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スーパーヒーロー大戦GPの編集履歴

2022-07-01 02:35:49 バージョン

スーパーヒーロー大戦GP

すーぱーひーろーたいせんぐらんぷり

【仮面ライダーの歴史が狂う】2015年3月21日公開の仮面ライダー映画。

新たなる敵の登場。そんな彼の前に現れた謎のライダー、その名を仮面ライダー3号!

原作者石ノ森章太郎、幻の仮面ライダーが今ここに蘇る!


概要

2015年3月21日公開の映画。

正式タイトルは『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』

公開当時に放送していた『仮面ライダードライブ』を主人公に、『仮面ライダー』放送当時、児童誌に描かれただけに終わった幻の仮面ライダー「仮面ライダー3号」を巡る戦いを描く。


白倉伸一郎プロデューサー曰く「ドライブがこの3号と出会う所からとんでもない物語がスタートします!」とのこと。

「GP」は「GRAND PRIX(グランプリ)」の略とのことで、物語後半では最強・最速のライダーを決める究極のレース「仮面ライダーグランプリ」が舞台となる。


冒頭の1号2号の活躍シーンは、1973年に放送された初代「仮面ライダー」の実際の映像を再編集したものとなっている。


ED映像には、本作に登場するヒーロー怪人たちを石ノ森風に書いたイラストが使われている。


なお、「スーパーヒーロー大戦」と銘打ってこそいるものの、今作では遂に正式タイトルからも「スーパー戦隊」が完全に外されてしまい、戦隊の登場は当時現行だった手裏剣戦隊ニンニンジャーが顔見せ程度に客演するのみに留まっている。

…今度も「仮面ライダー大戦」で良かったのではないだろうか、と言うのは禁句か。


あらすじ

1973年2月10日。1号と2号の活躍により、地獄の軍団ショッカー首領は葬られ、世界に平和が戻った。

だが基地を後にする二人の前に現れたのは、本来存在しなかったはずの「仮面ライダー3号」=黒井響一郎だった。3号の圧倒的な力を前に、二人は成す術もなく倒されてしまう。


時は流れて2014年。

警視庁特状課に所属する「ショッカーライダードライブ」こと泊進ノ介と詩島霧子は、ショッカーユーゲントを選抜するレース大会を潰そうとする悪の仮面ライダー・仮面ライダーBLACKを逮捕するため出動していた。それはいつもの日常のはずだったが、霧子はどうしても違和感を抑えられなかった。


だが、BLACKを誘き寄せるために子供を盾に使ったブラック将軍のやり口と、それを庇って力尽きたBLACKの様子を見て、進ノ介に迷いが生じる。やがて「仮面ライダードライブ」としての使命に目覚め、反逆者として追われる身になった進ノ介だったが、その窮地を救ったのは黒井だった。


黒井は、1号と2号はまだ死んでおらず、巨大な電子頭脳にその魂を移し生き延びていること、その電子頭脳を保管してある秘密の場所「ライダータウン」に、正義に目覚めた仮面ライダーが集結していることを告げる。

進ノ介はショッカーライダー達の追撃をかわしながら、ライダータウンに向けて走り出すが…。


登場人物



敵サイド

ショッカー首領(CV:関智一) - 1号、2号によって倒された。


ブラック将軍/ヒルカメレオン(演:高田延彦) - かつてゲルショッカーの幹部であった男だが…?

チーターカタツムリ - 今回の映画で登場するショッカー怪人()。ある意外な人物が変身する。


チーターカタツムリ合成怪人であり、厳密にはゲルショッカー怪人に分類されると思われる。


魔進チェイサー


ショッカーライダー

☆はショッカーグランプリ参加者


その他ショッカー幹部

ジェネラルシャドウ(デルザー軍団)

マシーン大元帥(デルザー軍団)

大神官ダロム(暗黒結社ゴルゴム)

ジャーク将軍(クライシス帝国)

ン・ガミオ・ゼダ(グロンギ)

ロブスターオルフェノク(オルフェノク)

ウェザー・ドーパント(ミュージアム)

超銀河王(財団X)

サジタリウス・ノヴァ(ゾディアーツ)

フェニックス(ファントム)

デェムシュ(進化体)(オーバーロードインベス)


新型ショッカー怪人

ザンジオー

毒トカゲ男

ギリザメス

シオマネキング

ガラガランダ

カメバズーカ(デストロン)

シュバリアン(クライシス帝国)


戦闘員

ショッカー戦闘員

デストロン戦闘員

コンバットロイド(バダン)

チャップ(クライシス帝国)


映像ソフト化

2015年8月5日よりDVD&ブルーレイで発売された。


評価

スーパーヒーロー大戦スーパーヒーロー大戦Z仮面ライダー大戦とは異なり前作の主役ライダーオリジナルキャストが出演していない点については各所で不満の声が上がっている。

それどころか、トッキュウジャーはスーパー戦隊の件での前述の通り、一切登場していない。


また、一応大筋としては完結しているものの(過去の春映画が基本的に後味の良い結末で締めていたのに対して)多少後味の悪い終わり方をしている上に、本作単独では完全に完結しないまま終わってしまう。実質の完結編でもある『仮面ライダー4号』を視聴してやっとスッキリする終わり方をしている。要は『仮面ライダー4号』を視聴する事を前提になってしまっている為、単独で完結しない事も不満に挙げられる事もある。

この不満があったからかは定かでは無いが、似たような形式では後年の『超スーパーヒーロー大戦』と『仮面戦隊ゴライダー』があるが、これは映画だけを視聴してもその作品だけで完結する様になっている。


終盤に登場するショッカーの巨大ロボ「ライダーロボ」による歴史改変ビームは、そのあんまりにもあんまりな設定と、本来は歴史改変を受け付けない特異点である仮面ライダー電王すら歴史改変で消滅させるという無敵っぷりから、特撮ファンの語り草となっている。

まあ中身がモモちゃんだけなのかもしれないし特異点を消し飛ばす方法もあるっちゃあるのだが。


他媒体展開

仮面ライダー4号

dビデオスペシャル限定で配信(後に映像ソフト化)されたウェブドラマ。

本作での、とある仮面ライダーの死をきっかけに始まる、存在しないはずの「仮面ライダー4号」との戦いを描く。

前述したように、本作『3号』を見たのであれば、『4号』を見なければいけないほど、重要な作品である。


「ショッカー大戦GP仮面ライダー3号(仮)」

グランドプリンスホテル新高輪で開催された『仮面ライダードライブスペシャルイベント』内の完全オリジナルショー。

本作品に登場しなかった仮面ライダーチェイサーが登場。本作品と続編に登場する仮面ライダー3号仮面ライダー4号を主軸にした物語となっている。尚、スーパー戦隊は一切登場しない。

映像ソフトは同イベントのDVD内に収録。


余談

「電子頭脳に意識を移した1号」「それを守る本郷家執事・立花藤兵衛」という要素は、石ノ森氏が執筆した萬画版仮面ライダーのオマージュとなっている。


関連タグ

仮面ライダー

スーパーヒーロー大戦 仮面ライダー大戦

レッツゴー仮面ライダー…こちらもショッカーが世界征服に成功している。

MOVIE大戦フルスロットルスーパーヒーロー大戦GPサプライズ・フューチャー


関連映像

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