基礎データ
全国図鑑 | No0074 |
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カントー図鑑 | No074 |
ジョウト図鑑 | No.034 |
ホウエン図鑑 | No.057 |
シンオウ図鑑 | No.051 |
マウンテンカロス図鑑 | No.009 |
アローラ図鑑(SM) | No.229 |
ウラウラ図鑑(SM) | No.101 |
アローラ図鑑(USUM) | No.298 |
ウラウラ図鑑(USUM) | No.119 |
ヒスイ図鑑 | No.046 |
キタカミ図鑑 | No.080 |
ローマ字表記 | Isitsubute |
ぶんるい | がんせきポケモン |
タイプ | いわ / じめん |
たかさ | 0.4m |
おもさ | 20.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | いしあたま/がんじょう/すながくれ/すながくれ(隠れ特性) |
タマゴグループ | こうぶつ |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | イシツブテ | 石+礫+石粒+手 |
英語・スペイン語・イタリア語 | Geodude | geo-(連結詞、土地の、地球の)+dude(野郎)+geode(晶洞石) |
ドイツ語 | Kleinstein | klein(小さい)+Stein(石)+Einstein(アインシュタイン) |
フランス語 | Racaillou | racaille(野次馬、大衆)+caillou(砂利) |
韓国語 | 꼬마돌 | 꼬마(小僧)+돌(石) |
中国語 | 小拳石 | 小+拳(握りこぶし)+石 |
ヒンズー語 | जियोड्यूड | 英語名の音写 |
ロシア語 | Геодуд | 英語名の音写 |
タイ語 | อิชิซึบูเตะ | 日本語名の音写 |
進化
リージョンフォーム
『ポケモンSM』から登場する、アローラ地方の環境に適応するために、姿を変化させたイシツブテのアローラのすがた。
概要
初代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場している、いわタイプの代表格といえるポケモン。丸くゴツゴツした岩の体を持ち、顔の横から両手が生えている一頭身。
性格は見た目通り武骨で荒々しく、頑丈な体が自慢で、イシツブテ同士ガンガンぶつかり合ってお互いの硬さを競い合う。
山岳地帯や洞窟に数多く生息しており、石ころそっくりな為殆どの者は気が付かないが、暇な学者が数えたところ1つの道に100匹はいたとか。
登山者が気づかずに踏んだり躓いてしまうケースが多く、それに怒って頭部の2/3ほどの大きさがある拳を振り回し襲い掛かってくる事もある。山道の地中に身体を半分ほど埋めて眠る習性がある為、よけいに踏まれやすいが、中にはまったく起きない者や、自ら足を掴んでころばせるイタズラもする者もいるようだ。
朝にエサを探して坂を転がり落ち、両手を使って険しい崖を登るという事を繰り返しており、その姿を見た人がボルダリングを始めたという話も。
その様な生活で長生きすればするほど体は丸く削れるが、相変わらずゴツゴツと荒々しい性格なままという説明と、とても落ち着いた穏やかな性格になるという説明に分かれている。
足はない為、主な移動手段はジャンプ……と思いきや、アニメ・ゲーム共によく浮いて移動している姿が確認できる。下記の通りでんきタイプの資質を有している事から、コイルやダンバル同様、地磁気を利用して浮いている可能性が高い(特性がじめん技を無効化できるふゆうではないのも、恐らく同じ理由)。ただし進化したゴローン以降は重くなる故か使えなくなってしまう為、基本的にイシツブテ限定の恩恵である。
丸くて持ちやすいため、相手に投げてぶつける「イシツブテ合戦」という物騒な遊びもある。しかし、サン・ムーンでは一転して「重くて硬いため雪合戦のように投げ合うのは危険」と完全に話が違うことになっている(…いや、それが当たり前なんだけども)。
ちなみにイシツブテの20㎏がどれ程重いかというと、大体公式規定サイズのカーリングストーンと同じくらいである(但し大きさはイシツブテのほうが10㎝程大きい)。
なお、ポケモンSV・碧の仮面ではお祭り小僧が「遠くの地方ではイシツブテを投げるイシツブテ合戦って競技がある」と発言している。
その他、稀に「がんせきほう」を撃ち出すドサイドンやアローラゴローニャの体に装填され、岩石の代わりに発射されることも。
「┗〇┛」と表されることもある。青版では「d〇z」と表されることも。またその見た目や知名度の高さから、ネタ絵も数多くみられる。
色違い
色違いは黄土色になる。
これはこれで場所によっては保護色になるだろう。
ゲームでの特徴
