概要
ここでは、基本的にpixiv内に記事が存在する、もしくは関連する記事がある開発中止、及び発売中止になったゲーム作品について一覧形式で記述しています。
個別記事がない、関連記事での詳しい記述がない場合や、後にハードを変えて発売されたなどの特記事項がある場合はタイトルの後で補足しています。
アニメ作品は制作中止アニメ一覧にて掲載しています。
主な開発中止・発売中止ゲーム
あ行
- ああっ女神さまっ(スーパーファミコン版)
- R-GEAR - 『レイフォース』の続編として販売予定だった業務用シューティングゲーム。プロジェクトが、3Dを得意とするFXシステム基板での開発に変更されたため、代わってレイストームが開発された。ただし、1面のみであるが『レイズ アーケード クロノロジー』のAmazonプライムデー限定特典として購入者のダウンロード作品として日の目を見た。
- アウトバースト4D - タイトーが1995年に販売予定だった業務用3Dシューティングゲーム。三洋電機が開発中だった、眼鏡を使わず直に立体視できるモニターを使用したもので、AOUショーに出品されたが、モニターそのものが開発中止になったため、ゲーム自体もお蔵入りになった模様。
- 蒼の彼方のフォーリズム ZEWI
- 青山ラブストーリーズ - 東京青山を舞台にトレンディドラマを意識した、コナミのPS用恋愛アドベンチャーゲーム。発売機種がWiiに変更になったり、コナミの事業再編などで迷走した故かお蔵入りに。
- イナズマイレブンフューチャー、イナズマイレブン集メヨーゼ、イナズマイレブンアレスの天秤・オリオンの刻印
- ウィングフォース - 1993年にATLUSが販売予定だったシューティングゲーム(開発は元サンリツ電気の社員が起業した株式会社A.I)。ロケテストは行われていたらしく、ロケ基板がオークションに出品・落札された後にMAMEへ収録されている。
- ウォーオブザグレイル - 2006年頃にカプコンが発表した、真・三國無双っぽい感じの業務用ゲーム。
か行
- カービィのエアライド(NINTENDO64版) - タイトルと3Dレースゲームなのは共通しているが、後にゲームキューブで発売されたものとは全く別のゲームである。尚、ディレクターが同じ『大乱闘スマッシュブラザーズDX』などでも、開発中止がいじられていた。
- カービィボウル64 - 『カービィボウル』の続編として開発されていた3D視点のゲーム。あくまで試験的な開発だったのかすぐに開発中止となり、システムは上記の64版『カービィのエアライド』に引き継がれた。
- コロコロカービィ2 - タイトルを『Roll-o-Rama』に変えながら開発されていたが、いつの間にか中止になっていた。
- カプコンファイティングオールスターズ - 2002年頃に開発していた対戦格闘ゲーム。開発延期の末に一度開発中止となり、開発先をARIKAに代えて開発再開するも、AMショーやロケテストの評判が芳しくなく結局中止に。
- キメラビースト - ジャレコが1993年に販売予定だった業務用シューティングゲーム。ロケテストの結果が悪かったのかお蔵入りになった。基板は残っていたようで、ジャレコのサウンドトラックCD作成の準備作業中に発掘され、2013年4月に高田馬場のゲーセンミカドにて「ロケテスト」の名目で一時稼働している。
- 急降下爆撃隊 - コナミが1989年に販売予定だった業務用シューティングゲーム。拡大縮小機能を使った、ナムコのメタルホークを意識したような内容。ロケテストまで行われたがお蔵入りになった。理由は不明であるがプレイした人の話では「自機の高低差が判別しづらくゲームとして成り立ってなかった」と答えている。ロケ版であろうか、後に基板がYahoo!オークションに出品され¥831,000で落札されている。
- キリングバイツ - PS4で発売予定だった同名漫画のゲーム化による3D対戦アクション。開発元のネクスエンタテインメントが解散したため発売中止に。
- KOFマキシマムインパクト3
- グランツーリスモHD - 『グランツーリスモ5』の開発が優先されたため多くの要素はGT5に吸収。これに伴いタイトルを『グランツーリスモHDコンセプト』に変更して無償ダウンロード配布された(この翌年、GT5のプロローグ版ともいえる「グランツーリスモ5プロローグ」が発売)。
