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トランスフォーマーの編集履歴

2022-06-19 05:19:52 バージョン

トランスフォーマー

とらんすふぉーまー

『トランスフォーマー(TRANSFORMERS)』とは、ロボット生命体を題材にした日本発の海外アニメシリーズ。および、作中に登場するロボット生命体。

各作品に登場するトランスフォーマーの解説についてはトランスフォーマーのキャラクター一覧を参照。また、当記事内では作品一覧を除きトランスフォーマーを「TF」の略称で記述する。


概要

米国の玩具メーカー・ハズブロのライセンスの下、タカラ(現・タカラトミー)が製造している変形ロボット玩具およびそのアニメ、漫画、アメコミ、実写映画など非常に多岐にわたる関連作品。作品世界に登場する変形ロボット、ロボット生命体の総称でもある。


1970~80年代初頭にタカラが商品展開していた『ダイアクロン』や『ミクロマン』などの変形ロボット玩具を、ハズブロが他のメーカーの変形ロボット玩具と共に『TRANSFORMERS』として販売したものが米国を中心に世界中で大ヒットし、それをタカラが日本に逆輸入する形で現在に至る。

あまりの人気に、ダイアクロン・ミクロマン両作品からの流用商品ではラインナップが足りなくなり、タカラ以外の変形ロボット玩具(タカトクトイスのバルキリーなど)も流用される事もあった。後にタカラが新規に設計・製造、ハズブロが海外で販売という形になっていく。

日本国内でも大人気を博し、日本独自の世界観を描いたアニメシリーズも長く製作・放送された。


多くは正義と悪の軍団に二分されたトランスフォーマー達の戦いが描かれている。前述のように様々な媒体で物語が展開しており、例え同じ名前のキャラクターでも作品によって容姿、性格、陣営、人間関係などの設定が異なるなど特異な点も多い。


日本版は、アニメ他映像媒体が先にありきで、それに追随する形で玩具が発売されている。

しかし海外版では、あくまでも玩具が先にありきのため、アニメ、コミック、ゲーム、実写映画などは二次的な存在である。そのため、玩具で発売されても、アニメなど別媒体には登場しないキャラクターが多く存在する。

それゆえに海外において発売された製品のほとんどには、「テックスペック」と呼ばれる、そのトランスフォーマーのデータが付随されている。テックスペックには、知力や体力、地位などの能力値を1~10までの数字で表し、そのキャラがどういう性格でどういう武装を有するか、どういった思想を有しているかという事を細かく記されている。

ここから、玩具を集め、テックスペックの情報を元に、自分で物語を作り遊ぶ。そういった感じで楽しめる事が、トランスフォーマーの魅力であり醍醐味なのである。

また、描かれているそれぞれのTFのパーソナリティも千差万別で、そういったキャラクターたちを集め親しむという点も、人気の一つ。


生物としてのTF

セイバートロン星(サイバトロン星)に住む超ロボット生命体。いわゆる宇宙人である。訪れたそれぞれの惑星の環境に擬態・適応する為に、その惑星の機械(乗り物・兵器など)や有機体(動植物)をスキャンし、その姿に変形=トランスフォームする能力を持つ。


2種類のビークルモードを内包し3段変形が可能なトリプルチェンジャーや、複数のロボットが合体し巨大なロボットを構成するコンバイナー、更には巨大な要塞や戦艦、果ては惑星にトランスフォームするものまで存在し、そのサイズもピンキリである(ただし、サイズはある程度拡大・縮小するものもある)。また、ジャガーコンドルスカイリンクスのようにロボットモードが人型ではなく、動物・怪獣の姿なTFもいる。


彼らは機械生命体ゆえに頑強な身体と長い寿命(数百年単位とも)、更に高い自己再生能力・環境適応能力を有する。特に胴体に大きな風穴を空けられる、一刀両断される、頭部を潰されるといった致命傷を受けない限り修復が可能な高い自己治癒力と、環境に合わせて変身がバージョンアップを行える適応力は特筆すべき物がある。機械ゆえ、それに基づく耐久力と修復力を持ち、有機生命体では耐えられない環境に耐える事が可能なのだ。

