BDSP
ぶりりあんとだいやもんどしゃいにんぐぱーる
あの輝きを、再び─
概要
『ポケットモンスター』シリーズが10周年を迎えた2006年に発売され、長らくファンの間で切望されてきた、『ダイヤモンド・パール』のリメイク作品。
当時のテイストを再現した懐かしいシンオウ地方を舞台に、Nintendo Switchで発売された。令和最初のポケモンリメイク作品でもある。
シリーズ25周年、および『ダイヤモンド・パール』15周年を迎える2021年11月19日に全世界同時リリース。
シリーズでは初の外注であり、開発はHOMEにも関わったILCAが担当。
ただしゲームフリークからおなじみ増田順一氏がディレクターとして参加する。
今回は公式より原作の内容を忠実に再現した作品にする事を表明しており、リメイクというよりはリマスター(例:外伝作の救助隊DX)に近い。タイトルロゴやフィールド、登場人物のデザインも、『プラチナ』以前の『ダイヤモンド・パール』当時のものが殆どがそのまま再利用される形で3DCGと化した。
バトルのエフェクト演出も3Dグラとして当時のものを再現されており、更にボールカプセルによるボールデコによるエフェクトも3D化している。なお、当時にあったドットのグラについてはポケモンボックスやポケッチなどでは名残として再利用されている。
これは前例たる『ORAS』の大幅な改変に少なからず批判意見が上がっていた影響も考えられており、同日に発表されたゲームフリーク新作『LEGENDSアルセウス』とは時代的に対照をなしている。両作品ともシンオウの過去と現代と言う繋がりを持つ。
『剣盾』および『ピカブイ』との互換性も無いが、連動要素はあり(後述)、HOMEとは2022年5月19日連携開始。
プレイ人数に関しては公式サイトに「プレイ人数 1人(対戦・交換など:2人~4人)」と記述の通り、原作同様ユニオンルームで対戦や交換が可能となっている。ちなみに、ユニオンルームのみ対戦時を除いてローカル通信時は8人となり、インターネット通信時は最大16人で遊べるとのこと。
上記の理由からネット対戦環境としては独立した独自路線で展開されており、発売後も最新のネット対戦環境のメインは剣盾が担っていた。.
ゲームの仕様一覧
グラフィックについて
- マップやキャラクターのモデリングは元のドットをそのまま3D化したような、第六世代に3Dを取り入れて以来初となる表現が採用されている。手足や草花など、部分的にかなり細密に造られた部分が見られるのが特徴。
- キャラクターは『ダイヤモンド・パール』当時と同じく、バトル時には頭身の上がったリアル寄りのモデルに切り替わる。(前列としてはリメイク作品の「ピカブイ」などと同じになる)
- アレンジの方向性として最も近いのは「ゼルダの伝説夢をみる島」のニンテンドースイッチ用リメイク版であろう。ポケモン作品として方向性が近いのはポケダンシリーズの救助隊DXでは両バージョンを統合してルカリオを仲間にできかつ、操作可能にしてリメイクなどの形を取っているところだろう。
- イベントシーンでは3Dで立体化に伴ったと同時に各キャラクターや主人公の表情も変わるなど、剣盾以前のキャラクター描写よりも進化している部分もある。
- また、LPLEをリメイク作と捉えないのであれば、前リメイク作であるORASのように登場するキャラのデザインが大きく変更されたり後の作品の登場人物や新規のキャラを登場させるといった事はされておらず、プラチナとORASの様な新たなエピソードを描写するような追加シナリオも用意されていない。
- テレビが薄型テレビに変更。その代わりにもりのようかんのテレビが昭和期のブラウン管テレビになっている。
- テレビの画面がボタンを押すごとに切り替わるようになった。
- 作中で民家に飾られている絵画はゴッホの『ローヌ川の星月夜』となっている。
- オリジナル版にあったいぶんかのたてものにある壁の絵は山頂に神秘的な光が描かれたテンガン山がある。ヒスイ時代の『いぶんかのたてもの』とおぼろしき建造物がLEGENDSアルセウスにも登場している。
- 屋内の窓から日光が差し込むようになり、光加減で外の時間帯が一目でわかるようになった。また、建物の陰影も少しずつ変化するように。
- 民家の照明が時間帯によってオリジナル版よりも詳細に変化するようになった。
- 2階建て家屋の場合、23:00分に1階が消灯して2階が点灯、02:00で全消灯という形になっている。
- いぶんかのたてもの、ギンガトバリビル、レストランななつぼし、ポケモンリーグは18:30から23:00まで点灯しているが、シルベのとうだいのみ3:00まで点灯している(シルベのとうだいの双眼鏡もこの機能と連動していて、ポケモンリーグが点灯すればシルベのとうだい側にも反映される)。
システムについて
ポケモンについて
- 第五世代以降のポケモンは『ピカブイ』よろしく使う事が出来ず、リージョンフォームやメガシンカは勿論の他、イーブイもニンフィアには進化出来ない。逆に言えば第四世代までに登場したポケモンは全て使うことが可能。
- 原作の完全再現を謳うだけに、出現・入手できるポケモンのレパートリーから、入手可能となる進行度、相手トレーナーが繰り出してくる面子まで、『プラチナ』以前の『ダイヤモンド・パール』当時のバランスがそのまま反映されている。
- LPLEを遊んだプレイ記録データがあればミュウ、剣盾の記録データならジラーチもソノオタウンで通常入手可能(※上記のソフトを遊んだ事のあるアカウントひとつに限りで、複数体を入手するには他のアカウントでも前作をプレーする必要がある)であり、マナフィに関してはタマゴが早期購入特典(ふしぎなおくりもの)でもらえる。(ひとつのアカウントでもソフトのバージョンが違うなら実質的に両方で入手可能)
- エンカウントも草むら等でのランダムに戻っているが、地下大洞窟に限りシンボルで出現する。
ポケモンコンテスト、ちかつうろ、通信対戦
- ポケモンコンテストは「スーパーコンテストショー!」としてリニューアルされ、ダンスゲームの仕様が大幅に変更されている。
- ちかつうろは「地下大洞窟」にリニューアルされ、秘密基地に置いた石像に応じたポケモンが出てくる「ポケモンの隠れ家」と呼ばれしスポットが追加された。ただし、原作で秘密基地に置けたグッズは廃止されている。(シャイニングパールのパッケージ版にあるジャケットの裏面には『地下大洞窟』が描かれたイラストがある)
- コロシアム(Ver. 1.2.0)は、ポケモンセンター2階にある部屋でほかのユーザーとの対戦をさまざまなルールで対戦できる。対戦に出すポケモンの数やレベルなど、対戦ルールを設定し、ローカル通信・インターネット通信でシングルバトル、ダブルバトル、マルチバトルができる。
- ユニオンルーム(Ver. 1.1.0以降※ただしこの時点ではお互いのボールデコは見せ合えなかった)は、ローカル通信とインターネット通信で他のユーザーと交流する事ができる。入室、退室の演出は当時のものをしっかり再現されている。交流の際にXメニューから「あいさつ」や「ボールデコ」を選ぶと、お互いのトレーナーカードやボールデコを見せ合うことができる。※ローカル通信やインターネット通信をするには事前にお互いのソフトバージョンが最新なのかを確認し、片方が更新データをダウンロードして入れた後に更新データを保存していないSwitch本体とローカル通信をさせて揃える必要あり。なお、遠くに離れたユーザーの場合は当然ながらそれを行えない為、自ら更新データを本体にダウンロードする必要があるので注意。
- コトブキシティの施設「GMStation」は、Ver. 1.3.0でようやくはいれるように。
『プラチナ』以降の要素について
『DP』を忠実に再現している本作であるが、一方で、『プラチナ』や第5世代以降に組み込まれた要素も本作に積極的に取り入れられている。
- 過去のリメイク作同様、追加された技やフェアリータイプの設定などは同世代の新作に揃えられており、ヒコザルがグロウパンチを習得したりしている。
- 隠れ特性も実装されており、中には道中で戦闘するトレーナーまでもが隠れ特性持ちを所持しているケースも。
- ポケモンボックスについては、プラチナで追加された合言葉で手に入る壁紙も両方のバージョンで揃っている。(あいことばの廃止)
- アイテムについては、がくしゅうそうちが廃止され、手持ちの体力が1以上のポケモン全員(ひんし状態のポケモンを除く)に経験値および努力値が分配される(オン・オフの切り替えは不可)。捕獲した場合でも入るようになり、努力値や経験値を意図的に振らないようにしたい場合はひんしにするか変化させたくない当該ポケモンを手持ちから外してボックスに預ける必要がある。
- 経験値は第7世代以降と同様「自分と相手のレベルを比べて相手が高ければ獲得経験値が多く、自分が高ければ少ない」という仕様。そして『剣盾』にあった各種けいけんアメが登場していない。このため特に高レベル帯でのレベル上げが非常に困難。
- 技覚えアイテムのひでんわざについては、ポケモンライドやヒジュツ同様、手持ちに依存しないポケッチの「ひでんわざ」アプリを使った自動機能に代替されている。同名の技は使いきりとなるわざマシンで習得可能。
- ゲーム開始時に肌や髪の色などの見た目を設定でき、着せ替えシステムも実装されているが、全て靴や鞄、小物類を纏め合わせたセットアップで値段も最低8000円以上と高額。他の本編作品とは違って自由に個別に組み合わせられる訳ではなく『ピカブイ』をコスチュームチェンジが一括にできる様にまで発展させたようなタイプである。『プラチナ』の衣装については初回短期通信特典で実装されているが、中盤のブティック『ゆびをふる』の店員に赴く必要はある。
- つれあるきも導入され、ある程度冒険を進めると手持ちの全ポケモンから一体選んで連れ歩くことができるようになった。
- 『剣盾』で廃止された技は習得技やわざマシンから外されており、別の技に置き換えられたものもある。
- 例外的にロッククライムはわざマシンに格下げされて習得可能になった他、めざめるパワーはアンノーン専用技として復活している。また、デンジュモクがいない為か、ほたるびが原作通りバルビートとマナフィのレベル技として復活している。
- ダイマックスがない為か、つばめがえしが原作通りわざマシンとして続投している。
- どくどくのわざマシンも復活したが、習得できるポケモンは大幅に少なくなっている。さらにどくタイプの中でもドククラゲはどくどくもどくびしも習得できなくなった。
- 第4世代初出のむしタイプの固有技かいふくしれいの復活はない(わざマシンに復帰したはねやすめで代用可能)。
- この他、ポッチャマやコロボーシなど序盤の攻撃力に難のあったポケモンの習得技が一部変更されている。逆にフワライドのアクロバットなど、技が没収され範囲が狭まったポケモンもいる。
- わざマシンは使い捨て形式に戻ったが、一部はトバリデバートにてお手頃価格で複数購入が可能になった。また、地下大洞窟にてタマと交換することでトバリデバートに売っていないわざマシンも入手可能(ただし種類は日替わり)。「わざ『レコード』」ではないためなのか、忘れさせた場合もう一度マシンを使わないと覚えられない。
- 技の思い出しには再び「ハートのウロコ」が必要になった。ただし、ハートのウロコを10回渡すと、それ以降は剣盾の時と同様、無償で技の思い出しを行ってくれるようになる。
- 預かり屋での横遺伝も剣盾から引き続き続投。これにより、個体厳選と技の継承を別行程で行うことが可能となり、ポケモンの育成難易度がやや緩和された。ドーブルも復活したため、それを用いた技の遺伝も再び可能に。
- とくせいカプセル/とくせいパッチ、ミントも続投。タウリン等のアイテムも努力値上限まで使える。
- ただし、第5世代以降上限が増えたおこづかいについても何故かリメイク前の999999円が上限のままになっている。アイテムをまとめ売りした際に売却額が7桁を超えて表示されても、超えた分は反映されない。このためドーピングアイテムをまとめ買いするためにお金を溜め込むという行為がしにくく、育成が手軽とは言い難い。
- 剣盾同様に道中でもボックスを起動してポケモンの入れ替えが可能になった(ボックスに預けただけではポケモンの体力とPPは全回復しなくなった)。また、個体値の判定は第7世代以降の作品と同様、ストーリークリア後に一定の条件を満たすことでボックスの機能に組み込まれる形となり、特定の人物に判定してもらう必要がなくなった。個体値関連ではきんのおうかんとぎんのおうかんが続投され、すごいとっくんを行えるようになっている。
- ただしおうかん類の入手は『剣盾』等に比べて非常に困難な上レベリングも難しいため、機能はあるものの活用しきれるとは言い難い。
- 国際警察のハンサムやギンガ団のプルートといった『プラチナ』版のキャラクターは登場しない。しかし、プルートの存在自体は作中の小ネタとも言える形でとある場所にて示唆されている。
- ふしぎなおくりものの配信では『ひみつのカギ』をおすそわけがオリジナル版ではできていたが『ふしぎなおくりもの』の仕様が変更され、おすそわけが一切できなくなった事に伴って配信期間限定だったひみつのカギはもりのようかんにてロトムを入手後に手に入り、ギンガハクタイビルの小部屋に入る事ができる。一度入ってロトムのフォルムチェンジを全て行うと最終的に「ロトムのカタログ」がたいせつなものとして手に入りフォルムチェンジが『いつでもどこでも』行える為、以降はわざわざ何度もここへ行かなくてもよくなったと言える。
- もどりのどうくつを経由してやぶれたせかいに行くことはできないものの、ハマナスパークにてこれと思わしき空間に行くことができ、オリジンフォルムのギラティナと戦える(もどりのどうくつに出現する個体とは別個体で捕獲はできないものの、倒すとはっきんだまを入手できる)。
- プラチナ版と同じくオーキドのてがみ・波止場の宿のメンバーズカードが配信された。
再現の困難な要素やそれに伴う変更点について
- 近年の倫理観の変化で削除されたり仕様変更されることが多かったサファリゾーンやゲームコーナーだが、ノモセ大湿原はほとんどそのまま再現された。しかし、オリジナル版にあった「トバリシティ」に存在していたゲームコーナーは閉店し『ブティックゆびをふる』に改装開店している。ゲームセンターのコインと交換で手に入った珍しい道具4種類はトバリシティのNPCから確定で1個もらえるようになった。また、ゲームセンターの景品に相当する技マシンは1つを除きトバリデパートで購入できるようになった。(同じ事例としてはORASの「キンセツシティ」のゲームコーナーに当たる)
- Switch本体にはニンテンドーDS(DS Lite)にあった「ダブルスロット」という概念がハードの設計上で無かったが為に再現するのが難しかったパルパークについては、第三世代までの伝説に遭遇できるハマナスパーク(改名してリニューアル)へと変更された。また、過去作の御三家等パルパークを介しなければ入手できなかったポケモンや原作にてダブルスロットによって出現させることのできたポケモンの多くは前述の地下大洞窟にて全国図鑑入手後に出現。ちなみに、前途で述べた連動イベントと言うのはダブルスロットとは全く別物である。
