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マフォクシーの編集履歴

2023-07-22 15:36:22 バージョン

マフォクシー

まふぉくしー

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。

基礎データ

全国図鑑No.0655
セントラルカロス図鑑No.006
タイプほのお / エスパー
分類キツネポケモン
高さ1.5m
重さ39.0kg
特性もうか / マジシャン隠れ特性
タマゴグループりくじょう

他言語版の名称

英語Delphox

進化

フォッコテールナー(Lv.16) → マフォクシー(Lv.36)

PIC・P-493


概要

カロス御三家ほのおタイプの最終進化形態となるキツネポケモン

体格が大きく向上し、サブカル的な「魔法少女」から純然たる「魔女」らしい雰囲気へと変化している。性別は相変わらず♂:♀=7:1であるが、テールナーよりは♂でも似合う…かもしれない。

こうした雌性的な風貌故か、第9世代の最強レイドで登場する個体は、他の御三家ポケモン(+ピカチュウ)が軒並み♂個体であったのに対し、マフォクシーのみは♀に設定されていたりする。


日本語名の由来は恐らく「魔法」+「魔導師(魔女)」+「駆使」+「フォックス」+「フォクシー」。御三家としては初の名前が6文字のポケモンでもある。


英語名の由来は恐らく"Delphic(Delphoi)"+"fox"


進化する際に正式にエスパータイプを追加しており、「摂氏3000℃の炎の渦を超能力で操る能力」や「杖の先端で燃える炎を見つめて精神統一し未来の出来事を予知する能力」を新たに得ている。


テールナー時から持つようになった「魔法の杖」は進化後も健在で、収納場所のみ尻尾から腕付近に変わっている。

テールナーは杖を取り出す際に生じる杖と尻尾の毛の摩擦によって点火することが公式(XYの図鑑)に言及されているが、マフォクシーも同様の手段であるかどうかは不明。アニメ版では摩擦を起こさずに杖に火を点ける描写(15話)があったため、これもエスパー由来のパイロキネシスに変わっている可能性はある。


なお、炎御三家の最終進化形態はホウエンシンオウイッシュと3代続けてかくとうタイプとの複合であったため、約14年ぶりのタイプ違いとしても注目された。

ジョウトも単タイプであったため、複合タイプとしては初代まで実に17年を遡る必要がある。


また、鳴き声が長く独特な抑揚が付いている事でも有名。「どっか行っちゃえ」もしくは、「結局かわいい」と聞こえるとか聞こえないとか、カスミのトゲピーと似ているとか。


能力

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
マフォクシー756972114100104534
ビクティニ100100100100100100600
ヒヒダルマ105※3010514010555480

※半減以下を維持する必要がある。


ステータスは「とくこう」「とくぼう」「すばやさ」に優れている。

特に「あの」ガブリアスより2高い「すばやさ」が絶妙で、タイプ相性の関係で直接対決こそ不利であるものの、それに合わせて調整してきた多くのポケモンに先手を取ることができる。


ポケモン全体で見れば前世代で2種も登場していたタイプではあるが、ビクティニ禁止級で基本的に対人戦に出場できず、ヒヒダルマは発動条件が異常に厳しい(守れないとエスパータイプが外れてしまう)ため輪をかけて見ないと、競合以前に実質マフォクシーが初の選択肢になったと言える。


カロス御三家

カロス御三家の複合関係は強弱関係が両タイプとも揃えられており、ブリガロンには一方的に強いが、逆にゲッコウガにはめっぽう弱い。


この世代の御三家はそれぞれ専用技(登場時)を持っており、マフォクシーは「マジカルフレイム」を覚える。

威力は「かえんほうしゃ」に及ばないものの、追加効果が優秀で、高い「すばやさ」と相性が良い。相手の特殊アタッカーに対して先に撃つことができれば、攻撃回数を増やしたり、後続の積みアタッカーに繋げたりと、トリッキーな動きができる。


他方で、当初は同じ「マジカル」の名を冠する「マジカルシャイン」は覚えられなかった。英名がマジカルでない影響だろうか。

これも『ORAS』にて早くもわざマシンに対応するようになり、苦手とするあくタイプドラゴンタイプを牽制できるようになっている。


とは言えタイプと「ぼうぎょ」の低さから、「ふいうち」の所有率が高いあくタイプの相手はできれば避けたいところ。ドラゴンタイプにしても、一撃で落とせる火力ではないため、牽制以上の役割を期待すべきではない。

