基礎データ
全国図鑑 | No.469 |
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シンオウ図鑑 | No.184 |
新ジョウト図鑑 | No.102 |
新イッシュ図鑑 | No.287 |
コーストカロス図鑑 | No.088 |
ヒスイ図鑑 | No.106 |
英語名 | Yanmega |
ぶんるい | オニトンボポケモン |
タイプ | むし / ひこう |
たかさ | 1.9m |
おもさ | 51.5kg |
とくせい | かそく / いろめがね / おみとおし(隠れ特性) |
進化
ヤンヤンマ → メガヤンマ(「げんしのちから」を覚えた状態でレベルアップ)
図鑑説明
- はばたいたときの しょうげきはで あいての からだの うちがわに ちめいてきな ダメージを あたえる。(DP)
- あごの ちからは けたはずれ。 こうそくで とんで すれちがいざまに あいてを かみちぎるのが とくい。(BW,Pt)
- 6ほんの あしで おとなを かかえて らくらくと とぶ ことが できる。 しっぽの はねで バランスを とる。(HG,Y,アルファサファイア)
- はばたく ちからが とても つよく ちからづよく とびたつ ときは まわりの たいぼくを なぎたおす。(SS)
- こうそくで とんで すれちがった あいての くびを いっしゅんで かみちぎる たたかいかたを このむ。(BW2,X,オメガルビー)
- 性質 極めて凶暴。 獲物 狩りしとき 急所のみ 狙い 無駄 一切なし。 この種を 従えし者は 豪胆なり。(アルセウス)
- かそくすると しょうげきはが でるほどの ちからづよい はねをもっているよ。 はねを やすめるときは からだをさかさまにして えだにとまるんだ。(Newポケモンスナップ)
概要
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(第4世代)に登場したポケモン。
名前の由来は、おそらくメガネウラ(古代に生息していた巨大なトンボの一種)とヤンマ(トンボ目不均翅亜目ヤンマ科の昆虫の総称)。英語名も同様。
ヤンヤンマが「げんしのちから」を覚えた状態でLvアップした時に進化する。
緑の体色に赤い眼光をしており、トンボらしく背中に4枚、さらに尻尾に2枚の羽がある。背中の三つの大きなトサカらしきものが特徴的である。
進化前のデフォルメが効いた可愛らしい顔立ちから一転して、複眼はゴーグルを思わせる無機質なデザインとなり、リアルな昆虫に近い雰囲気を纏う容姿になった。進化したと言うよりは、進化条件も相まって、より原始的な昆虫の姿に先祖返りしたような姿。「ポケモン化石博物館」でも「ヤンヤンマが太古の力を取り戻した姿」と書かれている。
色違いは進化前同様、体色が青色に変化する。
トンボがモチーフであるが、たかさ1.9mというのは、虫ポケモン含む、大抵の一般ポケモンの中では割と大きい値であり、あのガブリアスやサイドンに並ぶ。モチーフのメガネウラはせいぜい0.7mほどであるため、とんでもなく大きい。
鳴き声も進化前以上に大きく荒々しいものに。
進化前から窓ガラスを割ったり民家を吹き飛ばすほどあったはばたきの衝撃波はさらに強化され、敵の内部から致命的なダメージを与え、周りの大木をなぎ倒すだけでなく大人を楽々とつかんで持ち運ぶこともできるようになった。
また進化した事でアゴは強靭になり、
高速飛行して無駄なく相手の急所である首を狙い、すれ違い様に対象物をかみちぎる荒々しい戦い方を得意とするようになっている。
(にもかかわらず、そらをとぶやかみくだく、かみなりのキバなどのキバでかみつく技は一向に本編では覚えない…あれ?)