- 第1~4世代では、野生で出てきてはしょっちゅう「じばく」してくることでもお馴染みのポケモン。『赤緑』ではおつきみやまで捕まえておくと強力な物理アタッカーとして活躍してくれる。道中のトレーナー達はノーマルタイプを繰り出すことも多いため岩タイプゆえに有利に戦える場面も多く、ダンジョン攻略用にあなをほるやかいりきを覚えさせても良いかもしれない。
- 第5世代以降は序盤の岩ポケモンの座をダンゴロらに譲り、中盤~クリア後のフィールドで登場することが増えた。その頃にはゴローンに進化していることも多いので、残念ながらイシツブテ自体の出番は減ってしまっている。
- 第8世代ではガラル地方からは完全なる締め出しを喰らったものの、BDSPとLEGENDSアルセウスでは序盤ポケモンとして登板。
- 特にLEGENDSアルセウスでは新アイテム「つながりのヒモ」の登場により、序盤に捕まえたイシツブテを他のプレイヤーを介さずに直接ゴローニャに進化させることができるようになった。中ボスを務めるポケモンたちとの相性はそれほど良くないが、野盗三姉妹の手持ちには割と刺さっているし活躍が期待できないわけではない。運良くがんばレベルが高い個体を捕獲できたらそのまま旅パで最後まで連れていくのもいいだろう。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1世代 | 40 | 80 | 100 | 30 | ※ | 20 | 270 |
第2世代から | 40 | 80 | 100 | 30 | 30 | 20 | 300 |
※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。リージョンフォームは第2世代以降と同様。
- 未進化でありながら攻撃種族値は驚きの80で、ストーリー攻略においては使いやすさに定評がある。これは散々ネタにされているイワークを大きく上回る数値である。
- 『赤緑』ではおつきみやまで出現する。ここで捕まえておき、ハナダシティ到達後にわざマシンで「あなをほる」を覚えさせれば、以後強力な物理アタッカーとして活躍してくれるだろう。レベルアップで「じしん」を覚えるのも魅力。
- 序盤のポケモンがよく覚えているノーマルわざ(たいあたりやひっかく)を半減できるので、その点でも強い。4倍弱点の水/草タイプを受ければ瞬殺されてしまう欠点もあるが、むしろそのおかげでタイプ相性やバランスの良いパーティ編成の大切さ(もっとも初代は特定の一匹に経験値を集中させた方が強いのだが)を学べると言える。
- 近年では、上述の通りLEGENDSアルセウスで新アイテム「つながりのヒモ」が登場した事で以降の作品ならソロプレイでもゴローニャまで進化させた個体をポケモンHOME経由で内定作品へと連れてこれるだろう。
- 『金・銀・クリスタル』でも、最初にチコリータを選んだときには序盤の2つのジムで相性が悪いが、イシツブテはどちらにも相性が良いのでそのカバーにはもってこいである。また「ころがる」で有名なコガネジムのミルタンクに対しても、タイプ相性で優位に立てる。
使用トレーナー
ゲーム版
- タケシ:ジムリーダー(カントー)
- ツツジ:ジムリーダー(ホウエン)
- ヒョウタ:ジムリーダー(シンオウ)
- ヨシヒロ:イシツブテマスター
アニメ版
漫画版
- タケシ(ポケスペ)
- ロケット団したっぱ(ポケスペ)
番外作品
ポケモンGO
メインシリーズとは一転して非常に出現率が低く設定されており、大量発生している巣にでも赴かない限り収集は非常に困難。そのため、ゴローンやゴローニャへの進化は結構大変である。相棒ポケモンに設定するとわずか1km歩くだけで進化に必要なアメを1個もらえるので、効率よく進化させたいのならそちらも併せて活用しよう。
5月19日から開始されたイベント「アドベンチャーウィーク」では、いわタイプのポケモンの中では最も出現率が高く設定されているようで、これまで以上に街中で遭遇できるチャンスが増えた。
2017年12月からは天候ブーストのシステムが実装され、これにより「晴れ」若しくは「時々曇り」の時にイシツブテがわんさか登場するようになった。これに伴い入手難易度は大幅に緩和されており、相対的にゴローニャの入手難易度も改善されることとなった。
Newポケモンスナップ
洞窟ステージに生息。当たり前だが周りは岩だらけな上明かりが少ないので発見しづらいが、本編の図鑑説明の通り壁をよじ登ったり、イシツブテ同士でぶつかり合う様子が確認できる。
ポケモンマスターズ
- 主人公&イシツブテ
報酬で貰えるタマゴから孵化する事があり、主人公のバディにする事が可能。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
どういうわけか「ラッシャイ!」という人間の言葉のような鳴き声が特徴的である。
〈レギュラーの手持ち〉
- ゴウのイシツブテ
〈ゲストなど〉
- ダンのイシツブテ
- 無印93話でネーブルジムリーダー・ダンのポケモンとして登場し、3回戦の『できた氷のボートに乗って下の海岸まで滑る』というレースにストライク・マルマインと共にサトシのポケモン達と対戦する。
- ツツジのイシツブテ