この「ぼうぎょ」はかなりのネックと言え、エスパータイプとしては珍しく「リフレクター」や「バリアー」等の技を軒並み覚えないため、補うことも難しい。サブウェポンとして「じしん」や「ストーンエッジ」が選択されやすい点を考慮しても、物理型そのものに強く出ない方が賢明だろう。


そもそもマフォクシーはメガシンカを持たないことから、猛威をふるったリザードン(特にメガリザードンY)の影に隠れがちであった。


隠れ特性は、同世代初登場の「マジシャン」。これは「どろぼう」の特性版と言うべきもので、自分が道具を持っていない状態で攻撃すると、自動的に相手の持っている道具を奪い取る。

発動条件が厳しく、成功してもこだわりハチマキなど持ってきてしまった日には目も当てられないことになるギャンブル性の高い特性ではあるが、嵌まれば強い。実用的な発動方法としては、例えば「オーバーヒート」→しろいハーブパワフルハーブ→「ソーラービーム」、「みがわり」→各種きのみなどが考えられる。


第9世代

他のカロス御三家同様、世代を跨いでようやく内定。

ゲームとアニメ双方で散々な扱いだった長い冬が終わってから初の参戦である。


また最強レイドにて他に内定した御三家が徐々に解禁されていく中、開催前にポケモンホーム連携にて一足早く解禁されることとなった。

最強レイドはピカチュウを除いた御三家ポケモンで構成されており、開催前に解禁されたのはマフォクシー以外ではゴリランダーだけである。


元専用技のマジカルフレイムは健在であり、タイプ一致で放てるのは今のところ、グレンアルマのみ。

また隠れ特性のマジシャン持ちはパルデアにおいてはクレッフィフーパがいるが、前者は通常特性が優秀な為採用されることはほとんどなく、後者は禁止級なので現時点で差別化を気にする必要はない。他のポケモンとは違ったテクニカルな戦いが出来るだろう。

サーフゴーからおんみつマントを剥ぎ取ったり、テラスタルを使う事でキョジオーンからクリアチャームを剥ぎ取るのはお手のものである。

余談だが、マジカルフレイムやサイコショック等の一部の技で杖を使わずに攻撃するというグラフィック面での弱体化が判明。一応、シャドーボールやサイケこうせん等では使ってくれる。マジカルフレイムの説明では「口から出る炎で攻撃する」との事なのでおかしな話では無いものの……杖とは一体。


使用トレーナー

ゲーム版

※1 フォッコを選んで進化させた場合

※2 主人公がケロマツを選んだ場合

※3 ポケモンマスターズでのバディー


アニメ版


漫画版

※リンク先、第12章終盤のネタバレ注意



番外作品

ポケモンユナイト

諸元

ロールアタック
タイプ特攻
攻撃範囲遠隔
進化フォッコテールナー(レベル4)→マフォクシー(レベル6)
わざ1ひのこだいもんじ/マジカルフレイム(レベル6)
わざ2おにびほのおのうず/ニトロチャージ(レベル7)
ユナイトわざマジカルフェスティバル(レベル9)
とくせいもうか
価格10000コイン/575ジェム