- Switch本体では1画面(テレビモードではテレビ画面が含まれる)が主流となり『DS本体の2画面を生かしてポケッチをしながら旅をする』といったDSにおけるUI独自の遊び方も同様に不可能になってしまった為、ポケッチはRボタンで呼び出して使用する。基本的にはスティックでカーソルを操作して使用するが、一応原作通りタッチで操作することも可能。画面右上にワイプ表示(スマホで言うポップアップ表示)をさせることも可能だが、その状態ではポケッチを操作しながらの移動をするといった事も同時にできないため、ダウジングマシンやカウンター等オリジナル版よりも使い勝手が改悪となってしまったアプリもある。テレビに映像出力してダイパがプレーできる様になったもののテレビモードにすると画面によるタッチ操作が不可になりスティックとボタン操作となると更にそれらのアプリの使い勝手が悪くなる。これはもうハードの仕様上(ただし改悪)なのだと割り切るしかない。
- ポケモンDPではランダムオンライン対戦はバトレボでしか出来なかったが、今作では可能となっている。ただし、BDSP同士としか対戦できない。
- ユニオンルームでランダム対戦する場合、『「グローバルルーム」→ルーム内にいる対戦したい相手に話しかけて「合言葉で始める」→対戦ルールと対戦スタイルを決めた特定の合言葉を入力してその合言葉で決めたシングルバトルかダブルバトルを選択する』の手順で擬似的にだが、ランダムマッチやフリーバトルを行う事が可能になった。具体的には、入力する際にとある有志ユーザーが用意したコロシアムに用いる合言葉と言う方法があるシングルバトルを行うには『6350 4649』、ダブルバトルを行うには『6450 4649』が必要になる。ちなみに、それぞれの対戦ルールについてはこちらのリンクを参照のこと。ただし、上記の合言葉だと日本国外と国内で広まっている二種類の合言葉とも異なる為、海外のユーザーとは対戦できないので注意。
その他
- 今作は本来ゲームメーカー(開発専門)ではないILCAが担当した為か、近年のポケモンにしてはシステム全体に脆弱性が目立つ(詳細は「バグだらけスペシャル」を参照)。
- システム自体の問題であるため、普通ユーザーも更新Ver.次第では進行不可能になり得るバグに嵌る危険性があるので注意。
- 最新のVer.(最終更新は配信済み)ではそれらのバグの多くが改善されているため、プレイする人はちゃんと最新Ver.になっている事を確認した方が良いだろう。
- ふしぎなおくりものの出現条件については、序盤から行けるコトブキシティで発生する『ポケッチキャンペーンのイベント』も原作のゲーム進行そのものをしっかり再現されているため、テレビコトブキに入れるようになるまでに掛かる時間も当時のものと掛かる時間がほぼ同じといったものなのでピエロがどかしてもくれないばかりか、クロガネジムのジムリーダーやギンガ団を倒すまでの間はレベル上げをしない限り、全く油断もできないといった難所が多く、初見でいきなり『ふしぎなおくりもの』を早期に入手するのにも時間的にもかなり苦戦するので注意。よって、選んだ御三家によってはこの『おくりもの』を入手するのにレベル上げの時間を含めて約3時間以上も掛かるといったところだ。
- 原作からして四天王からチャンピオンの手持ちはレベルが高めに設定され歴代でも屈指の難易度だったが、本作では技構成や持ち物が対人戦レベルになっており、無策で突っ込むのは禁物(例としてシロナがかえんだまミロカロスを使ってきたり)。もっとも、手間はかかるもののレベルを80以上に上げれば従来通りのレベル差で押し通すことも可能。
- ポケモンリーグ再再戦(四天王とチャンピオンが2度も強化される)が初めて導入され、チャンピオンの切り札がレベル88に到達。
- テンガン山に降り注ぐ吹雪やもりのようかんでの怪しい声など、フィールド上での効果音の追加が行われた。
- 時系列はこれまで通り、BWの前だと推測されるが、ハンサムやプルート(LEGENDSアルセウスでは彼の先祖らしきNPCは存在する)が直接作中に登場しないので、その後の作品ではどう処理されるのかは不明である。
- ねがいぼしの存在をNPCが知っていることから、この世界線でもダイマックスが存在するらしい事が窺える。とはいえ、『メガシンカの存在する世界線』かどうかは未だ不明である。また、BDSPではダイマックスはできないが。
