概要
主にポケモンの実況動画や考察動画を中心に2015年頃から活動しているYoutuber。
元は他のゆっくり実況者同様ゲームプレイ動画を中心に活動していたが、うぷ主の迸る創作意欲と度重なる試行錯誤により独特な世界観・人生観を併せ持った、他にはない独自の作風を確立した。
字幕の誤字・脱字がかなり多く、うぷ主自ら動画内でもネタにするほどだが、曰く「ミスチェックが苦手で、治そうと正確性を優先すると投稿のスピードやペースが悪くなる。」らしい。とはいえ「イタチの最後っ屁」を「最後のにぎりっ屁」「イタチのにぎりっ屁」と度々間違えているなど、うぷ主自身の勘違いと思われる部分もあるにはある。
(本人追記 これ見るまで勘違いしてました(笑))
後にうぷ主が投稿したある動画により、本職がゲームプランナーであること・この活動をきっかけにある二つの夢を叶えたことを明かした。
昨今のゆっくり系動画チャンネルの収益剥奪化問題に対し、明日は我が身かという不安な気持ちややりきれない思いを時折動画内でも吐露する程に警戒していたうぷ主だったが……
2019年8月6日、うぷ主の投稿した動画により収益化が剥奪されてしまったことが判明。
ただし、うぷ主曰く著作権に触れたわけではなく、チャンネル内の動画のどれかがYoutube規約で間接的に規制されている「使い回し動画」とAIに誤判断されたことが原因であると見ており、活動を休止しつつも引退の意思が無いことを表明している。
再申請可能になるまでの30日間、同じ被害に遭ったクリエイターとの情報共有や視聴者からのアドバイスなそから手がかりを集め、所属するUUUMへの相談など様々な対策を講じた結果、2019年9月5日無事再申請が通り収益化が再開されたことを発表した。
対策の一環で全体的にサムネイルを大幅に変更することになったり、一部動画シリーズの削除など決して少なくはない痛手を負ったとはいえ、非常に迅速な解決となったことにうぷ主は満足しており、休止中のブランクを取り戻すためにもハイペースな活動方針を発表した。
そして何よりも、活動休止中も励ましやアドバイスのコメントをしてくれた多くの視聴者への感謝の気持ちと今後も視聴者の期待に応えられるような動画作りに尽力すること改めて表明している。
出演者
司会進行役を務めるキャラクターたち。デザインはうぷ主の友人によるもの。
後述する観察茶番劇シリーズではお姉さん&ネイティオ、対戦動画シリーズ・解説動画シリーズではお姉さん&ピカリちゃん、と2人体制で進行役は主に観察お姉さんだが、補佐役はシリーズによって変わるという形式。
一部シーンや連絡事項で登場する場合、うぷ主の分身としてうぷ主の近況を報告したり、普段言えないような愚痴をこぼすことがある。
このチャンネルの看板とも言えるキャラだが、実は初登場が2018年以降とかなり遅い。
- 観察お姉さん
- 司会進行を務めるピカチュウを擬人化したような女性。本人曰く「永遠の19才」。
ポケモンの観察をメインに行っている研究者で、ポケモンの生態やポケモン世界の裏事情に詳しい(あくまでうぷ主の妄想と考察だが)一方、ポケモンの名前や言い回しを間違えることがある。
観察のためならたとえ火の中水の中草の中森の中…を地で行くスタイルで、ターゲットには絶対気付かれないように密着・観察しているが、その過程でしれっと宇宙空間に現れたり普通にポケモンの言葉を理解できるなど、なにかと謎が多く本人も誤魔化している。
断片的に判る情報からして、私生活では料理を始めとした生活力は皆無な様子で、ギャグセンスはネイティオやピカリちゃんに同情されるレベル(自覚なし)。他にも、スピアーの巣を観察するために敢えて自分を捕らえさせたり、危険を承知でキノガッサの胞子の塊を食べてみるなどエキセントリックな言動が目立つ、要は「ミステリアス系残念な美人」。
研究者として観察中の野生ポケモンに何が起きても原則助けないが、犯罪や人間の悪意が絡んでいる場合は例外。怒ると怖いタイプで、女性らしく体重や年齢をいじられて静かにキレたり、逆鱗に触れた者はポケモン相手でも容赦しない。
「また見てね!観察お姉さんとの約束よ!」
- ネイティオ
- 右目は未来、左目は過去を見ているとされるせいれいポケモン。たぶんオス。
お姉さんの所有ポケモンで、視聴者の疑問やツッコミどころを代弁したりするが、鳴き声でしか会話できないためお姉さんの通訳が必要。無表情な見た目に反し人間臭いすなおな性格で、わかりやすいお世辞で喜んだりいい話に涙を流すことがあるが、涙はイラストのせいで鼻水にしか見えない。
自由に喋れないことから最近ではピカリちゃんに出番を奪われ気味で、お姉さんにあんまりなニックネームを付けられそうになったり、エンテイやガブリアスの生態解説で酷い目に遭っても「まあいいか」で済まされたりとやや不遇。通称トゥートゥー君。
「トゥートゥー(ネイティオだよ!)」
- ピカリ
- 『最強ライバルトーナメント』より突如現れた擬人化ピカチュウ(色違い)の少女。のじゃ口調で一人称は「童(わらわ)」だが、本人曰く2歳。
以降お姉さんをオネエと呼び、助手としてネイティオのポジションを乗っ取りつつレギュラー化。強気かついじっぱりな性格で、本人は必死に否定しているが結構びびりで怖がりな面がある。まだ見習いなのでポケモンの生態にはそこまで詳しくないが、某海賊漫画や某戦闘民族漫画といったサブカルチャーには割と詳しい。
