ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ヤミカラスの編集履歴

2024-09-03 07:22:47 バージョン

ヤミカラス

やみからす

ヤミカラスは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。

基礎データ

全国図鑑No.0198
ジョウト図鑑No.208
シンオウ図鑑No.074
マウンテンカロス図鑑No.051
アローラ図鑑No.078
ヒスイ図鑑No.140
パルデア図鑑No.232
ローマ字表記Yamikarasu
分類くらやみポケモン
タイプあく / ひこう
高さ0.5m
重さ2.1kg
性別50%♂・50%♀
特性ふみん/きょううん(第4世代以降)/いたずらごころ隠れ特性
落とし物ヤミカラスの御宝
タマゴグループひこう

各言語版での名称と由来

言語名称由来
日本語ヤミカラス闇+カラス
英語・スペイン語・イタリア語Murkrowmurky(暗い)+murder(カラスの群れ)+crow(カラス)
ドイツ語KramurxKrähe(カラス)+Rabe(カラス)+Murks(やっつけ仕事)
フランス語Cornèbrecorneille(カラス)+ténèbre(闇)
韓国語니로우night(英語で夜)+crow(英語でカラス)
中国語(簡体字)黑暗鸦黑暗(暗い)+鸦(カラス)
中国語(繁体字)黑暗鴉黑暗(暗い)+鴉(カラス)

進化

ヤミカラスドンカラスやみのいし

カラス


概要

第2世代より登場したポケモン。

魔法使い三角帽子に似た頭部とホウキに似た尾を持つ黒いカラスの姿をしており、嘴も魔女の鼻のようになっている。


不吉の前兆とされ、人間を森に誘い込んでさんざん迷わせるなどありがたくないポケモンとしての扱いを受けているが、仲良しのトレーナーにはキラキラと光るものをプレゼントする健気な部分も持ち合わせている。


キラキラとした物を集めるのは種の本能で、ボスの献上品にするという側面もある。その為なら自分より大きなポケモンやニャースと取っ組み合いになったり、ガバイトの巣に忍び込む事も辞さない怖いもの知らず。


なお、人を迷わせるのは自己防衛の場合もあれば、単純に悪戯として行ったりと彼らなりの理由がある模様で、迷わせる手段は単純に入り組んだ道へ誘き寄せるといった手段が主であるが、ポケモンレンジャーではこれにくろいきりを発生させるというタチの悪いコンボをお見舞いして来る。

彼らの被害を避けるための戒めとして「ヤミカラスが飛ぶまでに家へ帰れ」ということわざがあるようだ。


日本神話に登場するカラスの中にはヤタガラスなどの神格化したものもいるが、このポケモンは特に魔女の手先としてのカラスのイメージを強く宿している。ヤタガラスはそのうちリージョンフォームか何かで登場することもあるのであろう。

ヤミカラス


魔女の要素を有してはいるが、対になるムウマ魔法使いに進化してしまったので、帽子のようなデザインは進化後にマフィアのソフト帽という形に昇華された。

色違いは明るい紫色で進化後も受継がれる。こんなに目立つ色で大丈夫なのであろうか?


初登場作の出現場所はヤミカラスという名前通り、夜のタマムシシティ周辺(7ばんどうろと16ばんどうろ)であった。ジョウト図鑑のポケモンなのにカントー地方にしか住んでいないって…。

基本的に市街地周辺に生息すると考えて良さそうであるが、ハクタイの森ほうじょうのやしろといった森林やポニの大峡谷といった渓谷地帯にも住む。

不吉なポケモンということでハウオリ霊園やロストタワーといった死に関連した場所や15ばんどうろや16ばんどうろ(カロス)のような廃墟でも確認されている辺り、適応能力は高い模様。


ヒスイ地方時代には今以上に不幸な存在であると恐れられていたようで、『LEGENDSアルセウス』の図鑑説明では魔除けの呪いとして「すらかみ屋は繁盛繁盛」(すらかみ屋はヤミカラスのアナグラム)と唱えると良いとされた。


ヒスイ地方では群青の海岸や紅蓮の湿地に生息しており、距離がかなり空けてもすぐに気づかれてしまい、しつこく突進して来る。しかも後者の「雲海峠」に住む個体群はオヤブンドンカラスが中心にいることもあって、1度気付かれれば、逃げ惑う最中に他個体に見つかって四方八方から攻撃を浴びる羽目となる。ヒスイウォーグルアヤシシを使って即座に撤退すると良いであろう。


