「違う。俺は──仮面ライダーだ!」
『エターナル!』
「変身!」
『エターナル!』
「仮面ライダー、エターナル!」
「俺は新しい街の希望だ。間違ってはいない!」
CV:松岡充
スーツアクター:渡辺淳
変身者
・大道克己
・加頭順(『仮面ライダーエターナル』)
・タソガレ(『仮面ライダーガッチャード』)
概要
『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』に登場する仮面ライダー。
NEVERのリーダー大道克己が、財団Xの輸送ヘリから強奪したエターナルメモリとロストドライバーで変身する。
両手に青い炎のグラデーションが入る純白のボディと、Eを横倒しにした三つ角「トライデントフィーラー」を持ち、黄色の複眼「ワイドレンジアイ」(※)も∞マークをイメージさせるデザインとなっている。
(※)仮面ライダー図鑑の解説によれば、視界は前方280度あり、2000m上空から蟻を認識できるほどの性能の性能があるという
テロリストをモチーフにしている様で、大量のマキシマムスロットが装備された黒いコンバットベルトや黒いマントが白いボディによく目立っている。
後にVシネマ『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル』の主役も努めており、「全てのガイアメモリを支配する究極の存在」として財団Xが開発したことが語られている。
彼が主役のVシネマ作品もあるなど仮にも劇場版限定の悪役ライダーとは思えない程に様々な媒体で破格の待遇を受けており、それを裏打ちする程の絶大な人気を得ているライダーである。『特に印象の強い劇場版限定の悪役ライダーは』と問われると真っ先にエターナルを挙げるファンも多い。
その人気から全仮面ライダー大投票では劇場版限定ライダーとしてはトップである第17位にランクインを果たした。
また、登場時点での主人公達の最強戦力を真っ向勝負から打ち負かすという圧倒的な強さや、後述する『仮面ライダージオウ』での客演時の待遇や白ウォズの評価、『風都探偵』で新たに判明した設定などから、歴代の劇場版限定悪役ライダーの中でも最強格のライダーではないかという声も多い。
なお、ペンギンがモチーフと一部で言われているが、デザイナー本人が否定している(現在は削除済み)。
全仮面ライダー大投票 | 17位(1,098票) |
---|
使用ガイアメモリ
ディスプレイマークは無限回廊を横倒しにしたかの様なE。
他のガイアメモリの機能を半永続的に停止させる能力を持つが、あまりにも強力なため変身しただけでは固有能力が発生せず、マキシマムドライブ時にしかその効果を発動できない。
また試作品(いわばT1と同じ立ち位置)であるため、後述の完成版に比べると効果が及ぶ範囲も限定的である。
- T2エターナルメモリ
財団Xの輸送隊から強奪・入手したエターナルメモリの完成版。
他T2ガイアメモリ25本共々、ミュージアムの裏をかき支配する為に製造されただけあり、対象は風都全域の(T2を除く)ライダー用、ドーパント用問わず全てのガイアメモリと強力なものになっている。
エターナルとの適合率が異常に高い克己の使用にも耐えられる耐久性も獲得している。ライダーとしての力も完成を遂げ、相手の命を永続停止もより容易い圧倒的な出力を可能としている。
- エターナルメモリ(ハンドレッド)
様々な世界のダークライダーの力を使い世界を次々と襲撃する侵略者「ハンドレッド」が制作したエターナルメモリの模造品。一応後述するように「大道克己が使用したエターナルメモリのコピー品」なので、使用者のメモリの適性関係なくブルーフレアのエターナルへと変身することが可能(流石に克己程の能力は引き出せておらず、宝太郎には「借り物の力」と呼ばれている)。
スペック・装備
身長 | 205㎝ |
---|---|
体重 | 92㎏ |
パンチ力 | 7t |
キック力 | 12t |
ジャンプ力 | 150m |
走力 | 100mを3秒 |
克己本人のNEVERとしての耐久力や、さらに高度な戦闘訓練と傭兵として実戦で積んだ高い戦闘技術もあり、仮面ライダーダブルのファングジョーカーやサイクロンジョーカーエクストリームらを軽く一蹴する程の圧倒的な強さを持つ。
能力の源であるエターナルメモリが従来のガイアメモリ全てに対する特効性能を持つ都合上、『W』の世界観においては仮面ライダー・ドーパント共にエターナルに勝つことは本来であれば事実上不可能と言っても過言ではない。
ダブルにしても、(客演の)克己曰く『たまたま風が吹いた』という幸運がなければ間違いなく返り討ちにされていたという怪物である。
- エターナルローブ
あらゆる熱・冷気・電気・打撃を無効化できる黒いマント。
ただし、自分が使用するメモリの効力も弱めてしまうため、自分がマキシマムドライブによりメモリの力を用いる場合、脱がなければ最大限に効果が使えない欠点を持つ。
実際、ゾーンメモリを利用して26本同時マキシマムドライブを行う際には脱ぎ捨てている。
『ジオウ』の時では、水中戦でローブをはためかせるような動作で渦潮を起こし、敵対していたアクアを水中から叩き出し陸上戦へ移行したことで形勢を逆転した。
コンバットナイフ型の専用武器。
ピストルのトリガーリングを思わせるリングと、マキシマムドライブ発動用のスロットが備わっている。
克己の癖か、しばしばこのリングに指を通してエターナルエッジを手で回す仕草が見受けられる。
当初は玩具化の予定のないアイテムであったため、かなりミリタリー色の強い造形となっている。
仮面ライダーエターナル ブルーフレアの最大の特徴にして、最大の武器。
腰のロストドライバー、専用武器のエターナルエッジの柄、胸のマックスジャケット、上腕のアーム・マックスベルト、ふともものサイ・マックスベルトに合計26個のマキシマムスロットを有し、26本のT2ガイアメモリによる同時マキシマムドライブの発動が可能。
さすがに26箇所すべてを手動で発動させるには手間がかかるため、使用する際はロストドライバーのマキシマムスロットにT2ゾーンメモリを装填してマキシマムドライブを発動、他のT2ガイアメモリを転移させ装填している(描写的に装填後、ボタンを押さずとも自動で発動するようだ)。
マックスジャケット、アーム・マックスベルト、サイ・マックスベルトの名称は2022年に発売が決定したDX玩具で判明。仮面ライダー図鑑にも同じ名称で登録されている。
マックスジャケット
胸のコンバットジャケット。左右前後に14個のマキシマムスロットを持つ。
アーム・マックスベルト
右の上腕のコンバットベルト。4個のマキシマムスロットを持つ。
サイ・マックスベルト
左のふともものコンバットベルト。6個のマキシマムスロットを持つ。
形態
ブルーフレア
劇中で見せているメイン画像の姿。『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル』にて、これが基本フォームではなく克己がエターナルメモリの力を限界まで引き出した結果誕生した「最強フォーム」である事が明かされた。形態名もその際に後述のレッドフレアと合わせて後付けで設定されたものである。
そのエネルギー総量はこの時点で事実上ダブル・サイクロンジョーカーエクストリームに匹敵するレベルである。
本来の姿に比べ、スペックの向上のみならず、克己の得意とするナイフ型の専用武器エターナルエッジの精製、防御用のローブ、さらに「ガイアメモリの王」たる能力がT2メモリ以外を「封じる」のみならず「全てのT2メモリを自分1人で使う」という規格外の領域へ進化し、機能も大幅に拡充されている。
レッドフレア
Vシネマで登場した、加頭順が試作品のT1エターナルメモリで変身した姿。
本来の基本形態であり、この形態であってもエターナルレクイエムはベルトのスロットで発動できるため、この時点で充分すぎる脅威である。
克己も一時的にこの姿に変身したが、程なくしてブルーフレアに覚醒した。
ブルーフレアとの違いはエターナルブレス、エターナルアンクレット、フレイムアームに描かれた炎が赤くなっているのが最大の特徴で、マックスジャケット、アーム・マックスベルト、サイ・マックスベルトが装着されていない。
なお、フレイムアームはガイアメモリの余剰エネルギーを放出する機関であり、ブルーフレアと比べるとこの機関の性能に差があるのかもしれない。
必殺技
- エターナルレクイエム
「さぁ、地獄を楽しみな!」
エターナルエッジにエターナルメモリを挿して発動するマキシマムドライブ。
エターナルメモリの能力を解放し、ドーパントやガイアメモリで変身する仮面ライダーに青い稲妻を走らせ、T2以前のガイアメモリの機能を永続的(半永久的)に停止させてしまう。
その正確な効果範囲は少なくとも風都全域に効果が及ぶほどで、ダブルやアクセルはおろか、ミュージアムのメモリすら例外なく全て無力化されてしまった。
更にこの技の影響はそれだけではなく、技の発動中にメモリを使用している者がいた場合(特にドーパント)、大半のメモリは機能停止するだけで終わるが、『風都探偵』では、12.5%の確率でメモリの機能が暴走し、メモリの使用者を死に至らせるという恐ろしい事態を引き起こしてしまう事が新たに発覚した。
(すなわち、劇中でエターナルと対峙していたダブルやアクセルは、この技が発動されると同時に死亡していた可能性があった)
まさしくガイアメモリの息の根を止める「エターナルレクイエム」=「永遠の鎮魂歌」の名にふさわしい能力。
この特性のせいで、ファンの間で囁かれていた「エターナルメモリを使えばガイアメモリ犯罪を永遠に抑止出来るのでは無いか?」という希望は打ち砕かれてしまった。
わざわざ物騒な設定を追加したのはこの為では無いかと考えられる(少なくとも主人公サイドがエターナルメモリを使う展開はまず有り得なくなってしまった)。
Vシネマでは試作品T1エターナルメモリを用いて発動。
あくまで試作品故に、ユートピア・ドーパントらの単体相手のメモリを無力化する程度にとどまっている。効果範囲も狭い。
さらに風都探偵では『運命のガイアメモリ』の裏側でのエピソードが描かれたが、新たに明かされた情報によると、技の効力はなんと異空間にすら及ぶ模様で、この技がとある場所の入口を一時的に閉じるきっかけになった挙げ句、とあるドーパントのガイアドライバーを破損させ暴走状態にさせる“惨状”が起きてしまった事が明かされた。
- 必殺キック
「お前のビレッジより面白いところなんざ…もう本当の地獄ぐらいしかあるまい。先に逝って、遊んでこい」
上記のエターナルレクイエムで相手を拘束したのちにエネルギーを足先に集中させ、跳び回し蹴りを叩き込む。
メモリの無効化からの必殺キックのコンボはメモリブレイクに留まらず相手を死に至らしめる程の威力があり、作中で撃破された敵はいずれもその後は死亡している。
『仮面ライダーガッチャード』ではタソガレの変身したエターナルがこのキックを使用し、ガッチャードの形態でも一番の耐久力を誇る仮面ライダーアイアンガッチャードに勝利している(メモリとの適性がコピー品故に克己程高くないためか、流石に致命傷を与える程には至らなかった)。
ゲーム作品『バトルラッシュ』『ガンバライジング』では「エターナルブレイク」というオリジナルの技名が付けられている。
デビルライダー軍団の一員であるエターナルが、エターナルメモリを右腰のメモリスロットに装填して発動。青い炎を纏った直線的なライダーキックを繰り出した。
『ジオウ』ではT2ガイアメモリ全24本をゾーンマキシマムで召喚した後、25本のマキシマムドライブを同時発動させた上でエターナルマキシマムドライブを発動し、青い炎を纏ったライダーキックを繰り出す。
その威力は白ウォズをして「世界を破壊する」と言わしめるほど。
Vシネマのキックと違い、こちらは標準的なライダーキック。
因縁たるダブルの力を宿す、ジオウ Wアーマーに向けて放つも耐えきられてジオウトリニティの変身を利用して共にアナザーワールドに引き込まれた上で放されてアナザーワールドに直撃させてしまい、破壊に利用されてしまう。
この荒業にも近いやり方に対し、克己は「面白い風を吹かせるじゃないか」と称賛した。『ガンバライジング』での名称は「ネバーエンディングヘル」となっている。
『ガッチャード』でもジオウで使用された上記の技をタソガレが発動。仮面ライダープラチナガッチャードの「プラチナシュート」との競り合いになるも押し負けてしまった。
実はメモリが収束するこちらに合わせ、ガッチャード側も同じイニシャル順にケミーを並べているという小ネタがある。
- ブラッディヘルブレイド
「メモリの数が違う…終わりだぁ!」
エターナルメモリ含むT2ガイアメモリ全26本のマキシマムドライブを同時発動し、(風都タワーにチャージされたエネルギーを吸い上げ)エターナルメモリを装填したエターナルエッジに纏わせ万物を切り裂く。
一撃で風都タワーの風車を斬り落とすほどの威力を持つ。
この26本同時挿入状態がエターナルの実質的な最強形態となる。
『ジオウ』の時はエターナルメモリのみをエターナルエッジのスロットに挿して発動。エターナルエッジを包み込むように発生した青い炎を斬撃と共に飛ばす。飛ばせる斬撃の幅は同様に広く、相手に直撃しなくても着弾地点で爆発を起こす。
Vシネマで見せたエネルギー刃攻撃の強化版だろうか?
