうので注意が必要だ。
- SSR[It's on the house.]マンハッタンカフェ
2022/8/19にセイウンスカイ(SRサポートカード)、コパノリッキー(☆3育成ウマ娘)とともに実装されたSSRサポート。タイプはスタミナ。
- SSR[君と見る泡沫]マンハッタンカフェ
2023/7/31にストーリーイベント「夏の陽は、青く凪ぐ」の開催とともに実装されたSSRサポート。タイプは賢さ。
外部出演
Shadowverse
『シャドウバース × ウマ娘 プリティーダービー』コラボにて「ネクロマンサー」クラスのリーダースキンとして登場。
また、霊体の侵入というカードのイラスト違いプレミアムカードとしてマンハッタンカフェの別イラストバージョンも登場した。
関連人物
同期の友人で、サンデーサイレンス産駒・クラシック三冠競走制覇馬(タキオンは皐月賞、カフェは菊花賞)同士の繋がりでもある。
空き教室を共有する仲だが、その他者の迷惑を顧みず実験に引き込もうとする態度には辟易気味で、基本的に応対の物腰が穏やかな彼女としては珍しく、実験台にされそうになる度につっけんどんな対応であしらっている。
……が、かわしきれないこともあるようで『うまよん』では何度も実験台にされたことが示唆されている。自身の経験からかタキオンの実験に巻き込まれた人を助けることも。
共用している空き教室は旧理科準備室で、最初はカフェ専用の趣味のグッズ置き場(生徒会公認)だった。その後研究室を欲したタキオンが生徒会に掛け合った所「問題児に個室を与えるのは危険」と判断され、保護者兼見張り役としてカフェが、研究室として彼女のグッズ置き場が選ばれたという。
タキオンとの共同使用以前からカフェの部屋として生徒会が使わせていることに疑問を持つプレイヤーも多い。グッズの詳細も全貌は判明しておらず、空き教室を要求できるほどに生徒会との関係があるのかも不明。
部屋はきれいに半分に分かれているようだが、カフェ側のスペースにカップが2つ置いてあったり間違えて彼女がタキオンの紅茶を飲んでしまったりしているので詳しい間取りは分からない(一応間取りのスペースを取り合いになることもあるらしいため、厳密な区切りは当人次第で変わる様である)。
タキオン曰く、カフェのスペースを勝手に弄るととんでもなく恐ろしいことが起こるとか。タキオンの場合、自身の研究資料が燃えてしまって泣いたらしい。
ちなみにタキオンは紅茶党かつコーヒーは苦くて嫌い、カフェはコーヒー党で紅茶は渋くて苦手という風に飲み物の好みはまるで逆。その他何かと正反対な要素が多い2人は一見すると不仲に見えるが、両者はそれぞれ惹かれ合うものをお互いに感じ取っているようである。
劇場版『新時代の扉』の公開記念キャンペーンとしてアプリゲーム版にて開催されたイベント『劇場版『ウマ娘』公開記念 アグネスタキオンの因子研究』によれば、「疑う気持ちも分かるが成果はいつも本物」、「己をひたむきに研究し、問題を一つずつ克服する姿勢は評価されてもいい」と、彼女の研究者としての腕前や競走者としての姿勢は高く評価していることが示唆されている。
同期の友人で、史実ではクラシック三冠を分け合った間柄。流石にタキオン程ではないとはいえ、情緒が激しくハイテンションになりがちな彼女にはたまにペースを乱されることがあるが、なんだかんだ共に併走やトレーニングをこなす良き友人。小説版『新時代の扉』ではクラシックレースでの勝利数や勝率でお互いに煽り合ったりとタキオンとはまた違った関係を見せている。
彼女の実装により、「ポッケは三強のうち唯一父がSSではない(史実ではポッケの父は凱旋門賞馬トニービン)」、「カフェは三強のうち唯一産駒がウマ娘に登場していない」という差異ができた。
寮のルームメイトで後輩。史実では未出走だが産駒がいる関係。部屋では怪現象が日常茶飯事のようだが、ユキノビジンは「田舎でもしょっちゅうあった」と動じないため、カフェにとっては有難い存在の模様。ユキノ曰く「いつもコーヒーとお菓子を用意してもらってる」らしく、定期的に支えてくれるカフェにはいつも感謝しているという。
