基礎データ
全国図鑑 | No.0040 |
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ジョウト図鑑 | No.045 |
ホウエン図鑑 | No.139 |
イッシュ図鑑 | No.283 |
マウンテンカロス図鑑 | No.121 |
アローラ図鑑(SM) | No.136(アーカラ図鑑:No.063) |
アローラ図鑑(USUM) | No.169(アーカラ図鑑:No.070) |
ヨロイ島図鑑 | No.013 |
パルデア図鑑 | No.061 |
英語名 | Wigglytuff |
ぶんるい | ふうせんポケモン |
タイプ | ノーマル / フェアリー(第6世代より追加) |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 12.0kg |
とくせい | メロメロボディ / かちき(第6世代から) / おみとおし(隠れ特性) |
タマゴグループ | ようせい |
進化
概要
『ポケットモンスター 赤・緑』(初代)から登場しているプリンの最終進化系。
身長が伸び、それまでのまん丸ボディからやや細長い俵型へ体型が変化した。体色は変わらずピンク色だが、口周りから腹部にかけてが白くなっている。
耳はウサギのように長くなり、前髪状の部分は跳ね上がった。
きめ細やかで、しなやかさと柔らかさを兼ね備えた毛並みは極上の肌触りであり、一度触ると離したくなくなってしまう程。特に額の巻き毛は天にも昇る手触りらしい。
抱き枕がわりに抱きしめて添い寝しようものなら、暖かな体温とふわふわとした弾力を伴って最高に気持ちが良いという。
この体毛は季節の変わり目で抜け落ちるため、その抜け毛を集めて紡ぐことで作られる毛糸は高級品として扱われている。かつては毛皮そのものが取引対象だったが、保護法が確立した現在は上記の毛糸にしての取引が主流と思われる。
身体の優れた弾力性・伸縮性にもより磨きがかかり、プリンの頃よりも発達した肺活量で大量の空気を吸い込むことで、最大20倍の大きさにまで膨らんだ記録もある模様。
プクリン同士の勝負で大きさを競うほかに、外敵を威嚇したり撃退するために膨らんだままのしかかり圧し潰すこともできる。残念ながら、大変似合いそうなキョダイマックスは実装されなかったが。
また、常に潤って見える大きな瞳には涙でできた薄い膜が表面に張られており、この膜で埃などから目を守っている。
これもプクリンの可愛さをより引き立ててはいるのだが、『青』版までのグラフィックでは遠近感を出そうとしたのか左右の目の大きさが異なっており、かなり不気味なポケモンと思われていた過去もあったりする。
色違いはピンク色がやや薄くなり、瞳が青色から黄緑色に変わる。
ゲーム中での特徴
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初代 | 140 | 70 | 45 | 50 | 50 | 45 | 400 |
金銀から | 140 | 70 | 45 | 75 | 50 | 45 | 425 |
XYから | 140 | 70 | 45 | 85 | 50 | 45 | 435 |
HPが際立って高いがそれ以外は並以下で、合計ステータス自体、2回進化のポケモンの中ではワーストに入る低さである。
初代では序盤から入手でき、流石に進化前相手なら壁役として運用することもできなくはなかったが、その場合も技が大変残念なことになった。
ファンシー系の一角ではあるものの、その点がストーリー中でピックアップされる機会もあまり無く、どこかピクシーやラッキー系統の影に隠れてきた感がある。
『BW・BW2』(第5世代)では隠れ特性として「おみとおし」を獲得したが、これまた微妙な性能。
進化前のプリンがなまじ優秀な特性と有用なアイテムを得てダブルバトル・トリプルバトル限定ながら一線級のポケモンとなってしまったため、実態以上の残念さが漂った。
だが、『XY』(第6世代)で状況が大きく動く。
フェアリータイプの追加でノーマル・フェアリー複合に変化。元のノーマルを消して単フェアリーとなったピクシーや、単ノーマルのまま残留したラッキー系統とは異なる道を歩み始めたのである。
さらに、ステータス調整の対象にも入り「とくこう」が上昇。これに噛み合う新特性「かちき」まで取得し、特に発動機会の多いダブルバトル・トリプルバトルにて、プリンとも異なる特殊アタッカーとして活躍の場を得た。