『ガンバライジング』での名称は「ブラッディヘルブレイド」となっている。
- ネバーエンディングヘル
同上のエネルギーで巨大な光球を出現させて放ち、敵を粉砕する。
ブラッディヘルブレイドで風都タワーの風車ごと落としたにもかかわらず、空中を飛んで舞い上がってきたサイクロンジョーカーゴールドエクストリームに放つも、ゴールデンエクストリームで正面から突破されてしまった。
- コークスクリューパンチ
T2ユニコーンメモリのマキシマムドライブで発動。
拳にドリル状のエネルギー波を纏わせて繰り出す強力なパンチ。
「ガンバライジング」では『ユニコーンヘルブレイク』という名前が付けられている。
その他のマキシマムドライブ
劇場版で使用
- T2ゾーンメモリ
エターナル及びゾーンを除く24本のT2ガイアメモリを物体移動能力で呼び寄せ、全身のマキシマムスロットに装填する。上述のブラッディヘルブレイドやネバーエンディングヘルの発動のためには不可欠。
『ジオウ』客演時にも使用している。
実はエクスビッカーでの音声を流用しているためドライバーに装填されたままのはずのエターナルメモリの音声も鳴っているというミスがある。
ゲーム作品『バトライド・ウォー創生』で使用
下記のT2メモリだけならば本編でも登場しているが、それぞれ単体で使用したのはこのゲームだけである。
- T2ヒートメモリ
体に赤い炎を纏って攻撃力を増幅させる。
- T2ルナメモリ
分身を作り出してエターナルエッジで斬りつける。
- T2メタルメモリ
体を鋼のように変化させ、身体能力や防御力を強化する。
- T2トリガーメモリ
蒼い弾丸をエターナルエッジの剣先から連続発射する。
- T2アクセルメモリ
全身を赤色のオーラで包み、高速移動を可能にする。
同作におけるライダーマシンによる高速移動として使用。
なお余談となるが、立木文彦演じるガイアウィスパーによる『エターナル マキシマムドライブ』の音声は、新規に録音された為か他のメモリの『マキシマムドライブ』と微妙にイントネーションが異なっている。
後の映像作品での活躍
『仮面ライダージオウ』
EP45より登場。
アナザーディケイドの能力によって、失われた可能性の世界「アナザーワールド」から召喚され、同じく劇場版限定ライダーである仮面ライダーアクアとも交戦する。
EP44〜45にはアナザードライブも登場しており、松岡充氏が仮面ライダードライブのOPを歌う繋がりでのキャスティングと思われる。
本作ではエターナルのマキシマムドライブ(エターナルブレイク?)の他、T2ガイアメモリ全26本のマキシマムドライブの同時発動も披露。
現行のライダーたちや同じくゲスト枠のアクアを圧倒(流石にアクアとの水中戦では苦戦している部分もあったが)し、最終的に直接倒されることなく退場した。
何より、エターナルのメモリには「世界の一つや二つ永遠に破壊できる」という白ウォズの評価がつけられるなど、破格の評価を受けた。
詳細な活躍は大道克己を参照。
『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』
ディアブロによって生まれたダークライダーの姿をした悪魔、デビルライダー軍団の1人として登場。ショッカーライダーのNo.1とNo.2、仮面ライダー王蛇、仮面ライダーソーサラー、仮面ライダーデューク、仮面ライダー4号、仮面ライダーバールクスと共にクローンライダー達と交戦した。
かなり変則的ではあるが、遂に同じく松岡充氏が演じた4号との共闘が実現した。
『仮面ライダーガッチャード』
「仮面ライダーエターナルの力、まるで死神。絶望に満ちている」
33話にて、ハンドレッドの構成員・タソガレが変身する。ハンドレッドの技術力によりブルーフレアの時と同様の力を行使しているが、変身の際一瞬だけ腕の炎に赤いノイズが走っている(本来ならレッドフレアになるところをハンドレッドの技術で無理矢理変身しているイメージとのこと)。
