基礎データ
全国図鑑 | No.0022 |
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カントー図鑑 | No.022 |
ジョウト図鑑 | No.014 |
マウンテンカロス図鑑 | No.110 |
アローラ図鑑(SM) | No.074 |
メレメレ図鑑(SM) | No.074 |
ウラウラ図鑑(SM) | No.041 |
ポニ図鑑(SM) | No.025 |
アローラ図鑑(USUM) | No.088 |
メレメレ図鑑(USUM) | No.088 |
ウラウラ図鑑(USUM) | No.041 |
ポニ図鑑(USUM) | No.034 |
ローマ字表記 | Onidrill |
ぶんるい | くちばしポケモン |
タイプ | ノーマル/ひこう |
たかさ | 1.2m |
おもさ | 38.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | するどいめ/スナイパー(隠れ特性) |
タマゴグループ | ひこう |
※するどいめ:相手のわざや特性で命中率を下げられなくなる。また、相手の回避率を無視して攻撃できる。手持ちの先頭にいると、レベルが低い野生ポケモンが出現しにくくなる。
※スナイパー:攻撃が急所に当たった時、与えるダメージが2.25倍になる。
各言語版での名称
英語 | Fearow |
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ドイツ語 | Ibitak |
フランス語 | Rapasdepic |
韓国語 | 깨비드릴조 |
中国語(台湾国語) | 大嘴雀 |
中国語(香港) | 魔雀 |
進化
オニスズメ→オニドリル(Lv.20)
概要
オニスズメの進化系。
モチーフになった鳥は諸説あるがコンドルとする説、丸一日休憩なしに空を飛んでいられるスタミナを持つ生態からヒマラヤ山脈を越える事例のある鶴がモデルとする説、クチバシがドリルだからキツツキとする説(水中や土中に潜む獲物をクチバシで掴む生態から考えて可能性は低い)があり、どれが有力かは断定は難しい。
ちなみに、ポケモンKidsTVのMV「ゆかいなまきば」ではシチメンチョウ役を務め、画面を埋め尽くしてバサバサと翼を羽ばたかせると、シチメンチョウにしては突っ込みどころ満載な絵面を見せた。
森林に生息しているとされるポケモンだが、アローラ地方では海で魚ポケモンを狩っている姿が見られており、ますます元ネタがなんなのか分かりづらいポケモンになった。おまけに人間の食べ物をかっさらう等、トビのような光景も確認されている始末……。
細長い首から一見、脆いポケモンのように見えるが、非常にタフで重い物もラクラク運んで飛べるとされる。
ゲームでの特徴
- 赤緑青では17・18・23番道路に出現していたが、ピカチュウ版ではそれに加えて9・16番道路、FRLGではナナシマ、ピカブイでは10番道路+空中に3・4・22番道路と生息範囲が広がっている。
- 一方でジョウト地方ではクリスタルのみ42番道路、HGSSでは47・48番道路・サファリゾーンのみの出現となる。
- ホウエン地方には生息していない。シンオウ地方では、殿堂入り後に来れるファイトエリアに出現。イッシュ地方では15番道路のみ出現する。
- ポケモンXYではチャンピオンロードの外部のエリアに登場。特定のエリアに来ると丸い影が現われ、付近に近寄ると戦闘に入る。
- アローラ地方ではウラウラ島とポニ島に出現する。ポニ島では影を踏むと上から襲撃してくる。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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第1世代 | 65 | 90 | 65 | 61 | ※ | 100 | 381 |
第2世代から | 65 | 90 | 65 | 61 | 61 | 100 | 442 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。
