ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

の編集履歴

2023-06-17 16:32:24 バージョン

むしまたはちゅう

「虫」と呼ばれる生物のこと。昆虫やクモ、カタツムリなどの小動物が該当する。

虫とは

  1. 人間以外の小さな生き物。多くは昆虫を指す。
  2. 季語。美しい声で鳴く昆虫の総称。マツムシスズムシなど。
  3. 人に害を与える小動物。人の体内に住む寄生虫や、ノミシラミシミなど。→ 害虫
  4. 人間体内にあり、さまざまな考え感情を起こすもとになると考えられていたもの(腹の虫、浮気の虫など)。
  5. 一つの事に熱中する人(本の虫、勉強の虫など)。
  6. ある特定の性向をもっている人。他の語と複合して用い、その人をあざけっていう(泣き虫など)。

生き物の虫

昆虫を多くは指し、ほかにもダンゴムシムカデヤスデミミズカタツムリ(デンデンムシ)、タニシなども虫として扱われているが、人によって認識は異なる。



漢字

漢字の「虫」の字は本来、単に動物を指す文字であった(のモデルは蜷局を巻いた蛇)。哺乳類は「虫」(もうちゅう)、鳥類は「虫」(うちゅう)、魚類爬虫類は「虫」(りんちゅう)、カメ甲殻類などの節足動物は「虫」(こうちゅう)、そしてヒトは「虫」(らちゅう)と呼ばれていた。


哺乳類である蝙蝠であるも虫偏である(貝類に貝偏が付かないのは、貝が本来お金に関する漢字であることによる)。も虫として扱われ、も「長虫」といわれている。そのため、蛇やによく似た「」にも虫偏がついている。


人間との関わり

虫と呼ばれる動物たちは地球上のあらゆる生態系に多数が棲息するため、人類も必然的に彼らとは密接な関係にある。過去には虫を食用にする(昆虫食)文化が広く存在し、またノミなどの寄生虫は人類にとって身近なものであった。


古来の日本人セミスズムシの声、空を行き交うトンボ四季の移り変わりを感じ、戦前の日本ではを育ててを生産する「養蚕」が盛んであった。


ところが、現代のコンクリートアスファルトで覆われた大都市では小動物が激減しており、季語となっている「虫の声」も聞かれなくなった。「夏の風物詩」であったセミの声もなじみがなく、「うるさい」として嫌う人が増えている有様である。日常生活で目にする虫はハエゴキブリダニなどの「衛生害虫」「不快害虫」に限られがちになっている。そういった虫は発見するやいなや殺されてしまう事が多い。それでも種多様性が高く比較的見栄えのする甲虫などを中心に、野山での昆虫採集などを愛好する人々もいる。


一方で、農業の世界では、現代に至るまで人類と虫たちとの密接な共生関係が続いている。まずあげられるのは、や蝶などの受粉昆虫との関わりで、蜂蜜を生産するミツバチ家畜として飼育する「養蜂」という営みもある。またミミズ線虫の多く棲息するは、良質な作物を育む。もちろん葉や植物の汁を食べてしまう芋虫アブラムシなどの害虫もいるが、こういった害虫を食べてくれるトンボやカマキリなどは「益虫」として農家にありがたがられる。


虫を「主題」とした版権作品

※虫の形をした"憑き物"で、厳密には異なる。


虫と呼ばれるもの


関連タグ

:表記揺れ。

バグ/bug英語


カテゴリー

生物 生き物 動物 小動物

節足動物 環形動物 原生生物

蠕虫/ワーム/worm

寄生虫

昆虫/インセクト/insect



特徴

触角  外骨格

 幼虫  成虫

芋虫 毛虫 地虫 

脱皮 孵化 羽化


人間との関わり

益虫 害虫

虫取り 昆虫採集/昆虫採取 虫相撲

殺虫剤 標本箱

虫好き 虫嫌い


フィクション・創作

むしタイプ 昆虫族

人外 虫人 虫娘/蟲娘 虫属性 蟲使い

虫擬人化 昆虫擬人化 ぴく虫

虫化 擬虫化 虫獣遁の術

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました