概要
城之内克也(じょうのうち かつや)は、『遊戯王』に登場する人物で、凡骨である。
プロフィール
人物像
本編の主人公である武藤遊戯の親友。男気に溢れ、親友である遊戯達や実妹の川井静香の為なら、どんな危険も恐れない勇敢さの持ち主。しかし、その一方で頭はあまり良くない方で、単純かつ周りを困惑させる言動も度々見せている。但し、妙に機転が効いたり悪知恵に関してはそこそこ頭が回ることも。
家庭環境はかなり劣悪で、両親は離婚し、妹は母が引き取ったため離別しており、自分を引き取った父親は空の酒瓶を投げつけて酒を買いに行かせる酒浸りになってしまい、彼自身がアルバイトをして借金返済に充てているなど意外と荒んでいる(流石にアルバイト代全てが借金返済と言う事はなく、ある程度貯金して高額な趣味に費やしたりもしている)。そう言った背景からか、中学時代は荒んだ生活を送り、本田ヒロト曰く、かなりの不良だったという。補導歴があり、少年院に行きかけた事がある。中学や高校(つまり年上)の不良たちを巻き込み、喧嘩に明け暮れた日々を送っていたらしく、喧嘩の強さも重なって、なおかつ年下の不良の面倒見も良かったことから、今では親友同士である本田からは憧れの存在として見られていた。また、遊戯王でも屈指の不良で、中学時代の仲間(腐れ縁)・蛭谷も何度も城之内を不良の世界に戻そうと画策するほどの喧嘩の強さを誇る(蛭谷とつるんでいた理由は、城之内本人からしてみれば「利害関係の一致」にすぎないとも言えなくもない)。
城之内が本田と仲良くなったきっかけは中学校時代の駅伝の地区大会であり、元々最下位だったチームを本田が2位まで追い上げ、アンカーの城之内がトップに立って逆転優勝したというエピソードが東映版にて本田の口から語られている。
連載初期
初登場時は遊戯のことを子供っぽく男らしくない奴と見下しイジメており、千年パズルのピースをプールに投げ捨てるなどしていた。風鬼委員長(デュエルモンスターズでは上級生止まり)の牛尾との一件により改心。「友達」として自分を護ろうとする遊戯の優しさに動かされ、投げ捨てた千年パズルのピースを探し返却して以降はずっと親友として認め合っている。東映版では遊戯を痛めつけてボディーガード料を請求する牛尾に激怒し、本田とともに戦いを挑んだ。
海馬にも言えることだが、城之内は初登場時とその後ではかなりキャラクターが異なる。しかし、これは海馬のようなあからさまなキャラ改変とは違い遊戯と仲良くなったことで丸くなるといったもの。ちなみに本田と遊戯が仲良くなるエピソードも存在し、そちらは単行本の1巻に収録されている。
打ち解けた遊戯の前ではよく笑い、流行や占い好きな一面も見せるが、本田や海馬と同様に虚ろで冷たい目をしていることがよくあり、初期はエロ関係の言動をしてクラスメイトに引かれるケースが多く、時には「大気汚染物質」「死ね」とまで言われた(これと比べたら海馬の「凡骨」発言は紳士的であった)。
遊戯たちと和気藹々としているシーンが多いため分かりづらいが、他の生徒やモブの城之内に対する反応から、愛想が悪く周りから誤解を受けがちなところがある、いわゆるツンデレのような一面もあることが窺える。
東映版では描写がコミカルになっており(似合ってない女装に「何アレ気持ち悪い」と突っ込まれるなど)、「世界一女にモテると思っている」設定が追加され、孔雀舞登場まで出なかったロマンス描写も増やされた(例外なく失恋している)。
原作でも周りに女子にモテる美少年がいるとヤキモチを焼く。
原作では「童実野高校のアイドル一号になる」発言をし、アニメでは「本田の代わりに生徒会長になってやる」発言をし、原作では占い好きを杏子に付き合わされたせいにし、アニメでは占い好きを本田に付き合わされたせいにした。
弱点
オカルトは泡を吹いてしまう程苦手であり、記憶編にて王墓に潜入した際には危険な場所であるにもかかわらず、真崎杏子を先に行かせようとしていた。
暗闇も苦手なのか、王国編では「オレは夜が嫌いだぜ…暗いんだもん…」と内心でぼやいている。
また、昆虫等の人によっては見た目がグロテスクに見えてしまうようなものも嫌っている。
総評
作中では、千年アイテムの所持者でも、特殊な運命を負っている訳でも、特別な力を持っている訳でもない一般人にもかかわらず、闇のゲームにおいて、それらの適性を持つ人々をも凌駕する闇の力への耐性を見せた気力と根性の男であり、作品が「特殊な能力・人間達だけで完結する選民的物語」になる事態を延々と阻止し続けた評価すべきキャラクター。