※もうか:残りHPが50%以下の時にわざを使うと、ほのおで相手のポケモンに追加ダメージを与える。一度発動すると、次に発動するまで約20秒の時間が必要。


2022年6月9日参戦。

遠隔攻撃を得意とし、通常技は弱いが固有技が強いという、典型的なメイジタイプとなっている。


  • ひのこ
    • 前方に小さな炎を射出し、相手にダメージを与える。クールタイムは6秒。
  • だいもんじ
    • 前方に大の字の炎を射出する。途中にポケモンがいる場合でも貫通しながら一定の距離まで直進する。炎の軌跡は時間差で爆発し、これにもダメージ判定がある。クールタイムは6秒。
  • マジカルフレイム
    • 前方に当たると爆発する炎を発射する。レベル11になると、命中時に全てのわざのクールタイムを短縮する追加効果が付くようになる。クールタイムは4.5秒。
  • おにび
    • 指定した場所で集弾して爆発する炎を3つ発射する。移動速度を下げる追加効果がある。クールタイムは7秒。
  • ほのおのうず
    • 指定した場所に竜巻状の火炎を生み出し、範囲内にいるポケモンに継続ダメージと移動速度低下を与える。中央部分で捉えた場合、炎の勢いが増し、1秒間行動不能にする。クールタイムは8秒。
    • ポケモンを捉えられなかった場合も火炎はしばらく残り続け、近付いた相手を追ってゆく。また、相手が草むらに隠れた場合でも感知して炙り出す。
  • ニトロチャージ
    • 指定した方向に突進する。最後に範囲内のポケモンに炎を3つ発射し、ダメージと移動速度低下を与える。クールタイムは5秒。
  • マジカルフェスティバル
    • 広範囲に花火を撒き散らす。範囲内のポケモンに継続ダメージ、移動速度低下、回復妨害を与える。クールタイムは84秒。

瞬間火力はメイジとしては低い部類に入るが、追加効果の優秀なわざが多い。

特に登場当初は「ほのおのうず」の判定・持続時間が非常に強く、最速タイの回転率を誇るユナイト技と合わせて、サポート型寄りのアタッカーとして評価された。

しかし、「ニトロチャージ」との選択率に極端な差が付いたこともあって段階的にバランス調整が入り、現在はどのわざも手堅く纏まる形となっている。

当初から良くも悪くもわざ同士のシナジーは乏しかったため、引き続き強力なユナイトわざを放つタイミングさえ意識すれば、誰がどの組み合わせで運用してもそれなりの結果が出せる、初心者向けに相応しいポケモンになったと言える。


欠点としては、進化こそ早いもののわざが出揃うタイミングが遅く、結果的に晩成型になってしまっている点、クールタイムが長めでモーションも大振りなわざが多いため、隙が生じやすい点などが挙げられる。

近接戦闘を許した際の弱さは他のメイジと何ら変わりがないため、能力を過信せず敵味方の位置取りを常に意識した立ち回りを心掛けること。

また、ある程度のオートエイムが可能であるものの、進行方向優先のわざ1と距離優先のわざ2の性質の違いから、それだけに頼っていると乱戦時にクルクルと回転してしまい思わぬ隙を晒す場合がある。普段から手動で補正を入れる癖を付けておくことも望ましい。


ホロウェアは基本形と言える「スポーツ/アクティブユナイトスタイル」の他に各等級1種類ずつが編集時点で実装されている。

このうち「しんせいスタイル」はバトルパスシーズン11最終報酬で、特殊ムービーとトレーナー向けの衣装・アイコンフレームが同時に制作された。

「おちゃかいスタイル」はUNITEメンバーシップ2023年2月の特典として付属する形になった。


ポケモンGO

フォッコのコミュニティ・デイ

カロス組の登場に伴い実装。

他のカロス御三家の最終進化系同様、野生での出現は現時点ではなく、入手するにはフォッコから進化させなければならない。なお、本作ではビクティニ以来となるほのお・エスパーの複合(ヒヒダルマのダルマモードは現時点では未実装)。


習得可能な技は、通常技がタイプ一致の「ほのおのうず」と「しねんのずつき」、不一致技の「ひっかく」の3つ。

一方、ゲージ技は「サイコキネシス」「かえんほうしゃ」「ニトロチャージ」「だいもんじ」「マジカルフレイム」、そして炎御三家共通の限定技である「ブラストバーン」の6つとかなり多い。


通常技は、威力とゲージ回収のしやすさを同時に兼ね備えたタイプ一致技である「ほのおのうず」で確定。「しねんのずつき」はタイプ一致技ではあるものの威力・ゲージ回収率共に「ほのおのうず」には劣るためあまり推奨はされない。一応、エスパー技に特化させて使うのであればまだ採用の余地はあるかもしれない…と言いたいところなのだが、エスパータイプは既に強豪クラスのアタッカーが大勢いる激戦区であるため正直やる意義は薄い。


一方のゲージ技はエスパー技が1つしかないのに対して、ほのお技が5つもあり、非常に偏りが激しい。上記の通常技の事情から考えても、エスパータイプのポケモンではなく、「エスパーの付いたほのおポケモン」として扱うことが前提の調整となっていることがうかがえる。


