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サイホーンの編集履歴

2024-09-18 12:49:57 バージョン

サイホーン

さいほーん

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。

基礎データ

全国図鑑No.0111
カントー図鑑No.111
ジョウト図鑑No.206
ホウエン図鑑No.169
シンオウ図鑑No.186
コーストカロス図鑑No.050
ガラル図鑑No.264
ヒスイ図鑑No.120
ブルーベリー図鑑No.005
ローマ字表記Sihorn
ぶんるいとげとげポケモン
タイプじめん / いわ
たかさ1.0m
おもさ115.0kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性ひらいしん/いしあたま/すてみ(隠れ特性)
タマゴグループかいじゅう/りくじょう

各言語版での名称と由来

言語名称由来
日本語サイホーンサイ+horn(英語でツノ)
英語・スペイン語・イタリア語Rhyhornrhino(サイ)+horn(ツノ)
ドイツ語Rihorn英語名に類似
フランス語Rhinocornerhinocéros(サイ)+corne(ツノ)
韓国語뿔카노코뿔소(koppulso、サイ)+뿔(ppul、ツノ)+캐논(kaenon、英語でcannon)
中国語(簡体字)独角犀牛独角(dújiǎo、一角)+犀牛(xīniú、サイ)
中国語(繁体字)獨角犀牛獨角(dújiǎo、一角)+犀牛(xīniú、サイ)
中国語(大陸)铁甲犀牛铁甲(tiějiǎ、装甲)+犀牛(xīniú、サイ)
中国語(香港・台湾)鐵甲犀牛鐵甲(tiějiǎ、装甲)+犀牛(xīniú、サイ)
ヘブライ語ראיהורן英語名の音写
ヒンズー語राइहॉर्न英語名の音写
ロシア語Райхорн英語名の音写
タイ語ไซฮอร์น日本語名の音写

進化

犀

サイホーンサイドン(Lv.42)→ドサイドン(プロテクターを持たせて通信交換(LEGENDSアルセウスでは使用))


概要

第1世代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場している体を固い鎧で覆われたサイに似た姿をしているポケモン。草原に生息している。


足が短いのでサイより頭が低い。全身に先の丸いとげが生え、鼻の位置に一本の角を有す。

キャラデザインは灰色の単色で、かなり複雑な造形。イラストで描く時は、全身にちりばめられたパーツの形をそれぞれ記憶するといいだろう。


強固な防御力と強靭な肉体を誇り、突進で高層ビルをコナゴナに粉砕、大型トレーラーも吹っ飛ばしてしまう。硬い皮膚で覆われ、骨も丈夫で人間の1000倍硬い。ただし単細胞で脳みそが小さく、ひとつの事しか覚えられない頭が悪いポケモンとして有名。突進を始めるとその目的はどうでもよくなりすぐ忘れてしまうので、眠るまで止まらない。


4本の足は短くてうまく曲がれないのでひたすらに進むだけ。自分の進んでいる方向に何があろうと気にせず、全部突進で壊す。鋼鉄の塊にぶつかると1日後にたまに少し痛みを感じる。


Pt・BW・BW2の図鑑では「人の仕事を手伝うのは無理。」と断言されている。ここまで頭の悪さを断言されたら、そもそもトレーナーの命令を理解出来ないはずなのだが…。剣盾でシンボルエンカウント出現する個体はプレイヤーを見つけると突進してくるが、設定通り直線にしか進めないので避けるのは容易。


ポケモンXY』では、「サイホーンレース」という名の人間がサイホーンに騎乗するレース競技がカロス地方で人気とされている。

主人公の母親サキは元サイホーンレーサーであり、自宅の玄関先には主人公とも昔から仲がいい1匹のサイホーンがいる。また、後のポケモンライドの先駆けのようにサイホーンに乗って荒れた山地を踏破する道路があり、人間と親しいポケモンとして扱われている。


地方差なのかそれともレースの様な舞台なら良いのかは不明(もっとも広い上に人口密集地同士の距離もあるシンオウ地方イッシュ地方では一度間違えて走り出してしまったサイホーンの確保に時間がかかりそうである為そういう愚痴も入っているのかもしれないが)。


色違い

サイドン先生

色違いは茶色い感じ。


ゲームでの特徴

初代FRLGピカブイ


  • ストーリーにおいては、ロケット団のボスであるサカキの手持ちとして登場。『FRLG』ではジム戦においてサイドンの代わりにサイホーンが2匹になっている。また、終盤の22ばんどうろでのライバル(グリーン)の手持ちにもサイホーンが加わる。