そのキャラクター性においても、特殊な力を持ったキャラクター達に決して潰されず、シリアスに偏りがちになる展開では話が暗くなりすぎないようにするシリアスブレイク要員として、また特殊な能力を超えたところにある人間としての原点の力を見せ続けるキャラとして、あるいは時に解説を行ったり、時に戦いの心を説いたりと、幅広い役目をこなしながら、決して物語の蚊帳の外には出されず、その存在感を最後まで発揮し続け、物語において最重要とも言える補完&バランサーの役目を果たした。
遊戯王がカードゲームを主軸に担った事で薄れてしまったが、ガレージキットやプラモデルの制作が得意で、細くて尖った金属(厳密には燭台の蝋燭を立てるための棘)でのピッキング、文化祭の大道具作りでも活かしている。またケンカでは、咄嗟に千年パズルを利用して相手の武器(ヨーヨー)を絡め取るなど、意外と器用な一面を持っている。
また連載初期に何度かあった「ケンカ」パートでは主役として描かれており、不利な状況でも咄嗟の機転で切り抜け逆転勝利を果たしている。ストーリーがカードゲームに移行したためケンカバトルは殆どなくなったが、遊戯を痛めつけたキースを軽くあしらうなど実力は健在。間違いなくリアルファイトでは作中トップレベルに強い(その城之内を一方的にボコボコにした牛尾先輩が強すぎるとも言える)。
初期の頃は遊戯と城之内が学校で新作ゲームを一緒に遊ぶのがお決まりの流れであり、遊戯と城之内が遊んでいるのをクラスメート達が見て学校で流行りだす。
海馬との関係
海馬瀬人に対しては、DEATH-Tの件を未だに根に持つ為か、或いは会う度に見下しバカにされている為か、目の敵にしていてよく突っかかる。しかし大抵鼻であしらわれるなど相手にされず「凡骨」(「平凡な素質の人物」の意、ぽんこつではない)と呼ばれ、初期は「負け犬」次は「馬の骨」、続いては「雑魚」と言われている(海馬の初登場回でも、フレンドリーに話しかけたのに「クソカードばっか」とあしらわれた)。
もっとも海馬本人が冷静な性格である為か城之内に一方的に愚痴を言われても逆ギレはせず、口喧嘩までには発展しない。
しかし、闇マリク戦においては彼に「ラーの翼神竜」の第3の効果を披露させた事で「凡骨にしては上出来だ、褒めてやるぞ」と思わせ、その決闘の敗北(本来なら城之内が勝っていた)においても、「貴様の散り様、最後にデュエリストとして認めてやる」など、意外にも評価されている。
だが、いずれにしろ、城之内は彼にそのとき評価されている事を全く気づいていない。
孔雀舞に出会い頭に他の仲間たちと一緒にカルガモ(後にひよっ子やボウヤという単語が出ているため、おそらく雛のこと)扱いされたエピソードもこれに似ており、こちらは反応がギャグだった。父親には「クソガキ」呼ばわり、キースには「小僧」呼ばわりされており、静香の「克也お兄ちゃん」呼びが癒しである。
デュエルの腕前
闇遊戯のデュエリストとしての在り方を見習い、自分より強い相手としか闘わない、卑怯な手を使われても正々堂々と闘うという信条があり、どんな不利な状況になろうとも決して勝負を諦めないと言う闇遊戯や海馬以上の心の強さを持っている。なお、キース、レアハンター、絽場、羽蛾など、原作で最もイカサマ攻めをされたのも彼である(バトルシティ編の予選で城之内が勝った相手=絽場、羽蛾、梶木漁太等は悉くイカサマやイカサマ臭いことをしている)。
特に根性や精神力の強さは筋金入りで、闇マリク戦では「自軍モンスターへのダメージやライフ減少が自分にフィードバックされる」闇のゲームによって激痛を与えられ続けても何度も立ち上がり、ラーの翼神竜によって自分のモンスター諸共精神力を焼き払われそうになった時も(程なく倒れたものの)ギリギリ耐え切った。
当初はモンスターカードだけでデッキを組む素人ぶり(ただし、当時はともかく現代のOCGでは戦略の1つとして存在する)を発揮していたが、多くのライバル達との決闘を続ける内に大きな成長を遂げた。
持ち前の運と度胸、そして確かな実力を武器に決闘者の王国第2位、バトル・シティベスト4に上り詰めた。元々、妹の目の手術のために急遽デュエリストになったので、王国編開始時は文字通り素人であり、遊戯のアドバイスや優れたレアカードがあった事情もあり「この成績は寧ろ才能あるのでは?」と思うのだが、海馬からの評価は異常に低い(バトルシティの参加基準にすら満たない=『デュエリストレベル5以上』が参加条件だが、城之内は『デュエリストレベル2』の評価を付けられているのを見ると、明らかに海馬の私情が入っている)
さらに『遊戯王R』でのキースとの再戦では下記のような相手のカードを利用する戦術によって神のカードと同等の力を持つ三邪神の内の一体『邪神イレイザー』の撃破に成功している。これは、遊戯王DMシリーズにおいては主人公たる遊戯・闇遊戯以外では唯一の快挙。
またこの対戦でカード・プロフェッサーナンバー1となっていたキースを倒したことで、頂点の証である『黒き決闘盤(ブラック・デュエルディスク)』を手にしたが、これは事件解決後、物語の序盤にデュエルディスクを借りたティラ・ムークに借りたディスクの代わりとして譲渡している。
戦術
デッキは戦士族モンスター主体のギャンブルデッキ。短期的な攻めと運任せが目立つ中、時に相手のカードを奪う、あるいは利用するトリッキーな戦術を披露する事があり、強奪戦術で勝利する事も多い。
事実彼の勝利パターンは、ほとんどが相手の使用したカードや盤面の状況を逆手にとっての逆転勝ちであり、正面から力で勝利したことは少ない。
闇遊戯や海馬に比べて手持ちカードに乏しく、必然的にデッキパワーが低くなる彼ならではの戦法ではあるが、同時に自分のデッキに絶対の自信を持つ闇遊戯やカード資産に優れた海馬では出来ない(しない)立ち回りとも言え、こと相手のカードを利用する応用力という点においては、意外にも2人より優れている。
直情的で熱くなりやすい性格、そして遊戯との対比から、初見の相手からは総じてナメられることが多い。しかしそういう相手は往々にしてこのトリッキーな戦術に絡め捕られ、自滅同然に負けていくことになる。
自身のピンチをも利用する腹のくくりっぷりはカタルシスさえ感じさせるものがあり、キース戦にて城之内が口にした台詞「ケッ、盗みの腕なんざ勝ちてぇとは思わねぇけどな…」と言う台詞は、遊戯王シリーズにおいて相手のカードを奪う戦術を一番披露した彼らしい一言である。
ある意味、キースや盗賊王バクラ以上に盗賊っぽい決闘をしているかもしれない。
- 王国編
相手の墓地にある魔法・罠カードをコピーする『ものマネ幻想師』と、相手の墓地にあるカードを種類問わず奪って使用する『墓荒らし』が登場。
なお『ものマネ幻想師』のテキストには、『操り人形』のカードがあればモンスターをもコピー出来るという記述が存在するが、こちらは城之内が持ってないのか使用されなかった。
迷宮兄弟戦
初めて相手のカードを強奪する戦術を見せたのがこのデュエルである。
『ものマネ幻想師』で迷宮兄弟の『フォース』をコピーして使用する事で、『ブラック・デーモンズ・ドラゴン』の攻撃力が『ゲート・ガーディアン』を上回った。
『ものマネ幻想師』で『メタル化・魔法反射装甲』をコピーして『真紅眼の黒竜』を『レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン』へと進化させ『リボルバー・ドラゴン』を返り討ちにした。
対するキースも『バンデット-盗賊-』というカードで『右手に盾を左手に剣を』を奪い勝負を決めにかかるが、『墓荒らし』でキースの墓地にあった『時の機械-タイム・マシーン』を利用し勝利した。
なお、上記の「盗みの腕なんざ~」という台詞は、この決闘で強奪カードの撃ち合いの末に放ったもの。
闇遊戯戦
原作では「ペガサスに手の内を晒す必要は無い」として城之内が棄権したため描かれなかった決闘。
アニメオリジナルでの決勝戦では『墓荒らし』で『デーモンの召喚』を強奪召喚し、『ものマネ幻想師』で『融合』をコピーして『ブラック・デーモンズ・ドラゴン』を融合召喚する。
- バトルシティ編
王国編で城之内を支えた上記二枚の使用頻度が下がる。
その代わり、敵モンスターの攻撃対象をランダムに変更する魔法カード『ルーレット・スパイダー』(原作効果)と敵モンスターを敵の攻撃からの盾にする罠カード『マジックアーム・シールド』が登場した。
『ルーレット・スパイダー』を使い、絽場の『人造人間-サイコ・ショッカー』の攻撃対象をランダムに変更させた。この時、絽場の『魔鏡導士リフレクト・バウンダー』に攻撃対象が移ったことでリフレクト・バウンダーのカウンター能力が誘発し、『人造人間-サイコ・ショッカー』と相討ちさせることに成功する。
わざと『漆黒の豹戦士パンサーウォリアー』を攻撃表示で残したまま羽蛾の『インセクト女王』の攻撃を誘って『マジックアーム・シールド』を使い、インセクトトークン(アニメでは『空の昆虫兵』)を盾にして逆に羽蛾に大ダメージを与える。
さらには攻撃力6600(アニメ版では4800)までパワーアップした羽蛾の『インセクト女王』を、『墓荒らし』で魔法カード『殺虫剤』(アニメでは魔法カード『トゲトゲ神の殺虫剤』と同じイラストだが効果が違う、OCGには存在しないカード)を発動させて倒した。
梶木漁太戦
梶木の必殺コンボ『シーステルスverII』の正体を見破り、『マジックアーム・シールド』で梶木の『伝説のフィッシャーマン』を捕らえて盾にすることで『要塞クジラ』からの攻撃を防ぐと同時にシーステルスを打ち破った。