アプリゲーム版のストーリーイベント『おでんせ!和みの幸味庵』によれば寮の部屋に先にいたのはカフェの方であり(同室の相手が変わるのは慣れていたという台詞から、複数回ルームメイトが変わっていたと思われる)、霊感の持つ自身に恐怖がないのか聞いた所「見えるもンにも見えねぇもンにもいつも親切にしてくださる優しい方」と返され、やがて共に暮らすのが当たり前の様になっていたようだ。
- トレーナー(アプリゲーム版)
アプリゲーム版のウマ娘ストーリー・育成ストーリーにおけるマンハッタンカフェの担当トレーナー(プレイヤー)。
カフェの周囲ではお友だちをはじめ普通の人間(とウマ娘)では見えない何かが怪現象を起こすことがしばしばあり、カフェの走りに興味を持ち話をしていくうちに自宅でもそのような現象が起きるようになってしまう、普通に考えてかなりの恐怖がつきまとうはずなのだが当の本人は「慣れてきた!」らしく特に気にしないという(これまでの発光するトレーナー やドロップキックを食らっても平気でいるトレーナーとは別の方向性の)強さを発揮している。
彼女の担当になる際、お友だちに追いつけるようにする約束の元に契約をしたため、それが枷となり約束のために無理を押して走らせるか、担当として安全のために練習やレースを見送らせるかの葛藤を繰り返している。育成中はアドバイザーに転身したタキオンと二人体制でカフェの心身をサポートしていくことになる。
ウマ娘ストーリーの出会いの時点で尋常じゃない精神力を見せていたが、育成ストーリーのバレンタインイベントにおいても灯り一つの暗がりで二人きりという状況の中カフェからの問答中に鎌をかけようとするなど異常な胆力の強さとイチャつき方を見せてくる。
一方でイベント「夢幻ナル世界ノ中デ」では観覧車に乗ってる最中に聞こえた謎の爆発から人間より強いウマ娘で怪異慣れもしているカフェを身を挺して守ろうとするなどの描写があり、先のバレンタインのちょっかいも合わせカフェを等身大の女の子として扱うことに徹底した行動理念を窺わせる。
カフェ自身もその扱いに救われているところがあるようで、トレーナーと日常を過ごしていくうちにお友だちの背を追うことばかりの生き方に変化を及ぼしていく。
競走馬『マンハッタンカフェ』
1998年生まれの黒鹿毛の牡馬(01世代)。父サンデーサイレンス、母サトルチェンジ、母父ローソサエティ。
主戦騎手は蛯名正義(現調教師)。管理調教師は騎手時代にいわゆる「サクラ軍団」の主戦騎手を務めたことで名高い小島太(栗東トレセン所属)で、調教師としての彼の代表馬でもある。
3歳春は体重減に苦しみ凡走するも、夏には46kgの増量に成功して富良野特別・阿寒湖特別を連勝。いわゆる「夏の上り馬」としてセントライト記念4着を経て菊花賞に臨み、GⅠ初出走初制覇を達成。暮れの有馬記念ではテイエムオペラオーとメイショウドトウを破ってGⅠを連勝、翌春の天皇賞(春)も制覇する。
4歳秋には凱旋門賞に挑戦するが、13着と大敗した上にレース後に屈腱炎を発症したことが判明し引退した。
引退後は種牡馬となって幅広い適性の産駒を輩出。GⅠ馬も輩出し2009年にはリーディングサイアーとなるなど安定した成績を収めていたが、2015年に体調不良や免疫低下に見舞われてしまう。同年の繁殖シーズンを全うしたものの衰弱は進み、結局同年8月13日、腹腔内腫瘍のためこの世を去った。17歳没。
より詳しくは当該記事を参照。
- 父の面影
容姿が父である大種牡馬サンデーサイレンスに似ていると言われており、引退後の種牡馬時代、サンデー役として吉田善哉氏(社台グループ創設者)を描いたドラマに出演した。
また、サンデーのオリジナルウマ娘を創作する際にマンハッタンカフェの容姿が参考にされることがある。
史実で対戦経験のあるウマ娘
※強調はマンハッタンカフェが先着したレース
- 01世代(同世代)
・アグネスタキオン(ウマ娘)…01年弥生賞
・ジャングルポケット(ウマ娘)…01年菊花賞 02年天皇賞(春)
余談
キャラクターの変遷
旧紹介文の通り、以前は「トレーナーに対し執着心を抱いている」という設定が明記されていた。