  • 『ピカブイ』ではじてんしゃの代わりにポケモンライドが移動手段となるので、比較的早期となるイワヤマトンネルで加入させておけば移動手段として重宝するポケモンである。

金銀クリスタルHGSS



RSEORAS


DPtBDSP


BWBW2


XY

  • 輝きの洞窟に出現する。上述した通り、主人公の自宅の玄関先にいる。また、9ばんどうろ(トゲトゲ山道)は道路が尖った岩で覆われている事から、サイホーンに乗って移動する事となる(タウンマップによれば、この9ばんどうろ自体「引退したサイホーンレーサーが道なき道を踏破してできた道」との事)。

SMUSUM


ソード・シールド


LEGENDSアルセウス


スカーレット・バイオレット


性能

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
第1世代8085953025315
第2世代から808595303025345

※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。


イシツブテ系統と同じく、いわ・じめん複合タイプなのだがなんと第一世代では進化させようがさせまいがタイプ一致の技をわざマシンを使わない限り一つも修得しない。このため第1世代の時点では、手軽にゲットできて自力でタイプ一致技を豊富に修得できるイシツブテ系統の下位互換と言わざるを得ない性能であった。(一応わざマシンで修得できる技の種類はこちらの方が豊富という違いはある)

不遇とまでは行かずとも世代が進むごとに強化されていったポケモンの一種である。


使用トレーナー

ゲーム版


アニメ版

  • トシヤ(無印272話)
  • ソラオ(ミュウツーの逆襲)
  • ダツラ(AG135話)
  • サキ(XY編)

漫画版

  • サカキ(ポケスペ)
  • キョウ(ポケスペ)
  • ロケット団(ポケスペ)
  • ワイ(ポケスペ)

番外作品

ポケモンGO

初期から実装され、平地でも時おり出現し入手しやすい。

進化後のサイドン、ドサイドン両方ともが、いわタイプとしてもじめんタイプとしても強力な技を撃てるポケモンなので、サイドンのCP上昇後とドサイドンへの進化実装後は出現するとありがたい存在となっている。

捕獲難易度が高めで、ボールを弾く行動も多く、2020年2月までは捕獲時の距離も遠いのが難点だった。


2020年2月22日11時~14時開催のコミュニティ・デイの対象ポケモンに候補4匹(ロコン・サイホーン・ワンリキーミニリュウ)の中から投票で選ばれた。イベント開始時に色違い実装、ドサイドンのがんせきほう習得が用意されたうえ、捕獲距離の遠さが告知なしで改善され、カーブのグレートスロー程度なら簡単に投げられるようになった。


ポケモンマスターズ

  • 主人公&サイホーン

2024年7月26日以降、報酬で貰えるタマゴからサイホーンが孵化する事があり、バディにする事ができる。サイドンに進化させる事も可。


アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • 無印33話
    • レースに参加したポケモンで登場した…が、水辺のコースで沈んでしまった(それを目の前で見ていたタケシのイワークはリタイアした)。

  • 無印35話
    • サファリゾーンでサトシがサイホーンを捕まえようとしたが、結果としてケンタロスを30匹捕まえてしまう事となった

  • ソラオのサイホーン
    • 劇場版『ミュウツーの逆襲』に登場。ミュウツーの仕打ちに腹を立てたソラオの指示でミュウツーに突進するが、「サイコキネシス」ですぐ弾き飛ばされ、ミュウツーのモンスターボールに捕らえられてしまう。しかし、サトシの活躍により助け出された。

  • ピンクのサイホーン
    • 無印88話にて登場したピンカン島に住んでいるピンク色をしたサイホーン。この島のポケモンはピンカンの実を食べるので体の色がピンク色になっている。
    • サトシが不用意に近づいたので怒って突進してきたがカスミのトゲピーの「ゆびをふる」でサトシ達は難を逃れたがサイホーンは崖から落ちて木にひっかかってしまう。しかしジュンサーが駆けつけて一緒にサイホーンを救出した