- AG15・16話で登場。ジム戦では「メガトンパンチ」や「ころがる」でサトシのキモリを倒すが、サトシのピカチュウの電撃で足場を崩されてころがる攻撃ができず、至近距離からの「かみなり」に敗れる。
- ヒョウタのイシツブテ
- DP15話からシンジとのジム戦で登場。マリルリを倒すが、エレキッドに「かわらわり」で倒された。
- DP18話のサトシとの再戦にて2体目で使用しサトシのエイパムと戦う。エイパムのきあいパンチを片手で受け止め、ちきゅうなげで大ダメージを与えたが、ころがる攻撃をかわされきあいパンチを受けて敗北した。
- DP33話
- 昨年度のポケモンなりきり大会のVTRに登場。「かげぶんしん」でハガネールになりきっていた。
その他
無印 | 65話 |
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AG | 96話・137話 |
DP | 5話 |
新無印 | 15話・25話・38話・69話・70話・102話・136話 |
映画 | ルギア爆誕・水の都の護神・裂空の訪問者・波導の勇者・氷空の花束・超克の時空へ・神速のゲノセクト_ミュウツー覚醒・キミにきめた! |
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
- 39話:モブで登場。
- 41話:コップの絵で登場。
- 46話:オレンジアカデミーの美術室でデッサンのモデルになっていた。
- 49話
- 『フリード博士のポケモンゼミ』で2匹登場。ブロロンに追いかけ回されていたが、キャプテンピカチュウに助けられる。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
タケシがツブイチ・ツブジ・ツブゾウ・ツブシ・ツブゴ・ツブロクという「ツブテ六兄弟」という6匹のイシツブテを手持ちに入れており、2章でニビシティ侵攻軍相手に善戦。6匹が手を繋いで繰り出す"マグニチュード"が得意技。
その他にもロケット団したっぱが別個体を手持ちにしている。
ポケモンローカルActs
岩手応援ポケモン
2019年5月14日、「岩から手が出ている」という事で、岩手県の応援ポケモンにイシツブテが認定された。この発表の際、イシツブテの着ぐるみが公開されたのだが…
足の部分が画像編集ソフトで透過したような市松模様になっているという、予期せぬ方法で「足を見えなくした」事が話題になり、Twitterでは早速「イシツブテ」がトレンド入り。
「これじゃ浮いていてもじしんが通じる訳だ」と妙な所で納得する声も。pixivでは早速、イシツブテ以外のポケモンやキャラクターの一部分を「透過」させたイラストが投稿されるようになった。
足は見えない。存在しない。いいね?
また、これが縁となってか東北モチーフのキタカミの里に生息している。
ポケモンマンホール
後にポケモン全国展開の一環でコラボマンホール『ポケふた』が公開されたのだが、岩手県のポケふたは全市町村の背景にイシツブテのシルエットが紛れ込んでいる。
また、岩手以外だと青森県八戸市にキャモメと、宮城県気仙沼市ではラプラスと共にデザインされたポケモンマンホールが設置されている。
なお、他の地域応援ポケモンで鳥取県のサンド・アローラサンドや北海道のロコン・アローラロコンと違い、岩手県の応援ポケモンにアローライシツブテはいな……かったが、いつの間にかアローライシツブテの着ぐるみもでき、
岩手町にもアローライシツブテのポケモンマンホールが設置されたようだ。良かったね!(参考ポスト)また、当該動画にはウソッキーやイワンコの着ぐるみまで映っている。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0073.ドククラゲ→0074.イシツブテ(アローライシツブテ)→0075.ゴローン(アローラゴローン)
同複合タイプ
関連ポケモン・グループ等
コラボ |
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地域応援ポケモン(岩手県) 岩手ポケふた組 青森ポケふた組 宮城ポケふた組 |
似たポジション |
ダンゴロ(イッシュ地方) / タンドン(ガラル地方)/ コジオ (パルデア地方) |
投げられ仲間+α |
ナマコブシ:人間に投げられるポケモン。 |
ドサイドン:装填されて飛ばされる。 |
タマザラシ:進化後のトドグラーにしょっちゅう回される事があるが、タマザラシの方もクルクル回されるのが好きで自分から寄って行って回される事もある |
ドラメシヤ:最終進化形態のドラパルトが頭部に格納しているドラメシヤ(群れの子供、時には実子すら)をドラゴンアローで射出する生態を持っている。コチラの場合ドラメシヤの方が射出されるのを楽しんでおり、むしろ我先にと飛び出していく。 |
その他
- お堂の鬼:頚を撥ねられた後に腕を生やしたフォルムがイシツブテそっくり。
- キヅール:岩手県に本拠地を置くJリーグチームグルージャ盛岡のマスコットキャラクター。とある特徴から、着ぐるみの製作者が同じではないかともっぱらの噂。