- ドリルの名前が示すように、「ドリルくちばし」を自力で習得できる。そらをとぶより威力が高く(第三世代まで)、命中率も安定している為に使い勝手が良い。高めの攻撃種族値から繰り出されるタイプ一致の一撃はかなりの高威力。スピアー同様「色男、金と力はなかりけり」なところだ。尚、『「1日中空を飛んでも平気」とされる体力の持ち主』の設定だが、HPは低めである。
- 初登場の赤緑の時点でほぼ上位互換のドードリオが居た為、すぐに不遇ポケモンの烙印を押されてしまった。ライバルであるピジョットも似たような境遇にあったので、(この時点では)オニドリルだけが特別不憫な訳ではないが……。一応ドードリオが捕まえられるのはゲーム後半なので、序盤の攻略要員としてなら充分に使える。
「新作でこの状況が改善されるのでは……」と、全国のとりつかいから期待されていたが……
- オニドリルを上回る能力値の持ち主ムクホークが実装されてしまう
- 強力なひこうわざのブレイブバードが実装……しかしオニドリルは習得させてもらえない
- 同期のピジョットがメガシンカ獲得、だがオニドリルはノータッチ
- 種族値・覚えるわざの仕様変更でドードリオのほぼ下位互換から、完全下位互換に
等と、むしろ新作が出る度に不遇ぶりが加速する目に遭っている。
- ポケモン金銀ではもらえるポケモンとしてオニスズメ(ひきゃく)が登場する。他人のポケモンである為レベルが上がり易く、またいわなだれの仕様変更やまもる/みきりの実装でそらをとぶが効かないケースが増えたので、相対的にドリルくちばしの価値が上昇している為、攻略要員としては前作以上の活躍を見せてくれる。だが、ドリルくちばしの習得がLv40と遅いので、わざマシン等でフォローしないと少々辛い。
- ポケモンBWではドリルライナーが追加され、鳥ポケモン唯一の物理地面技使いとなったが、そもそも『オニドリルのドリルくちばし&ドリルライナー』の組み合わせが、『ムクホークのブレイブバード&インファイト』の組み合わせを上回る状況はほぼ存在しない。
- ポケモンSMでは同速だったドードリオが素早さ種族値+10され、更に続くポケモンUSUMでは地面技のじだんだを教え技で習得。オニドリルの攻撃種族値が低い為、オニドリルのドリルライナーよりもドードリオのじだんだの方が高火力である。これによりほぼすべての能力でドードリオを下回る事態になってしまい、「ドードリオの完全劣化」と不名誉な立ち位置となってしまい、不遇度合いが一気に加速してしまった。
使用トレーナー
ゲーム版
- グリーン:初代ライバル※1
- ハヤト:ジムリーダー(ジョウト)※2
- タカオ:オニドリルマスター
- ハヤテ:ポケモンレンジャー
※1 ピカチュウverのみ
※2 ポケモンスタジアム金銀(表)
アニメ版
漫画版
番外作品
『ポケモンレンジャー』
- 主人公の上司であるリングタウンのリーダーレンジャー・ハヤテのパートナーとして登場。ここでも主人公とハヤテ、プラスル(マイナン)を1度に抱えて飛べる程のタフさを見せる。
- ちなみにその移動方法はオニドリルの足にハヤテ、ハヤテの腰に主人公、主人公の足にプラスル(マイナン)が捕まる危険極まりないもの。フォルシティとリングタウンの距離がそこまで離れていないのはラッキーとすべきか……。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
初期OPでピジョットと一戦交える姿が見られる。
本編では基本的に悪役である。
- 劇場版「ミュウツーの逆襲」/「ミュウツーの逆襲EVOLUTION」
- アニメ本編よりも先にミュウツーの偵察用ポケモンとして初登場。
- 無印63話
- トキワシティのビルの上で欠伸をしていたところに降ってきたカスミのトゲピーを喉に詰まらせて飛び去ってしまった。
- 無印83話
- 無印第1話でサトシに石をぶつけられた個体のオニスズメが、オニドリルに進化して再登場。サトシのピジョット率いるポッポとピジョン達に返り討ちにされた。サトシがピジョットと別れた元凶である。