もっとも、「かちき」の発動ありきな点は否めない。
一致技も「ばくおんぱ」「ムーンフォース」は習得できず、「ハイパーボイス」「マジカルシャイン」に留まるため、シングルバトルではどうしても火力不足に陥りがちである。
一応、威力100以上のタイプ一致特殊技として、癖のある「りんしょう」と「はかいこうせん」はあり、「かちき」が1回でも発動すれば「てきおうりょく」ポリゴンZを軽く凌ぐ火力を出せるのだが。
『ORAS』では同じタイプで耐久に優れたメガタブンネが登場した。プクリンと異なりタイプ一致の回復ソースも持っている。
とは言え先方はメガシンカポケモンであり、通常のタブンネにフェアリータイプが追加されたわけでもないとあって、さほど激しい競合にはなっていない。
『剣盾』(第8世代)では追加コンテンツの「鎧の孤島」で解禁。環境トップにいたドラパルトに対してタイプ相性上圧倒的に有利なため、期待された。
さらに、新たなフェアリー技「ミストバースト」を習得。普通に使えば自爆技になるため、ダイマックス技に還元しての運用が主となる。
ただ、ダイマックス同士の対面ではタイプ相性上ダイドラグーン・ダイホロウ無効、ダイアーク・ダイワーム半減と「かちき」を発動し難いジレンマを抱えている。
使用トレーナー
ゲーム版
- ナツメ:ジムリーダー(カントー)※1
- カンナ:四天王(カントー)※1
- カスミ:ジムリーダー(カントー)※2
- アカネ:ジムリーダー(ジョウト)
- ラニュイ:バトルシャトレーヌ
- マツリカ:キャプテン(アローラ)
- ユウミ:プクリンマスター
- オルティガ:スター団フェアリー組チーム・ルクバーボス
- オイチ:ブショー
※1ポケモンスタジアム2
※2ポケモンスタジアム金銀
アニメ版
漫画版
番外作品など
『ポケモンカード』
- ポケモンカードゲームシリーズでは「ともだちのわ」という技をひっさげて登場。これは控えポケモンが多ければ多いほど威力が上がるという、どことなく「ふくろだたき」を彷彿とさせる技である。いいのかそんな技で。
まあ、ともだちの声援が多いほど威力が上がるとも考えられるので、物は考えようである。
- 比較的少ないコストで発動ができるためなかなか強力で、他の技の性能も悪くないため、おかげでこのプクリンはゲーム版(ポケモンカードGB)に登場するキャラのデッキに4枚積みされていたり、漫画版(めざせ!! カードマスター)のライバルのデッキの切り札を務めていたりする。
- クールな性格として設定されているライバルが「ともだちのわ」持ちのプクリンを駆使して主人公を追い詰めていく様はなかなかシュールである。
- 後述のポケダンでのプクリンの口癖は「ともだち」であるが、以上の経緯を踏まえた設定ではないかとも言われている。
『ポケダン』
- プクリンと言えば、本編よりもむしろポケダンでの活躍を思い浮かべる人の方が多く「プクリンはポケダンで株を上げた」とも言われるほどの存在である。
- 救助隊シリーズではポケモン広場で「ともだちエリア」を販売しており、「ともだち~ともだち~♪」はこの頃からのネタ。
- 探検隊シリーズは「おやかたさま」を参照。
『ポケモンユナイト』
ロール | サポート |
---|---|
タイプ | 特攻 |
攻撃範囲 | 近接 |
進化 | プリン→プクリン(レベル4) |
わざ1 | はたく→おうふくビンタ/マジカルシャイン(レベル6) |
わざ2 | まるくなる→ころがる/うたう(レベル4) |
ユナイトわざ | スター☆リサイタル(レベル8) |
とくせい | メロメロボディ |
価格 | 8000コイン/460ジェム |
- サービス開始時のメンバーに選ばれた。攻撃判定がある技も多く、ある程度能動的に動けるバランス寄りのサポーターとなっている。
- 最初期は原作再現なのか全体的に能力が低めに抑えられており、必然的に評価も低かったが、ファーストシーズンが終わらない内に超強化が入り、一気に環境のトップクラスに躍り出た。流石にどうかと思ったのか、後に改めてバランス調整が行われ、中堅程度に落ち着いている。
- わざ1は相手の移動速度を下げる追加効果を持ち、「おうふくビンタ」が本編同様にランダム性のある狭範囲攻撃、「マジカルシャイン」がやや出の遅い広範囲攻撃と、一長一短な選択になっている。
- わざ2は相手の動きを止めるものだが、「ころがる」が前方への移動攻撃で吹き飛ばすのに対し、「うたう」が本編同様に純粋な妨害技と、方法が大きく異なっている。