登場当初は豪快な言動でお姉さんを度々驚かせていたが、次第に命知らずで謎多きお姉さんに振り回されることが増え、今やツッコミ役(及び常識人役)になりつつある。あとケチャラー。
元々名無しだったため、ユーザーから命名された。
「わらわが助手を務めるピカリちゃんなのじゃ!」
ポケモン観察茶番劇
このチャンネルの定番コーナーの一つ。
主にポケモンをプレイしたことのある人なら一度は抱いたであろう疑問や、ぼかされがちなポケモン世界の社会体制を妄想ストーリーの茶番劇と共に考察する。動画が始まる前に『この動画はうぷ主の妄想』、『ポケモンを中傷しているわけではない』等注意書きが表示される。
なお、このシリーズ内ではポケモンたちが普通にしゃべっているような描写があるが、これは言葉がわからない視聴者のために観察お姉さんがその場で翻訳しているため。ただし中には人間の言葉を話せるポケモンがいたり、お姉さんの気分次第では翻訳されずに進むことがある。
ブイズ兄弟
あるトレーナーの厳選の過程で生まれ、逃がされたために生き別れた兄弟達。多くの観察動画に登場している。フィンによると少なくとも12匹兄弟(オス 8匹:メス 4匹)らしく、現在7匹(オス 3匹:メス 2匹:性別不明 2匹)の安否が確認されている。
表示されている順番は図鑑番号順。
- フィン(イーブイ)
- 不幸体質なイーブイで、ある意味6Vよりレアな個体値オール0の所謂0V個体。オス。
元のトレーナーにストレス解消として交換(6V詐欺)で捨てられ、個体値が原因で他のポケモンに奴隷のように扱われ虐められては10人ものトレーナーにたらい回しにされたという、兄弟の中でもヘビーな過去を持つ。
心を閉ざしかけていた頃に初心者プレイヤーのたかしとその優しい手持ちポケモンと出会い幸せな日常を手に入れたが、その後も野生のイーブイに襲われ成り済まされそうになる等、時々酷い目にあっている。それ以降はあまり登場していない為、既に進化しているかは不明。
ステータス画面によるとおくびょうな性格で、特性はにげあし。
- ダゼ(サンダース)
- 仲間想いのサンダース。初期は顔の絆創膏が特徴だった。オス。
フィンたちと違い所謂5Vの理想個体だったため唯一逃がされず残っていたが、後にトップメタポケモンたち(特にミミッキュ)に虐げられる他のポケモンと共に革命を起こし、逃がされた先で偶然妹のリボン(ニンフィア)と再会、生き別れた兄弟を探しに共に旅立った。
当初は喧嘩早くとてもゆうかんだったが、リボンと再会後は簡単な嘘に騙されたり彼女に頭が上がらない等、いざというときは頼れるが普段は兄として情けない部分や少々アホな面が目立つようになる。これに関しては(ステータス画面によると)実はおくびょうな性格らしいことや、トレーナーの性格と方針上バトル漬けの生活でまともな教育を受けていないことから、兄弟や仲間たちの手前虚勢を張っていた可能性が高い。
その名の通り語尾も「〇〇だぜ」。
- ブスタ(ブースター)
- 警察用ポケモンのブースター。
ベテラン警部や先輩のオーガー(ウィンディ)と共に様々な事件を解決している優秀な刑事。
低個体値という理由で逃がされた割には、潜入捜査で屑スリーパーを挑発して証拠を引き出したり、容疑者である屑ポケモン4匹の証言から推理して探偵の如く犯人を見つけたり、作中のポケモンで唯一お姉さんの尾行に勘付くなどかなりの強者。
仕事に関してはドライに捉えているが、イーブイの頃に野垂れ死に寸前のところを助けてくれた警部への恩義から、良くも悪くもマイペースに働いている。正義感は無きにしも非ずといった程度だが、それと同時に捕らえた犯罪者を言葉責めして遊ぶドSでもある。
性別は本人曰く禁足事項で、一人称や口調がころころ変わるつかみどころのないポケモンだが、描写からして割と面倒臭がりできまぐれな性格のようだ。
- オサ(エーフィ)
- 自然公園に暮らす野良ポケモンのリーダーを務めるエーフィ。メス。
エスパーポケモンらしくテレパシーを使うことで人間とも会話が可能。
彼女も元は野良ポケモンで、エサと住処の代わりに公園の管理人の仕事を手伝ったり、人間に危害を加えようとするポケモンを駆除することで暮らしていたが、知名度が上がるにつれ自身の能力を活かしてポケモンの言葉翻訳サービス(有料)を始めるようになった。
まじめで面倒見の良い性格で、捨てられたポケモンたちのエサ代や居場所を作ろうと日々働いているためすっかり商魂逞しくなっているが、その分話の通じないクズポケモンに困っている。
後述するブラッキー以外に兄弟探しをしているのかは不明だが、少なくともブスタとは面識があるらしいことが示唆されている。
ちなみに、うぷ主は屑ーミィ以外で設定的に出し易いキャラとしてオサを気に入っている様子。
- ブラッキー
- 恐らくブイズ兄弟の一員と思われるあくタイプのポケモン。
喋らないため素性はおろか性別・性格も不明。ただし、オサに「あの子」と呼ばれていることから邂逅しているらしいことと彼女の弟or妹であるらしいことはわかる。オサとは別行動しており、彼女の依頼であくタイプらしく汚れ仕事を引き受けている。
- リー(リーフィア)
