「強いものが生き残る。それがゲームの世界であることはお前が一番よく知っているはずだ」
「コンティニューしてでも、クリアする!」
その天才、理解不能
CV:岩永徹也
スーツアクター:縄田雄哉(1〜23話)/浅井宏輔(30〜32話)/中田裕士(33話以降)/藤田慧(レベル1)
変身者
・檀黎斗
概要
『仮面ライダーエグゼイド』に登場するエグゼイドにそっくりな姿をした謎の仮面ライダー。
当初は「黒いエグゼイド」と呼称されており、下記の『仮面ライダーゴースト』先行登場の際からこの表現が用いられていた。
本編初登場は第2話。登場順は3人目だが、公式が主役サイドの主要3ライダーとして扱っているのはエグゼイド、ブレイブ、スナイプであるため3号ライダーには数えられていない。
エグゼイド&ブレイブvsアランブラバグスターの戦いに乱入した後、2人のライダーを一方的に攻撃して姿を消した。
第4話ではブレイブとスナイプの決闘に乱入。先行登場に引き続きまたも自転車(スポーツゲーマ)に乗って登場、2人のライダーを一方的に圧倒してそのまま姿をくらませた。
また、同話終盤ではレーザーにバグスターのサンプルを取られないよう、戦闘不能状態に陥っていたモータスバグスターを撃破、抹消した。その後、今作ライダー初となるレベル3を披露しレーザーとエグゼイドを2人纏めて撃破した。
ネットムービー・『ヴァーチャルオペレーションズ』第3話ではブレイブの仮想敵として登場。ただし、ゲンム本人では無い事や難易度がイージーモードだった事もありあっさりと撃破された。
当初は変身者不明であったが、第5話終盤にて幻夢コーポレーションCEOの檀黎斗であること、そしてバグスターと裏で手を結んでいることが判明した。
他のライダー達は(九条貴利矢を除いて)、第11話までこの事実を知らなかった。
発表される前はパラドやグラファイトも正体の候補に挙がっていた。発表前の予想に関しては黒いエグゼイドを参照のこと。
公式人気投票 | 19位(984票) |
---|
形態
本編登場
プロトマイティアクションXガシャットで変身した形態。
変身時は正面に来たゲンムのパネルを左手でタッチ・選択して変身する。
第2話で初登場。姿形はほぼエグゼイドの色違いだが眼の形状が若干異なる。
バグスターに協力しているためか戦闘で使用することはなく、即座にレベルアップしている。
なお描写されなかったが、第5話のコラボスバグスター(ゲキトツロボッツ)はこの形態で分離させていた模様。
第44話では久々にこの姿に変身。それまでの癖か、変身後もゾンビのような挙動で戦っている。
「グレード2、変身!」
「マイティジャンプ!マイティキック!マイティー!アクショーン!エックス!!」
変身時はエグゼイド達のような大きな動作はせず、レベル1のボディを分離しレベル2の姿になる。
上述の通りメインカラーが黒になっているのと眼の形状以外はエグゼイドに酷似した外見をしている(ゲームがテーマなので「2Pカラー」のイメージと思われる)。
変身音声も同じアクションゲーマーでも上記のように若干違い、正体を隠していたため変身時の掛け声は無い。
ゲンムズやガンバライジングでは「グレード2」と掛け声を言っている。
スペックの数値や各部機能はレベル1共々正規版ガシャットを使うエグゼイドと同じだが、ゲンムはラグなどの負担増と引き換えに強化リミッターの解除が可能。
デンジャラスゾンビ完成以降はプロトマイティアクションXを使ってもレベル1までだった為、この形態に変身する事は無かったが『仮面ライダーゲンムズ』では久々にこの形態に変身する。
変身ポーズは「右手でガシャットを持って顔の前で構えて起動しドライバーに挿入した後、出現したゲンムのパネルを蹴ってタッチ・選択する」という物。
(演じた岩永徹也氏によると、構えは「レベル1を飛ばしてごめんね」という視聴者への謝罪、パネルタッチは同様のポーズを使う貴利矢/仮面ライダーレーザーのアクションを取り入れたとの事)
この時のゲンムはポーズを使用出来る状態のクロノスと互角以上に戦えていた。因みに、この時ガシャットホルダーにはプロトマイティアクションXガシャットオリジンとデンジャラスゾンビガシャットが格納されている。
また、「シャカリキスポーツガシャット」を使うことでマウンテンバイク型の「スポーツゲーマ」を召喚し、搭乗しての戦いも得意とする。
胸部の武器マークはエグゼイドと同じくガシャコンブレイカーだが、主にガシャコンバグヴァイザーを使用していたため使用できるかは不明。
小説版ではとある人物が変身し、ムテキゲーマーと戦うことになるが…
「グレード3」
アガッチャ!シャカリキ!シャカリキ!バッド!バッド!シャカッと!リキッと!シャカリキスポーツ!
シャカリキスポーツガシャットをゲーマドライバーのスロットに挿入してレベルアップした姿。
詳細は個別記事を参照。
バグルドライバーにデンジャラスゾンビガシャットを装填し、「バグルアップ」した形態。
詳細は当該記事参照。
プロトマイティアクションXガシャットオリジンで変身した形態。
詳細は当該記事参照。
プロトマイティアクションXガシャットオリジンとデンジャラスゾンビガシャットで変身した形態。
詳細は当該記事参照。
スピンオフ作品に登場
『【裏技】仮面ライダーゲンム』で登場。
マジックザウィザードガシャットで変身した形態。
詳細は当該記事参照。
『エグゼイド』のハイパーバトルビデオに当たる『【裏技】仮面ライダーレーザー』に登場。
プロトシャカリキスポーツガシャットを使用して変身した形態。
『アナザー・エンディング 仮面ライダーゲンムVS仮面ライダーレーザー』に登場。
ゴッドマキシマムマイティXガシャットを使用して変身した最強形態。
詳細は当該記事参照。
『仮面ライダーゲンムズ スマートブレインと1000%のクライシス』に登場。
幻夢無双ガシャットを使用して変身した新たな最強形態。
『仮面ライダーアウトサイダーズ』に登場。
ゲーム作品に登場
上記のウィザードゲーマーも含めてエグゼイド放送当時に稼働していたガシャットヘンシン4弾にてキャンペーンカードとして実装された。ただしディケイドゲーマーのみCPU限定フォーム。
- ロボットアクションゲーマーレベル3
- ビートアクションゲーマーレベル3
- コンバットアクションゲーマーレベル3
- ハンターアクションゲーマーレベル5
ガンバライジングに登場。本編に登場したガシャットを使用した形態でCPU限定フォームとして登場。
ハンターアクションはファングのみ装備した状態での実装。
使用アイテム
専用武器。右腕に装着して使用する。
向きを変えることでチェーンソーとビームガンを使い分ける。またバグスターウイルスの散布も可能。
更にバグスターバックルに装着すると変身ベルトバグルドライバーとなり、第11話で完成したデンジャラスゾンビガシャットを挿入することでゾンビゲーマーレベルXに強化変身することができる。
誤記の名称は複数あり、放送前は「ガシャコンバグバイザー」、「ガシャコンヴァグバイザー」などと表記されるサイトや雑誌もあった。
第23話でパラドに強奪された。
変身ベルト。エグゼイド達が使っているものと同型。
第23話のゲームオーバー前に使用していたものは第29話でパラドが引き継ぎ、第30話で復活した際はプロトマイティアクションXガシャットオリジンと共に用意しておいたものを使用している。
変身に用いるキーアイテム。
最終決戦時点まで所持しているガシャットは「プロトマイティアクションX(オリジン)」と「デンジャラスゾンビガシャット」と 「プロトマイティアクションXガシャット」の3つ。シャカリキスポーツガシャットは第11話でエグゼイドに奪取された。エピローグでプロトマイティアクションXはゲーム病治療の研究の為に回収された。
レベル0、レベルX-0で使用。エグゼイドと同型。胸のパネルの表示からプロトマイティアクションXでも使用可能だった可能性もある。
必殺技
各形態での必殺技は個別記事を参照。
- シャカリキクリティカルストライク
レベル2の状態ではマウンテンバイクに乗りながら高速回転し、戦闘中のブレイブとスナイプにまとめて攻撃した。
第11話では必殺キックとして用いたが、あろうことか狙ったのはゲーム病患者の少年であった。
結果的にエグゼイドにより攻撃は防がれたものの、これは攻撃が少年に直撃しても目的である「死のデータ」を彼から得られるいう思惑があったとも取れる。
- マイティクリティカルストライク
エグゼイドの同名の必殺技と違い、プロトマイティアクションXガシャットを用いて発動する。初披露はヴァーチャルオペレーションズ第5話。
テレビ本編では第44話で初使用。他のライダー達と共にレベル1の姿で発動し、檀正宗とゲムデウスを分離させた。
『仮面ライダーゲンムズ ─ザ・プレジデンツ─』 前編でもレベル2の姿で披露し、弱体化している状態とは言え、サウザーの「サウザンドディストラクション」を打ち破りつつ変身解除に至らしめている。また、同作ではクロノスの「クリティカルクルセイド」を相殺させた。
ガンバライジングでは両足にエネルギーを纏わせて連続蹴りで相手を吹き飛ばした後に上空への飛び蹴りを決める。
- ガンバライジングクリティカルストライク
レベル2の状態でガンバライジングガシャットをキメワザスロットに挿入して発動。
『【裏技】仮面ライダーゲンム』Part.3で披露。平成ライダー16人の電脳体のエネルギーを取り込み、ガンバライジングのタイトルロゴマークを通り抜けてライダーキックを放つ。
『ガンバライジング』では演出が強化され、出現したレーンの上にキメワザの発動で召喚した「GANBARIZING」カードをセットすることで歴代の平成主役ライダーが出現する。
エネルギー体に変化してゲンムと共に上空に浮かんだ後に映像と同様のキックを決め、フィニッシュ後は足元の「GRZ」マークと共にポーズを決める。
- クリティカルフルコンボ
レベル2の状態で太鼓の達人ガシャットをキメワザスロットに挿入して発動。
太鼓を連打してどん型のエネルギーを叩き込み、締めにど〜ん型のエネルギーを発射して敵を破壊する。
ガンバライジングで初披露。『【裏技】仮面ライダーゲンム』Part.3ではエグゼイドが使用していた必殺技である。
レベルX、レベル0で使用した必殺技は個別記事を参照。
その他の出演
- 『仮面ライダーゴースト』第49話
スポーツゲーマに乗りその巧みな運転テクニックでグレートアイザーが差し向けた眼魔コマンドや眼魔スペリオルをいとも簡単に蹴散らしていた。
シャカリキクリティカルストライクによる乱舞攻撃で眼魔を倒した後は自転車に乗ったまま颯爽とどこかへ消え去った。
- 『仮面ライダーゴースト』第50話
シャカリキスポーツガシャットを取り戻すためスペクターやネクロムと戦った。
その後、アユムが落としたシャカリキスポーツガシャットを拾い姿を消した。
超スーパーヒーロー大戦
作品内のゲームでもある『超スーパーヒーロー大戦』内でのトーナメント戦の決勝戦にてチームゲンムのチームリーダーとして登場しエグゼイドと戦った(因みにゾンビゲーマーレベルXの形態で登場)。
また、チームゲンムの残りのメンバーは仮面ライダースペクター、イエローオウル、仮面ライダー龍玄、モモレンジャーの4人で、各々が登場した作品に殉職したヒーローがいるという繋がりとなっている。
ガンバライジング
TV放送と合わせてガシャットヘンシン1弾よりLR枠の1つとして参戦。LRのタイプはトリッキーで表アビリティは相手よりタイリョクが低いことが条件だが1ラウンドだけコウゲキと必殺の強化に加え相手のアビリティを封じる。バースト後は必殺の超強化に加え自身のスロットアイコンのAPを+20に加えバーストゲージを上げやすくする。
エグゼイド系ライダー専用システムであるガシャットスキャンチャンスやブットバソウルとの連動、ゴースト系ライダー同様ゲキレツアイコンの『ゲキガシャアタック』による追加攻撃など、現行ライダーとしての活躍に期待できる。
