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ウルトラマンの編集履歴

2022-02-20 17:10:45 バージョン

ウルトラマン

うるとらまん

円谷プロ製作の特撮番組、およびその主人公。

★各ウルトラマンをひとまとめにした記事に関しては「ウルトラシリーズ」を、初代ウルトラマンの記事については当該項目を参照。


ちなみに英語で表記すればUltramanになるが、英語の発音に一番近い日本語表記は「アルトラマン」となる。


スーパーマンの敵にもウルトラマンというヴィランがいる。こちらを参照。


概要

記念すべき「ウルトラマン」誕生作。ウルトラシリーズとしては2作目。

1966年7月から1967年4月にかけて、TBS系列で全国で放映された。全39話。


前作『ウルトラQ』は、それまでは映画の中でしか見られなかったような巨大怪獣やSFストーリーがテレビで見られるようになったことで人気を呼んだが、今作は、人類の味方として戦う巨大ヒーロー敵怪獣と戦う近未来的兵器・組織といった要素がさらに子供達の心を掴み大ヒット。

平均視聴率36.8%、最高視聴率42.8%という怪物的な記録を残した。


単なる怪獣退治の娯楽作品ではなく、人間のエゴや環境問題、社会情勢など、様々な問題提起をテーマにしているのも特徴。これらは後のシリーズに引き継がれ、ウルトラマンは、以後現代に至るまで実に半世紀以上に渡って続く、ウルトラヒーローの歴史の始まりとなった。ウルトラマンという言葉自体は、そんなウルトラ戦士達の総称としてもよく使われている。

時代ごとに新たなウルトラヒーローが登場しているが、ウルトラセブンと並び高い人気と知名度を維持しており、現在でも頻繁に客演している。


この時はまだオープニングでカラー化された「ウルトラQ」のOPロゴがあったり、「空想特撮シリーズ」の副題が付いていた事から、ウルトラQの一シリーズ的な所があった。


ウルトラマンAまで続いた怪獣達やウルトラマンの影絵が出てくるオープニングはこれが最初。


初代ウルトラマンの作中の時代設定は作品を見る限りでは製作当時の1960年代後半の世相が色濃いが、ある怪獣のエピソードで判明したものでは少なくとも(製作当時に想像された)1993年である事がわかる場面がある。


あらすじ

地球の平和を守る科学特捜隊の隊員、ハヤタ・シンは、小型ビートルでパトロール飛行中、青い光の玉と赤い光の玉が飛んでいくのを目撃する。彼はそれを追跡したが、赤い玉と激突し竜ヶ森湖に墜落する。

ハヤタはここで命を落としたが、夢の中で銀色の宇宙人と邂逅する。

彼の名はウルトラマンと言った。宇宙怪獣ベムラーを宇宙の怪獣墓場に護送する途中に逃げられ、それを追って地球にやって来たが、その際にハヤタと誤って激突してしまったのだという。

彼は、ハヤタと命を共有、一心同体になることでその命を救う。

そして目覚めたハヤタは、竜ヶ森湖から青い玉=ベムラーが現れるのを目撃する。

夢の中で宇宙人から受け取ったベーターカプセルを彼がかざすと、その瞬間、その体が巨大なウルトラマンへと変身した。

こうして彼は、巨大ヒーローとして、地球の平和を守るために怪獣と戦っていくことになったのだった。


登場人物

ハヤタ隊員黒部進

フジ隊員桜井浩子

イデ隊員二瓶正也

アラシ隊員石井伊吉) ※出演当時の表記(本名)。現在の芸名は「毒蝮三太夫

ムラマツ隊長(小林昭二


放映リストと登場した怪獣、宇宙人

No.サブタイトル登場怪獣・宇宙人
1ウルトラ作戦第一号ベムラー
2侵略者を撃てバルタン星人
3科特隊出撃せよネロンガ
4大爆発五秒前ラゴン
5「ミロガンダの秘密」グリーンモンスミロガンダ
6「沿岸警備命令」ゲスラ
7「バラージの青い石」アントラー
8怪獣無法地帯レッドキングチャンドラーマグラーピグモンスフラン
9「電光石火作戦」ガボラ
10「謎の恐竜基地」ジラース
11「宇宙から来た暴れん坊」ギャンゴ
12「ミイラの叫び」ドドンゴ ミイラ人間
13「オイルSOS」ペスター
14真珠貝防衛指令ガマクジラ
15恐怖の宇宙線ガヴァドン
16科特隊宇宙へバルタン星人(2代目)
17「無限へのパスポート」ブルトン
18遊星から来た兄弟ザラブ星人にせウルトラマン
19悪魔はふたたびアボラスバニラ
20「恐怖のルート87」ヒドラ
21「噴煙突破せよ」ケムラー
22地上破壊工作テレスドン地底人
23故郷は地球ジャミラ
24「海底科学基地」グビラ
25怪彗星ツイフォンギガスドラコ、レッドキング(2代目)
26怪獣殿下 前篇スフラン(2代目)、ゴモラ
27怪獣殿下 後篇ゴモラ
28人間標本5・6ダダ
29「地底への挑戦」ゴルドン
30「まぼろしの雪山」ウー
31来たのは誰だケロニア
32「果てしなき逆襲」ザンボラー
33禁じられた言葉メフィラス星人、バルタン星人(3代目)、ザラブ星人(2代目)、ケムール人(2代目)、巨大フジ隊員
34空の贈り物スカイドン
35怪獣墓場シーボーズ
36「射つな! アラシ」ザラガス
37小さな英雄ジェロニモン、ピグモン(再生)、ドラコ(再生)、テレスドン(再生)
38「宇宙船救助命令」キーラサイゴ
39さらばウルトラマンゼットンゼットン星人

その他の媒体に登場する怪獣たち

タンギラー

ヤマトン

ゴルダー

ウェットン

(漫画『ウルトラマン 一峰大二版』)

アイアン

(絵物語『ウルトラマン マグネット作戦』)

アスタロテ

ヴァスヴァール

ハスハラン

(公式外伝漫画『COMIC'S★ウルトラ大全集 ウルトラマン-封印解けし-』)

ジグリス

ムンデラー

合体怪獣

(公式外伝小説『ウルトラマン VOL.1 -ゴールドラッシュ作戦-』)

ナポレオン

モルゴ

G

バルタン星人

(公式外伝小説『ウルトラマン -ジャイアント作戦-』)

※ボツシナリオで漫画やドラマCDなどでメディア化されたものや公式外伝に登場するオリジナル怪獣のみを掲載。


主題歌

作詞:東京一/作曲・編曲:宮内國郎/歌:みすず児童合唱団、コーロ・ステルラ


挿入歌

  • 特捜隊の歌

作詞:東京一/作曲・編曲:宮内國郎/歌:みすず児童合唱団、コーロ・ステルラ

科学特捜隊の戦闘テーマ。作中ではインストゥルメンタル版が使用された。


  • 進め!ウルトラマン

作詞:東京一/作曲・編曲:宮内國郎/歌:みすず児童合唱団、コーロ・ステルラ

ウルトラマンの戦闘テーマ。作中ではインストゥルメンタル版が使用された。

アーケード版大怪獣バトルなど多くの作品でアレンジ版が作られている。


漫画

楳図かずお版

週刊少年マガジン』で連載されていた、ホラー漫画の巨匠・楳図かずおによる漫画。

ホラー要素が強く、特にバルタン星人ミイラ人間は夜に一人で読めないレベルの気色悪さ。

現在は講談社文庫(全2巻)で全話読める。


一峰大二版

『ぼくら』で連載されていた、一峰大二による漫画。

楳図版に比べるとSF色が強く、毎回怪獣に殺されかけるウルトラマンは知恵を振り絞って奇抜な発想で悪の怪獣軍団を撃破していく。

上述の通り、本作オリジナルの怪獣が搭乗するのも特徴。

現在、文庫版が秋田書店から発売されているが、一部原稿が散逸しており、『ネロンガの巻(第1話)』や最終回などが未収録になっている。1995年、翔泳社から完全版全2巻が発売された(絶版)。


ウルトラマン_THE_FIRST

『特撮エース]]』→『特撮ニュータイプ』で2003~2008年に連載された漫画。作者は『3×3EYES』の高田裕三

登場怪獣は原作と同じだがエピソードが現代風にアレンジされており、後半からはバルタン星人を黒幕とした長編「さらばウルトラマン」が展開される。また、フジ隊員がヒロインとして重要な役割を果たしたり、ハヤタ隊員に好意を抱く女性整備士(オリジナルキャラクター)が登場するのも特徴。

ゲーム

SFC

オーソドックスな2D格闘アクション。当時、ギャグ漫画『ウルトラ怪獣かっとび!ランド』でもネタにされた。

怪獣を殴ったり蹴ったりすることでゲージを溜め、怪獣のライフが0(FINISH)状態になった所でスペシウム光線を撃ち込んで撃破する。FINISH状態にしてもスペシウム光線を当てなければ絶対に倒せないので注意が必要。タイムリミットはもちろん3分。


次作『ウルトラセブン』や海外でのみ発売された『Ultraman: Towards the Future(ウルトラマンG)』もほぼ同じシステム。後にアーケードゲームに移植され、WSやGBでもリメイクされている。「相手のライフをゼロにし、更に必殺技を撃ち込まねば撃破できない」というシステムは後の「ファイティングエボリューション」シリーズにも受け継がれている。


怪獣帝国の逆襲

ファミコンディスクシステム用アクションゲーム。→『ウルトラマン 怪獣帝国の逆襲


PS2

2004年に発売。3D格闘バトルアクション。

カメラアングルやエフェクトなど特撮の雰囲気を重視した戦闘シーンが特徴。

原作再現要素としてジェットビートルからの空爆やハヤタ隊員を操って地上戦を行うステージもある。更に投げ技は各怪獣に対応したアクションを繰り出したり、特定の行動で部位破壊が可能など、かなり演出に凝った作品である。

また、前述のSFC版やファイティングエボリューションシリーズとは異なり、打撃や投げ技だけでも怪獣を倒すことが出来る為、ある怪獣との戦いではスぺシウム光線を撃たない事が重要になる。

一定条件をクリアすると『帰ってきたウルトラマン』ステージが登場する。


関連動画

【ウルトラマン55周年記念】PV公開! 2021年 ウルトラマンは更なるステージへ!

※1966年、ウルトラマン、地球へ降り立つ。

最高視聴率42.8%、日本特撮テレビシリーズの金字塔となった『ウルトラマン』。

世代を超え世界中の人々に愛され、多くの声援と共に歩んできた55年。

そして、

Go Beyond

2021年、ウルトラマンは更なるステージへ!


動画は円谷プロ 公式YouTubeチャンネル『ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.』(チャンネル登録者数:171万人)より転載


ウルトラマン55周年特設サイト

円谷プロ 公式サイト【「ウルトラマン」55周年記念サイト】(外部リンク)(日本語テキスト/日本語音声)


関連タグ

初代ウルトラマン スペシウム光線 ウルトラシリーズ

円谷英二 円谷プロ円谷プロダクション特撮 怪獣

京楽 ULTRAMAN 怪獣帝国の逆襲 ウルトラマン(楳図かずお版)

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