  • 無印272話
    • ジョウトリーグシロガネ大会優勝者・トシヤが手持ちにしている。

  • AG135話
    • サトシとのバトルでは使わなかったが、ダツラのポケモンと思われるサイホーンが確認できる。


  • XY編
    • セレナの家におり、セレナはサイホーンレースの練習にあまり乗り気ではなかったが本気で嫌ってるわけではなく世話はちゃんとしている。セレナはレースの幼い頃からレースについて習わされており、騎乗の仕方も徹底的に指導されていたようでサトシにアドバイスをする場面もあった。
    • セレナは大抵のサイホーンにはやたらと懐かれており、セレナが何もせずとも擦り寄ってくる。
    • XY&Z16話でのフレイ大会のテーマパフォーマンスが「サイホーン集め」であった為、すぐセレナに集まってきており予選を通過している。

その他

無印51話・65話・115話
AG180話
XY7話・9話(回想)・53話・60話(回想)・112話
新無印2話・136話
劇場版時を超えた遭遇水の都の護神裂空の訪問者氷空の花束破壊の繭とディアンシーキミにきめた!

アニポケ・リコとロイの旅シリーズ

  • 35話
    • 野生の群れが登場。迷子になっていたシャインのアノクサを追いかける途中でロイがぶつかってしまい、リコ達を追いかけ回した。

ポケットモンスター THE ORIGIN


漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

ワイのさいさい

性別♂️特性いしあたま
性格てれや個性からだがじょうぶ

本来はサイホーンレース用。ヤヤコマのヤコちゃんと共に幼なじみポケモンではあるが、ワイとは一番付き合いは長い。しかし、ワイの母親は25戦連続無敗記録を誇る伝説のサイホーンレーサーであり、その娘であるワイも幼少期からレーサーとしての訓練を行わされ、周りの目線に嫌気がさした事もあって納得しておらず嫌がっており、成長したワイはスカイトレーナーへと転身している。


アサメタウンが伝説のポケモンによって壊滅した時はサイホーンを使って幼馴染三人を助けた。以降の逃避行にも同行するが、基本的にはボールに入らずエックスのテントの土台として活用されていた。


中盤で諸事情あってエックスが単独行動をとった際、ワイからニックネームをつけられ手持ちに。以前はわだかまりを覚えていたサイホーンを手持ちとしたのは、『母との和解の象徴』ともいえるだろう。

相性の悪いフレア団の科学者・バラのキリキザンに対して、勇敢に立ち向かっている。

戦いが終わった後も家の再建が済むまではエックスの住居として活用されていた模様である。

グリーンドサイドンを尊敬している。


〈ワイの手持ち〉
ヤコちゃん (ヤヤコマヒノヤコマ♀️)
さいさい  (サイホーン♂️)
けろけろ  (ケロマツゲコガシラゲッコウガ♂️)
ぶいぶい  (イーブイニンフィア♀️)
そるそる  (アブソル↔️メガアブソル♂️)
ぜるぜる  (ゼルネアス)

その他

  • 1章

サカキを初めとするロケット団が使う事が多く、オツキミ山でキョウがレッドとの対決に使用し、薬の投与によって進化しピカを圧倒するがピカ(ピカチュウ)が電撃で切り取った岩壁に押し潰されてしまった。サカキの個体はなんと『しっぽをふる』でレッドのプテ(プテラ)を倒したり、2章でのワタル戦ではつのでつくで砕かれた岩をふみつけによって宙に砂ぼこりとして舞い上げて太陽光で見えないバブルこうせんをつきとめている。


ポケモンローカルActs

岩手県大船渡市地域応援ポケモンであるイシツブテと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。


余談

ポケモン言えるかな?」シリーズの一曲である「ポケモン言えるかな Baby?」(ポケモンカードGBのCMソング)では、「最後に一匹言い忘れた枠」でサイホーンが選ばれている。初代の「幻のポケモンだから忘れられているミュウ」と違ってガチで隠している感があるため、「歌わなくてもすぐには分からない影の薄いポケモン」として選ばれたのだろう……。


関連イラスト

あ!やせいのポケモンがあらわれた!180425n

111Legends


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン

ポケモンRGBP ポケモンFRLG

ポケモンLPLE

ポケモン一覧 未進化ポケモン

じめんタイプ いわタイプ

複合タイプ

サイドン ドサイドン

ポケモンライド

主人公宅のポケモン組

ゾロ目ポケモン

岩手ポケふた組大船渡市


図鑑番号順

0110.マタドガス(ガラルマタドガス)→0111.サイホーン→0112.サイドン


同複合タイプ


関連ポケモン等

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