ステータス的には心許無いが、そのタイプ耐性からジム防衛に充てるのもあり。ジム攻略によく使われるカイリキーメタグロスルカリオの交代を促進できる点は評価できるが、タイプ相性の関係上バンギラスグラードンは呼びやすい。プクリンミロカロスといったマフォクシーと弱点が被らないみずタイプやフェアリータイプを後続に置いて対策させてあげよう。


PvPで使うことを考えた場合、確定パフ技である「ニトロチャージ」と確定デバフ技である「マジカルフレイム」の2つを覚えられるという点は特筆に値するだろう(そもそも本作では確定デバフ技と確定バフ技を両立できるポケモンがかなり少なく、他にはマッシブーンくらいしかいない)。

「ニトロチャージ」を採用して火力を上げつつガンガン攻めていくという戦法が取れるのは勿論、逆に「マジカルフレイム」で相手の攻撃力を削ぎ落して後続に繋げるという戦い方もできる。かと思えば、「ブラストバーン」で一気に畳みかけてくることも想定される…と言った具合に、非常に型が読みづらいため、対面するとかなり厄介なキャラとなり得る。


正にトリッキーな動きで相手を翻弄する「マジシャン」の名にふさわしい性能と言えるだろう。


難点としては、覚える技がほぼタイプ一致技のみであるため、役割破壊が狙えないこと。

ほのお技・エスパー技の通りが悪い敵と対面した場合には潔く別のポケモンに交代した方が無難である。


アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • エルのマフォクシー
    • CV:寺崎裕香
    • エルの一番のパートナーで、第64話までの間にマフォクシーに進化していた。
    • XY第80話ではエルとフレフワンと共にPCでフウジョ大会を観戦。XY&Z編12話ではエルとともにダンスパーティにゲスト出演しており、なんとピエールのクレッフィとのダンスを披露している。
    • XY&Z第20話でのトライポカロン・グロリオ大会決勝では、ビビヨン・フレフワンと共にパフォーマンスを行い、セレナ達を圧倒した。

  • セレナのマフォクシー
    • XY&Z第5話でダークライが見せた悪夢でテールナーがマフォクシーに進化した姿が現れていたが、この段階では実際に進化することはなかった。
    • 新無印105話でセレナと共に再登場した際にはマフォクシーの姿となっていた。具体的にどのような状況で進化したのかは不明。
    • こちらも参照
    • しかし、これによりフォッコの系統は全て『アニポケでの最不遇御三家』のジンクスを背負う事になってしまった。


漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • マフォクシー♀
    • 12章序盤における事件により、はぐれてしまったフォッコがとあるフレア団員に育てられ、カルネメガサーナイトを圧倒する程の力を手に入れるも冷酷な性格となる。
    • 10番道路にある生体エネルギー吸収装置の監視役を任され、最終決戦の時はトレーナーの指示がない状態でありながらジムリーダーをも寄せ付けない圧倒的な実力を見せつけたが、増援の前に敗北、同じく事件ではぐれていたサナのトリP(トリミアン)が気にかけていたことからシトロンに回収され、トロバ達が引き取る事となった。
    • エピローグにおいて、引き取られたもののフレア団員による影響は強く、カロス組の誰にも懐けずにいたが、その話を別地方の図鑑所有者が聞いて引き取りたいと申し出る。
    • 描写はされていないがその図鑑所有者と恐らくバトルか何かがあったらしく、ボロボロにはなっていた図鑑所有者を自身のトレーナーにふさわしいことを認め共に旅立った。
    • 余談だが、その図鑑所有者は主人公であった章で御三家を手持ちにしていなかった為、このマフォクシーの加入で暴走の炎組に組分けられる事となった。

関連イラスト

セレナカロス炎

魔法使いの家Night when witches dance


関連項目

ポケットモンスター ポケモン ポケモンXY

ポケモン一覧 ほのおタイプ エスパータイプ

ポケモン御三家 フォッコ テールナー


0654.テールナー0655.マフォクシー→0656.ケロマツ


カロス御三家・最終形態


炎御三家・最終形態


狐ポケモン

ロコン/キュウコン

アローラロコン/アローラキュウコン

ゾロア/ゾロアーク

ヒスイゾロア/ヒスイゾロアーク

クスネ/フォクスライ

(ケーシィ/ユンゲラー/フーディン)


同複合タイプ

ビクティニ ヒヒダルマ(ダルマモード)

グレンアルマ


関連ポケモン


その他

FireFox

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