……のだが、リニューアル時に一新。彼女にしか見えない「お友だち」がメインの記述になった。
育成実装された現在でも主人公トレーナーに対し執着しているようなものは見られないため変更されたものと見てもいいかもしれない。
その代わりに、キャラストーリー選択画面での「私の『普通』をありのままに受け入れてくれた人」と言う台詞やバレンタインでの超然的な受け答え、トレーナーの提案なら普段はすげなく拒否しているタキオンの実験も(タキオンがアドバイザーとしての提案とはいえ)「トレーナーさんがそう言うなら」と承諾するなど、執着するという描写こそないもののトレーナーのことを深く信頼している様子は描かれている。
ちなみにこういったアプリリリース前の設定変更・削除はウマ娘では決して珍しくはない。
(エアグルーヴが大の男嫌い、ゴールドシチーが「性格に難あり」、など。ただしシチーはモブトレーナーに気性難呼ばわりされており、それ自体は謂れのない文句であるものの彼女が自らの抱える悩みや境遇から気難しい一面があるのは確かである。)
なお、かつて公式サイトでは上記の旧設定に沿った内容の台詞がサンプルボイスとして使われていたが、育成実装されて暫く経った現在ではアプリ版のキャライメージに合わせた台詞(ウマ娘名鑑選択時のもの)に差し替えられている。
また、旧紹介文にある『実は女優業でも活躍中』という文言については、『父・サンデーサイレンスに似ていることで、ドラマに出演したことがある』という、競走馬として稀有な経験に由来するものと思われる。
なお、実はリニューアル時にバストが80から72に減少している。→マンハッタンカフェの8cm
関連イラスト
関連項目
フジキセキ(ウマ娘):青鹿毛で流星だからか史実において先にサンデーサイレンスに似てると言われた。(同期のジェニュインも青鹿毛なのだが流星や星がない為言われることがなかった)。初のサンデー産駒G1馬。
キンイロリョテイ(ウマ娘):モデルとされるステイゴールド号はサンデー産駒で、父に性格がよく似ていた。カフェとは阿寒湖特別繋がりで2001年にステイゴールドは海外初のG1を、一週間後にカフェがサンデー産駒初の有馬記念制覇を達成している。
各ウマ娘のモデルであるフジキセキ、マンハッタンカフェ、ステイゴールドは産駒初のG1勝利、父に毛色や性格が似ている、亡くなった年が同じ2015年(ウマ娘化はされていないが上記されているジェニュインも父と同じ毛色、産駒初のクラシックG1、2015年没と共通点が多い)。
ちなみに彼(女)自身の有馬記念制覇は叶っていないが、産駒は3頭ほど制している(ドリームジャーニー、オルフェーヴル、ゴールドシップ)。
ゼンノロブロイ:ウマ娘化されているサンデー産駒で有馬記念制覇したつながり。
ブエナビスタ(ウマ娘):史実において母の半姉の孫。
小島太調教師繋がり
小島が現役騎手時代に騎乗し、GIを制覇。また、両モデル馬の担当調教助手が、境勝太郎元調教師の定年退職後は小島厩舎に移籍し、厩務員としてカフェを担当していた繋がりもある。
騎手時代の小島を鞍上に重賞初勝利し、小島の騎手引退後、天皇賞(春)と有馬記念を制覇。境勝太郎厩舎からの引き継ぎで、厩舎開業から間もない頃の小島が管理した。また、小島の息子である良太が、厩務員としてローレル、調教助手としてカフェを担当していた繋がりもある。
エルコンドルパサー(ウマ娘)、ナカヤマフェスタ(ウマ娘):蛯名正義元騎手とのコンビで出走。
シリウスシンボリ(ウマ娘):セントライト記念出走時の鞍上・二本柳壮元騎手がシリウスを管理していた二本柳俊夫調教師の実の孫にあたる。
ポケットモンスター ルビー・サファイア:レース出走時に調子が良いと「サファイアの海でも、ルビーの大地でも…!」という台詞を発することがある。ルビサファの発売年は2002年で、競走馬マンハッタンカフェが古馬になった年と同じ。
白坂小梅:『アイドルマスターシンデレラガールズ』より。霊感体質で常人には見えない友達がいるアイドル同士。
pixivisionによる特集
霊感ウマ娘、登場!話題のマンハッタンカフェとは?(2021.10.23公開)