変身ポーズはエターナルのイニシャルであるEを似たポーズを取っている。
仮面ライダーダークキバと共に次々とフォームチェンジを仕掛けていくガッチャードと激戦を繰り広げ、エターナル・マキシマムドライブで一度変身解除まで追い込むが、人々の応援によって再起した仮面ライダープラチナガッチャードとのキック対決で押し負け敗北を喫した。
ゲーム作品
『仮面ライダーバトル ガンバライド』
001弾でLRで参戦。孤高のノーベスパカード。
必殺技はユニコーン・マキシマムドライブのパンチの後にネバーエンディングヘルを放つ『エターナルネバーエンド』。何故か光弾は紫色。
シャバドゥビ1弾で演出が強化された。
002弾とシャバドゥビ4弾ではSRで登場。なお002弾のSRは攻撃ベスパであるため006弾LR地獄兄弟とベストパートナーが成立してしまっていた。
また、006弾でレッドフレアがSPカードで登場している。
『仮面ライダーバトル ガンバライジング』
ナイスドライブ4弾よりLR枠の一つで参戦。
LR初のブレイカータイプとして参戦。
アビリティも強力であり毎ラウンド必殺の強化に加え、相手チーム全体のコウゲキを吸収。バースト後は相手よりも有利な場合必殺の超強化とAPの強化を施すが、自分以外のボウギョが下がってしまうので注意。
表アビリティを重ねていくほど強力になっていき、最高で(ファイナルラウンドまで持ち込んだ場合)何と、ひっさつが+5500((500×4)+3500)され合計で空前絶後の9000もの威力の必殺を叩きこむ事ができるのだ。
更にブレイカーの効果も相俟って威力は抜群である。次弾では順当にSR落ちしたものの、使いやすさは損なわれていない。
ライダータイム6弾では2度目のLRで登場。
バースト必殺技の「エターナル マキシマムドライブ」はVシネマでのライダーキックを再現した物となっている。
バーストライズ2弾では『仮面ライダーW 10周年キャンペーン』でCPで登場。
必殺技は同弾のWのCP共通のダブル、アクセル、仮面ライダースカル、エターナルによる合体攻撃。
リリリミックス1弾では再び「メモリアルフィニッシュ」としても登場。必殺技は両面とも「仮面ライダージオウ」出演時のものとなっている。尚、このカードのみ、内部的には「仮面ライダージオウ」に登場する全く別のキャラクターとされており、スキャン演出やバースト時のBGMがOver"Quartzer"であり、相性ボーナスも別物になっている他、このカードを後継作『ガンバレジェンズ』でスキャンすると上画面の作品欄では「仮面ライダージオウ」と表示される。
W登場ライダー以外では犯罪者繋がりで仮面ライダー王蛇、死から蘇ったライダーという繋がりで仮面ライダーゴーストと組むとボーナスが発生する。
『ライダージェネレーション』
『オール仮面ライダー ライダージェネレーション2』に登場。
黒幕が蘇えらせたライダーのひとりで、ワールド4のボスとして登場。
全人類をNEVERにすると語り、ライダー達に戦いを挑む。倒すと黒幕の名前と「まだ戦える」という言葉を叫び消滅する(プレイヤーがダブルの時は黒幕の名前を教えて消える)。
そのあり方を(人では無くなってしまった悲しみを背負う昭和ライダーには特に)非難されているが、仮面ライダーゾルダは当初こそ彼の目的に興味は無かったようだが、不老不死になれると聞くと喜んで協力するとまで言い出したが、結局エターナルはゾルダを殺すことが任務だったので話はお流れになってしまった。
「財団」繋がりでシンとの特殊掛け合いも存在し、計画を非難こそすれど、科学者の犠牲になった者同士として同情の気持ちを抱かれていた。特定条件を満たすとプレイヤーも使用可能となる。ステータスが高く、必殺技は癖があるものの非常に強力。
『クライマックスヒーローズ』
5作目「超クライマックスヒーローズ」で参戦。
『バトライド・ウォー』