- クレイジークライマー'85 日本物産が1985年にアーケードでリリースする予定だった。その後PS1ゲーム「ニチブツセレクション」に収録され、漸く日の目を見る。
- クロノス・マテリア - 当初なら声優の相坂優歌のデビュー作(主人公のアイリス役)になる予定であったが、発売延期(後に発売中止)の影響でこの作品の後に発表された『アンジュ・ヴィエルジュ』のメインヒロインである日向美海役でデビューした。
- 幻界超戦デストピア - 東亜プランが1994年に開発中だった横スクロールアクションゲーム。メーカー倒産により開発途中でお蔵入りになった。現在、東亜プランの全版権を管理する株式会社TATSUJINのサイトには「このタイトルこそが東亜プラン最後のプロジェクト」と記されており、公式に「東亜プラン最後の作品」として扱われている。
- 現場でガンガン - タイトーが販売予定だった『パワーショベルに乗ろう!!』の続編に相当するアーケードゲーム。クレーン車などの他の建機も使用でき、ポケットステーションにも対応予定だったが、ロケテストの結果が芳しくなくお蔵入りになった模様。
- Conker's_Twelve_Tales
さ行
- ザ・アリーナ - 『ブラックオニキス』シリーズの最終作になるはずだったが、後に『スーパーブラックオニキス』内のミニゲームとして実現。
- Cytus Ω - スマホ音楽ゲーム『Cytus』のアーケード版になるはずだった。尚、収録楽曲は後に『DEEMO』と2019年に発売されたスイッチ版の『Cytus α』で収録が実現。
- サイドエフェクト - タイトーが販売予定だったパドルで操作する1画面固定シューティングゲーム。自機が中央に居て周囲から近づいてくる敵の群れを撃つ仕様(逆に、中央から湧いてくる敵の群れを自機が周りながら撃つというコナミのジャイラスのようなバージョンもあった模様)。ロケテストが芳しくなくお蔵入り。
- サイファイ(ΨΦ) - タッチパネルのみで操作するセガの格闘アクションゲーム。企画/ゲームデザインが『バーチャファイター』などセガの数々の作品で知られる鈴木裕氏だけあって、彼のアーケード復帰作として注目されていた。だが、ロケテストで摩擦による指の火傷が起きやすいことが発覚し、PL法にも触れてしまうためやむなく発売中止に。ただし、タッチパネルを滑らせる要素は『maimai』や『ワンダーランドウォーズ』に採用されている(maimaiは手袋の装着を推奨、WLWは専用のタッチペンでの操作によるものだが)。後にこの開発で得たノウハウを元に3DSTGである『Air Twister』が作られた。
- サイレントヒルズ - 小島秀夫とギレルモ・デル・トロが共同で開発に携わっていたが、2015年に開発中止と公表された。尚、同年に小島がコナミを退社しているが、退社に至るまでの経緯や、デル・トロが開発中止に関してコナミを批判するような発言をしている状況から、コナミ(の上層部)と何らかの衝突があった実態が仄めかされている。
- ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド5 - 台本は完成していたらしい。その後、2018年に最新作の『ハウス・オブ・ザ・デッド-スカーレッドドーン-』が稼働
- ザ・ムーンストーン - 『ブラックオニキス』シリーズ第三作目になる筈だった
- ジェリーボーイ2 副題は『ちょっとあぶない遊園地』。ジェリーボーイの続編。
- 進撃の巨人 TEAM BATTLE - カプコンが2017年に開発していた、進撃の巨人初のアーケードゲームになるはずだったゲーム。「ユーザーに楽しんでもらえるクオリティに至らない」との判断で中止に。
- 新スーパーロボット大戦2
- 真・戦極姫
- スーパーマリオ2001 - マリオが何者かに浚われルイージとピーチ姫とクッパが協力して助けに行くゲームだったがお蔵入り。
- スターフォックス2 - 1995年2月にスーパーファミコンソフトで発売予定だったが、開発遅延している内にNINTENDO64の発売が間近となったため中止に。後にスーパーファミコンミニに収録。
- ステラニアン - ナムコが1987年に販売予定だったアーケードゲーム。Atariの『PONG』のようなゲームだったらしいがお蔵入りに。ゲームシステムはスーパーファミコン用ソフト『サンリオワールドスマッシュボール!』に流用された模様。
