基礎データ
全国図鑑 | No.0407 |
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シンオウ図鑑 | No.027 |
イッシュ図鑑 | No.135 |
セントラルカロス図鑑 | No.073 |
ガラル図鑑 | No.061 |
ヒスイ図鑑 | No.091 |
ローマ字表記 | Roserade |
ぶんるい | ブーケポケモン |
タイプ | くさ / どく |
たかさ | 0.9m |
おもさ | 14.5kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | しぜんかいふく/どくのトゲ/テクニシャン(隠れ特性) |
タマゴグループ | ようせい/しょくぶつ |
好きなエサ | もちもちキノコ きらきらミツ ごりごりミネラル |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ロズレイド | rose(英語でバラ)+masquerade(英語で仮面舞踏会) |
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語 | Roserade | 日本語名に同じ |
韓国語 | 로즈레이드 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 罗丝雷朵 | 日本語名の音写+朵(花を数える時につく類別詞) |
中国語(繁体字) | 羅絲雷朵 | 日本語名の音写+朵(花を数える時につく類別詞) |
進化
スボミー → ロゼリア(朝・昼・夕方になつき進化) → ロズレイド(ひかりのいしを使用)
概要
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(第4世代)にて、ロゼリアに追加された進化系。
頭部は白薔薇そのもので、眼元は怪盗のようなマスクで覆われている。肩のあたりにはマントの様な葉っぱがあり、雄の方が短く、雌の方が長い。
名前の由来は恐らく、「ローズ(薔薇)+マスカレイド(仮面舞踏会)」から。
身のこなしもダンサーの様に軽やかであり、まるで宝塚スターのような優雅で気品あふれる容姿から人気なポケモン。
一方、あまいかおりで獲物となる生物をおびき寄せるや否や、両腕の花束の中から毒の染み込んだ棘がびっしり付いた茨のムチを出現させ、激しく打ち据えて仕留めるという残酷なハンターとしての面も秘めている。
その毒は左右で成分が異なり、右手の赤い花束が持つ毒は即効性、左手の青い花束が持つ毒は遅効性であるが、どちらも命に関わるほどの強さを持つ。
そしてより強い毒性を持つ個体ほど、放つ甘い香りも強くなるとされている。
その茨は不意打ち以外のバトルにおいても活用され、相手を締め付けて拘束したり、レイピアのように突き刺したりと、様々な使い方が出来るようだ。
怪盗のような容姿をしているが、「どろぼう」や「すりかえ」は覚えない。まあ「どろぼう」は覚えたとしても攻撃が低いため結局はネタにしかならないが。
「つるぎのまい」を覚えることなので怪盗というよりは貴族のイメージなのかもしれない。
色違い
色違いは体色が濃くなり、目の色が赤から紫になる。
両手の花の色も変わっており、右の花が紫、左が黒色となる。
ゲーム上での特徴
野生では出現しないのでロゼリアから進化させよう。
ストーリーでは、ハクタイシティのジムリーダー・ナタネの切り札、チャンピオンであるシロナ、主人公が最初にヒコザルかナエトルを選んだ場合はライバル(ジュン)も使用するなど対面する機会はなかなかに多く、ロズレイドの強さがうかがえる。
『BW2』で初めて野生が確認された。12ばんどうろ・迷いの森・チャンピオンロードの揺れる草むらから出現する。
未登場。
ワイルドエリアの「ナックル丘陵」にて、曇りか霧時にシンボル出現する。
紅蓮の湿地にある雲海峠にてオヤブン個体が夜以外に固定で出現。
ストーリーにおいては、ウォロの手持ちで登場する。
未登場。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
BW2まで | 60 | 70 | 55 | 125 | 105 | 90 | 505 |
XYから | 60 | 70 | 65 | 125 | 105 | 90 | 515 |
非常に高い「とくこう」に、次いで「とくぼう」や「すばやさ」も高めの設定。その代わり「HP」・「ぼうぎょ」は低くなっている。
特に「とくこう」の高さはメガシンカポケモンを除けばナッシー、アローラナッシーと並んでくさタイプ最強である。
この高い「とくこう」を生かして、タイプ一致の攻撃技である「リーフストーム」や「ヘドロばくだん」等で極めて高いダメージを与えられる。
サブウェポンとしては「シャドーボール」「じんつうりき」「マジカルシャイン」などが挙げられる。
また変わり種である「ウェザーボール」を習得出来る数少ないポケモンとして有名だった・・・・・・昔は。
補助技の方では「さいみんじゅつ」より命中率が高めな「ねむりごな」が有力候補。
「すばやさ」が高いとはいえ100に満たないことから「こだわりスカーフ」との相性がよく、スカーフを装備した撃ち逃げ型に適している。
特性は交代で状態異常を回復できる「しぜんかいふく」が優秀。「こだわりスカーフ」との相性もよい。とはいえ第6世代から粉・胞子系統の技が無効化されるようになったため、やや有用性が落ちている。かたや「どくのトゲ」は受動的な発動であるため、耐久が低い(特に物理)ロズレイドとしては恩恵が薄い。撃ち合いに強くなるため役に立たないわけではないが。
隠れ特性は「テクニシャン」であり、テクニシャン持ちでは最もとくこうが高い。有用な技が少ないものの「マジカルリーフ」が威力135の必中技になったり、「めざめるパワー」が大きく強化されるのは嬉しい。第6世代以降「めざめるパワー」の威力が一律60になったため確実にこの特性の恩恵を受けられるようになったのは追い風と言える。
第4世代の石進化ポケモンの宿命として進化前の技を習得出来なくなる(自力習得可能な技はわずかに5つ)という難点があったが、第6世代からは遺伝させたタマゴ技なら初期技として思い出せる仕様となり、さらに進化前限定の技も全て自力習得か遺伝技として思い出せるようになったため厳選難易度は大きく下がっている。
かつては「じんつうりき」の取得がスボミーのみであり、卵を産ませる際に片方が「おはなのおこう」で埋まってしまうため、*性格・個体値固定アイテムである「かわらずのいし」「あかいいと」「パワー系」のうち、実質もう片方側の一つしか持たせられず、性格・個体値どちらかを上手く固定させられない。
そもそもスボミー自体がベイビィポケモンであるため、素の状態ではタマゴが作れない。進化方法もなつき進化、それも朝昼限定であるため、良個体同士の掛け合わせに時間指定と非常に手間がかかっていた。
これに加えて「めざめるパワー」まで粘ろうとなれば鬼のような厳選難易度を誇る。
とはいえ第7世代以降「きんのおうかん」「ぎんのおうかん」の登場で性格と「めざめるパワー」さえ合えばレベルを100にして個体値を補強するだけでよくなったのは救い。
第8世代では「めざめるパワー」が廃止されてしまった。上述したようにロズレイドには他に「テクニシャン」の対象になる有用な技がマジカルリーフくらいしかない(毒タイプにいたっては対象技が全て物理)ため、テクニシャン型は大幅に弱体化した。
一方で性格補正箇所を変更できるミントの存在、タマゴ技の仕様変更、「めざめるパワー」「テクニシャン」厳選の不要化、さらにロゼリアのタマゴ技への「じんつうりき」追加により大幅に厳選難易度は下がった。
LEGENDSアルセウスではオンライン対戦が存在しないものの、トレーナー同士や強力なポケモンとのバトルはやはり変わらないため高めのとくぼうを活かした強引な戦い方が得意。
一部の技が未実装という煽りは受けているものの、必要水準の草・毒・エスパー・フェアリー・ノーマル、そして補助技は覚えるため、持ち前のとくこうで強引に倒しきることもできる。
今作は弱点をどれほど的確に突けるかが従来以上に大きく影響するため、技の適用範囲はやや狭いが、パーティーの空いた枠に忍ばせておくと思わぬ活躍をするだろう。
使用トレーナー
ゲーム版
- ナタネ:ジムリーダー(シンオウ)
- ジュン:DPt・BDSPライバル
- シロナ:シンオウチャンピオン
- モミ:ポケモントレーナー
- ミル:ポケモントレーナー
- アンズ:ジムリーダー(カントー)
- エリカ:ジムリーダー(カントー)
- ティエルノ:XYライバル
- ミツル:ORASライバル
- ウォロ:ポケモンつかい
- ムベ:ギンガ団(ヒスイ)
アニメ版
漫画版
- ナタネ(ポケスペ)
番外作品
ポケモン不思議のダンジョン
『探検隊』以降レイダーズという探検隊のメンバーになっている。他のメンバーはエルレイド(リーダー)、ドサイドン。
だが彼らは物語終了後ダグトリオを救出したところにちらっと出て来るだけで、どういう存在なのかは一切不明。
なお性別は♂で落ち着いたオネエ口調で話すのだが、超ポケダンにて再登場した際には活発で女性らしい口調・性格へと変更されており恐らく探検隊時代の♂設定は無かったことにされている。
ポケモンGO
2018年11月15日、満を持して実装された。
ロゼリアからの進化方法は「アメ100個+『シンオウストーン』」というもの。
シンオウストーンは現在のところフィールドリサーチの「大発見」(7日達成ボーナス)やトレーナーバトルの報酬などでしか入手方法がなく、非常に稀少。こいつ以外にも進化先がたくさんいるので使用は慎重に。
とはいえ、進化前のロゼリアの出現率が比較的高めなので、シンオウストーンさえ手に入ってしまえばそこまで入手は難しくない。
性能は
くさ・どく両方のタイプでトップクラスの攻撃性能を誇るというとんでもないものになっている。
くさの方は通常技「はっぱカッター」、ゲージ技「ソーラービーム」で戦っていたが、2019年2月突如「くさむすび」(半分ゲージ威力90)が加入し、安定したダメージソースを手に入れた。
メガフシギバナ以外の全草ポケモン最高のDPSを持ち、攻撃種族値だけならメガフシギバナより高かったりする。ハードプラントが使える御三家すら超えるDPSは圧巻。
また、2021年2月7日に開催予定のコミュニティ・デイでは、新たに通常技で「タネマシンガン」、ゲージ技で「ウェザーボール(ほのお)」を新たに習得できるようになった。これまでチェリム(ポジフォルム)のみであった“ほのお技を扱えるくさポケモン”という稀有な立ち位置に食い込むことになり、他のくさ・どく複合と明確な差別化ができるようになった。
どくの方は当初から通常技「どくづき」、ゲージ技「ヘドロばくだん」があり、火力はベトベトン(アローラ含む)を上回る。とはいえ、現状どくタイプは有利を取れるタイプが少ない(くさ・フェアリーしかなく、いずれもどく以外に弱点を突くことのできるタイプがある)ため、どく特化のロズレイドはあまり見かけない。
攻撃性能が高い一方、HPに難があり耐久が低いため、長期戦や連戦は苦手で安定性に欠ける。
レイドバトルでならまだそれなりに活躍できるが、攻撃力が大幅に上昇しているシャドウポケモンとの戦いでは、場合によっては仕事らしい仕事もさせてもらえずに即退場なんてこともあるので注意。この辺りは攻守のバランスがいいフシギバナやモジャンボとの使い分けになるため適材適所で運用しよう。
ポケモンマスターズ
ナタネ&ロズレイド
初期から実装されている、自力で急所率を2段階上げられるどうぐ「クリティカット+」を持ち、くさタイプの強力な「リーフストーム」を主武器としたアタッカー。
技
すいとる | 相手に与えたダメージが多いほど自分のHPを回復する |
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クリティカット+ | 自分の急所率を2段階あげる |
リーフストーム | 自分の特攻を2段階さげる |
緑を力に! | 自分のわざゲージを2増やす。自分のさがっている能力のマイナスをプラスにする。 |
バディーズ技
映える緑のリーフストーム | 追加効果なし |
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パッシブスキル
晴れ時技ゲージ加速2 | 天気がひざしがつよい状態のときはわざゲージが早くたまるようになる |
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ジュン&ロズレイド
2023年8月28日に実装された、くさタイプのサポートロール。バトルポイントを貯める事で貰えるバディーズ呼出券で仲間になる。
技
すいとる | 相手に与えたダメージが多いほど自分のHPを回復する |
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こうごうせい | 自分のHPを最大HPの約50%回復する。天気がひざしがつよい状態のときは約60%、天気があめかあられかすなあらしのときは約40%回復する。 |
しびれごな | 相手をまひ状態にする |
どんッ!! | 味方全体の場を急所防御状態にする。自分の防御と特防を1段階あげる。味方全員の特攻を2段階あげる |
バディーズ技
まっすぐに成長していくグラスレイ | ★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる |
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パッシブスキル
まひ相手攻撃時急所率↑G9 | 相手がまひ状態のときは技での攻撃が成功したときに味方全員の急所率を1段階あげる |
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攻撃時バインド付与4 | 技での攻撃が成功したときに50%の確率で相手をバインド状態にする |