- ポケモン世界の軍隊(陸軍)に所属、将軍を務めるリーフィア。オス。
将校だけあってかなりの実力者で、近接戦では目にも留まらぬ早業で敵を斬り伏せる。
日々人間やポケモンのために戦うゆうかんなポケモンだが、被害を最小限に留めるためとはいえ人質(ポケ質?)ごと敵を爆撃したり、従軍に疑問を抱く同僚のドサイドンを必要以上に糾弾するなど目的のためなら手段を選ばない、冷酷ともとれる面を持つ。
描写からして(イーブイの頃に)逃がされた後共に生き延びた兄弟と野生ポケモンとして暮らしていたところ、人間にゲットされて引き離されたらしいことが示唆されている。
本人は人間に忠誠を誓っており兵器同然に扱われることすら受け入れているが、それはモンスターボールの性能と効果を踏まえた諦念にも近い考えによるものであり、実際のところ人間(特に人間とポケモンの関係)に対して何を思っているのかは不明。
- リボン(ニンフィア)
- リボンが特徴でしっかり者のニンフィア。メス。
イーブイ時代はトレーナーに捨てられ工場で加工されそうになった所、観察お姉さんのくしゃみで偶然ゴミ処理室に落ちて一命をとり留めた。その後、そこで働いていた心優しいアローラベトベトンや気のいいアローラベトベターの群れに保護されニンフィアに進化し家族のように過ごしていたが、ある日トレーナーに捨てられ、工場を脱走した兄のダゼ(サンダース)と偶然再会。ベトベトンたちへの感謝を胸に兄妹で旅立った。
当初は怖がりでひかえめな性格だったが、ベトベトンの教育故か兄との再会以降はアホな兄を支える、怒ると怖いしっかり者に成長している。
屑ーミィ
とあるユーザーから名付けられた性格がクズのポケモン達。ゆっくりボイスは全員同じ声。特にチラーミィとミミッキュがその代表格。
リンク先にその詳細が記載されているが、ポケ鹿のネタバレに注意。
あるシリーズにこの強烈なチラーミィが現れたことがきっかけでチャンネルの恒例キャラとなっており、うぷ主も扱いやすい悪役として重宝しているようだ。
- チラーミィ
- 屑ポケモンとして初めて登場、名前の由来にもなったチンチラポケモン。
ある検証のためにテッカグヤに踏み潰されたり、弱いくせにプロボクサーに単身挑んで返り討ちにされたり、ライコウを怒らせてかみなりで粛清されたりする。
現在でこそ程々に憎める小悪党のような役回りだが、初登場時のコイツはクズを通り越してまさに外道そのもので、人によってはトラウマになるレベルの狼藉を働いていた。
- ミミッキュ
- レート対戦では優秀なばけのかわポケモン。
あまりの強さにクズ行動が目立つようになるが、対策も豊富な分たまに返り討ちに遭う。
後述のストーリーでわかるシリーズでは、ミミッキュの正体についてネタ考察がなされている。良くも悪くもこのチャンネルらしい内容だが、あくまでもネタの一環なので信憑性は無い。
その他のポケモン
- サンド
- 洞窟で暮らしているねずみポケモン。口調からオスと思われる。
サンド自身はあまりストーリーには関わらないが、ふゆう以外の浮いているポケモンにじめん技(特にじしん)を命中させる方法や、かいりきで動かした大岩が階層移動すると元の位置に戻っている理由など、考察の証人として時々登場する。
- オーガー(ウインディ)
- 警察用ポケモンでブスタの先輩でもあるウインディ。オス。
「ジャスティース!」が口癖なほど正義感の塊のようなポケモンで、人助け・ポケモン助けに生きがいを感じる生粋の熱血漢。後輩のガーディたちにも正義を説いているらしい。
実力も高く、戦闘では強力なレジアイスをフレアドライブの一撃で制圧できる反面、頭を使った捜査は苦手な様子で飄々としたブスタにはよく揶揄われている。
- ドードー
- 発達した両足で大地を走るふたごどりポケモン。
台詞は無く「ひこうポケモンなのに翼を持たず、図鑑でも飛ぶのは苦手と明言されている、にも関わらず何故かそらをとぶが使えることで有名なドードーがどうやって飛ぶのか?」という考察のためだけに登場した。飛び方の詳細は伏せるが、これが色々な意味で必見なのでお楽しみに。
- パンドラ(ラティアス)
- ポケモン世界の軍隊(空軍)に所属するラティアス。メス。
ガンドラの妹で治療・後方支援を担当している。テレパシーが使えるので人間への通信も可能。
- ガンドラ(ラティオス)
- ポケモン世界の軍隊(空軍)に所属するラティオス。オス。
パンドラの兄で偵察・空中戦を担当している。実戦担当のためか実力は非常に高く、妹同様テレパシーを使える。得意技はりゅうせいぐん。
- モーニャ(テールナー)
- 人間の言葉を話せるテールナー。メス。
元主人のトレーナーが死亡し身寄りを失ったため、その知人の伝手で一人暮らしのボーの屋敷にやってきた。しかし、その元主人から酷い虐待を受けており、言葉を話せるのも人型に近いことや「意味ある悲鳴を聞きたいから」という理由で覚えさせられた後遺症のようなものだった。
信頼を裏切られることへの恐れから無意識に人間不信に陥っており、もちろんボーのことも警戒していたが、彼と暮らすうちに「良くも悪くも何も考えていない(=裏表のない信用に足る)人物」であることを悟り、少しではあるが人間を信じられるようになった。
彼女のストーリーは某奴隷少女をオマージュしているためか、ボーとのやりとりに見覚えのある人もいるかも?