- スパルタンX2 - アイレムが1987年に開発していた業務用アクションゲーム。『スパルタンX』の続編としてロケテストも行われたが、結果が芳しくなくお蔵入りになった。そのシステムを引き継いだ代替作が『ビジランテ』との弁。一方で、ファミコンソフトに同名作品が存在し、レアソフトの部類として今も流通している。
- 絶体絶命都市4 - 東日本大震災など様々な要因が重なり発売中止に。後に発売元がグランゼーラに移行してPlayStation 4版でようやく日の目を見た(ちなみにグランゼーラ設立と同時に1~3もアイレムから移行した)。
- センチメンタルプレリュード(ドリームキャスト・PC版) -散々引っ張った挙げ句、PlayStation 2へ鞍替えされる。
- 戦闘員山田はじめ2 - ニンテンドーDSで続編が発売される予定があったが、メーカーにより製造中止が決定された。
- ソニック・ザ・ファイターズ(セガサターン版) - PlayStation 2・ゲームキューブで発売されたゲーム集『ソニックジェムズコレクション』に収録しているゲームとして晴れて家庭用移植が実現。PlayStation 3・XBOX360でもダウンロード専用ゲームとして移植された(追加要素として没キャラであったハニー・ザ・キャットが追加されたり、NPC専用ボスキャラのDr.エッグマンとメタルソニックのプレイアブル化が行われた)。
た行
- DarkSeed - フェイスが1995年末頃から開発していた対戦格闘ゲーム。NEOGEO開発基板をオークションで落札した外国人が、フラッシュメモリのデータをサルベージしたことで発覚したもので、発見当初はメーカーもゲームタイトルも一切不明だった。しかし、開発に携わっていた人物が名乗りを上げ、最終的にねとらぼにて開発プロデューサーのインタビューが掲載されるまでに至った。それによると資金難による開発中止であるとのこと。
- 断仇牙 - タイトーがカイザーナックルのアップデート版として開発していたもの。後にイーグレットツーミニに収録。
- ダンシングアイ(PlayStation・PlayStation 3版)
- ついんくいっくす - タイトーが1995年に販売予定だった2人同時プレイ可能なQIXの続編。竹本泉のデザインのキャラが使用され、ロケテストも行われたがお蔵入りに。基板は流出し出回っており、高額で取引されているとか……。尚、竹本泉デザインを用いていない海外版も販売予定だったが、こちらもお蔵入りながら基板は流出している。
- ティンクル・ポポ - 開発会社であるHAL研究所の経営危機で開発中止になるが後に宮本茂の助言の元、『星のカービィ』として発売された。
- テラフォーマーズバスターズ-進化の雛形- - 当初は2016年秋にリリースされる予定だったが、「サービス開始できるクオリティにならない」のを理由に開発が難航し、結局2018年5月に開発中止が発表された。
- 電線(仮) - PlayStation2ソフトとして発売予定だったが、電線にぶら下がって移動する基本システムのインパクトが強すぎて、他の要素やビジュアルがうまくまとまらず開発中止に。
- 時をかける少女(バンダイ・PlayStation版)
- トップスピード - バトルギアの後継作品になるはずだったレースゲーム。チャット機能を搭載し、業界初となる10人以上のリアルタイムネットワーク対戦が可能であるとされていた。2009年にロケテストも行われたが、それ以降動きはなく、後に公式サイトも閉鎖。10人以上のリアルタイム対戦の実現については2018年の『SEGA World Drivers Championship』まで待つ事態となった。
- ドラゴンクエストⅣ(ゲームボーイカラー版) - 元はゲームボーイカラー版『ドラゴンクエストⅢ』のデータに『ドラゴンクエストⅣ』のモンスターメダルがある事実から判明。その後公式に存在を明言され「『ドラゴンクエストⅢ』とメダルを交換できる機能が予定されていた」とも明言された。
な行
- ニュースペースオーダー - 開発中止後もUGSFの1つとして扱われている。
