意味
- 「特に女性が清楚にふるまうさま」
- 「本性を包み隠して、おとなしそうに振る舞うこと」
- 「知らないふりをすること」
概要
猫の感情が読みにくいように、普段は傲慢だったりわがままだったりするのに、恋人などの前では大人しくなったりする様子。
通俗的に二重人格とされることもあるが、本来の意味を考えると誤用に近い。
pixivでは物理的にネコ(もしくは猫をモチーフにした装飾など)をかぶっているキャラのイラストにも【猫かぶり】のタグがついてることがある。
代表的なキャラクター
- 黛冬優子(アイドルマスターシャイニーカラーズ)
- ゆめち(アキバ冥途戦争)※接客時のみ。
- 月見璃兎(アブソリュート・デュオ)
- 絢辻詞、黒沢典子(アマガミ)
- 島津朔邪(ISUCA-イスカ-)
- 来栖アンネ(いわかける!)
- 岡部愛(AKB49)
- ほのか、五十嵐虎(会長はメイド様!)
- 夢見弖ユメミ(賭ケグルイ)
- 大井(艦隊これくしょん)※北上に対してのみ
- ネーナ・トリニティ(機動戦士ガンダム00)
- 胡桃沢梅(君に届け)
- 袴田水晶(グランベルム)※序盤は語尾に「にゅ」を付けたり独特な言い回しで喋る、突如戦闘放棄する等不思議ちゃんを演じていたが、6話で弟子入りしていたアンナに見切りをつけ、黒幕としての本性を現しながら決別し、以降は相手をおちょくることはあっても本性を隠すことは無くなった。
- 山中さわ子(けいおん!)※放課後ティータイムのメンバーには素の態度で接している。
- 虎視虎子(しかのこのこのここしたんたん)※3年時の体育祭で鹿乃子を屋上に連行してマジギレし、それを見ていた生徒および教師達に受け入れられて以降は猫をかぶるのを止めた。
- 日南葵(弱キャラ友崎くん)
- ぽぽろん(邪神ちゃんドロップキック)
- 櫻田奏(城下町のダンデライオン)
- メノウ(処刑少女の生きる道)※異世界人に対してのみ。
- 染谷リリィ(女子高生の無駄づかい)
- 波浪浮亭木胡桃(じょしらく)
- 惣流・アスカ・ラングレー(新世紀エヴァンゲリオン)※主に漫画版
- カーチャ(聖痕のクェイサー)
- 蒼井晶(selector)
- 大空ライト(ゾンビランドサガ)
- 新田由加(タッチ)
- ミナ(チート薬師のスローライフ)
- 若宮詩暢、逢坂恵夢(ちはやふる)
- 丹生谷森夏(中二病でも恋がしたい!)
- 鷹見水名月(デッドマン・ワンダーランド)
- カグラ・ボールドウィン(てんぷる)※主人公に対しては排除対象と認識して以降狡猾な本性を隠さなくなった。
- 麦野沈利(とある魔術の禁書目録,とある科学の超電磁砲)
- シド・フィリップス(トイ・ストーリー)※主に母親に対して
- 周防有希(時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん)※兄と同い年の従者には素の性格で接している。
- モモ・ベリア・デビルーク(ToLOVEる,ToLOVEるダークネス)
- 木場美琴(トリアージX)
- みこと(ながされて藍蘭島)※りんに対してのみ。
- 林真冬(初恋モンスター)
- クラウディア・ローエッティ(ハンドレッド)※エミリアに対してのみ。
- 市ヶ谷有咲(BanG_Dream!)※初期の頃のみで今はしていない。
- 長崎そよ(BanG_Dream!_It's_MyGO!!!!!)※アニメ7話Cパートのある発言以降は主要キャラクター達に対して腹黒で毒舌な本性を隠さなくなった。
- 宮崎都(バンブーブレード)
- 紐手きなみ(ひもてはうす)
- 土間うまる(干物妹!うまるちゃん)
- 桜市子(貧乏神が!)
- 求衛ねね、求衛のの(BLOOD-C)
- 藤堂公(フルーツバスケット)
- 足立透(ペルソナ4)
- 新島真(※ペルソナを覚醒してからは猫かぶりが無くなった)、明智吾郎(ペルソナ5)
- 渡辺彩花(僕らはみんな河合荘)
- 小岩井吉乃、藤ノ宮寧子(政宗くんのリベンジ)
- 忍足あずみ(真剣で私に恋しなさい!)※英雄に対してのみ。
- 末続このは(未確認で進行形)
- 夜摩狐撫子(Mr.FULLSWING)
- 我妻由乃(未来日記)
- 若狭留美、江戸川コナン※蘭・小五郎・警察関係者・事件関係者の手前(名探偵コナン)
- リン・デイヴス(メルヘン・メドヘン)
- 櫛田桔梗、坂柳有栖(ようこそ実力至上主義の教室へ)
- 瀬藤メロ(夜のクラゲは泳げない)
- リッカ(4人はそれぞれウソをつく)
- 小神あきら(らき☆すた)※アニメ版
- 白峰樒(恋愛暴君)
- 北見時雨(わたしに××しなさい!)
- 白木陽芽(私の百合はお仕事です!)
物理的にネコをかぶっているキャラ
社会では
猫かぶりはマイナスなイメージだが、社会では誰しもがなっているとされ、基本で当たり前と言われる。
例えば、「基本イライラしていて短気な人でも、職場では理不尽に怒られたり、嫌いな人でも笑顔で絶やさずに接する」や「自分は甘くダラダラしていても、職場ではテキパキ動き、ハキハキと対応する」等、これらも猫かぶりになる。
つまり、猫かぶりとは社会でも必要にもある為、決して悪いことではなく、寧ろ大切なことであるとされる。
それだけではなく、その猫かぶりもいずれは自身の本当の自分にもなることもある人もいる。
ただし、『演じるのは苦手』という人は「猫かぶりしてる」と指摘されることもあるので、そこら辺は注意しなければならない。