- リメイク前の音楽を楽しめる『DSプレイヤー』(HGSSのGBプレーヤー)が実装。グラフィックはニンテンドーDSLiteのもの。ただし、GBプレーヤーの様な特別な効果はないのでご注意を。
- ポケモン図鑑の重さ測定機能にアニメが追加。ポケモンが重ければ重いほど主人公は吹っ飛び、月を貫通して星になることもある。(要するにギャグ漫画みたいな描写)
- リメイク元では4世代以降、『右投げ』に統一されていたが、BDSPでは3世代までお馴染みだった『左投げ』仕様に変更されている。
- じてんしゃのカラーリングが選択可能。カラーリングは4種類で第1世代のタイトルに準じている。
- 現在における全年齢向けとしては不適切と思われる表現の変更(例:ロストタワーにおけるスキンヘッズのセリフなどがあるが、これについては関連動画へどうぞ)。
- 攻略本については、ポケモンシリーズ(本編)では初めて、公式からの攻略本が発売されないという事態が起きている。…なのだが、幸い公式に認定された攻略サイトはある→。
- 実は外伝だがポケモン超不思議のダンジョンも攻略本未発売のソフトである。
- 更に、恒例的に本編シリーズの攻略本を制作して発売していたとされる小学館側でもコロコロコミック編集部による特別編集の攻略本までもが発表も発売されていないと言う。恐らく、現時点では以下↓のお楽しみ要素(GMステーション=グローバル・ミラクル・トレード・ステーション等)が未実装の状態で攻略本の執筆や出版をするには困難であると言うことを察して欲しいとされる。
- なお、例外的に非公式である出版社からの攻略本は発売されている。ただし、こちらの本では、出版した時期(第○刷)によっては未実装であるいくつかの要素の掲載は無いので、こちらを購入する際は出版時期を指す最新の○刷であるかを十分確認すること。
- Ver. 1.3.0(2022年3月16日)によって、「はじまりのま・アルセウスのイベント」がついに解禁された。条件はBDSPで全国図鑑をすでに入手し、なおかつスイッチ本体の中に全ミッションをクリアした後の『LEGENDSアルセウス』のセーブデータがBDSPと同じアカウントにそれぞれ入っていること。上記の条件を満たした後、チェックがゲーム起動後に瞬時に行われる。フタバタウンの自宅の部屋で「てんかいのふえ」を入手でき、それをもってテンガン山の頂上・槍の柱へ行くとイベントが発生する。また、1台分のアカウント(一例:8人家族分)を使ってアルセウスが欲しい場合は、8アカウント分の同状況を記録した上記作品のセーブデータが必要になる)
- 『ポケモンホーム』と連動したが、ポケモンを連れて行く際に他作品で覚えている技を継承できないという仕様になってしまった。『LEGENDSアルセウス』も同様の仕様だが、BDSPの場合以下の2点の影響があった。
- この他伝説のポケモンの転送に関しても制限が設けられている。
関連動画
公式プロモーションビデオ
紹介映像(任天堂公式チャンネル)
オープニング映像
リメイクとオリジナルのセリフ比較動画
関連タグ
LPLE:同じハードのリメイク作品
その他のシリーズのタグ
- 第1世代:RGBP (赤緑、RGB)……リメイク(第3世代):FRLG、リブート(第7世代):LPLE
- 第2世代:GSC (金銀、GS)……リメイク(第4世代):HGSS
- 第3世代:RSE (ルビサファ、ポケモンコロシアム、ポケモンXD、RS)……リメイク(第6世代):ORAS
- 第4世代:DPt (ダイパ、DP、DPPt)……リメイク(第8世代):BDSP、スピンオフ(第8世代):LEGENDSアルセウス
- 第5世代:BW、BW2 (ポケモンBW、ポケモンBW2)
- 第6世代:XY (ポケモンXY)
- 第7世代:SM/USUM (ポケモンSM/ポケモンUSUM)
- 第8世代:剣盾(ポケモン剣盾)……DLC:鎧の孤島、冠の雪原
- 第9世代:SV(ポケモンSV)……DLC:ゼロの秘宝、藍の円盤