無双OROCHI2
むそうおろちつー
概要
『無双OROCHI』、『無双OROCHI魔王再臨』、『無双OROCHI Z』に次ぐ無双OROCHIシリーズの第四弾として2011年12月22日にコーエーテクモゲームスにより発売されたゲーム。
2012年7月19日にPlayStation Portable移植版『無双OROCHI2 Special』も発売、同年12月8日にはWiiU移植版『無双OROCHI2 Hyper』が発売された。
2013年9月26日はPlayStation 3とPlayStation Vitaで『無双OROCHI2 Ultimate』が発売され、PlayStation 3でも全ての追加要素をプレイ可能になる。2014年6月26日にはPlayStation 4、2014年9月4日にXboxOneでも発売。2017年11月9日には、『Ultimate』のNintendo Switch版が発売。他機種用にこれまで配信されたダウンロードコンテンツも全てソフト内に収録される。
無双シリーズの中でも特に、マイナーバージョンアップを施して発売された回数が多いが、それ以上に対応ハード数が無双シリーズ全体の中で最も多い作品となった。
前作同様三国時代(真・三國無双シリーズ)と戦国時代(戦国無双シリーズ)のキャラクターが集結しているのが特徴であり、今作では他作品のキャラクターとのコラボも実現しプレイアブル武将は120人を突破(公式発表)した(『Hyper』以降は130人突破と記録更新された)。
ストーリー
魔王再臨で遠呂智を撃退した武将達は遠呂智亡き後の世界を巡り覇権を争っていた。
しかし突如天を蔽うほどの八匹の蛇(妖蛇)が現れ世界を破壊し始め、多くの武将が戦死してしまう。
生き残った馬超、司馬昭、竹中半兵衛は妖蛇を倒すべく妖蛇の巣へと僅かな兵と共に侵攻する。
しかしながら妖蛇を倒す事は叶わず、復活した妖魔軍の魔人・平清盛や妖魔軍の軍師・妲己も現れ絶体絶命の状況に陥る。
しかしながらそんな時仙女・かぐやが現れ馬超達を救う。
かぐやは武将の記憶を頼り過去の世界へと彼らを戻す力を持っていた。
馬超達は亡くした仲間を救うため、そして妖蛇を倒すために過去の世界へと赴き、未来を変えることにするのであった。
この仲間が全滅した絶望的な状況から過去へ戻り、亡くした仲間達を救いながら絶望へ立ち向かっていく展開が同社で開発及び販売された『遙かなる時空の中で3』に非常に似ており、一部のユーザーからは主人公の春日望美の参戦を望む声があったとかなんとか・・・。
OROCHIシリーズの姉妹作品とも言える「無双スターズ」の「参戦して欲しいキャラクターアンケート」で2位にランクインしている。
システム
前作同様3キャラクターで1つのチームとなりプレイする。プレイヤーキャラクターは戦闘中に自由に切り替えることが出来るのも前作同様である。
アタッカータイプにワンダー(無双ゲージを消費して影技(『戦国無双3』から追加された要素)を使用可能)が追加された。
マップ
マップは真・三國無双シリーズや戦国無双シリーズのものとほぼ形が同じであるが前作と同様一部に特異なオブジェクトや溶岩の川がある。
また、今作ではコラボもあってか西洋の建物などそれまでの無双シリーズでは見られなかった地形なども見受けられる。
※ビルが立ち並ぶ摩天楼が融合した姉川、南国のリゾート地が融合した長谷堂
自由の女神とその一帯の市街地が融合した江東…etc
ちなみにそれらの風景をみた三國や戦国武将はあまりの珍景に驚きを隠せていない。
追加キャラクター
PlayStation Portable版からの追加キャラクター
コラボキャラクター
他作品とのコラボキャラクター達で、自らが元いた世界から時空の歪みに巻き込まれて
遠呂智の世界にやってくる。
リュウ・ハヤブサ
NINJA GAIDENシリーズに登場する超忍。左慈・弁慶と共に行動し平清盛を追っていた。
PlayStation Portable版からの追加キャラクター
Wii U版からの追加キャラクター
紅葉
デッドオアアライブおよびNINJA GAIDENシリーズに登場する巫女。
キャラクター
真・三國無双シリーズからは6猛将伝に登場した65名に左慈を加えた66名(ultimateで+1)、戦国無双シリーズからは3猛将伝までに登場した43名、OROCHIオリジナルキャラは18名(Specialで+1、Hyperで+1、Ultimateで+5)、コラボは4名(Specialで+1、Hyperで+1、Ultimateで+3)
太文字は初登場キャラクター
※1Specialから登場したキャラクター
※2Hyperから登場したキャラクター
※3Ultimateから登場したキャラクター
ゲーム情報
ジャンル | タクティカルアクション |
---|---|
販売元 | コーエーテクモゲームス |
開発 | ω-force |
CERO | B(12歳以上対象) |
対応機種と発売(予定日)と価格
「Hyper」以降のものは現在公式サイトで確認可能な、8%の税率で表示しています
対応ハード | 発売日 | 価格 |
---|---|---|
PlayStation 3 | 2011年12月22日(木) | 税込7,499円 |
Xbox360 | 2011年12月22日(木) | 税込7,499円 |
PlayStation Portable(Special) | 2012年7月19日(木) | 税込6,090円 |
WiiU(Hyper) | 2012年12月8日(土) | 税込7,140円 |
PlayStation 3(Ultimate) | 2013年9月26日(木) | ※1 |
PlayStation Vita(Ultimate) | 同上 | ※2 |
PlayStation 4(Ultimate) | 2014年6月26日(木) | ※3 |
XboxOne(Ultimate) | 2014年9月4日(木) | ※3 |
Nintendo Switch(Ultimate) | 2017年11月9日(木) | 6,800+税 |
注釈
- パッケージ 6,300+税 ダウンロード版 5,524+税
- パッケージ版 5,800+税 ダウンロード版 5,143+税
- パッケージ版 6,800+税 ダウンロード版 6,000円+税