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概要
特撮やヒーローアニメなどのイラストを多く投稿しているユーザー。
特徴的なのはその凄まじいまでに「濃い」絵柄と古き良き時代の児童誌を彷彿とさせる油絵調の彩色で、ヒーローものの作品を独自の解釈で多く子供向け漫画にコミカライズしている。中でも有名なのが
こういうものすごい説明口調の台詞が所せましと書き込まれた「さらば仮面ライダーシリーズ」である。仮面ライダー剣終了時の2005年から1度も休むことなく毎年書かれている仮面ライダーの交代劇を描いた作品で、どれもこれも大変熱いノリの名作なのだが、基本的に始まる寸前の次回作は雑誌やネットの情報だけで執筆するためあとで見返すととんでもない設定になっていたりする。
ちなみにさらばシリーズの元ネタはわいるど氏曰くマジンガーZの最終回。
さらば仮面ライダーシリーズのあらすじ
- 仮面ライダー剣:物理攻撃が通じず、カードに封印することも出来ない魔化魍の出現に苦戦する剣崎一真の前に響鬼が現れ、たちまち魔化魍を倒してしまう。
- 仮面ライダー響鬼:突如大量のワームが羽化し、装甲響鬼はクロックアップと溶解液の前に装甲を溶かされてしまう。そこにZECTと人当たりが好くて言葉づかいが丁寧な仮面ライダーカブトが現れワームを撃退。ヒビキはカブトに日本の平和を任せ、より強くなるために明日夢と共に武者修行に向かうのだった。
- さらば仮面ライダーカブト:時間改変を行えるハイパーゼクターの存在を邪魔に思ったスネークイマジン(コブライマジンではない)らはハイパーカブトを襲撃。クロックアップも時間を越えてやってきたイマジンには通用しない。そこに空からデンライナーが現れ、電王ソードフォームがイマジンを討伐。天道はゼクターを修理するために渡米し、モモタロス度100%の電王はその背中をいつまでも見送るのであった。
- さらば仮面ライダー電王:カイに打ち勝った電王だったが、それによりタロスズの存在もどんどん希薄になっていった。そこに突如(イマジンに消されないようにガン隠れしていた)ファンガイアが現れデンライナーを襲撃。良太郎はクライマックスフォームに変身するも、ファンガイアの攻撃を喰らうごとにタロスズが力を失っていき、遂にはプラットフォームになってしまう。そこに仮面ライダーキバが現れ、ファンガイアたちを討伐。逃げようとした残りの一体の前に良太郎は立ちはだかり、最後の力を振り絞って憑依したタロスズの力を借りて電車斬りでファンガイアを倒した。未来に変えればタロスズ(の肉体)も特異点である良太郎のことを忘れてしまうが、それでも良太郎は信じていた。自分が決してモモタロス達のことを忘れないこと、そして、いつか必ず再会できることを。
- さらば仮面ライダーキバ:スワローテイルファンガイアを倒したキバとサガだったが、直後にバットファンガイアが化け物になって復活。サガに変身できなくなった登太牙は仮面ライダーダークキバに変身し、キバと共に怨霊と化した先代のキングを撃破する。渡と太牙は和解するも、バットファンガイアの最後の怨念が封印されていたはずのグロンギの王ン・ガミオ・ゼダを蘇らせてしまう。ガミオの一撃を受けた太牙は自爆するもガミオにはあまり効かず、ザンバットソードも破壊されてしまう。そこにとおりすがったディケイドがガミオに一撃を加え、キバとディケイドはダブルライダーキックでガミオを撃破した。だが、ファンガイアの怨念が蘇らせたグロンギだけではない。全てのライダーの力を手に入れて悪の怪人を討ち滅ぼすため、ディケイドの旅が始まった。
- さらば仮面ライダーディケイド:大ショッカーを全滅させたディケイドの前にドーパントが出現し、更にアポロガイストがとどめを刺そうとする。ディエンドはそれを止めようとするが、アポロガイストは和解するふりをしてアーム爆弾で自爆、火の玉と化してディケイドに襲い掛かる。ディケイドはXライダーにカメンライドしてアポロガイストを葬り去るが、ドーパントからディケイドを庇い夏海が負傷してしまう。とどめを刺そうとするドーパントだったが、その前に仮面ライダーダブルが現れマグマ・ドーパントを倒し、逃げようとするティーレックス・ドーパントをスーパー1にカメンライドしたディケイドが倒した。門矢士は夏海と共に世界を巡る旅を続けることを決め、海東も同行することを決意するのだった。
