概要
特撮を利用した映像効果をウリとするテレビドラマのこと。多くは子供向けの特撮ヒーローものだが、中には大人の視聴者をターゲットに絞った怪奇色の強いドラマもある。
80年代後半ごろから90年代にかけて一般向けテレビドラマが軒並みビデオ撮影になっていったのに対し、特撮番組は機材や技術的な都合から90年代以降もフィルム撮影が主流だった。1980年代にもVTR方式の特撮テレビ番組はなかったわけではないが、合成カットなどがチープに見えるというデメリットがあった。デジタル合成技術が確立する1990年代末期~2000年代初頭からVTR撮影による特撮番組が普及するようになった。なお、三大シリーズでVTR撮影に移行したのは、ウルトラは『コスモス』(特撮パートはフィルム撮影。全編ビデオ撮影は『ネクサス』から。)、ライダーは『クウガ』、戦隊は『シンケンジャー』からである。
著名な特撮番組
東映
- 風小僧
- 七色仮面
- ナショナルキッド
- アラーの使者
- 白馬童子
- 悪魔くん
- 忍者ハットリくん
- キャプテンウルトラ
- ジャイアントロボ
- 仮面の忍者赤影
- 河童の三平
- 妖術武芸帳
- 仮面ライダーシリーズ
- 好き!すき!魔女先生
- 変身忍者嵐
- 超人バロム・1
- 人造人間キカイダー
- ロボット刑事
- イナズマン/イナズマンF
- がんばれ!!ロボコン
- スーパー戦隊シリーズ
- アクマイザー3
- ぐるぐるメダマン
- 忍者キャプター
- ザ・カゲスター
- 宇宙鉄人キョーダイン
- 大鉄人17
- 快傑ズバット
- ロボット110番
- 宇宙からのメッセージ銀河大戦
- 透明ドリちゃん
- スパイダーマン
- 東映不思議コメディーシリーズ
- メタルヒーローシリーズ
- 星雲仮面マシンマン
- 兄弟拳バイクロッサー
- TVオバケてれもんじゃ
- 超光戦士シャンゼリオン
円谷プロダクション
- ウルトラシリーズ
- 快獣ブースカ
- マイティジャック
- 怪奇大作戦
- 恐怖劇場アンバランス
- ミラーマン
- レッドマン
- トリプルファイター
- 緊急指令10-4・10-10
- ファイヤーマン
- ジャンボーグA
- 猿の軍団
- 円谷恐竜三部作
- プロレスの星アステカイザー
- スターウルフ
- 電光超人グリッドマン
- 生物彗星Woo
東宝
ピープロダクション
宣弘社
その他
- 少年ジェット
- 怪獣マリンコング
- 海底人8823
- 宇宙Gメン
- 忍者部隊月光
- 魔神バンダー
- サンダーマスク
- 突撃!ヒューマン!!
- 魔人ハンターミツルギ
- 白獅子仮面
- 電撃!!ストラダ5
- スーパーロボットマッハバロン
- 小さなスーパーマンガンバロン
- バトルホーク
- UFO大戦争戦え!レッドタイガー
- Xボンバー
- ボイスラッガー
- 千年王国III銃士ヴァニーナイツ
- 鉄甲機ミカヅキ
- 牙狼シリーズ
- 魔弾戦記リュウケンドー
- トミカヒーローシリーズ
- ガールズ×ヒロイン!シリーズ
- ドゲンジャーズ