基礎データ
ずかん | No.516 |
---|---|
英語名 | Simipour |
和名英語風表記 | (Hiyakkie) |
ぶんるい | ほうすいポケモン |
タイプ | みず |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 29.0kg |
とくせい | くいしんぼう / げきりゅう(夢特性) |
※くいしんぼう:きのみを持たせると、いつもより早く使用する。(最大HPの1/2以下で使用する)
※げきりゅう:自分の最大HPが3分の1以下になると、みずタイプのわざの威力が1.5倍になる
進化
ヒヤップ →ヒヤッキー(「みずのいし」を使用)
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)に初登場した水色の猿の姿をしたポケモン。
名前の由来は、恐らく「ヒヤ(冷や:つめたい状態の意味)+キー(モンキー<monkey>:猿の意味または<木>)」
進化したことで頭のふさは伸びてまさかのロン毛になった。
そしてヒヤップ同様、やはり常に笑顔を絶やさない。尻尾の先の房も増えた。
ヤナッキーやバオッキーの体毛はジャケットやズボンを模した形状であるのに対し、ヒヤッキーはワンピース状になっているため、はいてないなどとネタにされることもある。
ちなみに生まれてくる個体割合は♂87.5%/♀12.5%であり、ほとんどが雄である。
頭のふさで貯水する。貯水量が減ると尻尾の先から水を吸い上げて補給する。
にこやかに手を振りながらこちらにねっとう攻撃を発射する彼の、ただならぬ鬼畜オーラが印象に残ったプレイヤーも少なくないようである。
ただ、尻尾の先から水を高圧で発射すると、"コンクリートの壁"も破壊する威力を持っているとポケモン図鑑には記述されている。
そっちの方がよっぽど恐い話である。
また一部ではキュアマリンなのではないかという説も囁かれている。
イッシュ地方の星座では、2月生まれは"ヒヤッキー座"である。
性能面
H | A | B | C | D | S |
---|---|---|---|---|---|
75 | 98 | 63 | 98 | 63 | 101 |
ヒヤッキー、ヤナッキー、バオッキーの種族値は3匹とも全く同じ値である。
他の3猿よりは差別化はしやすく、特殊はスターミーが覚えない「わるだくみ」「きあいだま」
「ちょうはつ」があり、余り意識の必要はないが物理はフローゼルは覚えない「アクロバット」
「いわなだれ」を覚えられる。
タマゴ技である「ハイドロポンプ」も習得出来るので、わるだくみとの相性も良い。
ちなみに「わるだくみ」はみずタイプでは他に覚えられるのがヤドキング位だったりする。
相手に隙が出来れば暴走できるチャンスがあるのでその点は他のイッシュ三猿よりは恵まれているかもしれない。
夢特性は「げきりゅう」。但し、現在は配信で入手できるもののみである。初登場時はげきりゅう最速だったのだがゲッコウガ、インテレオンに抜かれてしまっている。幸い、この2匹もわるだくみは覚えないので差別化は容易。
その為、ヒヤッキー自体は普通に戦うことが出来るポケモンなのだが…
ヤナッキー・バオッキーは登場当初からジュカインやゴウカザルと比較され、見劣りしている事から不遇の烙印を押されていたのだが、その流れで同期であるヒヤッキーも弱いという印象を植え付けられてしまっている(実際、ヒヤッキーが対戦環境を揺るがす程強力な性能ではない事もこういった印象を拭いきれない要因になってしまっている)。
更に三猿のリーダー格であるヤナッキー、人気投票で最下位になった事で逆にネタにされる様になったバオッキーと違い、最低限戦えるが故にスポットが当たらない(そもそも本編に出て来ない)という問題点も抱えてしまっており、なかなか名誉挽回に至らないのが現状である。
『才能を持ちながらもめぐりあわせが悪くて世間に認められない』という本来の意味での不遇ポケモンがこれ程までに当て嵌まったポケモンもそうそう居ないだろう。
ヒヤッキーの明日はどっちだ。
使用トレーナー
ゲーム版
※1:主人公がミジュマルを選んだ場合
※2:主人公がポカブを選んだ場合
※3:主人公がツタージャを選んだ場合
アニメ版
- バッキー(BW71・72話)
漫画版
- コーン(ポケスペ)
アニメ版
- BW71・72話
- ドンナマイトに参加したトレーナー・バッキーのポケモンで登場。
その他
XY | 25話・99話 |
---|