- また、ゲーム内の説明には無いが「ころがる」は障害物に当たるとわざ1が即座に再使用できるようになり、「うたう」は効果中自身の移動速度が速くなるという仕様が当初より確認されている。
- ユナイトわざは自身の周囲にシールド効果を付与するもの。
- ホロウェアは当初、眼鏡とニット帽の「たきびスタイル」やナイトキャップ付きパジャマの「おやすみスタイル」といった汎用のデザインが続いていたが、2022年のイースターではカラフルな卵を乗せた「パステルスタイル」、バトルパスシーズン9ではふんわりとしたドレスの「うたひめスタイル」と、プクリンのイメージに合わせたものも追加されるようになった。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- スイートのプクリン
- 『ミュウツーの逆襲』のゲストキャラ・スイートの手持ちでTVアニメに先駆けて初登場。油断している時にミュウツーに捕まってしまうが、後にサトシにより助けられる。
- 『EVOLUTION』では、スイートに庇われるも隙を突かれて捕獲されている。
- 無印編69話
- 本編初登場。映画監督のヒート南野が撮るポケモン映画の主演女優を務める。
- 非常にプライドが高いのか、ニャースが「こんな顔したのがヒロインだニャんて」と言っただけで「おうふくビンタ」でボコボコにしている。あまりの性格の悪さに他のポケモンが逃げ出す中、相変わらずボーっとしていてただ1匹残ってたカスミのコダックと競演する事になる。
- その後、映画のオーディションで落ちた腹いせに襲ってきたロケット団の妨害で連れ去られそうになったが、コダックがねんりきでロケット団をはるか彼方へ飛ばしてプクリン達を救い、これがきっかけでコダックに好意を持つように。
- ハーリーのプクリン
- AG181話から登場。本来の可愛いイメージとはかけ離れた邪悪な目つきをしている。ふうせんポケモンの特徴を活かして、空中で自分の中の空気の量を調節し攻撃を避けるという戦法を使う。
- グランドフェスティバル本戦・二次審査のコンテストバトルではハルカに苦戦を強いたが、「身体が風船で出来ているなら爆風に耐えられない」事に気づいたハルカに2発の攻撃をぶつけた爆風でバランスを崩され、そこに攻撃を受け敗れた。
その他
※カロスのアシスタント除く
無印 | 169話・266話 |
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DP | 10話 |
BW | 143話・144話 |
XY | 1話・2話・109話 |
SM | 40話・90話・130話・144話 |
新無印 | 58話・136話 |
めざポケ | 5話 |
劇場版 | 光輪の超魔神フーパ・ボルケニオンと機巧のマギアナ・ココ |
『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』
- 3話:ぐるみんの動画によれば、このシリーズでもジョーイさんのアシスタントポケモンとして活躍している模様。
アニメ『ポケダン時の探検隊・闇の探検隊』
ポケダンアニメでも登場。声優は小林ゆう。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- ブルーのぷりり
- 性別:♀️・特性:メロメロボディ
- 性格:のうてんき・個性:からだがじょうぶ
- ブルーの幼馴染ポケモン。5章のトレーナータワーで水の究極技「ハイドロカノン」を発動したカメちゃん(カメックス)を支える為、「つきのいし」でニドちゃんと共に最終進化する。
- プリン時代はとりポケモンが苦手な彼女の主な飛行要員としても活躍していたが、進化して以降の描写がなく、13章では新たに手持ちに加えたプリンのリリリに乗っている。
〈ブルーの手持ち〉 |
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ぷりり (プリン→プクリン♀️) |
カメちゃん(ゼニガメ→カメール→カメックス↔️メガカメックス♂️) |
メタちゃん (メタモン) |
ニドちゃん(ニドラン→ニドリーナ→ニドクイン♀️) |
ピッくん (ピッピ→ピクシー♂️) |
ブルー (ブルー→グランブル♂️) |
ケーちゃん(ケーシィ♀️) |
リリリ (プリン♀️) |
タッちゃん(タッツー♀️) |