ロイミュードの試作型であるライダー&眼魔の世界の長男でありゴーストであるライダーとチームを組むと『鏡像』、同じ姿をしたライダーと組むと『黒き映し身』、主役ライダーと似た姿をしたダークライダーとチームを組むと『似て非なる者たち』、新世代の神を自称するライダーと組むと『神を名乗る者』、同じく劇中で自転車によるアクションを披露したマヨラーなライダーと組むと『自転車!』のチームボーナスが発生する。公式が病気。
ガシャットヘンシン1弾では放送開始時に変身者が不明であったため正体を隠すため終始無言だった(次弾にてボイスが実装)。
エグゼイド放送終了後にはなんとボイスの再録が行われ物語後半のハイテンションな「檀黎斗・神」verのボイスも実装された。
ちなみに実装されたのはレベル0、X-0、ゴッドマキシマム形態のみ。
レベル2~Xまでのゲンムはこれまで通りの初期の落ち着いた檀黎斗ボイスになっている。
そのため同キャラでありながらフォーム違いでテンションにとんでもない差が…
レベル2ゲンム「医療の理想など、ここでは何の価値も無い…」
ゴッドマキシマムゲンム「神の恵みをありがたく受けとれぇぇぇ!」
余談
- 「主人公と酷似した姿のライダー」としては珍しく、名前が全く異なる。
- またそれらのライダーの大半が劇場版や物語終盤に登場することが多いなか、序盤から登場し専用の強化形態も持つ珍しいライダーである。
- 3号ライダー以降で中間フォームを持っているのは現状ゲンムのみである。
関連タグ
サブライダー ネガライダー ダークライダー 社長ライダー おっさんライダー チートライダー 父親ライダー
ろんぐらいだぁす!:スポーツアクションゲーマーと「シャカリキ」繋がり。なおEDの作詞・作曲はライダーガシャットの音声を担当している、影山ヒロノブ氏である。
○号ライダー
関連・類似キャラクター
- 仮面ライダースナイプ・シューティングゲーマー レベル1 (プロト):同じくプロトガシャットで変身する仮面ライダー。
- 仮面ライダー王蛇:多人数ライダー作品の社会・世間を騒がせた凶悪犯罪者で脱獄犯が変身する紫のダークライダー。別のライダーをライダーキックで殺害し、殺したライダーから奪った武器を使用する。
- 仮面ライダービースト:自転車に乗って戦うライダー(ただし1回だけ)。
- 仮面ライダーデューク:ライダーシステムの開発者が変身するダークライダー、弓形武器を使用する、別のライダーを殺害する、開発者特権として性能を底上げしている点も一致。
- ナイトローグ:物語序盤は正体不明の黒い戦士、ボイスチェンジャーが使用されていた。変身者は後に紫の仮面ライダーに変身し味方化して以降はギャグキャラ・物語の清涼剤となった。
- 仮面ライダー滅:プロデューサーと脚本家が同じ作品の犯罪者が変身する紫のダークライダーで、二つの変身ベルトと弓型武器を使用する。
- 仮面ライダーカリバー:物語序盤は正体不明で怪人と手を組んでいた紫のネガライダー。初期はボイスチェンジャーが使用されていた。第一クールの終了前後に強化形態を手に入れ、黄色いサブライダーを消滅させている。前半のスーツアクターはゲンムと異なるが、後半のスーツアクターも同じ(中田裕士氏)。
- 仮面ライダーグレア:脚本家が同じ作品のゲームマスターが変身する紫のダークライダー、他のライダーを上回る戦闘力を誇る、他のライダーとは異なる変身ベルトを使用する、クリスマスに別のライダーを殺害する、最終的には主要ライダー3人の連携攻撃に敗れ協力者に消滅させられた挙句変身ベルトを持ち去られると共通点が多い。
レジェンドライダー関連