異常解除 | 初めて自分が状態異常になったときだけ自分の状態異常を解除する |
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
ダイヤモンド&パール
- ツボミのロズレイド
DP25話でポフィン作りの教室を開いているツボミのポケモンで登場。普段は庭の草花や果樹園の栽培を手伝っている。
スボミーだった頃にケガをして動けなくなった所をジョーイさんに助けられポケモンセンターで暮らしていたが、その頃にツボミと出会い、花が好きだった事でツボミに引き取られパートナーになる。
普段は臆病でおとなしく、サトシが大声を出しただけで恐がるほどだが、マフラーを顔に巻くと性格が一変し、庭の木の実を盗もうとする連中を華麗に撃退したり、木の実を食べに来たポケモンを帰したりと密かに果樹園を守っていた。
果樹園の木の実を奪おうと襲いかかって来たロケット団トリオと戦うが、ハスボーがうっかりマフラーの秘密まで喋ってしまった事でマフラーを取られてしまう。しかし、ツボミに励まされロケット団にたった一人で立ち向かった彼女のを見て、サトシ達と一緒にロケット団を撃退。マフラーが無くても勇気がある事を証明した。
- ナタネのロズレイド
DP37話で登場したナタネの切り札。サトシのナエトルを「くさむすび」で足止めをさせ、「ウェザーボール」で倒すなどフィールドや天候を上手く使う戦術派。サトシのエイパムにも同じ戦法を使うが見破られる。エイパムが攻撃が当てにくい木から木へと逃げ回った所を手のムチで捕まえて「フラッシュ」で目を潰し混乱させる。しかし、サトシの言葉で冷静さを取り戻したエイパムの「きあいパンチ」と「スピードスター」の攻撃で敗れた。
- シュウのロズレイド
DP76話でロゼリアがロズレイドに進化していた事が判明。
- ジュンのロズレイド
DP101話で登場。フットワークが良くサトシとのバトルでは相性が悪いヒコザル相手に「どくづき」の連打を浴びせて倒す。続くグライオン相手にも激しい打ち合いをするが相打ちで倒れる。こうてつ島ではギンガ団相手に戦うが相手のゴルバットの攻撃に歯が立たず敗れる。
- ナオシのロズレイド
DP176話でロゼリアが進化していた。
ベストウイッシュ
- BW98話
花園歌劇団のシオンのポケモンで登場。
XY
- XY編
60話からパフォーマー・エルマのポケモンで登場。
- その他:59話・64話(回想)
新無印
- シロナのロズレイド
新無印で登場。口上は「咲き誇れ、ロズレイド」。
マスターズトーナメント・セミファイナルでのサトシ戦でゲンガーと対峙し、お互いに決定打になる技がないので「タネマシンガン」や「リーフストーム」で互角に戦うも、「おにび」をくらった為、一時撤退。これにより特性『しぜんかいふく』で火傷を治す(更に「リーフストーム」による特攻低下もリセット)。
サトシのウオノラゴンとの戦いに再び登場し、「どくづき」でウオノラゴンを毒状態にするも、その時に「エラがみ」でダメージを受け、最後は「ドラゴンダイブ」で「リーフストーム」を突破されて戦闘不能となった。
特別編『神とよばれしアルセウス』でも登場。
劇場版ポケットモンスター
アニポケ・第8シリーズ
テラスタルデビュー
- ルカのロズレイド
53話でオレンジアカデミーのテラスタル研修生・ルカの手持ちで登場。コノヨザルに襲われて負傷していたが、リコのミブリムに治療された。…しかし、ルカがリコに、ロズレイドがリコのニャローテと雰囲気がよく似ていたが為に、紐が切れた鞄の応急処置とはいえマンキー・オコリザル・コノヨザル達の棲みかと食糧置き場を繋ぐツルをルカが切ってしまった事が原因でリコ達が犯人だとコノヨザルに勘違いされる事となる。
57話でも登場している。また、66話ではアンのフタチマルとバトルしていた。
ポケモンローカルActs
福島県三春町に地域応援ポケモンであるラッキーと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。三春町は、三春ハーブ花ガーデンの所在地でもある。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0406.スボミー→0407.ロズレイド→0408.ズガイドス
同複合タイプ
関連ポケモン等
コラボ | 福島ポケふた組 |
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関連ポケモン | ニャローテ / マスカーニャ:くさタイプ、種族名にマスカレイドが入っている、仮面、背中のマントなど共通点の多いポケモン。進化前のニャローテもアニポケで雰囲気が似てると言われている。 |
その他