ちなみに2845年の出来事であり、時系列では2810年の『しんぐんデストロ~イ!(2014年リリース、サービス終了済み)』の次で、7650年の『サンダーセプター(1986年発売)』の前の話である。
は行
- バックガイナー3完結編
- バテンカイトスDS
- BATTLE_SHIP_YAMATO(PS1・史実の戦艦大和の方)
- VARIANT SCHWANZER - 1999年にセタが開発していた業務用シューティングゲームで、カセットを差し込む仕様のNintendo64互換基板「ALECK64」によるもの。当時はセタがアルゼ傘下に入る頃であり、事業整理などが理由であろうか販売されなかった。ロケテストは行われたらしく、ロケ版であろうROMカセットが発見され、ゲーセンミカドで稼働している。
- バンジョーとカズーイの大冒険3 - 開発会社であるレア社が任天堂のライバル会社であるマイクロソフトの傘下になったため開発中止に。任天堂ハードでバンジョーが見られるのは『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』まで待たなければならなくなった。
- ファイナルファンタジーⅦ~Ⅺ(PlayStation 2版) - 「リメイクしなくても楽しめる」との調査結果が出たため発売中止に。しかし『FINAL FANTASY Ⅶ』はPlayStation 4でリメイクが実現している。
- フォーチュンアテリアル赤い約束
- プロジェクトKV
- 星のカービィGC(仮称) - 開発が難航し中止に。その後本作に実装される予定であった要素は『星のカービィWii』や『星のカービィ スターアライズ』『星のカービィディスカバリー』などに引き継がれた。没さんやバタフナイト、デデデロボの項目も参照。
ま行
- MOTHER3 - 1994年ごろから開発スタートしたが、スーパーファミコン→NINTENDO64→64DDとハードが変更された上に、完成のめどが立たなかったため上層部の判断で2000年に一度開発中止になった。その後ハードをゲームボーイアドバンスに移行して開発が再開され、2006年に無事発売された。
- 斑霧 - NECインターチャネルがドリームキャストで発売したゲーム『インタールード』の制作スタッフが再結集し、PlayStation 2にて制作・発売されるはずだった作品。前述の『インタールード』と世界観が共有されており、一部のキャラクターが再登場している。「古事記や日本書紀などを絡めた『伝記ファンタジー』」としてゲーム雑誌にも紹介されていたが、NECインターチャネルの人事刷新などによりプロデューサーの多部田 俊雄氏の退職や、キャラクターデザイナーの堀部 秀郎氏の急逝が重なり、協議の末に開発中止になった。後にPlayStation 2移植版『インタールード(Theベスト パンドラBOX)』の特典に付属された資料集によると「アダルトゲームさながらのセクシャル描写も多々あった」とされ、それの擦り合わせなどでも時間がかかったとも判明した。
- メタルギア3 - 3DOの低迷や阪神大震災(当時コナミの本社所在地が神戸だった)の影響で開発が凍結されるが『メタルギアソリッド』としてプレイステーション用に作り直して発売。
- メタルマックスワイルドアイズ - DCで発売予定だったゲーム。
- メタルマックスワイルドウェスト - 2021年に発売予定だった『メタルマックスゼノ2』から改題したゲーム。後に2022年に発売延期されたが、同年の6月9日に発売中止が決定した。
- モーターストーム3(日本版) - 自然災害の描写があるため、東日本大震災の影響で発売中止に。海外版を日本で購入・プレイ自体は可能。
ら行
- リカルホーン - タイトーが販売予定だった横スクロールアクションゲーム。元々家庭用に開発されていたが、急遽業務用として販売する話になりロケテストを実施。結局、業務用でも家庭用でも出ていないが、ロケ版の基板が流出しており稀にゲーセンミカドにも設置される。
- RAIL WARS! -軽井沢より殺意を乗せて-
- ロックマンZXC - 「以前から続編が作られる計画があったが中止になった」との噂が出ており、後に2021年12月23日に投稿された動画で「続編が作られる予定があった」経緯が語られており、更に「すぐ取り掛かれるように設定資料も作っていた」事情が判明。
- ロックマンDASH3