ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

横浜DeNAベイスターズの編集履歴

2022-11-03 14:15:13 バージョン

横浜DeNAベイスターズ

よこはまでぃーえぬえーべいすたーず

日本のセントラル・リーグに所属するプロ野球球団の一つ。

概要

保護地域(ホームエリア)は神奈川県


2020年現在の親会社はモバイルゲームなどIT事業を広く手がけるディー・エヌ・エー(DeNA)である。

球団会社名はチーム名と同じで、通称は『DeNA』又は『ベイスターズ』。 「ベイスターズ」とは「(横浜)港の星」という意味の造語であり、外国人の中には「ヨコハマベイ・スターズ(横浜港スターズ)」と勘違いしている者も少なくないらしい。


チームカラーはやや明るい青で、青系の他球団との区別のため星の光として黄色と組み合わされる事もある。


本拠地は、1軍は横浜市横浜スタジアム

イースタン・リーグに所属する2軍は、横須賀市の追浜公園内にある「横須賀スタジアム」である。

また2軍は平成前期にブランド戦略のため一時期湘南シーレックスというチーム名(愛称)であり、ユニフォームも別仕様であった。


捕鯨や水産加工食品の生産事業を行っていた大洋漁業(現マルハニチロ食品)の実業団チームを起源とする。1949年11月にプロ野球球団大洋ホエールズとして設立。本拠地は山口県下関市にあったが、1953年に松竹ロビンスと合併し「洋松ロビンス」と名乗り大阪府大阪市へ移転。1955年に「大洋ホエールズ」に名前を戻し神奈川県の川崎市へ移転。1978年に同県横浜市への移転と同時に横浜大洋ホエールズ、さらに1993年に横浜ベイスターズと改名し、2012年より現球団名。

2002年より親会社はTBS(現TBSHD)に変わるが、2011年11月に現親会社とチーム名になる。1992年オフから2011年オフの球団名の改名までの間、現在の12球団で唯一親会社名が入っていない球団であった。


セ・リーグ所属の現行6球団で唯一、以下の2つを経験している。

  1. 他球団との合併(1953年松竹ロビンスと合併)
  2. 保護地域となる都道府県の変更(山口県⇒大阪府⇒神奈川県)

過去の親会社時代には2回のリーグ優勝と日本シリーズ制覇を達成した。


球団史

現球団名になるまでの歴史については、大洋ホエールズ横浜大洋ホエールズ横浜ベイスターズの個別記事を参照。


中畑監督時代

2011年オフに尾花監督の解任とDeNAへの球団売却が正式に発表。球団名を現在の横浜DeNAベイスターズに改称した。新監督には中畑清を招聘、GMに高田繁が就任。監督は当初、工藤公康を招聘しようとしたが、破談に終わった。


DeNA球団1年目の2012年は最下位に沈む。しかし2年目の2013年には遂に長い最下位を脱出。最終順位こそ5位に終わったものの終盤までCS争い、ギリギリまで4位争いを繰り広げファンに暗黒時代の終焉を期待させた。

2014年も5位に沈み、中畑監督は辞任を申し入れるが、球団から慰留され続投。

2015年は春先こそ絶好調だったものの、交流戦を境に次第に失速。前半戦はどうにか首位で折り返したものの、勢いは既に削がれてしまっており最下位に転落。前半の時点で続投が報じられていた中畑は最下位になった責任を取り辞任した。後任には、アレックス・ラミレスが監督として3年ぶりに復帰。


ラミレス監督時代

2016年は4月に出遅れるものの、5月には一気に借金を完済。7月に3位になった後は1度も下がらず、9月19日に3位以上を確定させ、2005年以来11年ぶりのAクラスを決め、クライマックスシリーズに初めて進出した(CS発足後現存する12球団で一番遅い)。翌日には、大洋時代を知る最後の現役選手である三浦大輔が現役引退を表明した。クライマックスシリーズでは、ファーストステージで巨人を2勝1敗で破るが、広島と戦ったファイナルステージは1勝4敗(カープへのアドバンテージ含む)で敗れた。


2017年はシーズン終盤の巨人とのCS争いを制して2年連続3位でCS出場。甲子園での「泥仕合」、広島マツダスタジアムでのコールド負けと天気との戦いもあったがそれぞれ2勝1敗、4勝2敗(カープへのアドバンテージ含む)で勝利。セ・リーグ初となる3位からの日本シリーズ出場(19年ぶり3度目、球団名変更後初)を達成。日本シリーズではソフトバンクと対戦し、いきなり3連敗(横浜スタジアムで行われた第3戦の敗戦で「日本シリーズホーム不敗記録」が途絶えた)。それでも2連勝で巻き返してヤフオクドームに戻り、大逆転を狙うも第6戦サヨナラ負けで力尽き、2勝4敗で球団初の日本シリーズ敗退となった。これにより、1950年に出場し、1952年にこの球団と合併し消滅した松竹ロビンスと、2004年に消滅した大阪近鉄バファローズ(4回出場ですべて敗退)を含む日本シリーズの参加経験のある20世紀・昭和誕生の13球団が日本シリーズを敗退した事になる(2005年発足の楽天は2013年の優勝以外に出場・敗退がない)。


20年ぶりのリーグ優勝を目指した2018年は、東克樹(1位)と神里和毅(2位)の新人コンビが躍動し、新外国人ネフタリ・ソトが41本で本塁打王に輝くも、シーズンはCS進出を逃す4位となった。


球団創設70年目を迎えた2019年は、4月は調子が上がらず下位に低迷していたが、交流戦を機に徐々に復調。一時は首位巨人に0.5ゲーム差まで詰め寄るも、最後は巨人の底力に屈して9月21日に目前胴上げを許したが、ソトが2年連続の本塁打王と打点王の2冠に輝き、1997年以来となる2位になった。

CSファーストステージでは、滑り込みで3位に浮上した阪神タイガースと本拠地・横浜スタジアムで戦うこととなった(本拠地初開催。CS発足後現存する12球団で一番遅い)が、横浜スタジアムでの阪神との相性の悪さが影響して結局1勝2敗で阪神に敗退。


2020年MLB挑戦で退団した筒香嘉智の代わりに佐野恵太が4番打者に抜擢された。彼は打率.328で首位打者のタイトルを初めて獲得したが、チームは2年ぶりのBクラスとなる4位に終わった。シーズン終了後ラミレス監督が退任、後任は三浦大輔2軍監督が昇格。

主力として活躍していた梶谷隆幸井納翔一両選手がFA宣言により巨人へ移籍、またNPB/MLB公式戦通算2000試合出場・2000安打を達成し巨人・DeNA2球団で長らく活躍し続けてきたホセ・ロペスが退団。


三浦監督時代

2021年はフロント側の外国人選手のビザ発注に関する手違いで、外国人選手抜きの状態で開幕を迎えざるを得なくなってしまい、チームは最初から低調。また試合終盤に失点が嵩み中継ぎ投手が固定できなくなり、チーム防御率はリーグワーストの4.15を記録、最下位でシーズンを終えた。新人の牧秀悟が「球団54年ぶりとなる新人規定打席到達」&「セ・リーグ新人最多二塁打記録更新」&「打率3割越え」&「新人年でのサイクルヒット」を達成。


横浜(マルハ)ベイスターズ時代の1998年優勝メンバーをコーチ陣として招聘した2022年

シーズン序盤は毎週のように主力選手の怪我離脱やCOVID-19陽性反応離脱が続出しチームをまともに編成できない状況になり、親会社に因み(ソーシャルゲームの)「コスト制」と揶揄されてしまう。それでも7月以降はヤクルトの1強5弱状態から抜け出し、球団記録となる本拠地での主催試合17連勝を達成するなど一時期首位ヤクルトに4ゲーム差に詰め寄ったが、試合延期による過密日程が9月に組まれるとヤクルトに追いつく事が出来なくなり2位で終了。尚本拠地15連勝以上を記録した年に、唯一優勝出来なかったという初めての記録を残した。そしてクライマックスシリーズでは3年ぶりに横浜スタジアムで阪神を迎える事となったが、またもや1勝2敗で敗北。


pixivでは

2011年までの正式名称だった横浜ベイスターズベイスターズのタグが多い。

コラボレーションも実施したミルキィホームズ関連のイラストもちらほら。


フィクション作品において

ホエールズやベイスターズに所属する選手のキャラクターとして、巨人の星左門豊作パワプロシリーズの六道聖などがいる。


選手一覧

2022年11月3日現在

監督・コーチ

一軍

背番号名前役職
81三浦大輔監督
80相川亮二チーフ作戦兼バッテリーコーチ
75石井琢朗チーフ打撃コーチ
77鈴木尚典打撃コーチ
91斎藤隆チーフ投手コーチ
73木塚敦志投手コーチ
97田中浩康内野守備走塁コーチ
71小池正晃外野守備走塁コーチ
83青山道雄巡回コーチ
76田代富雄巡回打撃コーチ

二軍

背番号名前役職
87仁志敏久監督
84嶋村一輝打撃コーチ
70下園辰哉打撃コーチ
78大家友和投手コーチ
94小杉陽太投手コーチ
88永池恭男内野守備走塁コーチ
85柳田殖生外野守備走塁コーチ
74鶴岡一成バッテリーコーチ
90大村厳育成打撃コーチ
89藤田和男育成育成コーチ
82万永貴司野手育成コーディネーター兼野手コーチ
86八木快投手育成コーディネーター兼育成投手コーチ

所属選手

投手

捕手

背番号名前備考
10戸柱恭孝
29伊藤光
32益子京右
36髙城悛人
39嶺井博希
50山本祐大
57東妻純平
104東出直也育成選手

内野手

背番号名前備考
2牧秀悟
5藤田一也
5倉本寿彦
6森敬斗
9大和
31柴田竜拓
33粟飯原龍之介
38田中俊太
44小深田大地
51宮﨑敏郎
55田部隼人
60知野直人
66山下幸輝
99ネフタリ・ソト

外野手

背番号名前備考
00宮本秀明
0大田泰示
1桑原将志
7佐野恵太キャプテン
8神里和毅
23タイラー・オースティン
37楠本泰史
52細川成也
58梶原昂希2021年ドラフト6位
61蝦名達夫
63関根大気
103村川凪育成選手
105大橋武尊育成選手


過去に所属した選手

あ行

相川亮二

青田昇

青山道雄

秋元宏作

秋山登

荒井幸雄

綾部翔

荒波翔

阿波野秀幸

五十嵐英樹

石井琢朗

石井浩郎

石井裕也

石川雄洋

市川和正

伊藤裕季也

井手正太郎

稲田直人

井納翔一

井上純

岩本義行

牛田成樹

内川聖一

内村賢介

有働克也

江尻亮

江尻慎太郎

江藤慎一

遠藤一彦

大家友和

大田阿斗里

大西宏明

大沼幸二

大原慎司

岡島秀樹

小川博文

長田秀一郎

長田幸雄

小関竜也

小田嶋正邦

小山田保裕

か行

加賀繁

加賀美希昇

欠端光則

梶谷隆幸

片平晋作

加藤武治

加藤博一

風張蓮

門倉健

川端一彰

河原隆一

菊地和正

木塚敦志

金城龍彦

国吉佑樹

工藤公康

久保康友

久保裕也

熊原健人

黒羽根利規

桑田武

桑原謙太朗

桑原義行

小池正晃

小杉陽太

後藤武敏

小林太志

駒田徳広

小宮山悟

近藤昭仁

近藤和彦

さ行

齋藤明雄

斎藤隆

佐伯貴弘

坂元弥太郎

佐々木主浩

真田裕貴

重松省三

篠原貴行

島田直也

嶋村一輝

清水直行

清水義之

下園辰哉

白崎浩之

進藤達哉

鈴木隆

鈴木尚典

須田幸太

関口伊織

た行

大門和彦

高木豊

高木由一

高崎健太郎

高城俊人

高橋尚成

高橋雅裕

高宮和也

高森勇旗

武山真吾

田代富雄

田中一徳

田中浩康

田辺学

谷繁元信

種田仁

多村仁志

銚子利夫

辻恭彦

筒香嘉智

鶴岡一成

寺原隼人

土井淳

土肥義弘

東野峻

戸叶尚

友利結

な行

内藤雄太

中井大介

永池恭男

中後悠平

長崎慶一

中塚政幸

中根仁

中野渡進

中村武志

中村紀洋

那須野巧

新浦壽夫

仁志敏久

野村収

野村弘樹

は行

橋本将

畠山準

早川大輔

林昌範

波留敏夫

引地信之

平松政次

福嶋久晃

福田岳洋

福盛和男

福山博之

藤井勇

藤井秀悟

藤江均

藤田一也

古木克明

細山田武史

ま行

松家卓弘

松原誠

松本啓二朗

万永貴司

三浦大輔

光山英和

宮里太

村岡耕一

村田修一

基満男

森徹

盛田幸妃(幸希)

森中聖雄

森本稀哲

や行

屋鋪要

柳田殖生

山口俊

山崎賢一

山崎憲晴

山下大輔

山本省吾

山本武白志

横谷彰将

横山道哉

吉見祐治

吉村裕基

米田慶三郎

わ行

若田部健一

若菜嘉晴

渡辺直人

外国人

ディック・スチュアート

ジーン・マーチン

ジョン・シピン

クリート・ボイヤー

フェリックス・ミヤーン

レオン・リー

カルロス・ポンセ

ジム・パチョレック

ラリー・シーツ

R.J.レイノルズ

グレン・ブラックス

ロバート・ローズ

ラファエル・ベタンコート

ボイ・ロドリゲス

スティーブ・コックス

タイロン・ウッズ

セドリック・バワーズ

マーク・クルーン

ターメル・スレッジ

ホセ・カスティーヨ

ブレッド・ハーパー

アレックス・ラミレス

アーロム・バルディリス

ナイジャー・モーガン

エンジェルベルト・ソト

ホルへ・ソーサ

トニ・ブランコ

ユリエスキ・グリエル

ギジェルモ・モスコーソ

ヨスラン・エレラ

マイク・ザガースキー

エリアン・エレラ

ジョー・ウィーランド

スペンサー・パットン

ホセ・ロペス

マイケル・ピープルズ



永久欠番

なし


マスコット

2012年3月以前

ホッシー ホッシーナ ホッシーゾ


2012年3月以降

DB.スターマン DB.キララ DB.ライダー


球団歌

現在の公式球団歌は横浜ベイスターズ時代に原曲が作られた『熱き星たちよ』である。何と毎年現役の監督および選手が歌いリリースするという独自のコンテンツ展開を行っている。


関連項目

野球 プロ野球 NPB セントラル・リーグセ・リーグ

DeNA 横浜スタジアム


大洋ホエールズ 横浜大洋ホエールズ 横浜ベイスターズ 湘南シーレックス


問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました