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ペンギンの編集履歴2025/01/10 12:29:51 版
編集者:Tomoyuki KIDA
編集内容:追加しました。

🐧概要

地球、いや宇宙のなかでも最もキュートでラブリイな動物である。

無論鳥類の中でも圧倒的なカワイさを誇り、そのカワイさは彼方アンドロメダまでにも伝わっているという。

フラミンゴキウイインコ九官鳥オウムなどの強敵を押しのけてのこの成績は大したものではなかろうか。

しかし、人間はそんなカワイイペンギンの住むところを地球温暖化によって破壊しているのである。許せんのう。

また、カワイイだけではなく、ひとたび水中に潜れば、効率的な推進器官に進化した翼を羽ばたかせて脅威的な遊泳能力を発揮する。

潜水能力も高い。泳ぎが得意な事に加え、濃い密度の羽毛が空気を溜め込む構造となっており、これが高い加速力を引き出す秘密である。

また、翼は結構力強く、(種にもよるが)その一撃は人間の骨を折るほどだという。

も非常に鋭く、無闇に手を出すとを切り裂かれる事になる。油断は命取りだ。

尾尻から油を分泌し、それを体に塗ることで水の抵抗を減らす事ができる。列をなしてよちよちと歩くが、これは特にリーダーに付いて行っている訳ではなく、単純にそういう習性である。人間に近寄ってくる好奇心旺盛さも見られる。

この他、雪原を腹這いで移動する「トボガン」という移動方法があり、名称はアメリカ先住民のソリに由来する。

近年ではあまり使われないが、「人鳥(じんちょう)」「企鵝(きが、企は爪先立つの意、鵝はガチョウ)」という和名も一応存在している。

ちなみに、「ペンギン」とは元々オオウミガラスを指す言葉であった。オオウミガラスは大西洋に棲んでいた海鳥で、現在では絶滅している。

また、意外なようだがペンギンと歴史的・種類的に最も関係の深い地域はニュージーランドである。ニュージーランドがペンギンの故郷であり、最大絶滅の種もニュージーランドに生息していただけでなく、現在もペンギンの種類数が世界一いる。

利用

現在ではどの種類のペンギンも狩猟禁止になっていて、経済的な利用価値は無い。強いて言えば動物園や南極観光の人気者になるのが人間にとっての利用価値である。

ただ、過去にはロイヤルペンギンはの採取のため狩猟の対象となっていた。一応食べられる鳥でもあり、南極探検船の乗組員は食糧が限られる南極の環境下で捕らえては食べていたという。南極物語で知られるタロジロが生き残れたのもペンギン達の尊い犠牲があってこそだった。

味は油臭くてクセが強く、味噌煮などにすれば何とか食べられないことはないという程度。ペンギンは警戒心に乏しく、簡単にとらえられるにもかかわらず絶滅しなかったのはこの味のおかげという話もある。

ちなみに元祖ペンギン「オオウミガラス」は美味しかったおかげで人間に絶滅させられました。

様々なペンギンたち

コウテイペンギン

現生する最大のペンギン。英語でエンペラーペンギン。

南極に恒久的に棲むペンギンのひとつ。卵や雛を親鳥の下腹部の皮膚のたるみで保護する習性がある。雛のかわいい容姿が有名。別にミサイルになってゴールに突っ込んだりしない。

同属にオウサマペンギン(キングペンギン)がいる。

アデリーペンギン

コウテイペンギンと共に、南極に恒久的に棲むペンギンの一つ。

同属のヒゲペンギンジェンツーペンギンが南極半島に見られる。

ロッテのガムのパッケージに描かれているのは本種。

ケープペンギン

ペンギン=寒冷な地域の動物、と言うイメージに反し、アフリカの海岸に棲息するペンギン。

同属にフンボルトペンギンマゼランペンギンガラパゴスペンギンがいる。フンボルトは日本で最も飼育数の多いペンギンの一つ。

コガタペンギン

オーストラリア南部やニュージーランド近海に生息する最小のペンギン。

マオリ族の到来にも耐え、現在でも逞しく生きる姿が見られる。

同属にハネジロペンギンがいる。

キガシラペンギン

ニュージーランド南島近海に生息するペンギンで、唯一群れる事がない種類。

マオリ族の到来によって絶滅したワイタハペンギンのニッチに収まった。

ジャイアントペンギン

絶滅種。史上最大のペンギンだった。

人類が登場する以前に滅びた為、詳しい事は殆ど分かってない。

ちなみに日本は現状、世界に棲息する18種中11種のペンギンを見る事ができる他、世界中で飼育下にあるペンギンの総数の約4分の1が日本におり、世界で4館しかないコウテイペンギンの飼育施設の内の2館が存在しているという、世界でもちょっと類を見ないペンギン好き過ぎ大国となっている。

……かわいいからシカタナイネ。

こんなものまで

ペンギンをモチーフとしたキャラクター

ゲーム

ペンギンがメインの作品

ペンギンの名引用、擬人化、ネタ等

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編集者:Tomoyuki KIDA
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