基礎データ
全国図鑑 | No.0390 |
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シンオウ図鑑 | No.004 |
ヒスイ図鑑 | No.061 |
英語名 | Chimchar |
ぶんるい | こざるポケモン |
タイプ | ほのお |
たかさ | 0.5m |
おもさ | 6.2kg |
とくせい | もうか / てつのこぶし(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう/ひとがた |
進化
ヒコザル → モウカザル(Lv14)→ ゴウカザル(Lv36)
概要
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ』(第4世代)で初登場したポケモン。
ゲーム開始時に、最初に手に入れる3匹のポケモンの内の1匹(御三家)。
最初の3匹の中でもよく選ばれる。理由として、シンオウ地方ではヒコザルを除くとポニータしかほのおタイプのポケモンは通常手に入らない為、貴重な戦力として期待される。
(プラチナではデルビル、ブビィ、ブースターが手に入るようになったためそうでもなくなったが……)
ただし最初にいわタイプのジムリーダーと戦わなければならないため、ヒコザルを選ぶと序盤の難易度は上がる。幸い進化後はかくとうタイプが追加されるため、多少育成に時間をかければ攻略には問題ない。ここさえ攻略すれば二つ目のジム攻略まではむしタイプやくさタイプの敵が多いため、かなり楽に進めるだろう。
現在のシンオウでは野生出現する姿を確認できないが、ヒスイ地方時代はハマナスの島に生息していたようだ。
名前の由来は恐らく「火子猿」。
容姿
小さな猿の様な姿で、お尻の炎は体内のガスをエネルギーとして燃えている。その火は雨に濡れても消えることは無い。
その炎は健康のバロメーターとしての役割を果たしている。その為元気が無い時は、炎が弱くなってしまう。
愛くるしい容姿から人気の高いポケモンである。
数ある猿ポケモンの中でも屈指の尻尾の短さを誇る。この尻尾は進化するごとに伸びていき、先端の火は最終的に頭に移動してしまう。
実際の猿でも尻尾がかなり短い猿は存在しており、有名な例ではニホンザルなどがいる。
なお、『LEGENDSアルセウス』の図鑑説明によれば「古来は 尻行灯と 呼称され あやかしの類と 恐れられた。」とされており、まだポケモンと人との距離感に開きのあった時代は尻尾の炎は不気味なものに見られていたようである。
ゲーム上の特徴
パラメーター的には、やや「こうげき」、「とくこう」、「すばやさ」が優れている。これは進化後により強化されていく事となる。基本的は、攻撃特化か特殊特化のどちらでもこなすことは出来る。
また、進化後には覚えられない「かえんほうしゃ」を覚えることが出来る。
プラチナからはきあいのタスキで耐えてがむしゃら→しんくうは戦術ができる。
初見殺しや一発ネタなうえ、隠れ特性きもったまでゴーストタイプにも有効打があるスバメのほぼ劣化となる。
BDSPでは早い段階でグロウパンチを習得できるようになり、最初のジムでも比較的戦いやすくなった(とは言え元々紙耐久かつ相手の防御力が高めなので、結局進化するまではいまいち安定しない)。クロガネジム攻略後も複数の手持ちがいるトレーナーと戦うときは頼りになるだろう。
使用トレーナー
ゲーム版
- コウキ:DPPt・BDSP男主※1
- ヒカリ:DPPt・BDSP女主※1
- ジュン:DPPt・BDSPライバル※2
- ハジメ:ポケモンレンジャー男主※3
- ヒトミ:ポケモンレンジャー女主※3
- ユウキ:ORAS男主※1※4
- ハルカ:ORAS女主※1※4
※1 ナエトル・ポッチャマとの三択
※2 主人公がナエトルを選んだ場合
※3 クエスト24「ヒコザルをたすけてあげて」クリア後
※4 エピソードデルタをクリアし、なおかつ2度目の殿堂入り後
アニメ版
漫画版
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- DP1話
- ナナカマド博士が初心者トレーナー用に用意していた個体は第1話で登場。ヒカリサイドのストーリーでの騒動の原因であり、ポッチャマ(のちのヒカリのパートナー)のポケモンフーズをかすめ取り、それを謝罪するどころか煽ってしまう。怒ったポッチャマがバブルこうせんを乱射したせいで研究所の機材に被害が出ただけでなく、研究用に連れてこられたムックルとムクホークを怒らせてしまい、彼ら共々脱走してしまった。のちに冷静さを取り戻したムクホークに掴まれ、ようやく反省した模様。一方でナエトルだけは黙々と食事を続けていた。とはいえ、彼のいたずらがなければ、ポッチャマとヒカリの関係は今ほど良いものにはなっていなかった事であろう。
- イメージとしてヒカリが使っているシーンもあり、ポケモンコンテストの演技審査にてかえんぐるまでアピールするシーンが描かれた。
シンジ→サトシのヒコザル
CV:林原めぐみ
DP編3話から登場。元はサトシのライバル・シンジの手持ちだったが、ある事情によりサトシの手持ちとなった。
現在はゴウカザルに進化している。詳細は「サトシのゴウカザル」の記事を参照のこと。
- オーバのヒコザル:DP165話の回想でオーバのゴウカザルのヒコザル時代が登場している。
- 新無印46話:冒頭でのみ登場。
- 劇場版「ディアルガVSパルキアVSダークライ」
『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』
- 1話:リコと同じセキエイ学園の新入生の手持ちで登場。
『Pokémon Evolutions』
- コウキの選んだポケモンで登場。後半でゴウカザルに進化していた。
『ポケモン不思議のダンジョン』
- 声:山口勝平
- 主人公ポッチャマ(声:間宮くるみ)のパートナーで登場。何故か相方のヒコザルはゲームでの一人称は「おいら」なのにアニメでは「ぼく」だった。
- 『時の探検隊・闇の探検隊』ではコリンク達の依頼であるガバイトのうろこを手に入れるためガバイトと戦うことになる。
- 『ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊〜時と闇をめぐる最後の冒険〜』ではメインストーリー終盤同様ジュプトルと共にヨノワールと戦うことになる。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
パールのサルヒコ
元々はナナカマド博士がパカ&ウージに渡す予定だったポケモンで、手違いなどもあって譲られる。素早い崖登りと"ひのこ"を利用したピッキングを得意。スピードを重視するパールと気が合う。
くすぐりが弱い様だが進化してからはなくなった模様。
ハクタイシティでの特訓中にモウカザルへと進化する。
『DP物語』
幼い頃にギンガ団に拉致・戦うマシーンとして育てられた事でギンガ団最強の幹部であったミツミがナナカマド博士の研究所を襲おうとした際、彼に説得された後に譲られたポケモンである事が回想で判明。これを切っ掛けに戦うマシーンとして育てられたミツミの心境に変化が起き、ギンガ団を裏切る。
現在はゴウカザルに進化している。
『トライアドベンチャー』
主人公の一人・カツヤの手持ちとしてヒコザルのヒコザが登場する。
『ポケモン不思議のダンジョン 炎の探検隊』
「別冊コロコロコミック」2007年10月号から2008年8月号まで連載された溝渕誠のポケダン漫画。
ヒコザルとなってしまった元人間の主人公ホノオが登場。
一人称は『オイラ』で、カラーを見るに普通のヒコザルより茶色っぽく鼻に絆創膏が貼ってある。
その他
『ポケモン☆サンデー』では情報部に所属する♀のヒコザルが登場。
頭にピンク色のリボンを付けているのが特徴で、CVは下屋則子。
主に視聴者にポケモンに関する最新情報を伝えるのが仕事。
こう見えても「PCLA」卒のインテリかつニューヨーク支部でソーナンス支部長の基で働いていた実績を持つ。
ポケサンメンバーを卒業後はフランスへ旅立った。なんの因果か、ニューヨークもフランスものちのポケモンの舞台になった地方のモデルである。
この番組との連動品としてタカラトミーからはトミカ「ポケモンサンデー ヒコザルカー」が登場している(この他にもピカチュウや残りのシンオウ御三家もトミカになっている)。
のちに『ポケモンスマッシュ!』ではミジュマルが同ポジションを担当している。
関連イラスト
関連タグ
0389.ドダイトス→0390.ヒコザル→0391.モウカザル
シンオウ御三家・初期形態
炎御三家・初期形態
ポケモン | 該当地方 |
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ヒトカゲ | カントー御三家 |
ヒノアラシ | ジョウト御三家(ヒスイ御三家) |
アチャモ | ホウエン御三家 |
ヒコザル | シンオウ御三家 |
ポカブ | イッシュ御三家 |
フォッコ | カロス御三家 |
ニャビー | アローラ御三家 |
ヒバニー | ガラル御三家 |
ホゲータ | パルデア御三家 |
同ほのお単タイプ
- ヒトカゲ/リザード ロコン/キュウコン ガーディ/ウインディ ポニータ/ギャロップ ブビィ/ブーバー/ブーバーン ブースター
- ヒノアラシ/マグマラシ/バクフーン マグマッグ エンテイ|
- アチャモ コータス ポワルン(たいようのすがた)
- アルセウス(ひのたまプレート)
- ポカブ バオップ/バオッキー ダルマッカ/ヒヒダルマ(ノーマルモード) クイタラン
- フォッコ/テールナー
- ニャビー/ニャヒート シルヴァディ(ファイヤーメモリ)
- ヒバニー/ラビフット/エースバーン(キョダイマックスエースバーン)
- ホゲータ/アチゲータ カルボウ