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サニーゴの編集履歴

2023/09/18 22:26:23 版

編集者:Miki Senbokuya

編集内容:内容を加筆

基礎データ

全国図鑑No.0222
ジョウト図鑑(GSC)No.171
ホウエン図鑑(RSE)No.180
ジョウト図鑑(HGSS)No.173
イッシュ図鑑(BW2)No.237
ホウエン図鑑(ORAS)No.189
コーストカロス図鑑No.146
アローラ図鑑(SM)No.112
メレメレ図鑑(SM)No.112
アーカラ図鑑(SM)No.044
アローラ図鑑(USUM)No.135
メレメレ図鑑(USUM)No.135
アーカラ図鑑(USUM)No.044
ガラル図鑑No.236
英語名Corsola
和名英語風表記Sunnygo
ぶんるいさんごポケモン
タイプみず / いわ
たかさ0.6m
おもさ5.0kg
特性1しぜんかいふく:戦闘から引っ込めると状態異常が治る
特性2はりきり:自分の「こうげき」が1.5倍に、物理技の命中率が0.8倍になる。(『エメラルド』以降)手持ちの先頭にいるときレベルの高い野生のポケモンが出やすくなる
隠れ特性さいせいりょく:自分が手持ちから引っ込むと、最大HPの1/3を回復する
タマゴグループすいちゅう1/すいちゅう3

リージョンフォーム

タイプゴースト
たかさ0.6m
おもさ0.5kg
特性くだけるよろい:相手の物理技を受けると、防御が1段階下がる代わりに素早さが2段階上がる。
隠れ特性のろわれボディ:自身が対象となった技を30%の確率でかなしばり状態にする

ポケモン剣盾から登場する、ガラル地方特有の生態を持つサニーゴのガラルのすがた

現地の環境に適応して姿を変えた他のリージョンフォームとは、少々事情が異なる存在であり、原種には無かった進化を遂げる。

ガラルサニーゴサニゴーン

概要

ポケットモンスター金・銀』(第2世代)に初登場したポケモンで、分類通りの珊瑚、特にピンク色のエダサンゴをモチーフとしている。

綺麗な暖かいに生息しており、水温が下がると南へ移動する。そうして集まったサニーゴ達が珊瑚礁を形成し、小さなポケモンたちの隠れ家になる事もあるらしい。

事実「NEWポケモンスナップ」ではラブカスが枝の間に挟まって寝る姿が確認されている

気に入った環境に落ち着くとその場から移動しなくなるのか、南の国ではサニーゴの集団の上で住居を構えて暮らす人々もいる様で、実際にホウエン地方の「キナギタウン」はサニーゴの群れの上に作られている。

本来寒い地域である樺太がモデルの230ばんすいどうにも出現するが、彼ら基準ではまだ暖かい海域ということなのだろう。

頭のサンゴの角は割と簡単に折れるが、どんどんと育っては生え換わり、1〜3日程で元通りに生え揃うため本人たちは気にしていない。天敵に襲われれば自切も行う。

綺麗な水の養分を取りこんだそれらは、太陽の光を浴びると七色にキラキラ輝きとても綺麗で、宝物として人気が高く、安産のお守りにする風習もあるという。

特にアローラ地方に暮らすサニーゴは、栄養豊富な海のおかげで体色がとても鮮やかで濃く、砂浜などに折れ落ちた角は装飾品に加工されて売られている。

ちなみに、このツノは『出動!ポケモン救助隊ガンバルズ!』にて投擲武器として登場している(ゲーム版の鉄のトゲや銀のハリに相当する)。

その一方、現地にはサニーゴを好んで貪り食うヒドイデドヒドイデと言う天敵中の天敵たるポケモンも生息しており、アローラでは繁殖して数が増え過ぎたラプラスに代わりこちらが絶滅危惧種となってしまった。

そのためエーテル財団の保護対象にも入っており、サン・ムーンのストーリーをある程度進めると、その天敵によって傷ついたサニーゴのイベントが発生する。

また逆に海が汚れると、美しいサンゴの枝は色がくすみボロボロになってしまう。現実のサンゴ同様、枝からも栄養を取っている為、汚れた海では生きられない。

バトルで活躍するポテンシャルには乏しいが、その可愛らしい姿やデリケートな生態から、現在に至るまで一定の人気を保っているポケモンである。

名前の由来は恐らく「サニー(晴れ)+サンゴ」で、それらに「アミーゴ」を掛けている可能性もある。

色違いは、ピンクの体色が青色になる。

ゲームでの特徴

  • 暖かい海に棲む筈だが、どうみても水温が低そうなシンオウ地方にも生息している。比較的温暖な230ばんすいどうだからだろうか…。BDSPでは地下大洞窟に出現する。
  • なお、ヒスイ時代であるLEGENDSアルセウスには出現しない。そもそもファイトエリアがまだ火吹き島で形成されていないのも関係するだろうか?

性能

世代HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
第6世代まで555585658535380
第7世代以降655595659535410
  • タイプはオムスタージーランスなどと同じみず・いわの複合タイプ。特性は「しぜんかいふく」と「はりきり」となかなか優秀。 「はりきり」の時はアタッカー、「しぜんかいふく」の時は、耐久型が向いている。
  • ただ、「ぼうぎょ」と「とくぼう」の種族値はやや高いが、他のステータスは総じてかなり低い。幸い、技は豊富である。いや、些か豊富すぎると言っても過言ではない。
  • 特性「はりきり」時の「こうげき」の高さはなかなかなので、そこを軸に戦いたいが、主力技の命中率はことごとく下がってしまい、かわいい見た目と反してかなりリスキーな運用が求められる。
  • 基本的には、上記の運に左右される方法を除き、特殊アタッカーにぶつけて「ミラーコート」で反撃する王道スタイルがある。その場合相手がこの戦法に乗ってこなければ、「だいばくはつ」で相手もろとも退場を狙う。
  • 「はりきり+だいばくはつ」という芸当ができる唯一のポケモンで、特性「はりきり」での「だいばくはつ」は元々低い「こうげき」ではあるが、それでもある程度のポケモンは落とすことができる。
  • 上記の方法を封印する場合は、物理技としては「ストーンエッジ」か「ロックブラスト」を軸に、「じしん」、「がむしゃら」、「ふいうち」など。上手くすれば耐えてからの「がむしゃら→ふいうち」のコンボができる。次のターンに「だいばくはつ」で去る。
  • 補助技の「めいそう」を積めばある程度の火力の底上げはできる。あくまである程度だが。
  • その他にも、「リフレクター」や「ひかりのかべ」の壁張りや、「ロックカット」を使えばすばやさの種族値120のポケモンをギリギリ抜かすことができる。
  • 進化で氷タイプがつくパウワウを除きこおりタイプ以外で唯一「つららばり」を覚える。そんなサンゴで大丈夫か?

第5世代

  • 隠れ特性として「さいせいりょく」が追加された。これはポケモン図鑑の説明に準拠している形であるが、実際は戻している余裕などない。むしろ仕様の変更で弱体化した「だいばくはつ」によって死活問題となっている。その代わりタマゴ技として「もろはのずつき」を習得した……がこれで代償になるのかどうか。

第7世代

  • HP、防御、特防種族値がそれぞれ+10されて65、95、95となった。これにより、多少は動きやすくなった。さらにこの世代から登場した新しい水物理技アクアブレイク」を遺伝技で習得できるようになった。意外にも水物理技を習得するのはこれが初めてである
  • ウルトラサンムーンでは教え技で「じだんだ」「じごくづき」といった物理技を新規習得。これらの技の実用性はともかく、上記の「アクアブレイク」も教え技として追加されているので、過去作産のサニーゴにも物理水技を搭載することが可能になった。特にマークなしルールでは「ふいうち」との両立も可能になったことが大きく、サニーゴ使いには嬉しい追加要素である。

第8世代

  • 新要素「ダイマックス」により耐久面も(3ターン限定ではあるが)改善され、前作のZワザと同じく、ダイマックス技で特性「はりきり」のデメリットを打ち消すことも可能になった。

優秀な遺伝技要員

  • 前述した通り能力は低いサニーゴであるが、その反面非常に重宝されているポケモンでもある。覚える技が優秀なため、「ミラーコート」をヒンバスなどに、メノクラゲから「バリアー」をサニーゴの経由でパールルへ、ジーランスから「もろはのずつき」をサニーゴの経由でアーケンに遺伝させられる為、遺伝技要員として使われる。
  • 誰が呼んだかわざマシン3215
  • ちなみにのほうが出現しやすいので遺伝させる場合には注意が必要。

使用トレーナー

ゲーム版

※1:ポケモンスタジアム金銀

アニメ版

  • カスミ
  • ウツギ博士
  • アヤノ(無印213話)
  • アヤノ父(無印213話)
  • ミドリ(AG95話)
  • アダン(AG)
  • リズ(新無印31話)

番外作品

ポケモンGO

  • 珊瑚のポケモンだからなのだろうか、日本国内で出現するのは種子島以南の南西諸島、および小笠原諸島のみとなっている。日本国内で特定地域にしか出現しないポケモンは初めてである。
  • 世界的にも、北緯南緯31度より赤道寄りのエリアでしか出現しない。国単位ではなく特定緯度限定で出現するポケモンはサニーゴが初めてとなる。

ポケパークWii

  • ビーチゾーンのある橋にてとおせんぼしているが、謎解きで3問連続正解すると通してくれるうえに友達になってくれる。

NEWポケモンスナップ

  • ビーチ(昼)、海上(昼)、海中(通常)、ビーチ(夜)のLv1に出現する。海上(昼)では、ヒドイデに襲われるシーンが見れる。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

〈レギュラーの手持ち〉

〈ゲストなど〉

  • ウツギ博士のサニーゴ
    • 無印210話でウツギ博士がうずまき列島の調査をしに来た時にゲット。ロケット団との戦いで落ちたサトシ達を助けている。ムサシのアーボックをたいあたり一撃で倒し、トゲキャノンでぶっ飛ばしている。
  • 無印213話
    • おうがん島メギシティでサニーゴの巣の上に作った家に住んでいる家族がおり、アヤノ・ミカの父親はサニーゴの角を加工する仕事をしている。
    • しかし、ある日現れた他所のサニーゴがミカのサニーゴたちにスキンシップのつもりでたいあたりをしてくるためサニーゴたちが怯えて逃げ出してしまった事で巣の壁がもろくなり崩れ落ち家が流されてしまい、サトシ達もサニーゴ達を探す事に。
    • 一応アニー、ウニー、カニー、ケニー、コニー、ハニー、ラニー、トニー、タニー…と名前はあるらしい。そしてカスミが例の他所から来たサニーゴと出会うが、その個体こそがカスミのサニーゴである。
  • AG95話
    • ロの島の女性・ミドリのポケモンで登場しており、風邪を引いていた為、ポケモンセンターがあるイの島に転送されている。
  • AG110話
    • アダンのと思われるサニーゴが登場。
  • 新無印31話
    • リズのポケモンで登場。

その他

AG15話
DP161話
XY22話
SM1話・2話・5話・6話・7話・12話・20話・22話・42話・48話・71話・129話
新無印63話・88話
短編ピカピカ星空キャンプ
劇場版蒼海の王子

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • 3章でヒワダの南の海底を潜水艇で進んでいたクリスタルとマチスの前に大群で出現し、潜水艇を海底に繋ぎ止めてしまう。しかし、クリスタルがサニーゴ達のリーダーを捕獲した事で脱出する事ができた。

余談

  • 「サンゴ」と一言で呼んでもそこには多数の種類がいる。サニーゴの「サンゴ礁を形成する」「枝が脆く簡単に折れる」「枝は折れてもすぐに生えてくる」という性質はそのうちの「造礁サンゴ」のもので、「枝が宝石として使われる」というのは「宝石サンゴ」のもの。
  • ちなみにガラルサニーゴは…強いて言えば造礁サンゴに含まれるが、枝を持たない絶滅種がモチーフと目されている。サンゴ同様、サニーゴにも色々な種類がいるようだ。
  • サン・ムーンでは「うみみ…」と泣く個体が登場する。あるアイドルとは愛称やパーソナルカラーが一致するためか、しばしばネタにされる。「語彙力を失った海美推しサニーゴ」と呼ばれることも。

(→Pokem@s

3月25日はサニーゴの日。

関連タグ

ポケットモンスター ポケモン GSC HGSS

ポケモン一覧 みずタイプ いわタイプ

サニゴーン

0221.イノムー0222.サニーゴ/ガラルのすがた→0223.テッポウオ

同複合タイプ

関連ポケモン等

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