1作目から敵NPCとして登場。2では一時的に共闘するステージもある。
3作目『創生』では隠しキャラとして使用可能に。
上記のマキシマムドライブの項目にもある4つのT2メモリを新たに引っ提げての参戦。
『スーパーヒーロージェネレーション』
風都にNEVERを率いて出現し、風都を自由の楽園に変えるべく侵攻を開始した。
エネルギーをチャージしている6ターンのうちにNEVERと決着をつけなければならないという条件がある。
本編同様のやり取りも存在するが、本作がシミュレーションRPGという事もあって、ストーリーは淡白なものになっている。
『ロストヒーローズ2』
原作再現を重視し、NEVERの首領として登場。いつものメンバーの他、本作では技術者ポジションとしてユートピア・ドーパントをメンバーに加えている(一応、加頭もネクロオーバーではある)。この為、事実上財団Xと手を組んでいる状態にある。ウィンド・キューブでは袖付きから貸し与えられたシャンブロを手駒にしていた。
NEVERの強化の為にDG細胞とバーサーカーシステムを役立てようとし、手始めにノーベルガンダムを被験体にバーサーカーシステムを起動させただけでなく、ウォルターガンダムに変異させた。ゆくゆくはデビルガンダムの生体ユニットにも採用する算段であったらしい。
その後、超銀河王の叛逆に乗じてウィズダム・キューブを後にすると、今度はウィンド・キューブに陣取り、ウィンド・キューブに引き寄せた者全てをNEVERに変えようと目論んだ(彼曰く、怪獣も怪人もモビルスーツもNEVERに変わるらしい)。
エクスビッカーも破壊されるものの、エネルギーを溜め込んだ風車を街に落とそうとした所を風都タワーに乗り込んできたヒーロー達に追い詰められ、トドメにウィンド・キューブに集まった者達(リゼル、ジムⅡ、ネモ、ウルトラ少年、タイショー。ほとんどMSばっかなのは気にしてはいけない)の声援を受けたダブル・ゴールドエクストリームのゴールデンエクストリームを受けて倒された。
戦闘シーンは3Dモデルが用意されているだけでなく、風都タワーの風車を斬り落とすシーンまで用意されているという優遇っぷりである。
『ライダーレボリューション』
ネヴァン側に属するライダーだが、エターナルが主人公のシナリオでは裏切り者扱いとみなされる。
といっても彼からすればネヴァンの計画が面白そうだったから手を貸したに過ぎないという。
グレムリンや白い魔法使いといった癖のある連中に対しても臆することなく大道克己節をかまし、地獄繋がりで地獄兄弟との絡みもある。
『シティウォーズ』
アップデートにて使用が可能になった。本作の仮面ライダーは街を守るヒーローという設定で登場する為、何かが一つでも違えばヒーローになり得た彼が実装される運びとなった。
シティウォーズのシステムの特性上、ダークヒーローとしての側面が強い状態で召喚されており、街の為に戦いはするが、あくまで自分の居場所はNEVERであるとし、深入りをするならば敵対も辞さないというスタンスを敷いている。
イベントクエスト「冷血と冷徹のレイドバトル」にてZAIAエンタープライズに抜かれた幻夢コーポレーションの売り上げを取り戻すべく、バグスターウイルスの散布を行なっていたゲンムを止めるべく登場。彼の不死再生能力と神を名乗る支配者気質が気に食わなかったのか、商売敵であるゲンムを倒しに来たサウザーの求めに応じ、共にゲンムをコンティニュー0の状態に追い込んで撃破した。
共闘する理由の無くなったサウザーと戦闘に持ち込まれそうになったものの、流石に酵素が切れると分が悪いと判断したのか撤退している。(ZAIAに財団Xの面影を見ているためかサウザー相手にも嫌悪感を見せており、もし体力が残っていたらサウザーも標的になっていたことだろう。)
本当に不死であるならば敵を恐れないという独自の観点から、ゲンムの不死性のカラクリを即座に見抜いており、NEVERとの技術の違いについても分析するなど頭の切れる意外な一面を持っている。彼の見立てではゲンムは消滅した体を0から構成し直しているとのこと。
しかしながら、ゲンムには思うところがあるのか、己が欲望の為に必死で足掻いている点に関しては共感している素ぶりを見せている。
エネミーとして登場するシナリオでは、劇場版やVシネマの補完がなされており、「今更数え切れるか!」という言葉の裏には「数えようにも、覚えちゃいないのさ!!」という意味も込められていた真意を明かしたり、ダブルによってかつて助けたミーナが生存していたことを知るなどの描写がある。だが、シティウォーズの世界を出ればミーナが生存していたという記憶も失ってしまうところが悲しい所である。
また、現行ライダーである仮面ライダーゼロワンとの絡みもあり、悪意と善意の重みを知るゼロワンから「忘れたくなるような悪夢じゃなくて、忘れたくない幸せな記憶を与えればいい」と諭された。
尤も、勝手に兵器に変えられて利用されてきた過去を持つエターナルは彼の考えを「笑わせるな!」と一蹴していたが、ゼロワンは負けじとエターナルも笑顔にしたいと切り返している。
『KAMEN RIDER memory of heroez』
「俺は不死身だ!俺の罪は終わらない!これからも永遠に重ね続ける!」
コアエナジーの力で復活。人格は大道克己そのものであり、原典での最期を覚えている。
今際の際に感じた生の実感を再び得るべく、ダブル達に戦いを挑むが、その能力はダブルとは非常に相性が悪いものであり、エターナルのいる上層まで行くにはタジャドルコンボが適任という事もあって、オーズとまさかの対戦カードが実現。
ガイアメモリを25本差し、エターナルエッジに最後の1本を差し込もうとした所を弾かれて、ジョーカーエクストリームで致命傷を負い、直後にゼウス・ドーパントによってトドメを刺された。彼はウヴァでさえ暴走した量のコアエナジーを摂取しても持ち堪えており、このデータがゼウスの計画を最終段階へと移行させた。
消滅後もT2エターナルメモリは残っており、終盤でこのエターナルメモリが起死回生の一打となる。
(エターナルの必殺キックが、エターナルメモリのマキシマムドライブとしてダブルに発動されており、結局ジョーカーの様にメモリ一本で別々のマキシマムを打ち分けできるのかそうでないのか不明。)
担当声優の中村悠一は本作で戦隊ヒーローとウルトラマンと仮面ライダーの三大特撮ヒーロー全てを演じた声優となった。
『バトルスピリッツ』
コラボブースター「仮面ライダー 伝説の始まり」(CB04-031)にて緑属性のスピリットととして収録。
相手の効果でスピリットが召喚および入れ替わった際にそのスピリットを披露させる効果を持つが、これは仮面ライダー系のカードが持つ「チェンジ」という効果へのメタである。
そして、レベル2〜レベル3の効果でそうしたスピリットをアタック時に手札に戻す事もできる上にレベル3の状態でのみ相手のスピリットの効果を無力化してしまう。
レベル3の効果はもちろんエターナルマントの再現である。
コラボブースター「仮面ライダー 相棒との道」(CB15-X01)ではXレアとして登場。
属性はNEVERのイメージからか紫に変更され、イラストも26本のT2ガイアメモリを装填した状態になっている。
アタック時に自分のスピリット1体を破壊し、2ドローと紫シンボルの追加を行う効果を持つが、これは劇場版で羽原レイカを切り捨てたり、仮面ライダージョーカーを倒してT2ジョーカーメモリを回収したエピソードの再現と目される。
レベル2〜3のアタック時にはトラッシュにある名前の異なるスピリット1体につき、最大26コアまでコアシュートを行う効果も勿論、ネバーエンディングヘルの再現である。
この他にも「倒壊する風都タワー」や「エターナルエッジ」などエターナルのシナジー用カードは多い。
演じた人物
映像作品
俳優 | 作品 |
---|---|