闇マリク戦
『地獄詩人ヘルポエマー』のランダムに手札を墓地に送る効果を逆手に取って、墓地の一番下に眠るモンスター名を答えさせる魔法カード『クイズ』で闇マリクを翻弄し、その効果で墓地から『人造人間-サイコ・ショッカー』を召喚。闇マリクの罠カードを突破した。
また、闇マリクから無理やり送りつけられた『溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム』では攻撃に失敗するが、ラヴァ・ゴーレムを含む3体のモンスターを生贄に『ギルフォード・ザ・ライトニング』の召喚に成功。効果で闇マリクのモンスターを全滅させることに成功する。
余談だが、『溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム』の攻撃の際に発した攻撃名「城之内ファイヤー」は有名。
海馬瀬人戦
アニメオリジナルエピソードであり、原作には存在しなかった決闘で『三位決定戦』という名目で行われた。
『墓荒らし』で海馬の墓地にある『エネミーコントローラー』を奪って『青眼の白龍』を破壊し、すぐに『死者蘇生』で海馬の『青眼の白龍』を奪うなど、カード強奪戦術を披露する。
なお、城之内が『死者蘇生』を使用するのは非常に珍しく原作ではリシド戦でに使用した時のみである。
- 遊戯王R
装備魔法カード『火器付機甲鎧』(ただし、効果は遊戯王OCGと同じ攻撃力700アップの効果になっている)と装備魔法カードの効果を2倍にする魔法カード『エボリューション2』の併用で攻撃力2900まで大幅アップした『アリジゴク』に対し『ルーレット・スパイダー』を使用。
最初こそ城之内本人への攻撃になってしまうが、ルーレット・コイントス・スロット・サイコロの結果を無効にし、やり直しを行う罠カード『確率変動』を併用しクラマス・オースラーに直接攻撃を撃ち込ませフィニッシュを決めた。
モンスター1体を時間移動させ攻撃をかわさせる『テレテンポレート』を使われ、『ミュータント・ハイブレイン』に『聖導騎士イシュザーク』の攻撃を回避されるが、直後のターンに『墓荒らし』で奪って使用。この事が今回の勝因となった。
対戦相手のカードを利用はしていないが、なんとキースのカードであった『時の機械-タイムマシーン』を所持していた事が判明。『右手に盾を左手に剣を』と併用し場のモンスターの攻撃力と守備力を入れ替え→タイムマシーンによって攻守逆転前のサイコ・ショッカーを呼び出して攻守の逆転した『デスサイズ・キラー』を倒す、というどこかで見たパターンをコンボとして披露した。
また、『時の機械-タイムマシーン』は王国編のキースとの決闘後に、彼が失踪した際に置き去りのままになっていたデッキからちょろっといただいたという事が後述のキース戦で明らかとなる。
さらにメンド・シーノにトドメを刺す為に、城之内がこれまで使っていなかった『『守備』封じ』を使っていることから、キースからいただいたカードが『タイムマシーン』だけではないという可能性も。
他者のカードを勝手にいただくというのは決して良くない事ではあるが、相手が王国編において数倍悪質な事をしでかしたキースであるという点を考えるとむしろ当然の報いといえる。(城之内もそんなキースが相手だったからやったのだろうし、何より後述のデュエル後、彼はキースに『タイムマシーン』を返却している。余談だがこのやり取りは遊戯王R屈指の名シーンである)
バンデット・キース戦(2回目)
『聖導騎士イシュザーク』が戦闘で破壊された後、『時の機械-タイムマシーン』を発動。『テイク・オーバー』とのコンボで『ギルフォード・ザ・ライトニング』と入れ替える。
『邪神イレイザー』に対しては『墓荒らし』で『モーター・バイオレンス』を復活させて盾代わりにし、さらにはキースの『エンジンチューナー』の効果により攻撃力が増幅された事でダメージが減少。
しかも場に残った『モーター・トークン』により上級モンスターを召喚する事が可能な状態になる。
さらには『サモン・キャプチャー』の効果で『デモニック・モーターΩ』を奪って召喚し、『エンジンチューナー』の効果で攻撃力が邪神を上回った事で、邪神イレイザーの撃破に成功する。
上記通り、この決闘の後『時の機械-タイムマシーン』を返却している。
- ドーマ編
ダイナソー竜崎戦(2回目)
『メタル化・魔法反射装甲』を発動して『真紅眼の黒竜』を強化するなど、アニメでもキースの放棄していたカードを拾った可能性が高い。