名前の由来は闇+カラスとそのまんま。

余談であるが、ポケモンの生みの親である田尻智氏は中学生時代に暗闇の中で飛んで来たカラスを撃つ「闇夜のカラス」というゲームを考案してゲームコンテストに応募したエピソードがある。元ネタかは不明であるが…。


ゲームでの特徴

  • 初登場は第2世代(GSC)。第3世代(FRLG)以降ムウマと対となることが多く、第4世代(DPt)において揃って進化できるようになった。

  • GSC及びHGSSではチョウジタウンロケット団アジトにいる個体が物真似して喋っており、怪電波発生装置がある部屋のパスワードを教えてくれる。
  • リメイク版HGSSではロケット団幹部ラムダの声でしか開かないが、彼の声そっくりに物真似可能な模様。また、同じくアテナの手持ちで登場する。

  • また、元々未進化であるため、四天王・カリンの手持ちでも登場する。HGSSでは強化後にドンカラスに進化している。

  • 上記の通り、悪の組織がよく使ううえにギンガ団のボス・アカギフレア団のボス・フラダリとの初戦で彼らの手持ちにおり、2戦以降からドンカラスに進化して立ちふさがる。

  • ポケモンSMUSUMでは、ポニの大峡谷で野生のヤミカラス達がリーリエの前へ立ち塞がるイベントが発生する。
  • サンムーンではポニの大峡谷と終盤での出現であったが、USUMではメレメレ島のハウオリ霊園に出現するようになり序盤で入手が可能となった(そのため、アローラ図鑑順番が大幅に変わった)。

性能

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
608542854291405

  • ステータスは素早さが高い両刀アタッカーといった感じであるが、習得技が特別強いという訳ではなかった。



  • ただし元の耐久力が低く、「しんかのきせき」や「きあいのタスキ」を持たせても余り補えないので注意。さらに物理型として育てるにしても、あく物理技に乏しく、ほとんどが特殊技というのも痛い所であり、つじぎりは進化しないと習得しない。特攻がそこそこ高いのが幸いか。

第9世代

  • ランクバトルが始まると、ダブルバトルで脚光を浴び、トップメタの一角と言えるほどの活躍を見せている。シーズン1では使用率4位を記録しており、シーズン2以降は使用率はやや落ちたもののそれでも20位以内を維持している。


  • 環境が固定化されないように先制「おいかぜ」要員として鉄板であったエルフーンがリストラされた格好となったが、ヤミカラスしかまともな先制「おいかぜ」要員が存在しないならそれですら使うという辺りから、先制「おいかぜ」がどれだけ強力な戦術かが窺える。他にも「はやてのつばさ」で先制「おいかぜ」が可能なファイアロー何かもいるが、環境に跋扈するカイリューの「しんそく」が厄介なので余り安定しない。また、「おいかぜ」以外に「くろいきり」も採用理由の1つとなっている。対策必須の強悪コンビであるヘイラッシャ+シャリタツを一手で安定して対策出来るのは大きな強み。



  • 「さきおくり」は第8世代DLC解禁前の環境におけるヤミラミも使っていたぐらいで、この世代では正直ヤミカラスが「さきおくり」サポーターとしてヤミラミの需要を吸っている感がある。

  • 「あまごい」「にほんばれ」は天候パ対策だけでなくパラドックスポケモンの「こだいかっせい」のトリガー等にも活躍出来、実際パラドックスが解禁されたシリーズ2からは「にほんばれ」使用率が大きく伸びている。ただし、相手側も同じことが起こるので諸刃の剣にもなり得る。

自身があく・ひこう複合ので相手の「いたずらごころ」で止められず、味方の「じしん」にも巻き込まれないメリットもある。


  • ただ、シリーズ2に入るとパラドックスのパワーを受け切れない場面も増え、先制「おいかぜ」サポーターの地位をファイアローへ追われるケースも増えた。

  • シーズン8に入ると伝説ポケモンが解禁、より落ちやすくなった。さらに新たな先制「おいかぜ」持ちでアタッカーもこなせるトルネロスも登場し、立場がさらに危ういこととなった。こちらは「さきおくり」や「くろいきり」といった変化技や「イカサマ」を一致で使える点で差別化が必要になる。