ただし、当然ながら治癒(というか、修理)は、通常の機械装置のそれと同じため専用の施設や道具が必要となる。また、自然に治癒する事も出来ない(後年に有機体を取り込んだ新世代は、その限りではないが)。


性別も、雌雄が存在するが、繁殖方法は不明。加えて、親子という概念はあまり見かけないが、兄弟・姉妹という概念はある。また、男女同士の恋愛といった感情も有する様子。


繁殖方法は雌雄に関係なく、媒体によって異なる。

アニメでは地球の機械を素材に、作り出された、という者も多く見られた。

実写映画版では、人工的に生み出す施設により繁殖しているようにも取れる。

また、コミック版でも『セイバートロン星の製造プラントで身体を開発され、それにパーソナリティとなる精神プログラム(もしくは後述する『スパーク』)をインストールされ、新たなトランスフォーマーとして生み出される』という描写・設定がある。

産まれた個体も、「知識・技術を有し、成熟した精神を持つ個体」として生じた者も居れば、人間の子供と同じく「知識や技術を持たず、幼い精神を持った個体」として生まれ落ちた者もいる。後者の場合、人間他知的生命体同様に、年長者から色々と学び、成長して成熟する事が可能。


彼らの主な活動の源は「エネルゴン(エナージョン)」と呼ばれるエネルギー。

通常はキューブ状で、光り輝いている。摂取する際は、キューブから飲んだり、圧縮した小さな塊を口から摂取したりする他、給油口から注入する事もある。

宇宙中の惑星に偏在しているようで、彼らはそのエネルゴンを探して各惑星を頻繁に探索している。このエネルゴンが枯渇すると成長や身体の維持に支障をきたし、時間をかけてゆっくりと老朽化(金属パーツの劣化や誤作動)し、最後には機能停止してしまう。逆にエネルゴンがあれば延命や蘇生なども可能なようだ。

エネルゴン自体は、既存の物体からも精製する事が可能。劇中では石油から直接キューブを作り出し、貯蔵していた様子があった。

また、エネルゴンは通貨としても用いられており、コミックでは袖の下の賄賂として小さな岩石状のエネルゴンをやり取りする事もあった。


「スパーク」と呼ばれる魂や心臓の役割をする光体(プラズマ球?)を身体に宿しており、これを破壊ないしは消滅させられると完全に絶命してしまう。逆にこのスパークが無事ならばそれを別の身体に移し替えたり、身体を修復して膨大なエネルギーを与えるなどして復活させることも可能である。中にはスパークだけの状態で活動するなど特殊な存在もいる。


名称について

日本語版ではかつて、原語版とは異なる名称が多く使われていた。例えば軍勢の名前もオートボットディセプティコンではなく、サイバトロンデストロンであった。


これらの名前が変更されたのは、日本人に親しみやすくさせるためであり、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の一部のキャラクターはオプティマス・プライム⇒コンボイのように玩具の流用元となった『ダイアクロン』に因んだ名称に変更されている。


しかし、口パクなどが合わなくなるという弊害を生んだことから、日本語版においてはこの点を役職とセットで呼ぶことで穴を埋めるというアクロバティックな手法も取られた。なお、あくまで呼称が変更されているだけで、作画上においては普通に英語名が使われていた。


主な映像作品

G1

ビーストウォーズ

マイクロン三部作

プライム世界関連

その他のアニメ

実写映画シリーズ


その他の商業展開

MARVEL

  • The Transformers: The Movie
  • G.I.Joe and The Transformers(G.I.ジョーとのクロスオーバー)
  • The Transformers Universe
  • The Transformers: Headmasters

IDW

コンシューマゲーム

スマホゲーム

漫画など非映像作品

玩具のみ


公式コラボ

他の作品・商品・企業とのコラボレーションも地味ながら行われており、発売される玩具は既存品の色替えはもちろんだが、時に一から新規開発されることもある。以下、予想外なものに絞って挙げていく。


ガリガリ君

赤城乳業とタカラトミーとのコラボレーションにより商品化された「ガリロボ君」が2012年6月30日に発売。アイスバーからガリガリ君に変形し、上顎を動かすと「ガリガリ」と鳴るギミックがあり、実際の「ガリガリ君」のパッケージを模した袋に収納することも可能。また、『トランスフォーマープライム』版オプティマスプライムと握手するイラストも書き起こされた。


コラボレーションに関する赤城乳業のサイトの記事


新世紀エヴァンゲリオン

EVA初号機の色にリカラーされたマスターピース版コンボイが発売。小説ではスタースクリームが使徒に憑依するという驚きの展開もある。


パンティ&ストッキングwithガーターベルト

第12話「トランスホーム」(公式が病気


Splatoon

北米版限定。第4回のフェスお題に登場。サイバトロンorデストロンのどちらかに投票し、投票したチームに所属して戦う事になる。どういうわけか日本版ではフェスのお題が異なるのだが…簡単な詳細は下記のリンク記事を参照して頂きたい。


「スプラトゥーン」が北米で「トランスフォーマー」とのコラボフェス開催 日本のファンからうらやむ声が続出(ねとらぼ)


マジンガーZ

様々な事情により決して交わることのなかった2大ロボットアニメをクロスオーバーさせたマジンガーZ対トランスフォーマーのコミックがヴィレッジブックスより2019年3月28日に発売。内容については当該記事を参照。


ハリウッド映画

ハズブロ主導のもと、『ゴーストバスターズ』、『バックトゥザフューチャー』、『トップガン』などの往年の名作映画に登場するビークルをベースにした変形玩具が2019年より続々とリリースされた。


余談

  • 日本への導入当初の仮タイトルは『変身戦隊トランスフォーマー』
  • 機動戦士Ζガンダム』に変形するモビルスーツが多く登場したのは、『超時空要塞マクロス』に加え本シリーズに対抗したとも噂される。
  • 金属生命体をモチーフとし、日本で発祥したが海外で隆盛したのは『ゾイド』シリーズにも共通する。
  • 上記にもあるように、別媒体での作品が存在しているが、トランスフォーマーはあくまでも「玩具」が先にありきのコンテンツである。アニメや実写映画、コミック、ゲームなどは二次的な存在であり、ある意味「玩具で遊ぶためのイメージ補佐」的な存在とも言える。
  • 史上最初にコミカライズを行ったのは、Marvel comicsだが、当初はコミック内のユニバースと同一世界観としていたため、初期話にはスパイダーマンと共演していた参照1参照2
  • 他に、ユニバース内のシールドが「ゴジラと戦った後のフューリー」とともに登場したり、劇中の登場人物たちがラジオで「ダズラー(X-MENに登場するミュータントの歌手)」の歌を聞いている、といったシチュが描かれた。しかしコミックが展開していくにつれ、これらの設定は立ち消えになる。
  • 後にトランスフォーマーは、正式にマーベルのアベンジャーズとクロスオーバー。「トランスフォーマーvsアベンジャーズ」というミニシリーズを発刊する。
  • また、トランスフォーマーの玩具でも「マーベルのヒーローたちが、トランスフォーマーとなる」というクロスオーバーが為された。
  • この玩具のクロスオーバーはマーベルヒーロー以外でも頻繁に行われており、上記の通り、様々な作品で行われている。中には「スターウォーズ」の各宇宙船などに変形するという製品も、ハズブロから出ていた。

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  • モチーフや外見などに共通点あり

にゃんにゃんにゃん!丑年なので

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New Iacon HeroesMetroplex City x Titan未知との遭遇Fire Bomber x Transformers

MLP TF Power teamせまりくるメガトロンからバンブルビーを護る花畑よしこ情人節快樂!PUIPUI&TF


関連タグ

設定

マトリクス セイバートロン星 エネルゴン ヘッドマスター プリテンダー マイクロン

善と悪

国内海外(G1など)海外(ビーストウォーズ)
サイバトロンオートボットマクシマルズ
デストロンディセプティコンプレダコンズ / ヴィーコンズ

グループ名


その他


TF擬人化 ←擬人化用タグ

TF幼児化 ←幼児化用タグ

TF腐向け ←腐向け用タグ

変形金剛


他の記事言語

Transformers


外部リンク

タカラトミー公式サイト

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