- シゲルのオニドリル
- 無印156話にて、サトシがシゲルの情報を収集していた際にパソコンのページに手持ちにいた事が明らかとなっている。
- トビオのオニドリル
- 無印第202話に登場したポケモン気球乗りの少年・トビオの手持ちとして登場。気球もオニドリルを模している。
- タツミのオニドリル
- 無印235話に登場したロケット団特務工作に所属している幹部でプロジェクトRの実行部隊隊長・タツミが2匹持っている。ワタルのカイリューと戦い、彼を苦戦させる等実力が高いが、敗北する。
- 密猟者のリョウのオニドリル
- AG6話でアーボとドガースを密猟しようとした男・リョウのポケモンとして登場し、ムサシのアーボックとコジロウのマタドガスと対峙。アーボックの攻撃を受けて飛ばされた先のアーボとドガースを捕らえていた檻の電流を受けて戦闘不能となる。
- DP46話
- ポケモンハンターJの依頼主のオニドリル
- DP130話
- SM121話
- クリオのオニドリル
- 新無印29話
その他
無印 | 81話・117話・131話(回想)・265話 |
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AG | 183話 |
DP | 140話 |
XY | 84話 |
SM | 2話・15話・37話・99話・145話(イメージ) |
新無印 | 2話・15話・29話・52話・136話 |
劇場版 | ルギア爆誕・蒼海の王子・氷空の花束 |
『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』
漫画版
上述したアニメ作品では悪い奴として描かれるケースが多い一方で、対照的に漫画作品ではそのような扱いはあまり無かったりする。
『ポケットモンスターSPECIAL』
- レッドのオニドリル
- マサキが転送システムの事故でコラッタと融合してしまい、そこを通りかかったレッドに事情を話しているところを襲った。助けに入ったレッドをドリルくちばしで追い詰めるもニョロ(ニョロゾ)のれいとうビームで凍らされ、そのまま捕獲される。
- なお、第3章終了時のBOXMEMBERには登場していない。
〈レッドの手持ち〉 |
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ニョロ(ニョロモ→ニョロゾ→ニョロボン♂️) |
フッシー(フシギダネ→フシギソウ→フシギバナ↔️メガフシギバナ♂️) |
ピカ(ピカチュウ♂️) |
ゴン(カビゴン♂️) |
ギャラ(ギャラドス♂️) |
プテ(プテラ♂️) |
ブイ(イーブイ(↔️シャワーズorサンダースorブースター)→エーフィ♂️) |
ディグ(ディグダ♂️) |
サン(サンド♂️) |
ドリ(ニドリーノ♂️) |
オニドリル |
ウツボット |
ニドキング♂️ |
- 1章でポケモンだいすきクラブ会長の手持ちが登場。資金稼ぎの為に猛特訓させ、後にギャロップと共にネコにこばんを習得した。ちなみに「ネコにこばんを覚えたオニドリルとギャロップ」は当時ポケモンスタンプ関連のプレゼントとして実際に抽選で配布されたものである。
- 第1章のポケモンリーグで使用した時にはオニスズメだったオニっちが、第5章でロケット団三獣士・オウカが強襲してきた際にオニドリルの姿で再登場した。
『電撃!ピカチュウ』
サトシ達を襲撃したオニスズメの群れの親玉として登場。 何とサトシがゲットし、最後まで主力メンバーとして支えている。
関連イラスト
関連タグ
0021.オニスズメ→0022.オニドリル→0023.アーボ
同複合タイプ
- ポッポ/ピジョン/ピジョット/メガピジョット カモネギ ドードー/ドードリオ
- ホーホー/ヨルノズク
- スバメ/オオスバメ チルット
- ムックル/ムクバード/ムクホーク
- ペラップ
- マメパト/ハトーボー/ケンホロウ ワシボン/ウォーグル
- ヤヤコマ
- ツツケラ/ケララッパ/ドデカバシ
- イキリンコ