なお虐待の詳細は語られていないが、モーニャ自身は「前世で悪いことをした報い」であると考えていることから、相当凄惨なものだったらしいことが伺える。
- セリカ(ファイアロー)
- 廃人御用達の孵化用ポケモンとして人気のファイアロー。メス。
特性はもちろんほのおのからだで、彼女が孵化に携わったポケモンは良個体が多いらしい。
しかしそれが仇となったのか、劇中では悪徳エネルギー開発工場にウルガモスやマグカルゴとともに軟禁され、孵化作業を強要されていたこともある。
- ンニャー(ニャビー)
- たかしの手持ちポケモンであるニャビー。メス。
いじっぱりで少し口が悪いが、根は面倒見の良い姉御肌。
個体値や努力値を知ってはいるようだが、トレーナーの影響からか全く気にしていない。
たかしにはよく懐いている様子で、彼女を始めとしたたかしのてもちポケモンも皆心優しい性格。心に深い傷を負ったフィンが立ち直ることができたのは、たかしはもちろん彼女たちの存在も大きい。
- 親方(アローラベトベトン)
- 工場のごみ処理場で働いているアローラベトベトン。
トレーナーのポケモンではないが、人間の管理下にある工場の地下でゴミや廃棄物を食べて処理することで働き、アローラベトベターの群れのリーダー格として暮らしている。天敵もおらず食糧のゴミは食べ放題なので、彼らは工場を楽園と呼んでおり気に入っている模様。
ガラは悪いが心優しくようきな性格で、迷い込んできたリボン(当時イーブイ)を厳選過程で捨てられたポケモンと察しベトベターと共に保護していたのは彼であり、リボンと名付けたのも彼。
リボンも親方のことを父親代わりに仲良く暮らし、ニンフィアに進化するほど愛情たっぷりに育っていたが、兄であるダゼと再会したことで遂に別れの時を迎える。
名前はベトベター同士区別するための呼称で、本人はあくまで便宜上呼ばせているだけの様子。
- チルノ(ロコン)
- 真紀が幼少期に出会い、相棒として共に暮らしてきたアローラロコン。メス。
のうてんきな性格なのかちょっとドジでおバカだが、真紀のことを大切に思っており彼女をけなしたり危害を加えようとするものを許さない義理堅さの持ち主。
劇中では寿命を迎えつつある状態で登場し、夢を叶えた真紀と思い出を語り合う。
どこぞの⑨妖精と同じ名前だが、名付け親(真紀)曰く「なんとなく思いついただけ」らしい。
人間キャラクター
題材によっては時々登場するポケモン世界の人間たち。当初はポケモンをプレイしている現実世界のプレイヤーも登場していたが、後にポケモン世界の住人として統合された。
お姉さんたちと違い固有のイラストが存在せず、キャラクター立ち絵はいらすとやで使用する。
- たかし
- フィン(イーブイ)を拾った初心者トレーナー。
3値も当然知らないため、悲惨な生い立ちのフィンを普通のポケモンとして平等に扱い折れそうだった彼の心を癒した。
初心者なので持っているポケモンは少ないが、フィンと野生のイーブイを見分けられる程深い愛情を持ってポケモンと接しており、手持ちポケモンたちも皆心優しい性格。
明るく社交的な学校の人気者で、一昔前で言う「通信ケーブルを持っているタイプ」らしい。
- ポケモンだいすきクラブ
- ポケモンだいすきクラブのメンバーである初老の女性。
しかしその実態はクレーマーそのもので、言うことを聞かないポケモンを容赦なく捨てたり、ポケモンの料理を可哀想と主張して客や店に暴言を吐いたりと度々周囲に迷惑をかける。
ポケモンを甘やかし過ぎる場面が非常に多く、手持ちポケモンが屑化することも少なくない。
より過激な主張をしてくるポケモン愛護クラブもいる。
- 坊屋鈍塀(ボー)
- その名の通りボーっとしているお坊ちゃん。「ボー」としか喋らないが何故か意志疎通は可能。
見かけによらず株で大成功し一生遊んで暮らせるほどの大金持ちで「最も贅沢なことは時間を無駄に過ごすことである」という考えから毎日ボーっと暮らしている。その分とてもおだやかな性格で、酷い虐待を受け身寄りを失ったモーニャをすんなりと引き取り、彼女が人間の言葉を話せることに最初は驚きながらも暖かく迎え入れている。
モーニャのピンチにはすぐ駆けつけるが、バトルの腕は初心者並みなため有り余る金の力(かいふくのくすりを多用など)でゴリ押し勝利するやや卑怯な一面もある。
- 早川真紀
- 生まれつきポケモンの言葉を理解できる女性。ややいじっぱりで皮肉屋な性格。
自らの能力に絡むある体験からポケモンセンターのジョーイさんを目指し見事夢を叶えたが、想像を絶するブラックな職場環境と人間関係のストレスで常時営業スマイル状態になるほど心が荒んでいる。ただ仕事自体はなんだかんだ気に入っているようで辞める気は毛頭ない様子。また、ジョーイさんでありながらやや冷たい彼女の対応は、一部の男性ファンに人気らしい。
お姉さんにポケモン世界の学校制度を解説するための材料として、智恵理・サトスと共に進路状況を密着されていた時期があり、真紀だけは彼女への風当たりが厳しい。
- 智恵理・サトス
- 真紀の幼馴染。
智恵理は当初女優やデザイナーに憧れるお転婆な少女だったが、トレーナーとしてジムを巡るうち段々と落ち着いた性格になり曖昧だった将来の夢を真剣に考えるようになる。
一方、サトスは似た名前の誰かさんと同じようにポケモンマスターを目指すやんちゃな少年だったが、トレーナーになってからはバトルタワーにハマったり、ジム巡りを面倒臭がる等明らかに様子がおかしくなっていき遂には……
- ガキ大将
- たかしや真紀が通う学校のガキ大将。
乱暴な性格で気に入らない者やポケモンがいるとすぐ取り巻きと一緒にボコろうとする。
手持ちポケモンは甘やかすタイプなのか、彼のビッパはクズ化しており真紀にそのことを指摘されても聞く耳を持たなかった。
12才のとき暴行罪で起訴される。犯行は認めつつも未成年であるとして無罪を主張するが、ご存知の通りポケモン世界では10才で成人扱い(刑事責任が発生する)のためきっちり裁かれた。
- 管理人
- オサたち野良ポケモンが暮らす自然公園の管理人を務める男性。