使用トレーナー

ゲーム版


アニメ版

  • リリー(無印241話)
  • ミチル(DP148話)
  • ゴウ

漫画版



番外作品

ポケモンレンジャー

  • ライラの森のボスとして登場。ヤミカラスの他、イトマルが4匹登場する。

ポケモンGO

  • 金銀組の追加に伴い、実装。実装当初は捕獲成功率が御三家と同水準に低い、進化先が未実装なため戦力にもなり難い、それなのにもかかわらず昼夜を問わず頻繁に出現するといった理由から、嫌われがちなポケモンであった。

  • その後、ホウエン地方ポケモン登場や天候システム実装といった理由で、出現率は当初より大きく減少した。

  • そして2018年3月。「リサーチ」実装の都合か出現率が上がり、色違いも実装された。アップデート初日のみ捕獲成功率がかなり高かったが、ただのミスであったようで現在は従来通りの捕獲率へ戻っている。

ポケモンマスターズ

  • 「悪の組織・ジョウト編」でラムダが連れていたドンカラスが、HGSSで物真似していたあのヤミカラスであることが判明した

Newポケモンスナップ

  • フロレオ自然公園の「公園(夜)」コースと、カクレ抜け道の「抜け道(夜)」コースに出現する。


アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

レギュラーの手持ち

  • ゴウのヤミカラス
    • 新無印第83話でて、キララの願いアンノーンの力によって突然夜となったことが原因で、周囲から不吉がられて落ち込んでいたところをゴウにゲットされた。

ゲスト

  • 無印184話
    • 森で悪戯ばかりしている3匹がジムバッジを磨いていたサトシ達の前に現れ、ファントムバッジをくわえて飛び去ってしまう。
    • 非常に頭が良く、サトシ達のバッジ奪還作戦をことごとく見抜いて失敗させた。しかし、サトシのヨルノズクの頭脳的作戦でファントムバッジを取り返す。
    • コジロウの王冠まで奪ってしまったことでコジロウの標的とされ、ヤミカラスロボット「グレートヤミカラス1号」で襲われるが、ヨルノズクと連携してロボットをショートさせて撃退する。

  • 無印241話
    • 代々ポケモン魔法を研究しているリリーのポケモンで登場。

  • ミチルのヤミカラス
    • DP148話でミチルの手持ちで登場し、サトシ達にギラティナや激流の幻覚を見せていた。姉・ルチルはムウマを持っており、どちらも「やみのいし」で進化するポケモンである。

  • 僕達ピチューブラザーズ
    • 風船騒動の巻に登場(CV:坂口候一)。エンドクレジットでは「ヤミガラス」と誤植。
    • ピチュー(弟)を浮かせていた風船を嘴で割って落とすという役所。

その他

無印268話
AG11話・125話
DP60話・164話(絵のみ)
BW135話(イメージ)
XY129話
SM17話・18話・38話・73話・83話・90話・99話・106話・111話・112話
新無印9話・33話・54話
劇場版水の都の護神裂空の訪問者ディアルガVSパルキアVSダークライ破壊の繭とディアンシーみんなの物語

アニポケ・リコとロイの旅シリーズ

  • 58話:モブで登場


漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

なにみてんだよ

  • シルバーのヤミカラス
    • シルバーの飛行要員で夜間の奇襲が得意。
    • ワタルから「性格がシルバーに似ている」と言われている。
    • シルバーが仮面の男によってホウオウに誘拐されたのが2歳であったため、ブルーと異なり鳥ポケモン恐怖症ではないことが分かる(一方のブルーの飛行要員はプリンカメックス)。
    • 体が非常に小さいのであるがシルバーを足にぶら下げながら飛ぶことが可能。
    • 第9章開始までにブルーから「やみのいし」を渡されており、マニューラと同時にドンカラスへと進化した。

  • 3章:シルバーと同じマスクド・チルドレンであったカリンが連れていたりする。
  • 9章:ロケット団幹部・アテナのポケモンで登場する。

関連イラスト

ヤミカラスヤミカラス

夕焼小焼日没


関連タグ


0197.ブラッキー0198.ヤミカラス→0199.ヤドキングガラルヤドキング


関連ポケモン等

同複合タイプ


やみのいし進化仲間


カラスポケモン仲間


他関連ポケモン等

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました