アグネスデジタル(ウマ娘)
うまむすめのあぐねすでじたる
「でゅふふふ〜っ、ウマ娘ちゃん尊い〜♪ ず〜っと見てたいよぉ☆」
プロフィール
キャッチコピー | ウマ娘ちゃん大好き!スーパー万能オタク娘 |
---|---|
誕生日 | 5月15日 |
身長 | 143cm |
体重 | 増減なし |
スリーサイズ | B74・W51・H75 |
靴のサイズ | 左右ともに21.5cm |
学年 | 中等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | マッサージ技術は神業クラス |
苦手なこと | カップリング論争 |
耳のこと | エモの波動をキャッチすると毛が逆立つ |
尻尾のこと | ライブ前は美容室で毛並みを整える |
家族のこと | 家族の趣味は、キャンプ!フェス!BBQ! |
ヒミツ | ①最後尾を走っている時はプラカードを持ちたくなる / ②暑さ・寒さへの対処法の知識がプロ並み |
自己紹介 | お疲れちゃん!デジたんですっ!キラキラのウマ娘ちゃんたちを推してます!毎日幸せ!ヲタクに生まれて良かった~♪ |
CV | 鈴木みのり |
ウマ娘オタク。大好きなウマ娘にお近づきになり、御姿を愛で、幸せな日々を送るためにトレセン学園にやってきた。
とはいえ礼節はわきまえており、迷惑行為を働いたりはしない。あらゆるウマ娘を近くで拝みたい一心で、芝ダート問わぬ万能な走力を見せつける。
(公式ポータルサイトより)
(旧プロフィール)
愛する美少女ウマ娘を特等席で見るためにトレセン学園へやってきた、オタク気質のウマ娘。
性格はあっけらかんとしていて好き嫌いがはっきりしている。
あらゆる距離、天候、状況をものともしないオールラウンダー。
概要
ウマ娘を愛するウマ娘ヲタク。走者としての類稀な資質に恵まれたがために「天上の楽園」と呼ぶトゥインクル・シリーズを目指しながら、切磋琢磨するウマ娘たちの萌えと尊みに溢れるトレセン学園での生活を、悶え、気絶し、時には奇声を上げながらエンジョイしている。
一人称は「デジたん」「あたし」。家族からは「デジ」と呼ばれているらしい。
適性が芝・ダートのどちらかに定まらないことや、戦場にかかわらずあらゆるウマ娘を見たいという信条もあって、どんなレースでも戦えるようにとトレーニングに励む努力家。バ場適性については努力の範囲外の要素であるため、どちらにもトップクラスの適性を見せるデジタルは、数千人の生徒を抱える学園でも唯一無二の存在であり、所謂努力する天才の部類である。
ウマ娘ストーリーにおいては若干不純な動機も覗かせつつ、ダートと芝を同じだけ走り込んでおり、教官には「みんなの2倍やっているようなもの」と感心されている。学園の選抜レースでも“二刀流”は想定されておらず、トレーナーと共に奇策に打って出ることに。
競技者としての素養と持ち前の観察眼から、他者のパフォーマンスの変化には敏感で、良くも悪くも正直者であるがゆえに、相手の不調をおっかなびっくり言い当てる事も。
担当声優が複数の作品においてアイドルや歌手を演じていることもあり、ウマ娘全体でも指折りの歌唱力を持つ。
ここまでのスペックを誇りながら、彼女のキャラストーリー冒頭における自己紹介は
「私の名前はアグネスデジタル。どこにでもいる"平凡"なウマ娘」
ど こ に で も い て た ま る か 。
我を忘れた時の暴走ぶりは凄まじく、トレーナー含め誰にも抑えがきかなくなる。
- 他のウマ娘に噛み付いて困らせる悪癖を持つシンコウウインディに対し、噛み付かれたことを大喜びするというリアクションで困惑させる
- テイエムオペラオーには、彼女に見られてると「なんか寒気がする」と言われる
- あのゴールドシップでさえ我に返って本気で焦り、やべーやつとまで言わしめる
といったように、普段は他のウマ娘を振り回す側に回りがちな面々さえも逆に翻弄してしまうほど。
クリスマスイベントの条件分岐(スキルLvアップの条件未達成の場合)では、ルドルフの代わりにエアシャカールからプレゼントを貰うパターンがあり、色々あってタキオンとエアシャカールによるデジたん争奪戦が繰り広げられデジタルは尊みで風になった。
公式、二次創作を問わず頻繁に尊死する姿が目撃されている。一例としてTwitterではウマ娘の尊いイラストが上がると閲覧者がリプ欄に大体一枚から二枚はデジタル殿の画像を投稿するというリアクションがお約束になっている。pixivでも「またデジタル殿が死んでおられるぞ」なんてタグまで作られたり。
アニメには長らく登場していなかったにも拘らず、2018年11月18日に行われたマイルチャンピオンシップでは、イラストが描かれた。 →こちらを参照
推し活
ウマ娘箱推しの雑食という猛者であり、自身の担当トレーナーもウマ娘大好き民の「同志」であることを疑わない。学園では四六時中“供給”を浴びているためすこぶる元気だが、あくまでも傍観者として不介入を貫いているらしく、同室のタキオンには端的に「観測者効果を恐れている」と分析されている。
自身が出走するレースがあろうとライブ用のグッズを持ち込み、どんな楽曲もコールをマスターし、各種グッズも買い集めるなど、オタ活に励む一方で、推しに恥じないよう、そしてイベント当選確率が少しでも上がるよう「徳を積む」ことに余念がない。財布の紐は少々ゆるめ。
「誰でも大好き」を掲げながらもイチオシやマイブームはあるようで、最推しはオペラオーとドトウ。ファル子のライブには頻繁に通っており、キングヘイローを題材に作品を生み出したりしている。
ウオッカとスカーレットに関しては、二人の会話を読唇術すら使わず妄想だけで正確にトレースしており、本人達を驚愕させている。
1コマ漫画では同人誌を執筆する姿が描かれたり(原稿はペンとインクのアナログ派)、「ヒミツ」では某イベントの熟練参加者であることが窺えるなど、そのキャラクターからトレーナーとは違う形でファン目線のリアクション役としての地位を確立している。
育成ストーリー内では、クラシック級の合宿中に「キング本」を執筆しようとして本人バレしたり、シニア級合宿ではトレーニングに集中するべく新刊を冬に回すと宣言してキングに残念がられる場面も。
自室はグッズまみれである一方、フィギュア等を種類別に分けるなど整理整頓は得意。これに関しては、実馬のアグネスデジタル号が馬房の使い方がきれいで、馬糞をするところや寝るところなどをしっかり決めていた(※担当していた井上多美男厩務員の証言、おがわじゅり著「21世紀名馬列伝」より)ことが由来と思われる。
功徳を積む一環として図書委員を手伝っており、返却期限の過ぎた本をトレーナーたちから回収する際にはゼンノロブロイから感謝されている。
ファンの気持ちを深く理解しているため、感謝祭でのファンサービスは大盛況となり、規律に厳しいエアグルーヴを唸らせ、ルドルフにも「陰の立役者」と感心されている。
しばしば哲学や古典の一節を引用しては、オタ活やレースに向ける想いを語彙も豊かに表現する。著名なところだとアリストテレスの『詩学』や孔子の『論語』など。また、オペラオーに対してもオペラにまつわる比喩を持ち出すなど、教養豊かなのはオタ活の成果だろうか。
その一方で自分が主役になるドリー夢系は吐き気を催すほど受け付けられないとの事。
容姿・デザイン
ストロベリーブロンドに近い濃い目のピンク髪を耳下でツーサイドアップにしている(※アグネスデジタル号は栗毛)。
元性別を示す耳飾りは、大小違う球体が付いている点は同じなのだがゲーム内3Dモデルを見ると右耳はいくつかが水色、左耳は全て白色。1コマイラストでは右耳は“全て”水色だったりと、公式のビジュアルにも若干ブレがある。頭頂部には赤いリボンをつけている。瞳は彩度が低い青色で、かなりグレーに近い。
アグネスデジタル号が小柄だったため、『ウマ娘』でもかなり華奢な体つきであり、ゲーム内では小柄さが強調されるナリタタイシン(145cm)よりも身長が低い。育成中には最終直線で抜け出す一際小さな姿を目にすることだろう。
- 勝負服(原案)
セーラーワンピースを原型としたアイドル風衣装。史実のアグネス冠(渡辺孝男氏)の勝負服が「黄色地、赤袖+水色二本輪」であり、これらの色を使用しており、黄色地の衣装で装飾が水色、頭と腰に赤いリボン。足の白斑を反映して右手のみ白手袋着用、脚には白網タイツに黄色と赤のガーターベルト、水色のパンプス。
ゲーム内ではサポートカードでも見られず、ポータルサイトのキャラ紹介のみで閲覧可能。
- 勝負服(リニューアル版)
ゲーム版にて2021年9月20日より育成ウマ娘として実装、勝負服は原案から大きく変更された。育成イベントでは、100を超えるデザイン案から選び抜いたデジタル渾身の衣装であることが語られている。
原案から髪飾りが変更された珍しい(※)ケースで、頭頂部のリボンは黄色に変更、耳飾りは左耳が白と黄色のみなのに対し、右耳はさらに赤・緑を追加している。手指には耳飾りと同じくビビッドなネイルが施されている。
服は白のチューブトップに肩袖が黄色フリル、赤いフードのノースリーブパーカーで、袖と同様フリルのついたスカートに赤のベルトとリボン、トップスやスカートと同じ柄で赤く縁取りされた白ショートパンツを着用している。
配色は原案同様「黄色地、赤袖+水色二本輪」を反映しており、特にスカートの柄などは水色と黄のボーダーが多めに使用されている。
脚元はカラフルなスニーカー。右脚がレッグウォーマーで左脚が白ニーハイになっており、右手の白フリルリストバンドと合わせて、“左前肢のみ白斑がない”“右前肢・左後肢の白斑が長め”という特徴を反映している。また「デジタル」という名前からか、スニーカーとニーハイにドット絵のハート柄があしらわれている。
(※)髪飾り変更の事例としては、リボンの色が変わるか金の飾りが追加される程度のもの。
- 私服
育成実装と同時に私服も確認できるようになっており、ほぼパステルカラーのロゴTシャツ・スカート・ロゴパーカーで登場。低身長もあり子供っぽいという声もある。スカートの中は水色のスパッツであり、雷マークが入っている。
マンガ版
STARTING GATE!
5巻収録の『ウオッカとスカーレット編』で初登場。学年別校内マラソン大会に参加しており、序盤から飛ばしていくウオッカに感激して涙を流していた。なおさりげなく制して堂々の優勝を果たすが、この時「ウマ娘ちゃんたちをゴールで手厚く介抱しちゃいます!」といつも通りのテンションで興奮し、実況のエルコンドルパサーからは「何かトンチキなことを叫んでいマース!」と言われていた。
うまよん
第47話で初登場。テイエムオペラオーとメイショウドトウの競り合いに混ざり、写真判定用の写真には二人の横顔をガン見しているウキウキ顔で写り込んでいる。
第52話ではシンコウウインディの噛みつき癖に対する“罰則”として召喚され、本能的に危機を察したウインディから謝罪を引き出す活躍を見せている。「噛んでごめんなさいなのだ」
芝ではタイキシャトルに、ダートではファル子に約一バ身差の惜敗を喫しながらも、推しをガン見&絶叫しながら駆け抜ける勇姿を見せ……本当に何なんだコイツ……。
ウマ娘の最高のシーンを間近で見たいがために文字通り血が滲むほどのトレーニングをこなす一面も描かれており、ハヤヒデ・ブライアン姉妹から一目置かれていたり、『うまよん』とアプリ版共に会長から功績を賞賛されている。
アニメ版
ゲーム版
Rサポートカード[トレセン学園]とSRサポートカード[デジタル充電中+]がリリース当初から実装されている。
2021年9月20日には★3育成ウマ娘[超特急!フルカラー特殊PP]として実装された。
傍観者気分の抜けないままにトゥインクル・シリーズを走り出し、走者として否応なしに「推し」と崇めるウマ娘たちと関わりを持っていくアグネスデジタルが、ずっと憧れてきた“光”の本質に近づいていく、愛と情熱の響き合う物語が描かれる。
彼女の育成においてとりわけ印象的な要素の一つが「短縮版」だろう。その名の通り、育成時のストーリーイベントや育成ウマ娘のイベントの一部をあらすじに置き換えるというオプションである。
基本的には既読スキップと同様、クリア済みのイベントを再びプレイする時のための措置であり、イベントの内容をトレーナー視点で簡潔に説明するだけ…なのだが、アグネスデジタルの「短縮版」は他のウマ娘とはわけが違った。
デジタル本人によるモノローグで綴られる、「どこにでもいる"平凡"なウマ娘」というプレイヤーにとってはツッコみどころ満載な自己紹介に始まり、オタクキャラよろしく様々な作品のパロディ・ネタ要素(詳しくは余談参照)満載な独壇場が繰り広げられるのである。
このようなフリーダムな仕様はテイエムオペラオーでも見られたが、育成の1周目を「通常版」でプレイし、アグネスデジタルの「変態」ぶりを大きな驚きと笑いと共に見せつけられたプレイヤー達にとって、想定外の更なる追い打ちになった事は言うまでもないだろう。
2022年4月1日~4日開催されたスマートファルコンの「みんなでトップウマドルプロジェクト」のイベントページには3日目に登場、エイシンフラッシュと共にライブの練習に勤しむファル子を応援した。
Twitterの宣伝映像でも登場しているのだが、ファル子のウインクのあまりの尊さに気絶している。
余談ではあるが、公開日の4月3日に開催された阪神競馬場12R(大阪杯の次のレース)なにわステークス(3勝クラス)を勝利したのは、スマートファルコンを父に、アグネスデジタルを母父に持つシャマルで、4勝目を挙げたことでオープン入りを果たした。
ウマ娘ストーリー
「 ペンライト、何色がいいです? 」
ウマ娘に魅せられ、ウマ娘を誰よりも近くで推すためにトレセン学園の門を潜った、自称「平凡」アグネスデジタル。無数の「推し」の息遣いに当初の心積もりを粉砕されてしまった彼女は、芝かダートかという走者としての重大な選択を、どちらかを切り捨てることなど到底できないという理由で先延ばしにしまくっていた。
選抜レースの誘いを断り続け、生徒たちのトレーニングを観戦席で讃えていた彼女は、同じように声援を送る「ウマ娘ちゃん好き」の業(カルマ)を背負った新任トレーナーと出会う。自分が走らない理由を問われて懇々と説明するデジタルの話を聞いているのかいないのか、トレーナーは芝でもダートでも直向きに走り込む彼女の姿にある可能性を見出していた。
後日、選抜レースの抜け穴を突いて芝とダートの両方に出走登録を届け出たデジタルは、“同志”と共に「オールラウンダー」への道を走り始める。全ては最高の推し活のために――。
育成ウマ娘
- ☆3[超特急!フルカラー特殊PP]アグネスデジタル
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|
85 | 91 | 83 | 100 | 91 |
+8% | +8% | +7% | +0% | +7% |
バ場適性 | 芝 | A | ダート | A |
距離適性 | 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 |
F | A | A | G | |
脚質適性 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
G | A | A | B |
- 尊み☆ラストスパー(゚∀゚)ート!
レース終盤に2回追い抜くと間近で拝むウマ娘ちゃんのあまりの尊さに思わず速度を上げる
- 条件がシンボリルドルフと似ているが、最終直線に入る前でも発動する上、2回追い抜くだけで発動するなど、条件は緩めである(その代わり、スピードアップ効果に「すごく」が付かないという劣る点もあるが)。
- スキル発動時の演出ではデジタルの周囲を無数のサポートカードが浮遊しているのだが、これらは毎回ランダムに選出されている。運が良ければ自分のサポートカードに熱い視線を向けるデジタルの姿が見られるかも知れない…?
初期継承なしでバ場適性が芝・ダートともAから育成可能なウマ娘は、現時点ではアグネスデジタルとイナリワンユキノビジン(新衣装版)のみで、成長率が4つのステータスに割り振られているというこれまでにない性能をしている。
バ場だけでなく脚質も「逃げ」以外は自在で、育成の自由度が高い半面、勝ち鞍の距離が未勝利を除いて1600m~2000mに集中しているためか、短距離・長距離の適性はかなり壊滅的。菊花賞が鬼門ながらも、クラシック三冠もトリプルティアラも狙える貴重なウマ娘である。
ノーマルスキルを鑑みると中距離・差しまたはダート向けで、レアスキルがあまり有用でないが、そこはサポートカードで補おう。
スケジュールの都合で獲れないトロフィーは、京都新聞杯(GⅡ)とラジオNIKKEI賞(GⅢ)のみ。GⅠに至っては全て獲れるため、トロコン要員としての活躍はもとより、トロフィー収集のやりこみをしてみるのもいいかもしれない。
育成目標ではマイルチャンピオンシップ(クラシック級)終了後、クラシック級12月前半からシニア級6月後半までの間にGⅠでの3着以上入着を3回以上獲得するという課題が課せられる。
バ場・距離適性の幅広さから出走できるレースは多く、クリア自体は難しくないのだが、
- 特定のレースが指定されていないので目覚まし時計によるコンティニューが使えない上、出走時の体力減少も発生する
- 充分なステータスとスキルがあっても運次第でブロックからの着外も起きやすい差し中心の適性
- モブロックが起こりにくい逃げの適性がGであるため、時期的に対戦相手のステータスも上がってきている事もあり、「脚質適性を無視して逃げで強引にスピードで押し切る」という戦法も通用しにくい
といった条件が重なっている事から、きっちり3回のG1レースで課題をクリアする計画でプレイしていると想定外に敗北してそのまま育成終了といった事態も起こりやすく、育成方針によっては意外な難関にもなる。
特にアオハル杯ではレースに多く出走させにくいためこの傾向が顕著になりやすい。
そのためアグネスデジタルを育成する場合は、遅くとも6月前半の安田記念までに課題を達成するつもりで計画を立て、1回分の保険として最後のターンの宝塚記念や帝王賞に望みを託せるようにしておきたいところである。
また、2022年8月19日に地方レース場が追加され、その中にはアグネスデジタルが2001年に優勝したマイルチャンピオンシップ南部杯も追加された。南部杯で1着になると、ステータスアップの他に「盛岡レース場○」「急浮上」のスキルが手に入る。
ちなみにユキノビジンの私服姿がここで初登場となった。
アグネスデジタル全冠
2022年2月24日に実装されたシナリオ「Make a new track!!~クライマックス開幕~」に伴い、特定のウマ娘でGⅠ~GⅢ全てのトロフィーをコンプする事で獲得できる「(ウマ娘)全冠」という称号が追加された。難易度はウマ娘の適性によって変わるのだが、初期段階の因子継承しかされていない状態で、ジュニア級およびクラシック級3月までの重賞を制する必要がある。
シナリオリリース当初はこの期間にある重賞は芝レースのみであったが、2022年8月19日に地方レース場が追加されると同時に、ジュニア級12月後半にダート・マイルのGⅠレースとして全日本ジュニア優駿が追加されており、スーパークリークのように難易度が跳ね上がった事例もある。
しかし、芝適性・ダート適性ともにAで、距離適性もマイル・中距離がAと幅広い適性を誇るデジタルなら"比較的に"難易度も低いため、是非挑戦してみて欲しい。初期段階で短距離適性因子をいかに集めるかがカギとなるだろう。
- ☆3[愛麗♡キョンシー]アグネスデジタル
ストーリーイベント「デイズ・イン・ア・フラッシュ」の開催と同時に実装された☆3育成ウマ娘。詳しくは該当記事を参照。
固有二つ名
万能オタク娘
ジャパンダートダービー、マイルCS、フェブラリーS、安田記念、天皇賞(秋)、有馬記念(シニア級)を勝利する
- 史実で出走した国内GⅠを勝利するだけ。…と思いきやNHKマイルカップや宝塚記念が抜けている一方で距離適性Gの有馬記念がそのまま入っている曲者(史実では9着)。岩手JpnⅠであるマイルCS南部杯はデジタルの育成実装後に追加されたため対象に入っていない。
- 長距離の有馬記念が含まれるため因子での補強は必須。
- 要するに「史実で勝利したGⅠ6勝をウマ娘のレギュレーションで再現せよ」という条件。育成シナリオには存在しないGⅠレースが2つあるため、条件の類似したレースを当てはめてある。1つは上記の地方交流GⅠ(当時)「マイルチャンピオンシップ南部杯」で、同じダートGⅠ「ジャパンダートダービー」で代替。もう1つは香港で1年の締めくくりに行われる国際GⅠ「香港カップ」であり、同じように日本の1年の締めくくりである「有馬記念」で代替してある。
特殊実況
ジャパンダートダービーを勝利し、芝2000mのGⅠで一度も1着にならないで、シニア級の天皇賞・秋を勝利する。
- シニア級6月後半までに3回以上、GⅠで3着以上を取る目標があるので、うっかり大阪杯を取らない様に注意。
- ジャパンダートダービーは目標に入っているが、条件が5着以内とリトライし辛いのでほぼ一発勝負である。
- ホープフル・皐月・秋華・クラシック秋天も芝2000mなので回避する必要がある。
サポートカード
- SR[デジタル充電中+]アグネスデジタル
リリース初期よりサポートカードガチャにて入手可能なSRサポート。タイプはパワー。
悪路でもダートでも難なく走った史実を考慮し、「雨の日○」「道悪○」のスキルが取得できるのが最大の強み。マイル・中距離向けの育成に適している。
2021年8月30日に実装されたシナリオ「アオハル杯 ~輝け、チームの絆~」では、他のキャラクター同様にサポートカードがあれば彼女をチームメンバーとして走らせることが出来るようになったが、その適性は圧巻の芝A・ダートA。距離についてもマイルと中距離の両方がAなこともあり、いざ走らせてみると実に強力。この適性の広さとサポカ自体の使いやすさもあり、チームの穴埋め役としても重宝される。
↑一方彼女の性格を鑑みてこんな心配も上がっている。
カードイラストの元ネタは2003年の天皇賞(秋)、もしくは同年の有馬記念だと言われている。デジタルの身に付けているタオルに「03」の文字があり、後ろに写り込んだうちわに描かれているウマ娘が同年の天皇賞秋と有馬記念を制したシンボリクリスエスの勝負服と色合いが似ているからである。
アグネスデジタル号も両レースに出走しているが、それぞれ17着に9着と惨敗(しかも有馬記念は引退レース)。もしこの説が本当なら、このサポートカードは自身が負けたレースで興奮するデジタルを写したものになる。
後にシンボリクリスエスは実装されたが、衣装はうちわに描かれているイメージと同じかは今のところ不明。(そもそもクリスエス自体このサポカ匂わせで「実装されないのでは?」と言われていた)
余談だが、同じパワー系カードであるスマートファルコンとの二人だけの友情トレーニングが発生した場合、推しのライブに来たファンにしか見えなかったりする。
- SSR[そこにいる幸せ]アグネスデジタル
2022年2月8日にガチャに追加されたSSRサポートカード。タイプはSRと同じくパワー。
金スキルはダート専用スキル「狙うは最前列!」。このカードが出るまではデジタルの覚醒スキルLv.5でのみ習得できるものだった。アクエリアス杯直前の実装ということもあって、作り直しに追い込まれたトレーナーも多いようだ。
イラストではサイン会の列に並ぶデジタルで、よく見ると尻尾を編み込んでいる。
このサポカイベントでは、おめかし用の服を購入する為にバイトに勤しむデジタルを見る事が出来、同時にトレセン学園では中等部でもバイトの許可が下りる事が暗に示されている。
また、このサイン会を開いているウマ娘は誰なのかという議論も白熱している。
関連人物
同期(00世代)
1997年生まれの同期。
シャカールは上述の通り結構絡みがあり、タップ実装後には同期組三人のホーム会話が追加された。
史実では2001年の天皇賞(秋)で対戦し勝利。
天上の最推しコンビであり、その存在自体がデジタルの覚悟を問うラスボスめいた立ち位置。
寮のルームメイト。モチーフ馬同士の血縁はない。
どちらもシンボリルドルフが気にかける作中屈指の実力者、方向性は違えど「ウマ娘」という存在そのものに並々ならぬ関心を持つ、とても個性的な言動が目立つウマ娘、という共通点から「やばい方のアグネス」「アグネスのやべー方」を挙げようにも区別できないとネタにされている。
学園随一のマッドサイエンティストと同室でありながらこれといったトラブルに巻き込まれていないのは、偏に「ウマ娘ちゃんへのお触り厳禁」という信条により、結果的に数々の実験を神回避しているため。
もっともタキオンにとってはその奇行さえ興味深い観察対象になっているようで、デジタルと一緒にいると「観察される側の気持ちが分かって新鮮」と言っている。
なお『うまよん』では身体測定日にそれぞれ問題行為をやらかし、2人揃って反省文を書かされている。
史実では2000年のマイルCSで対戦し勝利。
デジタルが「女神」と崇める一人であり、アスリートとしての魂を叩き込む重要な役回りを演じている。デジタルの真摯な姿勢もあってか、同人活動には好意的。
育成シナリオ「Make_a_new_track!!」のランダムイベントで共演。オグリからの申し出で、芝・ダート両方でトレーニングを行った。
史実では安田記念においてどちらも当時のレコードを更新している共通点がある。アグネスデジタル号が塗り替えたのが正にオグリキャップ号のレコードであり、同時に最後の勝ち鞍となった。
史実においてアグネスデジタル号のラストランとなった2003年の有馬記念で対戦。「英雄」ロブ・ロイと戦場を選ばぬ「勇者」という繋がりもある。
育成ストーリーやホーム会話で絡みがある。
史実では同じ厩舎に所属していた間柄。
その関係からかホーム会話では2人の交流が見られるが…?
ウマドルであり、ウマ娘オタクのデジタルとは絡みが多い。ダートに適性を持つという共通点もあり、ファル子からは大事なファンであると同時に強力なライバルとしてマークされている。ゲーム内ではデジタルを最も尊死させている、ある意味天敵。
デジタルに続いて実装された、2人目の初期、芝A・ダートA適性。初期適性の広さだけならデジタル以上のトンデモ性能だが、彼女の固有スキル的に相互互換のようになっている。
デジタルの育成イベントでもちょっとだけ絡みがある。
『うまよん』ではバレンタインに、ゲーム版ではクリスマスに、芝とダートの二刀流でシリーズを盛り上げたデジタルの功績を称えて直々に贈り物を手渡している。
ホーム会話で絡みがある、尊みの術で昇天しかけていた。
髪色と地方経験あたりが共通点だが、ウララの父ニッポーテイオーは秋天・マイルCS・安田記念を制覇している(デジタルは秋天が最後なのでローテは異なる)。
デジタルと同じく史実ではGⅠを6勝しており、史実でもウマ娘でも奇行が多い事から、GⅠ6勝バ=変人枠というジンクスがトレーナー間で囁かれている。
尚、そんな彼女でもデジタルに対しては恐れをなしており、数少ないゴルシの天敵として扱われている。ゴルシの同期でデジタル産駒のタイセイモンスターはゴルシと仲が良かったらしい。
当人の育成ストーリーで図らずも大きな影響を及ぼす事に。
競走馬『アグネスデジタル』
真の勇者は、戦場を選ばない。
3つの国と11にも及ぶ競馬場を駆け巡り
獲得してきたタイトルのバリエーションは、
どんな名馬の追随も許さない。
芝とダートの垣根を、そして国境さえも乗り越えて、
チャンピオンフラッグをはためかせてきた勇者。
君が刻んだ空前の軌跡、そのひとつひとつが永遠に輝く。
《「ヒーロー列伝」No.54》
すべてをこの手に
望みを問われて彼は
すべてだと答えた
勇士とは欲張りなものなのだ
ただし彼は天与など待たない
膂力と技巧と才覚を頼りに
前例なき戦いを勝ち抜いて
簒奪することに挑む
往く道の厳しさを知りながら
それでもなお突き進む
英雄とは型破りなものなのだ
《「名馬の肖像」2022年フェブラリーステークス》
1997年にアメリカで生まれた外国産馬(00世代)。父クラフティプロスペクター、母チャンシースクウォー、母父チーフズクラウン。
1999年にデビューし、以後引退する2003年までGⅠ6勝を挙げた優駿である。
1999年の全日本3歳優駿(現・全日本2歳優駿)、2000年の名古屋優駿、ユニコーンSとダートで活躍していたが重賞・一般問わず芝のレースでは未勝利だった。しかし、同年のマイルチャンピオンシップ(京都競馬場)に出走し、13番人気ながら豪快な追込でGⅠ初勝利。これが芝での初勝利であり、翌年での引退が決まっていた鞍上の的場にとって最後のGⅠ勝利となった。
この時ダイタクリーヴァに騎乗して中央GⅠ初勝利目前だった安藤勝己も中日スポーツの取材に対し、「あの馬に負けたマイルCSは忘れられない」と、騎手引退後も根強く頭に残っている程である。
2000年11月19日 京都競馬場
実況:馬場鉄志
2001年2月を以って的場が騎手を引退してからは主戦騎手が四位に代わり、岩手県の盛岡競馬場で開催されたマイルチャンピオンシップ南部杯に勝利すると、次走に外国産馬の出走が解禁された天皇賞(秋)を選択。出走馬決定賞金の差でクロフネから出走権を奪って出たレースでは4番人気だったが、雨の中大外からの一気の豪脚でテイエムオペラオー、メイショウドトウらを差し切って勝利。
2001年10月28日 東京競馬場
年末には香港に飛び立ち、これまでとは違う先行策で香港カップに勝利。エイシンプレストンが香港マイル、これが最後のレースとなるステイゴールドが香港ヴァーズを勝っており、日本勢が香港GⅠを席巻した。
2002年にはダートGⅠのフェブラリーステークスに勝利し、史上初のGⅠ4連勝を達成。地方競馬・船橋競馬場の日本テレビ盃(GⅢ)でも勝利し重賞5連勝。
2002年2月17日 中山競馬場
2003年には安田記念に勝利。GⅠ級勝利数を6勝に伸ばし、同年の有馬記念(9着)を以って引退。
引退後は種牡馬入りし、2008年のシンザン記念を制したドリームシグナル、2014年のジャパンダートダービーを制したカゼノコなどを送り出した他、芝とダートの両方をこなす産駒も送り出した。
2003年6月8日 東京競馬場
国内外11の競馬場で走り、芝とダートのGⅠ双方を勝利した「オールラウンダー」。
訃報
ウマ娘のアプリリリース後も存命の競走馬の一頭であり、2020年をもって種牡馬としても引退して余生を送っていたが、2021年12月8日、放牧中の事故により不幸にも安楽死の処置が行われた。24歳没。
ウマ娘として実装された後に召された最初の元馬となった。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
余談
「変態」の異名
JRAからは「勇者」と讃えられたアグネスデジタル号だが、ファンの間では畏怖と敬意をこめてしばしば「変態」と呼ばれる。
上述の実績のうち、マイルCS南部杯(地方、ダート)→天皇賞(秋)(中央、芝)→香港C(海外、芝)→フェブラリーS(中央、ダート)のGⅠ級4連勝時は、地方・中央・海外・芝・ダートの条件を毎回変えるという普通はしないローテーションを組んでおり、この意味の分からない馬場適性をして、一部ファンから「おかしい」「変態的」と(※誉め言葉的スラングとして)呼ばれていた。ゲームのキャラは、この時の「変態アグネスデジタル」という渾名をモチーフとした性格付けと想像される。
引退直前だった的場騎手とのGⅠ勝利では、後方集団で後塵を拝していたにもかかわらずテレポート並みの末脚で大逆転を決めたが、香港では先行して押し切る横綱相撲を披露しており、脚質・馬場・競馬場を選ばない万能ぶりである。
4歳春には競走馬にとって一歩間違えれば致命的となる「球節」(人間の踝に当たる関節や靭帯)を故障するのだが、完治した秋から全盛期に突入という意味不明な経歴が余計に「変態」の印象を強めている。現役中の目立った故障はこの一点だけで、故障の多い競走馬としては健康なまま引退した珍しい事例でもある。
舶来の名馬・クロフネ覚醒のきっかけ
極め付けに、当時世紀末の二大覇者として君臨したメイショウドトウとテイエムオペラオーを天皇賞(秋)で諸共に玉座から引きずりおろすのだが、さらにこの経緯が、前日の武蔵野ステークスで圧勝を決めたクロフネのダート適性を発見する切っ掛けにもなっている。天皇賞でデジタルに誹謗中傷を投げつけていた過激な競馬ファンも、続く海外遠征での香港Cできっちり快勝して黙らせてしまった。
多くの競馬ファンをして「今後デジタルを超える馬は多く出るだろう。しかしデジタルと同じ馬は現れ難い」と言わしめている。
この性格から、ウマ娘のアグネスデジタルは「あらゆるウマ娘の走る姿を見たい」という動機で異常なスケジュールをこなすオールラウンダーとしての道を駆け抜けるものとなっている。
ストーリー中には、NHKマイルカップを勝ったクロフネと思わしき後輩ウマ娘も登場し、当然ながらデジタルはこのウマ娘を推していた。また、自らの活躍で奪い取ってしまった秋の天皇賞の出走枠に関して思いつめてしまう場面も存在する。
デジタル以外のレース
上記のクロフネと思われるウマ娘以外にも、デジタルと同時期に走ったウマ娘のレースの数々が描写されており、その全てが時系列に忠実である。
史実でも晩成型だったメイショウドトウ号が覚醒するのはクラシックを終えた1月のGⅡ・日経新春杯以降であり、ドトウのストーリーでも大きく取り上げられた。デジタルのストーリーでは、伸び悩むドトウにデジタルが「本格化」についてのアドバイスを送り、これが実ったことでデジタルの意識が変わり始める――という形で取り入れられている。
キングヘイローは古馬戦線での闘いがフィーチャーされており、1999年マイルCSで2着の善戦・2000年高松宮記念での初GⅠ制覇を経て、2000年のマイルCSでデジタル本人とぶつかるという史実が、彼女の不屈の魂をデジタルが受け取るというストーリーに落とし込まれている。キングはその後もストーリーにたびたび登場する。
史実では、黄金世代5頭のうちスぺ・グラ・エルが引退、スカイが休養中という中でキングが戦い続けていた時期にあたる。キング自身のストーリーでもあまり触れられなかった期間が補完されるシナリオになっている。
海外志向と距離適性
外国産馬で海外優勝経験がある場合は、『ウマ娘』ではタイキシャトル、エルコンドルパサー、シーキングザパールなど「海外志向のある帰国子女」というキャラ付けがされているのだが、アグネスデジタルはその枠に入るにも拘らずそのような性格付けは表立ってされていない。
一方でアグネスデジタル号がアメリカ出身という繋がりからか、育成シナリオではトレーナーへのクイズとして「タイキシャトルの出身地」が問われるのだが、その正解がアグネスデジタル号の出身地となっている。
海外エピソードの反映としては、プロフィール欄に「家族の趣味は、キャンプ!フェス!BBQ!」とやたらアメリカンな様子が書いてあったり、デジタル本人も「Oh…」や「Ouf!」などの間投詞を常用している。
ダートのレースの方が出走回数が多いためか、ダートレースのライブ楽曲である「Unlimited Impact」のデモムービーで姿が確認でき、更に歌唱も収録されているなど、実装以前からダート寄りのウマ娘として意識されていることが窺える。
後にアオハル杯でデジタルの適性が判明した際は、実装時唯一となる芝・ダートともに適性A、マイル・中距離もAと、実際を上回る距離適性を手に入れた状態となっている。
※ただし2000mで勝利したのは全盛期だけで、古馬マイルG1(当時)を完全制覇した実績から、ゲーム内で出走できるマイルG1に全て勝利すると隠しイベントが発生する。
肩書きの元ネタ
アグネスデジタルの肩書きである「超特急!フルカラー特殊PP」。同人誌の原稿を提出するために急いでいるデジタルらしいものなのだが、アグネスデジタル号の馬主であった人物は印刷関連会社の経営者であり、意外なところで元ネタが拾われた形になった。とは言っても、主に印刷機器・資材の販売を行っている会社で、それを同人誌絡みに翻案するのはウルトラCの発想である。
ちなみにウマ娘デジタルの父も印刷関係の仕事をしているらしく、本人も「欲しい本を(正規ルートで)入手しやすい」という形で恩恵に与っている模様。
固有二つ名の元ネタ
ファンからは上述の通り「変態」の異名で知られているが、JRAのポスターや公式サイトなどでは「異能のオールラウンダー」「万能の凄玉」と評されていた。「万能オタク娘」はこれらの「万能」要素と「変態」要素を融合させた結果と思われる。
ヒミツの元ネタ
とある情報によると、最後尾を走っている時はプラカードを持ちたくなるらしいが、大行列でどこが末尾なのかを分かりやすくするためのプラカードが元ネタ。同人イベントではスタッフでは無く最後尾に並んでいる人が持つことが多いためである。
また暑さ・寒さへの対処法の知識がプロ並みなのは、コミケが毎年夏と冬に開催されるために暑さ・寒さ対策が必須なため。
異様な連勝の秘訣?
規格外の戦績を残したアグネスデジタル号の気性面は大人しく、あまり手がかからない馬だったという。海外遠征などで結果が出せない場合、原因の一つに「移動によるストレス」がよく挙げられているため、彼の戦績はそういったストレスの無さもあるのではないかと考えられる。
四位騎手にも「やる気あるのかな」と心配される程のんびりした馬だったようだ。実際は「終わったら勝っていた」ということが殆どだったそうだが…
オタクな小ネタ
実在するマンガやアニメ、ラノベなどに関する発言、グッズショップへのお出かけが多く、『ウマ娘』世界における娯楽作品やイベントなどを考察するうえで重要なキャラクターでもある。
- バレンタインイベントで「アイエエエ!チョコナンデ!?」とチョコ・リアリティ・ショックを発症するシーンがある。
- ONEPIECEやドラゴンボール、セーラームーン(※1)が元ネタと思しきセリフもある。
- 「有明」などの単語も飛び出し、我らがビッグサイトもウマ娘世界には存在するようだ。クラシック級での夏合宿開始時には「コミ…」と言いかけている。
- 「お出かけ」イベントではウマ娘グッズショップに行くシーンもあり、ファン向けにウマ娘のグッズが販売されているらしい。
- イベントで確認できる限り、ショップ内には「マックイーンとブルボンのタペストリー」や「スぺ、スズカ、テイオーのぬいぐるみ」、「ルドルフやライスシャワーのフィギュア」、「グラスのうちわとカレンチャンのポスター」などが陳列されていた。
※1 2022年8月19日の新レース場のアップデートで追加されたイベント
関連イラスト
関連項目
- メジロドーベル… 主に二次創作で絡みがあるが遂に公式でも…、詳しくは当該記事にて。
他作品の登場人物等
ベアナックル:別の競馬作品に登場し、方向性は異なるものの適性や馬場を選ばぬ強者で、下手な負傷も歯牙にも掛けぬ頑丈な変態ホース、作中でもかなりの変わり者だが素質だけなら最強クラスと評されてる部分も共通している。
【プリコネ】関連
リリ:同じ運営元(Cygames)が提供している別ゲームに登場した中の人(鈴木みのり氏)が担当声優のキャラ。
Re:Diveの第3部からの主要ギルドアルターメイデンのギルドマスターである。
主人公を兄様と呼び慕う大和撫子気質で、声も合わさり史実を連想してしまうような属性の持ち主である。
クウカ:同じくプリコネに登場する髪型と色がそっくりさん。キャラの特徴を一言で表した場合、「変態なところが残念な美少女」という点も共通している。
ハツネ:上記の「クウカ」と同じ作品のキャラであり、髪型と髪色も似ている。中の人繋がりのキャラが下記の「りあむ」や「亜利沙」と同じコンテンツに登場している。
更に言うと「同級生」も中の人が同じ。
チエル:上記の「クウカ」&「ハツネ」と同じ(ry。髪色も近く、何でも出来る『天才美少女優等生』であると同時にドルオタで奇声を発する変人という共通点がある。但し、自己肯定感は真逆である。
また、リリ役でもある鈴木みのり氏の好きなプリコネキャラでもある。
【アイドルマスター関連】
夢見りあむ:同じ運営元が提供している別ゲに登場する髪の色が似ている限界ドルオタ。
松田亜利沙:こちらも別ゲのドルオタ繋がり。それぞれ憧れの地に足を踏み入れた者同士であり、限界ドルオタと共通点が多い。
【その他】
リンゴ(花騎士):「お美しい花騎士さんを近くで見る為に自らも花騎士になった」と言う正に精神的な先輩(お美しい花騎士さん≒可愛いウマ娘ちゃん)。こちらは尊死こそしないものの、新しい花騎士に出会う度に「ムッハー」興奮しながら鼻血を(噴水レベルで)吹き出す。ピンク髪。
コスモス(花騎士):花騎士界の同人誌担当(ただしポエム)。こちらもピンク髪。
秋雲(艦隊これくしょん):PC版のプラットフォームが同じ別ゲに登場するある意味同志。
リコ(アニポケ):アニポケ新シリーズの主人公の一人で担当声優も鈴木みのり氏の所謂中の人繋がり…なのだが、実はゲーム内でデジたんがアニポケのパロディネタを既にやっており、ある意味パロディしたネタで主人公になるという想定外の奇跡が起きてしまった。(但し、過去にゲスト枠のキャラで出演はしている。)
リコ自身についても
・絵が上手く、好きなもの(ポケモン)を見ると惚ける
・コミュ障気味で押しに弱いが好きなもの(ポケモン)に及ぶ危害を忌避し自己犠牲精神を発揮する
・ドットにどれだけガチか試されていると思い込み推しへの愛を語る。その推しの配信では自分のコメントを読まれただけで絶叫する
などなど細かいものを上げればキリがないくらい似通った部分が多い。
アニポケを見たウマ娘のトレ達からは「デジたんの因子を受け継いだキャラ」、「色々な意味で若干マイルドになったアニポケ版デジたん」という見解が概ねの意見である。
現実世界
タケシバオー:芝ダート、距離(1200-3200)、屋根、斤量、馬場状態一切不問という昭和の変態…もとい最強オールラウンダーであり、海外遠征の先駆者でもある。
エイシンプレストン:同じ00世代の競走馬。アグネスデジタルとライバル関係であり、日本馬史上初の海外GI3勝を香港で収めるなど香港で活躍したことから「香港魔王」と呼ばれた。アグネスデジタルとは5戦2敗。
佐久間大介:桁違いの課金をするレベルのウマ娘ファンであり、NHK総合の音楽番組『シブヤノオト』にてうまぴょい伝説が披露された時にはジャニーズタレントの身分を忘れ、出番待ち席で全力踊りしていた。この時偶然にも髪と衣装の色がデジタルと一致しており、視聴者から「リアルアグネスデジタル」「佐久間デジタル」と話題になった。
(あ、あたしの関連タグ結構ある……。
どどど、どういう物好きですか?)
勇者アグネスデジタル/ダークネスデジタル:闇堕ち勇者。