居場所のない野良ポケモンたちを受け入れ、仕事を手伝うことを条件に住処と食事を与え公園に住まわせているが、彼らはあくまで自主的に行っているためトレーナーではない。
面倒見がよく人間の言葉を話せるオサを信頼しており、受け入れるポケモンはオサと共に面接して選ぶことで屑ポケモンを振るい落としたり、管理人自身ポケモンたちが安心して生活できるように人間としてつかず離れずの距離感を保っている。
- 警部
- ポケモン世界の警察官で、人間・ポケモンの部下を複数抱えるベテラン刑事。
豊富な経験を活かして上は殺ポケ、下は職務質問まで作中起きたいくつもの事件に立ち会い・解決していることから、おそらく現実で言う捜査一課に当たる部署に所属していると思われる。
普段は厳格で気難しいが、部下の正義感溢れるオーガーや知略に長けたブスタとのコンビネーションでピンチを切り抜け難事件を解決する敏腕刑事。
加えて怯える市民や焦る若い部下をなだめ落ち着かせることを欠かさない好人物だが、その際の「落ち着きたまえ」という台詞はいつしか口癖と化しておりブスタにも突っ込まれている。
- モヒカン鬼威惨
- ポケモンだいすきクラブに憧れるモヒカン頭の男性。モヒカンオニイサンと読む。
本人はごく普通のトレーナーと思っているようだが、どう見てもやべーやつにしか見えない。
見た目に反してポケモンが大好きで、困っているポケモンを助けてだいすきクラブに入ることを夢見ている。しかしうっかりやな性格なのか努力の方向性を間違えており、湖に落ちたダゼを普通に助ければ良かったところをまどろっこしい手段に出たために事態を余計ややこしくしてしまう。
- 農夫
- チャンピオンロードの近辺で野菜を育てている農家の男性。
トレーナーではないためポケモンを持っておらず、劇中ではおじいさんと呼ばれていることからそこそこ高齢であると思われるが、その割には(素材の都合上)見た目は若々しい。
虫ポケモンに畑を荒らされることとそれが原因の金欠が悩みだが、先述の通りポケモンを持っておらず金欠からトレーナーやポケモンを雇うこともできない。何とか対策を試みるがご存知の通りポケモンの能力は基本的に規格外、かつ場所が場所なので虫ポケモンがそこそこ強くアイテムも役に立たない、そうこうしているうちにまた虫ポケモンが…という悪循環に陥っている気の毒な人物。
ただ、それでも虫ポケモンたちとの平和的な解決を望むお人好しな性格でもある。
ちなみに、素材が豊富なためか他の人間キャラよりも表情豊か。
- はげた
- 名前の通りハゲ頭が特徴のポケモン廃人のおっさんトレーナー。
王冠を使わないタマゴ厳選派でレート対戦でも好成績を収めているらしいが、厳選過程を見るに性格や個体値がバラバラなため、タマゴ厳選派でありながらかわらずのいしもあかいいとも使っていないらしいことがわかる。
ポケモンのことは完全に道具や奴隷と考えており愛情は皆無、むしろ対戦に負けるとポケモンに八つ当たりする。私生活でも傍若無人で店員への態度が横柄だったり、経験値稼ぎとはいえ死ねと呟きながら野生ポケモンを容赦なく倒したり、野良ポケモンを見下して平然としている。
ボックスには大量のポケモンが溢れ返っており、高個体値・高使用率ポケモンによる低個体値・低使用率ポケモンへの差別や虐待が横行、と殺伐そのものであり彼のポケモンへの接し方が伺える。
実はフィンやリボンたちを捨てた張本人で、後にオサやブラッキーと再会・ニアミスしているがやはり彼女らのことは覚えていなかった。
以上のようにポケモンたちにとっては悪魔そのものと言えるが、ポケモン厳選の闇をこれでもかと言わんばかりに体現しているため、人によっては耳が痛くなる存在でもある。
ポケモン対戦動画
定番動画の一つ。ここでは実況解説を行う。この動画はうぷ主と友人のほのぼのした対戦動画であり、普段使い慣れていないポケモンや努力値・技構成をしているため完全には使いこなせていない。しかし、最初の最強決定トーナメントである『最強世代決定トーナメント』では、ガバルールによってやり直しなどが発生、その結果これ以降の最強決定トーナメントではルールにかなり厳しくなっている。
また、各プレイヤーのプレイングスキルには差があるため割と有利対面でも展開が読めない傾向がある。例えばうぷ主はプレイングミスが多く読み負けてピンチになることも多い。
ちなみに、対戦時に登場するトレーナーはどこかで見たことあるような服装をしている。
最強決定トーナメント
- もしもあのキャラとこのキャラが対戦したら勝つのは誰?誰もが一度は考えるドリームマッチの勝敗を、トーナメント形式で実際に検証してみるシリーズ。
ライバルや各地方チャンピオン、悪の組織ボスといったあらゆるカテゴリーキャラのパーティーや技をできるだけ再現、一部ルールを設けて対戦し優勝者を(理論上の)最強キャラとする。
真最強世代トーナメントの場合は、例外として現環境で最も使われているポケモンとその型で戦う。
これは当時の仕様や弱体化など再現しきれない点が多く、一概に最強を決められないという事情と前回の投稿であまりにプレイングミスが目立ったことが原因。
サトシがポケモンリーグに挑むようです
- ポケモンマスター目指して20余年、未だリーグ優勝叶わぬ永遠の10才、マサラタウンのサトシが本当に各地方四天王・チャンピオンに挑んだら勝てるのか?を検証するシリーズ。
うぷ主がサトシとしてゲームでのポケモンリーグと同じように四天王・チャンピオン(再現パーティーの友人)と対戦、勝ち進むことで理論上サトシが優勝できることを証明する。
ルールは下記の通り
・アニメでは基本的にレベルが不明なため、ピカチュウ以外両者の使用ポケモンは全員レベル50統一
・同じく性格はまじめ・がんばりや固定、旅パという体で個体値・努力値はランダムだがあまりにも個性を殺してしまっている場合のみ修正
・サトシ役はうぷ主、四天王・チャンピオン役はうぷ主の友人K氏(ポケモン廃人)でプレイング面では実力差を再現(サトシの場合、不利対面でも交代しない等)