- さらば仮面ライダーダブル:ミュージアムとの戦いに勝利した仮面ライダーダブルだが、それはフィリップの消滅を意味していた。フィリップが消滅してから3か月が過ぎたある日、風都に屑ヤミーの軍団が現れる。翔太郎は仮面ライダージョーカーに変身し屑ヤミーを倒すが、ライダーを倒したいという欲望で屑ヤミーはカマキリヤミーとネコヤミーに進化。ジョーカーはたちまち追いつめられてしまう。そこに仮面ライダーオーズが現れタトバキックでカマキリヤミーを一発撃破(…)する。しかしネコヤミーにはトラクローも通じず(涙)、メダジャリバーも効き目が無い。オーズを助けようとするジョーカーは必死の思いで落ちたメダジャリバーを掴み取るが、そこにフィリップの意識が現れる。園崎一家は自分たちの魂と引き換えに、フィリップを生き返らせたのだった。翔太郎はヒートジョーカーに変身しネコヤミーを一刀両断。その姿に所長は「私、聞いてないよ」と涙を流すのだった。
- さらば仮面ライダーオーズ:完全にグリードに変貌を遂げた映司は最早善悪の区別すらつかないほどに暴走していたが、比奈の命がけの介入により人間に戻る。その隙をついて恐竜グリードは映司を撲殺しようとし、アンクは映司を庇ってコアメダルを破壊されてしまった。激闘を繰り広げるオーズと恐竜グリードだったが、仮面ライダーバースの攻撃で例の人形が破壊され、恐竜グリードは子供のように泣き叫ぶ。そこにオーズは最後の攻撃を加えるが、これまでと悟った恐竜グリードはオーズに抱き着き自爆。オーズはボドボドになってしまう。そこにグリードを見限ったオリオン・ゾディアーツとスコーピオン・ゾディアーツが現れ、オーズにとどめを刺そうとする。しかしそこに突如現れたフォーゼのライダーロケットドリルキックであっという間にオリオンがやられ、スコーピオンもアンクの力を借りたオーズタジャドルコンボの最後のライダーパンチの前に敗れ去った(←おい!)。アンクと映司は、最後に友情を掴むことが出来たのである。そして、その友情は次回作へと受け継がれていく。
- さらば仮面ライダーフォーゼ:サジタリウス・ノヴァに苦戦するフォーゼとメテオ。メテオは自ら特攻してサジタリウスに致命傷を与え、フォーゼの超銀河フィニッシュがサジタリウスを打ち破った。皆の友情を改めて感受するフォーゼだったがそこにファントムが現れ、特に理由も告げることなくフォーゼを攻撃する。しかしそこに駆けつけたウィザードによりフェニックスは撃退され、フォーゼは流星から譲り受けた最後のアストロスイッチでミノタウロスを倒した。コアスイッチは失ったが、仲間がいる。仮面ライダー部の冒険は、ここから始まる。
- さらば仮面ライダーウィザード:ウィザードインフィニティースタイルと戦うワイズマンが突如グレムリンに暗殺されてしまう。人間に戻るためにグレムリンはコヨミの胸を掻っ捌いて賢者の石を手に入れ、無理矢理吸収してしまう。パワーアップしたグレムリンはウィザードをも一蹴するが、コヨミの魂と適合できず賢者の石がはじき出され、インフィニティーエンドを喰らってグレムリンは崩れ去った。しかし一息ついたのも束の間、「地上は我等インベスがいただくぜ!」などとほざくビャッコインベスが現れ、ウィザードは殴り倒されてしまう。しかしそこに鎧武が馬に載って駆け付け、大橙丸でヘキジャインベスを瞬殺。やっちまったなあ! 続けて鎧武はシカインベスをも倒し、ウィザードにインベスとの戦いは自分が引き受けることを告げるのだった。
- さらば仮面ライダー鎧武:ロード・バロンと化した駆紋戒斗をその手にかける葛葉紘汰。数々の犠牲を乗り越え、最後の一人となった紘汰は黄金の果実を手にするが、そこに下級ロイミュードが現れ、黄金の果実を奪い取ろうとする。このまま世界はロイミュードの物になるのか!? そこに駆けつけたのは仮面ライダードライブ、鎧武の力を喪失した紘汰を護りロイミュードを成敗した。DJサガラはドライブと紘太の二人にどちらかが果実を食うように宣告するが、警察官のドライブは「俺の仕事は世界を守ることで作り変えることじゃない」と拒み、紘汰の手に黄金の果実は渡された。始まりの男となった紘汰は舞と共にヘルヘイムの森を他の惑星に連れて行く。紘太の守り抜いた世界を、ドライブは今度は自分が守ると高々に宣言する。