ちなみに羽根を休ませる際の「体を逆さまにして 枝にとまる」というのは、実際オニヤンマ科のトンボでも葉や枝の先に止まるものより、しがみついて止まるものがほとんどである。
だが先述の通りたかさは1.9mもあるので、実際その大きさのトンボが木の枝に止まる絵面はなかなかにホラーである。
これらの設定はまるで特撮の怪獣のようであり、カプセル怪獣をモチーフとして企画された初代ポケモンのコンセプトに立ち返ったような印象を与える(映画『ゴジラ×メガギラスG消滅作戦』には同じく巨大飛行昆虫メガネウラをモデルにした怪獣メガニューラが存在する)。
カッコよさは上がった一方、進化前の可愛かった面影を惜しむ声もある。
野生には生息しておらず、第4世代登場とはいえ、DPではトレーナーも繰り出してこないうえ、クリア前のシンオウ図鑑にも登録されない。そのため少々影が薄く、自分の手でヤンヤンマを進化させないと図鑑に登録されなかった。(そのヤンヤンマもDPでも攻略するうえで必ず通る必要はない大湿原にクリア後日替わりで出現であったりと、割と限られた入手方法という…。)
『プラチナ』ではクリア前にヤンヤンマが大湿原に登場するようになり、トレーナーにおいては同複合タイプのアゲハントに代わりシンオウ地方の四天王であるリョウが使用する新たなポケモンに迎え入れられている。
種族値では完全に下位互換であるアゲハントは犠牲になったのだ……。
ちなみに手持ちがダイパ準拠のBDSPでも、再戦時では必ず手持ちに入っており、こちらでも先発のポケモンとして主人公を迎え撃つ。
ちなみにフライゴンとは緑の体色に赤い複眼、そして「ドラゴンフライ」=トンボモチーフという点で共通しているが、こちらは、元がそのまんまトンボとしてメガネウラやオニヤンマであるのに対し、あちらの系統は英名のドラゴン要素が強く、むしタイプではない。モチーフの虫もアリジゴクやウスバカゲロウとモデルになった元の昆虫は明確に異なる。(さらにフライゴンは「せいれいポケモン」であり、精霊と蜻蛉をかけている。)
その「ドラゴンフライ」という名前から、メガヤンマこそ、むし・ドラゴンタイプ(いまだにこの複合タイプは存在しない)にすべきなのでは……との声もあるが、あくまでトンボの英名の由来にドラゴンがあるだけで、尻尾の先にも羽がある体構造は航空機やヘリコプターを意識してデザインされている可能性が高く、やはりメガヤンマはひこうタイプなのである。メガシンカやパラドックスがあればなった可能性もあったが…(ちなみにむし・ドラゴン
第6世代でメガシンカが登場した際には元々名前にメガがつくメガニウムとともに「既にメガシンカしていた……?」「メガメガヤンマも来るか!?」などと話題が尽きなかった(サーナイトナイトは存在する)だが、メガシンカシステム自体は第8世代で一度廃止となってしまっている。
また、モチーフの存在や進化条件である「げんしのちから」とあるが、やはりゲンシカイキやパラドックスポケモンはメガヤンマとは全くの無関係。
なお直接の関係はないが、オメガルビーにはメガメガネなるアイテムが登場している。
ゲーム上での特徴
HP | A | B | C | D | S | 合計値 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
メガヤンマ | 86 | 76 | 86 | 116 | 56 | 95 | 515 |
ヤンヤンマ | 65 | 65 | 45 | 75 | 45 | 95 | 390 |
進化前比較 | +21 | +11 | +41 | +41 | +11 | ±0 | +125 |
対戦では使い辛いイメージがあるむしタイプの中では数少ない主力を張れるポケモン。
第二世代に多い「希少性は高いが強くはない」ポケモンの一匹に過ぎなかったヤンヤンマが、強力な進化形態を手に入れて当時の環境の最前線に立ったことに驚いたファンは少なくない。
進化後でもヤンヤンマと同種族値であり日の目を見ることがほぼなかったレディアンやアリアドスは泣いていい。(一応強化はされてはいたが)
このタイプによくあるヘラクロスやハッサムといった物理火力やテッカニンなど素早さに優れた低耐久の虫ポケモンが台頭する中、図鑑説明での荒々しい性格とトンボというモチーフの高い攻撃性と飛行能力から、ヤンヤンマから攻撃や素早さが大きく上昇したステータスになる…訳ではなく、一番高いのは116まで上昇した特攻。それに加え、耐久も86というむしタイプとしては高い部類になるHPと防御が特徴。この「HP86、とくこう116」という値は、当時の虫ポケモンでは最高の値であった。意外にも、激戦区の95という素早さは進化前と変わらず、図鑑で散々書かれていた攻撃も言うほどそこまで高くはない。