・サトシの各世代パーティーはその世代を代表する手持ちを再現し、極力当時の使用技を再現
・持ち物は双方ひかりのこなで固定しアニポケ伝家の宝刀「かわせ!」を再現
・原作での順番通りに挑戦、途中で負けた場合ゲーム同様最初からやり直しだが、挑戦は3回までの残機制
・2回失敗した場合、最後の挑戦時に限り「本気サトシ」となり歴代エースポケモン+ピカチュウの最強パーティーで挑むことが出来るが、この場合当時のパーティーでは実質勝てないということになるため例え勝っても殿堂入りは出来ない扱いになる
・ピカチュウのみレベル62で参戦するがこれは主人公補正ではなく、ルール上でんきだまを持てないハンデを埋める目的とLPLEに登場する特別な相棒ピカチュウの種族値・能力を再現するため
・アローラリーグの場合、サトシの手持ちが定まっていないことや、アニメ・ゲームでのリーグの存在自体が特殊といった事情から、うぷ主曰く「サトシチームは本気サトシ・四天王は特別なメンバーを検討している」とのこと
四天王は基本手持ちが4・5匹なので一見サトシ側が優遇されているように思えるが、サトシの手持ちはアニメ仕様の影響で進化すれば強力なポケモンが未進化なままだったり、「たいあたり」を未だに使用するが「じしん」や「どくどく」は使えないといったロクな技構成でないポケモンがほとんどのため、割と妥当なハンデである。
そして、このシリーズ最大の特徴はサトシチーム(特にピカチュウ)のリアル主人公補正としか言いようのない驚異的豪運にある。
どんな圧倒的ピンチに陥ろうとも機転と閃きで切り抜け逆転する、アニメでのサトシのバトルのような圧巻の逆転劇を度々披露するのだ。加えて先述の通りこのチャレンジは残機制なので毎回撮り直し無しの一発勝負でこれを発揮している…その興奮と感動が如何ほどかは想像に難くない。
詳細は伏せるが、その勇姿が気になったなら是非とも自分の目で確かめてみよう。
ストーリーでわかるシリーズ
観察お姉さんが担当するもう一つの人気コーナー。最近のポケモンは数が多すぎてわからないという人や昔のポケモンは知っているが詳しくは知らない人のために、お姉さんとピカリちゃんが研究者らしくポケモンたちのリアルな生態や対戦での使い勝手を解説する。
観察茶番劇がポケモン世界の設定を(妄想による考察で)解説するシリーズであるのに対し、こちらは「設定的に危険そうなポケモンが現実世界にいたら?」や「対戦に使われているポケモンをポケモン世界側から見たら?」といった、現実世界の視点を織り交ぜた世界観を考察するシリーズ。
ポケモン生態解説
- ポケモン図鑑の記述やアニメの描写などに基づきその生態を解説するシリーズ。
当初は文字通りテーマとなるポケモンの解説のみだったが、シリーズが進むにつれて動画の後半でそのポケモンの対戦環境での歴史と使い勝手を紹介するようになり、段々そちらがメインになっている。
さらに先述の観察茶番劇のストーリー性を生かし、このストーリーでわかるシリーズが発足するなど成長の著しいシリーズだが、うぷ主曰く「製作に必要な時間が他シリーズの5倍はかかる」ため連続の投稿が難しく、場合によっては他シリーズの製作・公開に支障をきたすこともあるのが難点。
ストーリーで登場するポケモンたちは各世代を代弁する概念・イメージのような存在であり、口調や性格は世界観を共有している場合と完全に独立している場合があるので統一されていない。
以下、主な登場キャラクター(ポケモンは図鑑番号順)
- 各世代対戦環境入り面接官
- 当時の対戦環境を擬人化した存在で、メガネをかけた中年男性のような姿をしている。
このストーリー内では当時の対戦に使われるポケモンたちの使い勝手の良さや使用率を解説するため、新卒者に見立てたポケモンたちが「対戦環境入り採用面談」という企業の面接のようなものを受け、その評価によって待遇が変わるというなんともシュールな特徴がある。
面接官はそのポケモンの能力や耐性に基づき、強ポケモン対策の有無・戦略の幅・技範囲といったアイデンティティを吟味、結果に応じてトップ>一軍>一軍ベンチ>二軍>二軍ベンチ>戦力外の順に分けて通告する。主に世代移行時が更新のタイミングで、同世代の時点でも新技の習得やメガシンカなど、新戦術を会得した場合はある程度順位が変動することがある。
初代対戦環境で例えればミュウツーならトップ、ケンタロスやスターミークラスなら一軍、ニドキングやパルシェンクラスなら二軍、スピアーやピジョットクラスなら戦力外といったところだろうか。
- カイリュー
- 穏やかな優しい心と怒りで全てを破壊する凶暴性を持ち合わせるドラゴンポケモン。
非常に努力家で、物腰柔らかくおとなしい性格。
ご存知初代ドラゴンタイプかつ初代600族で、優秀なステータスと幅広い技範囲を誇る…のだが初代対戦環境ではドラゴン技はりゅうのいかり(固定ダメージ技)のみ・ひこうタイプでありながらひこう技を全く覚えない・役割のほとんどが当時トップメタだったケンタロスで十分・当時の最強技ふぶきに弱く高い耐性を生かしにくい…と不遇そのもの。
それでもカイリューは修行・努力を重ね、げきりんやりゅうのまいの習得や物理・特殊技の見直しなど、世代が変わるごとに徐々に弱点を克服していくも、その度強力なポケモン、特に当時上位互換とも言われたボーマンダの登場といった向かい風に「第五世代までは」肩身の狭い思いを強いられていた。
- エンテイ
- ジョウト地方でホウオウから命を授かり蘇った伝説があるというかざんポケモン。
いじっぱりでプライドが高く、自ら王と呼んで憚らないほど王という称号へのこだわりが強い。
ライコウ・スイクンと共に伝説のポケモンとして華々しくデビューするも、一応二軍入りは果たせた他2匹に対し、自身は種族値と使用技が噛み合わず劣化ウインディとみなされ戦力外通告という不甲斐ない結果に終わる。
その後第三世代ではプライドが邪魔して修業を怠ったために、性能とあまり噛み合っていない新技と特性を身につけた以外全く成長点がなかったことから、スイクンには呆れられライコウからは不名誉なあだ名をつけられ孤立してしまう。