また『真紅眼の黒竜剣』の効果で竜崎の『タイラント・ドラゴン』の種族を利用して『剣聖-ネイギット・ギアフリード』のパワーアップを増幅させた。
ヴァロン戦
『ロード・オブ・ザ・レッド』の「1ターンに2回以上魔法カードが使用された時、自分以外の場のモンスターを全滅させる」効果を発動する為、ヴァロンの『死者蘇生』の発動を利用して自分も『スケープ・ゴート』を発動させることで条件を満たし、強制的にこの効果を発動させたり、『墓荒らし』(原作・アニメ効果)で『ビッグバン・ブロー・アーマー』を復活させ、『ヘルモスの爪』で『ビッグバン・ドラゴンブロウ』へと装備カードに変え、フィニッシュを決めた。
孔雀舞戦(3回目)
『ダブルマジックアームバインド』で2体の『ハーピィ・レディ』を奪い、しかも『一族の誓い』で同じ種族である事を利用してバトルを終了させた後、奪った2体の『ハーピィ・レディ』を利用しての三体での生贄召喚による『ギルフォード・ザ・ライトニング』の召喚に成功する。
遊戯王GX
続編である『遊戯王GX』では舞台が一新されたため城之内本人は登場しない。
だが、登場人物の一人「天上院吹雪」のデッキには『真紅眼の黒竜』や『漆黒の豹戦士パンサーウォリアー』が投入されているなど、城之内を彷彿とさせる内容だった。
さらには妹がいるなど、以外に共通しているところが多くあるが、彼は凡骨ではない。
また、ペガサス・J・クロフォードが城之内を高く評価していることがわかるシーンがある。
使用デッキ
戦士族・獣戦士族モンスターとギャンブルカードを中心としたデッキを使用している。
使用カードはアンティや誠意で人から貰った物が多く、エースモンスターである真紅眼の黒竜もその1枚である。
なお、バトルシティ編以降からは獣戦士族モンスターがほとんど使用されていない上、レッドアイズに関する儀式モンスターや、戦士族サポートカード、ギャンブルカード、強奪効果のカードも多く存在するようになったりしている。
続編漫画「遊戯王R」では王国編でキースが置き去りにしたデッキから『時の機械-タイム・マシーン』をいただいたと発言している。
これは後に返却された。
ザ・ヴァリュアブル・ブック1の高橋和希氏によるキャラクターのデッキ分析によると「城之内は魔法C(カード)のあつかい方がヘタで、ケンカっ早いので戦士族が主力ですね。属性は炎が多い。彼は熱血野郎なので」とのこと。
意外とドラゴン族も多い為か、Vジャンプではドラゴン使いと呼ばれて彼のデッキレシピは真紅眼の黒竜中心のドラゴンデッキが公開され、天上院吹雪以上に真紅眼の黒竜に関わる。
余談だが、城之内はエクゾディア使いのレアハンターに真紅眼を一度奪われた際、最後に残ったレアカードは時の魔術師だった。ライバルたちとの決闘でさまざまなレアを手に入れた場面はあったが、その中に後述の『ギルフォード・ザ・ライトニング』等のレアモンスターはいなかった。
バトルシティの途中で新たにカードを買ったということも考えられるがもう一つ、マリクに洗脳された際に、彼らが遊戯を確実に殺しオシリスの天空竜を奪還しようとしたマリクに命じられたリシドによってデッキを改造されている。マリクやリシドはレアカード窃盗集団である『グールズ』を率いていたため、彼がこの時点では持ってなかったレアモンスターも大量に投入されたことも考えられる。
主な使用カード(通常及び効果モンスター)
真紅眼の黒竜 (原作で登場)
ダイナソー竜崎戦のアンティで入手し、王国編におけるエースモンスターとして活躍した。
バトルシティ編ではレアハンターに一度奪われてしまう。遊戯が奪い返したが、そのまま預かってもらうことになった。
バトルシティ後に返却されたようで、ドーマ編や記憶編でも城之内の手によって登場している。
時の魔術師 (原作で登場)
遊戯に貰った最初のレアカード。
ギャンブルデッキという方向性を定めたカードとも言える。
原作と初期遊戯王カード(バンダイ版)では魔法カード、アニメや遊戯王OCGでは効果モンスターとして扱われる。
原作・アニメでは、『運が良ければフィールドの時間を進める』という、抽象的だが強力な効果を持ち、特に王国編ではこれのお陰で勝利した決闘も多い。
ベビードラゴン (原作で登場)
数少ないドラゴン族モンスター。
ステータスは低いが、時の魔術師とのコンボで『千年竜(サウザンド・ドラゴン)』へと変身する。
原作では『時の魔術師と一緒に遊戯から貰ったカードの内の一枚』、アニメでは『決闘者の王国に向かう船で他の大会参加者からトレードで手に入れたカードの内の一枚』という経緯で入手している。
格闘戦士アルティメーター (原作で登場)
攻撃力・守備力共に低い低級モンスター。
しかし、ゴースト骨塚戦では『右手に盾を左手に剣を』でゾンビモンスター達の弱点を突いて弱体化した所にフィニッシュを決めたり、アニメオリジナルではリシドやヴァロン戦でも登場してダイレクトアタックを決めるなど、意外な活躍を果たす。
鉄の騎士ギア・フリード (原作で登場)
★4ながら攻撃力1800と高めな上に、自分に対して発動した装備カードを破壊する効果を持つ効果モンスター。羽蛾の寄生虫パラサイドを用いたコンボに風穴を開けた。それ以外でも、アタッカーとしての活躍の機会は多く、闇マリク戦ではこのモンスターの攻撃が成立していれば勝利していた。
漆黒の豹戦士パンサーウォリアー (原作で登場)
★4で攻撃力2000という、低級ながらも高火力の効果モンスター。OCG効果となったアニメ版では、自身の攻撃時にモンスター1体の生け贄(現在で言うリリース)が必要というコストが設定されたが、活躍の機会は多かった。
ランドスターの剣士 (原作で登場)
攻撃力500という貧弱な通常モンスターだが、魔法カード『天使のサイコロ』とのコンボで攻撃力を引き上げる戦法で活躍している。
アニメでは数多くの『ランドスター』モンスターが多く存在する。
リトル・ウィンガード (原作で登場)
高い守備力の壁モンスター。
原作では通常モンスターだが、遊戯王OCGでは自分のターンのエンドフェイズ時に表示形式を変更できるという守備力の高さを活かせる効果を持ち、KCグランプリ編でもマスクザ・ロック戦ではこの効果を使用した。
ワイバーンの戦士 (原作で登場)
攻撃力1500の低級モンスターではあるが、意外にも多くの活躍をしている。
しかし種族は見た目に反してドラゴン族でも獣戦士族でもなく、何故か獣族である。
ロケット戦士 (原作で登場)
相手モンスターに攻撃した場合、その攻撃力分だけ攻撃したモンスターの攻撃力を下げる効果を持つ。
OCGでは、その効果が500ポイントに下がって弱体化したが、『5D's』ではその効果に近い装備カードが登場してる。ちなみにOCGでは、自分のバトルフェイズ中、戦闘・効果では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にする効果がある。
ドーマ編では『ヘルモスの爪』の効果により、『ロケット・ヘルモス・キャノン』となる。
ゴブリン突撃部隊 (アニメでのみ登場)
アニメオリジナルの御伽戦で仮のデッキで登場する。
攻撃後、守備表示になるデメリットを持つが、当時の遊戯王ではレベル4で攻撃力2300は強力である為、このカードの強さに気づいた城之内は『KCグランプリ編』でも使用する。
蒼炎の剣士 (アニメでのみ登場)
ドーマ編の舞戦(3回目で登場)。
『炎の剣士』をモチーフとされたのかアニメでは破壊された場合、『炎の剣士』を特殊召喚する効果と、好きなタイミングで攻撃力を100単位で下げ、フィールド上に存在するモンスター1体に下げた数値分の攻撃力を与える効果を持っていたが、OCG化された時には大幅に弱体化された。
聖導騎士イシュザーク (Rでのみ登場)
『遊戯王R』で新たに登場した上級戦士族モンスター。
原作ではただの通常モンスターであるがピート戦では大活躍を果たした。
OCG版では戦闘で破壊したモンスターをゲームから除外する効果を持っている。
人造人間-サイコ・ショッカー (原作で登場)
バトル・シティ編でアンティルールによりエスパー絽場から託された新たな切り札。
伏せ状態の罠カードをも全て破壊するというOCGよりも強力な効果を引っさげ、主に中盤での切り返しを担う。
ギルフォード・ザ・ライトニング (原作で登場)
城之内のデッキの最強のモンスター。
城之内が使用するレアカードの中で、唯一城之内自身が手に入れたレアカードでもある。
3体の生け贄召喚により、相手フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
剣聖-ネイキッド・ギア・フリード (アニメでのみ登場)
アニメオリジナルの竜崎戦で登場した『ギア・フリード』の真の姿。
装備カードを装備する度に相手モンスターを破戒すると言う効果を持つ。
活躍は一度きりだが『真紅眼の黒竜剣』を装備した状態で攻撃力は4100となり、自身の効果で『タイラント・ドラゴン』を破壊した後、ダイレクトアタックして勝負を決めた。
レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン (原作で登場)
王国編のキース戦で、『ものマネ幻想師』の効果により『メタル化・魔法反射装甲』の効果をコピーした事により、メタル化した『真紅眼の黒竜』の姿。
原作では一度きりの登場だが、城之内に勝利を導いた逆転の切り札。