何気合計値の515というのも、登場当時の一般虫ポケモンではひとつ頭抜けているのも特徴。
ただ倒した時に獲得できる努力値は「こうげき」である。製作側のミスだろうが、修正はない。
物理耐久はそこそこある方だが、一方で特殊耐久はかなり低く、「むし、ひこう」という複合タイプにより、弱点は「いわ(四倍)、ほのお、でんき、こおり、ひこう」と多め。相性有利なかくとう、じめんタイプにも、サブウエポンで多い岩技や三色パンチが全て弱点とメジャーどころなので立ち回りにはやや慎重さが求められる。
飛行タイプらしくはねやすめや、かげぶんしん、いばる、みがわりも覚えるが、BDSPでのどくどく没収や弱点の多さから耐久型は少なめ。
むしろメガヤンマがステータス以上に強力であるのはその特性と習得技にある。
徐々に素早さが上がる特性かそくのおかげでみるみる相手を追い越していくのが特徴。
ここに、第4世代当時命中率が70もあったさいみんじゅつと、
タイプ一致+先手で使えば相手を3割で怯ませるエアスラッシュが合わさることで高い制圧力を発揮できる。
同じく威力と命中のバランスがとれたタイプ一致技かつ確率で特防ダウンのむしのさざめきや、苦手ないわタイプへの対抗策となるギガドレインを覚えられるのも優秀と言える。
一方で進化に必要なげんしのちからの性能は決して良くはないが、弱点である飛行、炎、氷に弱点をつけるため悩みどころ。
「かそく」が強力である為忘れられがちだが、こちらの攻撃をタイプ相性で半減された時に等倍へ戻してくれるいろめがねも十分優秀な特性(相性1/4の場合は1/2になる)。
特に主力技の「むしのさざめき」は半減されやすい難点がある為、そのフォローにはもってこいである(ちなみにこれまた半減されやすいギガドレインとも相性が良い)。
隠れ特性は相手の持っている道具が見えるおみとおし。メガヤンマ自体が「どろぼう」を覚え、効果自体は悪くないが、上記2種類と比べると使い所が限られるため、まず選ばれない。
特殊アタッカーとして、まもるやみきりで安全に素早さを上げ、上から眠らせるor高威力特殊技を叩き込むのが主な攻め方。進化前共々サイコキネシスやシャドーボールも覚える。(どちらも「むしのさざめき」と同じで特防を下げることがある)
惜しむらくは、かそくが通常特性でありながら、テッカニンのように素早さを上げるというその強みをバトンタッチで引き継げない点か。ただ一人スピードの向こう側を見ようとしているのか?
また特殊寄りであるにもかかわらず、めいそう、わるだくみを覚えず、自らの特殊攻撃を上げる手段がほぼ皆無(技で特防が下がるか、げんしのちからあたり)である。特殊技の最高威力もはかいこうせん、ソーラービーム、ゆめくいといった条件がある技を除くと90が限界。
覚える特殊の技範囲(無虫飛超岩草霊)をすべて半減され、かそくとは相性の悪いジャイロボールなどを覚えるはがねタイプや、素早いポケモンが多く弱点もつかれるでんきタイプ相手では、決定力に欠ける。(後にゴーストがはがねに対して等倍にはなったが)。攻撃はまずまずのため、不利な相手には上からとんぼがえりで交代するのも手。(一応物理育成方面でも先制技のでんこうせっかや急所に当たりやすいつじぎりは覚える。つるぎのまいも習得した。)
サブウエポンのエスパーやゴースト技が、むし、ひこう技と若干技範囲が被っているのも難点。
主な対戦面での活躍
第4世代
初登場時の第4世代初期においては特性によりあらゆるポケモンの上からさいみんじゅつやエアスラッシュを放てるポケモンとして対策必須の環境最上位クラスに位置付けられていた。
WCS2009マスターカテゴリ準優勝のメンバーに入った実績もある。
この世代のむしタイプではハッサムやヘラクロスと並び、高い使用率を誇ったが、このポケモンをはじめ対戦環境で催眠戦術があまりに猛威を振るったため、第4世代中期以降はさいみんじゅつの命中低下(70→60)並びにねむりの仕様が弱体化される事態となり、勢いが衰えていった。
第5世代
この時代のむしポケモンは最盛期といえるほど優れた能力を持った後輩が登場した。
中でもウルガモスはチャンピオンであるアデクの切り札というのもあって、ちょうのまいという優秀な積み技と、タイプ一致のむしのさざめきやだいもんじ、サブウエポンにぼうふうのような高火力技、メガヤンマと同じ弱点にいわ四倍はあれど、悪くない耐性の複合と環境でもかなりの強さを誇った。
比較
HP | A | B | C | D | S | 合計値 | |
メガヤンマ | 86 | 76 | 86 | 116 | 56 | 95 | 515 |
ウルガモス | 85 | 60 | 65 | 135 | 105 | 100 | 550 |
種族値も防御面では勝っているが、とくこう135、とくぼう105、素早さ100という高い値により複合タイプは違えど、むしタイプの特殊アタッカーとしての扱いやすさは、ややそちらに分がある結果に。
今でこそ特殊虫ポケモンは増えてきているが、当時一線級の活躍をしていたメガヤンマにとって非常に強力なライバルであった。(ウルガモスのついでにいわ技で狩られることも…。)
さらに、同特性であるバシャーモの解禁により、状況によっては上から弱点を突かれることも。
それに加えてフェイントが「守る状態でなくとも、先制技として攻撃する」仕様変更により使い勝手の向上。これにより、まもる(みきり)→かそく戦法が使いづらくなる。
ちなみに特殊飛行アタッカーでもありながら、ぼうふうは覚えなかった。(メガヤンマの飛行特殊はエアスラッシュの75が最高である。)
さらに、とくせい「がんじょう」にきあいのタスキ効果がついたことで、ダゲキなど弱点を突いたポケモンでも、耐えられストーンエッジや三色パンチで返り討ちも十分あり得る話になった。
ただウルガモスの劣化というわけではなく、使い勝手は多少悪くはなったものの、かそくの性能が高いことには変わりなく、催眠特殊アタッカーとして使われ続けてはいた。
特にサザンドラ、メタグロスのように相性補完の優れた強ポケモンと組ませて使うプレイヤーが多かった。
第6世代
メガヤンマを含む、むしタイプにとっては大きな向かい風であり、
むし技を半減するフェアリータイプ登場→対抗するはがねタイプの台頭→炎の需要が高まったことに加え、飛行技を先制で打てるファイアローの活躍と抑止力としてやはり岩技が増加。
また、同特性のバシャーモもメガシンカを獲得。素早さの序列が逆転したため、
かそくを積んでも積んでも問答無用で上から叩かれ文字通り虫の息、タスキが無ければ即死となることも前世代以上に多くなってしまった。(一応タスキで耐えれば、げんしのちからやエアスラッシュで抵抗はできるが。)
さらに後輩のペンドラーが、こうげきの上昇(90→100)と、「はやあし」だった隠れ特性が「かそく」に変更。見た目に反して素早さも112とメガヤンマより高く、かそくからのバトンが可能な他、いわなだれやメガホーンといった強力な技を覚えた。
ただ逆風だけではなく、シャドーボールがはがねタイプに等倍となったことや、むしのさざめきがみがわりを貫通できるようになり、みがわりを盾に補助技で戦うくさポケモンなどを新たに役割対象とできるようになった。
また、このあたりから、催眠依存でなく、純粋な高速特殊アタッカーとして育成されることも多くなる。
第7世代
新たに獲得しミミッキュへの対抗となるゴーストZや先制技無効のサイコフィールドに加え、ファイアローの弱体化により、前世代よりかは少しずつ息を吹き返してきた…。
しかし準伝説で高性能なむしタイプのウルトラビーストでは高いHP、防御で耐久面でメガヤンマに勝るマッシブーンや特殊と攻撃性能が高く。S151でかそくでも上を取れないフェローチェが登場。
こだわりスカーフ持ちポケモンの増加により、かそくで上を取れないことが多くなった。専用技だが四倍弱点で先制技のアクセルロックも痛い。
さらにフィールドによっては状態異常無効となり、さいみんじゅつの通りも悪く、カプ・コケコのように弱点を突かれるライバルも多く、一回限りだが、むしのさざめきと同等、威力90の先制技であいがしらを覚えるグソクムシャ、飛んでいるがひこうタイプでなく、鈍足だがとくこう145という一般ポケモンでも破格なクワガノン、環境に居座るドラゴンに強く、メガヤンマより素早いアブリボンなどが登場。
対戦環境がむしタイプ向かい風そのものというのもあり、今では中堅程度の評価にとどまっている。なお、ステルスロックでHPを半分削られるためHP実数値は奇数が望ましい。
第8世代以降
本編には未登場。番外作品ではどちらもシンオウ地方が舞台であり、メガヤンマにとって最盛期であった第4世代の再来とまではいかないが、そこそこの強さを持つポケモンとして使われている。また進化前限定技の習得が見直され、BDSP以降であれば進化後でも技思い出しでさいみんじゅつを習得できるように改善された。(あとは何気に「かみくだく」を習得した。覚える悪技では最高火力である。)
余談
育成の際に注意が必要なポケモンのひとつでもあり、メガヤンマになってからではさいみんじゅつを覚えられない。
ヤンヤンマがさいみんじゅつを覚えるレベルは進化条件であるげんしのちからよりも後であるため、うっかり覚えさせないまま進化させると取り返しがつかなくなってしまう。
当時はポケモンの厳選自体が非常に大変だったため、これで泣きを見たプレイヤーは少なくない。
虫タイプの中では主力で特殊アタッカーとなり得るステータスや特性を持っているにもかかわらず、剣盾、SVと本編ではリストラされている。第8世代では加速+ダイジェットで上から攻撃できる点、第9世代では多い弱点をテラスタルで対抗できる点も考慮されたのだろうか。
モジャンボ、マンムーといった同じ進化方法のポケモンだけでなく、キリンリキやノコッチのように、第二世代で登場したマイナーポケモンから後に進化した者同士との共演は叶わなかった。
仮に最新作のSVに内定していたとしても、他のむしタイプ同様、ファイアローや、後輩で同じ特殊虫アタッカーかつ特性や積み技に優れたウルガモス、モスノウなどの存在、キョダイマックス+一般むしポケモン最高のH100というマルヤクデ、特性が強力なエースバーン、メガヤンマの技が通りづらいアーマーガアあたりが厳しい。
第9世代では新規のデカヌチャン、サーフゴーといった鋼タイプ、ラウドボーン、キョジオーンあたりが難敵か。
ちなみにSVでエクスレッグという虫タイプ+いろめがねの後輩ができた。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
漫画版
外伝作品
Newポケモンスナップ
ミッケジャングルの夜に生息。木に逆さまの状態で止まって寝ている他、他のむしタイプのポケモンに襲いかかる習性を見ることができる。
ポケモンGO
「ヤンヤンマのアメ100個+シンオウの石が必要」と、進化までの道のりは困難な部類。
また進化前のヤンヤンマが「画面をすばしっこく動き回る+素の補足率が低め」というのもあって捕まえづらいこともあり、手を焼いたプレイヤーも少なくない。
肝心のステータスについては、特性や、状態異常、素早さがオミットされた本作でも、CPは最高3000を超えるため、アタッカーとして使いたい。しかしながら、特性がないうえ、ノーマルで覚える技が通りの悪い「むし」「ひこう」タイプであり、スペシャル技で使える「げんしのちから」も確率で能力ブーストはあるが威力は低め。四倍弱点を含む弱点の多さも相まって、ジムでの防衛やレイドバトルで使うことは難しい。攻撃のステータスは高いため、かくとう、くさタイプには強く出られるが、一部「ウェザーボール(ほのお)」や「ストーンエッジ」といったほのおやいわのスペシャルアタックを持っている可能性もあるため、過信は禁物。
アニメ版
ムサシのメガヤンマ
DP編第80話「ヤンヤンマ! ゲット作戦!!」にてヤンヤンマの時ムサシにゲットされ、げんしのちからを覚えていたために同話中でメガヤンマに進化した。
少し前のDP編第73話でお別れしたドクケイルの代打として加入した形となる。
見た目に合った「ヤンヤァンッ!!」、「ヤンマァ!!」というドスの利いた渋い声であり、男性の声優である古島清孝氏が声を担当している。
だが、DP編142話の「史上最悪のトゲピー!」ではそのトゲピーが放ったメロメロが効かなかった為に性別がメスであることが判明した。(この回はこれ以外にもいろいろとカオスであり、情報量が多すぎることで有名である。詳しくはリンク先参照。)
本来なら捕まえてそのままサカキに献上されるはずだったが、大量発生でロケット団本部でもヤンヤンマが余っていたため、そのままムサシのところへ送り返された。
これをムサシは「ボスが自分たちを気遣って送り返してくれた」と勝手に解釈し、さらに元々覚えていたげんしのちからもサカキが覚えさせてくれたものだと勘違いしたことから、大切な髪に直接留まられてもまったく怒らないくらいには可愛がるようになる(ドクケイル離脱の寂しさも多少引きずっていたのかもしれない)。
ポケモンコンテストにも何度か顔出ししており、活躍を認められたコーディネーターだけが出場できるグランドフェスティバルにもムサシの相棒として共に出場している。
関連イラスト
関連タグ
「げんしのちから」が進化条件
同複合タイプ
バタフリー、ストライク、メガカイロス、レディバ/レディアン、アゲハント、アメモース、テッカニン、ガーメイル、ミツハニー/ビークイン、ビビヨン
インセクター羽蛾:直接的な関係はないが、彼を扱ったネタとメガヤンマの活躍時期が被っていたためよく引き合いに出された。「この虫野郎!!」
なお、メガヤンマ自体は催眠+ひるみ+加速により、彼が犠牲となった狂戦士の魂のようにずっと俺のターンも可能ではある。