自暴自棄になるエンテイだったが同じ悩みを抱えるあるポケモンとの出会い・交流により心境に変化が生じ、自らの王という称号の何たるかを真剣に考えたエンテイは、やがて本物の唯一神へと成長していく。
余談だが、エンテイは「かざんポケモン」にも関らず、劇中何度も分類名を間違われている。
- キノガッサ
- 軽やかなフットワークと伸び縮みする両腕を武器に、ボクサー顔負けの強力なパンチを繰り出すキノコポケモン。
可愛らしい見た目に反して、ご存知キノコのほうしで相手を眠らせ高威力のきあいパンチを叩き込む、単純ながら強力な戦法を武器に第三世代では文句なしの環境入りを果たす。しかし、当時かくとうタイプは不遇気味でくさタイプの宿命故か耐久に難を抱えており、キノガッサよりも素早ければ対処は難しくなかったため、戦績自体はそこそこな結果に終わった。
このままではいけないと修業を重ねた結果、第四世代ではドレインパンチやストーンエッジなどの新技を習得、強力な特性ポイズンヒールによる新たな戦法、中でも相性抜群なきあいのタスキの登場といった超強化により一気に要注意ポケモンへと躍進した。
極めつけの第五世代では、夢特性テクニシャンの会得によりゴウカザルのような天敵ポケモン・戦法の読まれやすさという前世代での弱点を克服、この世代では凶悪だったねむり状態の仕様も相まって、現世代でも通用する程の対策必須・最強クラスのポケモンに成長……と同時に強化に比例して増える害悪ポケモン・卑怯者の悪評に悩まされることになる。
なお、劇中では害悪なイメージを払拭したいといううぷ主の意向により、ストイックでまじめな性格の武人肌なポケモンとして描かれている。
- ガブリアス
- 両腕の皮膜を広げ超スピードで空を飛ぶマッハポケモン。
第四世代の600族の一角でありご存じポケモン対戦の申し子。高いこうげきから繰り出される通りが良いタイプの主力技とその割に高い耐久性、相性の悪いエアームドをも突破できる程度のとくこうに何より絶妙な高さのすばやさ、という驚きの性能は対戦環境に大きな衝撃を与えた。そればかりか、世代ごとに強化されたことで戦法が読めないという新たな個性すら手に入れた。
かつてのミュウツーを彷彿とさせるその活躍ぶりで、第七世代まで環境トップの座を守り続けた名実ともに最強クラスのポケモン。
特筆すべきはそのストーリーなのだが、展開・世界観共に今シリーズ中最もぶっ飛んだ内容となっているため是非とも自分の目で確かめてみよう。
- ルカリオ
- 生物が持つ波動というエネルギーを読み取り、操る能力を持つはどうポケモン。
一般ポケモンでありながら、第三世代で映画の主役として先行登場という鮮烈なデビューを飾り、正式に登場した第四世代では豊富な技範囲から旅パとしても人気だったため自信満々で対戦環境に臨む。しかし、その個性すらかすむほど当時猛威を振るっていたガブリアスやゴウカザルに相性が悪く、耐性は悪くないが耐久やすばやさが微妙に低いため戦力外通告を食らってしまう。
後にかくとうタイプが大幅強化された第五世代で自らも強化されるも、ローブシンやバシャーモといった強力なポケモンに押され待遇はさして変わらず……だったのだが、進化前のリオルがまさかの強化を受け、超凶悪コンボを会得したことをきっかけに大きな転機を迎える。
ちなみに、今ストーリー内でのルカリオは先述のデビューの経緯上かなり調子に乗っているため、従来のルカリオのイメージをぶっ壊すレベルのキャラ付けがなされているが、ちゃんと汚名返上される展開となっているのでご安心を。
- ダークライ
- 新月の夜のみ活動し、自身の周囲で眠る生物に悪夢を見せてしまうあんこくポケモン。
少しなまいきかつ尊大な性格で、このコーナー初のまぼろしのポケモン。
セレビィやジラーチのような従来のまぼろしのポケモンたちと違い、とくこうとすばやさに特化した能力値を持ち、広い技範囲とそれでいて最低限の耐久力、そして代名詞でもある凶悪な専用技を武器に禁止・伝説環境という名の魔境に殴り込む。
登場当初から凄まじい強さを誇り、当時の仕様も相まってガブリアスはもちろん猛威を振るったカイオーガをも一方的に倒せる実力・ねむりに頼らずとも大半のポケモンに対応可能な高い汎用性で、第四世代禁止伝説環境を悪夢に染め上げる。
しかし、その暴れっぷりが仇となったのか、仕様変更の影響に翻弄され続けることとなり……
似た戦法のキノガッサとは、一般ポケモンで物理アタッカータイプ・初登場時環境での扱い・仕様変更で弱体化しても尚安定した強さを誇るなど、あらゆる面で対照的。
劇中では化け物揃いな伝説・幻のポケモンの中で、ダークライだけが不可解な弱体化を受けたともとれる現状やポケモン対戦界の闇に触れており、他と比べて全体的にややシリアス。
また、ゲーム内ではクレセリアと対になる存在とされるが、劇中では真の天敵であるホウオウが波乱万丈な彼の行く末を見守る。
- 屑ーミィ
何故かこのシリーズでも登場するクズ共。
今シリーズでも悪役っぷりは通常運転だが、その分意外な形での登場を果たす。
ポケモンの歴史解説
- 歴史番組よろしくポケモン世界の歴史を解説するシリーズで、唯一完結している。
約20余年に及ぶポケットモンスターシリーズの変遷を語る…のではなく、これまで作中で断片的に語られてきた神話や伝説を基にわかっていそうでわからない「ポケモン世界の歴史」を解説する。
伝説・幻のポケモンの能力やその規模は全体的に世界に影響を及ぼすものが多く、考察の観点においてもアルセウスとミュウの関係など意見の分かれる部分が多い分野である。
そういった数多くの伝説を辻褄が合うように、かつ曖昧な部分は仮説(と妄想)で補うなどして「歴史」というひとつの物語に落とし込んだ今シリーズは極めて完成度が高い。
以下、主な登場キャラクター
- ミュウ
- 全てのポケモンの始祖とされ、一応の主人公格を務めるしんしゅポケモン。
作中では「最初に生まれたのはアルセウス説」を採用しており「全ての遺伝子を持ちあらゆる環境に適応できる不死身のポケモン」とされている。
ミュウたちはアルセウスに3種類まで命を産み出す能力を与えられ、後述する使命の下それぞれ宇宙全体に散らばり星の開拓を進めていった。そのうちの1匹、「後にポケットモンスターの舞台となる星」に行き着いた個体の視点で今シリーズは進行する。
アルセウスから授かった能力でホウオウ・ルギアを誕生させ、空と海を作る使命と永遠の命を与え、彼らと共に数億年かけて星の環境を整備した。その後新たな生命体である古代ポケモン(現代で言う化石ポケモン)の誕生を見届けるも当時の彼らには知性が足りなかったため、先の能力を使いこころを持った知的生命体…人間を生み出した。
以降はホウオウ・ルギアと共に観測者のような存在となり、普段は姿を隠しながら純粋な心を持つ人間の前に現れるなどして、現在に至るまで星の平和を見守っている。
ミュウの性別は不明だが、口調とミュウツー誕生の一件からややボクっ娘っぽい。むじゃきな性格で楽観主義なのか、使命を終えたら星のその後を観察しながら遊んで暮らそうと考えていた様子。
アルセウスのことはジジイ呼ばわりかつやや反抗的で、使命についても「一方的に面倒ごとを押し付けられた」と否定的。一方、退屈と孤独に耐えかねたこととあまりにも過酷な星の環境を目にして渋々手をつけ始めたり、星が存亡の危機となった際には恥も外聞も捨てて手を尽くしたり、何度失望しても心のどこかで人間を信じているなど、根はお人(?)好しなようだ。
- アルセウス
- あらゆる生命や概念を産み出し、宇宙を創造したとされるそうぞうポケモン。
何もない空間に出現したタマゴから生まれ、宇宙を創るために時間・空間・反物質を司る存在を産み出し時空を、生命を創るために知識・感情・意思を司る存在を産み出しこころを創造するなど、概ねシンオウ神話で語られた通りの手順で世界を創造した。
今作オリジナルの考察として、こころを持った生命体であるミュウを無数に産み出し、宇宙創造の一環として星の開拓作業「テラフォーミング」を任せていたとされている。
宇宙創造後は眠りについていたが、天変地異で滅亡寸前だった星を再生するため、ミュウの呼び掛けにより古代人たちの前に降臨したのが人間やポケモンたちとの接点とされている。
作中では人間は未来を切り開く存在(兼話し相手)としてミュウに生み出された存在とされている。実際ゲーム中でもアルフの遺跡の壁画から人間とミュウの交流が描かれているなど、うぷ主の妄想とも言い切れない部分も多い。
ポケモンとの共生もいち早く始めており、ミュウの期待通り様々な文明を築きポケモンたちと共に繁栄してきた。一方、文明を崩壊させるレベルの大戦争を引き起こしたり、驕りからポケモンの怒りを買い逆襲・制裁を受ける、など愚行をやらかしてミュウを呆れさせることもある。
ちなみにこの世界の人間はイシツブテなどの図鑑記述から、モンスターボールが発明されるまでは生身でポケモンと戦っていたと思われる部分があるため、どこかの超マサラ人のように異常な耐久力や攻撃力を標準的に備えているらしい。
荒廃した世界に現れ、マグマを操り世界を再建した(大嘘)。
そんなことより十字のツメを食いこませ洞窟の壁や天井を這い回っていた。
なお劇中の所々で、謎に包まれた観察お姉さんの正体についてひとつの可能性が示唆されている。
東方ポケモン対戦記・幻想ポケ遊戯シリーズ
- 東方世界にポケモンがいたら…そんな世界観のシリーズ。現代と500年前の幻想郷を舞台に東方とポケモンを融合させた、通常ではありえない超次元ポケモンバトルを楽しむコーナー。
元々このチャンネルは「もしもしゃべるポケモンと旅をしたら… ポケモンシリウスゆっくり実況プレイ動画」がメインであった。しかし続編であるポケモンベガ実況シリーズにて、本来箸休めのオマケとして制作されていたパートがうぷ主の予想以上に人気になり本題であるはずの実況プレイの方がオマケと化すという事態が発生したことから、独立という形で生まれたシリーズ。
主に霊夢&魔理沙、チルノ&射命丸文、フランドール&咲夜、うどんげ&天子、みすちー&ゆかいな仲間たちを主人公格として思惑絡み合う幻想郷中を巻き込んだ群像劇を展開する。
各キャラのパーティー及びニックネームはイメージに合ったポケモンを中心に、そのキャラの性格を反映した戦法を採用している(例としてエスパー使いで相性や計算に基づいた確実な戦法の魔理沙に対して、ゴースト・でんき使いでいばる+まひや大技中心なギャンブル戦法の霊夢など)。
また、演出の一環として一部のキャラに改造ポケモンが使われているのも大きな特徴。劇中でも物議を醸しがちな反則級の性能を持つと同時に、後に判明する誕生の経緯から世界観を支える重要な存在でもあり、さり気なく視聴者にその存在意義を問うシーンが度々見受けられる。中でも「改造ポケモンという存在自体は悪なのか?」はテーマのひとつにもなっている。
…とはいえ、このシリーズは改造行為を推奨・助長しているわけではないため動画内でもその旨を再三釘を刺しているほか、相手のデータを傷つけないようにうぷ主は一般プレイヤーとは原則レート対戦を行わないようにしている。
現在第五部まで投稿されている。第一・二部(シリウス・ベガ実況編)~第三部までは第三世代環境、第四部(ポケ鹿)以降は第七世代環境での対戦動画となっており、第三部までは東方ポケモン対戦記、第五部以降は幻想ポケ遊戯と名称を分けてシリーズ化されている。また、第三部以前にて登場したオリジナルポケモンたちは、第五部以降は姿が似ている既存ポケモンとして続投する。
ストーリーが長く重厚な分、展開や伏線回収がやや複雑なため新規視聴者にはやや取っつきにくいが、このシリーズに登場するキャラクターや用語が他のシリーズに登場することがあり、世界観のつながりが感じられる場面も多々あるので、うぷ主は観察茶番劇シリーズや最強トーナメントシリーズを先に視聴、このチャンネルに興味を持ち始めてからの視聴を推奨している。
500年前パートには各東方キャラやその先祖(オリジナルキャラ)が登場するが、ある事情で十中八九ゲス野郎か危険人物となっている。