ドーマ編でも登場し、遊戯王OCGの効果で攻撃力が上昇して竜崎のヘルホーンドザウルスを破壊する活躍を見せたが、次のターンで竜崎の『タイラント・ドラゴン』に破壊された。その際に怪人の攻撃を受けた戦隊ヒーローの如く、メタル化が解けて元のレッドアイズに戻る演出がされた。
主な使用カード(融合モンスター)
炎の剣士 (原作で登場)
王国編における城之内の主力カードの1枚。
アニメでは出番が増しており、乃亜編でデッキマスターを務めたり、ドーマ編で関連カードが出たりと活躍の機会が増している。
原作やアニメでは通常モンスターだったのだが、OCG版では融合モンスターになってしまったカード。
魔導騎士ギルティア (原作で登場)
王国編のキース戦で初登場。
攻撃力は1850と『炎の剣士』より上だが、原作やアニメではあまり活躍もせずにいる。
しかし『遊戯王R』での北森玲子戦では久しぶりに登場して活躍し、『鉄の騎士―ギア・フリード』と融合して『鋼鉄の魔導騎士-ギルティギア・フリード』になりフィニッシュを決めた。
OCG版でも融合モンスターとして扱われている。
千年竜(サウザンド・ドラゴン) (原作で登場)
『時の魔術師』の効果によって『ベビードラゴン』が進化した姿。
OCG版でのこのモンスターはベビードラゴンと時の魔術師の融合モンスターとなった。
ドラゴンに乗るワイバーン (原作で登場)
『ベビードラゴン』と『ワイバーンの戦士』が融合したモンスター。
攻撃力1700だが、原作では相手の場に飛行モンスターが居なければ(OCGでは相手の場に風・光・闇属性モンスターがいなければ)直接攻撃する事が出来る。
鋼鉄の魔導騎士-ギルティギア・フリード (Rでのみ登場)
『鉄の騎士 ギア・フリード』と『魔導騎士ギルティア』が融合した姿であり、城之内が最強モンスターとして使用。
登場シーンは1度きりで効果のないただの融合モンスターだが、怒涛なる攻撃コンボにより城之内に勝利を導いた。(しかし実際は対戦相手である北森玲子の本来の防御戦術が彼女自身によって解除した事がきっかけであり、本当だったら負けてたかもしれない)
OCG版では、漫画で活躍したのを再現するかのような効果を持った融合モンスターとなっており、素材も属性が異なる戦士族2体となっている為、使いやすくなっている。
ブラック・デーモンズ・ドラゴン (原作で登場)
遊戯の『デーモンの召喚』と城之内の『真紅眼の黒竜』が融合した2人の友情の結晶とも言えるドラゴン。
アニメ版の王国編決勝戦では強奪系カードを駆使して融合召喚し、闇遊戯を追い詰めた。
主な使用カード(儀式モンスター)
ロード・オブ・ザ・レッド (アニメでのみ登場)
城之内と『真紅眼の黒竜』が一心同体となった姿であり、2度魔法カードが発動しただけでフィールド場のこのカード以外のモンスターを全て破壊すると言う強力な除去効果を持つ。
黒竜の聖騎士 (アニメでのみ登場)
舞戦(3戦目)で登場し、儀式召喚後すぐに効果を発動し、『真紅眼の黒竜』を特殊召喚した。
「KCグランプリ編」のジーク戦では城之内の手札に確認されている。
名前の由来
「友情」の【情】に由来する。これは原作者のこだわりで、遊戯の【遊(友)】と
城之内【城(情)】を合わせることで【友情】となる。
下の名前を花咲くんと間違えられて作者に謝罪された珍しい経緯を持つ(当時、下の名前がなかなか決まらなかったWJキャラは彼に限らない。本田くんの記事を参照のこと)。
遊闘41で克也のてっぺんの「十」だけが明かされ、「友也」なのか「丈や定(ジョー)」なのか「達彦(アニメ誌の誤表記)」なのかと大混乱を招いてしまった。
容姿(なんか…髪がどんどん大きくなってるよー)
城之内の友を思う心(とフサフサの髪の毛)は羊トークン並にもふもふである。
原作・DMでは(地毛の)黄土色の髪に琥珀色の目(一時期は青い目)で、東映アニメでは濃い金髪に茶色の目。本田や海馬瀬人よりも若干顎が短く、ギャグシーンではよく頬が強調される。
前髪を二つのインテークにしたミディアムヘアーで、三つの房と一つのつむじから成る、上半分が外跳ねした特徴的な髪型に描かれており、逆さピラミッドかラクダのような印象を与える。原作・アニメ共に回によっては襟足を短くしている。
原作初期は前髪が真ん中分けだったが、途中で分け目が消えてインテークが角のように描かれるようになった(角は二つあり、桜の花びらのような形をしており、二つの角が二枚重ねだった時期もある)。真ん中分け時代の不良城之内くんは幻の姿で二度再登場した。