松岡充 | 『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』 |
『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル』 | |
『仮面ライダージオウ』 | |
コン・テユ | 『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル』 |
橋渡竜馬 | 『仮面ライダーガッチャード』 |
スーツアクター | 作品 |
渡辺淳 | 『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』 |
『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル』 | |
橋渡竜馬 | 『仮面ライダーガッチャード』 |
ゲーム
声優 | 作品 |
---|---|
松本考平 | 『HEROES' VS』 |
『仮面ライダー バトライド・ウォー』 | |
松岡充 | 『仮面ライダーバトル ガンバライジング』 |
『仮面ライダー バトライド・ウォーⅡ』 | |
『スーパーヒーロージェネレーション』 | |
『仮面ライダー サモンライド!』 | |
『仮面ライダー バトライド・ウォー創生』 | |
『オール仮面ライダー ライダーレボリューション』 | |
中村悠一 | 『KAMEN RIDER memory of heroez』 |
ライドウォッチ
さぁ、地獄を楽しみな!白い復讐のライダーは…エターナルだ!
エターナル! エターァナール!
プレバン限定「ライドウォッチスペシャルセット」の一つとして発売。
必殺技は「マキシマム」。
余談
- デザイン発注段階では青色のボディを持つ予定だったが、同作に登場するトリガー・ドーパントとの差別化も兼ねて白色がメインになったという経緯がある。
- 前述の通り劇場版限定ライダーとしても悪役ライダーとしてもファンから根強い人気を誇り、演じた松岡充氏も度々強い思い入れがあることを語っている。
- 『memory of heroez』で演じた中村氏は同年に放送されていた『魔進戦隊キラメイジャー』でガルザを演じている(何の因果かガルザには原典のスミロドン・ドーパントと同じ声の同僚がいる)。
- また中村氏はゲーム作品とはいえ、本作への出演をもって三大特撮を制覇した声優の1人となった。
- 『ガッチャード』への客演が発表された際に変身者が克己では無いことに対して賛否両論となっていたが、ハンドレッドの設定でそれに対する補完が行われている。また、松岡充氏本人から克己口調でファンにエールを送った中で「番組プロデューサーから直々に説明があった」と述べており、出演が叶わなかった中で何とか最善の策を練った制作陣の判断を「最高のリスペクト」と評していた。
- タソガレ役の橋渡竜馬もエターナルのファンの一人であり「最高のリスペクトを持って演じる」と明言しており、実際に劇中では克己を意識した台詞や言い回しが多く見られた。スーツアクターでもある橋渡はエターナルのアクターも兼任してるためエターナルを演じた渡辺を意識したアクションや芝居を取り入れてる。
- 尚、原典でのエターナルの敗因は風都の風を受けた主人公たちの奇跡の形態であるサイクロンジョーカーゴールドエクストリームによるものだったが、こちらも人々の声援を背負った若き仮面ライダーに打ち負かされるという似通ったものとなっている。
- スーツは長年使用されていることもあり、アンダースーツが徐々に黄ばんでしまっている(なお、変身シーンはCG処理によりそれが消されている)。
関連イラスト
関連動画
関連タグ
大道克己 NEVER(仮面ライダーW) さぁ、地獄を楽しみな!
ダークライダー サブライダー チートライダー 劇場版限定ライダー
単独劇場版ボスライダー