腐女子

ふじょし

男性同士の同性愛妄想を好む女性を指す呼称のひとつ。

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目次 [非表示]

1 曖昧さ回避

2 概要

2.1 CP（カップリング）

3 注意点

3.1 検索妨害

3.2 腐女子AAについて

4 キャラクター属性

5 腐女子のキャラクター

6 関連タグ

曖昧さ回避

腐女子とは

BLを好む女性。本稿にて記述。
ゾンビ娘。1.の字面からの連想。しかしこの言葉はほとんどこの意味で使われることはない。
2009年に公開された日本のホラー映画。

概要

腐女子（ふじょし）とは、BL（男性同士の恋愛妄想のこと。腐向けに創作されたわけではない作品や三次元を含む）を好む女性の呼称であり、「婦女子」（ふじょし）をもじった用語である。

2000年頃に誕生した言葉であり、由来については良く分かっていないが、腐女子たち自身が自虐的な意味合いを込めて自称し始めたのが起源（その前は「ヤオラー」「やおい少女」と呼ばれていた）。

個人ブログで最古の例を確認でき、言葉のイメージは「話題はちょっと下品だがR-18ではなく、不真面目というわけではないが堅苦しくもなく、オタクみたいだけど暗くはない」と表現されている（ぶどううり・くすこ説）。

上述の通り、「腐女子」は自虐的な自称であるが、現在ではネガティブなニュアンスは込められていない。

腐女子自身が自称・棲み分け用として好んで広く使用している。

一方でアンチが蔑称として扱うこともあることからこの呼称を嫌い、「BLファン」などの中立的な呼称を使うことを提唱する人もいる。

ただし、腐女子と言う呼称には本来、自虐的な意味はあるものの、蔑称の意味はない。アンチが用語の意味を歪曲して捉えているだけである。

腐女子をもじった派生語として、貴腐人（きふじん：「貴婦人」のもじり）や汚超腐人（おちょうふじん：「お蝶夫人」のもじり）が存在している。意味としては双方ともポケモンで言うところの進化形にあたる。腐女子→貴腐人→汚超腐人。進化するためのLv、使用したり持たせるどうぐの基準は人によってまちまちである。

腐女子の「腐」の漢字がBLカテゴリー自体を指す名詞となり、創作界隈のみではあるが、文脈によっては「腐」の1文字で「腐女子」、「（創作物としての）BL」「腐向け作品」の意味合いを持つようにもなった。

腐女子は一次創作（商業BL、BLゲーム、創作BL、オリジナルBL）と二次創作の両方を手掛ける。

CP（カップリング）

腐女子はBLであれば何でも好むわけではない。

CPは腐女子によって好みが様々であり、一人の男性キャラクターだけで多様なCPが創作されている。

BL界隈は恋愛する二人の男性を、攻め（性行為において挿入する側）、受け（性行為において挿入される側）と表現する。「攻め」の反対は？と訪ねた時、「守り」ではなく「受け」と答えられたらその人はきっとお仲間である。

CPの表記では攻めを左側、受けを右側に書き、○○×●●（キャラクターの名前が入る）と表記する。また、攻めと受けが逆転することをリバと言う。「掛け算って左右入れ替えても答え変わらないよね？」と訪ねた時、「違うのだッ！」と返ってきたらその人はきっと濃いお仲間である。

CPに強いこだわりを持つ固定派、一人の男性キャラが複数の男性キャラと恋愛する総攻め派、または総受け派、一人の男性キャラにこだわらずにいくつものCPを好む雑食派、雑食派の中でもリバを良しとするか、あるいはCPにさせる場合でもある程度のこだわりがあるか無節操かどうかで好みが変わるなど、多くの腐女子が存在する複雑なコミュニティとなっている（まさに「ファンの数だけ好みとこだわりがある」状態である）。

どの腐女子なら良いか悪いかというわけではなく、閲覧する側の好みによって変わるため、棲み分けタグやCP表記を明確にすることで配慮している（詳細は棲み分けへ）。

なお、傍から見ればどれもただの腐女子である。