Yシャツ派や黒インナー派が多い遊戯王男性陣には珍しく、白い無地のTシャツを学生服の中に着込み、冬服でもインナーが半袖らしい(映画・遊戯王DSDとカラー電子書籍ではTシャツが黄緑。カラー電子書籍では共通のTシャツを何度も使い回しているように見える)。
初期はナ○キのようなスニーカーを履いていたが穴が開いたため処分され、スニーカーが途中からエアマッスルに変わり、遊戯が取り戻した勲章の穴が開いている(その際に、城之内の靴下にも穴が開いた)。
遊戯共々、徐々に劇画色が払拭されて髪が膨らんで尻が縮小され、お花のような身体バランスになっていった(髪は重くないのだろうか)。
原作のモンスターワールド(TRPG)編で一時的にどこぞのスーパーサイヤ人のような金髪碧眼になったが、その後元に戻された。
実はバックシャンであり、先述の東映版で見せた女装は、化粧と演技(パパリン・モンロー)が下手糞じゃなければ一見性別が分からなかった(花柄のビキニでリベンジしようとしたことが彼の口から語られている)。
原作でもバック半身オールヌードを披露しているコマがあり、男以外の何かに見えていた(その回では井守が「フフ…変な意味じゃないよ」と注釈を加えている)。
原作では遊戯や本田共々いつもガニ股で歩いているが、東映版では城之内と本田の生足が杏子とミホと同じぐらい美脚に描かれており、城之内の胸チラが描かれたこともある。
父親(の下半身)が初登場する話で、さりげなく不良の溜まり場のスナックで父親と同様にテーブルの上に両足を乗せている。
キースの下半身に父親の面影を追って皮肉を飛ばしたこともあり、別の話では賞金を持ち帰って父親と平和に暮らすのを夢見た。
真ん中分けを止めた後は、どう見ても髪の縦幅と横幅が本人の顔の二倍あり、髪が角の形状を維持した不思議な靡き方や濡れ方をし、ギャグシーンでは『狭いコマに収納された逆三角形』にしか見えないケースも多かった(余談で、当時のWJでは『髪が膨らんだりおでこ・顎が伸びたりするギャグ』『中に何かが住んでるギャグ』が流行りであった。和希は『大きい頭ネタ』を描いていたうすた京介と澤井啓夫を単行本で絶賛している)。
DMアニメでは原作以上に逆三角形が手癖化した描き方をされ、アントニオ猪木のように顎を伸ばすギャグまで追加される始末。
言葉遣い
遊戯(特に闇遊戯)と同様によく語尾に「ぜ」を付けるが、こちらは「だぜー」と語尾が伸びやすい。下の名前が出てからは「城之内克也様」とフルネームで名乗る俺様風のキャラになった。
リョ○(愛して初めて知った、失う怖さを)
『城之内死す』のネタバレタイトルで一躍有名になった彼だが、序盤からセンシティブでマニアックな描写が多かった。
杏子と別の種類の顔芸やサービスカット(?)やピンチシーンが多く、女子へのセクハラが原因で鉄拳制裁されるシーン、みぞおちキックを喰らうシーン、落下物に当たりそうになって間一髪で助かるシーン(原作は偶然でギャグ、アニメでは狐蔵乃の攻撃でシリアス)、チンピラにタイヤを嵌められてカツアゲされるシーン、スタンガンで電気攻撃を受けるシーン、首絞めや目潰しに苦しむシーン、食中毒で死にかけるシーン、耳元に霧を吹きかけられるシーン、頬に傷が付くシーン、鼻水のシーン、野ション中に誘拐されるシーン、美少女のゲストに金的を受けるシーン(東映版)、かわいい羊トークンを瞬殺されてダメージを受けるシーン、炎属性の攻撃で燃やされるシーン、美少女のモンスターに巨大注射でお尻を狙われるシーン(DM。東映版の桜井美雪のリスペクトか?)、遊戯王Rのキースの「ケツの穴穿られてーのか」発言など、当時の表現の限界に挑んだシーンが多く、変な性的嗜好に目覚めるWJ読者がいなかったか心配である(表向きは爽やかな奈良づくしであり、城之内はオッサン相手に自分のお尻を叩いて喧嘩を吹っ掛けたこともあり、手前の大男のお尻で視界が塞がれたこともあり、前作・ブライにも男のお尻ネタが出ている)。
お腹がすいて変なキノコや変なタコを食おうとしたこともあり、不憫さよりも不憫さに感じる保護欲と雑草魂から感じるギャグが受けているキャラである(いくら童実野町にチンピラが溢れていようと、この作品が目指したのは「殴らないバトル漫画」なのだ)。
関連イラスト
格好いいものと可愛いもの両方が好きで、本田のように飼い犬はいないが小犬を抱いているカットや、嗅覚や言動などをよく犬と揶揄され、アニメや映画では犬の着ぐるみを着ていたこともあり、何かと犬に例えられる。(作者の和希もワンコ好きであり、愛犬で柴犬のタロくんを飼っている)
彼がアニメで見せた、特徴的な顎のパロディも人気が高い。
関連タグ
仲間
戦ってきた強敵達
共通点関係(妹がいる)
吹雪についてはレッドアイズの使い手である点、
凌牙については校内で有名な不良である点も同じ。